わたしはかもめ2021年鴎の便り(6月)

便

6月17日

ロッテ山口航輝が巨人大竹から決勝1号2ラン、大物キラーでもアピール[ニッカン]

今度は、百戦錬磨のベテラン右腕から打った。ロッテ山口航輝外野手(20)が、17日に行われたイースタン・リーグの巨人戦で決勝の1号2ランを放った。

同点の8回2死三塁、巨人大竹のカウント2−2からの外角スライダーを右翼席に運んだ。1ボールから2球連続でスライダーを空振り。追い込まれながら、そのスライダーを逆方向に運ぶ技あり弾だった。

今季、1軍デビューし、プロ初アーチを含む4本塁打をマーク。プロ初アーチは西武高橋、2号は楽天岸、3号は日本ハム宮西、4号はソフトバンク松本と好投手が並ぶ。特技の俳句で野球ファンに名を売ったが、大物キラーでもアピールする。

開幕から1軍でプレーしたが、打率1割5分8厘、4本塁打、9打点で5月31日に出場選手登録を抹消された。イースタン・リーグでは11試合に出場し、打率2割1分9厘、1本塁打、4打点。大竹との対戦詳細は以下の通り。

[対戦詳細]
1球目:外角低め134キロのスライダーはボール
2球目:外角低め134キロのスライダーを空振り
3球目:外角低め132キロのスライダーを空振り
4球目:低め133キロのスライダーはボール
5球目:外角131キロのスライダーを2ラン

ページトップ

トレード加藤匠馬、国吉がロッテ練習初参加「勝利に貢献できるよう頑張る」[ニッカン]

中日からロッテにトレード移籍した加藤匠馬捕手(29)と、同じくDeNAからトレード移籍した国吉佑樹投手(29)が17日、ZOZOマリンで行われた全体練習に初参加した。

午前9時半の集合では円の中心に並び、1軍メンバーに挨拶。加藤は「チームの勝利に貢献できるように頑張っていきたいと思います。1日でも早くチームになじめるように頑張っていきますので、皆さんよろしくお願いします」と話した。

2人は前日にそろって入団会見を行い、加藤は背番号66、国吉は同92のユニホーム姿をお披露目。それぞれキャッチボールや遠投、ストレッチなどで汗を流した。

ページトップ

選手会、代理人制度の実用性高めるアンケート、1週間3回移動改善も求める[ニッカン]

日本プロ野球選手会は17日、日本野球機構(NPB)と事務折衝を行った。

00年から導入された代理人制度の実用性を高めるため、球団に提出するアンケートへの今月までの回答を要望。1週間で2連戦×3カードで3回の移動が伴う日程編成や、ナイター翌日に行われる土曜日のデーゲームが午後2時開始が多いことへの改善も求めた。出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化させる制度の現役ドラフト(仮称=ブレークスルードラフト)はこの日は話し合わなかった。森忠仁事務局長は「球団側が今年もコロナの状況なのでやるのは厳しいと言っているが、できるだけ早くやりたいので、話し合いはさせてもらいますという状況。ある程度去年の段階で決まっていた時期とかは白紙でもいいのかなと思っている」と話した。

ページトップ

「逆に言えばいい調整期間」、ロッテ12球団唯一代表ゼロも井口監督[ニッカン]

ロッテが代表ゼロを逆手に取る。

リーグ戦再開に向けてZOZOマリンで全体練習。前日発表された東京五輪の侍ジャパンには、12球団で唯一選出がなかった。井口資仁監督(46)は「選手に経験させてあげたい思いはあったので残念ですけど、逆に言えばいい調整期間になる。調整にするかキャンプみたいにするか(最善を)考えていきたい」と、五輪期間を有効活用する考え。休養を取れると考えれば、前半戦残り1ヶ月はシーズン終盤の感覚で総動員で戦える。同い年のヤクルト村上の最年少代表入りを見届けた安田尚憲内野手(22)は「尊敬します。僕は1打席1打席をしっかりやって、試合に出られるように頑張っていかないと」。地に足を着けて、ペナントレースに全力を注ぐ。

