わたしはかもめ2021年鴎の便り(4月)

便

4月26日

ロッテ山口「いいと思います」アーチ初共演安田との「YY砲」誕生に乗り気[ニッカン]

ロッテに待望の「YY砲」が誕生だ。左の安田尚憲内野手(22)、右の山口航輝外野手(20)の若き長距離砲2人が、25日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)で初めてアーチ共演を果たした。

YY砲との声も挙がり、山口も「いいと思います!」と乗り気だ。27日からは西武との3連戦。秋山、清原のAK砲はYY世代にはなじみはないが「YYも頑張ります!」。安田は現在5発で、山口は4発。さらなるアーチ量産でチームを勢いづける。

YY砲をサポートするのが、好調な上位打線だ。1番荻野貴司外野手(35)は直近6戦では打率5割で、27打席中15打席で出塁に成功した。2番レオネス・マーティン外野手(33)はリーグ1位の8本塁打。3番中村奨吾内野手(28)は打率3割2分6厘、出塁率4割5分を誇る。

井口資仁監督(46)も「1番から3番までつないで、ほぼランナーがある時に安田みたいな、そういうのが続いてますし。本当につながりを持てて今、点を取れてるかなと思います」と手応えを感じている。得点力不足に悩んだ昨季。課題は解決されつつある。2試合連続16得点があったとはいえ、137得点は12球団で依然トップだ。

得点パターンの形成で、副産物も生まれた。正遊撃手として期待される新外国人選手、アデイニー・エチェバリア内野手(32)の1軍昇格について、井口監督は25日に「(2軍で)もう3試合くらい見ながら、チームの状態と色々なことを考えながらやっていきたいと思います」とコメントした。

コロナ禍での来日で、メジャーでならしたプレーヤーでも試合勘を戻すのが難しい状況だ。「今は(打線に)あまり変えるところはないので、そういう意味ではファームでしっかり準備してもらいたいなと思います」と指揮官。打線の好調さは、エチェバリアに焦らず万全な状態に戻る時間をプレゼントしている。

エチェバリアはここまで、イースタン・リーグで3番での起用が多い。3試合連続マルチ安打と、いよいよ1軍合流も近づいている。上位打線が引き続き万全ならば、エチェバリアは若きYY砲とともにポイントゲッター役を求められる可能性もある。5連敗で始まったシーズンも、4月のうちに貯金生活に。今年もロッテが存在感を高めはじめている。

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プロ野球は無観客に異議「この1年無駄に使っていない」/寺尾で候[ニッカン]

日刊スポーツの名物編集委員、寺尾博和が幅広く語るコラム「寺尾で候」を随時お届けします。


1年前の4月下旬、NPB(日本野球機構)とJリーグが合同で開催する第6回目の「新型コロナウイルス対策連絡会議」では、史上初の無観客試合で開幕する方針が固まった。

あれから1年、この会議も第30回を数えて、プロ野球は再び「無観客」を強いられた。東京、大阪、京都、兵庫に発令された緊急事態宣言に伴う無観客の要請にコミッショナーの斉藤惇は異議を唱える。

「我々は相応のコストをかけて徹底的な防疫態勢と検証を繰り返してきた。統制された下で行われるプロ野球と、監視されずに飲食するグループと一律に全く同じ条件で有観客をとどめてしまうのは、どうしても納得がいかない」。

無観客試合の受け入れを「苦渋」「例外的」な選択とした斉藤は、さらに「興行を強制的に止める訳だから、政府、自治体も対策の検証をした上で、データ分析に基づいた細かい施策の適用が求められる」と要望した。

すでに緊急事態宣言の延長を示唆する感染症の専門家もいて“出口”は見えないままだ。この状況では球団経営は売上高が激減した昨シーズンに続く大きな損失を被って窮地に立たされるのは必至だろう。

さらに苦境が続けば選手の年俸削減にも踏み込まざるを得なくなってくるかもしれない。昨年は経営者側から選手会に対し、試合数が減少した場合でも削減に踏み切らない旨の説明が行われたようだが、この緊急事態宣言が繰り返されることになれば先行きは不透明だ。

現行の「野球協約」「統一契約書」には、ウイルス感染、天災など不測の事態を想定した減額制限が明記されていない。連結決算の企業論理からも、収束の見通しが立たない以上、この条文の改定は今後の課題になってくるだろう。

昨年のオーナー会議で議長役を務めたDeNAオーナーの南場智子が「現在の状況が苦しいというのは共有されている。その中の1つの要素として話題には上がった」と語ったが、今年のトップ会議では遡上に上がるかもしれない。

