わたしはかもめ2021年鴎の便り(5月)

便

5月3日

ロッテ佐々木朗希の2軍調整は最終局面に、次回登板で井口監督が昇格判断か[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(19)の2軍調整が最終局面に入った。1日にイースタン・リーグ巨人戦(ロッテ浦和)で4度目の先発マウンドに上がり、6回65球無失点の投球。直球は最速で155キロをマークした。投球映像を確認した井口資仁監督(46)は「自分の思う通りに球が操れてたかなと思う。もう1回投げて、今月中にどこかでチャンスがあればとは思います」と5月中の1軍先発デビューに踏み込んだ発言をした。

2軍戦での被出塁は1イニングあたり0.5人と、圧倒的な投球が続く。今後の2軍での2試合以上の登板可能性については「次の状態を見て、ですね」と慎重に話した。中6日の間隔で進めば、次回は今週末の同リーグ楽天3連戦で先発する可能性が高い。「次回を見て良ければ(1軍に)上げる可能性はありますし、それは次回登板で考えたいと思います」とした。次は球数も100球近くが求められる見込み。投球内容やリカバリー次第では、いよいよデビュー日が固まる運びになりそうだ。

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中学で東京ドーム右翼席へ運んだロッテ西川僚祐が乗り越えたいプロ野球の壁[ニッカン]

プロ野球の壁は高い。高卒新人、特に打者にとっては世界ががらっと変わる。高校時代に通算55本塁打を放ったロッテのドラフト5位・西川僚祐外野手(19=東海大相模)も今、壁にぶつかる。

5月2日現在、イースタン・リーグで26打席13三振を喫している。特大の1号本塁打で素質を示しながら、厳しさをリアルタイムで感じている未来の主砲候補に、オンラインインタビューで現況を尋ねた。


西川が喫した13三振の内訳は空振りが8個、見逃しが5個だ。内角ぎりぎりへの直球に1球も手が出なかった3球三振もある。

「見逃し三振の時は、どうやって打ちに行こうか悩んでしまっている時なんで。空振り三振の時はまだ振っていけているので、いいイメージで入っていけてるんですけど、見逃しの時は全然、タイミングだったりバットの出方が、自分の中で合ってないなって感じている時だと思います」。

高校生の140キロとプロの投手の140キロは球の質が違う−。よく言われる言葉を西川も口にした。今まさに、その違いを実体験している立場として、もう少し踏み込んでもらった。

「高校の時は、速い球でもこうやって打ったら前に飛ばせるっていうイメージができるんですけど、今はどうやってこの真っ直ぐを捉えていったらいい感じで打球が飛ぶのかなというイメージがあまりつかないというか…そんな感じですね。球が見えない訳ではないんですけど、このスピードをどうやったら引っ張れるかなと、まだつかめない感じです」。

小学校時代は周囲の友人より頭2つ大きかった。千葉・佐倉シニアでプレーした中学時代、右打者ながら東京ドームや神宮球場の右翼スタンドまで放り込んだ逸話が知られる。東海大相模でも横浜スタジアムのバックスクリーン左まで運び、高校のグラウンドでは敷地外への130メートル超の豪快弾をかっ飛ばした。

それでも飛距離より、確実性や勝負強さを頑として己に求めてきた。高校時代に対戦した最強の投手には「奥川さん(=恭伸、現ヤクルト)と及川さん(=雅貴、現阪神)ですね」と挙げる。奥川からは2年時の練習試合で中越え二塁打を放ったが「詰まっていたので、木のバットならショートフライだったと思います」。悔しい記憶と感触ばかりが残る。

13三振を喫しながら、1号本塁打もマークした。4月8日の巨人戦(ジャイアンツ球場)で、左腕投手の直球を左中間へ高々と運んだ。「安心はしました」と言いながら、やはり大喜びには至らない。

「当たった感じは良かったですけど、何かをつかむ感じの本塁打ではなかったので。振ってる中で当たる…みたいな感じでした。1本が出て、このタイミングの取り方や振り方ならこれから対応できるかもしれない、という感じを得たホームランではなかったので」。

