わたしはかもめ2021年鴎の便り(4月)

便

4月5日

佐々木朗希の1軍デビューは5月か、井口監督明かす[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(19)が5月に1軍デビューする可能性が高くなった。

5日、井口資仁監督(46)が「順調にいけば、ゴールデンウイークくらいに(1軍に)上がれる予定のプログラムにはなっています」と明かした。

1軍戦力としての期待が膨らむ。2日、イースタン・リーグのヤクルト戦(戸田)で2軍公式戦初登板を果たし、2回無失点と危なげなかった。打者6人から3球三振を2つ奪った。「イメージ通りに三振を取れたりとかもあったので、段々良くなってるかなと思います」と確かな手応えを口にしていた。

制球やフォームのバランスを重視し、直球は150キロ〜152キロの球速帯が多い。ただ、しっかり腕を振る必要があるスライダーやフォークは、自己最速レベルの球速に迫っている。19年4月6日、国内高校生史上最速の163キロをマークしてから、6日で丸2年。肉体強化しながら確実に底上げしてきた。

井口監督は今季の先発要員の1人として期待し、一方ですぐの「中6日」は求めない。今後2軍で3回、5回とイニングを増やし、回復具合も確かめながら100球前後まで増やしていく。指揮官は「いきなり100球いけるかっていったら分からない」と急がせるつもりはなく、5月デビューが現実的になりそうだ。佐々木朗も「いざ(1軍に)呼ばれた時に、自信をもって行けるように」と牙を研いでいる。

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NPB2軍戦は育成5人まで可、未入国者数上乗せも[ニッカン]

日本野球機構(NPB)とJリーグは5日、新型コロナウイルス対策連絡会議を行った。感染者が多発したG大阪に対して行った新型コロナウイルスのゲノム(全遺伝情報)解析の結果を共有。当初はバス移動の中から感染が広がったことが推測されたが、ロッカー室内で広がった可能性が高いとの分析が出た。プロ野球でもヤクルト、巨人で感染者が続出。今後は同様にゲノム解析を行い、精度の高い感染ルートを調査していく。またチーム外の関係者との業務における接触で感染するリスクもあり、同関係者らへの定期的な検査の実施も提案された。

NPBはこの日、12球団代表者会議なども実施。2軍戦は育成5人までの出場が認められるルールを、外国人選手の来日が遅れている影響で未入国分の支配下登録の選手数を育成5人に上乗せできることが承認された。感染者が出た巨人は特例で6日から18日まで育成6人以上の出場が認められる。


グラウンドにつばを吐く行為が感染拡大につながる可能性が指摘された。球団幹部は「お願いという形で。(医師の)先生ではなくて、NPBからやめましょうと。ルールとして明文化はしないが、マナーの問題もある」と話した。

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元ロッテ内竜也氏ら5月開講野球アカデミー講師就任[ニッカン]

元ロッテ投手の内竜也氏(35)が野球アカデミーの講師に就任することが5日、決まった。「Bring Up野球アカデミー 戸田校」の創設会見が埼玉県内で行われ、同じく講師に就任する元阪神内野手の的場寛一氏(43)とともに出席した。

内氏はロッテ一筋17年間で通算308試合に登板し、昨季限りで退団。今年1月に現役引退を決断していた。現役時代は肘や足首など計9度の手術を経験。「どんなにケガをしても、野球を嫌いになることはなかったです。必ずケガをしない、というやり方はないですが、少しでもリスクを減らせるようなことも教えていきたい。何よりも野球の楽しさを伝えたいです」と話した。

ロッテ退団後にも「野球人口が減っている中で、野球の楽しさを伝えるようなことをいつかやってみたいです」と将来を展望しており、早速思いを実現できそうだ。

的場氏も現役引退後、多くのカテゴリーで野球に接し、多くの気付きを得てきた。「特に少年野球は、怒る指導者が多い。型にはめようとする場合も多い。そうやって、野球を嫌いになって辞めている子供が多いと感じます。野球だけだと動きも偏ってしまうので、色々な運動をさせてあげたいです」と意気込んでいた。

同アカデミーは、スポーツを通じてのコミュニケーションや技術の向上を目的に18年に創設された。元ラグビー日本代表主将の菊谷崇氏(41)や元アイスホッケー日本代表監督の鈴木貴人氏(45)らが、それぞれのカテゴリーでの指導を続けながら、競技の枠を超えた子供同士の交流も推進している。

野球アカデミー戸田校は5月開講予定。4月には複数回の体験会が行われる。

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ロッテ謎の魚「見てちょ」6日最終形態進化を念押し[ニッカン]

ロッテの公式キャラ「謎の魚」が5日、念には念を押した。

謎の魚は6日オリックス戦(ZOZOマリン)の5回裏終了後、最終形態に進化する意向を1日に示していた。

ただ忘れられるのを極度に恐れたか、この日午後4時前にツイッターであらためて告知。「4月から新生活を始めた魚です。新しい環境に戸惑っています。グフフフ。ちなみに桜が舞い散り、いよいよ私は最終形態に進化を遂げます。4月6日の5回裏終了後です。皆さん、見てちょ。グフフフ」と念を押した。

