楽天は1−2の6回に茂木の2点二塁打、ディクソンの3ランで5点を奪い逆転した。早川は7回途中5失点でリーグ単独トップの6勝目。継投で逃げ切り松井が13セーブ目を挙げた。ロッテは9回2死二、三塁で攻め切れなかった。
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東北楽天 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 6 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 5 |
ロッテは23日、清田育宏外野手(35)との契約解除を発表した。昨秋のコロナ禍での内規違反などで今年1月15日付で無期限謹慎処分に。5月1日付で解除され2軍戦にも出場したが、同21日に再び週刊誌に不倫疑惑を報道された。球団は事実確認の結果「球団ルールに反する行動を行っていた」と認定。プロ12年目を迎えたベテランの度重なる背信行為に断を下した。
球団は「本人の反省の態度を考慮し」と説明し、無期限謹慎処分を3ヶ月半で解除した。現場に復帰した清田は、わずか2週間で再び内規違反を犯した。1月、最初の報道の時点で「解雇すべき」の声もある中で、雇用維持を決めた球団を裏切った。その決断が社会に「失敗」と映るのも当然だ。
記憶に残る光景がある。昨年、降雨ノーゲームになった無観客試合がある。屋根のないベンチ最前列で清田は1人、濡れながら味方に声をかけ続けた。チームを思う気持ちや、相手が何を感じるかという想像力をなぜ、今回は出せず、むしろ不祥事を続けたのか。再び多くの人を振り回した。戦いの場に戻る資格など、到底なかった。
処分解除前日には球団を通じ「今後も反省の気持ちを忘れることなく、自分を律しチームの勝利に貢献していきたいと思います」と、今となっては空虚でしかないが、謝罪の言葉を重ねた。契約解除の23日は、本人の会見もコメント発表もなかった。報道された詳細の真偽や認否、清田本人の心中も明かされなかった。報道陣の代表取材に対応した球団の梶原広報室長は「色々と難しいことがあって、その辺のことを私たちが口にしていいかは難しいです」と話すにとどめた。河合オーナー代行や松本本部長による報道対応の予定も「(23日の)今の時点では(ない)」とした。
同室長は「球団の社会的価値も下げる行為」と処分理由の一端を説明した。その通りで、清田の騒動をめぐってはネット上を中心に厳しい声も依然多い。時が解決する、になるのだろうか。誰もが納得しての終わりは難しいにしても、トップが説明するのも1つの方法ではないだろうか。
ロッテが交流戦前最後の試合で、1点差に泣いた。
初回に1番荻野が二塁打で出塁するも、1死一、三塁で4番安田が併殺打。楽天早川攻略の流れをつかめなかった。井口監督は安田について「凡打の内容も良くない」と険しい表情。荻野、マーティン、中村奨の1〜3番が好調の状況で「これから打順も含めて考えていかないといけないと思っています」と話した。
ロッテは23日、清田育宏外野手(35)との契約解除を発表した。昨秋のコロナ禍での内規違反などで今年1月15日付で無期限謹慎処分に。5月1日付で解除され2軍戦にも出場したが、同21日に再び週刊誌に不倫疑惑を報道された。球団は事実確認の結果「球団ルールに反する行動を行っていた」と認定。プロ12年目を迎えたベテランの度重なる背信行為に断を下した。
清田の契約解除は、楽天戦の6回途中に突然発表された。報道陣の代表取材に対応した球団の梶原広報室長は「先ほど球団で処分が決定して、本人に先ほど通達が終わったので、通達後速やかに」と説明した。「ファンの皆様、ご支援をいただいている関係者の皆様を裏切る事態を招いてしまったことを深くお詫び申し上げます」とした。
球団は「度重なる不適切な行動及びチームに対する背信行為に鑑み」と広報発表した。本人への通達は千葉市内で行われた。昨秋の内規違反と虚偽報告による無期限謹慎処分が3ヶ月半で解除となった直後の5月21日、再び週刊誌報道で都内での不倫疑惑が明るみに。都内に出向いたのは5月12日と報じられた。
報道を受け、球団は清田にヒアリングを重ね、結論を下した。事実関係の詳細な部分への本人の認否について、球団は明らかにしていない。内規違反について同室長は「今回に関して言うと、不要不急の外出を複数回行ったことです」と説明。球団は新型コロナウイルスの感染拡大対策として首脳陣、選手、チーム関係者の外出についてルールを設けている。「あれが用事のある外出とは捉えられない。無期限謹慎処分を反省したとして解いて、わずか2週間もたたないうちにこの行為が起きたことに関しては、やはり重く受け止めなくてはいけない」と重ねた。河合オーナー代行や松本球団本部長、清田本人による報道対応は「今の時点では(ない)」とした。