福浦2軍ヘッドコーチともよく話す。「自分も感じていることを言ってくださるので。もう1度、1から作り直さないといけないとあらためて感じます」。タイミング、下半身の使い方、バットの出し方。「本当は変えたくないのが1番」と本音もこぼしつつ、課題に正面から向き合う。

マスク越しの表情も声色も前向きだ。高1の冬、東海大相模・門馬敬治監督に「西川君はどんな選手ですか?」と尋ねた。「とにかく明るい」と即答だった。今も「逆方向にもっと強い打球を打てるように。そこをもう1回戻さないと、結果も出ないんじゃないかなと思います」。今を受け止め、未来へつなげようとする言葉が自然と出る。

引っ張った方が打球は強く、安打になりやすい−。当然の欲に抗いながら、あらためてセンターから右を向き、成長を誓う。オンライン取材の直後の試合、左足の使い方が少し変わり、センターから右方向へ2本の安打が出た。引っ張らない打球も十分に強いことは、本人も知っている。

「あれが初めてですね、自分のを見たのは」。

19年10月19日、高2秋の関東大会の駿台甲府(山梨)戦。初回に左翼フェンス直撃の弾丸ライナーを飛ばすと、6回には中前打を放った。投手をかすめそうな痛烈なライナーに、客席からは瞬時に悲鳴さえ上がった。球場設置のスピードガンが、西川のセンター返しに反応していた。「166キロ」と表示されていた−。

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[プロ野球番記者コラム]ロッテと中森故郷がスポンサー契約“我が子”へ450キロのコシヒカリ[ニッカン]

思いの強さが世界を変える。兵庫・丹波篠山市は4月末、ロッテとスポンサーシップ契約を結んだ。ロッテ球団が千葉県外の都市と同種協定を締結するのは初めてのことだ。

同市で生まれ育った中森俊介投手(18=明石商)がドラフト2位でロッテに指名されたのが、全ての始まりだ。黒豆やぼたん鍋で知られる山あいの街からは、51年ぶりのプロ野球選手の輩出。酒井隆明市長(66)はドラフト後の昨年11月に「地元の少年野球団、中学校の部活動で育った子。市民からすると、自分達の子供のように思っています」と嬉しそうに話していた。

市内の野球好きはやはり阪神ファンが多いのに「これからは市民みんながロッテファンです」と公に発信するほどだった。市長室にお邪魔した際に構想を明かされた。「もし中森君がOKしてくれるなら、ふるさと大使をお願いしたいんです」。さらには「正式にプロ入りしてから、いつか中森君にコシヒカリを贈ることができれば。どんどん体を大きくしてもらいたいです」とも話していた。

不勉強で無礼ながら、コシヒカリは新潟県が中心の品種と思い込んでいた。「東の魚沼、西の丹波篠山、って言われるんですよ」と教わった。ふるさと大使就任とともに、このコシヒカリ贈呈も実現した。実に450キロ。球団全体への贈呈になったが、中森の食事量から計算した分量だそうだ。球団との地域連携事業を実現すべく、市側は令和3年度予算の策定段階から能動的に動いていた。

今年7月6日にはZOZOマリンのソフトバンク戦で「日本農業遺産認定記念 丹波篠山市 黒豆ナイター」を開催する。関東圏の野球ファンに向けた球場内での地域おこしに加えて、「当日の観戦チケット+特産品」を返礼品にしたふるさと納税も今後、受付を開始する予定だという。ありそうで、なかなかない返礼品。大きなPRになるだろう。

人気作「半沢直樹」シリーズの最新刊に丹波篠山が登場したと知れば、出版社に直接あいさつに出向き、市役所関係者も巻き込みながら次の展開につなげる。「リーダーとは?」が強く問われるご時世で、市長のバイタリティーには驚かされた。ロッテと丹波篠山の関係ももっと広がっていくだろう。中森がロッテのドラフト2位まで指名されずにいる可能性は、どちらかといえば低かった。偶然のご縁から切り開き、新たな魅力発信の機会が創出された。

