ロッテが逆転勝ちで5連勝した。2−4の5回にマーティンの適時打と犠飛で追い付き、8回に山口のソロ、荻野の適時三塁打、中村奨の2点適時打で4点を勝ち越した。3番手の唐川が今季初勝利。日本ハムは投手陣が要所で崩れた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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北海道日本ハム | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
千葉ロッテ | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 4 | x | 8 |
「時の人 ぺこぱに力 もらったよ」。ロッテ山口航輝外野手(20)が、本拠地ZOZOマリンのお立ち台で俳句を披露した。同点の8回に決勝の3号ソロを放ち、5連勝(2分け挟む)に貢献。チームは3位タイに浮上した。13歳の時に伊藤園主催の「お〜いお茶 新俳句大賞」で佳作特別賞を受賞。始球式を務めたお笑いコンビ「ぺこぱ」と絡めた一句を堂々と詠み、ファンを歓喜させた。
本拠地ZOZOマリンのお立ち台で、山口が「独演会」を開演した。決勝の3号ソロでチームを5連勝に導き、三度目の正直で実現した“初舞台”。インタビュアーの「俳句で初のヒーローインタビューを締めていただきます」が合図だった。
力んだのか「『時の人 ぺこぱに…』、あっ、すみません」とかんだが、インタビュアーから助け舟。「こういう時、何て言うんでしたっけ?ぺこぱさんでしたら」と言われ、ぺこぱの持ちネタ「時を戻そう」で仕切り直した。
「時の人 ぺこぱに力 もらったよ」。
試合前、お笑いコンビ「ぺこぱ」が始球式を務めた。山口は打席に立ち、松陰寺太勇の投球をハーフスイング。球審のシュウペイは「ボール」と判定し、松陰寺太勇が「時を戻そう」とリクエストした。爆笑を誘った「ぺこぱ」を入れ、旬の一句を詠んだ。
プロ3年目。秋田・明桜では日本ハム吉田輝星とライバルで、しのぎを削った。強心臓が売りで、この日も同点の8回にセットアッパー宮西の直球を強振。持ち味である逆方向の右翼席に運んだ。プロ初本塁打は西武高橋、2本目は楽天岸。球界を代表するリリーフ左腕からも放ち、「大物キラー」を体現した。
13歳の時に伊藤園主催の「お〜いお茶 新俳句大賞」で佳作特別賞を受賞した。今季は節目などで披露。伊藤園からはプロ初本塁打を祝し、ペットボトル5ケースを贈られた。「『お〜いお茶』のラベルに使っていただけるような、いい俳句をまた考えたいなあと思っています」と誓った直後、お立ち台から渾身の1句を届けた。
ロッテ井口資仁監督(46)が、日本ハム戦で決勝の3号ソロを放った山口航輝外野手(20)の魅力を語った。「彼の持ち味は長打力。引っ張って打つより、ああやって流して打った方が、彼の中では色んなバリエーションが増えると思いますし、どの方向でもホームランが入る」と逆方向への長打力を挙げた。
出塁率の高さも評価した。打率は1割8分9厘と苦しむが、出塁率は3割8分8厘をマーク。この日も2四球を選んだように、規定打席に未到達ながら、四球は12を数える。「選球眼がいい選手ですし、出塁率も高いので、あそこの打順で打たなくてもつないでくれる、というところはある」と話した。
高卒3年目の20歳。安田らとともに、将来的には主軸で期待される。「レギュラーの中では、まだまだ経験値は一番少ない選手。どんどん、肥やしにしてやっていって欲しいです。しっかりと今は一塁を守ってくれていますので、最後まで守れるように自分自身でしっかりと守って欲しいと思います」と期待を込めた。
ロッテ小島和哉投手(24)が21日、先発予定の21日の日本ハム戦で今季初勝利を目指す。
過去3試合は6回まで投げ、ゲームメークするが、白星には届かず。「自分のピッチングをすることを1番に心掛けて。自分で操れることと操れないことがあるんで、自分の仕事を続けていくことが大事」。プロ初勝利のかかる日本ハムのルーキー伊藤との投げ合いを制する。
「時の人 ぺこぱに力 もらったよ」。ロッテ山口航輝外野手(20)が、本拠地ZOZOマリンのお立ち台で俳句を披露した。同点の8回に決勝の3号ソロを放ち、5連勝(2分け挟む)に貢献。チームは3位タイに浮上した。13歳の時に伊藤園主催の「お〜いお茶 新俳句大賞」で佳作特別賞を受賞。始球式を務めたお笑いコンビ「ぺこぱ」と絡めた一句を堂々と詠み、ファンを歓喜させた。
ZOZOマリンについにロッテ山口の句が響いた。中学時代に伊藤園主催「お〜いお茶 新俳句大賞」に応募し入賞。どこかでそんなプチ情報を見た私は1月末、石垣島での取材の最後の最後に、思わず「ところで昔、お〜いお茶の…」と聞いてしまった。本人がニヤリとしたので、すかさずその場でキャンプへ挑む1句を依頼。「前もって言ってくれれば考えてきたのにぃ〜」とノリもいい。
その後、報道陣に呼ばれる度に「今日の1句は?」と質問が飛んだ。初期はうるうるした目で「何かないっすか?」と小声で求めてきた。切り出した責任もあるので、キーワードの助け舟をパスしたことも1度くらいはあったりなかったり。でも、だいたい取材の最後にマスク越しにニヤリと目を合わせ「用意してますよ」とばかりに無言でアピールしてくる。
いくつもの句を重ね、一線級の投手達から1発を放ち、大きくなっていく。ついにお立ち台。最初にむちゃ振りした身としても感無量だ。もうヒントも必要ないだろう。これからも、夜空に飛ばせ、五七五。
