ロッテが16日、3日連続で補強に成功した。元中日のエンニー・ロメロ投手(30)の入団を発表。
19年から2年間中日に在籍し、通算21試合で8勝10敗、防御率4.26。今季はメキシカンリーグでプレーした。背番号は未定で、推定年俸は出来高を含め3000万円。球団を通じ「大変興奮しています。優勝に貢献できるように頑張ります」とコメントした。
14日に有吉との交換でDeNAから国吉、15日には加藤翔との交換で中日から加藤匠をトレードで獲得した。井口監督は「たまたま3日間のタイミングが重なった」と説明しながら「現状足りないところをしっかり補強していただいた。優勝に向けて、全員でまた1つになって頑張ろうと思います」と決意した。セットアッパー、捕手、先発と補強ポイントを埋め、逆転優勝への態勢を整えた。
中日からロッテにトレード移籍した中日加藤匠馬捕手(29)、DeNAからロッテにトレード移籍した国吉佑樹投手(29)が16日、ZOZOマリンで同時に入団会見した。主な一問一答は以下の通り。
中日からロッテにトレード移籍した中日加藤匠馬捕手(29)、DeNAからロッテにトレード移籍した国吉佑樹投手(29)が16日、ZOZOマリンで同時に入団会見した。
「加藤バズーカ」と呼ばれる強肩が武器の加藤は「僕のアピールポイントは肩の強さだと思うので、まずは盗塁、走ってきたら、全部刺すくらいの気持ちで、準備して、ディフェンス面からアピールしていきたいです」と決意。最速161キロの直球とカットボールでねじ伏せる国吉は「ストレートを軸にしっかり力で押していくスタイルが、僕の持ち味だと思うので、マリーンズでも継続していきたいです」と意気込んだ。
ロッテの印象について、加藤は「ファンの方の応援がすごいイメージがあって、そのようなファンの人達に応援されるような選手になりたいと思います」と話し、国吉は「ファンの応援がすごいなという印象を持って、マリンで投げていましたし、ファンが熱いチームなので、選手もファンに後押しされて、素晴らしいチームだなという印象です」と話した。
会見に同席した井口監督は、国吉については「今セットアッパーがチーム状況の中では厳しい状況なので、その中でしっかりと益田につないでくれる、勝利に導いてくれるピッチングを期待したいです」と勝ちパターンでの起用を示唆。加藤については「田村がまだケガで離脱してる中、佐藤(都)、柿沼が頑張ってますけど、チームの防御率、盗塁阻止率がパ・リーグの中で低迷してるので、若いピッチャーが多いですから、どんどん引っ張っていって欲しいです」と期待した。
両選手ともに、17日の1軍全体練習に参加。コンディションを見極めた上で、早ければ18日の西武戦から1軍に昇格する。
中日からロッテにトレード移籍した中日加藤匠馬捕手(29)、DeNAからロッテにトレード移籍した国吉佑樹投手(29)が16日、ZOZOマリンで同時に入団会見した。
「加藤バズーカ」と呼ばれる強肩が武器の加藤は「僕のアピールポイントは肩の強さだと思うので、まずは盗塁、走ってきたら、全部刺すくらいの気持ちで、準備して、ディフェンス面からアピールしていきたいです」と決意。最速161キロの直球とカットボールでねじ伏せる国吉は「ストレートを軸にしっかり力で押していくスタイルが、僕の持ち味だと思うので、マリーンズでも継続していきたいです」と意気込んだ。
ロッテの印象について、加藤は「ファンの方の応援がすごいイメージがあって、そのようなファンの人達に応援されるような選手になりたいと思います」と話し、国吉は「ファンの応援がすごいなという印象を持って、マリンで投げていましたし、ファンが熱いチームなので、選手もファンに後押しされて、素晴らしいチームだなという印象です」と話した。
