オリックスは2回に頓宮の2ランで先制した。2−1の6回に宗のソロ、9回には代打ジョーンズの適時打などで2点を加点した。田嶋が6回2失点で2勝目、能見が2セーブ目を挙げた。ロッテは打線が美馬を援護しきれなかった。
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オリックス | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 5 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 |
ロッテ佐々木朗希投手(19)が8日、イースタン・リーグ楽天戦(森林どり泉)で2軍でのプロ初勝利を挙げた。
6回を投げ、プロ入り後では自己最多となる85球を投げた。ストライク先行で、特にイニングの初球は6回中5回がストライク。全85球中63球がストライク(空振り、見逃し、ファウル)で、ストライク率は約74.1パーセントだった。
これまでより、全投球における変化球の比率が1割ほど高かったにもかかわらずの精度だ。ストライク率約74.1パーセントは、大船渡高3年以降の公式戦では最高値となる。公開の練習試合を含めると、これを上回ったのは19年7月6日、青森・柏木農との練習試合での約75.7パーセントのみとなる。
ファウルは22球あった。前回登板は同じ6回を投げてファウルは11球。倍増する中で、本人は「今日は相手が直球を狙ってきていると思われる中で、ファウルにしてカウントをとれたりと、直球で勝負して抑えることができたことが良かったと思います」と振り返った。実際、ファウル22球のうち16球が直球だった。
これで2軍で20イニングを投げ、防御率は0.45。変化球の球速ベースが高校時代より増す中で、直球は150〜152キロの周辺でまとめてきている。チーム防御率1.96と好調な2軍投手陣の中でも、安定感はトップクラス。戦力としては申し分なく、試合序盤の映像をチェックしたという井口資仁監督(46)も1軍戦後に「明日、明後日と体の状態を含めて考えていきたい」とだけ話した。
1軍の先発投手陣と同様に、ここまで中6〜10日の間隔で5度の先発をこなしてきた。この日は変化球も増えた中で、プロ入り後最多の85球。より慎重に、リカバリの経過がチェックされることになる。
ロッテ佐々木朗希投手(19)が8日、イースタン・リーグ公式戦で2軍でのプロ初勝利を挙げ、5月中の1軍先発デビューに近づいた。楽天戦(森林どり泉)で6回5安打2四死球6奪三振で1失点(自責点は0)。直球は150キロ台を安定して出し、プロ入り後の実戦では最速となる156キロもマークした。佐々木朗は球団を通じ「勝ち投手というよりは、先発としての仕事ができたことが良かったと思います」とコメント。1軍先発陣と同様に、ここまで同リーグ5試合を中6〜10日で先発し、この日は最多の85球だった。リカバリー具合も気になる中で、井口資仁監督(46)は「明日明後日と体の状態を見て考えていきたい」とだけ話し、8日時点では今後の方向性を固めなかった。
ロッテが3連勝はならなかった。先発美馬学投手(34)が序盤から奪三振を重ねるも、頓宮の2ラン、宗のソロと2本塁打の失点に泣いた。
井口資仁監督(46)は7回3失点の投球を「責められない」としつつ、「昨日、今日と失点が全部本塁打なので、バッテリーがもう少し気をつけないともったいないかなと思います」と話した。ロッテ投手陣の被本塁打36本はリーグワーストとなっている。
ロッテが1点リードされた9回にさらに2失点で突き放され、連勝は2で止まった。
9回1死一、二塁でオリックス頓宮が二塁へのゴロを放った。二塁手の中村奨が一塁走者の代走紅林にタッチして2アウトとするも、正対しながらぶつかった。併殺を狙った一塁送球がワンテンポ遅れ、さらに乱れた。その間に二塁走者ロメロが生還した。