新型コロナ感染拡大をコミッショナーの斉藤は「国難」と表現してきた。「我々はこの1年を無駄には使っていない」。最大の有事といえる抜き差しならない事態に、そのかじ取りが注目される。

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「ティモンディに負けない」石橋貴明がロッテ戦で始球式[ニッカン]

ロッテは26日、とんねるず石橋貴明(59)が5月16日の西武戦(ZOZOマリン)で始球式を務めることを発表した。

石橋は球団を通じ「いつもお世話になっているロッテの皆さんのために始球式をさせていただきます。肩が全然回らないのでホームベースまで届かないと思いますが、ティモンディに負けないように146、7、8キロくらいは出したいなと思っています。5月16日、石橋貴明、何十年ぶりかの始球式!魂!」とコメントを寄せた。

Youtubeチャンネル「貴ちゃんねるず」はチャンネル登録者が159万人を超え、総再生回数は1億回超。ZOZOマリンに撮影に訪れたこともある。

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ロッテ・岡が“折れたサヨナラ弾バット”プレゼント「大切に飾っていただけると嬉しい」[サンスポ]

ロッテが26日、岡大海外野手(29)の“折れたサヨナラ弾バット”をファンにプレゼントすると発表した。27日から球団公式ツイッターで募集を開始する。

岡は21日の日本ハム戦(ZOZOマリン)の1点を追う9回2死一塁、中越えに球団で20年ぶりとなる逆転サヨナラ本塁打をマーク。バットを折りながらフェンスオーバーさせていた。もう試合で使用できないが、岡が「応援してくださっているファンの方にサインをつけてプレゼントしたい」と提案。球団も快諾した。

バットには直筆サインと4月21日の日付が入る。逆境をはね返す気迫とパワーがみなぎったお宝。岡は「大切にしてくださる方に大切に飾っていただけると嬉しいです」と願った。

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ロッテ・山口、安田との“YY砲”「いいと思います」ネーミングに上々の感触[サンスポ]

俳句を得意とする“ロッテの俳人”こと山口が26日、25日の初アベック弾で誕生した安田との“YY砲”について「いいと思います」とネーミングに上々の感触を得た。2000年8月18日生まれの20歳。巨人・王、長嶋の“ON砲”を知らなかったが、西武・秋山、清原の“AK砲”は覚えていた。球史に残るスラッガーの代名詞。「YYも頑張ります」と安田とのアーチ量産を誓った。

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27日からプロ野球無観客、球団経営はまたも大打撃[サンスポ]

プロ野球は新型コロナウイルス感染拡大による政府の緊急事態宣言発令を受け、27日から対象地域で無観客試合を行う。公式戦での無観客は昨季開幕当初に続き2度目で、球団経営はまたも大きな打撃を受けることになった。

対象地域内の東京ドーム、神宮球場、京セラドーム大阪、甲子園球場では、25日から5月11日までの発令期間中に計27試合が組まれていた。25日は告知期間が短すぎるとして観客を入れて実施したが、27日のヤクルト−巨人(神宮)、オリックス−楽天(京セラドーム大阪)から無観客となる。セ、パ両リーグは少しでも無観客を避けるため、計6試合を解除予定日以降に延期した。

緊急事態宣言の地域外でも、横浜スタジアムなど多くの球場が「まん延防止等重点措置」のエリアとなっており、既に売れた分を除きチケット販売が停止されている。

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パ・リーグが1試合延期、29日のオリックス−楽天、振り替えは未定[サンスポ]

プロ野球のパ・リーグは26日、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言発令中の29日のオリックス−楽天(京セラドーム大阪)を延期すると発表した。振り替え日は未定。無観客試合の対象となったため、日程変更を検討していた。

プロ野球は宣言発令中に対象地域内の東京都の東京ドームと神宮球場、大阪府の京セラドーム大阪、兵庫県の甲子園球場では試合を原則無観客とすることを決めた。セ・リーグは期間中の5試合の延期を既に発表した。

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とんねるずの石橋貴明がZOZOマリンで始球式、5月16日のロッテ対西武戦[サンスポ]

ロッテは26日、タレントのとんねるず・石橋貴明(59)が5月16日の西武戦(14時、ZOZOマリン)で始球式を行うと発表した。高校野球で全国区の強豪、帝京高(東京)で野球部に所属していた石橋は「肩が全然回らないのでホームベースまで届かないと思いますが、ティモンディに負けないように146、7、8キロくらいは出したいなと思っています」と球団を通じてコメントした。

