わたしはかもめ2021年鴎の便り(3月)

便

3月11日

東北楽天8−5千葉ロッテ(静岡)

ロッテは3年目の山口が3回にオープン戦初本塁打となる先制3ランを放ち定位置獲得へアピールした。育成選手の本前は先発して3回無失点と好投した。楽天は下妻が適時二塁打を含む2安打をマーク。捕手としても二盗も刺した。

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千葉ロッテ0030020005
東北楽天00001304x8

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ロッテ佐々木朗希さぁ登板、国内では19年神宮以来[ニッカン]

いよいよだ。ロッテ佐々木朗希投手(19)が12日、中日とのオープン戦(ZOZOマリン)でプロ入り後初めて実戦登板する。中継ぎで1イニングを投げる予定になっている。

チケットはすでに完売済みで、当日券の販売予定もない。球場では5000人のファンがデビューを見守ることになる。雨も心配されるが、予報は落ち着いてきた。

19年4月、奈良県内のグラウンドで行われた高校日本代表候補合宿で、高校生史上最速の163キロをマークした。会場は非公表だった。NPB関係者、報道関係者以外では、歴史的1球を目撃した人は少ない。

大船渡高時代、公式戦の登板は岩手県内だけ。春や夏の大会には、首都圏をはじめ全国から駆けつけるファンもいたものの、大型駐車場のナンバーを見る限り9割近くが岩手県内からだった。東京・神宮球場で行われた高校日本代表壮行試合には2万8436人が訪れ、事実上の全国デビューになった。

その後は韓国・機張で行われたU18ワールドカップに登板したが、当時は日韓関係が不安定だったこともあり、日本から訪れるファンは100人に満たなかった。

プロ入り後も、佐々木朗のブルペン投球を生で見る機会は限られている。昨年石垣島キャンプでは最終日にプロ初のブルペン入りをし、球団関係者や報道関係者を含め約300人が目撃した。その後、2軍の浦和球場でブルペン入りする機会もあったが、新型コロナ拡大防止対策で球団関係者以外の観戦、練習見学は不可能になっている。

5日のシート打撃では最速152キロだった。まずは着実に、実戦マウンドに慣れていくことを優先する。それでも…いよいよのお披露目だ。前日11日には本人も「正直、今から少し緊張をしています」と初々しくコメントした。

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ロッテ山口1号「ちびまる子」舞台近くの球場で一句[ニッカン]

ロッテ山口航輝外野手(20)が、お茶どころ静岡で待望の1発を放った。

0−0の3回2死一、二塁。楽天滝中の137キロ直球をすくい上げた。「打った瞬間に入ると分かる打球でした。角度も感触も良かったです」。アーチストらしい弾道で、左翼席中段まで運んだ。

2週間後が楽しみだ。ここまで9試合連続で4番で起用される。井口資仁監督(46)も「もちろん今の調子を維持してくれれば(開幕)スタメンもあります」と抜擢の可能性を示唆。プロ1、2年目と1軍経験ゼロの20歳が、安田や藤原と同様、一気にレギュラー奪取へ突き進んでいる。

中学時代、国語の授業で伊藤園主催「おーいお茶 新俳句大賞」に応募。「ラグビーの 選手の体 湯気が立つ」が佳作特別賞を受賞した。ブレークが期待され、キャンプイン前から報道陣に“新作”を求められるケースが増えた。

さて、待ち望んだ本塁打の1発の後はどう詠むか。「考えてきましたよ!」とノリがいい。

「3月だ サクラも咲くぞ オレも咲く」。

さくらももこさんの名作漫画「ちびまる子ちゃん」の舞台・清水も徒歩圏内の球場で、久しぶりの句を声に出して無事に披露。漫画でおなじみ「友蔵 心の俳句」のようにならずに済んだ。

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佐々木朗希いよいよデビュー!6回に中継ぎ登板へ[ニッカン]

最速163キロ右腕ロッテ佐々木朗希投手がいよいよデビューする。12日の中日戦(ZOZOマリン)で先発二木を継いで、6回に中継ぎ登板する見込みだ。

震災から10年の「3・11」はキャッチボールなどで調整。楽天戦の試合前には黙祷した。「正直、今から緊張しています。明日も緊張するとは思いますが、楽しんで自分らしく投げることができれば」とコメントした。

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NPB&J外国人の特例入国、宣言解除後に政府検討[ニッカン]

政府が新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の全面解除後、来日できていないプロ野球やJリーグなどの外国人選手の入国容認を検討していることが11日、分かった。

現在、外国人の新規入国を原則として認めていないが、特例措置として入国できるように調整している。21日に緊急事態宣言が全面的に解かれれば、ビザの取得などを経て、最短で3月下旬にも来日できることになりそうだ。

プロ野球はDeNAの全10人を最多に12球団47人が来日できておらず、Jリーグとともに国に入国を認めるよう要望してきた。政府は公益性などを考慮して受け入れを検討し、入国後14日間の待機期間の扱いについては、防疫措置を含めて議論している。

この待機期間については8日に巨人原監督が全外国人を東京ドームと隣接するホテルに集めての「12球団合同練習案」を披露。隔離と調整を並行して、合流までの時間を短縮させる具体案を示した。普通に3月下旬来日ならば2週間の隔離期間と再調整や2軍での実戦を積み、1軍合流は5月になるとみられるが、少しでも期間を短縮させることが期待される。