ページトップ

ロッテ岩下大輝「最少失点でいければ」、リーグ再開18日西武戦で先発[ニッカン]

ロッテのリーグ戦再開は岩下大輝投手が先陣を切る。

メットライフドームでは4月29日に6回4安打2失点で白星を挙げている。西武には0.5ゲーム差で追われており「足を使われたら苦しくはなるんですけど、どちらかというと長打を絡められる方が厳しい。切れるところを切って最少失点でいければ」と話した。

ページトップ

ロッテ、キャリーケース付きリモート応援チケットプラス販売[ニッカン]

ロッテは6月22日ソフトバンク戦から7月7日同対戦までの主催8試合を対象に「Marinesキャリーケース」付きリモート応援チケットplus(プラス)の販売を開始したと17日、発表した。

リモート応援チケットplusは、本来は来場者限定で配布している観戦グッズや公式ファンクラブ会員限定ピンバッジなどを特典にしたリモート応援チケットに、さらに限定グッズを追加したもの。

詳細は以下の通り。

広報室は「Marinesキャリーケースは軽くて使い勝手のいい大きさのキャリーケースです。本体やキャスター、内装などパーツそれぞれにマリーンズ要素を詰め込んでいますが、主張しすぎず、様々なシーンで使いやすいデザインに仕上がっていますので、この機会にぜひゲットしてください」とコメントした。

ページトップ

ロッテ・唐川が登録抹消、首痛のため[サンスポ]

ロッテの唐川が17日、首痛のために出場選手登録を外れた。10日を最後に登板がなかった。今季は29試合に登板して4勝2敗、防御率1.88で、ホールドと救援勝利を合わせたホールドポイントは両リーグ最多の23をマークしている。

ページトップ

ロッテ、巻き返しへ、井口監督「突っ走れる状況」[サンスポ]

ロッテは交流戦終了後に2件のトレードと元中日のロメロ獲得で首位と3.5ゲーム差の4位からの巻き返しへ戦力アップした。17日のZOZOマリンスタジアムでの練習はDeNAから移籍した国吉、中日から加入の加藤が合流し、活気があった。

東京五輪の開催で7月19日から8月12日までシーズンが中断する。井口監督は「突っ走れる状況。何とか総動員で最後の1ヶ月だというぐらいに思ってやっていきたい」と言葉に力を込めた。

ページトップ

ロッテ・岩下「最少失点でいければ」18日西武戦に先発[サンスポ]

18日の西武戦(メットライフ)で先発するロッテ・岩下大輝投手(24)が、リーグ戦再開初戦の登板に向け「できるだけ(西武打線の)切れるところを切って、粘れるところをしっかり粘って最少失点でいければいいと思います」と5月19日のオリックス戦(京セラドーム)以来となる5勝目(4敗)を目指す。

4月29日の西武戦(メットライフ)に先発し、6回を6安打2失点で白星。だが「野手が助けてくれたイメージがある。そこまで油断できる相手ではないので、しっかり自分の投球ができれば」と気を引き締めた。

交流戦を終え、ロッテは28勝28敗8分で3位から4位になった。西武は26勝27敗12分で5位。わずか0.5ゲーム差だけに、5位へ転落しないためにも3連戦の1試合目に先勝したい。

ページトップ

ロッテ・安田が居残り練習「全てがバッティングと守備につながっている」[サンスポ]

ロッテ・安田尚憲内野手(22)が17日、千葉市美浜区のZOZOマリンスタジアムで、全体練習後に森脇浩司野手総合兼業内野守備コーチ(60)とマンツーマンの居残り練習を行った。