ロッテ4番安田尚憲内野手が、ラッキーな適時打でリーグトップの21打点目を挙げた。
2点を追う3回1死一、二塁。一塁線へゴロを放ち、打球はベースを直撃。待ち構える一塁手の中田の頭上を越え、二塁から荻野が一気に生還した。「ラッキーな当たりでしたけど、ランナーをかえせて良かったです」とコメントした。
「時の人 ぺこぱに力 もらったよ」。ロッテ山口航輝外野手(20)が、本拠地ZOZOマリンのお立ち台で俳句を披露した。同点の8回に決勝の3号ソロを放ち、チームを5連勝(2分け挟む)に導いた。13歳の時に伊藤園主催の「おーいお茶 新俳句大賞」で佳作特別賞を受賞。この日は、始球式を務めたお笑いコンビ「ぺこぱ」と絡めた一句を堂々と詠み、スタンドから大きな拍手を浴びた。
本拠地ZOZOマリンのお立ち台で、山口が「独演会」を開演した。決勝の3号ソロでチームを5連勝に導き、待ちに待った“初舞台”。インタビュアーの「俳句で初のヒーローインタビューを締めていただきます」が合図だった。
力んだのか「『時の人 ぺこぱに』、あっ、すみません」と言葉をかんだが、インタビュアーから助け舟。「こういう時、何て言うんでしたっけ?ぺこぱさんでしたら」と言われ、ぺこぱの持ちネタの「時を戻そう」で仕切り直した。
「時の人 ぺこぱに力 もらったよ」。
この日、始球式を務めたのはお笑いコンビ「ぺこぱ」だった。山口は打席に立ち、松陰寺太勇のボールをハーフスイング。球審のシュウペイは「ボール」と判定し、「時を戻そう」とリプレー検証した。爆笑を誘った「ぺこぱ」と絡め、ユーモアを交えた一句を詠んだ。
強心臓ぶりを打席でも発揮した。同点の8回。セットアッパー宮西の直球をフルスイング。大きなフォロースルーとともに、打球は右翼席で弾んだ。プロ初本塁打は西武高橋、2本目は楽天岸。3本目は球界を代表するリリーフ左腕からで、「大物キラー」を体現した。
13歳の時に伊藤園主催の「おーいお茶 新俳句大賞」で佳作特別賞を受賞した。初本塁打ではチームが逆転で敗れ、13日の楽天戦(楽天生命パーク)で放った2号では「ビジターなので。ホームだけで」と俳句を封印。「三度目の正直」で披露し、ファンを歓喜させた。
ロッテ山口航輝外野手(20)が8回、決勝の3号ソロを放ち、チームを引き分けを挟んでの5連勝に導いた。
殊勲のスラッガーは、若き詠み人でもある。中学時代、伊藤園主催の「お〜いお茶 新俳句大賞」で佳作特別賞を受賞。これまでの主な俳句(川柳?)をまとめる。
ロッテ山口航輝外野手が、決勝の3号ソロを放ち、お立ち台で得意の俳句を披露した。
「時の人 ぺこぱに力 もらったよ」。
この日、始球式を務めたお笑いコンビ「ぺこぱ」と絡めた一句を堂々と詠んで、スタンドから拍手を浴びた。
山口は13歳の時に伊藤園主催の「おーいお茶 新俳句大賞」で佳作特別賞を受賞。初アーチでも「春の夜 夢にまで見た 初アーチ」と俳句を披露した。
ロッテ山口航輝外野手が、今季3号ソロを放ち、勝ち越した。同点の8回無死、日本ハム宮西の直球を右翼席に運んだ。
プロ初本塁打は西武高橋、2本目は楽天岸で、3本目は球界を代表するリリーフ左腕からアーチを刻んだ。
ロッテが、「超積極打法」で同点に追いついた。2点を追いかける5回、先頭の9番岡が初球を遊撃内野安打で出塁し、1番荻野も初球を中前打で一、二塁。2番マーティンは初球を右前適時打とし、3番中村は初球を右翼に打ち返し、同点の犠飛を放った。
4者連続の初球攻撃で試合を4−4の振り出しに戻した。
お笑いコンビ「ぺこぱ」が、ロッテ−日本ハム戦で始球式を務めた。ロッテファン歴28年の松陰寺太勇(37)、相方のシュウペイ(33)がリリーフカーに乗って、ロッテのユニホームでグラウンドに登場。ともにマウンド上でネタを披露し、スタンドを沸かせた。
3年目の山口を相手に、マウンドから松陰寺太勇がノーバウンド投球。山口がハーフスイングしたが、球審のシュウペイが「ボール」と判定。「時を戻そう」と持ちネタで松陰寺太勇がリクエストを要求し、リプレー検証したが、シュウペイが「完全に、ボールで〜す」と告げた。
松陰寺太勇は「ずっと夢に見ていたZOZOマリンスタジアムのマウンドに立ってみると緊張しました。当初はスライダー1本で考えていましたが、マウンドに立ってからストレートに切り替えました。いいところに投げられて良かったです」とコメントした。
シュウペイは「ファンの皆さんの拍手が温かくて、嬉しかったです。今日に向けて、相方の松陰寺はピッチングフォームや肩をうまく仕上げてきましたが、僕もホットパンツ姿を披露できるよう、脚部のコンディショニング調整がうまくいって良かったです」とコメントした。
ロッテは20日、5月9日の母の日に開催されるオリックス戦を対象に、ピンクユニホームを受け取れるグッズ付きチケットを先着5000人限定で販売することを発表した。グッズの有無は、ビジター外野応援指定席を除く全席種にて、チケット購入時に選択可能。(グッズ有無による金額差なし)。
グッズ付きチケットの購入者は、5月9日オリックス戦の開場30分前である午前11時30分から、ZOZOマリンスタジアム球場正面に設置される特設ステーションで、チケット1枚につき、ピンクユニホームを1着受け取ることができる。
