ロッテが快勝した。2回に安田と藤岡の連続適時二塁打で2点を先制。3回に角中の中犠飛、4回には佐藤都の1号ソロと着実に加点した。小島は6回1失点で2勝目。広島はネバラスカスが来日初登板したが制球難から崩れた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
千葉ロッテ | 0 | 2 | 1 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | x | 7 |
「打てる捕手」へ日々修業中のロッテ佐藤都志也捕手が、今季1号ソロを放った。
4回1死で狙った内角直球を右翼席へ。四球で出塁した6回は二盗し、6点目のホームを踏んだ。田村と柿沼が離脱して10試合連続スタメンマスクをかぶり、初の連勝。「自分のミスで負けたりもあって、切り替えるのは難しかった。1球そらすと『今日もか』と。でも勝敗を左右するポジションなので、へこんでいてもダメ」。できることを1つずつ積み重ねる。
ロッテ安田尚憲内野手が先発復帰で意地を見せた。7番DHで入った2回2死二塁の第1打席、低めチェンジアップを右方向へ運ぶ二塁打が先制の決勝打。「もう1本出したい。迷惑を掛けたので今日何とかしないと」。7回2死でも右前打で、14日以来のマルチ安打とした。
開幕から4番に座ったが、ここ3試合スタメンから外された。4月に3割を超えた得点圏打率が5月は1割4分3厘。本塁打は前月から4本減の1本、打点は23減の5。ベンチから見た打線はつながっていた。「ずっと自分が流れを止めていると自分でも思っていた。外れて吹っ切れました。自分のスイングをやってダメなら仕方ないなって」。
前日の試合後、森脇野手総合兼内野守備コーチが打撃投手をしてくれた。普段から優しく、厳しく向き合ってくれる。「昨日も一昨日も投げてくださった。必死にやるしかないと言われました」。この日の試合前円陣では声出しを担当。輪の中心で気合を入れた。
「自分のスイング」は結果になった。「先輩方の打線の流れもいい調子。割って入るには結果を出していかないといけない。もう1度レギュラーをつかみ取れるように」。一進一退を繰り返した5月、最後に初めて同一カードで連勝。交流戦も2カード連続で勝ち越した。いいムードのまま、交流戦暫定首位の中日戦に乗り込む。
ロッテ・佐藤都志也捕手(23)が30日、広島最終戦(ZOZOマリン)の4回に右越えの1号ソロを放ち、7−1での2連勝に貢献した。東洋大野球部の先輩で、15日に始球式を務めたお笑いコンビ「ティモンディ」の高岸宏行(28)から期待される中、5月最後の試合でやればできる弾≠放ち、見事約束を果たした。
狙っていた直球を強振した。待望の今季1号。2年目捕手の佐藤都は3−0の4回、高橋樹の甘く入った4球目を右翼スタンドへ運び「4点差にできたことが1番、捕手としても個人としてもすごく嬉しかった」と、充実の笑みを浮かべた。
4月下旬に左太もも裏肉離れで正捕手・田村が離脱。6年目捕手の柿沼も新型コロナウイルスのPCR検査で陽性判定を受け、今月18日に出場選手登録を外れた。捕手陣が緊急事態に見舞われる中、19日から10試合連続でスタメン出場を続けていたのが佐藤都だった。
ロッテの2年目の佐藤都が3−0の4回に今季1号ソロを放った。甘く入った4球目を捉えて右翼スタンドへ運び「4点差にできたことが1番、捕手としても個人としてもすごく嬉しかった」と素直に喜んだ。
田村、柿沼が戦列から離脱し、佐藤都に寄せられる期待は大きい。28日の試合は二盗を阻止しようとして悪送球をするなど自らの拙守が響いて大量失点のきっかけをつくった。一転して4投手をリードして広島打線を1得点に抑え込み「自分がへこんでいても駄目。できることをしっかりやりたい」と意気込んだ。
ロッテ・角中勝也外野手(34)が4−0の5回1死一塁で、広島3番手の大道から右前打で出塁し、交流戦全6試合連続安打を記録した。交流戦直前の23日の楽天戦(ZOZOマリン)を含めると7試合連続安打。
