ロッテ井口資仁監督が1軍復帰を目指す正捕手田村龍弘について「まだまだケガ明けなので、しっかり100%治してから、上げられるようにしたいと思います」と言及した。
4月27日に左大腿二頭筋を肉離れ。6月5日にイースタン・リーグで実戦復帰しマスクをかぶったが、まだ打席には立っていない。
ロッテ佐々木朗希投手が10日のヤクルト戦(ZOZOマリン)で先発することを井口監督が公表した。
5月27日の阪神戦(甲子園)でプロ初勝利を飾り、今度は中13日で本拠地初勝利を目指す。過去2度の先発では味方打線も活発だったが「彼が投げる前に、火曜日から打ってもらわないと困るので」と井口監督。2カード連続で負け越しており、チームにとっても重要な3連戦になる。
日本野球機構(NPB)は7日、臨時12球団代表者会議などを行った。
今後、新型コロナウイルスワクチン接種後に副反応で体調不良となった場合は特例2021の対象となり、本来の10日間を待たずに再昇格が可能。連続出場試合記録も21年シーズンに限り、ワクチン接種による特例で抹消された場合は、レギュラーシーズン復帰後に記録は継続されることが確認された。今月中に五輪に出場する代表選手が発表され、ワクチン接種を開始することが見込まれている。
ロッテ二木康太投手(25)が8日のヤクルト戦(ZOZOマリン)に先発する。
開幕投手を務めた今季はここまで9試合に先発し、2勝3敗。当初の金曜日先発から火曜日先発に代わった関係で、日程的にビジターでの先発が多くなり、ZOZOマリンでの登板は4月9日の西武戦以来、約2ヶ月ぶりとなる。
直近4試合は火曜日の先発を任されながら6回、4回、4回、5回と長いイニングを投げられずにいる。二木は球団を通じ「目の前の1人1人を抑えることに集中し、その結果が長いイニングにつながると思うので、そのような意識をもってしっかり投げられるように頑張りたいと思います」とコメントした。
ロッテは7日、6月11日の巨人戦(ZOZOマリン)で野球女子Youtuberの「めいちゅん」が始球式に参加することを発表した。
千葉県出身のめいちゅんは剛速球をキャッチできる「ビタ止め」の野球女子として注目されており、当日は投手ではなく捕手として始球式に登場。ロッテ選手が投げる球をキャッチすることになる。球団オフィシャルスポンサー駒ア興業株式会社の冠協賛試合イベント「駒ア興業PRESENTS エグティオZナイター」のファーストピッチセレモニーとして行われる。
めいちゅんは球団を通じ「小さい時からの夢だった大きなグラウンドに捕手として立てることに、すごく感謝してます。今回このような光栄な機会を与えていただきました関係者の皆様、本当にありがとうございます。社会人になって野球を始めたくさんの仲間達、たくさんの視聴者様達に暖かく見守っていただけたことによって、今の私があると思います。当日は全力でビタ止めしますので、ぜひご期待ください!」とコメントを寄せた。
ロッテは7日、巨人戦(ZOZOマリン)を行う11日に、240キロの剛速球を捕球することで注目されている女性ユーチューバー、めいちゅんが始球式でキャッチングを披露すると発表した。ロッテの選手が投手を務める。
1998年生まれで千葉県出身のめいちゅんは2019年にYouTube「めいちゅんちゃんねる。」を開設し、超スピードボールを捕球するスーパーギャルとして人気沸騰中。その美貌も注目されている。
球団を通じて「小さなときから夢だった大きなグラウンドに捕手として立てることに、すごく感謝しています。当日は全力でビタドメします」と意欲を示した。
プロ野球とJリーグが設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第33回が7日に開催された。
Jリーグの村井満チェアマン(61)は政府が今月21日からの開始を目指す「職域接種」について、「行政サイドと確認の上」と前置きした上で、「我々クラブが今回の職域の定義に当たるかどうか。正規雇用というよりは契約形態はプロフェショナル契約になるわけだが、こういう選手も職域構成員とお認めいただけるのなら、職域としての接種を適用したい。チームにはドクターがいるので接種は可能な状況」と言及した。また、「今後、一般接種で若者にワクチンがどれだけ浸透していくかが大きな課題。スポーツ選手自らが接種することで、その呼び掛けとなるならば、積極的に進めていきたい」と続けた。
