わたしはかもめ2021年鴎の便り(4月)

便

4月17日

オリックス2−7千葉ロッテ(京セラドーム)

ロッテが2分けを挟んで3連勝。今季初めて勝率5割とした。4回に藤岡の内野安打で先制。8回に岡が1号ソロ、9回に安田が2点適時打を放った。美馬は7回途中2失点で2勝目。オリックスは1分けを挟んで3連敗。

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千葉ロッテ0001012127
オリックス0000002002

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ロッテ美馬牽引で先発陣好調「みんな勝ちがついて雰囲気はいい」 [ニッカン]

ロッテ美馬学投手(34)が笑いながらベンチから出てきた。天を仰ぎ、肩を落とすように脱力した。

7回、オリックス杉本に2ランを打たれ、2点差に詰められた。さらに走者を2人残して降板。「6回まではかなり良かったので気持ち良くヒーローインタビューしたかったんですけど…全てを7回に投げ捨てました」と苦笑いするしかなかった。

ピンチを3球で切り抜けたフランク・ハーマン投手(36)が堂々と戻ってくる。拍手で迎え、尻をたたき、ベンチへ下がっていく背中へお辞儀した。

言葉通り、6回までは快調だった。今季初のオリックス打線。「序盤はこれ、最後はこれ、とかある程度プランを考えて試合には入るようにしていますね」。打者によって時に極端な攻め方をするなど、ストーリーで攻めた。

全体的に右打者へのシュートが多かった。「かなり初回から精度が高かった」と右打者を詰まらせ続けた。ただ、7回の杉本には甘く入った。「調子に乗ったら本塁打打たれました。あれは本当にもったいなかったですね」と反省。次への課題とした。

楽天からFA移籍し2年目になる。その古巣に田中将が復帰した。「(自分の方が年は)2つ上ですけど、神様です」という存在。試合後に結果を確認。「段階を踏んでいけば確実に力ある投手なので」とし「負けないように頑張りたいです」と笑った。互いにローテーション通りに進めば、そう遠くないうちにも投げ合う可能性がある。

メジャーでさらに高めた田中将同様、美馬も己の研さんを止めない。ベテランに引っ張られるように、ロッテの先発陣が好調だ。石川が合流して以降8試合の先発投手の防御率は1.59と抜群。4月首位の原動力になっている。「みんな勝ちがついてきたので、なおさら雰囲気はいいかなと思います」と話す。

好投を続けながら白星に恵まれないのが、ドラフト1位の鈴木昭汰投手(22=法大)だ。美馬にとっては、同じ茨城県南地区出身の後輩でもある。お立ち台で「明日(18日)は鈴木が投げるので、次こそ勝てるように熱い声援をよろしくお願いします」と、後輩に勢いをつなげた。

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ロッテ岡1号ソロ「ハーマンがピンチを抑えてくれてたので」[ニッカン]

ロッテ岡大海外野手(29)が大きな仕事をした。

2点差に迫られた直後の8回、この日最初の打席に入った。「前の回にハーマンがピンチを抑えてくれてたので、いい流れでそのまま何とかしたいなと」。

オリックス鈴木優のストレートを捉えると、右打者のものとは思えないような勢いで右中間へ伸び、そのままスタンドイン。1号ソロで3点差に広げた。

前夜は6回の同点機で空振り三振。「悔しい部分がありましたし、何とか取り返せるようにという気持ちでいました」とたった1日でやり返した。本塁打は19年9月9日のソフトバンク戦で放って以来、約1年7ヶ月ぶりとなった。

打撃練習での飛距離はチームトップクラスながら「僕はホームランバッターではないです。しっかり率を残さないと」と謙虚だ。かねて確実性の課題が指摘されるも、今季は打率2割9分4厘と好調。「方向性としては悪くないなと思います」と手応えもある。春季キャンプでは松中臨時コーチから手首の使い方をマンツーマンで教わった。井口監督も「ヒロミ(大海)はキャンプからずっと調子がいい」と喜ぶ。

