1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 |
横浜DeNA | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | x | 5 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 中 | 藤原 | 4 | 1 | 0 |
2 | 左 | 荻野 | 2 | 1 | 0 |
左一 | 菅野 | 2 | 0 | 0 | |
3 | 右 | マーティン | 3 | 0 | 0 |
右 | 岡 | 1 | 1 | 0 | |
走右 | 和田 | 0 | 0 | 0 | |
4 | 三 | 安田 | 2 | 0 | 0 |
三 | 鳥谷 | 1 | 1 | 0 | |
5 | 指一 | 山口 | 3 | 1 | 0 |
左 | 角中 | 1 | 1 | 1 | |
6 | 二 | 中村奨 | 3 | 1 | 0 |
二 | 平沢 | 1 | 0 | 0 | |
7 | 一指 | 井上 | 4 | 0 | 0 |
8 | 捕 | 田村 | 0 | 0 | 0 |
捕 | 吉田 | 1 | 1 | 1 | |
9 | 遊 | 藤岡 | 3 | 0 | 0 |
計 | 31 | 8 | 2 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 中 | 桑原 | 3 | 0 | 0 |
2 | 右左 | 関根 | 3 | 1 | 1 |
左 | 宮本 | 1 | 0 | 0 | |
3 | 一二 | 牧 | 4 | 0 | 0 |
4 | 左 | 佐野 | 2 | 0 | 0 |
右 | 神里 | 2 | 1 | 1 | |
5 | 三 | 宮崎 | 2 | 0 | 0 |
三 | 倉本 | 2 | 1 | 1 | |
6 | 二一 | 田中俊 | 3 | 2 | 0 |
一 | 中井 | 1 | 0 | 0 | |
7 | 遊 | 柴田 | 3 | 2 | 0 |
遊 | 大和 | 0 | 0 | 0 | |
8 | 捕 | 嶺井 | 1 | 0 | 0 |
投 | 砂田 | 0 | 0 | 0 | |
指 | 細川 | 1 | 0 | 0 | |
9 | 投 | 大貫 | 0 | 0 | 1 |
打捕 | 山本 | 2 | 1 | 0 | |
捕 | 戸柱 | 0 | 0 | 0 | |
計 | 30 | 8 | 4 |
名前 | 回 | 安 | 責 |
---|---|---|---|
佐々木朗 | 2 | 2 | 1 |
鈴木 | 2 | 1 | 0 |
唐川 | 1 | 4 | 3 |
ハーマン | 1 | 1 | 0 |
益田 | 1 | 0 | 0 |
小野 | 1 | 0 | 0 |
名前 | 回 | 安 | 責 |
---|---|---|---|
大貫 | 5 | 3 | 0 |
砂田 | 1 | 0 | 0 |
山崎 | 1 | 0 | 0 |
石田 | 1 | 2 | 1 |
三嶋 | 1 | 3 | 1 |
ロッテのドラフト1位鈴木昭汰投手(22=法大)が開幕前最後の登板を2回1安打無失点で終えた。149キロを数球マークするなど力強かった。
28日の開幕3戦目・ソフトバンク戦(ペイペイドーム)での先発が予想される。「登板間隔が開いた割には、思っていたよりもいい感じで投げることができたので、このまましっかり次の登板に向けて準備したいと思います」と意気込んだ。
また30日の楽天戦(ZOZOマリン)での先発が予想される小島和哉投手(24)はイースタン・リーグ日本ハム戦(浦和)に先発し、6回3分の2を2失点。同試合では、足のコンディション不良で戦線離脱していた石川歩投手(32)も3番手で復帰登板し、1回1失点だった。
ロッテ佐々木朗希投手(19)は、プロ2年目のシーズン開幕も2軍で迎えることになった。
実戦2試合目で、プロ入り後初めて先発マウンドに上がった。DeNA打線を球威で押し込んで5つのアウトを続けたが、内野安打から制球を乱し、連打と連続四球で2失点。2イニングで40球の投球だった。
井口資仁監督(46)は今季中の先発ローテーション入りを願っている。この日の投球について、ペナントで投げる1軍投手の観点では「まだまだじゃないですか。ストライク、ボールがはっきりしてる球もありましたし、その辺をもう少し上げていかないといけないと思います」と評した。