重心を落とした状態で同コーチの転がした球を1球ずつ丁寧に捕球するなどして「全てがバッティングと守備につながっていると教わっています」と下半身を中心に強化した。

4年目の今季は開幕から48試合続けて、4番でスタメン出場。打率が.213まで下がり、5月27日の阪神戦(甲子園)でスタメンを外れた。

その後、スタメンと代打が続いて、6月8日のヤクルト戦(ZOZOマリン)から6試合連続でスタメン出場中。8日から5試合連続安打を放つなど、打率は.242まで戻ってきた。

現在は6番で今季6本塁打。左の大砲として期待される22歳は「1日1日、必死にやるだけかなと思っています。1試合1試合、しっかりアピールしていかなきゃいけない」と目の色を変えた。

ページトップ

プロ野球選手会、代理人制度改善へ協議要望、日程緩和も求める[サンスポ]

日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が17日、オンラインで行われ、選手会が代理人制度の改善や試合日程の緩和へ向けた協議を要望した。

選手会は代理人制度について12球団にアンケートを行う予定で、森忠仁事務局長は「代理人制度は2000年から行われているが、20年も変わっていない状況。調査結果を基に、もっと使いやすい制度がつくれれば」と話した。

日程については、短期間で移動を繰り返すスケジュールを組まないことや、ナイター翌日のデーゲームの開始時間を遅らせることなどを求めた。

ページトップ

トレードでロッテ入団の国吉、加藤が練習でチーム初合流[サンスポ]

ロッテが17日、千葉市美浜区のZOZOマリンスタジアムで練習を行い、トレードでDeNAから移籍した国吉佑樹投手(29)と、同じくトレードで中日から移籍した加藤匠馬投手(29)がチームに初合流。両選手は午前9時半の練習開始時に新しいチームメートに挨拶し、新天地で始動した。

強肩が持ち味の加藤は早速、キャッチボールで勢いのある球を投じた。18日からリーグ戦が再開し、28勝28敗8分で4位のロッテは敵地で西武と3連戦を行う。西武はリーグトップの49盗塁で、ロッテ戦で実に20盗塁と走りまくっている。

捕手の江村が15日に出場選手登録抹消。井口資仁監督(46)は加藤の起用について「どうでしょう」と明言を避けた。新戦力の出場選手登録は未定だが、長所を発揮して西武快速≠ノ歯止めをかけたいところだ。

ページトップ

ロッテ、リモート応援チケットplusの販売開始、6月22日からの主催8試合[サンスポ]

ロッテは17日、6月22日のソフトバンク戦(午後5時45分、ZOZOマリン)から7月7日ソフトバンク戦(午後6時、ZOZOマリン)までの主催公式戦8試合を対象に「Marinesキャリーケース」付きリモート応援チケットplus(プラス)の販売を開始したと発表した。

リモート応援チケットplusは、ZOZOマリンへ来場できない人にも応援している気分をより一層楽しんでいただけるよう、本来は来場者限定で渡している観戦グッズや公式ファンクラブTEAM26会員限定のピンバッジなどを特典内容としたリモート応援チケットに、限定グッズをさらに追加したもの(※本券で試合中継の視聴はできない)。詳細は次の通りです。

ページトップ

選手会、NPBに代理人制度改善へ協議要望、ハードな日程回避も[スポニチ]

日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が17日、オンラインで行われ、選手会が代理人制度の改善へ向けた協議を要望した。

選手会は代理人制度について12球団にアンケートを行う予定で「00年から20年も変わっていない。もっと使いやすいものにしたい」と森忠仁事務局長。 また、短期間で移動を繰り返す日程を組まないことや、ナイター翌日のデーゲームの開始時間を遅らせることなども求めた。

ページトップ

ロッテ、唐川首痛で抹消、ハーマンはフリー打撃に登板し回復証明[スポニチ]

ロッテは17日、唐川侑己投手が出場選手登録から抹消された。午前中に本拠地で行われた全体練習には参加していた。

今季はここまで29試合に登板し、防御率1.88をマークしているセットアッパー。交流戦ラスト3試合となった巨人戦は、上半身のコンディションを理由に登板を回避していたが、井口監督は「来週になればいけると思う」と話していた。