代走や守備固めでの出場が多いのは、昨季と変わらない。重宝され、20試合消化時点での出場試合数は昨季と同じ「17」だ。ただ昨季は17試合で8打数0安打だったが、今季は17打数5安打4打点。首脳陣の期待と自身の好調ぶりが、数字に如実に表れる。岡の活躍は、チームの底上げの証しでもある。

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ロッテ開幕5連敗も20戦目までに借金返済、97年日本ハム以来24年ぶり[ニッカン]

ロッテは開幕5連敗を喫したが、その後15試合を8勝3敗4分けとして勝率5割。開幕5連敗以上のチームが20試合目までに借金を返済したのは、97年日本ハム以来24年ぶり。日本ハムは開幕6連敗後、20試合目で5割にした。

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ロッテ開幕5連敗も20試合目で勝率5割に「ようやくですね」井口監督[ニッカン]

悪夢の開幕5連敗を喫したロッテが、今季20試合目にして8勝8敗4分けで勝率を5割とした。

ここまでのシーズンと似たような歩みの試合になった。オリックス山崎福の前に、初回の1番荻野から4回の4番安田まで、打者13人連続でファーストストライクを見逃した。そのうち9人が2球以内に追い込まれるか、打ち取られるか。直球、スライダー、カーブ、チェンジアップとも低めにしっかりと決められ、絞りきれなかった。

それが4回2死一塁。5番山口が初球を中前打にしたことで流れが変わる。6番角中が四球を選び、7番藤岡の執念の内野安打で先制。井口監督も序盤の攻めには苦笑いしつつ「相手投手がちょっと浮いてきたところをしっかり捉えられた」と評価した。昨季も好投手を打者2巡目で攻略する機会が多かった。

開幕5連敗中は、5試合で計30安打。チャンスを作れない中で投手が我慢しきれずに敗れる、悪循環が続いた。特に最初のソフトバンク3連戦は開幕特有の球場の雰囲気にのみ込まれ、開幕投手を任された二木をはじめ本来の力を出し切れないまま敗れた。

5連敗直後の2試合連続16得点で流れを取り戻し、救援陣の不調など課題にも直面しながら、3週間を過ごしてきた。井口監督は「ようやくですね。ようやくチームとしても非常に状態が上がってきているので、これを引き続きやっていきたい」と確かな手ごたえを感じている。ルーキー鈴木が白星に恵まれ始め、藤原に強い当たりが戻れば、さらに加速できる。

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ロッテがZOZOマリン6戦のチケット販売停止、購入及び引換済み分は有効[ニッカン]

ロッテは17日、千葉県からの「新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく協力要請」に従い、ZOZOマリンで開催される主催公式戦6試合のチケット販売を停止すると発表した。対象となる6試合は以下の通り。

対象6試合における購入及び引換済みチケットは全て有効となる。詳細は球団公式ホームページへ。

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ロッテが本拠地ZOZOマリンのチケット販売停止、4月20〜25日の6試合[サンスポ]

ロッテは17日、千葉県からの「新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく協力要請」に従い、ZOZOマリンスタジアムで4月20日から25日に行われる公式戦6試合のチケット販売を、20日午後9時で停止すると発表した。既に購入および引き換え済みのチケットは有効。販売停止の6試合は以下の通り。

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ロッテ・岡が2年ぶりの本塁打「打席があるときにはアピールしないと」[サンスポ]

ロッテの岡が2年ぶりに本塁打を放った。4−2と迫られた直後の8回。この回から登板した鈴木の外角速球を捉えた。「とにかく強い当たりを打っていくことが結果につながる」と満足げに話した。

外野の選手層は厚く、今季の先発出場は1試合のみ。この日も代走で途中出場していた。「打席があるときにはアピールしないといけない」と力強く語った。

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“ミニマー君”ロッテ・美馬は勝利!楽天時代の同僚・田中将と同日先発で2勝目、チームを勝率5割へ導く[スポニチ]

