1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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広島 | 0 | 0 | 2 | 3 | 2 | 1 | 2 | 0 | 0 | 10 |
千葉ロッテ | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 3 | 0 | 8 |
ロッテはミスが失点に直結した。佐藤都志也捕手(23)が二盗阻止を狙い2度の悪送球。投手の暴投でも2失点するなど、8得点しても勝てなかった。「これだけ1試合で(ミスが)出る試合もなかなかないですけど、いい反省材料としてまた明日しっかりと」と井口監督。
1ヶ月前に正捕手田村が故障離脱し、その後9勝10敗3分け。何とかしのぎたい。
ロッテのレオネス・マーティン外野手(33)が果敢な走塁を見せた。
5回1死一、二塁から中村奨ととともにダブルスチールに成功。二、三塁とすると、4番レアードが高々とフライを打ち上げた。左翼からの10メートルの風に流され、二塁安部がやや体勢を崩しながら捕球すると、三塁走者マーティンはタッチアップ。見事に本塁を陥れた。
本塁セーフの判定に、広島佐々岡監督がリクエストを要求したが、覆らず、ホームインが認められた。犠飛扱いにはならず、レアードは打数1となったが、打点1も記録された。
ロッテ鳥谷敬内野手(39)が28日の広島戦に「6番一塁」でスタメン出場した。一塁手でのスタメン出場は自身通算2236試合目にして初めて。
ところが、手痛いミスが出た。3回無死一塁で広島田中広のゴロが飛んできたものの、併殺への動きを焦ったか捕球できず。失策が記録され、1死後に松山の2点適時二塁打で2−2の同点に追いつかれた。
今季はこれまで24試合に出場し、打率2割5分をマーク。今季のスタメン出場はこれで9試合目となる。25日の阪神戦(甲子園)では右翼への適時打で今季初打点を挙げた。
ロッテは28日、今日からの広島3連戦(ZOZOマリン)で対戦相手の広島にちなんだ限定メニューを販売する。
メニューはレッド鯉氷、尾道いりこしょうゆラーメン、特上あなごめし、焼きそば入りお好み焼きなど。販売店舗などは球団ホームページにて。
プロ初勝利を挙げたロッテ佐々木朗希投手(19)が28日、出場選手登録を抹消された。
27日の阪神戦(甲子園)では最速154キロをマークし、5回7安打4失点。打線が2−4の6回に逆転し、プロ初勝利をつかんだ。
次回は最短で中11日、6月8日のヤクルト戦(ZOZOマリン)での先発が可能になる。
同じく27日の日本ハム戦(神宮)で2勝目を挙げたヤクルト奥川恭伸投手(20)も登録抹消になり、最短で次回登板は6月8日のロッテ戦。
大船渡(岩手)3年時の佐々木朗と星稜(石川)3年時の奥川は、U18高校日本代表としてともにプレーした。プロ入団後初めての投げ合いが、2年目の交流戦で実現するかもしれない。
ロッテのドラフト1位ルーキー鈴木は2日以来の先発登板だったが、味方の拙守もあり4回9安打5失点と崩れた。2−0の3回、松山に2点二塁打を浴びて追い付かれ、4回にも松山に適時打を許すなど3点を失った。
左腕が手薄なために、救援に回っていた。石川が右肘に違和感を訴えて離脱したことで回って来たチャンスを生かせず「久々の先発で長いイニングを投げたかったが、チームに申し訳ない」と反省した。
29日の広島戦(ZOZOマリン)に先発する美馬学投手(34)が、コロナ禍に見舞われた広島との対戦に「やることは変わらず。(3年前に)打たれた西川選手とかいるんで、気をつけたいなと思います」と話して気合を入れた。
広島は選手9人を含む計12人がコロナに感染。27日に8日ぶりの試合を行った。美馬はコロナ対策について「やれることをやって、なったら仕方ないくらいの感じなんですけど。でも、いつもやれることはしっかりやって」と日常生活における手洗い、うがいなどの基本を徹底している。
今季は8試合先発で2勝2敗、防御率3.51。5月15日の西武戦(ZOZOマリン)で西武・松本と7回まで0−0、22日の楽天戦(ZOZOマリン)では田中将と7回まで1−1と投手戦を繰り広げた。西武戦では8回に失点して2敗目を喫し、楽天戦は勝ち負けがつかなかった。
報われない好投の連続だが「早い段階で(打線に)援護してもらえるような、いい流れをつくれるようなピッチングをしたい」と殊勝な姿勢。ロッテのユニホームを着て初となる交流戦で、1ヶ月ぶりの勝利を目指す。