昨年9月末からの札幌遠征中、新型コロナウイルス対策として禁止されていた部外者との会食をしたと、今年1月7日に写真週刊誌「FRIDAY」デジタル版で報じられた。綿密な調査の結果、内規違反と虚偽報告で無期限謹慎処分が下されたのは、報道から8日後の1月15日だった。今回は同誌報道から2日後の処分。即断に近い。
2年契約の1年目だった。約5ヶ月の大半を謹慎の立場で過ごし、契約解除に至った。年俸の支払いなどについて同室長は「(契約内容は)本人とうちとの話なので、そこは答えられないです」とした。試合後、井口監督は清田解雇についての質問に「僕からコメントすることは、もう何もないです。球団からコメントが出ていると思いますけど、そのままだと思います」とだけ話した。ロッテ入団12年目。昨年11月15日のCS第2戦、9回の空振り三振が、1軍での最後の打席になった。
ロッテは23日、清田育宏外野手(35)の契約解除を発表した。以下はロッテ清田の騒動ここまで。
今年1月8日、写真週刊誌「FRIDAY」が昨年9月末からの札幌遠征中に、清田が新型コロナウイルス対策として禁止されていた部外者との会食を球団に報告しなかったと報じた。また、不倫疑惑も示唆する内容だった。同遠征後の10月にはチーム内で清田を含む集団感染が発生。球団は内規違反と虚偽報告で1月15日、無期限の謹慎(活動停止)処分を下した。清田は2月の沖縄・石垣島キャンプには参加しなかった。
清田は3月中に自主トレを再開する一方、球団との面談も続けた。球団は4月30日、無期限謹慎処分を5月1日付で解除すると発表。清田は以降、2軍練習に合流した。
清田はイースタン・リーグ公式戦に5月12日、13日の2試合に出場。だが21日発売の「FRIDAY」が新たな不倫疑惑を報じたことで、同日から自宅待機となっていた。
ロッテは23日、清田育宏外野手(35)の契約解除を発表した。
不倫疑惑を報じる21日発売の写真週刊誌「FRIDAY」の報道を受け、球団内で事実関係を確認した結果、無期限謹慎処分の解除(5月1日付)直後に球団ルールに反する行動を行っていたことが判明。「度重なる不適切な行動及びチームに対する背信行為に鑑み、当球団としてはこれ以上清田選手との選手契約を維持することはできないと判断しました」とし、23日付で契約解除した。
球団は「日頃よりご声援をいただいているファンの皆様、ご支援をいただいている関係者の皆様の信頼を裏切る事態を招いてしまったことを深くお詫び申し上げます。再びこのような事態を招いてしまったことを非常に重く受け止め、あらためて球団ルールの周知徹底を行うとともに、選手教育に尽力してまいります」とした。
昨年9月末からの札幌遠征中、新型コロナウイルス対策として禁止されていた部外者との会食をし、内規違反と虚偽報告で今年1月15日付で無期限謹慎処分が下された。その際も不倫疑惑が報じられた。球団が反省の態度を考慮し、処分は5月1日に解除され、2軍練習に合流。イースタン・リーグ公式戦に5月12日、13日と2試合出場した。
清田は09年ドラフト4位で入団。昨季まで919試合に出場し、打率2割5分8厘、58本塁打、333打点の成績を挙げている。
「神スイング」で知られるタレント稲村亜美(25)が23日、ロッテ−楽天(ZOZOマリン)で始球式を務めた。
この日は大正製薬株式会社の冠協賛試合イベント「ファイトイッパーツ!リポビタンデー」が開催され、ファーストピッチセレモニーとして稲村が登場した。プレートの一塁側を踏み、ダイナミックなフォームで投球。球速は95キロと表示された。
稲村は球団広報を通じ「初めてリリーフカーで登場させていただき、涙が出そうなくらい嬉しかったです。その嬉しさとZOZOマリンの土が変わっていたことにビックリしたこともあって、これまでと違った緊張感がありました。肩の調子は良かったのでワンバウンドの投球となって悔しいです。今後もより成長できるように頑張っていきたいです」とコメントを寄せた。
ロッテ横山陸人投手(19)が23日、春季高校野球関東大会(日刊スポーツ新聞社後援)で優勝した母校・専大松戸(千葉)に「優勝おめでとうございます。夏に向けてすごく自信になると思います」と祝福のコメントを寄せた。
横山は19年度に卒業し、現3年生とは在学中に重なっている。自身は甲子園出場には縁がなかっが、現在は最速153キロを誇るサイドスロー右腕として、1軍に昇格しデビューの日を待つ。後輩達にも「また1からと思って頑張って欲しいです。夏の千葉大会の優勝も期待しています」と期待のメッセージを届けた。
ロッテは23日、千葉県内の小学3〜6年生を対象に、マリーンズ・ベースボールアカデミームービーレッスンを開始すると発表した。
同アカデミーは選手OBを中心に、千葉県内5拠点16クラスですでに開講している。今回、新たにスマートフォンやタブレットでのムービーレッスンが開講することで、千葉県内のどこからでも指導を受けることができるようになる。