一方で「そんなに打たれたという打球もないですし、2回をしっかり投げられたことは良かった」と背番号17を見つめた。腕や肘のコンディション不良もあり、1年目は肉体強化に専念した。ルーキーイヤーは終わり、舞台は本格的にマウンドに移る。佐々木朗も多くを吸収する。
「こうやって投げないと分からない部分もありますし、投げて課題が出てきたので。去年と違ってしっかり課題に向き合ってこれから練習ができると思うので。いま僕の全てを出し切ることはできないので、少しずつ成長していって、投げる度によくなればそれがいいかなと思います」。
40球のうち8球が変化球だった。その出来を問われると、こう答えた。
「ブルペンとは違った感覚があったので。ブルペンでいくら練習しても…意味なくはないんですけど、やっぱり試合でやってこそどんどんうまくなると思うので、そこはもう少し試合で投げて、そこを試合で経験したいなと思います」。
6分半ほどの取材対応の中で「試合で」と7度も口にした。「試合じゃないと」「投げてみないと」というニュアンスの言葉も含めれば、優に10回を超える。「なぜ投げない?」という声も聞こえた1年目。試合で投げることに、自身が1番飢えていた。
首脳陣は、投手なら誰しもが持つ欲をコントロールし、2年目の公式戦デビューが狙える状況にまで導いてきた。もちろん、まだ育成計画の途上だ。井口監督は話す。
「ここまでは順調に来てるなと思ってます。その中でも他の選手よりは当然遅れている訳なので。その変をしっかりと。当然、1軍で(先発ローテで)回るまでは毎日キャンプみたいなものなので、しっかりと体力づくりを続けていって欲しいと思いますし、投げられるから体力づくりが終わったという訳ではないので。これからも引き続きファームでもしっかり体作りながら、肩も含めてですけど、しっかり作ってもらいたいなと思います」。
育成計画を中心で担う井口監督、吉井1軍投手コーチらのもとを離れ、イースタン・リーグ公式戦のマウンドで経験を重ねる。指揮官は「100球は最低でも投げてもらわないと上に上がれない。自分の中である程度完成させて上がってこないといけないなと思います」と1つの目安を示した。急がずに、そのレベルまで高めていく。
最速163キロを誇る、未来のエース候補だ。シーズン開幕直前に2度のチャンスが与えられた。次は可能性や将来性でなく、ペナントレースの貴重な1試合を託せる先発投手として、実力でつかみとらなければならない。露呈した課題は「試合で練習していければ」と言葉を強くする。投げて投げて、はい上がる。
ロッテ佐々木朗希投手(19)がプロ入り後初めて先発投手を務めた。
予定の2イニングを投げ、打者10人と対戦。2回2死まではパーフェクトに抑えたが、その後は連打と連続四球で2点を失った。球数は40球。うち32球を占めた直球の最速は154キロで、直球の平均球速は150.69キロだった。やや制球が乱れがちだった。152キロを打って遊ゴロだったDeNA佐野は「力感のないフォームから繰り出される150キロ超えの速球は威力を感じました」と振り返った。
ロッテ井口資仁監督(46)が23日の練習試合DeNA戦(横浜)の試合後、開幕スタメンについて「調子のいい人をどんどん使いたい。最終的にまた入れ替えをしたいと思っています」と言及した。
春季キャンプから競争が続いてきた遊撃手については、ドラフト3位の小川龍成内野手(22=国学院大)が走攻守にアピールを続けてきたものの、19日の試合で右ひざを負傷。井口監督は「ちょっと開幕は厳しいかなというところに来ているので。焦る必要はないと思いますし、まずは治すことが優先かなと思ってます」と、開幕1軍から外れる見込みを示した。
一方でベテランの鳥谷敬内野手(39)が2試合連続安打などで存在感を示している。「(平沢)大河に関してはここ何試合か良くないですけど、鳥谷に関しては非常にいま調子がいいです。(藤岡)裕大もそんなに調子も上がってきてないですし、開幕スタートって可能性もあるかなと思ってます」と鳥谷起用の選択肢があることを示唆。「その辺はこれから戦略も含めて色々考えていきたいと思います」と話した。
ロッテ佐々木朗希投手(19)がプロ入り後初めて先発投手を務めた。
予定の2イニングを投げ、打者10人と対戦。2回2死まではパーフェクトに抑えたが、その後は連打と連続四球で2点を失った。球数は40球。うち32球を占めた直球の最速は154キロで、直球の平均球速は150.69キロだった。やや制球が乱れがちだった。