また、プロ野球の斉藤惇コミッショナー(81)も「希望者は全員(ワクチンを)打つということでしか、このウイルスは避けられない訳ですから、積極的に選手や関係者も打っていくような制度にしたい」と話した。
日本野球機構(NPB)は7日、フレッシュオールスターゲーム(7月15日、松山坊っちゃんスタジアム)の開催要項を発表。各チームからの推薦選手に、いずれも2年目の今季、プロ初勝利をマークしたロッテ・佐々木朗希、ヤクルト・奥川恭伸、阪神・西純矢各投手らが入った。
出場選手(全イースタン、全ウエスタン各21人)は各リーグの運営委員長、2軍監督らによる選考を経て、24日に発表される。ただし、出場選手がオールスターゲームに選出された場合は、当該球団から代替選手を選出する。
入場券は15日にローソンチケット特別先行販売が始まり、一般発売は22日から。詳細はNPB公式サイトで。
ロッテ・佐々木朗の次回登板が10日のヤクルト戦(ZOZOマリン)に決まった。5月27日の阪神戦でプロ初勝利を挙げた翌日に出場選手登録から抹消され、中13日でプロ3度目となる先発のマウンドに上がる。
井口監督は「朗希は木曜ですね」と明かして、「試合の入りから打って欲しい」と攻撃陣の援護を求めた。
プロ野球は7日、実行委員会をオンラインで開き、新型コロナウイルスのワクチン接種後に副反応として体調不良などを訴えた選手には、登録抹消後すぐに復帰できる「感染拡大防止特例2021」(通称・特例2021)を適用することを確認した。またワクチン接種での体調不良での特例適用の場合は、連続試合出場記録は継続することを決めた。
特例2021を適用することで、通常の抹消期間である10日間を経ずに、体調が回復すれば翌日にでも再登録することができる。先にワクチン接種が進んでいる大リーグでは、ドジャースの筒香がレイズ在籍時の4月29日に接種後の体調不良により負傷者リスト入りし、翌30日に再登録されて復帰した例などがある。
また12球団代表者会議ではスポーツ庁に対して、ワクチンの職域接種の希望を伝えることも決めた。球団やNPBが職域にあたるのかなどの行政の判断と指示を待って、対応を協議していく。
プロ野球は7日、実行委員会をオンラインで開き、新型コロナウイルスのワクチン接種に備えて、接種後に副反応として体調不良を訴えた場合などは、選手の入れ替えに柔軟に対応する「感染拡大防止特例2021」(通称・特例2021)を適用することを確認した。またワクチン接種による体調不良による欠場後も、復帰後に連続試合出場記録は継続することも決めた。
特例2021で1軍の出場選手登録を抹消された選手は、本来の再登録までに必要な10日間を待たずに1軍復帰が可能。ワクチン接種後の体調不良による欠場、抹消を、例えば1日や2日間程度とする運用が可能になる。
先にワクチン接種が進んでいる大リーグでも、接種後の体調不良については負傷者リスト(IL)の復帰期間の制限をなくして対応している。現ドジャースの筒香嘉智は、レイズ在籍時の4月29日にワクチン接種後の体調不良を訴えてIL入り。その翌30日に再登録されて復帰し、試合にもスタメン出場した。エンゼルスの大谷翔平も開幕直後の体調不良の要因に、ワクチン接種を挙げたことがあった。
日本野球機構(NPB)は7日、「プロ野球フレッシュオールスターゲーム2021」の開催要項を発表した。今年は7月15日に松山の坊っちゃんスタジアムで行われる。
出場選手は両軍21人で、24日に発表される。イースタン・リーグは7球団から3人ずつ。ウエスタン・リーグは4球団から4人ずつ選出し、前年度優勝のソフトバンクからは5人を選ぶ。各球団はドラフト1、2位選手を含め、地元出身あるいは話題性のある選手を推薦。両軍とも出場選手選考会を行い、選抜する。オールスター戦(7月16、17日)に選出された場合は出場できず、代替選手を選出する。
両軍の推薦選手は、イースタンが楽天・早川隆久投手、ロッテ・佐々木朗希投手、ヤクルト・奥川恭伸投手、日本ハム・伊藤大海投手ら。ウエスタンはソフトバンク・スチュワート投手、中日・高橋宏斗投手、オリックス・紅林弘太郎内野手、阪神・西純矢投手、及川雅貴投手らが挙がっている。