NPB12球団初の取り組みとなるムービーレッスンは、受講生が自分で撮影したバッティングやピッチングフォームの動画を専用アプリ上で送信し、アカデミーコーチがコーチ自身の見本と比較しながら音声やペンで動画添削をして解説、指導を行う予定。週毎に受講生とコーチがアプリ上で動画をやりとりし、コーチからの課題設定やそれに対するプレー動画の返信を通して技術力向上を図っていく。対面式授業として、年1回以上のムービーレッスン生限定特別授業も実施する。申し込み方法など等詳細は千葉ロッテマリーンズ公式サイトにて。
ロッテ小島和哉投手(24)は早大の第108代主将だった。楽天早川隆久投手(22)は2学年下の第110代主将。
早大主将経験者の投手には八木沢荘六、小宮山悟、織田淳哉、宮本賢、斎藤佑樹がいたが、プロで先発対決は今回が初めて。
ロッテの小島は早大の後輩のルーキー早川とプロで初めて投げ合い、6回途中7安打5失点と踏ん張れず2敗目を喫した。2−1の6回1死満塁で、茂木に右越えへ2点二塁打を許して逆転され、降板した。
6回は1死から4連打を浴び「連打のどこかで止めることができていれば。もう少し粘ることができれば良かった」と悔やんだ。心待ちにしていた後輩との対決はほろ苦い結果に終わった。
ロッテは23日、清田育宏外野手(35)が、新型コロナウイルス感染対策の球団ルールに反する不適切な行動による無期限謹慎処分が解除された直後に、再びルールに反する行動をしたことが判明したため、契約を解除したと発表した。
清田は2軍戦で実戦復帰した今月12日に、東京都内で30代女性と“不倫デート”をしていたと21日発売の写真週刊誌「FRIDAY」に報じられていた。球団が自宅待機中の清田に事実関係を確認したところ、女性に会っていたことを含めて、複数回に及ぶ不要不急の外出を認めたという。球団は「これ以上清田選手との選手契約を維持することはできないと判断しました」とし、千葉市内で本人に決定を伝えた。
清田は昨年9月末にも遠征先の札幌市内で禁止されていた部外者との会食をし、内規違反と虚偽報告で1月15日付で無期限謹慎処分が下された。今月1日に処分が解除となり、12、13日のイースタン・リーグ公式戦に出場。「反省の気持ちを忘れることなく自分を律しチームの勝利に貢献していきたい」などとコメントしていた。
シーズン中の契約解除は極めて異例。球団は「ファンの皆さま、ご支援をいただいている関係者の皆さまの信頼を裏切る事態を招いてしまったことを深くお詫び申し上げます」と陳謝。広角に打ち分ける打撃技術を武器に、昨季まで919試合に出場するなど活躍してきた清田だが、思わぬ形で12年間過ごしたチームを去ることになった。
ロッテは23日、清田育宏外野手(35)との契約を解除したと発表した。清田は5月12日に都内で女性と“不倫デート”をしていたと、21日発売の写真週刊誌「FRIDAY」に報じられていた。
球団が事実確認をした結果、清田の度重なる不適切な行動とチームに対する背信行為を問題視。23日付で清田との契約解除に至った。
清田は昨年9月末に遠征先の札幌市内で、禁じられていた部外者と会食していたことを球団に報告せず、虚偽の説明をしていたと1月上旬に同誌に報じられていた。球団は1月中旬に清田へ無期限謹慎処分を下した。
その後、5月1日に解除していたが、再び不適切な行動を取った。球団は「今回の件に関しまして、日頃よりご声援をいただいているファンの皆様、ご支援をいただいている関係者の皆様の信頼を裏切る事態を招いてしまったことを深くお詫び申し上げます。当球団としては、再びこのような事態を招いてしまったことを非常に重く受け止め、改めて球団ルールの周知徹底を行うと共に、選手教育に尽力して参ります」とコメントを発表した。
ロッテ・石川歩投手(33)の1000投球回達成記念の表彰式が試合前に行われた。プロ入り後の活躍が映像で映し出された後、ホームベース前に登場した石川は記念品を授与されて観衆の大きな拍手を浴びた。
石川は4月27日の西武4回戦(メットライフ)に先発し、プロ野球358人目の1000投球回を達成していた。
ロッテは23日、6月1日から千葉県内の小学3〜6年生を対象として、スマートフォンやタブレットを使ったバッティング、ピッチングの指導を行うマリーンズ・ベースボールアカデミー(MBA)ムービーレッスンを開始すると発表した。
MBAは選手OBを中心としたアカデミーコーチによるレッスン。千葉県内5拠点16クラスを既に開講しており、新たなムービーレッスンの開講により、千葉県内どこからでもアカデミーコーチの指導を受けることができる。
ムービーレッスンは、受講生が自分で撮影したバッティングやピッチングフォームの動画を専用アプリ上で送信。MBAのコーチが、コーチ自身の見本と比較しながら音声やペンで動画添削をして解説、指導を行う。