登板を終えた佐々木朗は報道陣の代表取材に応じ「こうやって投げないと分からない部分もありますし、投げて課題が出てきたので、去年と違ってしっかり課題に向き合ってこれから練習ができると思う」と前向きに話した。
実戦で2イニング以上を投げたのは、大船渡高3年夏の岩手大会準決勝・一関工戦(岩手県営野球場)で2安打完封の投球をして以来、約1年8ヶ月ぶりとなった。
シーズン開幕が26日に控えており、今後は1軍からは離れる予定。イースタン・リーグ公式戦での登板を重ね、1軍公式戦デビューを目指していくことになる。
投球内容の詳細は以下の通り。
ロッテは23日、毎年恒例のファンサービスイベント「BLACK BLACK」を4月9日からの西武3連戦(ZOZOマリン)で実施すると発表した。
同3連戦は黒のビジターユニホームを着用する。また11日の西武戦ではBLACKスエットパーカを受け取ることができるグッズ付きチケットを先着1万人限定で販売する。ビジター外野応援指定席以外が対象で、チケット購入時にグッズ有無を選択できる。
同チケットは25日の「シーズンシート及びホーム外野応援指定席マイシートオーナー向け優先販売」から順次販売を開始する。
ロッテ佐々木朗希投手(19)が23日のDeNAとの練習試合(横浜)でプロ初先発する。2イニングを投げる予定になっている。
最速163キロを誇る未来のエース候補は、12日のオープン戦中日戦(ZOZOマリン)でプロ入り後初の実戦登板を果たした。中継ぎで1イニング、12球を投げてビシエドら相手中軸を3者凡退に抑えた。直球の最速は153キロで、フォークボールは1球も投げなかった。登板後のリカバリーに問題はなく、雨天中止も経て、11日ぶりに満を持しての登板になる。
2イニング以上を投げれば、大船渡高3年夏の岩手大会準決勝・一関工戦(岩手県営野球場)で2安打完封の投球をして以来、約1年8ヶ月ぶりとなる。
一関工戦は、延長12回で194球を投げた4回戦・盛岡四戦から、中2日での先発となった。それでも初回から球場のスピードガンで157キロをマーク。スライダーの制球も安定し、15奪三振での129球完封勝利になった。直球は9回のマウンドでも151キロをマークしていた。
以降は12日の中日戦も含め4試合に投げているものの、いずれも1イニングのみの登板だった。井口資仁監督(46)は「2イニング、3イニングと伸ばしていけたら」と話している。シーズン開幕後は2軍で先発経験を深め、1軍公式戦デビューの時期を計っていく方針だ。
ロッテ・佐々木朗希投手(19)がDeNAとの練習試合でプロ初の先発登板を果たし、2回を2安打2失点だった。
「プロで初めてランナーを背負って投げて、色々な課題が出た」。
21日のオープン戦(対DeNA)が雨天中止となり、この日にスライド登板。プロ入り後最速の154キロ(自身最速は163キロ)を計測した直球や140キロの高速スライダーなどを投じ、2回2死まで完璧に抑えた。
だが、そこから田中俊に二塁内野安打、柴田に左前打を打たれて一、二塁のピンチを招く。さらに押し出しを含む2者連続四球を与え、1点を失った。続く桑原に投じた初球、高め直球を田村が捕逸して計2失点。球数は40球に膨らんだ。
開幕2軍スタートが決まっており、今後は2軍戦で投球回数を増やす。井口監督は1軍昇格のために「最低でも100球は投げてもらわないと」と目安を設定。体づくりに専念した昨季から前進し、2年目は1軍デビューを見据える。
ロッテの佐々木朗希投手が23日、プロ2年目で初めて実戦で先発した。横浜スタジアムで行われたDeNAとの練習試合に登板し、最速154キロをマークしたが40球を投げて2回2失点だった。「なるべく少ない球数で投げようと思った。それが少しできなかった」と反省した。
1回、テンポよく11球で片付けて三者凡退。だが、2回2死無走者で田中俊を詰まらせた打球が内野安打となり、実戦2試合目で初めて走者を背負うと踏ん張れなかった。
満塁のピンチを招いて投手の大貫に押し出し四球を与えると、続く桑原の初球を捕手が後逸して2点目を失った。「投げて課題が出てきた。去年と違ってしっかり向き合ってこれから練習できる」と前向きに話した。
プロ初登板だった12日の中日戦では1回を投げて変化球は1球のみだったが、今回はフォークボールやスライダーも試した。今後は2軍で球数を増やしていく。「今の僕は全てを出し切ることができない。少しずつ成長していければ」と足元を見つめた。井口監督は「100球は最低、投げられないと上がれない。しっかりと体力づくりを続けて欲しい」と期待した。