なお、5月9日オリックス戦のチケットは、千葉県からの「新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく協力要請」に従い、5000人の入場者数制限とし、座席ごとに一定の間隔を空けて全席指定席、ダイナミックプライシング(価格変動制)となる。22日午前10時から23日午後10時に受付するシーズンシートオーナー及びホーム外野応援指定席マイシートオーナーWEB限定優先販売から順次販売される。
ロッテ井口資仁監督(46)が、イースタン・リーグ楽天戦で3回2失点だった佐々木朗について、順調なステップアップを強調した。
日本ハム戦の試合前取材で「プラン通りですね。順調にいってるんじゃないですか。まだまだ球数も含めて、イニングもこなせてないんで、5回以上投げられるようになってからですね、合流は」と話した。
ロッテが楽天に大勝し、イースタン・リーグ14連勝を達成した。1回に高部の適時二塁打で先制し、福田光の適時打で追加点。2回にはエチェバリアの2点適時二塁打でリードを広げた。4回には高部が2号ソロ、7回には平沢が1号満塁本塁打を放った。
先発の佐々木朗希投手(19)は、楽天ディクソンにソロ本塁打を浴びるなど、3回を2安打2失点。最速は153キロだった。4回以降は小刻みな継投でリードを守りきった。21日の同戦で99年に巨人が記録したイースタン・リーグ記録の15連勝を目指す。
ロッテ佐々木朗希投手(19)が20日、イースタン・リーグ楽天戦(森林どり泉)で先発し、楽天ブランドン・ディクソン内野手(29)にプロ入り後初の本塁打を浴びた。1回2死、浮いた151キロ直球を高々と飛ばされ、バックスクリーン直撃の特大弾を喫した。
150キロ台をコンスタントに出した高校時代は、本塁打をほとんど打たれなかった。実戦での被本塁打は岩手・大船渡高3年の19年7月7日、盛岡一高との練習試合(同校グラウンド)で、4番高橋怜大選手(当時2年)に浮いたスライダーを左翼越えされて以来、653日ぶり。
盛岡一戦では7回の被本塁打の後、一気にギアを上げ150キロ台中盤を連発。9回20奪三振の完投勝利を挙げた。この日はディクソンの被弾後も球速に大きな変化はなく、落ち着いてアウトを重ねていった。
実はちょうど2年前の19年4月20日は、自身で直撃させていた。森林どり泉からも近い多賀城市で行われた仙台育英(宮城)との練習試合に先発。変化球主体の投球で4回5奪三振だったが、それ以上にバットで見せた。初回、走者2人を置いての第1打席。外角直球を捉えると、低く強い弾道がそのまま中堅奥のスコアボードに直撃した。推定130メートル近い1発に「ここのスコアボードに当てた選手を初めて見た。まるで次元が違います」と、名門の中心選手もあ然。ネット裏で視察した日米20球団40人のスカウト陣の度肝を抜いていた。
ロッテ佐々木朗希投手(19)が20日、イースタン・リーグ楽天戦(森林どり泉)で先発し、3回2失点の投球だった。公式戦での登板はプロ入り後3試合目となった。
5メートル前後の風が吹く中、チームの14連勝もかかるマウンドに上がった。味方が2点を先制しての1回裏、2死後に3番ブランドン・ディクソン内野手(29)への2球目151キロが浮き、バックスクリーン直撃の本塁打を浴びた。プロ入り後の実戦では打者33人目での、公式戦では打者20人目での初被弾となった。実戦登板で初めて許した長打でもあった。
2回は3者連続三振。3回は、高校日本代表でバッテリーを組んだ水上桂捕手(19)の安打などで無死満塁とされ、内野ゴロの間に1点を失った。ディクソンからは2打席目はフォークで空振り三振を奪った。3回を2安打1四球2失点、4奪三振。最速は153キロで、直球平均球速は約150.4キロ。球数はプロ入り後最多の63球だった。
プロ2年目の佐々木朗は4月2日のイースタン・リーグのヤクルト戦(戸田)で、プロ入り後初めて公式戦に登板。先発し2回無失点に抑えた。その後、中6日で9日の同西武戦(ロッテ浦和)に先発し、3回を無失点。5月以降の1軍デビューを目指し、着実に調整を進めている。
日本野球機構(NPB)は、昨年の戦力外・現役引退選手計133人の進路調査結果を21日、発表した。
平均年齢28.1歳、平均在籍期間7.7年は過去5年の調査では最も低かった。野球関係に進んだのは101人(75.9%)。そのうちNPB(他球団と契約、コーチ、職員、スタッフなど)は68人で51.1%と前年より約10%減少した。NPB以外では独立リーグ16人、社会人野球10人、学生野球指導者2人、野球解説者・評論家は4人。野球関係以外に進んだのは18人(13.5%)で一般企業などに就職が11人、自営・起業が1人、進学が5人、多種目競技に転向が1人。コロナ禍でシーズン終了が遅れた影響もあり、未定・不明は前年より5人増えて14人だった。
ロッテ・山口航輝外野手(20)が、4−4の8回無死から勝ち越しの右越え3号ソロ。今季初の5連勝(2分けを挟む)に貢献し、初のお立ち台で得意の一句を披露した。
「時の人 ぺこぱに力 もらったよ」。
試合前の余興を思い出した。お笑いコンビ「ぺこぱ」が投手と球審に分かれて始球式を行った際、1番打者でもないのに打席に立ち、お約束のハーフスイング。ボールの判定に、投手役の松陰寺太勇が持ちネタ「時を戻そう」とリクエストを要求し観衆を笑わせた。
8回は「1点が欲しい場面で先頭バッターだったので、何でもいいから塁に出ようと打席に立ちました」と、カウント2−2からの直球を得意のフルスイング。球界を代表するセットアッパー、宮西から貴重な一打をたたき出した。