会見に同席した井口監督は、国吉については「今セットアッパーがチーム状況の中では厳しい状況なので、その中でしっかりと益田につないでくれる、勝利に導いてくれるピッチングを期待したいです」と勝ちパターンでの起用を示唆。加藤については「田村がまだケガで離脱してる中、佐藤(都)、柿沼が頑張ってますけど、チームの防御率、盗塁阻止率がパ・リーグの中で低迷してるので、若いピッチャーが多いですから、どんどん引っ張っていって欲しいです」と期待した。
ロッテは16日、新外国人選手として、昨季まで中日でプレーしたエンニー・ロメロ投手(30)の入団が決まったことを発表した。19年から2年間、中日に在籍。21試合に登板し、8勝10敗で、今季はメキシカンリーグでプレーした。推定年俸は出来高を含め3000万円。
ロメロは球団を通じ「この度、千葉ロッテマリーンズに入団できることになり、大変興奮しています。チームがより高い位置に行くために全力を尽くし、優勝に貢献できるように頑張ります」とコメントした。
ロッテは、28勝28敗8分けでリーグ4位。チーム防御率は4.10で、投手は補強ポイントの1つだった。支配下の外国人選手は野手ではマーティン、レアード、エチェバリア、投手ではハーマン、フローレスが在籍。外国人枠争いも激化しそうだ。
井口監督は「ドラゴンズで一昨年、活躍していたのは記憶していますし、今年オリンピックの予選で投げてる映像も見ながら。何とか早い段階でね、今、石川も離脱していますし、投手陣もちょっと人数が少なくなってきてますので、優勝に向けて、一緒に戦ってほしいなと思います」と期待した。
ロッテは14日に有吉優樹投手(30)と交換で名前が同じ読み方のDeNA国吉佑樹投手(29)を獲得。中継ぎを補強した「ユウキ・トレード」に続き、15日には同姓同士の加藤翔平外野手(30)と中日加藤匠馬捕手(29)の「加藤トレード」を発表した。3日連続の補強で、リーグ戦再開に向け、戦力を整えた。
ロッテが16日、千葉市美浜区のZOZOマリンスタジアムで、DeNAから移籍した国吉佑樹投手(29)と中日から移籍した加藤匠馬投手(29)の入団会見を行った。
ロッテは28勝28勝8分で4位。47年ぶりとなる勝利1位でのリーグ優勝を目指している。中継ぎとして期待される自己最速161キロの国吉は「この機会にマリーンズに移籍してきました。(求められているのは)残りの試合、できるだけ多くの勝利に貢献できるようなピッチングをすることだと思っている。精いっぱい腕を振って、リーグ優勝に向けて投げていきたい」と決意表明した。
加藤バズーカ≠ニ呼ばれる強肩が持ち味の加藤は「リーグ優勝、日本一に貢献できるように。キャッチャーとして、ピッチャー1人1人の性格やどういう球を投げるのかを自分の中で探して、ゲームでそれを出せるようにやっていきたいと思います」と新天地での抱負を口にした。
ロッテが16日に獲得を発表した元中日のエンニー・ロメロ投手(30)とは、中日時代にバッテリーを組んでおり、互いを熟知した中日コンビ≠ニしても期待される。
会見に同席した井口資仁監督(46)は「現状の補強ポイントとしてセットアッパーとキャッチャー。(国吉は)抑えの益田につないでくれて、勝利に導いてくれるピッチングを期待したい。加藤はチームの防御率、盗塁阻止率をしっかりと(やって欲しい)」とリード面の活躍も期待した。
背番号は国吉が92で、加藤が66。両選手は17日の練習からチームに合流する。
ロッテが16日、一昨年に中日でプレーしたエンニー・ロメロ投手(30)=ドミニカ共和国=の入団を発表した。
ロメロは2019年から中日に2年在籍。19年は先発で21試合に登板しして、8勝10敗で防御率4.26の成績を残した。昨季は左肩痛で登板なしのまま中日を退団。今季はメキシカンリーグのティフアナ・ブルズでプレーしていた。
身長190センチ、体重103キロの左腕で背番号は未定。球団を通じて「この度、千葉ロッテマリーンズに入団できることになり、大変興奮しています。チームがより高い位置に行くために全力を尽くし、優勝に貢献できるように頑張ります」とコメントした。
