わたしはかもめ2021年鴎の便り(5月)

便

5月1日

東北楽天3−0千葉ロッテ(楽天生命パーク)

楽天が今季初の4連勝とした。3回に浅村の適時打で1点を先制し、4回に岡島の2ランで加点した。田中将が6回を投げて5安打を浴びながらも無失点で切り抜け2勝目を挙げた。松井は7セーブ目。ロッテは勝率5割に逆戻りした。

123456789R
千葉ロッテ0000000000
東北楽天00120000x3

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楽天早川、ロッテ鈴木がプロ入り初対戦、大学時代は早川に軍配[ニッカン]

楽天早川隆久投手(22)とロッテ鈴木昭汰投手(22)の両ドラフト1位左腕が2日、楽天−ロッテ9回戦(楽天生命パーク)でともに先発し、プロ入り後初めて投げ合う。

早川は早大の、鈴木は法大のエースとして、東京6大学野球リーグで競ってきた。約7ヶ月前、昨年10月3日の秋季リーグ戦での投げ合いを振り返る。


法大が勝ち点1、早大が勝ち点0.5の第3週第1戦で激突した。

初回、法大・鈴木はいつもの半袖姿でマウンドへ。連打を許しながら、3三振で切り抜けた。一方の早大・早川も3連続奪三振の立ち上がり。序盤から投手戦の空気が漂った。

先に大きなピンチを迎えたのは鈴木だった。5回、先頭打者に安打されるも、牽制死に。ところが流れを作れず安打、犠打野選、四球で1死満塁に。早大は中軸に回ったが、鈴木は3番滝沢虎太朗外野手(当時4年=山梨学院)をスライダーで空振り三振に。4番岩本久重捕手(当時3年=大阪桐蔭)を右飛にし、無失点でしのいだ。

7回も自身の暴投も絡んで2死一、三塁に。今度も4番岩本をスライダーで空振り三振にし、小さくガッツポーズをした。

走者を出しながら力投で切り抜けていく鈴木に対し、早大・早川は貫禄の投球だった。3、4、5、7回と走者は許すものの、多彩な球種で危なげなくイニングを進めていった。

9回にようやく動いた。早大は安打、敵失をきっかけに2死二、三塁の先制機を作った。鈴木は3番滝沢にスライダーを引っかけさせ、二塁ゴロでチェンジかと思われたが、二塁手の一塁送球がそれ(記録は内野安打)、三塁走者で先制のホームイン。試合開始から2時間17分でようやく均衡が破れた。

法大はそこで今秋ドラフト候補の三浦銀二投手(当時3年=福岡大大濠)にスイッチ。ところが4番岩本に中前適時打を浴び、2点目を奪われた。早川は9回裏も3者凡退にし、2−0で早大が先勝した。

ともに13奪三振の投球ながら、明暗はくっきり分かれた。鈴木は「こんなゲームになることは投げる前から分かっていた。結果が全て。悔しいです」と目を赤くし「自分の実力より素晴らしい投手。でもチームとして勝ちたかったです」と早川をたたえた。

早川は「優勝しか見てません。相手がどうあれ、自分ができることをやる」と淡々と話した。

翌4日の第2戦はともに終盤にリリーフ登板し、ここでも早川の投球に軍配が上がった。リーグ戦では早大が優勝し、法大は5位に終わった。

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ロッテ佐々木朗希ストライク率74%「6回をテンポ良く投げられた」[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(19)が1軍デビューをグッと近づける投球を見せた。1日、イースタン・リーグ巨人戦(ロッテ浦和)で先発。6回1安打1四球5奪三振で無失点に抑え、直球もプロ入り後の実戦では自己最速となる155キロを2球、マークした。

過去3度の先発では2回19球、3回39球、3回63球と20球ずつ球数が増えてきた。80球前後かと思われたこの日は、序盤から球数が少なく6回65球で終えた。1人あたり約3.1球で、ストライク率は約74%。表示された直球44球の平均球速は約152.1キロと、ハイレベルな投球だった。試合後には球団を通じて「まずは6回をテンポ良く投げられたことは良かったです。結果、内容ともにまずまず良かったと思うので、次も頑張ります」とコメントを寄せた。

1軍の楽天戦(楽天生命パーク)と同時間帯に行われたため、井口資仁監督(46)も1日夕方時点では投球は未確認。「もう1回は下で投げると思います」と話すのみにとどめた。佐々木朗の1軍昇格について、指揮官はこれまでに「5イニング以上を投げられるようになってから」と話す一方で「内容だったり球数によるんじゃないですか」とし「100球」という1つの目安も口にしてきた。この日の投球内容、球数の少なさ、リカバリー状況などを総合判断し、今後の登板計画を固めるとみられる。5月中の1軍先発デビューに、着実に前進している。