慌てふためく公式キャラに、球団広報室も「物事はちゃんと計画的に状況を判断、分析しながら行って欲しいところです」となかなかの塩対応。自らハードルを高くし、いよいよ真の姿を見せる。

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ぺこぱ松陰寺「ファイティン」ロッテ戦始球式に興奮[ニッカン]

ロッテは5日、お笑いコンビ「ぺこぱ」が20日の日本ハム戦(ZOZOマリン)で始球式を務めることを発表した。

ロッテファン歴28年の松陰寺太勇(37)は球団を通じ「大好きな千葉ロッテマリーンズの始球式、僕の夢がかない本当に嬉しく思っています。マリンのマウンドで投げるとなると、小林雅英さんのセットポジションから内角にエグるシュートを投げるか、内竜也さんのような縦スラを投げるか、東條投手の激横滑りスライダーを投げようか、毎日ずっと悩んでいます。当日、益田投手にシンカーを教えてもらえたらそれを投げてみたい気持ちもあります。とにかく全力で魂のこもった1球を投げたいと思います!!マリーンズ!!ファイティン!!」と興奮のコメントを寄せた。

結成14年目のぺこぱは、ABC「M−1グランプリ2019」で3位に入りブレークした。相方のシュウペイ(33)は「プロ野球の始球式、とても光栄です。以前、相方と一緒にZOZOマリンにてロッテ戦を観戦したことがあります。あの舞台に自分がまさか立てるなんてと思うと、とても嬉しいです。ZOZOマリンの海風を感じながら、楽しみたいと思います。4月20日は、ぺこぱの始球式で決定的ーーー!!」とコメントした。

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NPBコロナ会議、ゲノム解析で伝播経路を調査へ[ニッカン]

日本野球機構(NPB)とJリーグは5日、新型コロナウイルス対策連絡会議を行った。感染者が多発したG大阪に対して行った新型コロナウイルスのゲノム(全遺伝情報)解析の結果を情報共有。当初はバス移動の中から感染が広がったことが推測されたが、解析を分析するとロッカー室内で広がったとみられるという。プロ野球でもヤクルト、巨人で感染者が続出し、同様にゲノム解析を行い、精度の高い伝播経路を調査していく。

またチーム外の関係者との業務における接触でコロナウイルスに感染するリスクもあり、同関係者らへの定期的な検査の実施も提案された。 Jリーグでは直前に感染者が出て、試合の開催可否の判断を迫られた場合に、オンサイト(現場)での検査を実施して、挙行を探る方針を固めた。PCR検査をベースとしながらも、短時間で結果が出る抗原定性検査も活用していくという。

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ロッテ・佐々木朗、早ければGWで1軍戦初登板、井口監督が初昇格プラン明言[サンスポ]

ロッテ・佐々木朗希投手(19)が、早ければゴールデンウイーク(GW)で1軍戦初登板を果たすことが5日、分かった。井口資仁監督(46)がGW中の初昇格プランを明言。予定通り1軍入りすれば、5月3日からの日本ハム3連戦(ZOZOマリン)でデビュー濃厚だ。

プロ2年目の最速163キロ右腕が、黄金週間に1軍デビューする可能性が出てきた。

井口監督は2軍で開幕を迎えた佐々木朗について「順調にいけば、ゴールデンウイークくらいに上がれる予定のプログラムにはなってます」とGW中に初昇格させる計画を明らかにした。

プロ初登板が待望される令和の怪物。入団1年目の昨季は1、2軍通じて未登板だったが、今季は既に対外試合で3度登板した。オープン戦3月12日の中日戦(ZOZOマリン)で六回からマウンドに上がり、1回を無安打無失点に抑えた。

3月23日には、練習試合のDeNA戦(横浜)で先発して2回を2安打2失点。10日後の4月2日にイースタン・リーグのヤクルト戦(戸田)で先発し、2回を1安打無失点に抑えた。

今後も中10日前後で先発すれば、2軍戦2試合登板を経て1軍初昇格の運び。5月3、4、5日の日本ハム3連戦(ZOZOマリン)が、1軍デビューの時期になる。

だが「予定通りにいけるかいけないかで、また変わってくる」(井口監督)。1軍初昇格は、投球内容や登板後の状態次第で先延ばしになる。

佐々木朗は2日の登板後「(1軍に)いざ呼ばれたときに自信を持っていけるように、今は準備という面でしっかり自分に向き合いながら練習ができている」と今後に言及。1軍入りへ牙をとぎ続ける。

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ロッテ・謎の魚が6日のロッテ−日本ハムで最終形態に変化「5回裏終了後です。皆さん、見てちょ」[サンスポ]

ロッテの公式キャラクター『謎の魚』が5日、ツイッターを更新して2018年6月以来、進化することを改めて明言した。『謎の魚』は「4月から新生活を始めた魚です。新しい環境に戸惑っています。グフフフ。ちなみに桜が舞い散り、いよいよ私は最終形態に進化を遂げます。4月6日の5回裏終了後です。皆さん、見てちょ。グフフフ」とコメント。

