わたしはかもめ2021年鴎の便り(3月)

便

3月29日

ロッテは小島に今季初勝利託す、昨季楽天に7回0封[ニッカン]

ロッテ左腕小島和哉投手に今季初勝利が託される。本拠地開幕となる30日の相手は楽天。昨季は7回無失点の好投もあった。

「たくさん投げたので、もう1回振り返ってしっかりプランを立てて臨めればなと思います」。2被弾した浅村に加え「小深田さんにいいところで打たれているイメージがあるので、できるだけ走者をためないように意識したいです」と警戒していた。

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ロッテ、本拠地のコロナ対策発表[ニッカン]

ロッテは29日、本拠地ZOZOマリンでの公式戦における新型コロナウイルス感染拡大防止対策の実施を発表した。

昨年までの対策に加え、座席移動防止用の着席禁止バンドの導入、ノータッチ式ディスペンサーの導入、飲料移し替えサービスの中止、ビブスを着用した巡回スタッフによるマスク着用の周知強化を実施する。30日の本拠地開幕戦・楽天戦から実施する。

なお、同試合の観戦チケットが完売したことも発表された。1万人の入場者制限で、座席ごとの間隔を空けた全席指定席で販売されていた。

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パ・リーグ開幕カードで見えた各球団の収穫と課題[ニッカン]

連勝、連敗と結果に濃淡が表れた開幕3連戦。まだ3試合、されど3試合−。開幕カードから見えたパ・リーグ各球団の収穫と課題をチェックしました。

◇ソフトバンク(3勝0敗、打率2割7分3厘、防御率2.67)

[収穫]
野手は1番周東を中心とした固定オーダー、投手陣では先発に長いイニングを投げさせるという21年型の方針がはまり、開幕3連勝。経験豊富なベテラン陣がベンチを固めることで、代打出場など終盤での勝負強さにもつながっている。
[課題]
モイネロ不在の救援陣は、やや不安な面もあった。故障防止の観点から当面は3連投をさせない方針もあり、初のセーブシチュエーションだった28日の9回に登板した岩崎は逆転を許した。勝ちパターン候補の杉山ら若手も不安定な投球を見せていた。

◇西武(2勝1敗、打率2割1分7厘、防御率2.33)

[収穫]
不安要素だった先発投手陣が奮闘。開幕投手の高橋に続き、3戦目は中継ぎから転向した平井が、6回無失点で好投した。先発が安定し試合をつくったことで、先行逃げ切り型の「シン山賊打線」が、見えてきた。9回打ち切りの今季、逆転だけじゃない新たな勝ち方になる。
[課題]
打線を支えたのは、栗山、中村のベテランコンビに加え森、山川の主軸だった。一方でスタメンに抜てきされた西川、鈴木、ルーキーの若林、ブランドンらレギュラー候補らは振るわなかった。新戦力の台頭が、上位争いをするための絶対条件になる。

◇楽天(2勝1敗、打率2割8分4厘、防御率3.00)

[収穫]
涌井、早川と期待の先発陣が躍動。ともに試合をつくり、守備からリズムを作った。打線も4番浅村を軸に、辰己、小深田、島内、茂木、太田と主力が好調。3試合計29安打17得点と“ワシンガン打線”が機能している。
[課題]
救援陣の不安定さを露呈した。田中将が先発を回避した開幕2戦目の27日は計6投手で11四球。ボール先行の投球が続き、接戦時の戦いに不安を残した。また、右ヒラメ筋損傷で試合復帰まで3週間を要する田中将の状況も今後のチームを左右する。1軍に同行しながら、早期復帰に努める。

◇日本ハム(1勝2敗、打率2割4分、防御率5.04)

[収穫]
開幕2戦目で育成から支配下入りしたばかりの長谷川が、終盤に好救援。8回の宮西、9回の杉浦と盤石の継投を見せ、新しい勝ちパターンの形が見えたことは好材料だった。3連戦は負け越しスタートとなったが、心配だった先発陣についても、2戦目の加藤、3戦目の池田と計算できる投球を披露したのは大きい。
[課題]
センターラインのミスが、敗戦に直結した。昨季から課題に挙げられていた守備だが、ミスを犯したのがベテランだったのが残念だった。

◇オリックス(1勝2敗、打率2割3分3厘、防御率2.16)