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ロッテ井口監督、観客の妨害に「審判が本当は見なくちゃいけない」[ニッカン]

ロッテ井口資仁監督(46)が試合後、観客の妨害をめぐって判定が変更されたことについて「リクエストする前に、審判が本当は見なくちゃいけないはずなんですけどね」とコメントした。

4回1死、楽天小深田が三塁側観客席沿いに放ったファウルフライに対し、左翼角中が捕球体勢に入ったところ、スタンドの観客が立ち上がってフィールド内に左手を伸ばし、角中は捕球できず。三塁塁審はファウル判定をした。

その後、井口監督が球審に確認し、審判団がベンチ裏に下がって協議。「ただ今の打球に関し、観客の妨害がなければ捕球できたと判断しましたので、アウトと判定します」と場内アナウンスをし、左邪飛となった。

観客の手が直前に重なったため、飛球が角中のグラブ先をかすめながら右腕に強く落下したが、角中はその後もプレーを続行した。

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佐々木朗希、プロ最長6回投げ1安打5Kで無失点も初勝利はお預け[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(19)が1日、イースタン・リーグ巨人戦(ロッテ浦和)に先発した。

プロ入り後最長となる6回を投げ、1安打1四球5奪三振で無失点。勝利投手の権利を得てマウンドを下りたが、チームが9回に追いつかれ、プロ初勝利とはならなかった。

試合後は球団広報を通じ「まずは6回をテンポ良く投げられたことはよかったです。結果、内容ともにまずまず良かったと思うので次も頑張ります」とコメントを寄せた。

プロ入り後4試合目の登板になった。ここまで2回19球、3回39球、3回63球と球数を増やし、この日は6回65球だった。井口資仁監督(46)は4月20日に「5回以上投げられるようになってからですかね」と1軍合流について話したものの、それ以前には「内容だったり球数によるんじゃないですか」とし「100球」という1つの目安も口にしている。

プロ入り後の実戦では自己最速となる155キロも2球、マークした。

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ロッテ井口監督、観客の妨害に「審判が本当は見なくちゃいけない」[ニッカン]

ファンの妨害行為でファウルがアウトに変わった。

4回1死二塁、楽天小深田が4球目に左翼方向へ打ち上げた。左翼ファウルゾーンのフェンス際へ上がった飛球に、左翼手角中が捕球体勢に入ったが、ファンが捕球しようと出した手に惑わされ、グラブからボールがこぼれた。

その後、井口監督が木内球審に確認へ行き、審判団が協議。審判団の判断でリプレー検証が行われた。

約3分後、責任審判の木内球審がマイクを持ち「ただいまの打球に関し、観客の妨害がなければ捕球できたと判断しましたのでアウトと判定します」と説明。左翼ファウルフライと記録され、2死二塁で試合が続行された。

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ロッテ佐々木朗希6回無失点で降板、実戦最速155キロ/2軍巨人戦詳細[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(19)が、イースタン・リーグ巨人戦に先発し、プロ入り後最長となる6回を投げ、1安打5奪三振で無失点の投球を見せた。2軍公式戦でのプロ初勝利の権利を得て、マウンドを下りた。

[1回表]
1番立岡=左邪飛
2番石川=中前打(154キロを打たれる)
3番広岡=遊ゴロ(154キロで詰まらせる。石川は二塁へ)
4番香月=四球(プロ入り後の実戦では自己最速となる155キロをマーク)
5番八百板=遊ゴロ(145キロフォークを打たせる)
1回表は無失点。ここまで14球。
[2回表]
6番秋広=左飛(内角152キロで詰まらせる)
7番平間=空振り三振(145キロフォーク)
8番小林=三ゴロ(外角152キロ)
2回表も無失点。ここまで23球。
[3回表]
9番湯浅=三ゴロ(バントヒット狙うもアウト)
1番立岡=遊ゴロ
2番石川=二ゴロ
3回まで無失点。ここまで29球。
[4回表]
3番広岡=見逃し三振(最速153キロで3球三振)
4番香月=三飛
5番八百板=振り逃げ(フォークで空振り三振も振り逃げに)
6番秋広=空振り三振(3球目で八百板が二盗成功も最後は143キロフォークを空振り)
4回まで無失点。ここまで48球。
[5回表]
7番平間=左飛
8番小林=二ゴロ
9番湯浅=見逃し三振(フォーク)
5回まで無失点。加藤の4号ソロで1−0とリードしており、2軍でのプロ初勝利の権利を得た。ここまで58球。
[6回表]
1番立岡=中飛
2番石川=遊ゴロ
3番広岡=中飛
6回まで無失点。ここまで65球。1安打5奪三振でマウンドを下りた。