今月はサッカーの日本代表戦が予定。25日にサッカーの日韓戦(日産スタジアム)、30日にワールドカップ(W杯)アジア2次予選のモンゴル戦(千葉・フクダ電子アリーナ)についても、政府はこれらに出場する海外選手も受け入れることを検討している。

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ロッテに継承される、10年たっても変わらないもの[ニッカン]

ロッテには熱く継承されるものがある。10年前の「3・11」に戦った楽天と、ちょうど10年後も対戦。2試合ともマウンドに上がったプロ14年目の唐川侑己投手(31)が証言した。

「投げた後に衝撃的なニュースが入ってきて。鮮明に覚えています」と振り返る。兵庫・明石で行われた10年前は先発し、6回1失点だった。8回表で試合は打ち切り。帰りのバスで映像が流れ、チームはざわめき、やがて絶句に変わった。

ちょうど10年後はセットアッパーとして、魔球カットボールを食い込ませた。「ポジションも違いますし、年もあるのかも分からないですけど、チーム全体が見えるようになりました」と言う。ずっとロッテにいるからこそ。「僕が入った時からのロッテカラーとして、みんなが1つ束になってまとまった時は、すごい力を発揮する。それは変わらないのかなと思います」と言い切った。

あの日から10年後は、育成左腕の本前郁也投手(23)が先発した。支配下登録を目指し「とにかくアピールし続ける、という思いしかないです」と奮闘。楽天を3回1安打無失点に抑え、大きくアピールした。入団2年目の今春キャンプで1軍に抜擢された。

北海道出身で10年前は日本ハムファン。一体感が好きだった。ロッテに入って印象は変わった。「今こうやって2軍も1軍も経験して。去年2位の悔しい思いもあって、一体感が強いなって感じました」と嬉しそうに話した。

本前の好投を、左翼を守る荻野貴司外野手(35)が盛り立てた。初回の1番小深田、2回2死一塁での7番小郷。いずれも低く難しいライナーで、後逸したら長打必至。2つともしっかりキャッチした。「キャンプからずっとレフトの練習をしてたので。勝利に向けて全員でやるのは、変わらずやっていきたいです」。プロ2年目の10年前は2番遊撃で出場していた。

荻野と二遊間を組んだのは、10年後の井口資仁監督(46)だ。震災直後のネット裏のざわめきを覚えているという。「あれから10年も経つんだなと。イーグルスもですけれど、我々もいい意味でパワーを届けられたらなと思いながらやっています」。回想しながら、各々がチームの輪の強さを言葉に。優勝への思いを強くする10年後の3・11だった。

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ロッテ本前3回0封で支配下アピール、監督も高評価[ニッカン]

背番号120の育成左腕、ロッテ本前郁也投手(23)が支配下選手登録へ大きくアピールした。

先発し、楽天打線を3回1安打無失点。直球は140キロ台前半ながら、昨季チームが苦手とした楽天打線を、間合いも工夫しながらしっかりと力で差し込んだ。シーズン開幕2週間前の先発。「まだチャンスがあるのかなと。そこを逃さないように今日に合わせていこうと思いました」と振り返り「結果を求められていると思うので、そこで無失点というのは良かった点だと思います」と安堵の表情を見せた。

2月24日のソフトバンクとの練習試合に続き、この日も3回を投げた。チームは先発左腕を欲し、本前にその可能性を見いだしている。「球数を少なく、長いイニングを」と次回を見据えた。井口資仁監督(46)も「またローテーションに1歩前進したんじゃないですかね。当然支配下にならないとローテーションになれないから、そこにも2歩くらい」と高く評価していた。

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ロッテ黙祷、佐々木朗希も目閉じる、明日初登板[ニッカン]

オープン戦楽天対ロッテ(静岡)の試合前、午後0時54分から55分にかけ、東日本大震災の犠牲者をしのぶ1分間の黙祷が行われた。ロッテ佐々木朗希投手(19)も目を閉じた。

佐々木朗は岩手・陸前高田出身。小学3年生の時に被災し、父と祖父母を亡くした。あれから10年。「僕にとっては毎年忘れることはなかったので、特に10年目だから何かある訳じゃないんですけど、3月11日は毎年、特別な日だなと思います」と話す。昨年末の帰省時には墓参りもした。

12日にはいよいよ、オープン戦中日戦(ZOZOマリン)でプロ初の実戦登板へ向かう。「今年は試合でたくさん投げて活躍して、たくさんの人に勇気や希望を届けることができるように頑張りたいなと思います」と誓っている。

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ロッテ山口お茶どころで待望アーチ、意外な一面も[ニッカン]

9試合連続で4番打者に起用されるロッテ山口航輝外野手(20)が、お茶どころ静岡で待望の1発をかっ飛ばした。

0−0の3回2死一、二塁。楽天滝中の137キロを豪快にすくい上げ、打った瞬間にそれと分かる先制3ランとなった。

去年まで1度も1軍経験がなく、1軍の実戦ではこれが初アーチ。中学時代には伊藤園が開催した「おーいお茶 新俳句大賞」で佳作特別賞を受賞するなど、意外な一面を持つ。

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ロッテ、OP戦チケットが完売[ニッカン]