一方で、腰痛で離脱中のハーマンはフリー打撃に登板。途中、安田の打球を体に受けるアクシデントもあったが、その後も投球を続け、状態に問題がないことを証明した。

また、この日からDeNAから移籍してきた国吉と、中日から移籍してきた加藤が練習に合流。リーグ再開となる18日の西武戦について、指揮官は「まあ(国吉は)6、7回で起用したいと考えているけれど、体の状態のこともあるので、トレーナーなどの報告も聞きたい」と出場登録の可否について慎重だった。

ページトップ

ロッテ、キャリーケース付きリモート応援チケット発売[スポニチ]

ロッテは22日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)から7月7日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)までの主催公式戦8試合を対象として「Marinesキャリーケース」付きリモート応援チケットplus(プラス)の販売を開始したことを発表した。

リモート応援チケットplusは球場に来られないファンにも応援している気分をより一層楽しんでもらえるように、来場者限定で贈呈している観戦グッズや公式ファンクラブTEAM26会員限定のピンバッジなどを特典内容としたリモート応援チケットに、限定グッズをさらに追加したものとなる。

対象試合は6月22日〜24日ソフトバンク戦、7月2日〜4日楽天戦、7月6日、7日ソフトバンク戦(ZOZOマリンスタジアム。

球団広報室は「Marinesキャリーケースは軽くて使い勝手の良い大きさのキャリーケースです。キャリーケース本体やキャスター、内装などパーツそれぞれにマリーンズ要素を詰め込んでいますが、あくまで主張しすぎず様々なシーンで使いやすいデザインに仕上がっていますので、この機会にぜひゲットしてください」とコメントしている。

ページトップ

9回打ち切りで引き分け数激増、投手の「引き分け」に注目を…記録記者が見た[報知]

プロ野球は18日にリーグ戦を再開する。今季は9回打ち切りで開催され、380試合を終えた17日現在で引き分け試合が大幅に増加。セ・パ両リーグ計720試合だった昨年の40試合をすでに49試合と上回り、リリーフ投手には激務の日々だ。この異例のシーズンで何をクローズアップするべきか。本紙記録担当が「迫る」−。

今年のプロ野球は新型コロナウイルス感染拡大を受けた営業時間短縮要請に対応するため、延長戦を行わずに9回打ち切りで開催。その影響から引き分け試合が大幅に増えている。昨年はセ・パ両リーグ計720試合のうち40試合だった引き分けが、今年は17日現在の380試合で早くも昨年を上回る49試合。交流戦だけでも、1チーム24試合制で行われた12年と並び最多の11試合あった。

同点で終了した試合の最後に投げた両チームの投手には「引分」が記録される。あまり目にする機会のない数字だが、昨年はヤクルトの石山が8度で両リーグ最多。それが今年は松井(楽)、三嶋(D)、栗林(広)の3人がすでに8度ある。過去にシーズンで最も引き分けが多かった投手は78年と80年の江夏豊(広)、82年の牛島和彦(中)、12年の藤川球児(神)で11度だから、今年は最多記録が更新されるかもしれない。

13日の試合では栗林と松井が、ともに同点の9回から登板。ところが引き分けに持ち込めなかった。栗林はデビュー23試合目に初めて失った1点でサヨナラ負け。松井もセの首位を走る阪神打線に勝ち越しを許して負け投手となっただけに、1点も与えられない場面で好投を続けるのは難しい。過去に11度の引き分けを記録した3人で、追いつかれることなく同点のまま引き分けに持ち込んだ試合は、江夏が78年5度、80年7度。牛島と藤川ともに9度。抑え投手ながら2イニング以上を投げるのが当たり前だった江夏と一概に比較はできないものの、いずれもチームにとっては価値のある引き分けだ。