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ロッテ高部瑛斗、プロ初本塁打記念グッズを受注販売[ニッカン]

ロッテは1日、高部瑛斗外野手(23)のプロ初本塁打の記念グッズを受注販売すると発表した。

ラインアップはTシャツ、フェイスタオル、証明書付き直筆サイン入りボール(99個限定)など。球団オンラインストア限定で、9日まで販売する。発送は6月下旬以降の予定。

プロ2年目の高部は4月24日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)でプロ初本塁打を放った。

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ロッテ・佐々木朗、2軍戦でプロ最長6回0封、最速155キロ!1軍デビューへ着々[サンスポ]

ロッテの最速163キロ右腕、佐々木朗希投手(19)が1日、イースタン・リーグの巨人戦(ロッテ浦和)に先発登板し、プロで最長の6回を投げて1安打無失点と好投。1回にプロ入り後最速の155キロを計測するなど速球に力があり、5三振を奪った。

「まずは6回をテンポ良く投げられたことは良かった。結果、内容ともにまずまず良かった。次も頑張ります」。

岩手・大船渡高から入団2年目の今季は開幕2軍スタート。4月20日以来4度目の登板で、最多の65球を投じた。

井口監督は開幕前、1軍昇格のために「最低でも100球は投げてもらわないと」と目安を設定。1軍デビューに向けて着実に段階を踏んでいる。

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ロッテ、田中将攻略できず、井口監督「昔ほどの勢いはないとは思うけど」[サンスポ]

ロッテは今季初めて顔を合わせた田中将を攻略できなかった。2、3、5回と得点圏に走者を進めたが決定打が出なかった。井口監督は現役時代に対戦した経験があり「昔ほどの勢いはないとは思うけど、すごく丁寧に、低め低めに投げている」と印象を語った。

7回からは継投にかわされて流れをつかめず最後まで本塁を踏めなかった。3月30日以来、今季2度目の零敗で勝率も5割に落ち込んだ。

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ロッテ・佐々木朗、巨人との2軍戦で6回無失点「結果、内容ともに良かった」[サンスポ]

ロッテの佐々木朗が1日、さいたま市のロッテ浦和球場で行われたイースタン・リーグの巨人戦に先発登板し、プロで最長の6回で65球を投げ、1安打無失点で5三振を奪った。

球団を通じて「まずは6回をテンポ良く投げられたことは良かった。結果、内容ともにまずまず良かった。次も頑張る」とコメントした。

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ロッテ、高部のプロ初本塁打記念グッズを受注販売[サンスポ]

ロッテは1日、高部瑛斗(あきと)外野手(23)のプロ初本塁打を記念したグッズを、マリーンズオンラインストア限定で受注販売すると発表した。期間は5月1日午前10時から5月9日午後11時59分まで。商品の到着は6月下旬から7月上旬のを予定している(直筆サイン入り商品は7月中旬から下旬)。生産の状況により、到着が前後する可能性あり。価格は全て税込。

国士舘大から入団2年目の高部は、4月24日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)の四回にプロ初本塁打を放った。

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ロッテ、マー君崩せず零敗もエチェバリア初安打が収穫、井口監督「本人もホッとしたと思う」[スポニチ]

ロッテは楽天・田中将に要所を締められるなど、今季2度目の零敗となった。

勝率5割に逆戻りとなった井口監督は「チャンスはつくったけど、その先が1本出なかった。(田中将は)丁寧に低めに投げていた」と振り返った。

それでも、新外国人エチェバリアが2回に来日初となる右前打をマークしたことは収穫。指揮官は「本人もホッとしたと思う」と話した。

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ロッテ・朗希、プロ入り「最長・最多・最速」の快投、2軍戦先発で6回65球無失点&最速155キロ[スポニチ]

ロッテの高卒2年目右腕・佐々木朗がイースタン・リーグの巨人戦に先発し、6回を1安打無失点に抑えた。中10日での登板で実戦ではプロ入り後最速となる155キロを計測。球数も最多の65球を投げ、5三振を奪った。

「6回をテンポよく投げられたことは良かった。結果、内容ともにまずまず良かったので次も頑張ります」。初回に石川に中前打を許しただけで、過去3度の2軍戦で3回が最長だった投球回数を倍にし、1軍昇格の条件となる「5回以上」を上回った。