入場券は15日からローソンチケットで特別先行販売され、22日からは一般販売される。
昨年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止された。前回19年は楽天生命パークで行われ、ウエスタンが5−1で勝利。広島の小園海斗内野手がMVPに選出された。
ロッテの最速163キロ右腕・佐々木朗希投手(19)が10日のヤクルト戦(ZOZO)で3度目の登板を迎えることが7日、分かった。この日までに井口監督が「朗希に関しては木曜日(10日)ですかね」と明言。前回登板の5月27日阪神戦(甲子園)では5回4失点(自責3)でプロ初勝利。翌日に出場選手登録抹消も1軍に帯同しながら調整を続けてきた。
最短での登板なら8日のヤクルト戦(ZOZO)で高校日本代表のチームメートで19年ドラ1同士の奥川と投げ合う可能性もあったが、先発ローテーションの兼ね合いもあり中13日での登板。「彼が投げる前に打線が入りから打ってもらわないと。しっかり調子を上げさせていきたい」と指揮官。次は本拠地初勝利を狙う。
日本野球機構(NPB)は7日、12球団代表者会議、実行委員会を開催し、今後、選手が新型コロナウイルスワクチン接種後に体調不良など副反応が出た場合「感染拡大防止特例2021」の対象とすることなどを決めた。
登録抹消された選手が通常必要となる10日間を経ずに再登録が可能となる。また、復帰後も連続試合出場記録が継続されることも決まった。
また、スポーツ庁に対し、12球団がワクチンの「職域接種」の対象となるよう希望申請することを確認した。
ロッテは7日、本拠地で行われる11日の巨人戦(ZOZOマリン)で野球女子YouTuber「めいちゅん」が始球式に登場することを発表した。
千葉県出身で、240キロのボールをキャッチすることで注目されているめいちゅんは当日捕手としてキャッチングを披露。投手はロッテの選手が務める。また当日はオフィシャルスポンサーである駒ア興業株式会社(本社:千葉県野田市)の冠協賛試合イベント「駒ア興業 PRESENTS エグティオZナイター」のファーストピッチセレモニーとして開催される。
めいちゅんは「小さい時からの夢だった大きなグラウンドに捕手として立てることにすごく感謝してます!今回このような光栄な機会を与えて頂きました関係者の皆様、本当にありがとうございます!社会人になって野球を始め沢山の仲間達、沢山の視聴者様達に暖かく見守って頂けた事によって今の私があると思います!当日は全力でビタドメしますので是非ご期待ください!」とコメントした。
ロッテの二木康太投手が8日のヤクルト戦(ZOZOマリン)に先発する。
前回登板の1日・中日戦(バンテリンドーム)では5回1失点、3試合連続で5回以下での降板が続いている右腕は「ずっと短いイニングで交代しているので何とか長いイニングを投げれるように頑張りたいと思います」とした上で「目の前の1人1人を抑えることに集中し、その結果が長いイニングにつながると思うので、そのような意識をもってしっかり投げれるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。ヤクルトの先発は高卒2年目右腕・奥川。本拠地で投げ合いを制し、今季3勝目を狙う。
日本野球機構(NPB)は7日、7月15日(予備日は16日)に松山・坊っちゃんスタジアム(18時開始予定)で開催する「プロ野球フレッシュオールスターゲーム2021」の開催要項を発表した。
推薦選手も発表され、ロッテ・佐々木朗、ヤクルト・奥川、巨人・平内、阪神・西純、すでに1軍で7勝を挙げている楽天・早川、同3勝の日本ハム・伊藤らも名を連ねた。
出場選手は、2軍監督や各運営委員長らが選考し、今月24日に発表される。両リーグ21選手ずつ選出される。イースタンは楽天・三木監督、ウエスタンはソフトバンク・藤本監督が指揮を執る。
チケットは15日から先行発売され、一般は22日から。また、新型コロナウイルスの感染状況によって、開始時間が変更となる場合がある。
ロッテ・佐々木朗希投手(19)の次回先発が10日のヤクルト戦(ZOZO)となることが7日、分かった。井口監督が「木曜日の予定です」と明かした。
5月27日の阪神戦(甲子園)でプロ初勝利を挙げてから中13日。プロ初登板初先発した同16日の西武戦以来のZOZOマリンで、本拠地初勝利を目指す。