高卒3年目の20歳。13歳のとき『伊藤園お〜いお茶新俳句大賞』に応募した一句が、佳作特別賞を受賞。本拠地限定の俳句パフォーマンスにこだわる20歳は、「本塁打王を取れるような選手を目指して頑張りたい」と意気込む。
山口の一発で勝ち越したチームは打線がつながり、この回4得点。5連勝で今季初めて貯金2とし、西武と同率ながら初のAクラス(3位)に浮上した。
今季初の5連勝を果たしたロッテは、マーティンが変幻自在の活躍をみせた。
「自分の打てるボールをしっかりスイングできたね。ランナーをかえせてよかったよ。次の打席も頑張りマーティン!」。
2−4の5回無死一、二塁で迎えた3打席目。スライダーを捉えて右前適時打。1点差に追い上げると、続く中村奨の右犠飛で4−4の同点とした。
意表を突いたのは1回だ。リーグトップの7本塁打を放っているマーティンが、無死一塁から投前バント安打で出塁した。日本ハム・加藤の初球を転がし、全力疾走で一塁ベースを駆け抜けた。
先発の石川がぴりっとせず、1、3、5回に失点したが、4試合連続無安打と不振の藤原がスタメンから外れ、好調の岡が「9番・中堅」で今季2度目のスタメン出場を果たした打線は、そのたびに追いついた。そして8回、先頭・山口の勝ち越しソロなどで4点を奪って振り切った。
チームは前週のビジター6連戦を、4勝2分けで乗り切り、今季初の貯金をつくって本拠地に戻ってきた。その初戦で、会心の逆転勝利。泥沼の開幕5連敗から復活したチームには、勢いと粘りがある。
ロッテ・山口航輝外野手(20)が4−4の8回無死で、日本ハム4番手の宮西から勝ち越し右越え3号ソロを放った。ロッテは8−4で逆転勝ちし、今季初の5連勝で今季最多の貯金2とした。
山口は高卒3年目の大砲候補で、趣味が俳句という“球界の俳人”。決勝アーチをたたき出し、プロ初のお立ち台で得意の一句「時の人 ぺこぱに力 もらったよ」を披露した。
山口は試合前、お笑いコンビの「ぺこぱ」が始球式を行った際、右打席に立ってハーフスイング。“リクエスト”が要求されるなど、楽しい一時を過ごしていた。
ロッテの石川は今季2度目の登板で制球に苦しみ、6回を9安打4失点だった。1回に近藤に2ランを浴びると、3回には再び近藤に適時二塁打を許した。5回にも西川にソロを浴びた。
意地を見せたのは4−4と味方が追いついた直後の6回。1死二塁で大田を三ゴロに打ち取り、清水は空振り三振に仕留めて切り抜けた。先発陣は開幕からここまで全試合で5回以上を投げているだけに、石川も6回まで投げて面目を保った形だが「本当に不甲斐ないし、申し訳ない」と反省した。
ロッテのレオネス・マーティン外野手(33)が2点を追う1回無死二塁から、投前バント安打で出塁した。1打席目で日本ハム先発・加藤の初球をバントで転がして一塁ベースを駆け抜け、クロスプレーの末にセーフの判定だった。
マーティンは20日の試合前の時点で、パ・リーグトップの7本塁打。打点はリーグ2位の18打点を挙げるなど強打を発揮し続けている。来日3年目で犠打ゼロ。一、三塁としたロッテは、続く中村奨の右犠飛で1点を返した。
ロッテ・佐々木朗希投手(19)が20日、イースタン・リーグ楽天戦(森林どり泉)で先発し、3回を2安打2失点で降板した。同リーグ3試合目の先発となった佐々木朗は、打者13人に63球を投げて4奪三振1与四球。1回2死からディクソンにプロ初被弾となるソロ本塁打を浴びた。
降板後は球団を通じて「今日は前回よりも多く球数を投げることができたのがよかったです。また、色々なシチュエーションの中で投げることができたのもよかったと思います。次も頑張りたいです」とコメントした。ロッテは楽天を9−4で下し、イースタン・リーグ14連勝を果たした。
日本野球機構(NPB)は20日、2020年の戦力外選手と現役引退選手計133人(外国人選手と同一球団内で育成で再契約した選手を除く)の進路調査結果(3月31日現在)を発表。平均年齢はここ5年間で最も低い28.1歳、平均在籍年数は最も短い7.7年だった。
進路の内訳は、NPB関係(選手、コーチ、球団職員など)が68人(51.1%)で最も多く、その他の野球関係(独立リーグなど)の33人(24.8%)と合わせて101人(75.9%)が野球関係に進んだ。
野球関係以外(一般企業、進学など)は18人(13.5%)で、進路未定・不明は14人(10.5%)。NPBのセカンドキャリア担当者は「独立リーグなど野球関係に進みたい選手の受け皿が増えたのはいいことだが、次のサードキャリアでは野球以外の仕事を考えざるをえない。選手会を含めてフォローを考えている」と語った。
俳句には季語が必要だが、川柳は特にこだわる必要もないという。4−4で迎えた8回に決勝の3号ソロを放ったロッテ・山口が、3年目で初のお立ち台へ。「時の人 ぺこぱに力 もらったよ」−。得意の「五・七・五」で気持ちを表現するとファンは沸いた。
「楽しかった。ありのままでいられた」。
緊張はしなかったが、一句披露しようとしたところで、かんだ。ただ慌てない。試合前に始球式を行ったお笑いコンビ「ぺこぱ」のギャグ「時を戻そう」で、機転を利かし「テーク2」で成功した。
「仕込んでないですよ。マイクが遅れて聞こえたので…。始球式の(打席での)ハーフスイングは要望があったので、しっかり仕込ませてもらいました」。
20歳の若武者は中学時代に「伊藤園お〜いお茶新俳句大賞」で佳作特別賞を受賞。そんな特技で人気上昇中だが、パンチ力も評価が急上昇中だ。決勝弾はリリーフエースの宮西の直球を右翼席へ運んだもの。「スライダーも頭にあった」と明かす一方で「振り遅れて当たった方が飛ぶ」と言う。これで3発中2本が逆方向へのアーチ。打率.189だが12四球と選球眼はいい。