井口資仁監督(46)はベンチ内から球審に確認するも、試合はそのまま続行された(記録は中村奨の失策によるホームイン)。試合後は報道陣の代表取材に「あそこまで走者と正面でぶつかると、さすがに守備妨害じゃないかなと思うんですけど」とコメント。一連の動きの中でのプレーと判断されたか?という質問には「そうは言っても、守備の妨害をしてるわけですからね。基本的にはどっちかがよけるとか。走者がスローイングを妨害しているということで守備妨害なんですけど。ああいうところをしっかり(守備妨害と)取ってもらわないと、本当にしょうもない試合になっちゃうので」と話した。
守備妨害についての確認はリクエストの対象外となっている。
ロッテ小島和哉投手(24)が、9日のオリックス9回戦(ZOZOマリン)に先発する。
今季はここまで5度の先発で白星に恵まれていないが「前回(4月28日西武戦、6回2失点)は自分の中で結構良かったので」と、手応えはつかんでいる様子。1発が増えてきているオリックス打線との対戦に「攻めていく投球ができれば」と引き締めていた。
ロッテ藤原恭大外野手(21)が、イースタン・リーグ楽天戦で今季1号2ランを放ち、佐々木朗の同リーグ初勝利を援護した。
4点リードで迎えた9回2死一塁、楽天の育成右腕、小峯から右翼席に豪快な1発をたたき込み、勝利を決定付けた。
今季は開幕戦のソフトバンク戦に「9番中堅」でスタメン出場。1軍では22試合の出場で打率1割6分1厘、0本塁打、4打点で4月22日に出場選手登録を抹消された。イースタン・リーグでは試合前時点で4試合に出場し、17打数1安打0打点だった。
ロッテ佐々木朗希投手(19)が、イースタン・リーグ楽天戦に先発し2軍戦初勝利を挙げた。6回を投げ、5安打1失点(自責0)、6奪三振だった。
佐々木朗は、勝利の瞬間をベンチで見届け、マスク姿でチームメートとエアハイタッチした。
今月中の1軍デビューの可能性もあるとみられている。
1回を10球で3者凡退に抑えた。10球中9球が速球で、最速は153キロをマークした。
渡辺佳に初安打を浴びたが、1死一塁から三振と二盗阻止で3人で終了した。
2死一、二塁から吉持に中前適時打を浴び、1点を失った。
わずか7球で、3者凡退に抑えた。
1死一、二塁のピンチを背負ったが、後続を断った。岩見の4球目にこの日最速となる156キロをマークした。5回を終え、4安打1失点(自責0)。ロッテが2−1でリード。
1死一、二塁のピンチを背負ったが、後続を断った。6回を投げ、5安打1失点(自責0)、6奪三振で降板。勝利投手の権利を持ち、2番手東條にバトンを渡した。
ロッテが8回に3点を追加し、9回にも2点でダメ押しした。佐々木朗がイースタン・リーグ初勝利を挙げた。勝利の瞬間をベンチで見届け、マスク姿でチームメートとエアハイタッチした。
日本野球機構(NPB)は31日まで緊急事態宣言が延長されることが決定したことを受けて8日、臨時実行委員会を開き、今後の対応を協議した。
政府の新たな方針に準ずるとプロ野球は12日から上限5000人となり、開催時間も午後9時までを要請される。ただオリックスが本拠地に置く大阪が無観客を要請。NPB井原事務局長は「今後は基本的に公式戦の日程通り行います」と話した。
コロナ禍でのシーズンは続くが「公式戦を継続するにあたり、これまでも相当努力してきたが球場の観戦防止対策の徹底と、球場の場合は入退場を含めての人流の対応を、しっかり今後もさらに強化してやっていくことを認識した。試合時間は午後9時という目安が出ているので試合開始時間を少し早めるように変更する。かつ試合のスピードアップ、これは現場、チームの意識徹底も必要なところ。さらに務めて午後9時目安を守っていこうと12球団であらためて確認しました」と話した。
ロッテ佐々木朗希投手(19)が8日、2軍楽天戦に先発し6回1失点の投球を見せた。
5安打2四死球6奪三振で、自責点はなかった。85球を投げた。
直球はプロ入り後の実戦では最速となる156キロをマーク。安定して150キロ台をマークするものの、9番水上への内角151キロが抜け、肩口への死球となるシーンもあった。
