4月2日4月2日ロッテが開幕5連敗後2連勝した。1回に安田の適時二塁打とレアードの犠飛で2点を先制し、2回に安田の2ランなどで5点、6回も4点を加えた。二木が7回2安打無失点で今季初勝利。日本ハムは吉田が2回7失点と崩れ3連敗。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 千葉ロッテ | 2 | 5 | 0 | 0 | 0 | 4 | 1 | 2 | 2 | 16 |
| 北海道日本ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 4 |
悩める4番が確変を起こした。ロッテ安田尚憲内野手（21）が日本ハム戦で今季1号2ランを含む2長打で4打点をマークし、前日1日の楽天戦と合わせて9打点の大暴れ。チームも連日の16得点と大勝し、最下位を脱出した。
12球団唯一の開幕5連敗と沈み込んだのもつかの間、若き4番の発奮とともに連勝街道を走り始めた。
安田が第1打席のファーストストライクをたたき、先制点を呼び込んだ。1回1死一、二塁で日本ハム吉田の直球を右翼フェンスまではじき返す適時二塁打。「先制のチャンスだったのでよかった。次も打てるように頑張ります」と、球団を通じてコメントを出した直後。有言実行した。
続く2回2死二塁はスライダーを右中間席に運ぶ今季1号2ラン。この回5点目を加えた。シーズン20発を掲げる中で最初の1本。「だいぶホームランも打ってなかったのでホッとしてます。こういう内容のある打席を増やしていきたい」。待ち焦がれていた感触だった。
前夜から打点を「荒稼ぎ」（井口監督）だ。1日の楽天戦は2二塁打で5打点。この日と合わせ2日間で9打点を計上した。5試合で17打数1安打だった3月とはまるで別人。「去年はダメだった時、自分のスイングを変えていた。今回は変えずに続けたのが結果的によかったのかなと思います」。以前は毎回フォームが違うこともあった。今度は自分を貫いた。
オープン戦終盤に調子を上げ、球団史上最年少の開幕4番に抜てきされた。しかし、自分が打てずにチームは5連敗。「自分が1本出していたら勝てた試合もたくさんあった。悔しい気持ちをぶつけながらという感じでした」。この日も4打点目は二ゴロで三塁走者を迎え入れた。「凡打で打点がつくのは、先輩たちがチャンスをつくってくれたおかげ」。驕らない。
奮起した4番を象徴するように、活気づいた打線の勢いは止まらなかった。史上4度目となる2試合連続16得点で大勝。井口監督は「ホークスの時は（大差の連勝）いっぱいありましたけど」と笑いながらも「ようやくみんなつながってきた」と労った。開幕5連敗と、しんどい助走をつけての大きな大きな2連勝。ここからひた走る。
悩める4番が確変を起こした。ロッテ安田尚憲内野手（21）が日本ハム戦で今季1号2ランを含む2長打で4打点をマークし、前日1日の楽天戦と合わせて9打点の大暴れ。
チームは前夜に続く16得点と大勝した。12球団唯一の開幕5連敗と沈み込んだのもつかの間、若き4番の発奮とともに連勝街道を走り始めた。
ロッテは1日楽天戦（16−5）に続いて16得点。2試合連続で16得点以上は近鉄が03年6月23日に17−2、同25日に18−6（ともに対オリックス）と続けて以来、プロ野球4度目。ロッテでは球団史上初めて。3月終了時には5試合で10得点、12球団で最少得点チームだったが、2日間で両リーグ最多の42得点に躍り出た。
ロッテ二木康太投手が7回無失点で今季初勝利を収めた。
変化球でカウントを整え、許した安打は単打2本のみ。オープン戦で無失点投球を続けた安定感を取り戻した。自身初の開幕投手を務めたソフトバンク戦で5失点し、チームは連敗スタートとなっていた。「ホッとしています。調子自体はあまりよくなかったけど、先に点数を取ってもらって自分の投球に集中できた」と大量援護に感謝した。
2日のイースタン・リーグ公式戦で今季初登板。6回1死走者なしで4番手として登板すると、3番赤羽の初球に150キロをマーク。いきなり自己最速を更新した。146〜150キロの直球のみ6球で、当たり損ねの投ゴロにさせた。