中継ぎ投手は登板中に同点を維持した場合、チームが敗れても「ホールド」が与えられる。ただし同点のまま試合の最後に投げた投手には記録されない。抑え投手は勝った試合のみ一定の条件を満たせば「セーブ」が付くが、同点のまま負けなかった試合もチームに貢献しているのは間違いない。今年は9回打ち切りで引き分け試合が多い異例のシーズンとなり、リリーフ投手にとっては厳しい場面での登板が増えているだけに「ホールド」と「セーブ」のタイトルに直結する数字だけではなく、もっと投手の「引分」が注目を集めてもいいのではないだろうか。

ページトップ

22日からの主催公式戦8試合を対象に「Marinesキャリーケース」付きリモート応援チケットplusを販売[報知]

ロッテは17日、22日〜7月7日までの主催公式戦8試合を対象に「Marinesキャリーケース」付きリモート応援チケットplus(プラス)の販売を開始したことを発表した。

同チケットは球場に来れないファンにも応援している気分をより一層楽しんでもらうために、来場者限定で配布している観戦グッズや公式ファンクラブTEAM26会員限定のピンバッジ等が付いている普段のリモート応援チケットに、限定グッズをさらに追加したもの。

対象試合は22日〜24日ソフトバンク戦、7月2日〜4日楽天戦、7月6日〜7日ソフトバンク戦で価格は1万8000円(税込み)、送料別途1020円。 球団広報室は「Marinesキャリーケースは軽くて使い勝手の良い大きさのキャリーケースです。キャリーケース本体やキャスター、内装などパーツそれぞれにマリーンズ要素を詰め込んでいますが、あくまで主張しすぎず様々なシーンで使いやすいデザインに仕上がっていますので、この機会にぜひゲットしてください」とコメントした。

ページトップ

ロッテ・井口監督、侍選出なし「残念」も前向き「いい調整期間に」[デイリー]

ロッテ・井口資仁監督(46)は17日、東京五輪の野球日本代表選出が12球団で唯一、0人だったことをプラスに捉え、リーグ戦再開後も優勝へ突っ走る意欲を示した。

ZOZOマリンでの1軍練習後。報道陣に応対した指揮官は、侍ジャパン内定選手がゼロだったことについて問われ「えっ、そうなんですか」と笑って冗談めかした後、「やっぱり選手に経験はさせてあげたい思いはあったので、残念ですね」と本音を明かした。

ただ、五輪でリーグ戦が中断する約1ヶ月間はチーム全員で過ごすことができる。「いい調整期間になるとね。色々考えていきたい」とニヤリ。首位・楽天との3.5ゲーム差を詰めて中断期間に入り、リーグ優勝へ向けて一丸となる。

ページトップ

選手会が代理人制度改正を要望、NPBと事務折衝[デイリー]

日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が17日、行われ、選手会側は現在の代理人制度について、選手が利用しやすい制度改正への議論を要望した。

まずは各球団側へのアンケートを実施し、その結果を基に7月の選手会総会などで具体的な要望をまとめていく考えだ。また、金曜日のナイター後の土曜日に行われるデーゲームに関し、現在主流の14時開始を15時開始として選手の負担軽減を求めていくなどの方針も示した。

ページトップ

ロッテ井口監督、五輪代表選出ゼロに「経験させてあげたい思いはあった」[デイリー]

ロッテ・井口資仁監督(46)は17日、東京五輪の野球日本代表選出がゼロだったことをプラスに捉え、リーグ戦再開後、首位取りへ突っ走る意欲を示した。

ZOZOマリンでの1軍練習後、報道陣に応対した指揮官は12球団で唯一、内定選手がゼロだったことについて問われ「えっ、そうなんですか」と笑い、冗談めかした後「やっぱり選手に経験はさせてあげたい思いはあったので、残念ですね」と本音を明かした。