球団広報室の解説によると「前回4月1日に自身のツイッターで4月6日の5回裏終了後にグラウンドで華麗に進化する姿をお見せすると豪語したのですが、その日がエープリルフールだったこともあり、冗談と捉える方が多かったという誤算が発生しました。ですので、あえてこのように最終形態進化前日に再度、ツイートをしてご案内をしているようです」。

『謎の魚』は可変キャラクターとして17年に登場した。同年5月26日に第一形態、18年6月26日に第五形態で登場。この度、4月6日のオリックス戦(17時45分、ZOZOマリン)で最終形態に進化する。

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ロッテ・小島、6日のオリックス戦へ「勝ちにつながる投球をするのは先発の仕事」[サンスポ]

ロッテ・小島和哉投手(24)が5日、次回登板の6日のオリックス戦(ZOZOマリン)先発に向け「目の前の任された試合で勝ちにつながる投球をするのは先発の仕事です」と使命を再確認し、今季初勝利を狙う。

初登板だった前回のマウンドは、3月30日の楽天1回戦(ZOZOマリン)。先発して6回6安打5失点で今季初黒星を喫し「立ち上がりはよかったが、一球一球が終盤に命取りになる」と反省点を口にした。一方で「負けはしたけど、いい感じで投げられました。継続という感じです」と中7日の調整内容を変えなかった。

前回は開幕3連敗後の黒星で、チームは開幕4連敗となった。今回は開幕5連敗から3連勝1分けと上り調子で登板。早大から入団3年目の左腕は、好投して勢いを加速させたいところだ。

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蔓延防止措置で状況報告、プロ野球の臨時12球団代表者会議[サンスポ]

プロ野球の臨時12球団代表者会議が5日、オンラインで開かれ、宮城、大阪、兵庫の3府県で新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ「蔓延防止等重点措置」が始まったことを受け、該当地域の球団が自治体との協議の状況を報告した。

宮城県が楽天の本拠地の楽天生命パーク宮城を含む仙台市内の運動施設に午後8時までの営業時間短縮を要請していることについて、日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は「午後8時終了を絶対とする線引きはされていないと聞いている」と述べた。

代表者会議に先立ち、サッカーのJリーグとの「新型コロナウイルス対策連絡会議」が開かれ、ヤクルト、巨人で感染者が判明した事例について情報共有した。今後、ゲノム解析を行い感染ルートなどを分析する。

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お笑いコンビ「ぺこぱ」がZOZOマリンで始球式、4月20日のロッテ−日本ハム[サンスポ]

ロッテは5日、4月20日の日本ハム戦(17時45分、ZOZOマリン)で大人気のお笑いコンビ「ぺこぱ」が始球式を行うと発表した。「ぺこぱ」の松陰寺太勇は、ロッテファン歴28年で始球式に感謝感激。「小林雅英さんのセットポジションから内角にエグるシュートを投げるか、内竜也さんのような縦スラを投げるか、東條投手の激横滑りスライダーを投げようか、毎日ずっと悩んでいます」と話した。

シュウペイは「以前、相方と一緒にZOZOマリンでロッテ戦を観戦したことがあります。あの舞台に自分がまさか立てるなんて、とても嬉しいです。海風を感じながら楽しみたいです。4月20日は、ぺこぱの始球式で決定的ーー!!」とコメントした。

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ロッテ・朗希、GW1軍デビュー浮上、5月3〜5日の本拠日本ハム戦で先発有力[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗がゴールデンウイーク中に1軍デビューする可能性が出てきた。これまで一部メディアで「6月くらいにデビューできれば」と語っていた井口監督は「順調ならゴールデンウイークくらいに上がれる予定のプログラムにはなっている」と明かした。

現在2軍で調整中の右腕は実戦で最長2イニングを投げただけ。1軍は先発で起用する方針で、まずは5回以上を投げることが昇格のノルマとなる。順調に歩を進め条件をクリアした場合、4月下旬から5月上旬のゴールデンウイーク期間で唯一ZOZOマリンで行われる5月3〜5日の日本ハム3連戦での先発が有力。3試合ともに子供達が観戦しやすいデーゲームでもある。

現時点で登板日は決定していない。井口監督も「それ(プラン)がどうなるか分からない」と語り「5回を投げられればいい訳でもない。内容、球数にもよる。今は登板後の体の状態を常に確認しながらやっている」と慎重な姿勢も見せる。最速163キロの怪物は一つずつ課題を消化し、デビューを目指す。

◇ロッテ・佐々木朗の21年経過

2・1
春季キャンプは1軍スタート。いきなり初日にブルペンで37球。「ボールはある程度良かった」。
3・5
ZOZOマリンでシート打撃に登板。打者8人に無安打、2三振1四球と好投。
3・12
中日とのオープン戦に2番手で登板。プロ2年目での「実戦デビュー」はビシエドを三振に斬るなど1回を3者凡退。「凄く興奮した。楽しかった」。
3・23
DeNAとの練習試合でプロ初の先発登板。2回を2安打2四球で2失点。
4・2
イースタン・ヤクルト戦に先発して公式戦デビュー。2回を1安打無失点で最速153キロ。

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ぺこぱ、20日ロッテvs日本ハム戦で始球式、ファン歴28年・松陰寺、変化球投げる!?[スポニチ]