週毎に受講生とコーチがアプリ上で動画をやりとりし、コーチからの課題設定やそれに対するプレー動画の返信を通して技術力向上を図る。また、対面式授業として年1回以上のムービーレッスン生限定特別授業も実施する。
申し込み方法など詳細は、千葉ロッテマリーンズ公式HP。
ロッテは23日、千葉市内で清田育宏外野手(35)に選手契約を解除することを通達したと発表した。21日発売の写真週刊誌「FRIDAY」が女性との不倫デートを報じ、これがコロナ下での球団ルールを破る不要不急の外出にあたると判断された。清田は今年1月、部外者と会食しながら虚偽報告していたため無期限謹慎処分を科され、1日に処分解除されたばかり。度重なる軽率な行動が、最悪の結果となった。
本拠地で楽天と熱戦を繰り広げている試合中だった。ロッテ・梶原紀章広報室長が、発表文書を手に記者室を訪れた。「契約解除の件」。清田との選手契約解除の発表だった。
清田の不倫報道から2日。梶原室長は「試合中で申し訳ないです。球団で処分が決定して、本人に先ほど通達が終わったので、速やかに発表という流れにさせてもらいました」と説明。球団が試合中というタイミングにもかかわらず発表を行ったことが、事態の重さを表していた。
契約解除の理由について同室長は「不要不急の外出を複数回行い、再度、球団ルールを違反した。ファン、支援していただいている皆さんの期待を裏切り、球団の社会的価値も下げる行為であった」とした。発表文書では「チームに対する背信行為」と断罪された。
球団は複数回にわたる無責任な行為を重く見た。清田は昨年9月末からの札幌遠征中に球団ルールを破って、部外者の女性と会食。球団への虚偽報告が発覚し、今年1月から無期限謹慎処分を受けた。4カ月間の謹慎を経て今月1日に処分解除。だが2軍戦で実戦復帰した当日の12日の行動を週刊誌にキャッチされた。「無期限謹慎処分を解いてから、わずか2週間もたたないうちにこの行為が起きた」と同室長。反省すら感じさせない行動に、球団も厳しく対処するしかなかった。
10年の日本一の立役者となった清田。昨季終盤には4番も務めた。現時点では、他球団が獲得に動くことも考えづらく、このままユニホームを脱ぐ公算が大きくなった。
球団の発表文書には「改めて球団ルールの周知徹底を行うとともに、選手教育に尽力してまいります」と記されていた。
清田は東洋大を経て日本を代表する大企業・NTT東日本に勤めた経験もある。そんな35歳の大人に「ルールを守りましょうね」「嘘はいけませんよ」と教えないといけないのか。情けなく、球団が不憫にさえ感じる。
今年初めの謹慎中、清田は、長期化するコロナ禍で負担を抱える人々への支援を目的とする基金に寄付を行った。1日の謹慎処分解除の際に、球団がわざわざ発表。復帰への親心だった。ただ、結果的にその対応が「甘かった」と言われても仕方がない。
清田は1月の問題発覚時も、謹慎解除になった今月1日も、そして今回もメディアの前に立つことはなかった。次の道がどうあれ、事の重大さも実感せず、終わってしまうのではないだろうか。
球団は昨オフ、清田と2年契約を結んだ。この日、球団は契約について「本人と結んでいる内容なので、詳細は答えられない」とした。35歳は自ら後始末することなく、ロッテを去った。
ロッテの左腕・小島は早大の後輩・早川と初めて投げ合ったが、5回1/3を7安打5失点と粘れずに2敗目を喫した。
1点リードの6回1死満塁では、早大の先輩・茂木に逆転2点二塁打を許して降板。「もう少し粘ることができればよかった」と悔やんだ。井口監督は「あの回まで低めに丁寧に投げていたが、高めに浮いてきた。もっと低めで勝負しないといけない投手」と課題を与えていた。
楽天・早川とロッテ・小島の早大出身左腕対決で、決勝打を放ったのは2人の先輩である茂木だった。1点を追う6回1死満塁、逆転の右越え2点二塁打。早川には勝ちを付け、3学年下の小島には負けを付けた。
「僕が4年の時、小島が1年で頑張ってくれて優勝できた。頼もしい後輩が、今は本当に厄介な敵。気持ちで負けないように」。前回対戦した3月30日での3ランに続き、意地を示した。
接戦を落とした井口監督は「凡打の内容もよくない。打順も含めて考えていかないといけない」と、4番・安田の打順変更の可能性を示唆した。
安田は初回1死一、三塁で最悪の二ゴロ併殺。4回も一ゴロ、6回も遊飛に倒れると交代となった。指揮官は「1、2、3番がいい形つないでいるのに(走者を)還せない状態が続いている」と厳しかった。
ロッテは23日、清田育宏外野手(35)との選手契約を解除したことを発表した。無期限謹慎処分の解除直後に、球団ルールに反した行動を行っていたことなどが判明し、球団はこれ以上、契約を維持できないと判断した。