ロッテ・鳥谷敬内野手(39)が「6番・一塁」でスタメン出場。プロ18年目で初めて、一塁でスタメン出場する。
鳥谷は昨年6月27日のオリックス戦(ZOZOマリン)で、代走で途中出場後に一塁を守った。
27日の阪神戦(甲子園)でプロ初勝利を挙げたロッテ・佐々木朗希投手(19)が一夜明けた28日、次回の登板に備えて出場選手登録を抹消された。プロ初登板の5月16日西武戦(ZOZOマリン)後も翌17日に抹消され、中10日で27日の阪神戦に先発した。
千葉に戻った佐々木朗は、広島戦(ZOZOマリン)の試合前練習でランニング、ストレッチなどを行って調整。練習後は、阪神戦で16号ソロを放ったレオネス・マーティン外野手(33)と談笑した。
ロッテは28日、交流戦の広島3連戦(5月28〜30日、ZOZOマリン)で、対戦相手の広島にちなんだ限定グルメメニューを販売すると発表した。広島戦限定グルメメニューには、お好み焼きやあなごめしなどの広島ご当地グルメや、広島のチームカラーである赤を取り入れたドリンクなどが用意されている。
メニューの一覧は下記の通り。レッド鯉氷はブラッドオレンジシロップとフランボワーズシャーベットで広島東洋カープのチームカラーである赤を表現。こいのぼりを飾りつけたかき氷風ドリンクになっている。価格は全て税込。
両リーグトップの16本塁打数を放つなど好調を維持しているロッテのレオネス・マーティン外野手(33)が、本塁打量産と比例して増えるものを、ほんの少しだけ気にしている。
「最近、ちょっと三振が多くて…」。
開幕7試合目の4月2日の日本ハム戦(札幌ドーム)で右越えに3号2ランを打ってから、本塁打数でリーグトップに立っている。3、4月で計10本塁打。一方、5月に入って2、7日と2試合連続4三振。14日の西武戦(ZOZOマリン)で46個目の三振を喫すると、リーグワーストになってしまった。
日頃から温かく応援してくれている家族の反応は「お父さんも奥さんもちゃんと集中しろ≠ニ(笑)」。尻をたたかれ続けるマーティンは「それはそれでいいことだと思っている。でも、テレビで見るのと実際にやるのは違うっていっているんだが」と素人目線に思わず苦笑いだ。
現在は55三振。14本塁打、35打点の2冠≠ナ自身初の交流戦に入り、5月25日の阪神戦(甲子園)では、2−3の8回に逆転2ラン、27日の同戦では駄目押しの16号ソロで佐々木朗のプロ初勝利を援護した。
頼もしい助っ人の大活躍に井口監督は「ずっと調子をキープしてくれている」と称賛する。5月前半の8試合は本塁打ゼロだったが、16日の西武戦(ZOZOマリン)で今季初の1試合2本塁打。18日のオリックス戦(京セラ)では、2試合連続本塁打をマークした。
「大事なのはプレーオフに進出してパ・リーグのチャンピオンになることだと思っている。そうなることによって、きっと僕もいい数字を残していると思う。自分の数字に集中するより、それを目指して頑張りたい」。
来日3年目の今季は、球団47年ぶりとなる勝率1位でのリーグ優勝を目指している。三振数の多さは長距離砲の勲章=B頂点に立つため、マーティンの活躍は必要不可欠だ。
2日の楽天戦以来となった先発マウンドで、ロッテのドラフト1位・鈴木が4回5失点KO。救援陣も流れを止められず、広島打線に16安打を浴び10失点で敗れた。守備陣も3失策。記録こそ暴投だが、2年目捕手・佐藤都は5回2死二、三塁から連続で後逸し、失点につながった。
打線が8点を奪っただけに、井口監督は「防げる点を防いでいかないと、勝ちにはつながらない。反省材料として、しっかりやりたい」と振り返っていた。
甲子園で行われた27日の阪神戦でプロ初勝利を挙げた佐々木朗は28日、ZOZOマリンに移動。出場選手登録から抹消されたが、有酸素運動などで調整を行った。
次回登板は最短で6月8日のヤクルト戦(ZOZOマリン)で、27日にプロ2勝目をマークしたヤクルト・奥川もこの日抹消となっており、高校日本代表での同僚との投げ合いになる可能性も浮上。次回登板については「自分のペースで準備していけたら」とマイペースを強調している。
日本プロフェッショナル野球組織は28日、ロッテの清田育宏外野手を自由契約選手として公示した。公示理由は、球団による契約解除を示した「統一契約書第26条(1)、(2)により」としている。球団は23日に、清田に選手契約を解除することを通達したと発表。写真週刊誌が女性との不倫デートを報じ、これがコロナ下での球団ルールを破る不要不急の外出にあたると判断された。今年1月には部外者との会食を虚偽報告し無期限謹慎処分を科され、1日に処分が解除されたばかりだった。