ロッテ・佐々木朗希投手(19)が先発し、予定の2回を投げて2安打2与四球2失点で降板した。直球の最速は154キロで、スライダーが140キロを計測した。
オープン戦3月21日のDeNA戦(横浜)で先発する予定だったが、降雨中止となり、2日後に組まれた練習試合でスライド登板となった。
1回は桑原を遊ゴロ、関根を左飛、牧を三ゴロに打ち取った。
2回は佐野を遊ゴロ、宮崎を二ゴロに打ち取って2死としたが、田中俊に二塁内野安打、柴田に左前打、嶺井に四球を与えて満塁とし、ピッチャーの大貫へ押し出し四球で1失点。続く桑原へ初球に投じた高め直球を田村が捕逸。三塁走者の柴田が生還した。だが、桑原を遊ゴロに抑えてマウンドを降りた。
3月12日の中日戦(ZOZOマリン)以来となるプロ2度目の実戦マウンド。前回は途中登板だったが、この日はプロで実戦初先発だった。入団1年目の昨季は1、2軍戦未登板。今季は1軍での活躍が期待される。今後はイースタン・リーグで登板を重ね、1軍デビューに備える。
ロッテは23日、4月9日から11日の西武3連戦(ZOZOマリン)で毎年恒例のファンサービスイベント「BLACK BLACK(ブラック)」を開催し、ビジターユニホーム着用で試合を行うと発表した。
午後2時開始の11日は、BLACKスエットパーカーを受け取れるグッズ付きチケットを先着1万人限定で販売。グッズの有無はビジター外野応援指定席をのぞく全席種にてチケット購入時に選択可能(グッズ有無による金額差なし)。開場30分前から球場正面に設置される特設ステーションで、チケット1枚につきBLACKスエットパーカー(フリーサイズ)を1着受け取れる(開場時間は後日発表)。
9日からの西武3連戦のチケットは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため1万人の入場者数制限となる。座席毎に一定の間隔を空けて全席指定席とし、ダイナミックプライシング(価格変動制)で3月25日午前10時から26日午後10時の間に受付するシーズンシートおよびホーム外野応援指定席マイシートオーナー向け優先販売から順次販売する。
ロッテの佐々木朗希投手(19)が23日、DeNAとの練習試合(横浜)にプロ2年目で初めて先発し、2回2安打2四球で2失点だった。初回は3者凡退に抑えたが、2回に走者を背負ってから制球を乱し、押し出し四球と捕逸で失点した。クイックモーションでの投球、スタミナ面など課題が浮き彫りになった2年目右腕。今後は2軍で登板を重ね、1軍での公式戦デビューを目指す。
左足を顔付近まで振り上げるダイナミックなフォーム。佐々木朗の最大の特徴であり、スピードボールを投げる原動力である。だが、走者を背負ってクイックモーションの投球になると、足を高く上げることはできない。
「プロで初めて走者を置いて投げてみて、そこでまた色んな課題が出た」と振り返ったのは2回だった。2死から田中俊に二塁内野安打、柴田に詰まった当たりで左前打を許すと状況は一変した。
制球が乱れ、嶺井に四球。投手の大貫にも押し出し四球で実戦計3イニング目で初めて失点した。さらに桑原への初球のスライダーが高めに抜け、捕逸で2失点目。クイックモーションでは軸足に体重が乗らず、体が開き気味になる。走者なしで72.7%だったストライク率は走者を背負うと38.9%まで落ちた。
40球を投げ、初回に最速154キロを計測した球速も140キロ台後半に。1回完全だった12日の実戦初登板(対中日)では見られなかった課題が浮き彫りになった。昨季は実戦登板がなく「投げないと分からない部分がある」と言う。ただ、体づくりに専念した昨季と比べれば大きな進歩で「課題と向き合って練習ができる。投げる度に良くなれば」と話し、表情も明るい。
今後は2軍で実戦を重ねる。井口監督は「ローテーションに入る投手と思っているので、100球は最低でも投げて欲しい」と期待とともに、1軍昇格への条件を挙げた。佐々木朗も「まずは5回。試合で練習していきたい」と目標を掲げた。走者を背負った場面の投球、そして球数を増やす体力。その課題を乗り越えた先に「令和の怪物」の真の姿が現れる。
ロッテ・佐々木朗はまだ出力最大ではない。全力で投げていなくて最速154キロは恐れ入るが、「加減」をしているがゆえに直球が引っかかるシーンが目立った。