ただ、前向きに捉えている。五輪期間で中断中の7月中旬からの約1ヶ月について「逆に言えばいい調整期間になるとね。色々考えていきたい」とニヤリ。チーム戦術など、全選手が後半戦に向けて一丸となっていける強みを明かした。

ページトップ

ロッテ、トレード加入の加藤匠馬&国吉佑樹が1軍練習に初参加[デイリー]

中日からトレードで入団した加藤匠馬捕手と、DeNAから入団した国吉佑樹投手が17日、ZOZOマリンスタジアムで行われた1軍練習に初参加した。

国吉は「92」の、加藤は「66」の練習着を着用。円陣の前で国吉、加藤ともに挨拶。加藤は「チームの勝利に貢献できるように、1日でもチームになじめるように頑張ります」とスピーチし、チームメートから拍手で迎えられた。

国吉もキャッチボールなどを行い、調整。18日からの西武3連戦に向けて井口監督は「3連戦であれば、まず頭を取って、しっかり(カードを)勝ち越していくことを目指して、オリンピック期間までしっかりと戦っていきたい」と決意をのべた。

ページトップ

ロッテ「Marinesキャリーケース」付きリモート応援チケットplus発売[デイリー]

ロッテは17日、ZOZOマリンスタジアムで行われる6月22日ソフトバンク戦(17時45分試合開始)から7月7日ソフトバンク戦(18時試合開始)までの主催公式戦8試合を対象として「Marinesキャリーケース」付きリモート応援チケットplus(プラス)の販売を開始したと発表した。

リモート応援チケットplusはZOZOマリンスタジアムに来場できない人にも応援している気分をより一層楽しんでもらうことを目的にしている。本来は来場者限定で渡している観戦グッズや公式ファンクラブTEAM26会員限定のピンバッジ等を特典内容としたリモート応援チケットに、限定グッズをさらに追加したもの。

「Marinesキャリーケース」付きリモート応援チケットplusの詳細は次の通り。

ページトップ

「シーズン最後の1ヶ月のように」、ロッテ井口監督が重視する“五輪前ダッシュ”[Full-Count]

プロ野球は3週間続いた交流戦が幕を下ろし、18日から再び同一リーグでの対戦が始まる。2年ぶりの開催となった今季は、オリックスが阪神を1.5ゲーム差でかわして初優勝。一方、2005年のスタートから交流戦はパ・リーグの独壇場だったが、セ・リーグ球団が大健闘を見せ、2009年以来12年ぶりに勝ち越しを決めた。

井口資仁監督率いるロッテは、惜しくも8勝9敗1分けと交流戦を負け越した。3カード目の敵地・中日3連戦で連日接戦を展開。1点差ゲームを2試合落とし、1試合は引き分けと、白星を飾れなかったことが響いた。また、ここへ来て投手陣が続けざまに離脱。先発ローテの軸として期待されていたベテラン石川歩投手は右肘関節クリーニング手術を受け、全治3〜4か月の見込み。勝ちパターンを繋ぐハーマン投手が腰痛で離脱、唐川侑己投手も状態を落としたことが響いた。

もちろん、プラス要素もある。打線は変わらずマーティン外野手とレアード内野手のバットが好調で、1番・荻野貴司外野手、3番・中村奨吾内野手も打率3割超え。角中勝也外野手も本塁打こそ出てはいないが、打率3割&出塁率4割を超える活躍ぶりだ。

パ・リーグでの順位はオリックスに追い抜かれて4位となったが、首位・楽天から5位・西武まで4ゲーム差という超混戦模様。18日から再開するリーグ内での争いに、井口監督はどんな想いで臨むのか。連載シリーズ第5回は、交流戦で得た刺激、東京オリンピック開催前までの期間、1軍デビューを果たした佐々木朗希投手などについて語る。