ロッテは11日、今後ZOZOマリンで開催するオープン戦3試合の観戦チケットが完売したと発表した。3試合とも当日券の販売もない。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5000人の入場制限とし、一定の間隔を空けた上での全席指定制で、2月28日から順次販売していた。12日の中日戦も11日午前10時までに完売した。

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ロッテ・山口、OP戦1号に一句詠む「三月は 桜も咲くぞ 僕も咲く」[サンスポ]

ロッテ・山口航輝外野手(20)が11日、楽天戦(静岡)の3回に左翼席へ3ラン。右の大砲候補はオープン戦1号に一句詠んだ。「三月は 桜も咲くぞ 僕も咲く」。1軍デビューを目指す明桜高(秋田)出身の20歳は、13歳のときに『おーいお茶 新俳句大賞』で応募した俳句が佳作特別賞を受賞。プレーだけでなく、俳人としても売り出し中だ。

オープン戦全7試合に「4番・一塁」で先発出場し、6試合で安打をマーク。28打数9安打の打率.321、1本塁打、5打点と好調をキープしている。

東日本大震災から10年の節目に「野球ができていることに感謝」と謙虚に語った。開幕スタメンはもちろん、開幕4番を射程にとらえた。

山口航輝(やまぐち・こうき)
2000(平成12)年8月18日生まれ、20歳。大阪府出身。加美北小1から平野エンゼルスで野球を始める。加美中ではナガセボーイズに所属。明桜高(秋田)では1年春からベンチ入りし、2年夏に甲子園大会出場。2019年ドラフト4位でロッテ入団。昨季は2軍で70試合に出場して打率.258、7本塁打、30打点。183センチ、97キロ。右投げ右打ち。独身。年俸560万円。背番号51。

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ロッテ佐々木朗「少しずつ復興が前に進んでいて嬉しい」[サンスポ]

3・11から10年。ロッテ・佐々木朗希投手(19)は楽天とのオープン戦前に東日本大震災の犠牲者を悼み、1分間の黙祷をささげた。

「少しずつではありますが(復興が)前に進んでいることはすごく嬉しく思います。僕自身も前に進んでいけたら」。

岩手・陸前高田市出身で自身も被災者。大好きな父・功太さん(享年37)と祖父母を津波で失った。

◇井口監督「野球でパワー与えられたら」

ロッテは10年前の震災当日も楽天と対戦していた。「3番・二塁」で出場していた井口監督は「我々は野球でパワーを与えられたら」と野球人の使命を再認識した。

12日の中日戦(13時、ZOZOマリン)で佐々木朗はプロ入り後初の実戦マウンドに立つ。五回から1イニングの予定で、この日はキャッチボール、ノック、ランニングなどで調整した。

「緊張をするとは思いますが、楽しんで、自分らしく投げることができればと思います」。

3・12。令和の怪物が、本拠地のマウンドで新たなスタートを切る。

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ロッテ育成・本前、好投3回無失点、支配下へアピール[サンスポ]

ロッテの育成選手の本前が先発し3回1安打無失点と好投した。切れのいい直球を軸に3回の下妻の左前打だけに抑えた。支配下登録に向けてアピールし「結果を求められる。そこで無失点は良かった」とうなずいた。

先発陣は石川が下半身に不調を抱えて駒が足りないだけにチャンスはある。「とにかくアピールし続けるしかない。早く支配下になってローテに入れればいい」と意気込んだ。

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ロッテ・佐々木朗「楽しんで自分らしく投げることができれば」、12日プロ初実戦マウンド[サンスポ]

12日の中日戦(13時、ZOZOマリン)でプロ入り後初めて実戦マウンドに立つロッテ・佐々木朗希投手(19)が11日、「正直、今から少し緊張をしています。明日も緊張をするとは思いますが、楽しんで自分らしく投げることができればと思います」と話した。

佐々木朗は11日の楽天とのオープン戦(静岡)前にキャッチボール、ノック、ランニング。平らな場所で捕手を立たせた投球などを行った。

東日本大震災から10年については「少しずつではありますが(復興が)前に進んでいることはすごく嬉しく思います。そして(岩手出身の)僕自身も前に進んでいけたらと思っています。今年は10年という節目ではありますが、僕にとっては3月11日は毎年忘れることができない日。3月11日は毎年特別な日だと思っています」と実感を込めた。

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ロッテが音楽ストリーミングサービス「Spotify(スポティファイ)」で公式アカウント開設[サンスポ]

ロッテは11日、音楽ストリーミングサービス「Spotify(スポティファイ)」において公式アカウントを開設したと発表した。開設にあたり、投手陣の登場曲をまとめたプレイリストを第一弾として公開した(権利の都合上、一部楽曲は含まれない)。

プレイリストは無料(アプリダウンロードおよびアカウント登録必須)。ロッテ公式サイト内の選手登場曲ページにおいても、Spotifyを活用して曲の一部が試聴可能になった。

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ロッテ・山口がオープン戦初アーチ左翼席中段へ先制3ラン[サンスポ]

ロッテ・山口航輝外野手(20)が3回2死一、二塁で、楽天先発の瀧中から先制の左越え3点本塁打を放った。山口は、明桜高(秋田)から入団3年目で1軍戦出場なし。11日も含めてオープン戦全7試合に「4番・一塁」でスタメン出場している。左翼席中段まで運ぶオープン戦初本塁打をたたき出した。