2回のDeNA・宮崎への3球目など、外角低めに構えた田村のミットのさらに外側に大きく外れた。左足を高々と上げるフォーム。一方で上半身の力を抜いて加減してボールをコントロールしようとすると、下半身とのバランスが崩れてしまう。大貫への押し出し四球もそう。現段階では高めでもいいから勢いのある、回転のいいボールの質を求めて欲しい。全力で投げられる形をつくって、その上で制球を磨く。それが理想だ。
2回は走者を許し、クイックモーションになって球速も落ちた。足を大きく上げるフォームだけに修正が必要だ。ただ、フォームが小さくなっては佐々木朗の持ち味が消える。打者の内角への投球もテーマになるだろう。捕手が内角に構えたシーンはほとんどなかったが、打者との「勝負」となれば今後、内角球は不可欠になってくる。押し引きであり、出し入れ。2軍ではそんな実戦感覚も学ばなければならない。
同じ高卒2年目のヤクルト・奥川に比べたら1ヶ月ぐらい調整が遅れている感じか。次は3回で50球以上。先発をするなら5回100球は最低ラインとなるだろう。課題はある。令和の怪物がどうクリアするか、楽しみにしている。
ロッテ・井口監督が鳥谷を遊撃で開幕スタメン起用する可能性を示唆した。
途中出場で三嶋から右前打を放った39歳について「非常に今調子がいい。(藤岡)裕大もそんなに調子も上がってきてない。開幕スタートの可能性もある」。
ドラフト3位・小川(国学院大)も右膝を負傷しており、ベテランが急浮上。遊撃で開幕スタメンなら阪神時代の16年以来5年ぶりとなる。
ロッテ・佐々木朗が先発し、2回2安打2四球2失点、40球を投げて最速は154キロを記録した。初回は直球を中心に11球で3者凡退としたが、2回に2死から田中俊に二塁内野安打、柴田は148キロ直球で詰まらせたが左前打となった。セットポジションの投球で制球に乱れが出て、嶺井、大貫に連続四球を与えて押し出しで失点。さらに桑原の初球が高めに外れて捕逸となり、2点目を失った。
佐々木朗との一問一答は以下の通り。
ロッテ・佐々木朗が先発し、2回2安打2四球2失点、40球を投げて最速は154キロを記録した。
初回は直球を中心に11球で3者凡退と順調にスタートしたが、2回に2死から田中俊に二塁内野安打、柴田も148キロ直球で詰まらせたが左前に安打された。セットポジションの投球で制球に乱れが出て、嶺井、大貫に連続四球を与えて押し出しで1点を失った。さらに桑原の初球が高めに外れて捕逸となり、2点目を失った。
プロ初実戦となった12日の中日戦(ZOZOマリン)では、ビシエドから見逃し三振を奪うなど、1回を3者凡退と好投していた。
ロッテの佐々木朗希投手(19)が23日、2度目となる実戦でプロ初先発。今季最速となる154キロを計測したが、計40球を投げ2回2安打2失点と課題の残る内容となった。今後は2軍で試合数を重ね、1軍の戦力としてローテーション入りを目指す。
自軍ベンチから33歩。佐々木朗が念願の先発マウンドに上がった。
初回から力強い直球を軸に時折スライダー、フォークを織り交ぜ3者凡退スタート。「いつもと変わらずストライクをしっかりとることと、なるべく少ない球数で投げようと」と2回2死まで完全投球。だが続く田中俊に内野安打、続く柴田には左前安打を浴び2死一、二塁とされると制球が乱れ連続四球。押し出しで先制点を献上すると、2死満塁で迎えた桑原への初球が抜け、捕手・田村の捕逸でさらに1失点。計40球を投げ2回2安打2失点と少し悔しそうな表情でマウンドを降りた。
「今日は全体的にもう少しできたかなと思う部分があった」。実戦デビューとなった12日の中日戦(ZOZO)では最速153キロで1回を完全投球で終えたが、この日はボールが高めに浮いた。結果には肩を落としたが、それ以上に収穫もあった。「実際に投げてみないと分からない部分もあるし投げて課題が出てたので。去年と違ってその課題に向き合ってこれから練習できる」。昨年の今頃は実戦マウンドに立てる状態まで体が出来上がっていなかった。今は投げられる喜びをしっかりと肌で感じている。
今後は2軍で実戦を重ね、球数、イニング数を増やしていく方針。井口監督は「まだまだ。100球は投げてこないと上には上がれない」とさらなる成長を期待した。「今(いきなり)僕の全てを出し切ることはできないので少しずつ成長していって投げる度に良くなればそれはいいかな」と最速163キロ右腕。令和の怪物は一歩ずつプロの階段を上っていく。
回 | 打者 | 球数 | 球種 | 球速` | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 桑原 | 1 | 直球 | 152 | 遊ゴロ |
関根 | 2 | 直球 | 152 | ストライク | |