ロッテは20日の日本ハム戦(ZOZOマリン)で人気お笑いコンビ「ぺこぱ」が始球式を行う。ファン歴28年の松陰寺太勇は「小林雅英さんの内角にエグるシュートか内竜也さんのような縦スラ、東條投手の激横滑りスライダーを投げようか、毎日悩んでいます」と胸を躍らせ、シュウペイは「マリンの海風を感じながら楽しみたい」とコメントした。

「ぺこぱ」は昨年1月にさいたま市内の選手寮を訪問し、佐々木朗の前で漫才を披露。その際に3人で「シュウペイでーす」のポーズもとるなど何かと縁がある。

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プロ野球実行委員会、2軍戦出場可能な育成選手枠を5人から拡大[スポニチ]

プロ野球の実行委員会がオンラインで行われ、現在5人までの2軍戦に出場可能な育成選手の枠を、未入国の支配下登録の外国人選手の人数分だけ拡大することが承認された。

また12球団代表者会議では、「まん延防止等重点措置」の該当地域球団が自治体との協議状況を報告した。仙台市内の運動施設への午後8時までの営業時短要請について日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は「午後8時終了を絶対とする線引きはされていないと聞いている」と話した。

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ロッテ謎の魚、最終形態へ、6日オリックス戦の5回後に進化[スポニチ]

ロッテの公式キャラクター「謎の魚」がツイッターを5日更新し、2018年6月以来、進化することを改めて明言した。

「4月から新生活を始めた魚です。新しい環境に戸惑っています。グフフフ。ちなみに桜が舞い散り、いよいよ私は最終形態に進化を遂げます。4月6日の5回裏終了後です。皆さん、見てちょ。グフフフ」。

これについて、球団広報室は「あえて解説する時間も暇もないのですが、意味が分からない方も多いと思いますので渋々、解説をさせていただきます」と急遽対応。「前回4月1日に自身のツイッターで4月6日5回裏終了後にグラウンドで華麗に進化する姿をお見せすると豪語したのですが、その日がエイプリルフールだったこともあり冗談と捉える方が多かったという誤算が発生しました。ですので、あえてこのように最終形態進化前日にわざわざ再度、ツイートをしてご案内をしているようです。物事はちゃんと計画的に状況を判断、分析しながら行って欲しいところです」と説明した。

謎の魚は可変キャラクターとして17年に登場。5月26日に第一形態が登場し5月28日に第二形態。6月11日に第三形態となった。翌2018年6月12日に第四形態。6月26日に第五形態。その後は進化が止まったかと思われたが、4月6日のオリックス戦(ZOZOマリン)で最終形態に進化する。

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松陰寺、小林雅シュート投げる!?4・20ロッテVS日本ハム戦でぺこぱ始球式[スポニチ]

ロッテは4月20日の日本ハム戦(ZOZOマリン)に、大人気のお笑いコンビ「ぺこぱ」が始球式を行うことを発表した。

ぺこぱは、同じアルバイト先で先輩と後輩として出会った2人が2008年コンビ結成。2013年より「ぺこぱ」として活動。NTV「ぐるぐるナインティナイン おもしろ荘2019」優勝。ABC「M−1グランプリ2019」で3位となる。

松陰寺太勇はロッテファン歴28年で、「大好きな千葉ロッテマリーンズの始球式、僕の夢が叶い本当に嬉しく思っています。マリンのマウンドで投げるとなると、小林雅英さんのセットポジションから内角にエグるシュートを投げるか、内竜也さんのような縦スラを投げるか、東條投手の激横滑りスライダーを投げようか、毎日ずっと悩んでいます。当日、益田投手にシンカーを教えてもらえたらそれを投げてみたい気持ちもあります。とにかく全力で魂のこもった一球を投げたいと思います!!マリーンズ!!ファイティン!!」と意気込んでいる。

また、シュウペイは「プロ野球の始球式とても光栄です。以前、相方と一緒にZOZOマリンにてロッテ戦を観戦した事があります。あの舞台に自分がまさか立てるなんてと思うととても嬉しいです。ZOZOマリンの海風を感じながら、楽しみたいと思います。4月20日は、ぺこぱの始球式で決定的ーーー!!」とコメントを寄せた。

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佐々木朗希、GW1軍デビューも、井口資仁監督「順調にいけば」[報知]

ロッテの佐々木朗希投手(19)が早ければ5月上旬にもプロ初登板する方針であることが5日、分かった。井口監督は「順調にいけばゴールデンウィークくらいに上がれる予定のプログラムにはなっている」と説明。佐々木朗は2日に2軍のヤクルト戦で2回1安打無失点、計19球と公式戦デビューを果たし「変化球でカウント取れたりイメージ通り三振取れた」と手応えを口にしていた。今後は球数やイニング数を増やしながら調整していく予定で来週末にも2軍戦に登板する見込み。指揮官は「今の状態と投げた後の状態を常に確認しながら」と慎重に見定めつつ育成を続けていく。

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ロッテ大好きお笑いコンビ「ぺこぱ」が20日の日本ハム戦で始球式「魂のこもった1球を」[報知]