清田に関しては、昨年9月末の札幌遠征期間中に新型コロナウイルスの感染防止対策として球団内で禁止されていた部外者との会食をするなどしたとして1月15日付で無期限謹慎処分が下されていた。5月1日に解除されたが、21日に発売された写真週刊誌「FRIDAY」で処分解除後に不倫デートしたと報じられていた。
梶原紀章広報室長の説明は以下の通り。
ロッテは23日付で、清田育宏外野手(35)との選手契約を解除したことを発表した。
無期限謹慎処分の解除直後に、球団ルールに反した行動を行っていたことなどが判明。球団は「清田育宏選手の度重なる不適切な行動及びチームに対する背信行為に鑑み、当球団としてはこれ以上清田選手との選手契約を維持することはできないと判断しました」と発表した。
球団は「今回の件に関しまして、日頃よりご声援をいただいているファンの皆様、ご支援をいただいている関係者の皆様の信頼を裏切る事態を招いてしまったことを深くお詫び申し上げます。当球団としては、再びこのような事態を招いてしまったことを非常に重く受け止め、改めて球団ルールの周知徹底を行うと共に、選手教育に尽力して参ります」とコメントしている。
清田に関しては、昨年9月末の札幌遠征期間中に新型コロナウイルスの感染防止対策として球団内で禁止されていた部外者との会食をするなどしたとして1月15日付で無期限謹慎処分が下されていた。
5月1日に処分が解除され、清田は2軍に合流。しかし、2軍で実戦復帰となった同12日のイースタンリーグDeNA戦後に30代女性と不倫デートしていたと、21日発売の写真週刊誌「FRIDAY」(講談社)に報じられていた。
ロッテは6月1日から千葉県内の小学3〜6年生を対象としてスマートフォンやタブレットを使いバッティングやピッチングの指導を行うマリーンズ・ベースボールアカデミー(MBA)ムービーレッスンを開始することを発表した。
マリーンズ・ベースボールアカデミーは選手OBを中心としたアカデミーコーチによるレッスンを千葉県内5拠点16クラスをすでに開講しており、新たにムービーレッスンの開講により千葉県内どこからでもアカデミーコーチの指導を受けることが可能になる。
ムービーレッスンは受講生が自分で撮影したバッティングやピッチングフォームの動画を専用アプリ上で送信し、MBAのコーチがコーチ自身の見本と比較しながら音声やペンで動画添削をして解説、指導を行う。
週毎に受講生とコーチがアプリ上で動画をやりとりし、コーチからの課題設定やそれに対するプレー動画の返信を通して技術力向上を図る。また、対面式授業として、年1回以上のムービーレッスン生限定特別授業も実施する。
球団広報室は「12球団が運営する小学生向け野球アカデミーで動画指導を主体としたコースを開設するのは千葉ロッテマリーンズが初めてのこととなります。どこからでもアカデミーコーチの指導を受けることができ、受講生が自分で撮影したバッティングやピッチングフォームの動画を専用アプリ上で送信し、MBAのコーチがコーチ自身の見本と比較しながら音声やペンで動画添削をして解説、指導を行います。ご興味ある方はぜひご参加ください」とPRした。
ロッテは23日、清田育宏外野手(35)との契約解除を発表した。無期限謹慎処分の解除直後に球団ルールに反した行動を取っていたことなどが判明し、球団は「度重なる不適切な行動及びチームに対する背信行為」として、これ以上清田との契約を維持できないと判断。千葉市内で本人に解除の旨を通達した。
清田は昨年9月末の遠征先(札幌)で、禁止されていた部外者との会食を球団に報告せず虚偽の説明をした上に不倫を週刊誌に報じられ、今年1月15日付で無期限謹慎処分を下されていた。反省の態度を考慮し、今月1日に処分を解除。12日のイースタン・DeNA戦(ロッテ浦和)に「5番・DH」で実戦復帰したが、復帰当日から女性と複数回会っていたことなどを21日に再び週刊誌で報じられた。
球団はこの日までに、自宅待機となっていた清田と数度の事実確認を行った結果、不要不急の外出、家族との外食も禁止という球団ルールに反していたことが判明。「皆さんの期待を裏切る行為、球団の社会的価値も下げる行為である」と処分を下した。
清田は昨季取得した海外FA権を行使せず、昨年末に2年総額1億2000万円でサインしていた。シーズン中の契約解除だが、球団は「契約の内容は本人と結んでいるものなので詳細は答えられない」と話すにとどめ「再びこのような事態を招いてしまったことを非常に重く受け止め、改めて球団ルールの周知徹底を行うと共に選手教育に尽力してまいります」とコメント。今後はコンプライアンス研修などを徹底していく。
井口監督はこの日の試合後「僕からコメントすることは何もない。球団からのコメントそのままだと思いますね」と厳しい口調で答えた。
ロッテは23日、清田育宏外野手との契約を解除することを発表した。