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ロッテ・山口、安田との“YY砲”の愛称「いいと思う。浸透させたい」[スポニチ]

高卒3年目で頭角を現したロッテの山口が「YY砲」を大ブレークさせる。25日のソフトバンク戦で4号2ランを放ち、同日に5号2ランの高卒4年目・安田と初のアベック弾。ファンから「YY砲」と呼ばれていることに、山口は「いいと思う。浸透させたい」と話した。

過去に王&長嶋がON砲、秋山&清原がAK砲と呼ばれた。20歳の若者にとって初めて耳にするレジェンド達の愛称だったが、「じゃあ、YYも頑張ります」と気合を入れた。

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とんねるず石橋、5.16始球式、ライバルは「ティモンディ」[スポニチ]

5月16日のロッテ−西武戦(ZOZOマリン)で、とんねるずの石橋貴明が始球式を行う。

YouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」では、井口監督が取材を受けるなど親交も深い。球団を通じ、石橋は「肩が全然回らないのでホームベースまで届かないと思いますが、ティモンディに負けないように146、7、8キロくらいは出したい!5月16日、石橋貴明、何十年ぶりかの始球式!魂!」とコメントした。

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パ・リーグ、29日のオリックス−楽天を延期、振り替え日は10月以降[スポニチ]

パ・リーグは26日、臨時の理事会をオンラインで開き、29日のオリックス−楽天(京セラドーム)を延期することを決めた。振り替え日は10月以降となる見込みで、後日発表する。

新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言発令で無観客試合の対象となり、日程変更を検討していた。既にセ・リーグは5試合(ヤクルト主催3試合、巨人主催2試合)の延期を発表している。

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5.9球界全体初の母の日イベント実施、選手はピンクリストバンド着用[スポニチ]

12球団と日本野球機構(NPB)、日本プロ野球選手会は、5月9日の母の日に6球場で「NPBマザーズデー2021」を実施すると発表した。

これまでチーム単位などで取り組まれてきたが、球界全体で母の日を盛り上げるのは初めて。選手はピンクリストバンドを着用。一部の選手や審判は、この日だけ特別にピンク色のバットやスパイクなどを使用する。大リーグでは採用されていたが、日本でピンク色の配色が1日限定で認められるのも初めて。

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パ・リーグも1試合延期、29日オリックス−楽天、緊急事態宣言を受けて[スポニチ]

パ・リーグは26日、緊急事態宣言を受けて29日のオリックス−楽天(京セラドーム)を延期することを発表した。振替日程は後日発表される。

4都府県への緊急事態宣言発令に対して、プロ野球は原則無観客開催とすることを決めた。ただし日程変更が可能な場合は、延期とするため、検討を進めていた。

既にセ・リーグは、前日25日に5試合の延期を発表。5試合は、ヤクルト主催3試合(29日巨人戦、5月3日阪神戦、11日広島戦)と、巨人主催2試合(5月2日中日戦、8日ヤクルト戦)。ヤクルト主催の11日広島戦は13日に組まれ、巨人主催の2日中日戦は7月8日に組み直された。残り3試合は後日発表される。

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日本プロ野球が初の「マザーズデー」を実施、ピンクバットなど特別配色も使用可能に[スポニチ]

プロ野球12球団と日本野球機構(NPB)、日本プロ野球選手会は26日、5月9日の母の日に6球場にて「NPBマザーズデー2021」を実施することを発表した。これまでチーム単位などで様々な取り組みが行われてきたが、球界全体で一丸となって母の日を盛り上げるのは初めてとなる。

選手ら出場者はオリジナルピンクリストバンドを着用。選手、審判員の出場者の一部は、この日だけ特別にピンク色のバットやスパイクなどを使用する。大リーグでは採用されていたが、日本球界でピンク色の配色が1日限定で認められるのも初めて。また、12球団各2選手の「お母さん、ありがとう!」メッセージを場内ビジョンで放映する。

当日予定されている試合は以下の通り。

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とんねるず石橋貴明、5・16ロッテ−西武で始球式「ティモンディに負けない」148キロ目標[スポニチ]

ロッテは5月16日の西武戦(ZOZOマリン)でYouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」でチャンネル登録者数が159万人を超えるとんねるず・石橋貴明が始球式を行うことを発表した。

石橋貴明
「5月16日西武戦でいつもお世話になっているロッテの皆さんのために始球式をさせていただきます。肩が全然回らないのでホームベースまで届かないと思いますが、ティモンディに負けないように146、7、8キロくらいは出したいなと思っています!5月16日、石橋貴明、何十年ぶりかの始球式!魂!」