交流戦初戦の5月25日に34歳の誕生日を迎えた角中は、阪神3連戦で10打数4安打2打点。広島戦では右前打の時点で7打数4安打3打点で、2カード全8安打のうち二塁打4本を放っている。
ロッテ・佐藤都志也捕手(23)が3−0の4回1死で、広島2番手の高橋樹から右越え1号ソロを放った。
佐藤都は東洋大から2020年ドラフト2位で入団して2年目。今季は開幕2軍だったが、4月23日に出場選手登録された。昨年9月3日の西武戦以来の一発に「打ったのはストレート。ストレートを狙っていたので狙い球をしっかり捉えることができて良かったです」とプロ3号を振り返った。
正捕手の田村が4月下旬に左太もも裏肉離れで離脱し、柿沼が5月20日に新型コロナウイルスのPCR検査で陽性判定。佐藤都は5月19日のオリックス戦(京セラドーム)から、10試合連続スタメンでマスクをかぶっている。
ロッテは30日、日本生命セ・パ交流戦の中日戦(6月1〜3日、バンテリンドーム)にちなみ、コラボグルメとして「ドアラ&マーくんかすてぃらスペシャルボックス」の販売をZOZOマリンで開始した。
「ドアラ&マーくんかすてぃらコラボボックス」は両チームの人気マスコット、ドアラとマーくんの顔をかたどった「かすてぃら(カステラ)」5個入りのスペシャルボックス。ドアラがカフェオレ味、マーくんがカスタード味。観戦時のおやつとしてももちろん、賞味期限が長く設定されているので観戦記念のお土産にもぴったりの球場グルメだ。
価格は1000円(税込)で、販売場所はZOZOマリンスタジアム、フロア2、Dトッポゲート付近ワゴン。なお、販売はZOZOマリンスタジアムだけでなく、6月1日〜3日に中日戦が開催されるバンテリンドームで実施される。
「7番・DH」で4試合ぶりに先発復帰したロッテ・安田が2回に右中間へ決勝打となる先制の適時二塁打。「久しぶりの試合で緊張した」という第1打席でネバラスカスのチェンジアップを捉えた。
開幕から「4番・三塁」で出続けたが、打撃不振で最近3試合は先発落ち。前日の試合後には森脇野手総合コーチの付きっきりで居残り特打も行った。「必死になってやった」と7回には16日ぶりの複数安打となる右前打で、9安打7得点の打線を牽引。井口監督も「見つめ直す時間になった」と主砲の復活に期待した。
ロッテが角中、中村奨、藤岡、佐藤都、荻野の5盗塁を全て得点に結び付け、9安打で7得点。6回は藤岡から3走者連続で二盗を決めて、3点をもぎ取り、ゲームを支配。盗塁数でもリーグトップの西武に5盗塁差と迫った。
広島に連勝して、交流戦4勝2敗で2位に浮上した井口監督は「走れるときは積極的に走ろうという、これは僕が監督になってからずっとやっていること。それが出来た結果がこういう得点だったと思う」と納得の表情を浮かべた。
ロッテ・佐藤都志也捕手が4回1死で、右越えの今季1号ソロを放った。
高橋樹の直球を右翼席に運んだ。開幕からスタメンンマスクをかぶってきた田村が左太腿裏の肉離れ、柿沼が新型コロナ感染の影響でいずれも不在。2年目の佐藤都が先発マスクに抜擢されてきた。
前日の同戦はドラフト1位・鈴木をリードしたが、5回2死二、三塁から連続で佐藤都が捕球できなかった(記録は暴投)ことが、失点につながっていた。
それをこの日は得意のバットで取り返した。
ロッテ・安田尚憲内野手が2回2死二塁で、ネバラスカスのチェンジアップを右中間に先制の適時二塁打にした。
開幕から「4番・三塁」で先発出場を続けてきたが、3打数無安打に終わった26日の阪神戦(甲子園)を最後にスタメン落ち。この日は「7番・指名打者」で4試合ぶりに先発出場していた。
広島先発のネバラスカスはリトアニア出身初のメジャーリーガーで、この試合が来日初登板。