今後について井口監督は「まだ映像を見ていないので…。もう1回は下で投げると思います」と説明。今後は100球前後の球数をこなすことが条件となるが、5月中の1軍デビューの可能性も高まってきた。

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楽天−ロッテ戦で起こった観衆の守備妨害、その時だけ、審判員が行うジェスチャーとは[スポニチ]

珍しいファンによる守備妨害が起こった。4回1死二塁、小深田の三塁側フェンス際の飛球を左翼手・角中が捕球できず1度はファウルの判定。ロッテ・井口監督がリクエストでリプレーによる検証が行われ、審判団は「観衆の妨害がなければ捕球できていたと判断し、打者をアウトとします」と説明し、左邪飛となった。

記者は元NPB審判員で公認野球規則とマニュアルは必携で穴があくほど読んできた。マニュアルには「ストライク」や「セーフ」など判定する際の動作が細かく規定されており、この珍しいプレーにも専用の動作がある。

観衆の妨害が起こった際のジェスチャーは「タイム!」と大きく手を広げ、右手で左手首を握って頭上に挙げ、観衆の妨害があったことを示す。

NPB審判員時に鏡の前で何度も練習した動作。11年から16年の6年間で2軍戦、オープン戦などを含めて700試合以上を担当したが、1度もお披露目する場面はなかった。

珍しいプレーに思わず、埃をかぶった段ボールをひっくり返して資料に目を通した。

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ロッテ零敗で、勝率5割に逆戻り、井口監督「田中は丁寧に投げていた」と脱帽[スポニチ]

ロッテは打線が今季2度目の零封負けで、勝率5割に逆戻りとなった。

メジャーから日本復帰した田中将大とは今季初対戦。打線は田中から5安打をマークし、毎回走者を出したが、要所を締められた。

現役時代に何度も打席に入っている井口監督は、「昔ほどの勢いはないと思うけど、しっかり丁寧に低めに投げている。最後の方は(マウンドで声も出ていて)気合入っていた」と、メジャー帰りの右腕の印象を口にしていた。

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ロッテ−楽天で珍事!ファンが角中の捕球を妨害、リプレー検証で妨害認め判定覆る[スポニチ]

観客の妨害が認められてリプレー検証の結果、判定が覆るプレーがあった。

4回1死一塁で、楽天の打者・小深田の飛球が三塁側のフェンス沿いに上がった。ロッテの左翼手・角中が追い、捕球体勢に入っていたが、最前列のファンが身を乗り出す形に。ファンが邪魔となる格好で、角中は捕球できなかった。

リプレー検証を行った審判団は「観衆の妨害がなければ捕球できていたと判断し、打者をアウトとします」と説明。小深田は記録上は左邪飛となり、2死二塁で次打者・鈴木大の打席となった。

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ロッテ佐々木朗、イースタン楽天戦登板−6回1安打無失点で最速155キロ[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗希が1日、ロッテ浦和で行われたイースタン・リーグの巨人戦で先発し、6回1安打無失点5三振だった。プロ入り後、自己最多となる65球を投げた。

4月20日の同・楽天戦以来、中10日でのマウンドで、最速155キロを計測した。

これが2軍では4度目の登板で計13回5安打2失点となった。

佐々木朗
「まずは6回をテンポ良く投げられたことは良かったです。結果、内容ともにまずまずよかったと思うので、次も頑張ります!」

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本塁打王だけじゃない、ロッテから久々の打点王誕生なるか[スポニチ]

ロッテのマーティンが4月29日の西武戦で1985年の落合博満以来、36年ぶりのリーグ一番乗りとなる10号を放った。ロッテは86年落合以来、本塁打王は出ておらず、リーグで最も遠ざかる。同じ86年で落合とともに2年連続の3冠王に輝いたランディ・バース以来、遠ざかっている阪神とともに「今年こそ」の期待は大きい。

両球団から本塁打王が出ていない要因の1つは風だ。ZOZOマリンは海から吹きつける強風、甲子園は浜風の影響を受ける。ただロッテは、実は打点王からもリーグで最も遠ざかっている。最後に獲得したのは、95年の初芝清だ。ただし、80打点と少なく、オリックス・イチロー、日本ハム・田中幸雄とタイトルを分け合っている。1番打者のイチローが打点王に輝いたことも驚きだが、初芝以前ではやはり86年の落合まで溯る。首位打者は角中勝也(12、16年)、西岡剛(10年)、福浦和也(01年)ら数多く輩出しているが、長打力も兼ね備える打者が少なかった。