専大松戸（千葉）から19年ドラフト4位で入団した。高校当時から最速は148キロを誇っていたものの、試合では140キロ台前半のことも多かった。オフの自主トレを経て、体は明らかに大きくなり、リリーフとして常時140キロ台終盤が出るようになった。
続く4番渡辺には初球に111キロのカーブから入り、直球をはさんで、またカーブ。追い込むと134キロのスライダーで空振り三振を奪った。打者2人を危なげなく打ち取った。
昨冬の契約更改では「変化球が高校の時はプロで通用するような球じゃなかったんですけど、少しずつ通用するようになってきたのかなと思います」とプロ1年目を振り返っていた。
佐々木朗希投手（19）と同期入団で、1年目の石垣島キャンプでは同時にブルペン入りしたこともある。報道陣や観衆の視線が佐々木朗に集中する中、吉井1軍投手コーチは「佐々木の陰に隠れてみんな見てなかったと思いますけど、横山もすごい球を投げていました」とたたえた。
東條が2軍調整中で、1軍に変則タイプのリリーフがいない状況でペナントレースが開幕した。実戦を重ねて安定感が増せば、横山の今季中の1軍デビューも夢ではない。1日に1軍でプロ初勝利した本前郁也投手（23）も同期入団。ロッテの若手投手陣が充実してきた。
ロッテ佐々木朗希投手（19）が2日、イースタン・リーグのヤクルト戦（戸田）で公式戦デビューを果たした。
2回2失点だった前回の練習試合DeNA戦（横浜）から、中9日での登板。ブルペンで2度調整し、公式戦の先発マウンドに備えた。2回で19球を投げ、2奪三振で無失点。内野安打を1本許した。直球の最速は153キロ。この日はスライダーやフォークも安定し「カウントをとれたりとか空振りをとれたりして良かったので、これが1軍でも通用するように精度を上げていけたらなと思います」と先をみすえた。
三振はいずれも3球三振だった。「相手は違うんですけど、以前より段々イメージがしやすくなって。今日とかもしっかりイメージ通り三振を取れたりとかもあったので、段々良くなってるかなと思います」と手応えをつかんだ様子。ペナントレースも開幕し「いざ（1軍に）呼ばれた時に自信をもって行けるように、今は準備という面で、しっかり自分に向き合いながら練習ができてるかなと思います」と話していた。今後も2軍戦の登板でイニングを増やしていく予定だ。
ロッテは「1都3県におけるイベント開催制限等の段階的緩和」に基づき、20日の日本ハム戦から25日ソフトバンク戦までの主催公式戦6試合で、入場者数制限を1万人から収容定員50％以内である1万5000人に変更すると2日、発表した。
対象試合のチケット販売は、ダイナミックプライシング（価格変動制）で8日から順次開始する。販売日程の詳細は以下の通り。
ロッテはマリーンズ算数ドリル令和2年度春号を発行し、千葉市内の公立小学校全111校に無償で配布したと2日、発表した。
マリーンズ算数ドリルは「NPO法人ちば算数・数学を楽しむ会」協力のもと、ロッテや野球関連の問題で構成されている自習用教材。11年の開始から今回で29回目の配布となった。令和2年度春号は、春休みの宿題として前年の学習内容を復習できるよう制作された。5年生用の問題には、定員70名のZOZOマリン行きバスに定員の60％が乗った場合の乗車人数を計算する問題などが含まれている。
ロッテ佐々木朗希投手（19）がイースタン・リーグのヤクルト戦（戸田）で公式戦デビューを果たした。
2回2失点だった前回の練習試合DeNA戦（横浜）から、中9日での登板。 この日も先発マウンドに上がり、2回で19球を投げ、2奪三振で無失点。内野安打を1本許した。直球の最速は153キロ。この日はスライダーやフォークも安定していた。投球結果は以下の通り。
ロッテ・佐々木朗希投手（19）が2日、イースタン・リーグのヤクルト戦（戸田）に先発し、公式戦初登板。新型コロナウイルスの影響で2軍のチーム編成が困難となっているヤクルトが1〜7番まで1軍メンバーを並べる中、佐々木朗は2回19球を投げて1安打無失点、2つの3球三振を奪った。