ここまで好投を続けてきた佐々木朗に対し、井口資仁監督(46)は5月2日には報道陣に対し「次回見て良ければ、また(1軍に)上げる可能性はありますし、それは次回登板で考えたいと思います」と話していた。この日の投球内容などが1軍先発デビューへの判断材料になりそうだ。
ロッテ佐々木朗希投手(19)が、楽天水上への死球にヒヤリとした。
1点リードの5回1死一塁、カウント1−1から投じた151キロの速球が内角に抜け、水上の左肩に当たった後にヘルメットの左耳付近を襲った。一瞬、騒然とし、水上はトレーナーに付き添われながらベンチに戻ったが、治療後に一塁ベースに戻った。
日本野球機構(NPB)は31日まで緊急事態宣言が延長されることが決定したことを受けて8日、臨時実行委員会を開き、今後の対応を協議した。
政府の新たな方針に準ずると、宣言対象地域でのプロ野球は12日から、上限5000人に観客数が緩和され、開催時間も午後9時までを要請される。ただオリックスが本拠地に置く大阪が無観客を要請。NPB井原事務局長は「今後は基本的に公式戦の日程通り行います。(無観客となる)オリックスの場合は日程の変更も検討されています。まだ検討中なので検討結果が出たら12球団で協力して対応しようということになった」と話した。
オリックスは同宣言対象地域だが有観客を認める兵庫にある、ほっともっと神戸での代替開催も検討中だという。コロナ禍でのシーズンは続くが、同事務局長は「公式戦を継続するにあたり、これまでも相当努力してきたが球場の観戦防止対策の徹底と、球場の場合は入退場を含めての人流の対応を、しっかり今後もさらに強化してやっていくことを認識した。試合時間は午後9時という目安が出ているので試合開始時間を少し早めるように変更する。かつ試合のスピードアップ、これは現場、チームの意識徹底も必要なところ。さらに努めて午後9時目安を守っていこうと、12球団であらためて確認しました」と話した。
元ロッテ監督でメッツなどでも監督を務めたボビー・バレンタイン氏(70)が7日、コネティカット州スタンフォード市の市長選に出馬することをSNSで発表した。バレンタイン氏は同市で生まれ育ち、MLBの球界を離れた後は地元のスタンフォード大学でアスレチックディレクターを務めていた。
内外野手としてメジャーで10年プレーした後、85年からレンジャーズ、メッツ、レッドソックスで監督を務め、通算1186勝1165敗。ロッテでは95年と04〜09年に指揮を執り、05年に日本一を達成した。
SNSに投稿した動画で「私の人生に多くのものをもたらしてくれたこの市のため、私の時間とエネルギーと資金をささげたい」と意気込み。無所属の出馬で、他の民主党2候補と選挙を戦う。
ロッテは4月24日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)で最大4点差をひっくり返し、11−9で逆転勝利。井口監督が球団史上7人目となる監督通算200勝を達成した一方で、ソフトバンクは毎回の19安打を放ちながら、投手陣が13四球を与えるなど乱調だった。
過去、ソフトバンクの上をいく20安打以上を放って負けたチームは12度もある(延長試合を含む)。最も多く安打を打って負けたのが広島で、1993年5月19日のヤクルト戦(神宮)で24安打。8回まで毎回の21安打を放って16得点を挙げたが…。
3回、ヤクルト・池山隆寛に1イニングで満塁弾と3ランの2本塁打を浴びるなど11失点を喫した。9回を終えてスコアは16−16。延長14回に佐々岡真司がハドラーにサヨナラ安打を打たれ、16−17で敗れた。5時間46分にも及んだ試合は日付をまたいだ午前0時6分に終了した。
9回試合での最多安打敗戦は2010年4月3日、横浜の22安打(●12−13ヤクルト、神宮)。横浜は1回に3点を先制するなど12得点を奪ったが、先発・藤江均が1回に7失点。1点リードの9回には抑え・山口俊が代打・川本良平に4球連続で直球勝負を挑んだ末に逆転サヨナラ弾を浴びた。