マーティンが本塁打王なら、打点王を狙えるのは4番の安田だろう。29打点(4月30日現在)でリーグトップ。打率は.211と低いが、走者を置いた打率は.262、得点圏打率は.289とはね上がる。ヤクルトの4番で同じ高卒4年目の村上ほどの破壊力はないものの、この勝負強さが売り物。「ネガティブな気持ちは置いといて、前向きにチャンスをものにしようという気持ち」というプラス思考も勝負強さの要因だ。好機で集中力を発揮するから、井口監督も開幕から4番を全試合で打たせている。

長打力も上がっている。今季は既に5本塁打を放ち、4番に定着した昨季の6本にあと1本に迫る。5本は全て真ん中から内寄りのボールを捉えたもの。得意なコースを強振して右翼方向に引っ張っており、「去年はダメだったときに変えていたけど、自分のスイングを突き通せている」という迷いのない姿勢もうかがえる。

高卒3年目の右のスラッガー・山口も頭角を現し、安田は4月25日のソフトバンク戦で山口と初のアベック弾を放った。1学年下の後輩から受ける刺激も大きい。育成と同時並行で起用する井口監督の我慢強さもあり、ロッテから久しぶりの打点王誕生が期待できそうだ。

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ロッテ高部、プロ初アーチ記念グッズを受注販売[スポニチ]

ロッテは5月1日から9日までマリーンズオンラインストア限定で、高部瑛斗外野手のプロ初ホームランを記念したグッズを受注販売する。

高部は4月24日のソフトバンク戦の4回にプロ初ホームランを記録している。

商品一覧
Tシャツ(ホワイト、ブラック)3500円、フェイスタオル(ホワイト、ブラック)1800円、直筆サイン入りボール(49個限定、証明書付き)1万6500円、直筆サイン入りフォトファイル(99個限定、証明書付き)1万3200円

球団広報室は「高部選手の初本塁打はチームを勢いづかせ、勝利に導く価値ある見事な一発でした。黙々と努力を重ねている高部選手が放った記念すべきプロ初本塁打記念グッズをこの機会にぜひお買い求めください」とPRしている。

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佐々木朗希、VS巨人6回0封!待望の1軍デビューへ前進[報知]

待望の1軍デビューへ大きく前進した。ロッテの最速163キロ右腕・佐々木朗希投手(19)がイースタン・巨人戦に登板。プロ入り後最長となる6回を投げ、1安打1四球、5奪三振で無失点に抑えた。

「まずは6回をテンポ良く投げられたことは良かったです」。初回は2死一、二塁から八百板を145キロのフォークで遊ゴロに仕留め無失点。その後も直球を軸にスライダー、フォークなどを交え2、3、5、6回は全て3者凡退。4回には2死から振り逃げと盗塁で2死二塁のピンチを背負ったが、秋広を143キロのフォークで空振り三振に仕留めた。許した安打は1本のみ。初回にはプロ入り後の実戦で最速の155キロを2度計測し、球数も最多の65球を投げきった。

前回登板の4月20日楽天戦(森林どり泉)から中10日での登板となった。これまで3度の登板は2回19球、3回39球、3回63球。慎重に球数を増やし、この日は前回の倍となる6イニングをクリア。当初から課題にしていたクイックモーションからの投球も徐々に精度が増し、安定感も出てきた。1点をリードし勝利投手の権利を持ってマウンドを降りたがチームは9回に追いつかれ“プロ初勝利”はお預け。それでも「結果、内容共にまずまず良かったと思うので次も頑張ります!」と力強くコメントした。

井口監督は「もう1回は下(2軍)で投げると思う」と説明。これまで「5回以上」や「100球」を1軍昇格のメドと話しており、今後も状態を見ながら慎重に判断していく方針。待望の1軍デビューが現実味を帯びてきた。

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楽天・ロッテ戦、ファンの妨害でファウル→アウト判定に[報知]

ファンの妨害により、ファウルがアウトの判定に覆る珍現象が起こった。

3−0の4回1死二塁。楽天・小深田が二木の4球目を三塁側のファウルゾーンへ打ち上げると、ファンが手を伸ばしたことで左翼手・角中が落球。これがリプレー検証となると、木内球審は「ただいまの打球に対し、観衆の妨害がありましたので、妨害がなければ捕球できたと判断しましたので、アウトで試合を再開します」と説明。記録は左邪飛となり、試合が再開された。

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佐々木朗希がイースタンリーグで4度目の登板、6回1安打無失点で最速は155キロ[報知]