「（球に）強さがあったし、イメージ通りに三振を取ることもできたので、段々良くなっていると思います」。
中9日でのプロ3度目の実戦登板で、変化と進化を見せた。これまで2戦計52球でわずか1球だったフォークボールを3球投じて本格解禁。大きな落差で2回2死から長岡を空振り三振に仕留めた。
さらに前回3月23日のDeNA戦では走者を背負ってからのクイックモーションで球威の低下と制球難を露呈したが、1回1死一塁で投じた松本友への初球は、この日の最速タイとなる153キロ。2死後に二盗も阻止した。
「（1軍に）いざ呼ばれた時に自信を持っていけるように、今は準備という面でしっかり自分に向き合いながら練習ができている」。1軍デビューに向け、確実に歩を進めている。
ロッテの二木が7回2安打無失点と好投し今季初勝利を挙げた。2−0の1回2死から2四球で招いた一、二塁のピンチで野村を右邪飛に仕留めてリズムをつかみ、5〜7回は1人の走者も許さなかった。大量援護を受けて単打2本に抑え「野手の方に感謝の試合。変化球でカウントを取れた」と謙虚に喜んだ。
8年目で初の開幕投手を務めた3月26日のソフトバンク戦では緊張感に襲われ、6回途中5失点で敗戦投手になった。「ずるずるいかないように気持ちを切り替えてやろうと思っていた」とうなずいた。
ロッテは2日、ZOZOマリンスタジアムで20〜25日に行われる6試合の入場制限を上限1万人から収容人数の約半数となる1万5000人に変更すると発表した。
政府による新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除され、イベントの入場制限は段階的に緩和されている。
ロッテ・佐々木朗希投手（19）が2日、イースタン・リーグのヤクルト戦（戸田）で公式戦初登板。先発で2回19球を投げて、1安打無失点、2奪三振だった。最速は153キロ。各打者との対戦成績は以下の通り。
ロッテは2日、マリーンズ算数ドリル令和2年度春号を発行し、千葉市内の公立小学校全111校に無償で配布したと発表した。
マリーンズ算数ドリルは「NPO法人ちば算数・数学を楽しむ会」の協力のもと、マリーンズや野球に関連した問題で構成されている自習用教材。2011年に開始してから29回目の配布となる。
令和2年度春号は春休みの宿題として、前年の学習内容を復習できるように制作されている。5年生用の算数ドリルの問題には、定員70人のZOZOマリンスタジアム行きバスに定員の60パーセントの人が乗っていたときの乗車人数を計算する問題などが含まれている。
ロッテ打線は3月の5試合でわずか10得点でチーム打率.191。開幕5連敗の大きな要因は貧打だった。ところが4月に入った途端、ウソのように打ちまくっている。2連勝で最下位を脱した井口監督は「昨日に続いて、早い回から先手を取れた」と胸を張った。
前日は楽天を相手に12安打16得点で今季初勝利。この日も日本ハム投手陣に襲い掛かり、17安打で16得点を奪った。2試合で計32得点は1950年と2009年に記録した球団最多タイ。主役は4番の安田だ。初回1死一、二塁で右越えに先制二塁打を放つと2回は右中間に1号2ラン。8回1死一、三塁でもボテボテの二ゴロで打点を挙げた。前日の5打点と合わせ、2試合で計9打点の荒稼ぎ。10打点でリーグトップに躍り出た。
「チャンスをつくってくれている先輩方のおかげ」と安田は感謝する。5連敗中は17打数1安打で打率.059。4番として責任を感じていたが心は折れなかった。「去年は駄目だったときに変えていたけど自分のスイングを突き通せている」と誇らしげに話した。
得点を重ねる度にベンチはお祭りムードとなったが、井口監督は「ホークスの時は二十何点取ったこともあるし（2桁得点は）いっぱいあった」と振り返る。実際、ダイエー（現ソフトバンク）時代の03年7月26、27日のオリックス戦の2試合で計41得点。自身も計8打数6安打で3打点を挙げて貢献した。