7試合中6試合で安打を放っており、この本塁打で通算26打数8安打5打点。打率.308と好調をキープしており、4番での開幕スタメンの可能性を高くした

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プロ初実戦登板の佐々木朗希効果!?ロッテ、12日の中日戦チケット完売発表[サンスポ]

ロッテが11日、12日の中日とのオープン戦(13時、ZOZOマリン)のチケットが11日午前10時までに完売したと発表した。12日は佐々木朗希投手(19)がプロ初の実戦登板。“令和の怪物”の投球に大きな注目が集まった形だ。チケット販売は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5000人の入場者制限。座席ごとに一定の間隔を空けた全席指定席としている。

ロッテがZOZOマリンで開催するオープン戦6試合は全てチケット完売となった。当日券の販売もない。佐々木朗は登板を1日前に控え、楽天対ロッテ戦(静岡)の試合前にキャッチボール、ノック、ランニング。平らな場所で捕手を立たせた投球などを行った。

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7月球宴のテーマは「ずっと、想いをひとつに。」[サンスポ]

日本野球機構(NPB)は11日、「マイナビオールスターゲーム2021」(第1戦・7月16日=メットライフドーム、第2戦・同17日=楽天生命パーク)を「ずっと、想いをひとつに。」をテーマに開催すると発表した。

昨年は新型コロナウイルスの感染拡大で史上初めて中止となり、今年は1951年に第1回が開催されてから70回目の節目を迎える。また、今年の第2戦は東日本大震災が発生した2011年以来、10年ぶりの仙台での開催となることから、NPBは「東北の皆さまに最高のスポーツエンターテインメントを送るとともに、日本各地に東北の“今”を発信していく」としている。開催要項は5月下旬に発表される。

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ロッテ・山口、初球フルスイング“プロ1号”!8月18日生まれ右の大砲候補、清原&誠也に続け[スポニチ]

2000年8月18日生まれの20歳。ロッテ・山口が「プロ1号」を放った。この右の大砲候補が大成しないはずがない。通算525本塁打の清原和博、侍ジャパンの4番でもある広島・鈴木誠也も誕生日は8・18だ。

「初球からフルスイングして仕留められたのが良かった。角度も感触も良かった」。

そう振り返ったのは3回2死一、二塁だった。滝中の初球、137キロ直球を、左翼席中段へ。オープン戦1号となる3ラン。急成長の20歳は、ここまでオープン戦6試合全て「4番」でスタメン出場し、23打数7安打の打率.304と好調をキープしている。

レアードが腰の不安を抱え、井上も調子が上がってこない。外野登録ながら一塁挑戦させ、4番に据えた井口監督の期待に応え続けている。「開幕スタメンもある。4番を打たせてるのでもっともっと期待している」。まだ1軍出場さえない山口に対し指揮官は、そう目尻を下げた。

球団の大きな期待を背負う。ドラフト当時、広島・鈴木誠を思わせる右の大砲であることから、鈴木誠が入団時に背負った背番号51に決まった。誕生日も同じ8月18日。1915年に第1回全国中等学校優勝野球大会(現在の夏の甲子園)が開幕した「高校野球記念日」でもある。

中学時代、伊藤園の「おーいお茶 新俳句大賞」で佳作特別賞を受賞。お茶どころの静岡で開幕スタメンを引き寄せる一撃を放った。「そこを目標にやっている」。若武者は、続けて詠んだ。「三月だ 桜も咲くぞ 僕も咲く」。

山口航輝(やまぐち・こうき)
2000年(平12)8月18日生まれ、大阪府出身の20歳。明桜(秋田)では投手として2年夏に吉田(現・日本ハム)擁する金足農を秋田大会決勝で破り甲子園出場。3年夏は決勝で再戦し敗れた。高校通算25本塁打で、投手では最速146キロ。18年ドラフト4位でロッテ入り。昨季はイースタン・リーグでチーム最多の7本塁打。1メートル83、97キロ。右投げ右打ち。

◇「初4番」安田超えなるか

ロッテの開幕4番最年少記録は、1970年有藤通世の23歳3ヶ月。山口は20歳7ヶ月で開幕を迎えるが、球団記録更新となるか。なお、ロッテの4番最年少記録は55年の榎本喜八の18歳8ヶ月。21歳未満での初4番は前記の榎本と52年の山内和弘(20歳1ヶ月)、57年の葛城隆雄(20歳10ヶ月)の3人しかいない。昨年の安田の初4番は21歳3ヶ月だった。

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ロッテ育成2年目・本前、3回1安打無失点、支配下へまた前進「とにかくアピール」[スポニチ]

ロッテ育成2年目の本前が先発で3回1安打無失点と好投。立ち上がりを3者凡退で切り抜けると、2回は「オーラがあった」という浅村に四球を与えたが、変化球を有効に使って後続を断った。「結果を求められていると思うのでよかった。とにかくアピールし続けるしかない」と振り返った左腕。井口監督は「ローテ入りにまた一歩近づいた。支配下?当然、一歩も二歩も近づいた」と高く評価した。

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ロッテ・朗希、12日の中日戦でいよいよ実戦デビュー「楽しんで自分らしく投げることができれば」[スポニチ]

ロッテの佐々木朗が、12日のオープン戦・中日戦(ZOZOマリン)で実戦デビューする。静岡・草薙のサブグラウンドで、ランニングやコンディショニングのメニューをこなし最終調整。キャッチボールでは約20メートルの距離で、踏み込む足の位置などフォームを確認した。