ロッテの佐々木朗希投手(19)がイースタン・リーグ4度目の先発。プロ最長の6回を投げ1安打無失点、最速は155キロをマークした。

前回の16日楽天戦(森林どり泉)から中10日での登板。初回1死からは石川に中前安打を浴び、2死一塁で迎えた香月には3球目にこの日の最速155キロを計測するも四球。2死一、二塁と走者を背負ったが後続を断ち無失点スタートした。

チームは2回に加藤の4号ソロで1点を先制し、佐々木朗はその後、スライダーやフォークなど変化球を決め球に打たせて取る投球で安打を許さず、6回まで無失点。5回2死には湯浅を141キロのフォークで見逃し三振に打ち取り計5奪三振。プロ最長の6回を計65球で投げきり、プロ初勝利の権利を持ったままマウンドを降りた。

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高部瑛斗のプロ初本塁打記念グッズを発売[報知]

ロッテは1日、マリーンズオンラインストア限定で高部瑛斗外野手(23)のプロ初ホームランを記念したグッズを受注販売することを発表した。

高部は4月24日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)の4回にプロ初本塁打を記録。記念グッズはTシャツ(3500円)やフェスタオル(1800円)、直筆サイン入りボール(49個限定、証明書付き 1万6500円)など4アイテム(全て税込)で販売は1日から9日まで。

球団広報は「高部選手の初本塁打はチームを勢いづかせ、勝利に導く価値ある見事な一発でした。黙々と努力を重ねている高部選手が放った記念すべきプロ初本塁打記念グッズをこの機会にぜひお買い求めください」とコメントした。

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ロッテ、マー君に完敗、3度の得点圏もあと1本が出ず[デイリー]

ロッテは楽天・田中将との今季初対戦で、3度得点圏に走者を進めながらもあと1本がでなかった。チームは今季2度目の完封負けで勝率5割に逆戻り。

現役時代“マー君キラー”だった井口監督は「得点圏は作ったけど、その先がね。やっぱり1本でなかった」と悔やみつつ、新外国人エチェバリアの来日初安打に「本人もホッとしたと思う」とうなずいた。

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ロッテ・佐々木朗、5月中旬にも1軍デビューか、150キロ超連発6回1安打0封[デイリー]

ロッテの佐々木朗希投手(19)が1日、イースタン・巨人戦(ロッテ浦和)でファーム合流後4度目の先発を果たし、6回を65球、1安打無失点、5奪三振と好投した。早ければ5月中旬にも1軍デビューする可能性が出てきた。

初回に最速155キロを2度マークするなど、直球はほとんど150キロ以上。4回2死から八百板に振り逃げで出塁を許したが、秋広をフォークで空振り三振に抑えた。救援陣がつかまり公式戦初勝利はお預けとなったが「まずは6回をテンポよく投げられたことはよかった。結果、内容ともにまずまずよかった」と手応えを明かした。

結果を伝え聞いた井口監督は「もう1回は下で投げます」と明言。次回登板の内容次第では1軍昇格というシナリオが見えてきた。

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ロッテ・井口監督「昔ほどの勢いはないと思うんですけど」自身が得意にしたマー君を攻略できず完封負け[デイリー]

田中将との初対戦は6回を5安打無失点に抑えられ、攻略できなかった。ロッテは連敗で今季2度目の完封負けを喫し、勝率5割に逆戻りした。

2回に新外国人エチェバリアの来日初安打などで1死一、二塁の好機を作ったが、岡、江村が連続三振。3回1死二塁の好機も中村奨、安田の主軸が凡退し、ギアを上げたマー君を捕まえられなかった。

田中将のメジャー移籍前の13年に11打数4安打の打率.364、1本塁打と得意にしていた井口監督は「得点圏は作ったんですけど、その先がやっぱり1本が出なかった。昔ほどの勢いはないとは思うんですけど、しっかり低めに丁寧に投げていた」と淡々と振り返った。

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ファンが守備妨害、ファウルフライに手を伸ばし角中落球、リプレー検証でアウトに[デイリー]

珍しいファンによる“守備妨害”があった。

楽天3−0で迎えた4回1死二塁、小深田の一打は左翼フェンス際へのファウルフライ。左翼角中が捕球体勢に入ったが、その前にスタンドからファンの捕球しようとした手がボールに振れる。落球した角中はファンへ険しい表情を向けた。

これに対して井口監督がリクエストを要求。リプレー検証を終えて「観衆の妨害がありましたため、妨害がなければ捕球していたと判断されるためアウトとします」とアナウンス。小深田は左邪飛でアウトとなった。