清田は昨年9月末の遠征先(札幌)で、禁止されていた部外者との会食を球団に報告せずに虚偽の説明をしていたことや不倫を週刊誌に報じられ、球団から1月15日付で無期限謹慎(活動停止)処分を下された。5月1日に処分が解除され、12日のイースタン・DeNA戦(ロッテ浦和)で「5番・DH」で実戦復帰したが、21日に再び週刊誌に不倫が報じられ、自宅待機をしていた。
球団は「事実確認をした結果、同選手が無期限謹慎処分の解除直後に再び球団ルールに反する行動を行っていたこと等が判明いたしました。度重なる不適切な行動およびチームに対する背信行為に鑑み当球団としてはこれ以上清田選手との契約を維持することはできないと判断しました」と発表。
加えて「当球団としては再びこのような事態を招いてしまったことを非常に重く受け止め、改めて球団ルールの周知徹底を行うと共に、選手教育に尽くして参ります」とコメントした。
ロッテの横山陸人投手が23日、母校・専大松戸高の春季関東大会初優勝に「優勝おめでとうございます。夏に向けてすごく自信になると思います。また1からと思って頑張って欲しいです。夏の千葉大会の優勝も期待しています」と祝福した。
横山は同高から19年ドラフト4位でロッテに入団。現在は最速153キロ誇る右サイドスローとして22日に1軍昇格している。
“神スイング”でおなじみのタレント・稲村亜美(25)が始球式を務め95キロを計測した。
この日は大正製薬株式会社の冠協賛イベント「ファイトイッパーツ!リポビタンD」を開催。水色のユニホームに白のショートパンツ姿で登場した稲村はマウンドに向かって丁寧にお辞儀をすると、大きく振りかぶって豪快に投球。投じたボールは捕手・安田の前でワンバンしたが球速は95キロを計測し球場からはどよめきが起こった。
始球式を終えた稲村は「初めてリリーフカーで登場させていただき、涙が出そうなくらい嬉しかったです。その嬉しさとZOZOマリンの土が変わっていたことにびっくりしたこともあって、これまでと違った緊張感がありました。肩の調子は良かったのでワンバウンドの投球となって悔しいです。今後もより成長できるように頑張っていきたいです」とコメントした。
ロッテは23日、千葉県内の小学3〜6年生を対象にスマートフォンやタブレットを使いバッティングやピッチングの指導を行う「マリーンズ・ベースボールアカデミー(MBA)ムービーレッスン」を6月1日から開始することを発表した。
マリーンズ・ベースボールアカデミーは選手OBを中心としたアカデミーコーチによるレッスン。既に千葉県内5拠点16クラスを開講しており、ムービーレッスンの新たな開講により千葉県内どこからでもアカデミーコーチの指導を受けることができる。
受講生が自分で撮影したバッティングやピッチングフォームの動画を専用アプリ上で送信し、MBAのコーチが見本と比較しながら音声やペンで動画添削をして解説、指導。週毎に受講生とコーチがアプリ上で動画をやりとりし、コーチからの課題設定、それに対するプレー動画の返信を通して技術力向上を図っていく。また、対面式授業として年1回以上のムービーレッスン生限定特別授業も実施する。
月会費は6600円(税込み)で定員はバッティング20人、ピッチング10人。申し込み方法等詳細は千葉ロッテマリーンズ公式HPで要確認。球団広報室は「12球団が運営する小学生向け野球アカデミーで動画指導を主体としたコースを開設するのは千葉ロッテマリーンズが初めの事となります。ご興味ある方はぜひご参加ください」とコメントした。
「とんねるず」の石橋貴明が23日、パーソナリティーを務めるTBSラジオ「日本生命 presents 石橋貴明のGATE7」(日曜・午前7時)に出演した。
石橋は、ロッテの佐々木朗希投手が初登板した16日にZOZOマリンで行われたロッテ対西武戦で始球式を行った。石橋は、マウンドに上がらず始球式を行い、ネット上などで絶賛された。
マウンドに上がらなかったことに石橋は自身のYouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」で「マウンドは彼らの仕事場よ?先に上がって汚しちゃいけないってことですよ」などと説明していた。
この日の放送でも始球式を振り返り「各方面から、色んな声をいただき」とし「僕なりの始球式に対する考え方ということでマウンドを汚さない、と。きれいな形で先発ピッチャーに渡すということで、ある種、提言させていただきました」と明かしていた。
ロッテは23日、清田育宏外野手(35)が球団ルールに反する不適切な行動を取ったとして、契約を解除したと発表した。
清田は5月1日に無期限謹慎処分が解除された後、実戦復帰を果たしていたが、21日発売の写真週刊誌「FRIDAY」に「不倫デート」を報じられ、球団は本人を複数回事情聴取。「度重なる不適切な行動およびチームに対する背信行為に鑑み、これ以上選手契約を維持することはできない」とし、昨オフに2年契約を結んでいたが、度重なる不適切な行動とチームへの背信行為により、選手契約を維持できないとして最も重い処分を科した。