2分けを挟む5連勝で3位タイに浮上。井口監督も「彼(山口)の持ち味はどの方向でも本塁打できるところ」と称賛する。山口の「作品」が増えればチームも頂点に近づく。
人気お笑いコンビ「ぺこぱ」がロッテ−日本ハム戦前の始球式を行った。
熱烈なロッテファンとして知られる松陰寺太勇がマウンドに上がり、打者に山口、捕手は吉田。内角球を山口がハーフスイングし、球審役の相方・シュウペイがボールと判定すると、すかさず松陰寺は持ちネタである「時を戻そう」を繰り出しリクエストを要求した。
判定は変わらなかったが松陰寺は「山口選手の選球眼が素晴らしかった」と笑った。
ロッテ・佐々木朗がイースタン・リーグの楽天戦に先発し3回2安打2失点。初回、ディクソンに中越えソロを浴びるなど公式戦3試合目でプロ初被弾&初失点を喫したが、最速153キロで4三振も奪い「前回よりも多く球数を投げることができたのが良かった」と語った。
井口監督は「まだ球数、イニングもこなしてない。合流は5回投げてから」と5月中の1軍昇格を見据える。また2軍は3月25日からの連勝を14まで伸ばし、リーグ記録である99年・巨人の15連勝に王手をかけた。
日本野球機構(NPB)は20日、昨年限りで戦力外通告を受けた選手と現役を引退した選手の進路調査結果を発表した。133人のうち約半数の68人が他球団への移籍やコーチ就任、球団職員への転身で12球団内に残った。平均在籍期間7.7年は最近5年で最も短く、平均年齢も28.1歳と最も若かった。
選手や指導者として16人が独立リーグ、10人が社会人野球へ移った。他種目競技転向は1人で元西武の相内誠投手が格闘技に転向。一般企業には11人が就職し5人が進学した。昨年はコロナ禍でシーズン終了が遅れ、未定は昨年より5人増え14人だった。
ロッテの山口航輝外野手が同点の8回に決勝3号ソロを放った。中学生のときに、「第26回伊藤園お〜いお茶新俳句大賞」に「ラグビーの 選手の体 湯気が立つ」の作品を応募し、佳作特別賞を受賞した経歴を誇る。
そんな縁もあって、伊藤園から「お〜いお茶」が5ケース贈呈されたばかりで、山口はZOZOマリンでヒーローインタビューされた際には「一句詠みたい」と宣言していた。
「時の人 ぺこぱに力 もらったよ」−。 お立ち台は1度、かみながらも時を戻して、テイク2。2度目は完璧だった。ロッテ・石川歩投手が6回9安打4失点でマウンドを降りた。今季2度目の先発となったが、毎回安打を許す苦しい投球に「内容としては最悪です。野手の人に助けてもらって、この点数に抑えられたと思います。本当に不甲斐ないし、申し訳ないです」と反省した。
打線は2点ビハインドの5回に4者連続初球打ちなどで、同点に追いついていた。
お笑いコンビ「ぺこぱ」が20日、ZOZOマリンで行れたロッテ−日本ハム戦で始球式を行った。熱烈なロッテファンとしても有名な松陰寺太勇が背番号26のユニホーム姿でマウンドに上がった。
打席に山口が立ち、捕手役の吉田が構えるミットへ思い切り投げ込んだ。内角へ切れ込むシュート回転の球だったが、これを山口がハーフスイング。球審役を務めた相方のシュウペイが「ボール判定」すると、松陰寺が「時を戻そう」とまさかのリクエスト要求となった。
リプレー検証の結果、シュウペイから「完全にボールでーす」と判定が変わらないことを告げられたが、松陰寺は「いやー、山口選手の選球眼が素晴らしかった」とオチを付けた。コント仕立てのセレモニーを見事に演じ、最後は4人での記念撮影にしっかりと収まっていた。
ロッテは5月9日の母の日に開催されるオリックス戦(ZOZOマリン)を対象としてピンクユニホームを受け取ることができるグッズ付きチケットを先着5000人限定で販売する。
グッズの有無はビジター外野応援指定席を除く全席種にてチケット購入時に選択可能。グッズ付きチケットの購入者は開場30分前である午前11時30分から球場正面に設置される特設ステーションにてチケット1枚につきピンクユニホームを1着受け取ることができる。
なお、当日のチケットは、千葉県からの「新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく協力要請」に従い、5000人の入場者数制限とし、座席ごとに一定の間隔を空けて全席指定席として、ダイナミックプライシング(価格変動制)で4月22日午前10時〜23日午後10時に受付するシーズンシートオーナー及びホーム外野応援指定席マイシートオーナーWEB限定優先販売から順次販売する。
球団広報室は「当日はMother's Day(マザーズ・デー)イベントが開催され、千葉ロッテマリーンズはピンクユニホームを着用して試合に臨みます。またホームベースを除く各ベースはピンク色となるなどMother's Day(マザーズ・デー)イベントに合わせて様々な趣向を凝らしますのでぜひ楽しみにしていてください」とコメントしている。
日本野球機構(NPB)は20日、昨年限りで戦力外通告を受けた選手と、現役引退した選手の進路調査結果を発表した。
対象となった133人のうち、約半数の68人が他球団への移籍やコーチ就任、球団職員への転身で12球団内に残った。
平均在籍期間7.7年は最近5年で最も短く、平均年齢も28.1歳と最も若かった。選手や指導者として16人が独立リーグへ、10人が社会人野球へ移った。他種目競技転向は1人で、元西武の相内誠投手が格闘技に転向した。