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ロッテ・佐々木朗、今月下旬にも1軍デビュー、井口監督「100球近くいって欲しい」[サンスポ]

ロッテ・佐々木朗希投手(19)が、早ければ今月下旬に1軍デビューすることが3日、分かった。井口資仁監督(46)が「(イースタン・リーグで)もう1回投げて、今月中にどこかでチャンスがあればとは思います」とプランを明かした。

昨季1、2軍戦で登板がなかった最速163キロ右腕は、高卒2年目の今季イースタン・リーグ4試合に先発。1日の巨人戦(ロッテ浦和)では自己最多の65球を投げ、直球はプロ入り後最速の155キロを計測。1安打無失点と好投した。2軍では計14回を投げて5安打2失点、13奪三振、3四死球、防御率0.64と安定した成績を残している。

中10日での登板が続いており、順調なら今月中旬の2軍戦登板を経て、1軍戦初登板となる。

井口監督は「100(球)近くいって欲しいなというところはある。次回は、もう少し球数増えるんじゃないですかね」と説明。注目のときが近づいている。

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ロッテ・朗希、最短15、16日西武戦で1軍デビューへ、井口監督「今月中のどこかでチャンスあれば」[スポニチ]

最速163キロを誇るロッテの2年目・佐々木朗希投手(19)の1軍デビューが、カウントダウンに入ってきた。井口監督は3日までに、1日のイースタン・リーグの巨人戦で6回を1安打無失点と好投した2年目右腕の映像をチェック。「自分の思う通りに球を操れていた。もう1回投げて、今月中のどこかでチャンスがあればと思う」と、5月中にプロ初登板の舞台を用意する意向を口にした。

次戦は2軍で登板する。順当なら、8、9日の週末に予定されるイースタン・リーグの楽天戦(森林どり泉)で今季5度目の2軍公式戦登板に臨むことが有力で、佐々木朗も「次も頑張ります」と意気込む。注目されるのは球数だ。1軍昇格の条件として、これまで指揮官は「5回を投げてから」としていたが、80球程度を想定していた前回登板は相手打線の早打ちもあって、わずか65球で6回を投げ切ってしまった。

これには井口監督も「75球でしたっけ?あっ、65球ですか」と苦笑い。今後に向けてはコンディションも注視するといい「100球近くいって欲しいというところもある。試合を投げてみて、その後の状態を見て、次を決めている。どれだけリカバリー(回復)ができているか。報告をしっかり聞いて考えたい」と言葉を選んだ。中6日の間隔を重ねられる場合は、最短で15、16日の西武戦(ZOZOマリン)でのデビューが候補に挙がってくる。

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佐々木朗希、次回登板“昇格テス投”、井口監督「よければ上げる可能性もある」[報知]

5月中の1軍デビューを目指すロッテの佐々木朗希が、次回の2軍戦登板で“昇格テスト”に挑む。1日のイースタン・巨人戦(ロッテ浦和)で6回1安打無失点。順調なら中10日程度の間隔を空けて11〜13日のDeNA戦(同)での先発が有力だ。

井口監督は「次回見て、よければ上げる可能性もある。今月中に(1軍デビューの)チャンスがあれば」と、投球数100球前後などのハードルをクリアすれば昇格に踏み切る考え。一発合格なら、同じく中10日程度の間隔で5月下旬のデビューとなりそうだ。

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佐々木朗希投手、今月デビューもロッテ井口監督が示唆[デイリー]

ロッテの佐々木朗希投手が今月中に1軍デビューする可能性が出てきた。井口監督が3日、2年目でのプロ初登板について「今月中のどこかでチャンスがあればと思う。次回(の2軍登板)を見て、良ければ上げる可能性はある」と語った。

佐々木朗は1日のイースタン・リーグの巨人戦に先発登板して自己最長の6回で65球を投げ、1安打無失点と好投した。井口監督は「自分の思う通りに球を操れていた。どれだけリカバリー(回復)ができているか。報告をしっかり聞いて考えたい」と説明した。