井口監督が目指すのはタレントがそろい、相手を圧倒していた当時の古巣のような常勝軍団。たった2試合の打線爆発で、手綱を緩めることはない。
ロッテが2戦連続16得点の猛攻。2戦合計32得点は、毎日時代の50年5月28日西鉄戦、31日東急戦（9点→23点）、09年6月11日広島戦と13日阪神戦（23点→9点）に並ぶ3度目のチーム最多タイ記録になった。また、2試合連続15得点以上は03年ダイエーが7月26、27日オリックス戦で15点→26点とマークして以来18年ぶりだが、ロッテでは前身球団を通じ初めて。
ロッテ・二木が7回2安打無失点と好投し、今季初勝利を挙げた。大量援護を受けて単打2本に抑え「野手の方に感謝の試合。変化球でカウントを取れた」と謙虚に喜んだ。
8年目で初の開幕投手を務めた3月26日のソフトバンク戦では緊張感に襲われ、6回途中5失点で敗戦投手になった。「ズルズルいかないように気持ちを切り替えてやろうと思っていた」とうなずいた。
ロッテの佐々木朗がイースタン・リーグのヤクルト戦に先発で公式戦デビューし、2回を1安打無失点に抑えた。直球の最速は153キロを計測。152キロとフォークを決め球に2つの3球三振を奪い「以前より、イメージがしやすくなって、しっかりイメージ通り三振が取れました」と3度目となった実戦登板で手応えを口にした。
前回3月23日のDeNAとの練習試合では走者を背負ってから制球を乱し、2回を2失点。40球を費やしたが、この日は走者を背負ってもバランスのいいフォームで19球にまとめた。フォークも145キロを計測。「令和の怪物」は着実に階段を上っており「いざ、（1軍に）呼ばれた時に自信を持って行けるように」と見据えた。
ロッテ・安田尚憲内野手の勢いが止まらない。初回1死一、二塁から先制の右越え二塁打を放つと、2回には右中間へ今季1号2ラン。「打ったのはスライダーです。先輩たちが作ってくれた流れに乗って打つことができました。次の打席も雑にならないように集中して頑張ります」と、日本ハムの先発・吉田輝星を攻略し、この回でKOした。
早くも、これで3打点。開幕から不振だったが、前日の楽天戦でも5打点の荒稼ぎ。調子を取り戻し、4番打者としての役割を果たした。
ロッテは「1都3県におけるイベント開催制限等の段階的緩和」に基づいて、4月20日の日本ハム戦（ZOZOマリン）から4月25日のソフトバンク戦（ZOZOマリン）までの主催公式戦6試合において、入場者数制限を1万人から収容定員の50％以内である1万5000人に変更することを発表した。
なお、4月20日から4月25日までの主催公式戦6試合のチケット販売は、ダイナミックプライシング（価格変動制）で4月8日午前10時から9日午後10時に受付するシーズンシートオーナー及びホーム外野応援指定席マイシートオーナーWEB限定優先販売から順次開始する。
ロッテ・佐々木朗がイースタン・リーグ、ヤクルト戦で“公式戦デビュー”した。
先発で2回を投げ、打者6人に1安打2奪三振無失点。初回1死から2番・武岡への初球に、この日最速の153キロをマーク。この武岡に二塁へ内野安打されたが、後続を断って、2回は三者凡退に抑えた。19球でマウンドを降りたが、安定した内容で、階段を着実に上がっている。
ロッテの佐々木朗希投手（19）が2日、イースタン・ヤクルト戦（戸田）で2軍公式戦デビューし、2回1安打無失点と好投した。2度の3球三振を奪って最速は153キロをマークし「ある程度、まとめながら投げることができてよかった」と手応え。実戦3戦目で確実にステップを踏んでいる。
中9日のマウンドは落ち着いていた。2回、先頭の渡辺に対しスライダー2球で追い込むと、3球目は152キロの直球で見逃し三振。2死で長岡には直球、スライダー、フォークで空振りの3球三振。直球を待つ相手に対して持ち球を駆使し「イメージ通り三振取れたり、段々良くなってるかなと思います」と、投球術も成長している。
1軍の日本ハム戦（札幌D）前、取材に応じた井口監督は「順調にきている。イニング数を増やしていかないと当然上（1軍）では投げられない」と、今後も2軍で実戦を重ねていくと説明した。