一般企業には11人が就職し、5人が進学した。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響でシーズン終了が遅れ、未定は昨年より5人増えて14人だった。
ロッテ・佐々木朗希投手が20日、ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉で行われたイースタン・リーグの楽天戦に先発し、3回2失点で交代した。初回に152キロの直球をディクソンにバックスクリーンへプロ初被弾を浴びるなど、プロ公式戦で初失点を喫した。
9日の西武戦以来、中10日での登板で、イースタン・リーグでの過去2試合は計5回無失点だった。
幕張の夜空に山口の念願の一句が響き渡った。「時の人 ぺこぱに力 もらったよ」。プロ初のお立ち台。ファンに約束していた“俳句”は直前に考えた。試合前、始球式で自ら打席に立ったことに触れ、マリンを笑いと拍手で包み込んだ。
フルスイングで試合を決めた。同点の8回先頭。宮西の外角直球をとらえ右越えに決勝ソロ。「走りながら入ってくれーと。気持ちいいなぁと思いながらホームを踏みました」。打率は1割8分9厘。3年目で今季1軍初出場しプロ7安打目だが、そのうち3本塁打と長打力を見せつけた。
13歳の冬、「お〜いお茶」の新俳句大賞に応募。「ラグビーの 選手の体 湯気が立つ」で佳作特別賞を受賞。伊藤園からプロ初アーチを祝いペットボトル5ケースが届いたばかりだったが、感謝の一発となった。
チームは5連勝で西武に並び3位タイに浮上。井口監督は「彼の持ち味はどの方向でも本塁打が入るところ。出塁率は非常に高い(3割8分8厘)のであの打順(6番)でつなぎも一発も打ってくれる」とうなずいた。
4番・安田とともに近未来のロッテを支える20歳は「目標は本塁打王。今年はとりあえず10本。その後、増やしていきたい」と初々しかった。ホームのお立ち台限定の俳句。ファンの楽しみは増えるばかりだ。
ロッテ・佐々木朗希がイースタン3度目の登板で初失点を喫した。楽天・ディクソンに直球をプロ初被弾されるなど3回2安打2失点だった。63球を投げ最速は153キロ。「前回よりも多く球数を投げることができたのが良かった。また色々なシチュエーションの中で投げることができたのも良かった」と振り返った。
井口監督は「順調にいっている。(1軍)合流は5回以上投げられるようになってから」と説明した。
お笑い芸人のぺこぱの2人が始球式を行った。
松陰寺太勇が投手、シュペイは審判で、右打席にはロッテ・山口、捕手はロッテ・吉田が務めた。
ロッテファンの松陰寺にとっては「夢だった」と念願のマウンド。山口の内角にノーバウンド送球も、ハーフスイングで、シュウペイは「ボール」とコール。
松陰寺は持ちネタの「時を戻そう」と、まさかのリクエストを要求。球場内にはリプレー映像が何度も流されたが、結局審判のシュウペイが「完全にボールでーす!」と判定は覆らず…。
異例のネタで球場を盛り上げた。
ロッテは5月9日の母の日に開催されるオリックス戦(ZOZO)を対象としてピンクユニホームを受け取ることができるグッズ付きチケットを先着5000人限定で販売する。
グッズ付きチケットの購入者は5月9日オリックス戦の開場30分前である、11時30分からスタジアム球場正面に設置される特設ステーションにてチケット1枚につきピンクユニホームを1着受け取ることができる。
ロッテマリーンズ広報室は「当日はマザーズ・デーイベントが開催され、千葉ロッテマリーンズはピンクユニホームを着用して試合に臨みます。またホームベースを除く、各ベースはピンク色となるなどイベントに合わせて様々な趣向を凝らしますのでぜひ楽しみにしていてください」とコメントした。
日本野球機構(NPB)は20日、20年に戦力外、現役引退した選手の進路調査結果を発表した。対象人数は133人で平均年齢は28.1歳、平均在籍年数は7.7年だった。
進路内訳でもっとも多かったのは野球関係で約76%。NPB関連(コーチ、スタッフ、球団職員など)が68人(約51%)で、その他(独立リーグ、社会人、解説者など)が33人(約25%)だった。
野球関係以外が13.5%。また昨季はコロナ禍の影響を受けシーズン終了が11月まで長引いたため、進路が決まっていない「不明」も14人(10.5%)と、例年に比べて増えた。
過去5年を比較すると、引退時の平均年齢は1.5歳低年齢化し、平均在籍年数も0.8年短くなっている。
初めて上がったお立ち台でロッテ・山口は得意の俳句を一句。「時の人…あれ?」。言い間違えたが「時を戻そう」と機転をきかせ、仕切り直して深呼吸。「時の人 ぺこぱに力 もらったよ」−。13歳で伊藤園「新俳句大賞」佳作特別賞を受賞した俳人が一句詠むや、スタンドから笑いと拍手が湧き起こった。
同点の8回だ。宮西の直球をフルスイングした打球は右翼席への決勝の3号ソロ弾。試合前、お笑い芸人・ぺこぱの始球式で打席に立ちハーフスイング。ストライクかボールか「時を戻そう」と松陰寺太勇が持ちネタでリクエストを要求するという、仕込みネタで打ち合わせ通りに盛り上げ試合へ。力を発揮し2人に感謝の一発だ。
引き分けを挟み5連勝で西武と並び3位浮上。「チームはとてもいい状態。明日も勝てるように」と若き大砲は高らかに言った。
ロッテの佐々木朗希投手(19)が20日、イースタン・楽天戦(森林どり泉)で先発し、3回を2安打2失点4奪三振。最速153キロをマークもプロ初被弾を浴びる内容だった。