ロッテは本拠地で行われる20日の日本ハム戦でお笑いコンビ「ぺこぱ」が始球式を務めることを発表した。

「ぺこぱ」は同じバイト先の先輩と後輩であった松陰寺太勇(37)とシュウペイ(33)のコンビ。ロッテファン歴28年という松陰寺は「僕の夢が叶い本当に嬉しく思っています。マリンのマウンドで投げるとなると、小林雅英さんのセットポジションから内角にエグるシュートを投げるか、内竜也さんのような縦スラを投げるか、東條投手の激横滑りスライダーを投げようか、毎日ずっと悩んでいます。当日、益田投手にシンカーを教えてもらえたらそれを投げてみたい気持ちもあります。とにかく全力で魂のこもった1球を投げたいと思います!!マリーンズ!!ファイティン!!」と興奮気味にコメント。

相方のシュウペイは「以前、相方と一緒にZOZOマリンにてロッテ戦を観戦した事があります。あの舞台に自分がまさか立てるなんてと思うととても嬉しいです。4月20日は、ぺこぱの始球式で決定的ーーー!!」とコメントした。

「ぺこぱ」のプロフィール
株式会社サンミュージックプロダクション所属。同じバイト先で先輩と後輩であった2人が2008年コンビ結成。2013年より「ぺこぱ」として活動。NTV「ぐるぐるナインティナイン おもしろ荘2019」で優勝。ABC「M‐1グランプリ2019」で3位。

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謎の魚が6日のオリックス戦5回裏終了後に最終形態へ進化[報知]

ロッテの球団公式キャラクター「謎の魚」が5日、ツイッターを更新し2018年6月以来となる進化を明言した。

謎の魚は「4月から新生活を始めた魚です。新しい環境に戸惑っています。グフフフ。ちなみに桜が舞い散り、いよいよ私は最終形態に進化を遂げます。4月6日の5回裏終了後です。皆さん、見てちょ。グフフフ」とツイート。

これに対し球団広報は「前回4月1日に自身のツイッターで4月6日5回裏終了後にグラウンドで華麗に進化する姿をお見せすると豪語したのですが、その日がエイプリルフールだったこともあり冗談と捉える方が多かったという誤算が発生しました。ですので、あえてこのように最終形態進化前日にわざわざ再度、ツイートをしてご案内をしているようです。物事はちゃんと計画的に状況を判断、分析しながら行って欲しいところです」と説明した。

謎の魚は可変キャラクターとして2017年に登場し2018年6月26日まで第5形態まで進化を遂げてきており、6日のオリックス戦で最終形態に進化する。

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ロッテ・佐々木朗、GW中にも1軍昇格あるぞ、井口監督「状態確認しながら」[デイリー]

ロッテの佐々木朗が最短で5月のゴールデンウイーク中にも1軍昇格する。

2日のイースタン・ヤクルト戦で2回1安打無失点。井口監督は「体の状態が良く、順調に結果を残し続ければ。まあ、順調にいけば、ゴールデンウイークぐらいに上がれる予定のプログラムになっていますが、それがどうなるかは常に状態を確認しながら見ています」と明かした。

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NPB12球団会議、“蔓防”を受け状況確認[デイリー]

プロ野球の臨時12球団代表者会議が5日、オンライン形式で開催。宮城、大阪、兵庫の3府県で新型コロナウイルス感染拡大防止へ「蔓延防止等重点措置」が開始されたことを受け、該当地域が本拠地の阪神、オリックス、楽天と自治体との協議状況を確認した。

宮城県が仙台市内の運動施設などで営業時間を午後8時までとする要請をしていることに、日本野球機構(NPB)の井原事務局長は「午後8時終了を絶対とする線引きはされていないと聞いている」と、楽天と自治体の協議状況を説明した。

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ロッテ公式キャラクター謎の魚が6日のオリックス戦で最終形態に進化へ[デイリー]

ロッテマリーンズの公式キャラクター謎の魚が、5日にツイッターを更新し、2018年6月以来、進化することを明言した。

謎の魚コメントは次の通り。

「4月から新生活を始めた魚です。新しい環境に戸惑っています。グフフフ。ちなみに桜が舞い散り、いよいよ私は最終形態に進化を遂げます。4月6日の5回裏終了後です。皆さん、見てちょ。グフフフ」。

ロッテマリーンズ広報室は「あえて解説する時間も暇もないのですが、意味が分からない方も多いと思いますので渋々、解説をさせていただきます。前回4月1日に自身のツイッターで4月6日、5回裏終了後にグラウンドで華麗に進化する姿をお見せすると豪語したのですが、その日がエイプリルフールだったこともあり冗談と捉える方が多かったという誤算が発生しました」と説明。

さらに「ですので、あえてこのように最終形態進化前日にわざわざ再度、ツイートをしてご案内をしているようです。物事はちゃんと計画的に状況を判断、分析しながら行って欲しいところです」とコメントした。

謎の魚は可変キャラクターとして2017年に登場。5月26日に第一形態が登場し5月28日に第二形態。6月11日に第三形態となった。翌2018年6月12日に第四形態。6月26日に第五形態。その後は進化が止まったかと思われたが、このたび4月6日のオリックス戦(ZOZOマリンスタジアム、17時45分試合開始)にて最終形態に進化をする。