ロッテ投手陣が16安打を浴びて10点を失い、乱戦を落とした。
ドラフト1位・鈴木昭汰投手は2日の楽天戦以来となる先発マウンドに上がったが、4回5失点でKO。「久々の先発で、長いイニングを投げたかったが、それができずにチームに申し訳ない」と反省した。
救援陣も失点を重ねたが、井口監督は「しっかりとしたディフェンスができなかった」と、守備の乱れを問題にした。
プロ18年目で鳥谷が一塁手として自身初スタメン。3回に失策すると、その後に鈴木はつかまった。
2年目捕手・佐藤都は盗塁を阻止しようとした送球ミス以外にも、5回2死二、三塁から大嶺の変化球を立て続けに後逸するなど、致命的な失点となってしまった。
内外野の声の連係ができずに、飛球が間にポトリと落ちるシーンもあった。「防げる点を防がないとなかなか勝てない」。指揮官の表情も厳しかった。
ロッテ・鳥谷敬内野手が28日の広島戦で「6番・一塁」で起用される。
プロ18年目で一塁スタメンは自身初めてで、昨年6月27日のオリックス戦では途中出場で一塁守備に就いている。
ロッテは5月28〜30日に開催される広島戦(ZOZOマリン)で、対戦相手である広島にちなんだ限定グルメメニューを販売することを発表した。
お好み焼きやあなごめしなどの広島ご当地グルメのほか、広島のチームカラーである赤を取り入れた「レッド鯉氷」は、ブラッドオレンジシロップとフランボワーズシャーベットで赤を表現し、鯉のぼりを飾りつけたかき氷風ドリンクとなる。
販売店舗や商品イメージはマリーンズ公式ホームページのグルメニュースに掲載されている。
日本プロフェッショナル野球組織は28日、ロッテの清田育宏外野手を自由契約選手として公示した。公示理由は「統一契約書第26条(1)、(2)により」としている。
統一契約書第26条は以下の通り。
第26条(球団による契約解除)球団は次の場合所属するコミッショナーの承認を得て、本契約を解除することができる。
ロッテは23日に、清田に選手契約を解除することを通達したと発表。写真週刊誌が女性との不倫デートを報じ、これがコロナ下での球団ルールを破る不要不急の外出にあたると判断された。今年1月には部外者と会食しながら虚偽報告していたため、無期限謹慎処分を科され、1日に処分が解除されたばかりだった。
日本野球機構(NPB)は28日、ロッテの清田育宏外野手を自由契約選手として公示した。
「統一契約書第26条(1)(2)により、自由契約選手として公示します」と記された。
第26条(球団による契約解除)球団は次の場合、所属する連盟会長の承認を得て、本契約を解除することができる。
ロッテは23日、清田との契約解除を発表。無期限謹慎処分の解除直後に球団ルールに反した行動を取っていたことなどが判明し、球団は「度重なる不適切な行動およびチームに対する背信行為」として契約を維持できないと判断していた。
堅守を誇っていたロッテが、守乱のオンパレードで大敗を喫した。1試合ワースト3失策で、投手陣は16安打10失点。井口監督は「しっかりとディフェンスができてなかった。そこだけじゃないですか」。8点を奪いながら勝てない悔しさをにじませた。
きっかけは名手の失策だった。守りを固めるため、鳥谷を18年目で初の一塁でスタメン起用した。しかし、2点リードの3回無死一塁で、田中広のボテボテのゴロを後逸。その後1死二、三塁となり、松山に同点の2点適時二塁打を浴びた。
負の連鎖は続き、5回は大嶺の2暴投で2失点。ワンバウンドのフォークを止められなかった捕手・佐藤都の記録に表れないバッテリーミスも痛かった。
前カードは甲子園で阪神に勝ち越したが、カード頭を落とした。指揮官は「いい反省材料として、しっかりやっていきたい」と原点に立ち返り、2戦目も守備重視のオーダーで臨む姿勢を明かした。
ロッテが今季1試合ワースト3失策の守備の乱れと、投手陣が16被安打を浴び10失点で敗れた。
甲子園での阪神3連戦を勝ち越し、本拠地で広島を迎えた移動ゲーム。初戦は守備を固めるため、レアードをDHにして、鳥谷を18年目で初の一塁でスタメン起用する策に出たが、ゴールデングラブ賞5度の名手が3回、一ゴロをまさかの失策。その後、松山に同点の2点適時二塁打を浴びると、今後は5回2死二、三塁で捕手の佐藤都がワンバウンドのフォークを2度止められず、この回も2失点を許した。