2軍で3度目の先発で、初回2死からディクソンに中越えソロを被弾したが、プロ最多の63球を投げ「多く球数を投げることができたのがよかった」と振り返った。井口監督は「プランどおり順調」と最短でGW明けにも昇格の可能性も。なお、2軍はこの試合に勝利しイースタン・リーグ14連勝を記録した。
日本野球機構(NPB)は20日、昨年戦力外通告を受けた選手と現役引退した選手の進路調査結果を発表した。133人のうち約半数の68人が他球団への移籍やコーチ就任、球団職員への転身で12球団内に残った。
平均在籍期間7.7年は最近5年で最も短く、平均年齢も28.1歳と最も若かった。選手や指導者として16人が独立リーグへ、10人が社会人野球へ移った。一般企業には11人が就職し、5人が進学した。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響でシーズン終了が遅れ、未定は昨年より5人増えて14人だった。
お笑いコンビのぺこぱの始球式で盛り上がって始まった一戦。ロッテが接戦を制して2分けを挟んで5連勝。貯金を2とした。
4−4の同点で迎えた8回、先頭の山口が、日本ハム・宮西の外角高めの142キロの直球を右翼スタンドに運ぶ3号決勝ソロを放った。
プロ3年目の20歳は初のヒーローインタビュー。「1点が欲しい場面で先頭バッターだったので、何でもいいので塁に出ようと思って打席に立ちました。手応えがあって、走りながら入ってくれと思いました。気持ちいいなーと思いながらホームベースを踏みました」と余韻に浸った。
将来の目標を「ホームラン王になれるような選手になりたいです」と語る。「とりあえず10本、そのあと増やしていきたいと思います」と約束した。
特技は13歳で伊藤園「お〜いお茶新俳句大賞」で佳作特別賞を受賞したという俳句。ヒーローインタビューの締めに一句求められると、。「時の人ぺこぱに…」といって思いっきり噛んだ。そのあと、インタビュアーのフォローもあって「時を戻そう!」と、ぺこぱの言葉を借りて仕切り直し。「時の人 ぺこぱに力 もらったよ」と詠み上げて拍手喝采を浴びていた。
お笑いコンビのぺこぱが20日、ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ対日本ハム戦で始球式を務めた。ピッチャーの松陰寺太勇が投球後「時を戻そう」と異例のリプレー検証を求めたが、判定が覆らず、不満を爆発させた。
打者は今季2本塁打を放っている山口。相方のシュウペイが球審を務めた。松陰寺のこん身の直球はノーバウンドで捕手のミットに収まったが山口のハーフスイングは空振りと認めずボールの判定。たまらず「ちょっと、ちょっと、時を戻そう」とリクエスト。大型ビジョンに映し出された映像を見たシュウペイは判定を変えずにボールの判定。
松陰寺は落胆したが「山口選手の選球眼は素晴らしい」と最後は納得。ホーム付近で笑顔で記念撮影を行った。
松陰寺は熱烈なロッテファンとして知られる。
ロッテの助っ人・マーティン外野手が今季初のセーフティーバントを決め、好機を広げた。
2点を追う初回の攻撃。先頭の荻野が左越え二塁打を放つと、加藤の初球を三塁前に転がす絶妙のバント。スタンドからどよめきが起こり、助っ人は全力疾走でセーフの判定。栗山監督はリクエストを要求したが、判定は覆らず無死一、三塁から再開。続く中村奨が右犠飛を放ち1点をかえした。
ロッテの佐々木朗希投手(19)がイースタン・楽天戦でファーム合流後、3度目先発。3回を投げ最速は153キロをマークし2安打2失点4三振。初回、ディクソンに中越えソロを浴び、“プロ初被弾”を許したが、井口監督は「ホームランは打たれましたけど、順調にいっている」と話した。
初回から150キロ台の直球を連発させた佐々木朗。先頭の和田は151キロ直球で二ゴロ。カスティーヨには外角直球で三ゴロに抑え、簡単に2死を取ったが、ディクソンには1ボールから高めの152キロ直球を痛打されて、初被弾。令和の怪物がイースタンで初失点を許したが、2回は落ち着いた投球で三者連続三振に抑えた。
この回は内田を151キロの直球で空振り三振。堀内は150キロ直球で見逃し、岩見は152キロ直球で空振り三振を奪った。
この日は実戦でプロ最多の63球を投げ、順調にイニング数も伸ばしており井口監督は「プラン通りにいっている」と手応え。最短では5月のゴールデンウィーク明けにも1軍合流も視野にいれている。
ロッテは20日、母の日の5月9日に開催されるオリックス戦(ZOZOマリンスタジアム、14時試合開始)を対象としてピンクユニホームを受け取ることができるグッズ付きチケットを先着5000名限定で販売すると発表した。
グッズの有無はビジター外野応援指定席を除く全席種でチケット購入時に選択可能(グッズ有無による金額差なし)。グッズ付きチケットの購入者は開場30分前の11時30分からZOZOマリンスタジアム球場正面に設置される特設ステーションでチケット1枚につきピンクユニホームを1着受け取ることができる。
同日のチケットは、千葉県からの「新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく協力要請」に従い、5000人の入場者数制限とし、座席ごとに一定の間隔を空けて全席指定席として、ダイナミックプライシング(価格変動制)で4月22日10時〜23日22時に受付するシーズンシートオーナー及びホーム外野応援指定席マイシートオーナーWEB限定優先販売から順次販売する。