ロッテは16日、エンニー・ロメロ投手(30)の獲得を発表した。契約は今季終了までで年俸3000万円。
ドミニカ共和国出身で19年には中日で8勝も挙げた左腕は球団を通じ「チームがより高い位置にいくために全力を尽くし、優勝に貢献できるように頑張りたい」とコメント。
昨年3月に左肩のクリーニング手術を受けた影響で同年限りで中日を退団したが、今年の五輪予選には母国代表で出場。現在、防御率がリーグ最下位の投手陣の救世主として期待される。4位からの巻き返しを狙うチームは14、15日のトレード成立に続いて3日連続の補強となった。
ロッテにトレード加入した国吉と加藤がZOZOマリンスタジアムで入団会見を行った。
DeNA時代と同じ背番号92となった国吉は「パ・リーグの打者はスイングが強く、かわす投球では通用しない」と最速161キロの直球で真っ向勝負を宣言。同席した井口監督も「勝ちパターンで投げて欲しい」と期待した。
背番号66となった加藤は中日時代に「バズーカ」と称された強肩が武器で「早く投手の良さを把握していいリードしたい」と見据えた。
ロッテがトレードで獲得した前DeNA・国吉佑樹投手(29)、前中日・加藤匠馬捕手(29)が16日、ZOZOマリンスタジアムで入団会見を行った。
DeNA時代と同じ背番号92を身に付けた国吉は「ファンが熱いチーム。選手が後押しされる。パ・リーグの打者ははスイング強く、かわす投球では通用しない。パワーピッチャーとして、直球を軸に力の投球という持ち味を出したい」と話した。
新背番号66に決まった加藤は「肩の強さがアピールポイント。早く投手の良さを把握していいリードしたい」と意気込んだ。この日獲得が発表された新外国人左腕、ロメロは中日でもバッテリーを組んでいる。「真っ直ぐがいい」と知り尽くした相手の良さを引き出す自信を見せた。
会見に同席した井口監督は「国吉投手に関しては、セットアッパーは現状の中では厳しい状況なので、益田につないで勝利に導いてくれる投球を期待している。勝ちパターンで投げて欲しい。加藤に関しては田村がケガで離脱している中、佐藤、柿沼頑張ってますけど、チーム防御率パ・リーグで最下位ですので、若い投手多いので引っ張って欲しい」と期待を表わした。
東京五輪の野球日本代表の内定選手発表会見が16日、都内のホテルで行われ、24選手が発表された。
24人の内訳は投手11人、野手13人。球団別では最多は広島の5人。一方で12球団で唯一、ロッテからは代表選手が1人も選ばれなかった。
今回のチームのベースとなっている19年プレミア12でもロッテ勢は代表に選ばれていなかった。
ロッテは16日、元中日のエンニー・ロメロ投手(30)の入団を発表した。年俸は出来高払いを含め3000万円。ドミニカ共和国出身の左腕は球団を通じて「チームがより高い位置に行くために全力を尽くし、優勝に貢献できるように頑張ります」と決意を表明した。
中日には2019、20年に在籍。先発として19年は8勝10敗、防御率4.26だったが、20年3月に米国で左肩関節のクリーニング手術を実施し登板なし。同年オフに戦力外となり、今季はメキシカンリーグのティフアナ・ブルズに所属していた。最近の映像をチェックした井口監督は「中日で活躍していたのも記憶している」と、石川の離脱などで手薄になっている先発ローテの一角を任せるつもりだ。
トレードでロッテ入団が決まった前DeNA・国吉佑樹投手と前中日・加藤匠馬捕手が16日、ZOZOマリンで会見した。
有吉優樹投手とのトレードとなり、救援陣の一角を期待される国吉は「(トレードは)びっくりしました。パ・リーグは打者のスイングが速く、かわしていく投球は通用しない。どんどんストレートを投げていきたいです。マリーンズの一員として貢献したい」と真っ向勝負を予告した。
加藤翔平外野手との“加藤トレード”となり、背番号66に決まった加藤は「早く投手陣とコミュニケーションをとって、いいリードがしたいです」と意欲。新たに入団が決まった左腕のロメロとは中日時代にバッテリーを組んでおり「とても明るくていい投手。会話をしながら頑張っていきたいです」と新天地での顔合わせを心待ちにした。