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ぺこぱがZOZOマリンで始球式、ロッテファン歴28年の松陰寺「夢叶い嬉しい」[デイリー]

ロッテは5日、20日の日本ハム戦(ZOZOマリンスタジアム)で人気お笑いコンビの「ぺこぱ」が始球式を行うことが決まったと発表した。

シュウペイは「プロ野球の始球式、とても光栄です。以前、相方と一緒にZOZOマリンにてロッテ戦を観戦した事があります。あの舞台に自分がまさか立てるなんてと思うととても嬉しいです。ZOZOマリンの海風を感じながら、楽しみたいと思います。4月20日はぺこぱの始球式で決定的ーーー!!」とコメント。

ロッテファン歴28年の松陰寺太勇は「大好きな千葉ロッテマリーンズの始球式、僕の夢が叶い本当に嬉しく思っています。マリンのマウンドで投げるとなると、小林雅英さんのセットポジションから内角にエグるシュートを投げるか、内竜也さんのような縦スラを投げるか、東條投手の激横滑りスライダーを投げようか、毎日ずっと悩んでいます。当日、益田投手にシンカーを教えてもらえたらそれを投げてみたい気持ちもあります。とにかく全力で魂のこもった一球を投げたいと思います!!マリーンズ!!ファイティン!!」とコメントした。

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ロッテ、チームスローガンを体現した攻撃が光る[BASEBALL KING]

「この1点を、つかみ取る。」

ロッテは開幕5連敗とスタートダッシュには失敗してしまったが、今季初勝利を挙げた4月1日の楽天戦から打線も爆発し、それに合わせて「この1点を、つかみ取る」というチームスローガンを体現したプレーが増えてきている。

2月の練習試合、オープン戦から1つ先の塁を狙う走塁を見せてきたが、開幕5連敗中はなかなか出塁することができず、“足”を使った攻撃、1つ先の塁を狙う走塁を見せることができずにいた。

4月1日の楽天戦では9−3の2回2死二塁から菅原が投じたボールを捕手の下妻が見失い、バックネット方向に転々としている間に二塁走者の菅野剛士が一気にホームイン。同日の楽天戦では10−3の3回無死満塁から中村がライトへ犠牲フライを放つと、三塁走者に続き二塁走者の荻野貴司がタッチアップし、安田尚憲の2点適時二塁打で生還した。さらに適時打を放った安田も3回1死二、三塁からレアードのセンターへの犠飛で、二塁から三塁にタッチアップした。15−4と点差が広がっても6回に先頭の鳥谷敬が二塁打で出塁すると、続く田村龍弘が二ゴロで二塁走者の代走・三木を三塁に進め、藤原恭大の二ゴロの間に三木が16点目のホームを踏んだ。

翌2日の日本ハム戦も16得点を挙げる猛攻を見せたが、この日も「この1点を、つかみ取る」を体現するような攻撃を見せた。7−0の6回は1死一塁から田村がライトへタイムリー二塁打を放つと、打者走者の田村は送球間に三塁へ陥れる。続く藤原がきっちりとレフトへの犠牲フライで得点を奪った。11−0となった7回は簡単に2死となったが、守備から途中出場していた藤岡裕大がレフトへ二塁打を放ち、田村がセンター前へタイムリー。12−0の8回は無死一、二塁から中村の右中間へのヒットで二塁走者の岡が生還し、一塁走者の和田が三塁へ進塁した。その和田は、安田の二ゴロの間に14点目のホームを踏んだ。さらに14−4の9回は、1死二、三塁から岡がセンター前に放った当たりで三塁走者の藤岡に続き二塁走者の藤原も俊足を飛ばして、一気にホームイン。点差が開いても畳み掛ける攻撃に、1つでも先の塁を狙う走塁で、ファイターズにプレッシャーを与え続けた。

こういった姿勢が3日の日本ハム戦でも活きた。1−2の7回は簡単に2死となったが鳥谷、田村の連続四球で一、二塁とすると、藤原がレフトへ安打を放つ。レフト・谷口が打球をノーバウンドで捕球しにいこうとスライディングキャッチを試みるも打球を弾き、その間に一塁走者の田村も一気に生還。打った藤原も二塁へ進塁した。さらに荻野の死球、マーティンの四球で満塁と好機が広がり、開幕から打撃好調の3番・中村奨吾が右中間を破る走者一掃の3点適時二塁打を放った。

開幕のスタートには躓いてしまったが、初勝利後は徐々にマリーンズらしい攻撃を見せている。こういった攻撃を開幕直後に対戦した石川柊太、高橋礼、和田毅、岸孝之、則本昂大といった“エース級”を相手に、できるかどうかが勝ち星、得点力を増やしていくためにもカギとなってくる。6日からの1週間ではオリックスの田嶋大樹、山本由伸、西武の高橋光成といったエース級との対戦が予想される。好投手たちに対しても、「この1点を、つかみ取る。」ような攻撃を展開することができれば、自ずと順位は上がっていくだろう。

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プロ初対戦の相手は柳田悠岐…、ロッテの191センチ「土居魔神」が9球で得た“収穫”[Full-Count]