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元ロッテ内竜也氏が4・30にBS12副音声でテレビ解説者デビュー、里崎氏と“バッテリー”再結成[報知]

元ロッテ投手の内竜也氏が30日にBS12トゥエルビで放送される楽天・ロッテ戦(午後5時59分スタート)の副音声解説に出演することになった。放映でのプロ野球解説は自身初。一緒にマリンを沸かせた元ロッテ捕手の野球評論家・里崎智也氏も出演し、“バッテリー”再結成が実現する。

「BS12プロ野球中継」の売りといえば副音声で楽しめるビジター応援放送だ。副音声のゲストには球団OBや、各チームのファンを公言する各界著名人が出演し、主音声に負けないテンションでオンエアを彩っていく。今回はロッテ一筋17年で通算308試合に登板、1月には引退を発表した内氏に白羽の矢が立った。

内氏は今季のマリーンズの見所について「シーズンが始まってチームの中心にならなければいけない選手がしっかりと活躍している印象です(中村奨吾選手や藤岡裕大選手など)。先発は安定しているので、今後中継ぎが調子を上げられるかがカギになると思います」と分析。

今回の出演には「中継ぎ目線で話せたらいいと思います(中継ぎの試合への準備の仕方など)。去年までチームにいたので現役選手とのエピソードや里崎さんとのバッテリー話など、色々な話を楽しんでもらえたら嬉しいです」と意気込んだ。

緊張の“初マウンド”も、百戦錬磨の里崎氏とのバッテリー結成となるだけに、楽しいトークが展開されることは間違いない。ロッテファンのみならず、全てのプロ野球ファンが楽しめる放送になりそうだ。

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オリックス1試合延期を発表、緊急事態宣言中はプロ野球は6戦延期、18戦無観客へ[報知]

パ・リーグは26日、緊急事態宣言を受け、29日のオリックス−楽天戦(京セラD)を延期すると発表した。振替日は後日発表される。

宣言期間中、4都府県の球場は原則無観客開催だが、可能な範囲での日程変更が行えることになっていた。

また、日本ハムは来月11日に東京Dで行うオリックス戦を無観客で開催すると発表。期間中、27日から来月11日までセ・パ計24試合が対象となっていたが、6試合が延期、残りの18試合が無観客で開催されることになった。

◇延期が決まった試合

4試合は振替日未発表。

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石橋貴明が5月16日の西武戦で始球式「何十年ぶりかの始球式!魂!」[報知]

ロッテは26日、ZOZOマリンで行われる5月16日の西武戦でタレントのとんねるず・石橋貴明(59)が始球式を行うと発表した。

石橋は2020年にYouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」の配信を開始し、現在のチャンネル登録者数は159万人を超える。「5月16日西武戦でいつもお世話になっているロッテの皆さんの為に始球式をさせていただきます。肩が全然回らないのでホームベースまで届かないと思いますが、ティモンディに負けないように146、7、8kmくらいは出したいなと思っています!5月16日、石橋貴明、何十年ぶりかの始球式!魂!」と球団を通じコメントした。

YouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」は石橋と『とんねるずのみなさんのおかげでした』などのバラエティー番組を作ってきたディクレターのマッコイ斎藤がタッグを組んで配信開始。総再生回数は1億回を超えている。

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ロッテ・山口、コンビ名「YY砲」提案、25日に安田と初アベック弾[デイリー]

ロッテの山口航輝外野手(20)が26日、安田尚憲内野手(22)とのコンビ名を、名字の頭文字を取って「YY砲」にしたいと、異例のお願いをした。

25日のソフトバンク戦は、初のアベック弾を放って勝利に貢献。コンビのネーミングについて「YY砲はいいですね。YYとして頑張りたいですね」と提案した。

野球界で知っているコンビとして「清原さんと桑田さん」の「KKコンビ」を真っ先に挙げたが、西武の一時代を築いた「AK砲」(秋山、清原)のような存在になるように意気込む。「これから先も1本でも多く、安田さんと打てるように頑張りたい」。チームは首位・ソフトバンクと1差の3位。若き長距離砲コンビでアーチを量産し、優勝へ導く。

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パ・リーグが1試合延期緊急宣言中のオリックス戦[デイリー]

プロ野球のパ・リーグは26日、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言発令中の29日のオリックス−楽天(京セラドーム大阪)を延期すると発表した。振り替え日は未定。無観客試合の対象となったため、日程変更を検討していた。