打線はレアードの11号2ランなどで8点を奪いながらの敗戦。試合後の井口監督は「しっかりとディフェンスができなかったという、そこだけじゃないですか。しっかりと防げる点は防いでいかないと勝ち星にはつながらないですね」。
交流戦を迎えるまではリーグ最少タイの18失策だった堅守のチームが交流戦に入るや4試合で6失策。らしからぬ内容に奮起を促した。
ロッテ・鳥谷が6番・一塁でスタメン出場。鳥谷のファーストでのスタメンはプロ入りから18年目で初となった。
その守りで痛いミスが出たのは3点リードの3回。無死一塁から田中広のボテボテのゴロに対し、併殺を焦った形となり後逸した。この失策でピンチが無死一、二塁と広がり、この後に2失点。不慣れなポジションでミスが出てしまった。
今季はここまで32打数8安打、打率.250。25日の阪神戦では代打で適時打を放った。
一塁守備は2020年6月27日、オリックス戦以来、2度目。
ロッテ・鳥谷が6番・一塁でスタメン出場。鳥谷のファーストでのスタメンはプロ入りから18年目で初となった。
今季はここまで32打数8安打、打率.250。25日の阪神戦では代打で適時打を放った。
一塁守備は2020年6月27日、オリックス戦以来、2度目。
ロッテの佐々木朗希投手(19)が、2度目の先発となった甲子園・阪神戦で5回を7安打4失点(自責3)。プロ初勝利を挙げた投球について、デイリースポーツ評論家の若生智男氏が分析。佐々木朗にとっては聖地のマウンドが合い、結果につなげたのではと評価した。
高校時代に甲子園の土を踏むことはなかったが、もし当時出場していた場合、とんでもない快投を続け、怪物ぶりを発揮していたのではないかと、若生氏は見ている。「前回より、投球内容がよく見えたが、甲子園のマウンド、高さがあっているのかもしれないと感じた。真っ直ぐは質のいいボールを投げていたし、投げやすさがあったのかも」と投球を振り返った。
80年代に阪神の投手コーチを務めた若生氏は甲子園で不思議と勝ち運に恵まれる投手はいたと振り返る。「村山さんのようにどこでも勝てる投手は稀だが、ほかでは勝てなくても甲子園だと、グラウンドが広く感じるという投手は多く、自信を持って投げて、勝つ投手はいた」と言う。最速は154キロと16日の初登板・西武戦5回6安打4失点の時より変わらずだったが、107球の球数を要した前回と比べ、阪神打線に粘られながらも94球で5回を投げきったことも評価。試合後、佐々木朗は「甲子園は投げやすかった」と語っていたが若生氏は「力みのないフォームから角度よく、投げていた。自信を持って投げていたのでは」と分析した。
今後の課題について「5球のうち2球は素晴らしいボールがいくが、3球は抜けたりしていた。そこらへんの精度を上げていけば球界のエースになれるはず。そうなるためにもキャッチボールから呼吸を整えながら、投げていけば、自分なりのフォームが固まっていくだろう」と若生氏。今後のさらなる成長を楽しみにしている。
日本野球機構(NPB)と12球団は28日、2年ぶりの開催となる「マイナビオールスターゲーム2021」のファン投票を29日から6月20日まで行うと発表した。選手間投票と監督選抜を含め、例年より2人多いセ、パ両リーグ30人ずつが選出される。最後の1人を選ぶ「プラスワン投票」は実施しない。
第1戦は7月16日にメットライフドーム、第2戦は同17日に楽天生命パーク宮城でともにナイターで開催される。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で史上初めて中止となった。
ファン投票の結果は6月28日、監督選抜を含む全メンバーは7月5日に発表される。
日本野球機構(NPB)は28日、ロッテを契約解除された清田育宏外野手を自由契約選手として公示した。
野球協約第58条「自由契約選手」によると「選手契約が無条件で解除され、又はこの協約の規定により解除されたと見做された選手あるいは保留期間中球団の保有権が喪失し又はこれを放棄された選手は、その選手、球団のいずれかの申請に基づいて、又は職権により、コミッショナーが自由契約選手として公示した後、いずれの球団とも自由に選手契約を締結することができる」とあり、清田はルール上は他球団との契約締結が可能になる。
清田は21日発売の写真週刊誌「FRIDAY」で「復帰早々の不倫デート」と報じられ、23日にロッテから契約解除された。ロッテは「度重なる不適切な行動及びチームに対する背信行為に鑑み、当球団としてはこれ以上清田選手との選手契約を維持することはできないと判断しました。つきましては、本日付で清田選手との選手契約を解除しましたので、ご報告いたします」と発表した。