◇開幕戦で初の1軍マウンド、最初に対峙したのは柳田悠岐

3月26日。迎えたペナントレース開幕戦。ロッテの土居豪人投手は、1軍デビューを果たした。ブルペンでは平常心を保っていたが、いざマウンドに上がると、自然と緊張感に覆われた。

舞台は、敵地PayPayドーム。相手は、4年連続日本一の王者ソフトバンク。迎えた打者は、柳田悠岐。5点リードされた8回。たとえ“敗戦処理”でも、思いにブレはなかった。

「抑えたい気持ちでいっぱいでした」。

物怖じせず、自らの生命線である直球で内角を攻めた。9球を投じ、結果は四球だったが、球界を代表する強打者相手に直球でファウルを取れたことは自信になった。

その後もグラシアル、中村晃、デスパイネと、強打者達と対戦。ずっとテレビで見てきたバッターを目の前にすると、体に力が入った。1回を1安打2四球で2失点とホロ苦デビューとなったが、「球界の中でも凄い打順だと思うので、そこを経験できたのはプラスだったのかな」と前向きに捉える。

◇吉井コーチからは「土居魔神」と命名

191センチの長身から投げる角度のあるストレート。フォークで空振りを奪う投球スタイル。吉井理人1軍投手コーチには「土居魔神」と命名された。“本家”佐々木主浩氏の投球は動画で研究。「真っ直ぐ、フォークがメインで…やっぱりフォークが凄いですね」。同じ2球種に、まざまざと自らとの差を感じる。

プロ入り後の2年間は2軍暮らし。昨秋のフェニックス・リーグで兆しが見えた。吉井コーチからのアドバイスで、フォークを改良。「変な抜け方が少なくなって、落差も出るようになりました。自分の場合はちょっと動くのでそれもいいかなと思います」。手応えは今春のキャンプでさらに増し、初の開幕1軍につながった。

成長曲線をさらに急角度にすべく、探究を怠らない。昨年9月からは、野球指導のサロンにも通いだした。瞬発力や爆発力に重きを置いた筋力トレーニングで、球速のアベレージが上昇。今季開幕から登板した3試合での平均は147.4キロ。まだファウルで粘られることも多いが、バットに空を切らせる直球にまで成長させたい。佐々木氏がフォークで三振を量産したのも、強いストレートがあったからこそ。21歳の右腕も、自らが秘めた伸びしろを見つめる。

チームでは、1軍でアピールを続ける藤原恭大や、山口航輝らと同学年。「自分も頑張らないといけない」と闘志を燃やす。念願の1軍デビューを果たし、次は1年間1軍で投げることが目標。「チームから信頼されて、大事なところで投げられるように」。自慢の直球とフォークで、“幕張の大魔神”に成り上がってみせる。

土居豪人(どい・ひでと)
2000年4月2日生まれ、愛媛県宇和島市出身。21歳。中学時は宇和島シニアに所属。松山聖陵高では3年春に選抜出場。3年夏は県大会初戦で新田高に敗れる。2018年のドラフトでロッテから8位指名を受け入団。191センチ、92キロ。右投げ右打ち。

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「外すのは簡単な話」、打率1割台も…井口監督が安田を4番で起用し続ける理由[Full-Count]

プロ野球は開幕から3カードを終え、セ・パ両リーグともにスタートダッシュに成功したチーム、なかなか勝ち星に恵まれなかったチームと様々だった。今季は延長戦がなく9回で終了となったため、引き分けが多いのも特徴的。引き分けの数がペナントレースにどんな影響を与えるのか、シーズンが進むに連れて観戦のポイントともなりそうだ。

就任4年目の井口資仁監督率いるロッテは、3月26日の開幕から5連敗と足踏みをしたが、カレンダーが切り替わった4月1日から3連勝1引き分けと奮起。なかなかタイムリーが出なかった打線だが、4月1日は楽天、2日は日本ハムを相手に16点ずつを挙げるなど、目を覚ました。

1点の重みを感じるスタートとなった2021年シーズン。井口監督のリアルな想いを毎月お届けする連載シリーズ第3回は、1勝の難しさ、開幕3カードで掴んだ手応えなどについて語る。


いよいよ今シーズンが開幕しました。僕は例年通り、実家近くにある田無神社で祈祷をし、赤飯と鯛を食べ開幕を迎えましたが、なかなか勝ち星に恵まれず。5連敗スタートという形でファンの皆さんをヤキモキさせてしまったかもしれません。本拠地のZOZOマリンスタジアムに戻ってからも2戦勝てず、本当に申し訳ないと思っていましたが、今季6戦目となる4月1日の楽天戦は大きな勝利を届けることができました。

5連敗中は勝つことの難しさを感じる期間ではありましたが、決して悲観していた訳ではありません。相手の手強さを感じたというより、自分達の野球さえできれば勝てるという手応えを掴みました。先発陣はしっかりゲームを作ってくれたし、河村説人、土居豪人といった新戦力がしっかり放ってくれた。その中で、やはり点が取れていない事実はありました。若い選手を起用しながら勝つ難しさを実感した訳ですが、彼らを生かす意味でも中堅やベテランがしっかりしないといけない。相手バッテリーの意識が若手に集中する打線では、まだまだだと思います。