屈辱の敗戦から一夜明けた翌4日のヤクルト戦(○2−1、同)では、わずか3安打で勝利。まさに野村克也監督の言う「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」だった。
ロッテの美馬は7回5安打3失点の好投が実らず今季初黒星を喫した。4月24日以来の登板でコースを突いて9三振を奪ったが、要所で一発を浴びたことが響いた。
2回に回に頓宮に2ランを打たれ先制され、1−2の6回には宗にソロを許した。「投球内容自体は悪くなかった。カウントを悪くしてからの本塁打がもったいなかった」と悔しさをにじませた。
ロッテの佐々木朗希投手が8日、仙台市のウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉で行われたイースタン・リーグの楽天戦に先発登板し、2軍公式戦で初勝利を挙げた。5試合目で最多の85球を投げ、6回5安打1失点で6三振を奪い「勝ち投手というよりは先発としての仕事ができたことが良かった。直球で勝負して抑えることができた」とコメントした。
順調にいけば5月中に1軍で初登板する可能性がある。井口監督は試合途中まで映像で確認し「体の状態を見て、どうするかを考えていきたい」と慎重に話した。
ロッテ・佐々木朗希投手(19)が8日、イースタン・リーグ楽天戦(森林どり泉)に先発し、6回を5安打1失点で降板した。球速はプロ入り後自己最速の156キロをマーク。6奪三振で2与四死球だった。
佐々木朗は同リーグ5試合目の先発。3回にタイムリーを浴びて失点した。だが1、4回は三者凡退。5、6回は走者を出したが、要所を締めて無失点に抑えた。
ロッテ・小島和哉投手(24)が8日、中10日で先発する9日のオリックス8回戦(ZOZOマリン)に向けて「曜日も変わって、新たな気持ちで頑張ろうと思う」と今季6試合目の先発で待望の初勝利を目指す。
過去5試合は火、土曜に1度ずつ、水曜に3度登板した。今季初の日曜日マウンドで、流れを変えたいところだ。
早大から入団3年目の今季は0勝1敗で防御率4.03。3月30日の楽天1回戦(ZOZOマリン)で初登板して黒星を喫したが、その後は勝ち負けがついていない。
小島は「去年は1戦目で勝ち星がついた。今年はずっと勝ちがついていないので、焦る気持ちはある」と白星を強く欲している。一方で「(投手コーチの)吉井さんに“悪い訳ではないので、自分のピッチングを続けるように”いわれています。そこは意識してやっていこうかなと思います」と平常心を心がけてマウンドに立つ。
米大リーグ、メッツやプロ野球ロッテなどで監督を務めたボビー・バレンタインさん(70)が7日、故郷のコネティカット州スタンフォードの市長選に無所属で立候補すると、自身のツイッターで発表した。
バレンタインさんはドジャースなど5球団でプレーし、引退後はレンジャーズ、レッドソックスでも指揮した。メッツを率いた2000年にワールドシリーズ進出を果たし、05年にはロッテを日本一に導いた。AP通信によると、現在はスタンフォード近郊にある大学で体育部門のトップを務めている。
ロッテの高卒2年目・佐々木朗がイースタン・リーグの楽天戦に先発し、6回5安打1失点で公式戦初勝利を挙げ「勝ち投手というより、先発としての仕事ができたことが良かった」と振り返った。
2軍戦5度目の先発で自己最多の85球を投げ、6三振を奪ってプロ入り後最速の156キロを計測。映像をチェックした井口監督は「週頭(10日)の状態を見てどうするか考える」と、過度の張りがなければ1軍に昇格させる方針を明かした。
5回1死一塁で高校日本代表でバッテリーを組んだ水上と対戦し、151キロ直球が左肩を直撃。ピンチを広げたが、和田からフォークで空振り三振を奪う。吉持は150キロ直球で中飛に抑え「相手が直球を狙ってきていると思われる中でファウルにしてカウントを取れたりと、直球で勝負して抑えることができた」と手応えを口にし、水上にも謝罪した。