[収穫]
山本、宮城、山岡の先発陣が試合を組み立てた。開幕カードは1勝2敗で10年連続負け越しながら、先発ローテーションの3投手がシーズンを見据えた投球を披露した。打撃陣では吉田正、頓宮、紅林に本塁打が飛び出し、長打力も見せた。
[課題]
攻撃陣がチャンスに弱かった。得点圏では27打数1安打1打点の打率0割3分7厘と苦戦。チャンスメークはできているだけに、あと1本が欲しい。守りでは捕逸や二遊間の失策が目立った。

◇ロッテ(0勝3敗、打率1割6分3厘、防御率5.76)

[収穫]
開幕第3戦に先発したドラフト1位鈴木が、ソフトバンク打線を球威で押し、先発左腕としての高い素質を実証したのは大きい。打線では荻野、中村奨ら実績組が振れている。
[課題]
打線はようやくつながり始めたが、安田が1安打で、藤原は無安打。期待の山口も開幕戦で初安打は出たが、揺さぶりに対応しきれていない。昨季は盤石だった唐川−ハーマン−益田のリリーフ陣が、2試合続けて打ち込まれた。得点力がそう高くないだけに、巻き返すには救援陣の復調が必須だ。

※打率、防御率はチーム成績

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[プロ野球番記者コラム]ロッテ開幕オーダーを予想…全てを当てられず悔しい[ニッカン]

日刊スポーツでは3月26日付紙面で、12球団の予想開幕オーダーを掲載した。ロッテは、以下のように予想した。

結果は菅野と山口の一塁、指名打者が逆だった。遊撃は藤岡ではなく鳥谷で、あとは合っていた。ロッテ担当記者としては、全てを当てられず悔しい。

予想プロセスを振り返る。まず、4番打者は安田か山口か。開幕2日前、井口監督に「我々としては4番が気になるところで…」と率直に尋ねると「安田がおそらく4番に」との明言があった。井口監督は昨季、4番安田の後の5番打者にこだわっていた。「若い2人が並ぶ可能性は?」と尋ねると「可能性もあります」との返答。山口は5番か、気楽に打てる7番か。

せっかくなので、荻野と藤原で競った1番打者のことも質問した。「基本的には1番荻野で」と意外にも即答だった。同時に「2番藤原」の予想を消した。監督との質疑応答の中で、ソフトバンク石川に勝つために、序盤での得点を重視していると感じた。開幕時点の「1番藤原」の選択肢を消している時点で、つなぎ役の2番起用もないだろうと推測した。

そこで2番予想に浮上したのが菅野だ。打席でしぶとく、昨季の石川との相性はチームで1番いい。昨季の打順策定でも「相性」を重視する感があった。打点狙いで5番もありえるかと思ったが、先制重視なら菅野は出塁側に回ると見た。9番藤原、1番荻野、2番菅野とつながれば、下位からの得点も目指せる。

田村が昨年の開幕戦でいい働きをした。7番も…と考えたが、つながりを考えて8番に予想。長打が少ないチームだけに、連打が生まれる可能性を増やすことは大事と考えた。安田、山口の後の6番にキャプテン中村奨を置いた。打順予想はこれで固めた。

一塁と右翼の候補になる菅野は、開幕前日の練習で右翼でノックを受けなかった。これで右翼マーティンは確定。菅野と山口で、一塁か指名打者か。昨季の開幕戦でプロ初出場の和田がプロ初盗塁を決め、自信をつけた。プロ初出場となる山口にもあえて一塁を守らせるのでは、と考えた。

遊撃は悩んだ。指揮官は遊撃争いへの言及が多かった。その中で私は「(ルーキー)小川と藤岡は横一線」「鳥谷は一塁含めて内野全部守れるように」の言葉を重んじた。鳥谷が二塁や三塁でノックを受ける機会が減ってはいた。でもそれ以上に、藤岡が開幕直日にデータ解析をスタッフに相談する姿や、井口監督の「若さを前面に」という言葉に引っ張られた。

開幕3連敗と厳しいスタートだ。それでも3戦目は打線が終盤に粘り、光明はある。30日からはレアードも復帰する予定だ。昨季は120試合で102通り。今季も得点効率を少しでも高めるために、日々オーダーが練られていく。