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出た!155キロ、ロッテ・佐々木朗希が6回1安打無失点、2軍4度目の先発[デイリー]

ロッテの佐々木朗希投手(19)がイースタン・巨人戦でファーム合流後4度目の先発登板に臨み、6回を1安打無失点、5奪三振。最速は155キロだった。

試合後、球団を通じ「まずは6回をテンポよく投げられたことはよかったです。結果、内容ともにまずまずよかった思うので、次も頑張ります」とコメントした。

佐々木朗は前回4月20日の楽天戦から中10日で先発。初回、石川に中前打を浴びたが、2死一、二塁から八百板をフォークで遊ゴロに抑えて無失点で切り抜けると、2回以降は安定した投球を続けた。

伸びのある直球とフォークで2、3回も無失点に抑えた。4回2死から八百板が振り逃げ三振で出塁を許したが、続く秋広をフォークで空振り三振に抑えた。時折、強い風が吹くゲームの中、4、5、6回と三者凡退に抑えた。

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ロッテが高部瑛斗プロ初本塁打グッズを受注販売[デイリー]

ロッテは1日、マリーンズオンラインストア限定で、高部瑛斗外野手のプロ初本塁打を記念したグッズを9日まで受注販売すると発表した。

高部は4月24日のソフトバンク戦(ZOZOマリンスタジアム)の4回にプロ初本塁打を記録した。

◇高部瑛斗外野手プロホームラン記念グッズ商品一覧(値段は全て税込み)

ロッテ広報室は「高部選手の初本塁打はチームを勢いづかせ、勝利に導く価値ある見事な一発でした。黙々と努力を重ねている高部選手が放った記念すべきプロ初本塁打記念グッズをこの機会にぜひお買い求めください」とコメントした。

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「早く1軍に上がれるように」ロッテ・小川龍成の今[BASEBALL KING]

◇2月の練習試合から猛アピール

「とにかくアピールして、早く1軍に上がれるようにと思って日々過ごしています」。

こう力強く話したのは、ドラフト3位ルーキー・小川龍成(國學院大)だ。

小川は2月の練習試合、オープン戦から開幕1軍入りに向け猛アピール。最大の武器であるショートの守備で好守を連発すれば、走っても3月2日のオリックスとのオープン戦で1試合に2つ盗塁を決めるなど、オープン戦は12球団トップの5盗塁を決めた。

「走塁コーチに色々アドバイスをもらって、それを自分のモノにできてきた部分が少しあった。(具体的に学んだのは)スタートの仕方。スタートが1番大事だと思っていたので、自分の感覚だけではなくて、体の使い方、スタートの技術を学びました」。

春季キャンプ中に課題に挙げていた打撃も、2月18日の楽天戦から2月24日のソフトバンク戦にかけて5試合連続安打。オープン戦でも3月2日のオリックス戦で途中出場から2安打を放つ活躍を見せるなど、しっかりと対応していた印象だ。

本人も、「キャンプで振りこんだり、河野さんや松中さんにアドバイスをいただいて、自分の感覚として良いものにできたと思います。練習試合、オープン戦では結果を出せたので、自信にはなりました」と話す。

その一方で、「開幕してからシーズン中の投手を打つことは違うと思います。まだ1軍にいけていないんですけど、バッティングをもっと向上していきたいなと思います」と公式戦で1軍の投手を打つためにも、さらなる技術向上に励む必要があると考えている。

◇コンディショニング不良でファーム開幕も

開幕1軍入りへアピールを続ける中で、3月19日の巨人とのオープン戦で途中交代。コンディショニング不良により開幕はファームで迎えた。

「下半身の強化であったり、体づくりの部分でトレーナーさんとしっかり話し合って、体を強くするという部分を取り組みました」。

「思っていたより下半身の使い方であったり、力がなかった部分がそのトレーニングを行って思ったので、体の使い方、下半身の強さは大事だなと感じました」。

リハビリの期間中、自身の課題点と、下半身の強さの重要性を改めて認識した。

◇2軍戦に復帰!