2軍戦では1勝0敗、防御率0.45。前回1日の巨人戦で6回無失点に抑えた際、井口監督は「もう1回(2軍で)投げて、今月中のどこかでチャンスがあればと思う」と話していた。順当なら15日か16日の本拠・ZOZOマリンでの西武戦。最速163キロを誇る「令和の怪物」がいよいよ1軍デビューする。
ロッテの美馬は7回3失点で今季初黒星を喫し「カウントを悪くしてからの本塁打がもったいなかった」と反省した。2−3の9回1死一、二塁の守備では一塁走者の紅林と正面から接触した中村奨の一塁悪送球で二塁走者の生還を許した。
井口監督はこの走塁に抗議したが、判定は覆らず「走者がスローイングの妨害をしているので守備妨害なんですけど、ああいうところはしっかり取ってもらわないとね」と後味の悪い敗戦に不満を隠せなかった。
2−3の9回1死一、二塁の守備で、オリックス・頓宮の二ゴロを捕球したロッテ・中村奨と一塁走者の紅林が正面から衝突。中村奨の一塁送球が悪送球となり、二塁走者のロメロの生還を許した。
井口監督はすかさずベンチを蹴って立ち上がり、守備妨害を訴えた。審判団は協議をしたが判定は覆らず、さらにジョーンズのダメ押し適時打も許してしまった。
流れを変えたプレーについて井口監督は「基本的に走者がスローイングの妨害をしているということで、守備妨害なんですけど、ああいうところはしっかり取ってもらわないとね」と不満を隠せなかった。
ロッテ・佐々木朗希投手(19)が、2軍の楽天戦に先発し、6回5安打2四死球1失点、6三振を奪い、プロ入り後最速となる156キロもマークした。一方で、高校日本代表でバッテリーを組んだ水上桂捕手に死球を与え、謝罪する一幕もあった。
5回1死一塁の場面で、151キロ直球が水上の左肩を直撃。ボールが大きく跳ねると水上は倒れ込み、球場は騒然となった。
水上は大事に到らず、手当を受けた後は出塁。1死一、二塁となったが、佐々木朗は後続を断つと、グラウンドでベンチに引き揚げる水上を待って声を掛け、右手で「申し訳ない」というジェスチャー。2人は高校日本代表のチームメートで、U−18W杯を前に神宮で行われた壮行試合ではバッテリーを組んだ。
ロッテの最速163キロ右腕・佐々木朗希投手(19)が早ければ15日の西武戦(ZOZO)で1軍デビューする可能性が出てきた。8日のイースタン・楽天戦(森林どり泉)でプロ入り後最多の85球を投げ、6回5安打1失点(自責0)。実戦では最速となる156キロをマークし、“プロ初勝利”を飾った。
「相手が直球を狙っていると思われる中でファウルでカウントをとれたり、直球で勝負して抑えることができてよかった」。1点リードの3回2死二、三塁では山崎を全球フォークで3球三振。6回も150キロ超の直球を軸に2死一、三塁のピンチを脱出。「勝ち投手というよりは先発としての仕事ができたことがよかった」と振り返った。
1日の巨人戦(ロッテ浦和)から中6日での登板。井口監督は5イニング以上と100球前後などを昇格のメドとしながら、「良ければ(1軍に)上げる可能性もある。今月中にチャンスがあれば」と話してきた。この日の1軍戦終了後、指揮官は「週明けの体の状態を見てどうするか考えていきたい」と説明。“一発合格”で中6日前後での登板となれば15、16日の西武戦(ZOZO)が浮上する。次回登板日の最終決定は週明けとなる見込みだが、“令和の怪物”が1軍デビューを果たす日は確実に近づいている。
ロッテの高卒2年目右腕・佐々木朗希投手(19)がイースタン・リーグで5度目の先発。プロ入り後の実戦では最多の85球を投げ6回5安打1失点。最速は156キロをマークし、プロ初勝利を挙げた。
立ち上がりからテンポよく投げ込み、2回まで無失点。3回2死一、二塁からは吉持に中前適時打を浴び1点を返されるも続く山崎を全球フォークで3球三振。5回1死には岩見への4球目にこの日の最速156キロをマークしたが1死一塁で迎えた水上には151キロの直球が左肩を直撃するアクシデント。倒れこむ水上を心配そうな表情で気にしながらも、後続を断ち切り6回を5安打1失点。1点をリードしたままマウンドを降り、救援へとバトンを渡した。