プロ野球は宣言発令中に対象地域内の東京都の東京ドームと神宮球場、大阪府の京セラドーム大阪、兵庫県の甲子園球場では試合を原則無観客とすることを決めた。セ・リーグは期間中の5試合の延期を既に発表した。

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石橋貴明が「何十年ぶりかの始球式!」5・16ロッテ戦で「146、7、8キロ」予告[デイリー]

ロッテは5月16日の西武戦(ZOZOマリンスタジアム、14時試合開始)で、タレントのとんねるず・石橋貴明が始球式を行うと発表した。石橋は2020年にYouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」を配信開始しチャンネル登録者数が159万人を超える。球団を通じて「5月16日西武戦でいつもお世話になっているロッテの皆さんの為に始球式をさせていただきます。肩が全然回らないのでホームベースまで届かないと思いますが、ティモンディに負けないように146、7、8kmくらいは出したいなと思っています!5月16日、石橋貴明、何十年ぶりかの始球式!魂!」とコメントした。

YouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」は石橋と、『とんねるずのみなさんのおかげでした』などのバラエティー番組を作ってきたディクレターのマッコイ斎藤がタッグを組んで2020年から配信開始したユーチューブチャンネル。チャンネル登録者は159万人を超え、総再生回数は1億回を超えている。

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[千葉魂]サヨナラ弾、ハーマンが予言、「岡なら直球打つ」20年ぶり快挙 [千葉日報]

長い滞空時間を経て、打球はスッとバックスクリーン奥に吸い込まれていった。4月21日、本拠地ZOZOマリンスタジアムでのファイターズ戦。岡大海外野手が逆転サヨナラ本塁打を放った。マリーンズがサヨナラ本塁打で勝利するのは2001年以来、実に20年ぶり。日本人選手では1997年以来、24年ぶりの快挙となった。1点ビハインドの最終回2死一塁。土俵際からの起死回生の一発だった。

この一発を予言していた選手がいる。フランク・ハーマン投手だ。最終回の攻撃が始まった時、ベンチでバットを握り出番に備えていた岡に話しかけた。「今日はオマエがヒーローになる」。そう言うとウインクをした。6番から始まる攻撃で9番打者。少なくても岡より前に1人、塁に出なければ打席は回ってこない。しかし、回ってくれば試合を決める一打を放つとハーバード大学卒の助っ人は静かに話しかけてくれた。

「打席が回ってきたときは本当に来たという感じでした。でも、あの一言があったから冷静に少し肩の力を抜いて打席に入れました」と岡はその場面を振り返る。

カウント1ボールからの2球目。ファイターズのストッパー杉浦稔大投手が投じた149キロのストレートをフルスイング。強烈なインパクト音を残し打球は幕張の夜空に舞い上がった。その瞬間、予言者ハーマンは誰よりも先にベンチに飛び出し、ヒーローがホームを踏むのを待った。そして戻ってきた岡に「オレの言った通りだろ?」とニコリと微笑むと2人で笑った。

ハーマンは直感的に予想したのではない。「相手のピッチャーはストレートが持ち味の選手。そして岡はストレートを打つのがとにかくうまい。ストレート勝負で岡なら打ち返すと思っていたんだ」と解説した。岡も打席ではストレートを狙っていた。「ストレートが強い投手。それに負けずに差し込まれないようにという意識。目付けは真ん中付近。しっかり振り切って押し込めた」と、してやったりだ。人生でサヨナラヒットすら打った記憶がないという男が劇的サヨナラ本塁打を振り返った。

この本塁打にはもう1つ、語らなくてはいけないことがある。打ったバットにヒビが入り、割れていたことである。「知らなかった。後から気が付いた。折れてホームランを打ったことはボクもビックリ」と岡。折れたバットを持って戻ってきたヒーローにロッカー内の選手達も驚いた。驚異のパワーが生み出した一発でもあった。

ファイターズからトレードで入団し移籍4年目のシーズン。これまではなかなか満足いく結果を出すことはできなかったが、昨年から取り組むフォーム改造が実を結びつつある。ボールを引きつけて体の近くで回転しながら打つ意識。体の状態が良いこともありフィットしている。

「これまでたくさん、チャンスをいただいたのに結果を出せずに、もどかしかった。今年は活躍をしたい。現状に満足せずにもっともっとチームに貢献しないといけない」。

驚異のパワーを見せつけた岡はしかし、まだまだ現状に満足はしていない。ファイターズ時代の2016年にはチームの日本一に貢献した男は、今度はマリーンズ日本一のために尽くす。これからもミラクル男に期待だ。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)

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