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ロッテ・佐々木朗希、1軍デビュー今月中「チャンスがあれば」、井口監督が説明[デイリー]

ロッテの井口資仁監督(46)は3日、2軍で調整中の佐々木朗希投手(19)が5月中の1軍デビューする可能性を示唆した。

佐々木朗はファームで4度目の先発となったイースタン・巨人戦(ロッテ浦和)でプロ最長6回を65球、1安打無失点。最速155キロをマークしていた。映像をチェックした指揮官は「自分の思う通りに球を操れていたかなと。今月中にどこかでチャンスがあれば」と説明した。

次回先発は80球から100球をめどに投げさせる予定。昇格のタイミングについては「投げてみてから次、次と決めている。リカバリーができているかの報告もしっかり聞いて考えたい」とし、早ければ今月中旬の1軍昇格も視野に入れている。

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[千葉魂]小野、悔しさ胸に真っ向勝負、益田からのLINEで奮起[千葉日報]

マウンドでぼう然と立ち尽くし、打球の行方を見つめた。小野郁投手は4月9日のライオンズ戦(ZOZOマリンスタジアム)で手痛い逆転3ランを許した。3点リードの場面で2番手として登板。四死球でランナーをためると2点適時打を許し、なおも1死一、三塁。ここで6番愛斗に151キロストレートをライトスタンドに運ばれた。1回を被安打2、3四死球、5失点。負け投手になり、試合に敗れた。打たれた試合が続いたこともあり監督室に呼ばれると2軍調整を告げられた。

「悔しくて、悔しくて涙が出ました」。

ロッカーに戻ると1人、涙した。タオルで顔を覆い、時間だけが過ぎた。涙が枯れ、少し冷静になった時に井口資仁監督と吉井理人投手コーチから指摘された事を頭の中で反芻した。ホームランを打たれたことではなく、3四死球を与えたことに関する話だった。「ストライクゾーンの中で勝負できる投手なのだから、その部分をもう1度、見つめ直して欲しい。しっかり調整してまたすぐに1軍に上がってきて欲しい」。150キロを超える威力あるストレートを持ちながら、勝負できずにランナーをためた反省。原点に戻る必要があった。

「厳しいところに投げなくてはいけないと思っている自分がいた。結果的に力んでしまって。そうじゃなくて、思いっきりストライクゾーンに投げていくというシンプルな考え方をしようと思いました。打者に向かっていく姿勢。ファウルでもなんでもストライクを先行させて自分に有利なカウントをつくりあげていく。すごくシンプルに目の前の打者を抑える。任された場面をゼロに抑える。そういう風に考えるようにしようと思いました」と小野。

悔しさを胸に2軍落ち。弱い自分と向き合い、いつの間にか複雑に考え込んでいた投球をシンプルに考えるようにした。走る量を増やす調整で、軸となる下半身もつくり直した。

尊敬する先輩から2軍落ち直後に送られてきた言葉も、支えとなった。選手会長でストッパーの益田直也投手からLINE(ライン)でメッセージが届いていた。

「最後は気持ち。悔しいのも分かる。泣きたいのも分かる。ここまでオマエがやってきたことも分かる。今、必要なのはちょっとした技術と自信だけだと思う」。

いつも可愛がってもらい、ブルペンでも様々なアドバイスをくれる先輩が気を使ってメッセージをくれた。メンタルの大事さ。自分を信じ自信を持つことの大事さを優しく教えてくれた。通算500試合以上に登板をして2013年にはセーブ王にも輝いている先輩の言葉が心に染みた。

4月22日に1軍に昇格をすると堂々たるマウンドさばきを見せるようになった。もうマウンドで不安そうな表情を見せることはなくなった。5月2日のイーグルス戦(楽天生命パーク)でも3番手として登板をすると1回を無失点。これで5試合連続無失点。チームの勝利に貢献した。

「今は状態がいい。自信を持って投げることが出来ている。任されたところを0点に抑える。その気持ちだけです」と小野は試合後、充実した表情を見せた。

打てるものなら打ってみろと言わんばかりに打者に向かって力強い剛速球を投げ込む小野を井口監督、吉井投手コーチは信頼をして大事な局面で起用する。そして勝利が決まると小野は大好きな益田先輩と喜びを分かち合う。また1人、若者が失敗を糧に成長し自信をつかんでいる。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)

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「速い真っ直ぐに打ち負けないように」課題を持って取り組むロッテ・福田光輝[BASEBALL KING]

◇テーマは速いストレートを打つ!