同28日に出場選手登録を抹消された後、1軍に帯同して調整してきた右腕は「初勝利を喜んでくださる方がいて、嬉しい気持ちになりました」と話しており、今度はマリーンズファンの前で好投すると意気込んでいる。
同期のヤクルト・奥川との投げ合いは実現しなかったが、ともにフレッシュ球宴の推薦選手に選出された。胸を張って出場できるよう、井口監督も期待する交流戦2戦2勝を実現させる。
日本野球機構(NPB)は7日、「フレッシュオールスターゲーム2021」(7月15日・坊っちゃんスタジアム)の開催要項を発表した。推薦選手にロッテ・佐々木朗希投手(19)、ヤクルト・奥川恭伸投手(20)、阪神・西純矢投手(19)、及川雅貴投手(20)が名を連ね、「高校BIG4」がそろい踏みの可能性も出てきた。
次代を担う選手が輝きを放つ真夏の祭典。まさに未来の日本球界を背負う男達が集うかもしれない。
岩手・大船渡で高校生最速の163キロを記録した「令和の怪物」佐々木朗。星稜3年時に夏の甲子園で準優勝に輝いた奥川。創志学園2年夏にエースとしてチームを甲子園へ導いた西純。そして横浜で3度の甲子園出場を果たした及川だ。
4人は今季、1軍でも輝きを放っている。奥川が先陣を切り、4月8日・広島戦でプロ初勝利。すると西純が5月19日・ヤクルト戦で、佐々木朗は同27日・阪神戦で、及川も同30日・西武戦で次々とプロ初勝利を挙げた。それぞれが飛躍の時を迎えようとしている。
フレッシュ球宴はイースタン・リーグ、ウエスタン・リーグで21選手ずつを推薦選手92人から選出。24日に発表予定だ。スター候補の初競演が野球王国の愛媛・松山で実現するか−。期待が高まる。
ロッテの二木康太投手が7日、先発する8日のヤクルト戦(ZOZOマリンスタジアム)で高卒2年目右腕の奥川と投げ合うことが決まった。
4月9日の西武戦以来の本拠地での先発となる右腕は、5月11日のソフトバンク戦で2勝目を挙げて以来勝ち星から遠ざかる。
「ずっと短いイニングで交代しているので、何とか長いイニングを投げれるように頑張りたいと思います。ただ、あまり長いイニングを、と変に意識しないで目の前の1人1人を抑えることに集中し、その結果が長いイニングにつながると思うので、そのような意識をもって、しっかり投げられるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。
日本野球機構(NPB)は7日、「プロ野球フレッシュオールスターゲーム2021」(7月15日・坊っちゃんスタジアム、18時)の開催要項を発表した。
出場選手は各球団から推薦された選手の中から、イースタン・リーグ、ウエスタン・リーグで各21人ずつ選出される。
推薦選手ではロッテ・佐々木朗希投手、ヤクルト・奥川恭伸投手らの他、阪神では佐々木朗らと同じくプロ2年目の西純矢投手、及川雅貴投手らが名を連ねた。出場選手は24日に発表される。
チケットはローソンチケットで15日午前10時から先行販売。一般販売は22日午前10時から各プレイガイドで発売される。
打席に向かう時、不思議な感覚がした。5月31日に育成から支配下登録された高浜卓也内野手は6月1日のドラゴンズ戦(バンテリンドームナゴヤ)から、早速1軍に合流。1点を追う9回1死、代打に指名されると打席に向かった。
椎間板ヘルニアの手術を受け2020年のシーズンを育成選手として過ごし、今季は2軍で35試合に出場して22安打の打率3割3分3厘、1本塁打、11打点。地道に結果を残し、支配下に返り咲いた。打席に向かう途中、脳裏をよぎったのは苦労したここまでの過程ではなく、2月に87歳で他界した祖父のことだった。
「支配下になって最初の1軍の打席に向かう中でパッと出てきた感情は感慨ではなくて、じいちゃんと一緒にいるように感じる不思議な気持ちでした。この緊張感を一緒に感じてくれていると思うと肩の力を抜くことができました」と高浜はその打席をしみじみと振り返る。
打席に入る直前に握ったのは特注のネックレス。そこには大好きだった祖父の名前と生年月日が刻まれ、形見が収められていた。
「お葬式にも行けなかったですし、墓参りにも仏壇に手を合わせることもできていない。母に頼んで無理を言って(形見を)もらってきてもらい、収めるのにちょうどいいネックレスをネットで見つけて購入しました。ずっと見守って欲しい。一緒にいたいという想いです」と高浜は言う。