ロッテは2日、「1都3県におけるイベント開催制限等の段階的緩和」に基づき、本拠地開催の20日・日本ハム戦から25日・ソフトバンク戦で入場者数制限を1万人から1万5000人に変更することを発表した。
対象となる6試合のチケットはダイナミックプライシング（価格変動制）で8日の10時から9日午後10時までに受付するシーズンシートオーナー及びホーム外野応援指定席マイシートオーナーWEB限定優先販売から順次販売を開始する。
詳細は球団公式ホームページを要確認。
ロッテの佐々木朗希投手（19）が2軍戦デビューした。ヤクルト戦に先発し、2回1安打2奪三振無失点。全19球で最速は153キロだった。
先頭の元山は左飛、2番・武岡に二塁内野安打、松本友を左飛、4番・渡辺の初球に二盗を試みられたが、佐藤が刺した。
2回は先頭の渡辺を152キロの直球で3球で見逃し三振。続く中山は遊ゴロ、長岡は140キロのフォークで3球で空振り三振に斬った。
目覚めた主砲が打点を荒稼ぎだ。ロッテ・安田尚憲内野手が先制打に今季1号アーチと2安打4打点の活躍。19年9月10日以来の2試合連続2桁、16得点でチームは連勝。「甘い球をどんどん振っていこうと思ってました。チャンスを作ってくれた先輩方のおかげです」と主砲は謙そん気味に振り返った。
1日の楽天戦で5打点の主砲は気分よく第1打席へ。初回1死一、二塁。1ボールからの2球目。吉田のファーストストライクの直球を振り抜き右翼フェンス直撃の二塁打。2回は甘く入ったスライダーを右中間最深部へ1号2ラン。「1本でてホッとしてます」と喜びをかみ締めた。
開幕5連敗時の打率は.059だったが、月が変わり大暴れだ。4月は2試合で計4安打9打点。昨年は打てないと直ちにフォーム修正に取りかかっていたが、「今は自分のスイングを貫き通している」という。
開幕5連敗した悪夢の3月から一転、4月は連勝。「この調子で勝ち星を増やしていけるように。やっていく」。シーズンはこれからとばかりに力を込めた。
ロッテの佐々木朗希投手（19）が2日、イースタン・ヤクルト戦（戸田）で公式戦デビューを飾った。先発で2回を投げ、被安打1の無失点。「ある程度まとめながら投げることができた。イメージ通りに三振を取れたりもした。段々良くなっているかな」と振り返った。
オープン戦から数えてプロ3度目の実戦マウンド。目立ったのは変化球の多さだ。19球のうち8球を数え、2回には先頭の渡辺に対して初球をスライダーから入って3球三振。最後の長岡には直球、スライダー、フォークの3球で空振り三振に切り取った。
「変化球を初球から使っていきたかった。いい形で抑えられた」。
最速は前回より1キロ遅い153キロながら、変化球を効果的に使い、「いざ（1軍に）呼ばれた時に自信をもって行けるように。自分に向き合いながら練習ができている」と手応えを強調した。今後は中6日を基本に2軍で登板を重ねていく見通しだ。
ロッテは4番・安田が1号2ランを含む4打点を挙げるなど打線が大爆発し、2試合連続の16得点。開幕5連敗から2連勝と息を吹き返し、最下位を脱出した。
2回までに7得点を奪い日本ハムの先発・吉田をKOすると、6回にはマーティンが3号2ランを放つなどさらに4点を追加。以後も得点を重ね、終わってみれば、今季最多の17安打を放った。
19年9月10日・オリックス戦以来となる2試合連続2桁得点。井口監督は「昨日に続き、今日もしっかりと早い回にと、特にビジターなので、先手先手は絶対必要なので、そういうしっかりと（攻撃が）できたんじゃないですかね」と攻撃陣を称えた。
開幕直後は苦しんでいた安田もこの2日間で9打点と荒稼ぎ。井口監督は「安田はチャンスにしか回ってこないですけどね。前のバッターがしっかり勝負も含めて、出塁してくれるので、安田にはだいぶ楽なシチュエーションで回ってきてるかなと思いますけど、そこをしっかり打点を稼いでくれたので、もっともっとしっかりやって欲しいですね」と主砲にさらなる打点稼ぎを期待した。
ロッテが序盤の猛攻で勝負を決め、2連勝とした。4番の安田に1号2ランが出るなど、16得点した。