ロッテ広報室は「当日はMother's Day(マザーズ・デー)イベントが開催され、千葉ロッテマリーンズはピンクユニホームを着用して試合に臨みます。またホームベースを除く各ベースはピンク色となるなどMother's Day(マザーズ・デー)イベントに合わせて様々な趣向を凝らしますのでぜひ楽しみにしていてください」とコメントした。
ロッテの佐々木朗希投手(19)がイースタン・楽天戦でファーム合流後、3度目先発。3回を投げ最速は153キロをマークし2安打2失点4三振。初回、ディクソンに中越えソロを浴び、“プロ初被弾”を許したが、2回は3者連続三振で抑えた。
初回から150キロ台の直球を連発させた佐々木朗。先頭の和田は151キロ直球で二ゴロ。カスティーヨには外角直球で三ゴロに抑え、簡単に2死を取ったが、ディクソンには1ボールから高めの152キロ直球を痛打されて、初被弾。令和の怪物がイースタンで初失点を許したが、2回以降は落ち着いた投球で抑えた。
2回は内田を151キロの直球で空振り三振。堀内は150キロ直球で見逃し、岩見は152キロ直球で空振り三振を奪った。しかし、3回には先頭吉持が二ゴロ失策で出塁を許すと、水上が右前打、和田に四球を与え満塁とし、カスティーヨの三ゴロの間に1失点も後続を抑えて降板した。
ロッテの佐々木朗希投手(19)がファーム合流後、3度目先発し、初回、ディクソンに中越えソロを浴び、“プロ初被弾”を許した。
初回から150キロ台の直球を連発させた佐々木朗。先頭の和田は151キロ直球で二ゴロ。カスティーヨには外角直球で三ゴロに抑え、簡単に2死を取ったが、ディクソンには1ボールから高めの152キロ直球を痛打されて、初被弾。2軍合流後ここまでファームでは無失点を継続していたが、令和の怪物がイースタンで初失点を許した。
突然のことだった。プロ2年目の横山陸人投手は4月9日、1軍に合流した。マネジャーから連絡があったのは前日8日の夜遅く。浦和寮内の大浴場で練習の疲れを癒やすべく、ゆっくりと湯船に漬かっていると脱衣所に置いてあるスマホが鳴っていることに気が付いた。急いで体を拭いてから電話に出ると、1軍昇格を告げられた。
「まさか、とビックリしました。すごく嬉しかったです」と横山。
2019年ドラフト4位で地元千葉の専大松戸高校からマリーンズ入り。同期入団のドラフト1位は「令和の怪物」と呼ばれ、注目を集める佐々木朗希投手がいる。同じ年の同級生投手とは1年目は石垣島での春季キャンプで同部屋。キャッチボールはいつも一緒に行った。
そんな佐々木朗は、いつもメディアの注目を集めていた。佐々木朗が2軍公式戦での初登板となった4月2日の東京ヤクルト戦(戸田)も多くのメディアが駆け付けていた。その試合で横山は先発した佐々木朗希の後、4番手として登板し存在感を見せつける。打者2人を投ゴロ、空振り三振に仕留めた。
目を引いたのはサイドから繰り出されるMAX150キロの剛速球だった。スライダーとカーブでカウントを取り、決め球として投げ込むストレートは威力十分。高校時代、そしてプロ1年目の昨年はMAX148キロ。2回を被安打1、2奪三振、無失点でMAX153キロの佐々木朗と共に確実に成長している姿を見せた。
「今年はオフの自主トレからしっかりと練習をしてきた成果が出て嬉しいです。力を入れた訳ではなく、いつもと同じ感じで投げて150キロが出たのは自信になりました」と横山は振り返る。
急成長している若者のマウンドさばきは1軍首脳陣の目にも留まった。4月9日から11日の本拠地ライオンズ3連戦の期間限定ではあったが、1軍合流が決定した。
「マリンは高校時代には日体大柏戦や八千代松陰戦で投げましたが、どちらかというと打たれたイメージしかないです。けど、やっぱりマリンは自分にとっては特別な場所です」。マリーンズの本拠地ZOZOマリンスタジアムのロッカールームに足を踏み入れた横山は目を輝かせながら話をしていた。
この3連戦、いつコールされてもいいように序盤からブルペン待機を続けた。肩をつくり登板の機会を待ったが、残念ながら出番は訪れなかった。それでも横山にとっては百戦錬磨のマリーンズのセットアッパー陣と共に貴重な時を過ごすことができたのは収穫だ。
「ブルペンでの独特の緊張感を味わうことができました。大変さもわかりましたし、本当にいい経験になりました」(横山)
4月11日のライオンズ3連戦3戦目の試合後に監督室に呼ばれ、ファーム合流を言い渡された。井口資仁監督、吉井理人投手コーチからは「期待をしている。これからも2軍でしっかりと抑えて、いつでも呼べるようなピッチングを続けてきて欲しい」と声を掛けられた。
1軍登録3日間を終え、再び2軍での日々が始まった。短い期間ではあったが1軍の空気を吸ったことで具体的に今、何をすべきかのイメージができるようになった。「今回は緊張してしまいましたが次、上がった時はもう緊張しないでいけると思います。次はちゃんとブルペン陣の戦力として1軍に呼んでもらえるように2軍でしっかりと頑張りたいと思います」と若者は目を輝かせる。
マリーンズには将来有望な若手選手がたくさんいる。サイドからキレのある直球とスライダー、カーブ、シンカーを操る横山もまた楽しみな逸材の1人だ。1軍デビューする時にはこの3日間の1軍経験がきっと生きるはずだ。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)