ロッテが6月1日〜3日の交流戦・中日戦(バンテリンドーム)に合わせてコラボグルメとして「ドアラ&マーくんかすてぃらスペシャルボックス」の販売をZOZOマリンスタジアムで開始すると発表した。
「ドアラ&マーくんかすてぃらコラボボックス」は両チームの人気マスコットのドアラとマーくんの顔をかたどった「かすてぃら(カステラ)」5個入りのスペシャルボックスで、ドアラがカフェオレ味、マーくんがカスタード味。観戦時のおやつとしてはもちろん、観戦記念のお土産にもぴったり。
価格は1000円(税込)で、ZOZOマリンスタジアムの他、中日戦が開催中のバンテリンドームでも販売する。
球団広報室は「今年ここまで絶好調のマリーンズは06年以来の交流戦優勝を目指しています。一昨年の交流戦では中日ドラゴンズにZOZOマリンスタジアムで1勝2敗と負け越したので、今年は絶対に勝ちたいと思います。ドラゴンズとの3連戦はドアラ&マーくんかすてぃらスペシャルボックスを食べて盛り上がりましょう!」とコメントした。
ロッテの先発・小島和哉投手が6回4安打1失点で今季2勝目を挙げた。
初回からテンポの良い投球で広島打線を相手に5回まで3安打無失点。4回には2死二塁から林に左前安打を浴びるも、左翼手・角中から遊撃手・藤岡の見事な中継で本塁タッチアウト。チームメートの好守も後押しした。
6回には2死から松山に144キロの直球をバックスクリーンへと運ばれ1失点。それでも直球と手応えを感じつつあるチェンジアップを軸に6回をうまくまとめ4安打1失点の好投。「緩急をうまく使えたと思いますし、ピッチングとしてはまとめることができたかなと思います」。打線も9安打7得点と援護し2勝目を挙げた。
ロッテの佐藤都志也捕手が今季1号ソロをマークした。3点リードの4回1死、高橋樹の直球を捉え右翼席へと運ぶ1号ソロ。「打ったのはストレートです。ストレートを狙っていたので狙い球をしっかり捉えることができて良かったです」と20年9月3日の西武戦(ZOZOマリン)以来の1発で4−0と広島を突き放した。チームは正捕手の田村が太ももの肉離れで離脱しさらには2番手捕手・柿沼も新型コロナウイルス陽性判定で療養中。2年目捕手が攻守でチームを牽引している。
ロッテは30日、6月1〜3日に行われる中日との交流戦を前に、コラボグルメとして「ドアラ&マーくんかすてぃらスペシャルボックス」の販売をZOZOマリンで開始したことを発表した。
同ボックスは両チームの人気マスコット、ドアラとマーくんの顔をかたどった「かすてぃら(カステラ)」5個入りのスペシャルボックスでドアラがカフェオレ味、マーくんがカスタード味。観戦時のおやつとしてはもちろん、賞味期限が長く設定されているため観戦記念のお土産にもピッタリの商品となっている。価格は1000円(税込み)で販売場所はZOZOマリンフロア2、Dトッポゲート付近ワゴン。また販売はZOZOマリンだけでなく、バンテリンドームナゴヤでも販売される予定。
球団広報は「今年ここまで絶好調のマリーンズは06年以来の交流戦優勝を目指しています。一昨年の交流戦では中日にZOZOマリンで1勝2敗と負け越したので、今年は絶対に勝ちたいと思います。ドラゴンズとの3連戦はドアラ&マーくんかすてぃらスペシャルボックスを食べて盛り上がりましょう!」とコメントした。
ロッテ・安田尚憲内野手が4試合ぶりのスタメンで先制二塁打。2回2死二塁から右中間を破った。
開幕から4番を軸に任されたが、27日の阪神戦で今季初めてスタメンを外れ、3試合連続ベンチスタートに。「自分1人で空回りしていた部分もあった。気持ち的にも1回(スタメンを)外れて吹っ切れた」。この日は7番で2安打1打点。復調の気配だ。
ロッテは30日、日本生命セ・パ交流戦として6月1日〜3日に行われる中日とバンテリンドームナゴヤで対戦することにちなみ、コラボグルメとして「ドアラ&マーくんかすてぃらスペシャルボックス」の販売をZOZOマリンスタジアムで開始したと発表した。