清田は昨年9月に遠征先の札幌で部外者と会食をしながら、虚偽報告をした内規違反で1月15日付で無期限謹慎処分を受け、5月1日付で処分が解除されていた。
清田は東洋大、NTT東日本を経て09年ドラフト4位でロッテ入り。昨季まで11年間で通算打率.258、58本塁打、333打点の成績を残した。ベストナイン1回、ゴールデングラブ賞1回受賞していた。
ロッテは28日から開催される広島3連戦(ZOZOマリンスタジアム)で、広島にちなんだ限定グルメメニューを販売すると発表した。
お好み焼きやあなごめしなどの広島ご当地グルメや、広島のチームカラーである赤を取り入れたかき氷風ドリンク「レッド鯉氷」などを用意した。
以下は広島戦限定グルメメニュー一覧(価格は全て税込み)。
「かなり感覚的にもいいですし、試行錯誤してきたなかで徐々にいい形になってきているのかなと思います」。
ロッテの松田進は4月終了時点で2軍の打率.000(7−0)だったが、5月は25日の西武との2軍戦で通算134勝の左腕・内海哲也から2安打すれば、翌26日の試合ではレフトスタンドに豪快な一発を放つなど、5月は月間打率.360(25−9)と状態を上げている。
「西武戦の前まで(バッティングの)感じが悪いなというイメージだったんですけど、内海さんとやるとなったときに、自分の中でシンプルな形が1番いいのかなという整理がついた」。
「あの試合の1打席目にきれいにライト前に打ってから、感覚がよくなったんですよね。右中間もかなりいい感触で打てたので、良かったですね」。
内海から放った“1安打”をきっかけに、何かを掴んだようだ。
松田といえば、2019年の秋季キャンプでヒッチする打法に変更し、同年12月に行われた『2019アジア・ウインターリーグ・ベースボール(AWB)』で「かなりいい感触といいますか、手応えといいますか…」と確かな手応えをつかみ、AWBでは右方向への強い打球も多かった。
しかし、20年シーズンに入ってからは、ヒッチする打法ではなく、ヒッチのしない打法で打っていた。
「タイミングが合えばヒッチの方が間合いといいますか、ボールまでの距離がとれるんですけど、クイックが早いピッチャーだったり、タイミングが取りにくいピッチャーのときにどうしても自分の形で打てないという課題があった」。
その課題を克服するために、「よりシンプルに考えてみようと自主トレのときから取り組んで、今のフォームになりました」と、現在の形にたどりついたという。
シンプルに打とうと思い打撃フォームを変更したものの、試行錯誤の連続だった。
「はじめは感覚的にも自分のイメージと体が一致しなかったので、良くなったり悪くなったりの波が激しかった。何か掴みかけたなというときもあれば、一瞬でそれが崩れたりしていた」。
その中で、ブレずに取り組み続けたのが“足”を使って打つことだ。
「福浦さんと堀さんに“足で打とう”と言われています。ヒッチのときは手が動くので、肩の開きだったりという部分がでてくるので、足をメインに今年はずっとやっていこうかなと思います」。
ここへきて、頭のなかで思い描いたイメージと体が合致し、25日の内海から放ったライト方向への2安打に繋がった。
「試合前までモヤモヤしていたんですけど、試合前の内海さんのピッチング練習を見てタイミングを取っているときに、何かが舞い降りたというか、感覚的に拓けるものがあった」。
「シンプルな感じでいこうと思って、あの右中間だった。ヒッチをやめてから右中間にという打球があまりなかった。あの打席は台湾のときのライトへの強い打球が感覚的には戻ってきたかなと思います」。
掴んだ感覚を、今後どのように維持していくかが大事になってくる。松田は「毎打席メモを取っていますし、毎試合終わったあと映像を見ていますので、自分のイメージと映像の映り方と感覚と確認しながらやっていきたいと思います」と話す。
「ファームで結果を残さないと上には呼ばれない。この調子を維持しながら、どんどんアピールしていきたいと思います」。チームは12球団トップの228得点を挙げ好調だが、右打ちの野手はレアード、荻野貴司、中村奨吾のレギュラー組を除けば、やや右打ちの控え野手の状態が気になるところ。ファームで結果を残し続ければ、チャンスが巡ってくるはず。試行錯誤しながら掴んだ感覚を、自分のモノにし、1軍の舞台に立って見せる。