プロ2年目で初めての対外試合へ向けて「正直、今から少し緊張している。明日も緊張すると思うが、楽しんで自分らしく投げることができれば」とコメントした。

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外国人選手の入国容認検討、プロ野球やJリーグなど緊急事態宣言の全面解除後政府が調整[スポニチ]

政府が新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の全面解除後、来日できていないプロ野球やJリーグなどの外国人選手の入国容認を検討していることが11日、分かった。

現在は外国人の新規入国を原則認めていないが、人道上の配慮など「特段の事情」があれば許可している。この措置を適用できるよう調整している。プロ野球とJリーグは100人前後が来日できていないとされ、国に入国を認めるよう要望していた。政府は受け入れを検討し、入国後14日間の待機期間の扱いについては、防疫措置を含めて議論している。

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「朗希効果」だ!ロッテ12日のZOZOマリン・中日戦チケットが完売[スポニチ]

ロッテが3月12日の中日戦(ZOZOマリン)のチケットが11日午前までに完売したと発表した。

当日は2年目の最速163キロ右腕・佐々木朗がプロ初登板を予定している。 チケット販売は新型コロナウイルス感染拡大防止のため5000人に入場者制限し、座席ごとに一定の間隔を空けた全席指定席として2月28日から順次販売していた。

これでZOZOマリンスタジアムで開催するオープン戦6試合は全てチケット完売となり、当日券の販売も予定していない。

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ロッテの育成2年目・本前が好投、井口監督「支配下?1歩も2歩も近づいた」[スポニチ]

ロッテの育成2年目左腕・本前が先発で3回48球を投げ、1安打無失点と好投。立ち上がりを三者凡退で切り抜けると、2回は「オーラがあった」という浅村に四球を与えたが、スライダー、カーブ、チェンジアップを有効に使って後続を断った。

本前は「結果を求められていると思うので、結果はよかった。とにかくアピールし続けるしかない」ときっぱり。

オープン戦は初登板だったが、2月の練習試合から好投を続ける左腕について、井口監督も「ローテ入りにまた1歩近づいた。支配下?当然、1歩も2歩も近づいた」と高評価した。

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2021年オールスターのテーマは「ずっと、想いをひとつに。」、東北の“今”を発信[スポニチ]

プロ野球12球団と日本野球機構(NPB)は11日、今年の「マイナビオールスターゲーム2021」のテーマを「ずっと、想いをひとつに。」に決定したと発表した。

東日本大震災から10年の節目となる今季は、第1戦を7月16日にメットライフドームで、第2戦を翌17日に仙台の楽天生命パークで開催する。

加えて今年は1951年に第1回のオールスターゲームが行われてから70回目の開催ともなる。

特別なオールスターを通じて「東北の皆様に最高のスポーツエンターテインメントを送るとともに、日本各地に東北の“今”を発信していきます」としている。

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12日実戦デビューのロッテ・佐々木朗、19歳の笑顔で前日調整[スポニチ]

ロッテの最速163キロ右腕・佐々木朗希投手(19)が11日、オープン戦・楽天戦が行われる静岡・草薙総合運動場野球場のサブグラウンドで実戦デビュー前日の最終調整を行った。

投手陣とランニングやコンディショニングのメニューをこなし、約20メートルの距離で、踏み込む足の位置などフォームを確認しながら約5分、強めのキャッチボールを行った。

体幹トレーニング中には同僚のハーマンから押されてバランスを崩し、笑顔を浮かべる場面も。その後、背後から忍び寄ってハーマンの抱えるメディシンボールを叩き落として仕返しするなど19歳らしい明るい素顔も見せていた。

佐々木朗は12日のオープン戦・中日戦(ZOZOマリン)で1イニングながらプロ入り後、初の実戦登板を予定している。

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山口航輝、パ・リーグでは清原和博以来の高卒3年目開幕4番へ前進、オープン戦1号に「ようやく出た」[報知]

3年目のロッテ・山口が球団史上最年少の開幕4番へ前進した。3回2死一、二塁。滝中の初球を完璧に捉え、左翼席中段へ先制1号3ラン。「打った瞬間入ったと分かった。ようやく1本出たなと」。観客の歓声がその飛距離を物語っていた。

オープン戦全7試合で4番に座り、この日の2安打を含め打率3割2分1厘と好調をキープしている。井口監督も「今の調子を維持してくれたら当然スタメンもある」と期待。球団では1970年の有藤通世(23歳3ヶ月)を更新する20歳7ヶ月での最年少開幕4番が見えてきた。パで高卒3年目以内での開幕4番なら87、88年の清原和博(西武)以来の快挙。まだ1軍出場のない若武者は「まずはしっかりアピールして開幕メンバーに残れるように。その先に開幕4番があればいいな」と意気込んだ。

中学1年の冬、国語の授業で「伊藤園お〜いお茶」の川柳に応募し、佳作特別賞を受賞。今季は活躍した試合後の俳句がお決まりとなった。「考えてきましたよ」と自信ありげに詠んだ句は「3月だ 桜も咲くぞ 僕も咲く」。開幕まであと2週間。お茶どころの静岡で実力が開花した。