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ロッテ、3月30日のホーム開幕戦からZOZOマリンで新型コロナ感染拡大防止対策実施[サンスポ]

ロッテは29日、1万人の入場者数制限で開催するホーム開幕戦3月30日の楽天戦(17時45分、ZOZOマリン)から「NPB新型コロナウイルス感染予防ガイドライン」を参考にした新型コロナウイルス感染拡大防止対策を実施すると発表した。昨年実施した対策を継続実施する上で、追加対策として行う内容は以下の通り。

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ロッテ、3月30日のホーム開幕戦となる楽天戦のチケット完売[サンスポ]

ロッテは29日、ホーム開幕戦となる3月30日の楽天戦(17時45分、ZOZOマリン)のチケットが完売になったと発表。チケット販売は新型コロナウイルス感染拡大防止のため1万人の入場者数制限とし、座席ごとに一定の間隔を空けた全席指定席として、3月18日から順次販売していた。

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ロッテ、今季初勝利へ、始球式の森七菜から小島へ「左腕リレー」[スポニチ]

勝利の女神との「サウスポーリレー」で流れを変える。開幕から3連敗中のロッテは30日の本拠地開幕で楽天と対戦。連敗ストッパーを託された3年目の小島は「いつもと同じようにしても緊張すると思う。その緊張をいいプレーに自分が変えられるようにしたい」と力を込めた。

その左腕にバトンを渡すのは、始球式を務める女優の森七菜だ。大ブレーク中の19歳も左投げで「格好いい球を投げて、皆さまをさらに盛り上げられるように頑張ります」と意気込んでいる。昨季7勝を挙げた小島は今季、初の2桁勝利を目標に掲げている。球団内では「大ブレーク中の森さんに乗っかって、小島も大ブレークして欲しい」と相乗効果まで期待されている。

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ロッテ、コロナの追加対策発表、座席移動防止用着席禁止バンドなど[スポニチ]

ロッテは29日、1万人の入場者数制限で開催する3月30日の本拠地開幕戦となる楽天戦からZOZOマリンにて「NPB新型コロナウイルス感染予防ガイドライン」を参考にし、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を実施することを発表した。

昨年実施していた対策を継続実施した上で、追加対策として座席移動防止用着席禁止バンドの使用、ノータッチ式ディスペンサーの導入、飲料移し替えサービスの中止、ビブスを着用した巡回スタッフによるマスク着用の周知強化を実施する。

追加実施対策の詳細は次の通り。

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ロッテ、3・30楽天との本拠地開幕戦チケット完売[スポニチ]

ロッテは29日、本拠地開幕となる3月30日の楽天戦(ZOZOマリン)のチケットが午前11時までに完売したことを発表した。チケット販売は新型コロナウイルス感染拡大防止のため1万人の入場者数制限とし、座席ごとに一定の間隔を空けた全席指定席として3月18日から順次販売していた。

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今シーズンの本拠地コロナ対策を発表[報知]

ロッテは29日、ZOZOマリンでの今シーズンの新型コロナウイルス感染拡大防止対策を発表した。

昨年実施していた対策を継続した上で、座席移動防止用着席禁止バンドの使用や、ノータッチ式ディスペンサーの導入、飲料移し替えサービスの中止、ビブスを着用した巡回スタッフによるマスク着用の周知強化を実施する。

また同日のホーム開幕戦チケットも完売が発表され入場者は1万人を制限とし一定の間隔を開けた全席指定となっている。

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ロッテ・小島、初星導く「緊張をプレーに変えたい」[デイリー]

本拠地開幕戦に先発するロッテ・小島が29日、チーム初勝利へ導くと意気込んだ。

昨年は楽天戦に6試合投げ1勝3敗、防御率4.11。ソフトバンクに3連敗を喫し、重圧がかかるが、「緊張をプレーに変えたい。去年、たくさん投げたので、自分の中でしっかりプランを立てて臨んでいきたい」と連敗阻止へ力を込めた。

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ロッテが新型コロナ防止の追加対策を発表、30日ホーム開幕戦から実施[デイリー]

ロッテは29日、1万人の入場者数制限で開催する3月30日のホーム開幕戦である楽天戦(本拠地・ZOZOマリンスタジアム)にて「NPB新型コロナウイルス感染予防ガイドライン」を参考にして新型コロナウイルス感染拡大防止対策を実施すると発表した。