2年ぶりの交流戦が終了しました。セ・リーグ6球団と18試合を戦い、勝ち越しはならず。結果には全く満足していませんが、大いに刺激を受ける期間だったと思います。

交流戦と言えば、これまでパ・リーグが強いイメージがあったと思います。ですが、今年のセ・リーグは勢いのあるチームが多かった。その中でマリーンズは石川が手術を受け、ハーマンが抜け、唐川も状態がよくなかったため、後半は投手陣が戦力ダウンしてしまいました。野手でもエチェバリアの怪我もあり、苦戦を強いられてしまいました。

◇目を見張ったセ若手打者の勢い「安田にはいい刺激になったのでは」

久しぶりに公式戦でセ・リーグ球団と対戦し、今まで見た中でも今年はどのチームも打線に活気があると感じました。やはりタイガースだったらルーキーの佐藤輝明選手。ヤクルトでは村上宗隆選手にも1発打たれましたし、ジャイアンツの岡本和真選手には初戦1本、2戦目には2本もスタンドに運ばれた。主砲にしっかり打たれると、なかなか試合には勝てません。

同年代の活躍を目の当たりにして、安田(尚憲)にはいい刺激になったのではないかと思います。一時期調子を落としていましたが、ここへ来て上向いているところなので、自分も負けていられないという気持ちが沸いてきたのではないかと思います。

春先の練習試合やオープン戦を除けば、セ・リーグの試合や選手は実際に見ることができません。今回の交流戦を終え、改めていい選手がでてきたなと思いますし、他にも手本になる選手がたくさんいる。他の選手達にとっても、またチームとしてもいい刺激をもらった交流戦期間になったと思います。

投手陣では、5月に(佐々木)朗希が1軍デビューし、ここまで3試合を投げました。毎試合、球数やイニングを少しずつ伸ばしながら、投球内容やマウンド捌きなど成長している様子が皆さんにも伝わっているのではないでしょうか。本人も自信を深めながらウイニングショットを投げている。しっかり調整しながらマウンドに上がることができています。現時点では10日間の調整期間で進んでいますが、オールスター以降はどのくらいの間隔で投げられるのか、今から期待するところですね。

ここまで前半戦は接戦が多かったので、中継ぎに負担が掛かってしまいました。その結果として、ハーマンや唐川の不調に繋がってしまった部分は否めません。交流戦後にトレードでDeNAから国吉佑樹投手を獲得しましたが、ブルペンの厚みを増すためにも、先発からの配置転換も考えるなど柔軟に対応していく予定です。

5月には、ドラフト1位左腕の鈴木(昭汰)に一時期、中継ぎを経験させました。長いイニングを好投してくれるのですが、1イニングだけボールが高く浮き、失点が重なってしまうなど、もったいない投球が多かった。これは若い投手にはよくあることなので、中継ぎで短いイニングの中でしっかりボールとストライクを投げ切るピッチングを意識してもらいたい意図がありました。もちろん、これから先発で起用していく予定です。無駄をなくせばもっともっと勝てるピッチャーだと感じています。

◇五輪前の約1ヶ月間に猛ダッシュ「あまり先を見ずに、まずはオールスターまで」

打線はマーティンとレアードの両外国人がしっかり機能してくれました。荻野、中村奨、角中も調子がいい。盗塁数、本塁打数ともにリーグ上位にいますし、去年はほとんどいなかった3割打者もいる。ここからの強化ポイントを挙げるとすれば、6番以降の下位打線ですね。ここを繋げば、走者を溜めて好調の上位へ回せる。そこが課題でしょう。

ただ、交流戦では先制点を許して、追いかける展開がほとんどでした。7回以降には諦めずに点を取れているので、そこは自信を持ちつつ、初回から攻勢を仕掛けられれば、もっと楽な試合展開に持っていけるはずです。去年からの課題ではありますが、マリーンズの打線は初対戦のピッチャーに苦戦する傾向があります。どちらかというと追い込まれてから勝負する打者が多い上に、交流戦では初対戦のピッチャーが多く後手後手に回ってしまった。ここはチームの課題として、ファーストストライクに対して積極的な姿勢を持ち続けるよう意識付けしたいと思います。