山口航輝(やまぐち・こうき)
2000年8月18日、大阪・平野区生まれ。20歳。小1から野球を始め、秋田・明桜高に進学。「4番・投手」で2年夏の甲子園出場を決めるも右肩負傷で登板なし。3年夏は日本ハム・吉田輝が率いる金足農に県大会決勝で敗れた。高校通算25本塁打。18年ドラフト4位でロッテ入団。昨季は2軍の全70試合に出場しチームトップの7本塁打、打率2割5分8厘。183センチ、97キロ。右投右打。年俸560万円。

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佐々木朗希、ついにプロ初実戦!中日戦へ「楽しんで自分らしく」[報知]

ロッテの佐々木朗希投手(19)が12日の中日戦(ZOZO)でプロ初実戦を迎える。「正直、今から少し緊張しています。明日も緊張をするとは思いますが、楽しんで自分らしく投げることができればと思います」とコメントした。

この日は軽めのキャッチボールを終えた後、平地で捕手を立たせ約10分間の投球練習。10日もブルペンで27球を投げるなど仕上がりは順調で、当日は2番手として1イニングを投げる。岩手・陸前高田で被災し父と祖父母を亡くした「3・11」から10年となったこの日、試合開始前の黙祷に参加。半旗を見つめながら静かに目を閉じ「3・12」に新たなスタートを切る。

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プロ野球助っ人、緊急事態宣言解除なら4月にも1軍出場、3月中来日→14日間隔離で[報知]

在留資格がなく来日できていないプロ野球やJリーグなどのプロスポーツ選手について、緊急事態宣言全面解除後に入国の容認が検討されていることが11日、分かった。21日に期限通り東京、神奈川、千葉、埼玉の宣言が解除されれば、ビザ発給を受けて3月中に来日し、14日間の隔離後、4月中に1軍の試合に出場できる可能性が出てきた。

現在、政府は外国人の新規入国を原則として認めておらず、宣言解除後も当面継続される見通し。しかし「特段の事情」があれば許可しており、プロスポーツ選手は公益性が考慮され、措置を適用できるよう調整中だ。DeNAは育成を含め全10選手が26日の開幕に間に合わないなど、プロ野球は支配下だけで37選手、Jリーグは23選手が来日できていない。育成選手や首脳陣、スタッフを含めると計100人前後に上り、国に入国を認めるよう要望してきた。

加藤勝信官房長官(65)は定例会見で「プロスポーツにおいて、外国人選手などの新規入国者は重要な課題。水際対策全体の中で、14日間待機の代替措置となる厳格な防疫措置を前提とすることを含め、入国可否について現在検討を行っている」と説明した。

14日間の隔離期間は変わらない見通しだが、プロ野球とJリーグではこの待機期間中に時間や場所を限定して練習を行えるように要望している。巨人・原監督も東京Dや隣接するホテルでの「合同自主隔離プラン」を提言。一定の練習が許可され、コンディション調整が可能となれば早期の試合出場も見込める。選手次第ではあるが、代打やDHなど4月中の1軍出場も見えてきそうだ。

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オールスター、テーマは「ずっと、想いをひとつに。」第2戦は仙台で開催[報知]

プロ野球12球団と日本野球機構(NPB)は11日、今年の「マイナビオールスターゲーム」(7月16日・メットライフ、同17日・楽天生命パーク宮城)を「ずっと、想いをひとつに。」というテーマで開催すると発表した。

東日本大震災発生以来、プロ野球12球団とNPBは、チャリティマッチの開催や被災地への義援金、オールスターゲーム招待など、様々な取り組みを通じて復興支援に携わってきた。

また、11年から13年までの3回は、宮城・岩手・福島でオールスターゲームを開催した。今年、仙台で10年ぶりに開催する。

今回でオールスター70回目の開催。未曽有の大災害から10年、そして70回目の開催という特別なオールスターゲームを通し、東北に最高のスポーツエンターテイメントを送るとともに、野球の力で日本各地に東北の「今」を発信していく。

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12日の中日戦チケットが完売、佐々木朗希の実戦デビュー日[報知]

ロッテは11日、本拠地で行われる12日の中日戦チケットが完売となったことを発表した。

当日は最速163キロ右腕・佐々木朗希投手(19)のプロ初登板が予定されている。チケット販売は新型コロナウイルス感染拡大防止のため5000人を上限とし座席ごとに一定の間隔を空けた全席指定席。13日の中日戦や14日のソフトバンク戦チケットも既に完売しており、これでZOZOマリンで開催するオープン戦6試合は全てチケット完売となった。

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楽天戦前に黙祷、岩手・陸前高田で被災した佐々木朗希も参加[報知]

東日本大震災からちょうと10年。試合開始前の午後0時55分、1分間の黙祷が行われた。全選手、全スタッフがグラウンドでの黙祷に参加し、岩手・陸前高田で津波を経験した佐々木朗希投手(19)も参加。当時小学3年生で、自宅は流され父・功太さん(享年37)と祖父母を亡くした。「10年という節目ですけど僕にとっては毎年忘れることはなかったので。特に10年目だからと言って何かある訳じゃないですけど、3月11日は毎年特別な日だなと思います」と話していた朗希。スコアボード上に掲げられた半旗を見つめながらあの日を思い、静かに目を閉じた。

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ロッテ・佐々木朗希、プロ初登板「少し緊張」、12日中日戦へ意気込み[デイリー]