「バッティングでも守備でも、1つ1つテーマを持って取り組んでいこうと意識してやっています」。

ロッテの福田光輝は漠然とファームで実戦を積むのではなく、自身に明確な課題を持って取り組んでいる。

打撃でのテーマの1つが、速いストレートに対応することだ。

「バッティングはとにかく速い真っ直ぐに打ち負けないように、しっかりタイミングをとって振っていくことと、2ストライクからの対応がすごく大事になってくると思うので、頭を1球1球整理しながら、打つということは意識してやっています」。

“2ストライクからの対応がすごく大事になってくる”と福田光が話すように、追い込まれてから足を上げて打つだけでなく、すり足気味に打ったり、時折初球からすり足気味で打つなど工夫が見られる。

その点について福田光は「普通に打っていても、感覚的にあんまりよくないなというのがあったら、すり足で打ったり、自分のなかで色々変えながらバッティングしています」と臨機応変に対応している。

また、打撃フォームでいえば、昨季はトップを高めの位置にとっていたが、「意識的には下げた感じはあまりなかったんですけど、1月の自主トレでちょっと下げる感じで打っていたら、ボールの伝わり方がよかった」と、今季を迎えるにあたって、トップの位置を下げた。

◇好不調の波をなくし安定感を!

練習試合では、2月16日の広島戦でレフトへ2点適時二塁打を放てば、2月18日の楽天戦では守護神・松井裕樹に対し初球から積極的に振っていき、2球連続ファウルで追い込まれるも、3球目の外角のストレートを逆らわずにレフト前に運んだ。さらに2月21日のDeNAとの練習試合では、4−4の9回2死一、二塁からレフトへ適時打を放ち、少ない出場機会でアピールした。

オープン戦が始まってからは快音が聞かれず、開幕は2軍スタート。開幕直後は3試合連続で複数安打を放つなど、4月8日終了時点で打率.357をマークしていたが、4月9日以降は15試合に出場して複数安打はわずかに1度だけ。現在は打率.247となっている。福田光が掲げた自身の打撃テーマとともに、いかに“安定”した打撃を見せるかもカギだ。

福田光本人もそれを自覚する。

「最初の方はすごく良くて、自分が打とうとした球を仕留められていましたし、逆方向にもヒットが出たり、2ストライクからのアプローチも、自分の思っているようにバッティングができていた」。

「ここ最近は徐々に自分のバッティングができなくなってきている。鳥越監督にも言われたんですけど、ちょっとでも打てない時期を少なくして、考えてやれと言われました」。

「鳥越監督に言われたからでという訳ではないですが、“いつかは打てるやろうな”という気持ちは捨てて、マシン、手投げのバッティングでも、日によって感覚が違う。大きく変えたり、その日のいい感覚を自分で探りながらやっている」。

「常に打ちたいですけど、打てないときをできるだけ少なくして、いい形をしっかり保てるような準備、考えてやっているところです」。

調子の波を少なくし、“安定”した打撃を手に入れるため、日々試行錯誤を続ける。

「守備では、自分のところにきたらアウトにできるくらいのプレーを常にファームでしておきたい。1軍昇格に向けて、打って結果を出していくしかないと思うので、本当に今しっかり考えて、形を作って呼ばれたときには、自分の形をしっかり出せるように今も練習をしっかりやりたいなと思います」。

今テーマに掲げていることを1つずつクリアし、まずは安定した打撃を披露していきたい。そうすれば、1軍の舞台も見えてくる。

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