「ドアラ&マーくんかすてぃらスペシャルボックス」は両チームの人気マスコットドアラとマーくんの顔をかたどった「かすてぃら(カステラ)」5個入りの商品であり、ドアラがカフェオレ味、マーくんがカスタード味。観戦時のおやつとしても、また、賞味期限が長く設定されているので観戦記念のお土産にもぴったりの球場グルメとなっている。
価格は1000円(税込)、販売場所はZOZOマリンスタジアム、フロア2、Dトッポゲート付近ワゴン。なお、販売はZOZOマリンスタジアムだけでなく、6月1日〜3日に中日戦が開催されるバンテリンドームナゴヤでも実施される。
ロッテマリーンズ広報室は「今年ここまで絶好調のマリーンズは06年以来の交流戦優勝を目指しています。一昨年の交流戦では中日ドラゴンズにZOZOマリンスタジアムで1勝2敗と負け越したので、今年は絶対に勝ちたいと思います。ドラゴンズとの3連戦はドアラ&マーくんかすてぃらスペシャルボックスを食べて盛り上がりましょう!」とコメントした。
ロッテ、安田尚憲とマーティンが揃って打点を挙げた試合は今季1度も負けていないが、30日の広島戦もチームは7−1で勝利。これで今季2人揃って打点を挙げた試合は8連勝、20年8月8日のオリックス戦から続く連勝記録は17に伸びた。
4月29日の西武戦でマーティンが1本塁打1打点、安田が1打点を挙げたのを最後に5月は29日の広島戦まで、揃って打点を挙げる試合がなかった。2番を打つマーティンは5月16日の西武戦で1試合2本塁打を含む3打点、25日の阪神戦では2−3の8回に逆転2ランを放つ活躍ぶり。
一方の安田は4月に月間28打点を挙げ、4番打者として得点圏で勝負強い打撃を披露したが、5月は試合前まで月間の打点数は4。開幕から4番で出場していたが、27日の阪神戦で初めてスタメンを外れ同日から3試合ベンチスタートだった。
安田は30日の広島戦に『7番・指名打者』で4試合ぶりに先発出場すると、0−0の2回2死二塁で迎えた第1打席、先発・ネバラスカスが投じた変化球をきっちりと捉え、右中間を破る先制の適時二塁打を放った。さらにマーティンも5−1の6回にセンターへ犠飛を放ち、打点をマークした。
マーティンの犠飛のあと、続く中村奨吾の2点適時二塁打が飛び出し、7−1とリードを広げて試合は終盤の7回を迎える。
ロッテは6回終了時点でリードしていた試合は、4月23日のソフトバンク戦に2−3で敗れた試合を最後に、4月24日のソフトバンク戦から引き分けを挟んで10連勝中。5月は6回終了時点でリードしていれば、1度も負けていない。
7−1の7回から先発・小島和哉の後を受けてマウンドにあがった小野郁がリズムよく8球で三者凡退に抑えると、8回は大嶺祐太が走者を出しながらも、この日最速の151キロを計測するなど威力のあるストレートで無失点。
7−1の9回は高卒2年目の横山陸人が先頭の4番・西川龍馬をストレートで3球三振に仕留めると、続く中村奨成に内野安打を打たれたが、林晃汰を148キロのストレートで空振り三振、最後は代打・坂倉将吾を中飛に打ち取り試合を締めた。
この勝利により5月は、6回終了時点でリードしていた試合は8勝0敗2分。勝ち試合の7回を投げるハーマンが5月12日のソフトバンク戦で5失点を喫したものの、8回の唐川侑己が5月は10試合・10回を投げて7ホールド、防御率2.70、守護神・益田直也が10試合・10回を投げて8セーブ、防御率0.90と安定した投球を見せた。
3、4月までは6回終了時点でリードしていた試合で逆転され敗れた試合は3度あったが、5月は逆転を許したあと土壇場で打線が同点に追いついたり、勝ちパターンが失点しても、同点までで踏みとどまり引き分けたり、再び勝ち越して勝利したという試合もあった。
マーティンと安田が揃って打点を挙げた試合は昨年から17連勝、6回終了時点でリードしている試合は4月24日のソフトバンク戦から引き分けを挟み11連勝中。この“不敗神話”がどこまで続くか注目だ。