ロッテ・佐々木朗希投手(19)が11日、プロ初登板となる12日の中日戦(ZOZOマリン)に向けて、静岡・草薙球場で最終調整した。

サブグラウンドでは投球フォームを確認しながら、入念にキャッチボール。中継ぎで1イニングが予定されている右腕は「正直、今から少し緊張しています。(試合も)緊張するとは思いますが、楽しんで自分らしく投げられたらと思います」と意気込んだ。

楽天戦前は東日本大震災の被災者に黙祷をささげた。「少しずつではあるが、(復興が)前に進んでいることは嬉しく思う。自分が勇気や希望を与えられる存在になりたいと思う」。デビュー戦のチケットは11日10時までに完売。多くの注目、期待が集まるマウンドで、佐々木朗が野球ファンに勇気を与える。

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ロッテ・山口、オープン戦1号で笑顔、井口監督「もっともっと打ってくれれば」[デイリー]

思い切りすくい上げた打球が左翼席中段に飛び込むと、ロッテ・山口は丸い顔をほころばせた。

3回2死一、二塁。滝中の低めの直球を完璧に捉え、オープン戦1号3ラン。「打った瞬間、入ると分かる打球だった。やっと1本出たという感じです。1球で仕留められてよかった」。自慢のパワーを発揮した一打を満足げに振り返った。

オープン戦全7試合に「4番・一塁」で出場し、打率.321、5打点。同僚の藤原、日本ハム・吉田、中日・根尾、巨人・戸郷らがそろう高卒3年目の黄金世代で“出世”しそうな気配だ。

井口監督は「今の調子を維持してくれればね。4番を任せているので、もっともっと打ってくれれば」。この勢いで快音を重ねれば、目標の開幕1軍どころか、開幕4番も夢ではない。

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NPB、オールスターのテーマ決定「ずっと、想いをひとつに。」[デイリー]

日本野球機構(NPB)は11日、「マイナビオールスターゲーム2021」(7月16日メットライフ、17日・楽天生命パーク)のテーマが「ずっと、想いをひとつに。」と決定したことを発表した。

今年は東日本大震災から10年、球宴は51年の第1回から70回目と節目の開催。第2戦が11年以来の被災地・仙台での楽天生命パーク宮城で開催されることから、野球を通して東北の“今”を発信するとし、公式サイトに告知動画が公開された。詳細な開催概要は5月下旬に発表予定だ。

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ロッテ・本前、支配下へ前進、井口監督「そこにも二歩ぐらい近づいた」[デイリー]

ロッテの育成・本前郁也投手が支配下登録へ前進する投球をみせた。先発した左腕は、キレのある直球で楽天打線を3回1安打無失点に抑える好投。1軍での登板試合では、2月20日のソフトバンク戦で3回をパーフェクトに抑えている。

井口監督は開幕ローテ入りについて「一歩近づいたんじゃないですか」と話した。ローテ入りの可能性も示唆したことで「支配下に登録されないと、(ローテに)入れないですから、そこにも二歩ぐらい近づいた」と、高く評価した。

本前は北翔大から19年度の育成ドラフト1位で入団した左腕で、背番号は「120」。

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佐々木朗希、復興と「前に進む」12日の初登板に備え[デイリー]

ロッテの佐々木朗希投手が11日、静岡市で行われた楽天とのオープン戦前にチームメートと整列し、東日本大震災の犠牲者に黙祷をささげた。球団を通じ「少しずつではあるが、(復興が)前に進んでいることはすごく嬉しく思う。そして僕自身も前に進んでいけたら」と決意を新たにした。

当時は小学3年生の9歳で、岩手県陸前高田市で地震に遭い、津波により父と祖父母を亡くして自宅も流された。

12日には千葉市での中日とのオープン戦で、2年目で初の実戦登板に臨む。キャッチボールを行って備え「緊張すると思うが、楽しんで自分らしく投げることができれば」と語った。

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ロッテが「Spotify」で公式アカウント開設、プレイリストで球場の雰囲気[デイリー]

ロッテは11日、音楽ストリーミングサービス「Spotify(スポティファイ)」において公式アカウントを開設したと発表した。

開設にあたり、マリーンズ投手陣の登場曲をまとめたプレイリストを第1弾として公開(権利の都合上、一部楽曲は含まれず)。プレイリストは無料で楽しめる(アプリダウンロード及びアカウント登録が必須)。

また、千葉ロッテマリーンズ公式サイト内の選手登場曲ページにおいても、Spotifyを活用して曲の一部が試聴可能になった。

千葉ロッテマリーンズ広報室は「Spotify千葉ロッテマリーンズ公式アカウントのプレイリストを聞くことで、ご自宅や運転中など様々な場面でZOZOマリンスタジアムの雰囲気をお楽しみいただけます。なお、第2弾以降として野手の登場曲をまとめたプレイリストや試合演出で使用している楽曲をまとめたプレイリスト等の公開も予定しています」とコメントした。

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ロッテ・佐々木朗希、12日の初登板へ「正直、今から少し緊張をしています」[デイリー]

ロッテの佐々木朗希投手がプロ初登板となる12日の中日戦(ZOZOマリンスタジアム)に向けて遠征先の静岡で最終調整した。

この日はサブグラウンドでランニング、ブルペン捕手と投球フォームを確認しながら丁寧にキャッチボールを行った。

12日は2番手以降で登板予定。球団を通じ「正直、今から少し緊張をしています。明日も緊張をするとは思いますが、楽しんで自分らしく投げることができればと思います」とコメントした。