交流戦と言えば、甲子園で開催された阪神戦では、鳥谷敬が2年ぶりの古巣でタイムリーヒットを打ちました。観客数が限られてはいましたが、熱い応援の中、タイムリーを打てるのはさすが。両チームのファンが期待していたと思いますし、それにしっかり応えてくれました。

18日からはパ・リーグでの戦いが再開します。今回は7月23日に開幕予定の東京オリンピックまで約1ヶ月という期間。オリンピックで一時中断するので、そこまではシーズ最後の1ヶ月くらいの感覚で、全力で戦い抜きたいと思います。あまり先を見ずに、まずはオールスターまで。

ここからは蒸し暑さとの戦いにもなりますが、室内練習場をうまく使いながら、質の高い練習を意識したいと思います。去年は室内練習を増やした結果、振り込む量が減り、終盤に打線が失速してしまいました。今年は質と量のバランスを考えながら、しっかり指導していきたいと思います。

6月を迎え、選手達は疲れが溜まり始める時期です。なので、18日までの小休止でうまく疲れを取りながら鋭気を養い、西武3連戦からいい再スタートを切って前半戦を戦い抜きます。

ページトップ

「セカンドフライで本塁生還」専門家が解説するロッテ・マーティンの走塁テク[Full-Count]

◇ヤクルトで活躍、ソフトバンクでコーチも務めた飯田哲也氏が解説

交流戦も終了し、まもなくリーグ戦が再開する。ロッテのレオネス・マーティン外野手の献身的なプレーが交流戦で随所に見られた。走者の時は次の塁を狙い、外野守備の時は次の塁を許さない。“先を読む”プレーが続出。ヤクルト黄金期のリードオフマンで外野守備走塁コーチも務めた野球解説者・飯田哲也氏は「外国人選手に教えてもなかなかできないプレー」とその真意を解説した。

「次の塁を狙ってやろうっていう姿勢、隙があれば行ってやろうっていう気持ちの表れですね」。

飯田氏が走塁チェックした場面は5月28日のロッテ-広島(ZOZOマリン)の5回1死二、三塁。マーティンは三塁走者だった。レアードの打球は高々と舞い上がり、上空の風に煽られながら、二塁の後方へ。広島の二塁手・安部が体勢を崩してキャッチした瞬間、タッチアップを試みて、生還したのだった。

「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeでは「[神走塁]マーティン『セカンドフライで本塁生還』」と題して、動画を公開している。

「安部選手の捕球体勢が悪いというか、送球しにくいということを頭に入れて、スタートを切った。普通のランナーや、次の塁へ進む意欲のない走者なら、ハーフウェイして、戻るだけです。でも、マーティンは『隙はないかな』と思って、プレーをしていますね」。

集中力の高さを感じさせるプレーだった。過去に飯田氏がソフトバンクのコーチ時代に同じようなことを感じた選手がいた。

「グラシアルもそうですね。日本に来る外国人は打つだけという選手もいる。こういう外国人を獲得しているロッテが接戦に強いのが分かります。強いチームは走塁がしっかりしているイメージ。ソフトバンク、ロッテなど強いチームはそういう選手がいる印象です」。

飯田氏の現役時代はヤクルトのジャック・ハウエルが集中力の高い選手だったという。打った瞬間から全力疾走で、野球を真正面から真剣に取り組んでいた姿が忘れられない。ファンからも好感が持てたのはマーティンと同じだろう。

「監督やコーチの立場から『次の塁を狙いなさい』と全員に言います。でも、できるかどうかは意欲と技術が必要です。説明して『わかった』と言うけれど、外国人選手に教えてもなかなかできないプレー。実際にできる選手は少ないですね」。

本塁打でリーグトップを走るマーティンだが、先を読む“足”と頭脳にも注目だ。

ページトップ