3 | 直球 | 151 | ボール | ||
4 | 直球 | 152 | ボール | ||
5 | 直球 | 152 | ファウル | ||
6 | スライダー | 138 | ファウル | ||
7 | 直球 | 152 | ボール | ||
8 | 直球 | 152 | ファウル | ||
9 | 直球 | 154 | ファウル | ||
10 | 直球 | 153 | 左飛 | ||
牧 | 11 | スライダー | 139 | 三ゴロ | |
2 | 佐野 | 12 | 直球 | 150 | ファウル |
13 | フォーク | 138 | ボール | ||
14 | 直球 | 151 | ファウル | ||
15 | 直球 | 152 | 遊ゴロ | ||
宮崎 | 16 | 直球 | 140 | ファウル | |
17 | 直球 | 140 | ボール | ||
18 | 直球 | 151 | ボール | ||
19 | 直球 | 151 | ファウル | ||
20 | 直球 | 151 | ファウル | ||
21 | スライダー | 139 | 二ゴロ | ||
田中俊 | 22 | 直球 | 150 | 二安打 | |
柴田 | 23 | 直球 | 149 | ボール | |
24 | 直球 | 148 | 左前安打 | ||
嶺井 | 25 | 直球 | 149 | ファウル | |
26 | スライダー | 139 | ボール | ||
27 | 直球 | 150 | ボール | ||
28 | 直球 | 151 | ボール | ||
29 | 直球 | 151 | ストライク | ||
30 | 直球 | 151 | 四球 | ||
大貫 | 31 | 直球 | 150 | ボール | |
32 | 直球 | 148 | ストライク | ||
33 | 直球 | 151 | ボール | ||
34 | 直球 | 149 | ストライク | ||
35 | 直球 | 151 | ボール | ||
36 | 直球 | 151 | ファウル | ||
37 | 直球 | 149 | 四球 | ||
桑原 | 38 | スライダー | 137 | 捕逸 | |
39 | 直球 | 149 | ボール | ||
40 | 直球 | 149 | 遊ゴロ |
日本野球機構(NPB)は、2021年シーズンのスローガンが「誇りを胸に。感謝をプレーに。」に決定したと発表した。
昨季は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、開幕が延期。また開幕時は無観客、その後も観客数を制限して試合を開催してきた。試合ができること、ファンのありがたさを改めて実感した思いを、スローガンに込めた。
NPB公式サイトで公開されている動画では、主人公のプロ野球選手が、これまで積み重ねてきた努力、周囲の人々の支え、そして今、グラウンドに立って野球ができることの「誇り」と「感謝」をアニメーションで表現している。
ロッテの最速163キロ右腕・佐々木朗希投手(19)がプロ初先発し2回2安打2失点。この日の最速は154キロをマークした。
初回は桑原、関根、牧を3者凡退斬りでスタート。関根の打席では8球目にこの日の最速154キロをマークした。続く2回は2死から田中俊に内野安打を許すと、続く柴田の当たりが左翼前に落ち、2死一、二塁。ここから制球がバラつき嶺井、大貫に連続四球で押し出しとなり1失点。さらに2死満塁から桑原への初球が高めに浮き捕逸でさらに1失点。最後は桑原を遊ゴロに仕留めたが、悔しそうな表情でマウンドを降りた。
ロッテは23日、本拠地で開催される4月9日から11日の西武戦でビジターユニホームを着用するファンサービスイベント「BLACK BLACK(ブラック)」を開催することを発表した。
また、11日の西武戦ではBLACKスウェットパーカーを受け取れるグッズ付きチケットを先着1万人限定で販売。ビジター外野応援指定席を除く、全席種にてチケット購入時に選択可能となっている。なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため1万人の入場者数制限とし、ダイナミックプライシング(価格変動制)でシーズンシート、ホーム外野応援指定席マイシートオーナー向け優先販売から順次販売。