チームはその後藤原の2ランなどで5得点を追加し、東條、東妻、横山の救援陣も無失点リレー。期待の最速163キロ右腕がまずはイースタン・リーグでのプロ初勝利を飾った。
ロッテの高卒2年目右腕・佐々木朗希投手(19)がイースタン・リーグで5度目の先発。6回を投げ5安打1失点、球数は最多の85球を投げきり、最速は156キロをマークした。
初回から直球を軸にスライダー、フォークを交えながら2回まで1安打無失点。2点リードの3回2死一、二塁からは吉持に中前適時打を浴び1点を返されるも続く山崎を全球フォークで3球三振に仕留めた。5回1死からは岩見の4球目にこの日の最速156キロをマーク。5球目の直球を中前に運ばれ、続く1死一塁には151キロの直球が水上の左肩にあたるアクシデント。倒れこむ水上を心配そうな表情で気にしながらも、続く和田をフォークで空振り三振、吉持を中飛に打ち取り、6回も1安打を浴びながら無失点で切り抜けた。
7回からは救援の東條がマウンドに上がり、佐々木朗は6回を5安打1失点、球数はプロ入り後の実践では最多の85球。勝ち投手の権利を持ったままマウンドを降りた。
井口監督も「良ければ(1軍に)上げる可能性もある。今月中にどこかチャンスがあれば」と5イニング以上、100球前後などのハードルをクリアすれば5月中の1軍デビューも示唆しており、今後の状態を見ながら慎重に見定めていく。
日本野球機構(NPB)は8日、臨時実行委員会を開き、緊急事態宣言延長後の日程や試合挙行について対応を協議した。
政府は7日、緊急事態宣言を今月末まで延長をすること発表。同時に基本的対処方針を改定し、12日以降、大規模イベントは入場者を5000人か、定員に対する収容率50%の少ない方を上限に認められた。
ただ、各知事の判断により、イベント開催の停止、施設の使用制限なども可能となっており、京セラDのある大阪府は、原則無観客とする制限を引き続き要請。オリックスは京セラDでの試合を引き続き、無観客で行う。
12日から東京D、神宮、甲子園は、上限5000人までに緩和される見通し。福岡、愛知の両県が追加されヤフオクD、バンテリンDも上限5000人となる。
ただし政府から「12日以降もすでに発売済のチケットは払い戻し不要」と認められているため、実際は5000人を上回る可能性がある。
ナイターは通常午後6時開始だが、午後9時に終了するよう、各球団ではすでに15分から30分開始時間を早めて対応しており、これを継続する。
ロッテの佐々木朗希投手(19)が8日、イースタン・楽天戦(森林どり泉)に先発し、プロ入り後最多の85球を投げて6回5安打1失点6奪三振の力投でプロ初勝利を挙げた。
6回1安打無失点と好投した前回1日の同・巨人戦から中6日。この日も好投で応えた右腕は「勝ち投手というよりは、先発としての仕事ができたことがよかった」と充実感に浸った。
ピンチに動じることなく、快速球をテンポよく投げ込んだ。5回1死一塁では水上への直球が左肩を直撃。倒れ込む姿を心配そうに見やったが、切り替えて和田を空振り三振。吉持は150キロ直球で中飛に仕留めた。この日の最速は156キロをマークし「相手がストレートを狙っている中で、ストレートで勝負して抑えることができてよかった」と手応えを明かした。
結果を伝え聞いた井口監督は1軍昇格について「明日、明後日の体の状態を見て考えていきたい」としたが、最短で15、16日の西武戦でのデビューが見えてきた。
ロッテ・井口監督は守備妨害の抗議が認められず、不満をあらわにした。
9回1死一、二塁から、頓宮の二ゴロで中村奨が一塁走者の紅林と接触。タッチしてアウトとしたが、体勢を崩しながらの一塁送球が悪送球となり、二走が生還。「ランナーがスローイングの妨害をしている。しっかりとってもらわないと」と連勝が2で止まり、厳しい表情だった。
ロッテが1点を追う9回に2失点を許し、2連勝でストップ。井口資仁監督(46)は、9回の守備妨害が認められないジャッジに不満をあらわにした。