この日の試合前には東日本大震災の被災者に哀悼の意を示し、グラウンドで黙祷下。「今年は10年目という節目ではありますが、ボクにとっては3月11日は毎年忘れることができない日。3月11日は特別な日だと思っています。10年前の僕はたくさんの人に支えられて、助けてもらい、勇気や希望をもらいながら頑張っていくことができました」と振り返る。

続けて「プロ野球選手となった今は逆に勇気や希望を与えることができうる立場にあると思っています。今後、自分が勇気や希望を与えられる存在となれるよう頑張っていきたいです」とコメントした。

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ロッテ・山口航輝がオープン戦1号、期待の大砲が豪快弾[デイリー]

ロッテの山口航輝外野手がオープン戦1号本塁打を放った。3回2死一、二塁。滝中の初球、137キロの直球をフルスイングした。

打球は大きな弧を描き、左翼席中段へ飛び込んだ。

オープン戦全7試合に4番で出場する若き大砲が豪快な本塁打でスタンドから大きな拍手を浴びた。

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ロッテ・佐々木朗希が登板予定の12日・中日戦、チケット完売[デイリー]

ロッテは3月12日の中日戦(ZOZOマリンスタジアム、13時試合開始)のチケットが11日午前10時までに完売したと発表した。

チケット販売は新型コロナウイルス感染拡大防止のため5000人の入場者制限とし、座席ごとに一定の間隔を空けた全席指定席として2月28日から順次販売していた。当日は佐々木朗希投手がプロ初登板する予定となっている。

これでZOZOマリンスタジアムで開催するオープン戦6試合は全てチケット完売。当日券の販売はない。

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ロッテの「育成の星」となるか、本前郁也、飛躍の鍵を大隣2軍投手コーチが分析[Full-Count]

◇背番号「120」の本前は今年のキャンプで1軍に帯同した

活きのいい若手投手が集うロッテにおいて、この春、一段と存在感を色濃くしたのが、背番号「120」の本前郁也投手だ。2019年育成ドラフト1位で入団した左腕で、投げっぷりの良さが身上。昨年は2軍で11試合に投げ、2勝無敗、防御率2.56の数字を残した。

今春のキャンプでは1軍が石垣島を離れ、沖縄本島へ向かう際、帯同メンバーに名を連ねた。練習試合では2月24日のソフトバンク戦に登板。4年連続日本一の“王者”を相手に、3イニングを完全投球で封じ、注目を浴びた。そして、今日3月11日の楽天とのオープン戦(静岡)に先発して3回を1安打無失点。支配下登録にまた一歩近づく投球を見せた。

ゆったりとした力感のないフォームから140キロ台後半の直球を投げ込む。その投球フォームは、現役時代の大隣憲司2軍投手コーチにも似ているという声も。昨季、入団1年目の左腕をすぐ側から見ていた大隣コーチは「持ち味は低めに来るボール」と評する。

「高めでも空振りが取れたりファウルが取れたりする時は、本前の調子がいい時だと思います。本当にバッターとして打ちにくいのは、外の真っ直ぐ低めがしっかり決まっている時。やっぱり左(打者)の外だったり、右(打者)の内だったりがしっかり投げきれないと、まだ厳しい部分はある。そこは低めのスライダーやカーブでは、バッターとして怖さはないと思うんですよね。抜けて真ん中に集まることもあるので」。

同じ左腕だけに、大隣コーチの分析は細部にわたる。1年目ながら2軍で好成績を残した昨季だが「抜け球が多くてカウントを悪くして、そこから(崩れる)ということが多かった」と話し、解決策として下半身に意識を置いたトレーニングを積み重ねたという。

「段々下半身主導のフォームで投げる感覚が出てきた中で、オフには(ソフトバンクの)和田(毅)さんの自主トレに参加して、感じる部分がすごくあったと思います。元々、考え方は真面目な子なので、上手いこと自分に必要な部分を吸収して、いらない部分は省きながらやっていければいいですね」。

◇ブレークの鍵は「やはり真っ直ぐありきなのかと」

特徴でもある大きく曲がるスライダーに加え、カーブ、チェンジアップも操る。だが、本前が育成から支配下に昇格し、さらに活躍の場を広げるために鍵となるのは、「やっぱり外角低めに真っ直ぐを投げるコントロールじゃないかと思うんですよね」と話す。

「球速も出ますし、フォームに力感がない分、バッターはスピードガンの数字より速く感じると思います。だからこそ、本前は真っ直ぐありき、なのかなと。意外と左(打者)の被打率が高いのは、高めに甘く入ったボールを打たれている可能性が高い。左(打者)の外角低めが決まるようになって、レベルアップしていければ、上(1軍)でも勝てる投手になるんじゃないかと思います」。

春の段階で首脳陣へのアピールが成功しているだけに、今シーズンは今後の鍵を握る1年になりそうだ。「本当に期待はしている。今年何とか結果を出していければ、これから先は明るくなるんじゃないかと思います」。

小島和哉、中村稔弥、今季ドラフト1位入団の鈴木昭汰ら、先発を担う若手左腕がひしめく中、どうやって自分の色をアピールしていくのか。ロッテ育成の星になるべく、本前郁也の挑戦は続く。

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