4番起用を続けている安田尚憲は、フォアボールを選ぶなど工夫しながら出塁していますが、去年しっかり1軍を経験させた中でどう成長するかは本人次第。我々は彼を信じるだけですし、当然本人はそこで成長しないといけない。大切なのは、ここまでどういうアプローチをしてきたかというところ。今が良くても、たかが3カード。シーズン中でも調子の上がらない期間はありますが、それを本人がどう捉えるか。たかが3カードでやってきたことを全部覆して、全く違う形にするのはおかしいと思います。

◇勝負強さを作るのは自信+準備「チームとして育てていかないと」

チームとしても、同じことが言えるでしょう。例えば、開幕2戦目と3戦目はブルペン陣が打たれましたが、それは試合ならあることで、決してエラーをして負けた訳じゃない。ただ、チームスローガンである「この1点を、つかみ取る」という野球が、残念ながらオープン戦を含め、ここまで我々が思ったようなプランでは進んでいませんし、簡単に実現できるものではないということです。

ただ裏を返せば、今までできていなかったことだからこそ、チームスローガンとして掲げている訳です。シーズン全143試合を戦う中で、最終的にその形ができていればいい。簡単に実現することではないので、毎年変わるチームスローガンに加え、中期的なビジョンとしての「Team Voice」を発表し、1点の重みを最低でも3年、5年というスパンで浸透させていくつもりです。

開幕当初に5連敗という形で、1点の重みを再確認できたことは前向きに捉えたいと思います。去年はリーグ2位だったから今年もいける!という自信はあってもいいけれど、変な驕りを持ってはいけない。連敗が続いた時、我々がそれをひっくり返すほどの力を持っているか考えると、そこまで呑気なことは言ってはいられません。今季のパ・リーグは1位から6位まで一気に覆されるほど均衡しているので、僕自身はもちろん、みんな覚悟を持ってやるしかないと思っています。

「あと1点取っていれば」「あと1本出ていれば」という試合は去年も多かった。それはファンの皆さんも実感していることでしょう。そういう試合でチームの核となる選手が仕事をしないといけませんが、今、それを決して安田や藤原(恭大)に任せようとは考えていません。今年は非常にいいスタートが切れているキャプテンの(中村)奨吾や中堅、ベテラン選手に勝負強さを身につけて欲しいし、チームとして育てていかないといけません。

打者はヒットを打つだけが仕事ではない。3打席凡退していても、4打席目のチャンスで1本打てたり、犠牲フライやゴロでも1点を入れたりできるか。しっかり自己分析をして、相手投手との力関係も考えながら、打席ではどの球を打とうとチョイスするか。これが打者の技量です。監督やコーチは、どういうアドバイスをして打席に送り出せるか。打席では冷静、かつ初球から振れる準備をさせるのが、我々の仕事です。

かつてのロッテで言えば、今江(年晶)は勝負強かった。ここ一番、という目立つ場所では必ず打っていた印象があります。集中力の強さもあったでしょう。かく言う僕も、勝負強さには自信がありました。ただ目立ちたいだけでしたが(笑)、チャンスの場面では「自分まで打席が回ってこい!」と念じていたくらい。常にポジティブな結果を思い描いて、どうやって打席に立とうか分析していました。打席に立ったら選手次第ですが、そこまでの準備の過程はチームとしてサポートしていきます。

◇ドラ1ルーキー・鈴木昭汰を高評価「先発として十分合格点でした」

球団のビジョンとして、若手の育成は欠かせません。育成を考えないチームであれば、おそらく安田を4番やスタメンから外して様子を見ることもあるでしょう。でも、外すのは簡単な話。むしろ使い続けて経験を積ませながら、3年後や5年後のプランを固めていくことが、今のマリーンズに必要です。去年、安田を4番から外したことはありますが、スタメンでは使い続けました。こうなったら安田が奮起するしかないし、藤原に関しても本当は9番を打つ打者ではないので、何とか上位に食い込めるように育てていきたい。2人は将来、チームの核となる選手。本当は山口(航輝)も先発起用したいところですが、勝利を目指すには育成枠として3つ使うのは厳しいところ。安田が早く育成枠から巣立つことを願っています。

ドラフト1位ルーキーの鈴木昭汰は先発ローテ入りを果たし、デビューから2戦連続で本当に期待通りのピッチングをしてくれました。持ち味である思いきりよく投げ込むスタイル、攻めるピッチングがしっかりできていました。特に、強力打線を誇るホークス戦で5回1安打2失点というピッチングができたことは自信になったと思います。先発として十分合格点でした。

今年は延長戦がなく、9回で終了するというルールなので、ホームであれば戦力を注ぎ込みやすくなります。外国人選手を早めに替えたり、どんどん代打を送ったり、攻める采配がしやすい状況ではあると思います。今年は交流戦も復活しますし、オリンピックも開催される予定です。そこまでどうやって戦うか。まずは暦が4月に変わって続く勝利の機運をしっかり掴み、1つでも多くの白星を重ねていきます。

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