昨年、実施していた対策を継続実施したうえで、追加対策として座席移動防止用着席禁止バンドの使用、ノータッチ式ディスペンサーの導入、飲料移し替えサービスの中止、ビブスを着用した巡回スタッフによるマスク着用の周知強化を実施する。

追加実施対策の詳細は次の通り。

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高校通算55発も「1番下からのスタート」、ロッテ5位の18歳が歩む“大田泰示への道”[Full-Count]

◇東海大相模高では通算55本塁打を放った右の長距離砲

2021年のプロ野球が開幕した26日、プロとしての新たな一歩を刻んだ。ロッテのドラフト5位ルーキー・西川僚祐外野手は、イースタン・リーグの楽天戦(ロッテ浦和)に代打で公式戦初出場。舞台は2軍でも、前進には違いなかった。

キャンプインからもうすぐ2ヶ月。「自分は1番下からのスタートなので、毎日色んなことを挑戦している状態。レベルはまだプロには達していないです」。チームの支配下ルーキーの中ではしんがり指名。東海大相模高を卒業したばかりの18歳は、プロの世界に慣れるのに必死だ。

高校通算55本塁打の実績も、プロでは役に立たない。チームには、レアードや井上晴哉、山口航輝ら同じ右の長距離砲が揃う。「長距離を打つ人はたくさんいるので、もっともっとレベルを上げていかないといけないなと感じました」。守備や走塁も「まだまだ雑」。ルーキーに課題は山積み。それでも、もがきながら成長していった過程が、険しい道のりに向かう自らの背中を押してくれる。

すり足から足を上げるフォームに変更した中学時代。軟式から硬式にボールが変わり、変化球にも対応するためだった。中3で出場したジャイアンツカップ決勝では、東京ドームの右翼スタンドに流し打ちで豪快な一発を叩き込んだ。

高校時代にもバッティングを大幅に改造した。転機は、2年夏の甲子園。同級生の山村崇嘉(現西武)や、鵜沼魁斗らと共に注目される中、西川は2試合で8打数無安打に終わった。チームは2回戦で敗退。悔しさを糧へと昇華させるには、変化が必要だと思った。

「2年夏までのことを全部やめて、新しいバッティングに変えました」。

◇最も変わったのはフォームより“意識”「ホームランを打ちたい欲を捨てた」

門馬敬治監督やコーチと話し合い、試行錯誤を繰り返した。最も変わったのは、フォームよりも打席での“意識”だった。

「長打を狙ったり、ホームランを打ちたいという欲が出てしまっていました。それを捨てたというか、欲を出さないで打席に入れたのが1番変わったことかなと思います」。

打席で思い描くのは、低い打球やライナーを打つイメージ。すると自然と打率も上がり、ホームランも出るようになった。

高校3年の夏に行われた神奈川の独自大会決勝では、逆転の口火を切る適時打。「どうにか1本欲しいというところで、調子が悪い中でも、形が悪い中でも、ヒットを打てた。練習してきたことが出たんじゃないかなと。そこは自信になりました。これからに繋がる試合だったんじゃないかなと思います」。丸1年をへて、成長を実感。プロへの扉もこじ開けた。

目指す将来像に重ねる姿は、高校の先輩にあたる日本ハムの大田泰示外野手。「やっぱりプレースタイルですね。ホームランもそうですけど、一塁にヘッドスライディングしたり、ガッツポーズしたり、勝ちにこだわる姿勢というのが、こういう選手をお手本にしてやりたいと思いました」。

自らに言い聞かせるよう、何度も口にした言葉。「勝ちにこだわる」。地元の千葉に本拠を置くロッテに指名され、家族や友達の前での活躍を誓う。「試合で回ってきたら絶対打ってくれる。勝ちに、勝負にこだわれる選手になりたいです」。近い未来、幕張で試合を決する一打を放ってみせる。

西川僚祐(にしかわ・りょうすけ)
2002年4月19日、千葉県船橋市出身。18歳。小学1年時に野球を始める。中学では佐倉シニアに所属。東海大相模高に進学し、高校2年時の夏には甲子園に出場。高校通算55本塁打。2020年のドラフトでロッテから5位指名を受け入団。186センチ、98キロ。右投げ右打ち。

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