謙虚で、どこまでも誠実だ。2勝目を手にしたロッテ・美馬には楽天時代に同僚だった田中将についての質問が続いた。それでも嫌な顔をせず、1つずつ丁寧に応じる。「どんな存在か」。そんな質問には「神様です。僕が2つ年上ですけど、神様です」と答えた。

楽天が初の日本一に輝いた13年は田中将がシーズン24連勝。美馬も日本シリーズでMVPを獲得したが、自身の活躍より、後輩の神がかっていた投球が脳裏に焼き付いている。

不思議な縁もある。美馬は「学」という名前から、家族には「マー」と呼ばれていた。そんなこともあって、プロ入りした当初は、1メートル88と大柄な田中将に対し、1メートル69と小柄なこともあって、「ミニマー君」と言われた。そんな2人が、偶然にも同日の先発マウンドに上がった。

田中将は黒星を喫したが、美馬は7回途中まで2失点の好投。開幕5連敗を喫したチームを勝率5割へと押し戻した。8年ぶりに日本復帰した右腕の結果も把握していた。「(田中将は)5回まで投げたんですよね。段階を踏んでいけば、確実に力ある投手なので、結果はついてくる。僕も負けないように頑張ります」。今後も同じ登板間隔で回れば、直接対決も実現する。

報道陣からは「もう、ライバルですね」と投げかけられたが、手のひらを横に振った。「僕はずっと楽天戦で打たれている。自分が抑えられるかという感じですね」。最後まで謙虚な男だった。

楽天の13年日本シリーズ
球団創設9年目で初出場し、巨人と対戦。第1戦は零敗を喫したが、第2戦は田中が9回1失点完投、第3戦は美馬が5回2/3を無失点に抑えた。その後、3勝2敗で日本一に王手をかけた第6戦では、田中が9回を160球で完投も4失点でシーズン初黒星。最終決戦となった第7戦に先発した美馬は6回を1安打無失点に封じた。3−0の9回は田中が締め、球団初の日本一を達成。2勝の美馬がMVPに輝いた。

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ロッテ開幕5連敗から勝率5割へ、美馬7回途中2失点と好投で2勝目[スポニチ]

ロッテが開幕5連敗から、ついに勝率5割まで戻した。井口監督は「ようやくチームとしても状態が上がってきた」と振り返った。

先発・美馬が6回2/3を2失点と好投し2勝目を飾った。中盤まで左腕・山崎福との投手戦を制した。

誰が見ても、この日のヒーローといえるが、「6回まで思い通りに投げられていて、いい形で抑えられたが、7回途中に代わってしまったところに後悔がある」とベテランは反省しきりだった。

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ロッテ20〜25日の主催6試合、20日午後9時でチケット販売停止[スポニチ]

ロッテは17日、千葉県からの「新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく協力要請」に従い、4月20日午後9時で4月20日(火)から25日(日)にZOZOマリンで開催される主催公式戦6試合のチケット販売を停止することを発表した。

対象6試合における購入及び引換済みチケットは全て有効。詳細は公式ホームページで。

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美馬学、今季2勝目…「神様」田中将大との投げ合いへ「負けないように」[報知]

ロッテの先発・美馬が6回2/3を7安打2失点で今季2勝目。「6回まではかなりよかったので気持ちよくヒーローインタビューしたかったけど…」。6回までは4安打無失点も、7回1死一塁で杉本に浴びた2ランから崩れたことを悔やんだ。それでも初回から右打者へのシュートがさえ渡り「感じとしては今年一番良かった」と汗を拭った。

この日は楽天時代の同僚・田中将が今季初先発。2歳下の右腕を「神様です」と称賛し、試合を気にかけていた。「またこうやって投げられたのが良かった。負けないように頑張りたい」。順調なら5月1日の楽天戦(楽天生命)で投げ合う可能性が高い。チームは開幕5連敗から勝率を5割に戻した。このまま状態をキープし“古巣”のマウンドで念願の再会を果たしたい。