昨年9月にはコロナ禍で遠征期間中に禁止されていた部外者と会食。球団に虚偽の報告をして1月15日付で無期限の謹慎処分を受けていたが、反省がみられたとして5月1日付で処分を解除。コロナ禍で不要不急の外出を禁止した中での、2度目の違反行為だった。球団は「わずか2週間もたたないうちにこの行為が起きたことに関しては重く受け止めなければならない」とした。
ロッテ・小島が1点リードの6回1死から4連打を浴びて逆転負け。早大の2年後輩、早川との投げ合いに敗れた左腕は「6回の連打のところを、どこかで止めることができていれば」と嘆いた。
20勝19敗7分けの貯金1で交流戦を迎えることに井口監督は「ケガ人もいた中で選手たちが頑張ってくれたが、もっと勝てる試合もあった」と振り返った。
ロッテは23日、清田育宏外野手(35)が球団内規違反による不適切な行動をしたため、契約を解除。この日、球団内で処分が決定し、本人に千葉市内で通達後、速やかに発表する運びとなった。
清田は5月1日に無期限謹慎処分を解除された直後、写真週刊誌「FRIDAY」に「不倫デート」が報じられた。球団は自宅待機を命じ、その間に複数回事情聴取。梶原球団広報室長は「不要不急の外出を複数回行った。あれ(週刊誌報道)が用事のある外出とはとらえられないので、再度、球団ルールに違反したと(いうこと)。その中でわずか2週間のうちにこの行為が起きたことに関してはやはり、重く受けとめなきゃいけないことで今回の処分になったかなと思います」と経緯を説明した。
清田は昨年9月の札幌での遠征中、球団内規で禁止されている外部者との会食を行い、球団に虚偽の報告をして、無期限謹慎処分を受けていた。「何よりもこのような行為がファンの皆さんとか、球団の社会的価値を下げる行為であるとした」と同室長。昨年オフに2年契約を結び、外野の大きな戦力として今季も期待されていたが、やむを得ない解雇となった。
ロッテは接戦を落とし、20勝19敗7分けの3位で交流戦を迎えることになった。1点差で9回2死二、三塁の好機を作ったが、レアードが一直に倒れた。
6回に突如、崩れた小島の投球を残念がった井口監督は、併せて4番安田の不調に交流戦から打順組み替えの可能性も示唆した。立ち上がりが不安定な早川を初回に1、2、3番で1死一、三塁と攻めたが、最悪の二ゴロ併殺打。4回も一ゴロ、6回も遊飛に倒れ、9回の1死一、二塁の場面では代打を告げ、ベンチに下げた。
不調の4番に「せっかく、1、2、3番がいい状態が続いているのに(ランナーを)返せない状態が続いている。本人も凡打の内容の仕方がよくないですし、打順も含めて考えていかないといけないかなと思います」と奮起を期待するとともに、打順再考を明かした。
ロッテは23日、清田育宏外野手(35)を契約解除にすると発表。井口資仁監督(46)は「僕からコメントすることは何もないですね。球団からのコメントがでていると思いますが、そのままだと思います」と慎重に話した。
清田は5月1日に無期限謹慎処分が解除され、12日にイースタン・リーグで実戦復帰を果たし、外野の戦力として期待されていたが、シーズン途中の退団となってしまった。
清田は21日発売の写真週刊誌「FRIDAY」で「復帰早々の不倫デート」と報じられた。球団は清田を自宅待機とし、事実関係を確認。球団は「同選手が無期限謹慎処分の解除直後に再び球団ルールに反する行動を行っていたこと等が判明致しました」と説明し退団する運びとなった。
プロ野球ロッテは23日、清田育宏外野手(35)が、新型コロナウイルス感染対策の球団ルールに反する不適切な行動による無期限謹慎処分が解除された直後に、再びルールに反する行動をしたことが判明したため、契約を解除したと発表した。
1日に処分が解除されたばかりで、球団は度重なる不適切な行動とチームへの背信行為により、選手契約を維持できないと判断した。
清田外野手は昨年9月末に遠征先の札幌で、禁じられていた部外者との会食を球団に報告せず、虚偽の説明をした。その後、1軍の8選手を含む計14人が新型コロナに集団感染していることが判明し、清田外野手も陽性と判定された。
ロッテは23日、清田育宏外野手(35)を契約解除にすると発表した。
清田は21日発売の写真週刊誌「FRIDAY」で「復帰早々の不倫デート」と報じられた。球団は清田を自宅謹慎とし、事実関係を確認。「同選手が無期限謹慎処分の解除直後に再び球団ルールに反する行動を行っていたこと等が判明致しました」と説明した。
その上で、「度重なる不適切な行動及びチームに対する背信行為に鑑み、当球団としてはこれ以上清田選手との選手契約を維持することはできないと判断しました。つきましては、本日付で清田選手との選手契約を解除しましたので、ご報告いたします」と発表した。