会見に同席した井口監督は「(国吉は)益田につなげるセットアッパーとして勝ちパターンで投げて欲しい。若い捕手が多いので、(加藤に)引っ張っていってもらいたい」と期待。3日連続の補強については「チームの現状で足りないところを補強していただいた」とチームに感謝した。国吉、加藤は17日の練習からチーム本隊に合流する予定となっている。
ロッテは16日、元中日左腕のエンニー・ロメロ投手の入団を発表した。ロメロは球団を通じて「この度、千葉ロッテマリーンズに入団できることになり、大変興奮しています。チームがより高い位置に行くために全力を尽くし、優勝に貢献できるように頑張ります」と決意表明した。
ドミニカ共和国出身で30歳。中日には2019年〜20年に在籍し、21試合で8勝10敗、防御率4.26だった。今季はメキシカンリーグのティファナ・ブルズに在籍。レイズ、ナショナルズ、パイレーツ、ロイヤルズでのメジャー通算は137試合で4勝6敗3セーブ、防御率5.12の成績を残している。
東京五輪に臨む野球日本代表選手の発表会見が16日、都内ホテルで行われ、稲葉篤紀監督(48)が自ら24選手を発表した。
12球団では唯一、ロッテからの代表選出がなかった。
過去に田村、中村奨らが選出され、佐々木朗も185人の1次ロースター入りしていたとみられるが、最終的に0人となった。
東京オリンピックの野球日本代表「侍ジャパン」内定24選手が16日、発表された。
代表内定選手を世代別に見ると、最年長の田中将大(楽天)、坂本勇人(巨人)、大野雄大(中日)、会沢翼(広島)、柳田悠岐(ソフトバンク)の88年組が5人で最多となった。
世代別一覧は以下の通り。(数字は生まれ年度)
ロッテは16日、昨季まで中日に所属したエンニー・ロメロ投手(30)の入団が決まったことを発表した。今季終了までの契約で、年俸は出来高払いを含めて3000万円(金額は推定)となる。
米大リーグで通算137試合に登板し、2019年は中日で先発として21試合に登板し、8勝10敗、防御率4.26をマークしたが、昨季は左肩の故障で登板がなく退団。今季はメキシコリーグに在籍していた。
ロッテは交流戦を終えてから2件のトレードも成立させ、積極的に補強した。井口監督は「現状で足りないところをしっかり補強していただいた。優勝に向けて全員で頑張っていこうと思う」と話した。
トレードでDeNAから加入した国吉佑樹投手(29)と中日から加入した加藤匠馬捕手(29)が16日、ZOZOマリンスタジアムで入団会見を行った。
背番号が「92」となった国吉は、最速160キロ台の直球を武器にセットアッパーとして期待され「力で押していくスタイルが持ち味。それを継続していきたい」と意気込んだ。強肩が武器の加藤は背番号が「66」に決まり「盗塁してきたら全部刺すくらいの気持ち。守備面からまずはアピールしていきたい」と語った。
ロッテからトレードで中日に移籍した加藤翔平外野手(30)が16日、バンテリンドームナゴヤで記者会見し「ドラゴンズが優勝するために身を粉にして頑張る」と意気込んだ。背番号は「52」。得点力が課題の打線へ、カンフル剤として期待される。
与田監督は「走攻守そろった選手なので、才能を引き出せるようにしたい」と話した。18〜20日のヤクルト戦(神宮)に帯同させる予定だ。
ロッテは16日、エンニー・ロメロ投手(30)=左投げ右打ち=190センチ、103キロ=の入団が決まったと発表した。
ロメロはエミリオ ヒメネス高−レイズ、ナショナルズなどを経て、19年から中日で2年間プレー。19年には21試合に登板し8勝10敗の成績を残していた。今季はメキシカンリーグ・ティフアナ・ブルズに在籍していた。
球団を通じ「この度千葉ロッテマリーンズに入団できることになり、大変興奮しています。チームがより高い位置に行くために全力を尽くし、優勝に貢献できるように頑張ります」とコメントした。