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開幕5連敗からの借金を返済し勝率5割、井口監督「ようやくですね」[報知]

12安打7得点と投打がかみ合ったロッテがオリックスに快勝し、今季最大5あった借金を返済。勝率を5割に戻した。

今季は7年ぶりとなる開幕5連敗と厳しいスタートとなったが、徐々に状態を上げ13日から2度の引き分けを挟んで3連勝。この日は先発・美馬が6回2/3を2失点と力投し、打線も6回から毎回得点と終盤に連打で援護。16日の試合では3点ビハインドから8回に安田の3ランで引き分けに持ち込んだ良い勢いをこの日の勝利へとつなげた。今季20試合目にして勝率を5割に戻した井口監督は「ようやくですね。ようやくチームとしても状態が上がってきているので、これを引き続きやっていきたいなと思う。まだまだ(状態が)上がって来てない選手も含めて、後から出る選手もしっかりと働いてくれてるので。全員でしっかり勝ちを積み重ねていきたい」と安堵の表情を見せた。

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20日から25日の本拠地公式戦6試合のチケット販売を停止[報知]

ロッテは17日、「新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく協力要請」に従い、20日から25日にZOZOマリンで開催される6試合のチケット販売を停止することを発表した。

対象試合は20日〜22日の日本ハム戦3試合、23日〜25日のソフトバンク戦3試合。対象における購入及び引換済みチケットは全て有効。詳細は公式ホームページにて要確認。

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ロッテ・美馬「神様」マー君ばり奮投!7回途中2失点で2勝目、チーム今季初5割[デイリー]

兄貴分と慕っていた田中将に負けない力投でチームを勝利に導いた。6回2/3を2失点で自身2連勝。ロッテ・美馬学投手は「今年1番、感じとしてはよかった。力んで力がでるのはいい状態の証し」と充実感を漂わせた。

楽天時代の3年間にプロとしての心構えを受け、「2つ年上の神様」と尊敬する田中将の復帰戦と偶然重なった。13年の24勝無敗を見てきた美馬は、かつての田中将のように先に点を与えず、6回まで無失点の力投。偉大な先輩は復帰星を飾れなかったが、美馬は「確実に力のあるピッチャーなので、結果はついてくる。僕も負けないように頑張りたい」とうなずいた。

チームは2分けを挟み3連勝を記録し、借金返済で今季初の勝率5割。先発陣が整ってきたロッテがライバル楽天にじわりと迫ってきた。

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ロッテ、開幕5連敗も借金完済、井口監督は進撃へ「勝ちを積み重ねていきたい」[デイリー]

ロッテの先発美馬が6回2/3を2失点に抑える好投で2勝目。打線も4回に藤岡の適時内野安打で先制後、6回には角中の左前適時打。7回にはマーティンの左中間適時二塁打などで2点を奪うなど、計12安打の攻撃でオリックス投手陣を攻略した。

投打がかみ合い引き分けを挟んで3連勝。開幕5連敗をしたチームは20試合目で借金を完済した。井口監督は「ようやくチームとして状態が上がってきている。この状態を引き続き続けていきたい。全員でしっかり勝ちを積み重ねていきたい」とさらなる進撃へ気を引き締めた。

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ロッテ、藤岡が顔面強打も執念のヘッド、適時内野安打で先制[デイリー]

ロッテの藤岡裕大内野手(27)が決死のヘッドスライディングで適時内野安打を先制点をもぎ取った。

0−0の4回2死満塁。一、二塁間へゴロを放つも二塁の大城が好捕。一塁へ顔面を強打しながらも懸命のダイブが実り間一髪セーフ。「みんながランナーを返すことを考えて打席に入りました。美馬さんも頑張っているのでね。何とか食らいついていきました。先制できてよかったです」とコメント。

新外国人エチェバリアがファームで実戦出場を果たしライバルに負けないと意欲をみせる男が結果で示した。

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