1点を追う9回1死一、二塁。頓宮の二ゴロで、中村奨が一塁走者の紅林にタッチし2アウトも、走者と交錯。体勢を崩されながら一塁へ投げたが、これが悪送球となり二塁走者のロメロに本塁生還を許した。1度は審判団に抗議し、協議したが、守備妨害は認められず、致命的な1点が入り、追い上げムードがしぼんだ。
試合後、井口監督は「あそこまでランナーとぶつかると、さすがに守備妨害じゃないかと思いますけどね。基本的にランナーがスローイングの妨害をしているので。ああいうところはしっかりとってもらわないと」。敗戦の一因となるプレーに厳しい表情だった。
ロッテの小島和哉投手が先発予定の9日のオリックス戦(ZOZOマリンスタジアム)に向けて調整。今季初勝利へといきごんだ。
開幕ローテ入りも5試合に先発し、まだ未勝利。前回4月28日の西武戦は6回2失点と好投しながら、勝ち星はつかなかった。中10日、空いての登板となるが「疲れは僕は大丈夫です。前回、結構よかったので、良かったのを続けていきたい。曜日が変わって、新たな気持ちで頑張ろうと思う」と意気込みをみせた。
ロッテが2連勝でストップ。先発・美馬が7回5安打3失点。9三振を奪う投球も、痛い2被弾を喫し3勝目を逃した。
2回、2者連続三振で2死としたが、モヤに三塁内野安打でこの試合初安打を許した。続く頓宮に左越え2ランを被弾し、先制を許した。1点ビハインドで迎えた6回には先頭の宗に右越えソロを浴びた。
味方は2点を追う3回にマーティンに右前適時打で1点差。6回に突き放された後は、中村奨の犠飛で再び1点差とした。だが、8回、2死一、二塁で角中が中飛に倒れた。
ロッテ先発・美馬が7回5安打3失点。9三振を奪う投球も、痛い2被弾を喫し3勝目を逃した。
2回、2者連続三振で2死としたが、モヤに三塁内野安打でこの試合初安打を許した。続く頓宮に左越え2ランを被弾し、先制を許した。1点ビハインドで迎えた6回には先頭の宗に右越えソロを浴びた。
プロ野球は8日、政府が4都府県に発令している緊急事態宣言を延長し愛知、福岡両県に対象地域拡大することを受けて臨時の実行委員会を開き、既に組まれている日程通りに試合を進める方針を確認した。4月25日からの発令の際には無観客を避けるために計6試合を延期していた。
政府が対象地域での大規模イベントの入場者を5千人まで認めた一方、大阪府は独自の判断で原則無観客の要請を継続。現在無観客試合を行っている4球場のうち、東京都の東京ドームと神宮球場、兵庫県の甲子園球場では延長期間に入る12日から観客の受け入れを再開するが、大阪府の京セラドーム大阪は無観客を続ける。
ロッテの佐々木朗希投手(19)がイースタン・楽天戦でファーム5度目の先発。6回をプロ最多の85球を投げ、5安打1失点でプロ初勝利を挙げた。プロ入り後最速156キロをマークした。
勝利の瞬間、ベンチに座っていた佐々木朗は手を軽くたたき、笑顔でチームメートをエアタッチで出迎えた。これまで通り、立ち上がりから快速球をテンポよく投げ込んだ。
4回は直球で横尾、渡辺佳を遊ゴロ。堀内を右飛に仕留め三者凡退に抑えた。5回1死から岩見への4球目に最速156キロをマーク。1死一、二塁から水上に投じた151キロ直球が左肩を直撃し、倒れ込む姿にマウンドで神妙な表情を浮かべたが、一、二塁で再開後、気持ちを立て直し続く和田をフォークで空振り三振。吉持を150キロ直球で中飛に抑え、初勝利の権利を手にした。6回は2死一、二塁から代打の下水流をファーストのファウルライナーに抑え、無失点で締めた。
ロッテの佐々木朗希投手(19)がイースタン・楽天戦でファーム5度目の先発。5回まで4安打1失点に抑えるも、5回1死一塁。水上に投じた151キロ直球が左肩を直撃。死球で倒れ込む姿にマウンドで神妙な表情を浮かべた。
その後、治療した後に一塁走者で戻り一、二塁で再開。続く和田をフォークで空振り三振。吉持を150キロ直球で中飛に抑え、無失点に。初勝利の権利を手にし、5回を投げ終えた。
佐々木朗は前回1日の巨人戦では6回を投げ1安打無失点に抑え、井口監督は「自分の思うとおりに球を操れていた」と評価していた。