東京五輪に参加する男子野球日本代表「侍ジャパン」代表内定24選手が16日、都内ホテルで発表された。
球団別の選出人数を見ると、広島から最多の5選手。シーズンでは最下位に低迷するが、ドラフト1位・栗林良吏投手も代表初選出となった。稲葉監督は「選手個々の能力を見てメンバー選考をした」と説明した。
次いで巨人、ソフトバンクからは3選手。阪神、ヤクルト、楽天、オリックス、西武から各2選手。中日、DeNA、日本ハムからは各1選手ずつとなった。ロッテからは選出がなかった。
代表メンバーは以下の通り。
16日に東京五輪の野球・日本代表内定選手が発表され、19年に行われた『プレミア12』で活躍した鈴木誠也(広島)、山田哲人(ヤクルト)をはじめ、20年以降に活躍し始めた平良海馬(西武)、栗原陵矢(ソフトバンク)、栗林良吏(広島)など24名の選手が選出された。
球団別では広島の5名が最多だったが、ロッテからは日本代表内定選手が残念ながら1人も選ばれなかった。ただ、ロッテにも日本代表クラス、魅力的な選手は多くいる。そのことを多くの野球ファンに知っていてもらいたい。
二塁を本職にする菊池涼介(広島)、浅村栄斗(楽天)、山田が代表に内定したが、今季からチームキャプテンを務める中村奨吾も彼らに負けないくらいのポテンシャルを持つ。今季はここまで打率.304、3本塁打、35打点、5盗塁。出塁率はリーグ3位の.416をマークするように、今季の中村は四球数もリーグ2位の44個選び、三振の数よりも四球を選んだ数が多い。4月14日の楽天戦から5月7日のオリックス戦にかけて18試合連続出塁すれば、5月9日のオリックス戦から6月2日の中日戦にかけて19試合連続出塁。5月以降、出塁していない試合は33試合中、わずかに3試合しかない。
盗塁数は5つと少ないが、走っても4月24日のソフトバンク戦では1−4の3回1死二、三塁から角中が放ったセンターへの犠飛で、センターから中継に入ったショートへの送球が乱れる間に二塁走者の中村がホームインする好走塁もあった。
守備でも二塁の守備率はリーグトップの.990。4月18日のオリックス戦では1−0の3回1死走者なしから太田椋が放った高いバウンドの打球に対し、前に突っ込みながらうまくあわせてキャッチし一塁へ送球しアウトにする好守備を見せた。
マリーンズ不動のリードオフマン・荻野貴司は安打数(82)、二塁打(18)はリーグトップを誇り、打率はリーグ2位の.309をマークする。激戦の外野手ということもあり代表内定とはならなかったが、35歳という年齢を全く感じさせないプレーを披露している。
投手も守護神・益田直也、セットアッパー・唐川侑己は代表でもその投球を見てみたかったが、代表内定とはならなかった。特に益田は20年、21年と各球団の日本人のクローザーが故障や不調に喘ぐなか、昨季はリーグ2位タイの31セーブ・防御率2.25の成績を残し、今季は開幕直後に抑え失敗があったものの、30試合に登板して0勝4敗17セーブ、防御率2.30だ。ちなみに直近2年間で日本人投手のなかでもっともセーブを挙げているのが、48セーブの益田だ。
通算556試合に登板し、145ホールド、136セーブとセットアッパー、クローザーの両方を経験するなど、実績も抜群。経験値という意味では、常に日本代表に選出されてもおかしくないだけの力を持っている。
プレミア12、東京五輪と2大会続けて、日本代表に選ばれた選手が出なかったが、安田尚憲、藤原恭大、和田康士朗、山口航輝、投手では種市篤暉、佐々木朗希、古谷拓郎、横山陸人など将来の日本代表候補は多くいる。彼らが成長したときに、日本代表でも躍動するマリーンズ戦士が見られる日が訪れるはずだ。マリーンズを多く取材する筆者にとって、東京五輪の代表内定選手がいないのは非常に残念ではあるが、国民の1人としてしっかりと侍ジャパンを応援していきたい。