安田は日本ハム先発の吉田輝星から、初回に先制適時打。2回には右中間席への1号2ランを放ち、序盤で大きなリードを奪った。
6回にはマーティンが3号2ランを放つなど4点を追加。以後も得点を重ねた。先発の二木が今季初勝利を挙げた。
日本ハムの先発・吉田は早々に打ち込まれ、2回は鳥谷から三振を奪った場面で、振り逃げで一塁に出られてしまったことが大量失点を招いた。自責点こそ2だったものの、2回7失点とゲームをつくれなかった。
ロッテの安田尚憲内野手が先制適時打を含む、今季1号2ランを放つなど、3打点と連日の大暴れとなった。
1日の楽天戦で5打点を挙げた主砲は初回1死一、二塁。1ボールからの2球目。吉田の直球を振り抜き右翼フェンス直撃の二塁打。「初回から先制のチャンスだったので打つことができてよかったです。次も打てるように頑張ります」とコメント。
言葉通り2打席目の2回。2死二塁から吉田のスライダーを引っ張り右中間席へ今季2ラン。1歳年下の吉田をKOした。
ロッテの鳥谷敬内野手が2回先頭で打席へ。振り逃げで出塁し、中村奨の左前適時打で本塁に生還し、通算1000得点へあと1と迫った。1死満塁。三塁走者で出塁。中村奨の左前適時打で本塁へ返った。
前日は移籍後初のマルチ安打を放ち井口監督は「ずっと調子がいい。しっかりとランナーを進ませたりとか、きっちりとチームの仕事をしてくれている」と話していた。
ロッテの佐々木朗希投手が2日、埼玉県戸田市の戸田球場で行われたヤクルトとの2軍戦に先発し、2回1安打無失点と好投した。ドラフト1位で入団した昨季は1、2軍を通じて公式戦登板はなく、2年目で初登板となった。「無失点で良かった。ある程度まとめながら投げることができた」と手応えを口にした。
1回は1死で内野安打を許したが無失点で切り抜け、2回は2つの3球三振を奪って3人で片付けた。最速153キロをマークし、スライダーやフォークボールの制球もまずまずで「イメージ通りに三振が取れた。1軍でも通用するように精度を上げていきたい」と貪欲に話した。
ロッテは2日、マリーンズ算数ドリル令和2年度春号を発行し、千葉市内の公立小学校全111校に無償で配布した。
マリーンズ算数ドリルは「NPO法人ちば算数・数学を楽しむ会」の協力のもと、千葉ロッテマリーンズや野球に関連した問題で構成されている自習用教材であり、今回が2011年に配布開始してから29回目の配布となった。
令和2年度春号は春休みの宿題として前年の学習内容を復習できるように制作されています。5年生用の算数ドリルの問題には、定員70名のZOZOマリンスタジアム行きバスに定員の60％の人が乗っていた時の乗車人数を計算する問題などが含まれている。
ロッテは2日、「1都3県におけるイベント開催制限等の段階的緩和」に基づいて、4月20日北海道日本ハム戦（ZOZOマリンスタジアム、17時45分試合開始）から4月25日・ソフトバンク戦（ZOZOマリンスタジアム、13時〜試合開始）までの主催公式戦6試合において、入場者数制限を1万人から収容定員の50％以内である1万5千人に変更すると発表した。
なお、4月20日から4月25日までの主催公式戦6試合のチケット販売は、ダイナミックプライシング（価格変動制）で4月8日10時〜9日22時に受付するシーズンシートオーナー及びホーム外野応援指定席マイシートオーナーWEB限定優先販売から順次を開始する。
チケット販売日程の詳細は下記の通り。
ロッテの佐々木朗希投手が2日、イースタン・ヤクルト戦で、初めて先発し2回を投げ1安打無失点に抑えた。
初回、元山を左飛。武岡には二塁内野安打を浴びたが、松本友を直球で左飛。武岡の二盗失敗でこの回を無失点で切り抜けた。
2回になりさらに球速はうなりを上げた。先頭渡辺を152キロで見逃し三振。中山を152キロで遊ゴロ、最後は長岡からは変化球で空振り三振を奪った。
佐々木朗は3月12日の中日戦で1回を無安打無失点デビュー。プロ初先発となった23日の練習試合、DeNA戦では2回を打者10人に対し2安打2失点後、2軍に合流していた。