4月20日の楽天との2軍戦で公式戦初出場を果たすと、本職のショートだけでなく、サードのポジションでも3試合出場している。

「苦手意識とかはなく、内野ならどこでも守れるという自信がありました。サードとショートは距離感が違うと思ったので、距離感になれることだけ。しっかり練習でやった結果、試合でも対応できたので、そこだけ(距離感だけ)だと思います」と、問題なくサードのポジションもこなす。

ショートの守備についても「今までずっとやっていたポジションだったので、慣れている部分もありますし、プロに入ってから技術的に学んだ部分もある。それを活かしながら、自分の感覚としても良い感じで守備の面はできているかなと思います」と手応えを掴む。

「持ち味である守備、スピードをいかしたところの長所は、しっかり結果としてアピールしていくこと。打撃面ではヒットを打てないと(1軍に)上がれないと思うので、ファームの試合ではありますけど、結果、数字にこだわってやっていきたいなと思っています」。マリーンズファンは練習試合、オープン戦で見せたスピード感あふれるプレーを、ZOZOマリンスタジアムで1日も早く見れる日がくることを楽しみに待っている。

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どんな形でも「試合に出たい」、ロッテ5年目捕手が打撃で見出す1軍の兆し[Full-Count]

◇プロ5年目、出場機会を求め捕手以外のポジションにも挑戦

プロ5年目を迎えたロッテの宗接(むねつぐ)唯人捕手。現在、イースタン・リーグで首位を独走するチームで4番を任されるなど、打撃で存在感を見せようと奮闘する。この4年間で1軍出場はわずか1試合。今季は1軍の舞台での活躍を見据えている。

魅力は、逆方向にも飛ばせる長打力。プロ入り後、バットを立てて構えるなど様々な打撃フォームを試してきたが、現在はバットを寝かせた構えにしている。「大学でそれをやった時に1番バッティングがよくて、感覚もよかったので、いい時のフォームに戻してみようかな」と手応えを感じている。

捕手としてプロの門を叩いたが、今季は他のポジションでの起用が多い。昨年の秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」では、「1番・左翼」での起用が主だった。もちろん捕手というポジションを諦めた訳ではないが、出場機会を求めて内外野にも挑戦している。

チームから「捕手以外も練習しておいてくれ」と言われたのはプロ3年目の頃。高校、大学とやってきた思い入れのある扇の要。捕手として1軍定着したい思いも強く、当時は簡単に受け入れることはできなかった。しかし、同い年の田村龍弘が正捕手として台頭。「キャッチャーでいけるんかな…」。この世界で捕手として活躍できるのか不安になっていた時期でもあった。

◇「結局試合に出ないと意味がない。どこであろうと出していただけるのなら」

「自分の技術の面でもやっぱり他のキャッチャーの人と比べて、ずば抜けているというところも正直なかったですし…」。

1軍出場は、2年目に1度代打で出場したのみ。昨秋、チーム内のコロナ禍で大量入れ替えとなった際に昇格したものの、出番はなかった。どんな形でも試合に出たい。今は当時とは真逆の気持ちだ。「キャッチャーもやらなくていいという訳ではないんですけど、結局試合に出ないと意味がない。どこであろうと出していただけるのならと思います」。その一心でオフには、捕手以外のポジションの練習にも力を入れた。

捕手からポジションを変え、成功した選手も少なくはない。西武や中日で活躍した和田一浩氏や、ヤクルトなどで活躍した飯田哲也氏も元々捕手だった。秀でた“一芸”があれば、1軍舞台もぐっと近くなる。

低めのボール球を振ってしまうことが多く、三振数が多いのが課題。福浦和也2軍ヘッド兼打撃コーチからは、下半身の重要さを説かれた。「1番が下半身の粘り。ボールを追っかけすぎるな、ボールとしっかり距離をとってというのはずっと言われています」。春季キャンプでは松中信彦臨時打撃コーチにもトスを上げてもらい、下半身をいじめ抜いた。

ロッテ2軍はイースタン・リーグ記録に迫る14連勝を記録するなど、首位を独走中。「試合に出ている、出ていないじゃくて全員が1人1人が勝ちに、1球に集中している」。今季のチームスローガンでもある「この1点を、つかみ取る」を体現するチームの雰囲気の良さを実感している。ただ、チームが勝っているということは、自分以外の選手もアピールしているということ。熾烈な競争の中で、1軍への切符を掴み取らないといけない。

「やっぱり1軍に上がって、どんな形でもいいので活躍したいですね。それだけです」。しみじみと噛み締めながら話す口ぶりに、今季にかける想いを込める。ミットではなくバットで、マリンのグラウンドを目指す。

宗接唯人(むねつぐ・ゆいと)
1994年7月26日生まれ。26歳。兵庫県宍粟市出身。神戸国際高から亜細亜大学に進学。正捕手として第46回明治神宮大会で優勝。4年春には打率.372をマークして優勝に貢献しベストナインを獲得。2016年のドラフトでロッテから7位指名を受け入団。183センチ、90キロ。右投げ右打ち。

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