球団広報は「毎年、大変な盛り上がりをみせるBLACK BLACKイベントを今年も開催することになりました。今年はBLACKスウェットパーカーを受け取ることができるグッズ付きチケットを販売いたしていますのでぜひこの機会にお買い求めください。BLACKスウェットパーカーはシンプルなデザインで非常にカジュアルな一品です」とコメントした。
将来への期待と現状の課題。ロッテ・佐々木朗のプロ初先発には、その両面がくっきり表れた。40球を投じて2回2安打2失点で2四球。プロ入り後の“実戦最速”となる154キロの直球で沸かせたが、2回には制球が乱れる場面も見られた。
「2イニング投げることができたのは収穫でしたけど、直していかないといけないところも、しっかり見つけることができた。次に生かしたい」と先を見据えた。
初回は、しなやかなフォームから150キロ台の直球を連発して三者凡退。ところが2回2死から田中俊の二塁内野安打で走者を背負うと、セットでの投球に課題をのぞかせた。直球は140キロ台後半に落ち、一、二塁から連続四球で押し出し。制球に苦心した。
ロッテ・鳥谷に開幕スタメンの可能性が浮上した。7回から出場し、9回は三嶋の直球を右前打。実戦2試合連続安打と好調なベテランについて「非常に調子がいいですから。スタートの可能性もある」と井口監督。
19日の巨人戦で右膝を負傷したドラフト3位・小川(国学院大)は開幕2軍の見込み。開幕戦での「遊撃・鳥谷」が現実味を帯びてきた。
ロッテの鳥谷敬内野手が途中出場で右前打を放つなど、20日のDeNA戦から2試合連続安打。試合後、井口監督は開幕スタメンの可能性があることを示唆した。
21日のオープン戦が雨天中止になったことで、無観客で組まれた横浜での練習試合。ベテランは7回、三塁の守備から途中出場。9回1死一塁の打席では、三嶋の直球を引っ張って右前へはじき返した。状況に応じた打撃で一、三塁にし、好機を拡大させた。
1軍昇格後の実戦では二塁、三塁、遊撃を守っており、「鳥谷も調子がいいですから、裕大(藤岡)もそんなに調子が上がってないので、開幕スタートの可能性もあるのかなと思います」と井口監督。仮に鳥谷が開幕スタメンとなれば、「2番・二塁」で出場した阪神時代の18年以来、3年ぶりとなる。
ロッテの佐々木朗希投手が23日、プロ2年目で初めて実戦で先発した。横浜スタジアムで行われたDeNAとの練習試合に登板し、最速154キロをマークしたが2回2失点だった。
1回、1番打者の桑原を遊ゴロに打ち取ってリズムをつかむと三者凡退に抑える上々の立ち上がりだった。2回は2死から満塁のピンチを招き、大貫へ押し出し四球を与えるなど2点を失った。
12日の中日戦でプロ入り後初めて試合に登板。2番手で1回を投げて三者凡退と好投した。オープン戦最終戦となる21日のDeNA戦で先発する予定だったが、雨天中止となっていた。
日本野球機構(NPB)は23日、今季のスローガンが「誇りを胸に。感謝をプレーに。」に決定したと発表した。
昨季は新型コロナウイルスの感染拡大により開幕が延期。その後も無観客での開催があるなど、ファンの力、大切さを実感した1年となり、その思いをスローガンに込めた形だ。
NPBはスローガンとともに、ポスターとプロモーション映像も作成。映像はNPB公式サイトにアップされ、公式戦の各球団の本拠地開催試合でも流される。
ロッテの佐々木朗希投手がプロ初先発し2回を2安打2失点、2四球。最速は154キロをマークも2回に2死から押し出し四球を与えるなど、この回2失点とプロ初失点を喫した。
初回は先頭の桑原を152キロの直球で遊ゴロ。続く関根はフルカウントから153キロ直球を捉え、左飛。牧へは初球に139キロのスライダーを投じ三ゴロに抑え三者凡退に抑えた。
しかし、2回2死から田中俊にボテボテの二塁内野安打を浴びた。セットポジションからの投球となり、続く柴田には左前打。嶺井に四球を与え、満塁から投手の大貫に押し出しで初失点となった。
プロ初登板となった12日の中日戦は1回を三者凡退に抑えたが、先発デビュー戦で無失点とはいかなかった。
ロッテは23日、ZOZOマリンスタジアムで行われる4月9日からの西武3連戦で、毎年恒例のファンサービスイベント「BLACK BLACK(ブラック)」を開催。ビジターユニホームを着用して試合を行うと発表した。
4月11日の西武戦ではBLACKスウェットパーカーを受け取ることができるグッズ付きチケットを先着1万人限定で販売する。