福岡に住む母方の祖父は誰よりも、プロ野球選手となった高浜とファイターズに在籍する弟・祐仁の活躍を楽しみにしていた。子供の時の思い出は祖父の自宅の裏に畑があり、遊びに行くと色々な旬な野菜などを食べさせてくれたこと。「スイカが美味しかった」と高浜は懐かしそうに振り返る。
優しい祖父だった。竹林から竹を取り、竹とんぼや竹の貯金箱を作ってもらったことも、大事な思い出として心の中にしっかりと刻まれている。プロに入ってからは、いつもニュースなどで結果を気にしてチェックをしてくれていた。そして育成選手となった時、誰よりも気に掛け、支配下登録されて1軍の舞台に戻ってくるのを願っていた。
「元々、心臓の病があって何年も前から病気と闘いながら治療、入院を繰り返しながらも頑張ってくれていた。誰よりもボクが支配下登録される日が来るのを楽しみにしてくれていた。それだけに支配下に戻った姿を見せられなかったのは残念だし、悔しかった。生きているうちに見せられなかったから、1番近くで見てもらいたいと思ってネックレスに入れさせてもらいました」。
残念ながら一ゴロに倒れたが、打席では気迫あふれる表情を見せた。同じようにネックレスに祖父の形見を忍ばせているという弟の祐仁は6月5日のジャイアンツ戦(東京ドーム)でプロ初の満塁本塁打を放つなどアピールをしている。弟もまた兄と時を同じくして19年オフに育成契約となり、一足早く20年7月に支配下に再昇格をしている。
「より一層、結果を残したいという想いは強い。今までよりも強い想いをもって取り組んでいきたい。やるしかないという気持ちです」と高浜。
これからも大好きだったおじいちゃんと一緒に打席に立つ。誰よりも近い場所から活躍をしている姿を見せるために打つ。胸につけている特製のネックレスを軽く握る。それが高浜の新しいルーティンだ。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)
「5.98」。
この数字はロッテの交流戦チーム先発防御率だ。ここまで交流戦を12試合を終えて、ロッテの先発陣はクオリティ・スタート(6回3自責点)以内をクリアしたのは12試合中で3度。セ・リーグ主催試合では、早いイニングでも投手が打席に回ってきたところで代打が送られるケースが多かった。そのため、セ・リーグ主催試合の9試合でQSを達成したのは、6月2日の中日戦で6回を2失点に抑えた岩下大輝だけだった。
8日のヤクルト戦からはパ・リーグ主催試合となり、投手が打席に立たず、普段通りの戦いができる。ちなみに5月28日〜30日にかけてZOZOマリンスタジアムで行われた広島との3連戦は、美馬学、小島和哉の2人がしっかりとQSを達成した。
先週は先発投手が序盤で降板する試合が多く、リリーフ陣の登板が多かった。8日の予告先発となっている二木康太は、1イニングでも長く投げて欲しいところ。二木は交流戦で登板した阪神戦(4回・3失点)、中日戦(5回・1失点)はいずれもセ・リーグ主催試合だったこともあり、打席が回ってきたところで代打が送られ、早いイニングでの降板となった。
二木は球団を通じて、8日のヤクルト戦に向け「ずっと短いイニングで交代しているので、何とか長いイニングを投げられるように頑張りたいと思います」と意気込む。
その一方で、「ただ、あまり長いイニングをと変に意識しないで、目の前の1人1人を抑えることに集中し、その結果が長いイニングにつながると思うので、そのような意識をもって、しっかり投げられるように頑張りたいと思います」と冷静さも忘れない。
長いイニングを投げることも大事になってくるが、先取点を与えないことも勝利する上でカギを握ってくる。先週は勝利した4日のDeNA戦以外、全て先制点を奪われている展開。2日の中日戦は土壇場の9回に追いつき、引き分けたが、そのほかの4試合はいずれも敗れた。長いイニングを投げること・先制点を与えないことが、勝利するための1つキーワードになっていきそうだ。
チームは5月30日終了時点で今季最多タイの「3」あった貯金も、先週1週間が1勝4敗1分だったこともあり、25勝25敗8分の勝率5割となった。チームに勢いを与えるためにも、二木には勝利を導く投球に期待したい。