清田は昨年9月に遠征先の札幌で部外者と会食をしながら、虚偽報告をした内規違反で1月15日付で無期限謹慎処分を受けていた。5月1日付で処分が解除され、12日のイースタン・DeNA戦で(ロッテ浦和)で実戦復帰を果たしていた。
現在のコロナ禍で、不要不急の外出や外部の女性との密会などは、ルール違反にあたるとしている。
清田は東洋大、NTT東日本を経て09年ドラフト4位でロッテ入り。左右に打ち分けられる力強い打撃と強肩を武器に1年目から1軍でプレー。昨季まで11年間で通算打率.258、58本塁打、333打点の成績を残した。ベストナイン1回、ゴールデングラブ賞1回受賞している。
ロッテの角中勝也外野手(33)が、早川から今季初めて適時打を放ち、喜びをかみ締めた。
同点の4回1死二塁。1ボール1ストライクから外角の変化球を左翼後方へ。風にも乗って、ディクソンの頭上を越える適時二塁打となった。
ドラ1左腕を高校時代から見ていたという角中は「打ったのはカットボールです。木更津総合時代から見ていた千葉のスター早川投手から打つことができて嬉しいです」とコメントした。
ロッテは23日、6月1日から千葉県内の小学3年生〜6年生を対象としてスマートフォンやタブレットを使いバッティングやピッチングの指導を行うマリーンズ・ベースボールアカデミー(MBA)ムービーレッスンを開始すると発表した。
マリーンズ・ベースボールアカデミーは選手OBを中心としたアカデミーコーチによるレッスンを千葉県内5拠点16クラスを既に開講しており、新たにムービーレッスンの開講により千葉県内どこからでもアカデミーコーチの指導を受けることができる。
ムービーレッスンは受講生が自分で撮影したバッティングやピッチングフォームの動画を専用アプリ上で送信し、MBAのコーチがコーチ自身の見本と比較しながら音声やペンで動画添削をして解説、指導を行う。週毎に受講生とコーチがアプリ上で動画をやりとりし、コーチからの課題設定やそれに対するプレー動画の返信を通して技術力向上を図る。また、対面式授業として、年1回以上のムービーレッスン生限定特別授業も実施する。
広報室は「12球団が運営する小学生向け野球アカデミーで動画指導を主体としたコースを開設するのは千葉ロッテマリーンズが初めの事となります。どこからでもアカデミーコーチの指導を受けることが出来、受講生が自分で撮影したバッティングやピッチングフォームの動画を専用アプリ上で送信し、MBAのコーチがコーチ自身の見本と比較しながら音声やペンで動画添削をして解説、指導を行います。ご興味ある方はぜひご参加ください」。
今年のロッテは打線が凄い。昨季のチーム打率はリーグワーストの.235に終わったが、今季は22日現在リーグ2位の.247、得点は12球団最多の210を誇る。個人成績でもレオネス・マーティン外野手がリーグトップの13本塁打を量産しているのをはじめ、打撃3部門上位にロッテの選手が顔をそろえる。チーム成績は、大混戦のパ・リーグにあって首位に2ゲーム差の3位につけている。
打率では中村奨吾内野手がリーグ2位の.316で、荻野貴司外野手も3位の.312。打点では安田尚憲内野手がトップの楽天・島内に1差の2位の33、マーティンが3位の32、中村奨が4位の29とズラリ並ぶ。昨季はチーム打率や個人成績は低調も、12球団最多の96犠打や進塁打を重ねて泥臭く点を取るたくましさが持ち味だったが今季はさらに凄みを加えている。
現役時代にヤクルト、日本ハム、阪神、横浜(現DeNA)で21年間捕手として活躍した野球評論家の野口寿浩氏は「今季マーティンを2番に定着させたことは井口資仁監督の殊勲打。打撃好調の1番・荻野と長打力のあるマーティンの2人だけでも点を取る力があり、さらに3番・中村奨、4番・安田、5番のブランドン・レアード(内野手)と非常に流れが良くなった。相手投手は息つく暇もない」と指摘する。
キーマンのマーティンは、あまり認知されていないものの、昨季7盗塁、今季も既に2盗塁を決めているように実は足も速く、走塁の意識も高い。22日に本拠地・ZOZOマリンスタジアムで行われた楽天戦では、相手先発の田中将大投手に対し、2死走者なしから右前打で出塁すると、続く中村奨の2球目にスタートを切りかけて戻るなど、揺さぶりをかけた。そしてカウント2-2からの5球目にスタートを切ると、中村奨はこのスプリットをとらえて右中間を破る。マーティンは一気に先制のホームを陥れた。中村奨は試合後、「マーティンのナイスランです」と称えた。
野口氏は「僕はMLBのテレビ中継の解説を務めていて、メジャー時代のマーティンを見ています。当時はホームランバッターという印象は全くありませんでしたが、守備能力が非常に高くて足も速い、素晴らしい選手でした。一昨年のシーズン途中にロッテが獲得したと聞いて驚きました」と証言する。昨季はスモールサイズの日本の球場で25本塁打を量産し、新境地を開いたマーティン。今季は相手にとってますます不気味な存在になりそうだ。