グッズの有無はビジター外野応援指定席を除く全席種にてチケット購入時に選択可能であり(グッズ有無による金額差なし)、開場30分前からZOZOマリンスタジアム球場正面に設置される特設ステーションで、チケット1枚につきBLACKスウェットパーカー(フリーサイズ)を1着受け取ることができます(開場時間は後日発表)。
なお、同3連戦のチケットは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため1万人の入場者数制限とし、座席毎に一定の間隔を空けて全席指定席として、ダイナミックプライシング(価格変動制)で3月25日10時から26日22時に受付するシーズンシート及びホーム外野応援指定席マイシートオーナー向け優先販売から順次販売する。
ロッテ広報室は「毎年、大変な盛り上がりをみせるBLACK BLACKイベントを今年も開催することになりました。今年はBLACKスウェットパーカーを受け取ることができるグッズ付きチケットを販売いたしていますのでぜひこの機会にお買い求めください。BLACKスウェットパーカーはシンプルなデザインで非常にカジュアルな一品BLACKです」とコメントした。
21日に雨天中止となり練習試合として行われるDeNA−ロッテの一戦。先発はDeNAが大貫、ロッテ佐々木朗。
またこの日から、阪口投手の2軍合流が決まり、DeNAの開幕ローテは浜口、京山、平良、大貫、上茶谷、入江に事実上決定した。
Cマークをユニホーム左胸に付けての初めてのシーズンが、まもなく始まる。マリーンズの新主将としてチームを引っ張る役割を担うことになった中村奨吾内野手はオープン戦全日程を終え、新チームの手応えを口にする。
「すごく雰囲気がいい。若い選手がどんどんアピールしてチームに活気がある。その中でベテランの人達がチーム全体を見て相談に乗ってくれたり、サポートをしてくれたり若い選手達のやりやすい環境をつくってくれている。その中でボク達のような真ん中の世代がさらに、どんどんチームを引っ張っていけたらと思う」。
新主将が1番、意識をしているのはチームの雰囲気。幸い、自身が言うまでもなく若手は元気に動き回り、ベテラン、中堅がどっしりと構え、積極的にコミュニケーションを取り合いながら、より良い環境をつくり上げることができている。ベンチは活気にあふれ、守りの時もグラウンドでは声があふれる。時に結果が出ずに元気のない選手がいればキャプテンが率先して声を掛ける。
「若い選手は打てないときに落ち込んだりするけど、守備に就いたときには守備のことを考えて投手に声を掛けたり、元気を出してほしいと思う。まだ余裕がない選手も多い中で自分もそうだけど広い視野を持って引っ張っていきたい。そう思って声を掛ける時はある」。
そんな中村奨にとって2位に入ったとはいえ、昨年は決して満足いくシーズンとはいえなかった。「2位といっても圧倒的な差をつけられた。最後の終盤で粘っていかないといけない時に失速した。自分も成績を落とした。自分がチームの苦しい時にもっと打っていれば、あそこでボクが1点を取っていればと思うことがある。悔しい。こればかりはボクが何を言っても言い訳になる。全てはボクの実力不足」。
10月に1度は首位のホークスに並びながら突き放された悔しさを振り返る時、普段は大人しい表情が一変する。険しいまなざしとなり、戦士の顔となる。だからチームスローガン「この1点を、つかみ取る。」が決まった時、強く納得し共感した。
「すごく腹落ちするスローガン。去年の悔しさの反省はそこにある。意識して常に1年間、戦い抜けるようにみんなでやっていきたい」。
新主将は誰よりも「この1点」にこだわり、つかみ取る姿勢を見せる。それをチームメートは見て感じる。戦う集団、優勝を狙える勝てる軍団はこうして出来上がる。
「最後にみんなで笑えるようなシーズンにしたい。ファンの方も今は大きな声で声援を送ることはできないけど早く事態が収束してみんなで一緒に喜びを分かち合いたい。そんな1年にしたい」。
3月21日。開幕前、最後のZOZOマリンスタジアムでの練習が行われた。中村奨は全体練習が終わると1人、ベンチ裏のスイングルームにこもり、素振りを重ねた。悔しかった2020年シーズンを振り返り、ここまでやってきたことを整理し自分を見つめ直すように丁寧にスイングを繰り返した。23日に横浜で練習試合を行い、いざ開幕の地、福岡に向かう。日本シリーズ4連覇のホークスとの開幕戦まで残りわずか。新キャプテンを中心に気力充実したマリーンズの新たなシーズンがいよいよ幕を開ける。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)