ソフトバンクが追いついて引き分けた。0−1の3回2死から松田が8号ソロ。救援3投手は走者さえ許さなかった。ロッテは1回に角中の適時二塁打で1点を先制し、鈴木は6回1失点と好投したが、援護できなかった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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福岡ソフトバンク | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
千葉ロッテ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
ロッテはソフトバンクに引き分け、5位西武とゲーム差なしの4位に上がった。
守備面で明るい材料がそろった。ドラフト1位鈴木が約3週間ぶりの先発で6回1失点の粘投。腰痛で離脱していたハーマンは、1ヶ月ぶりの登板で7回を3者三振切り。さらに左大腿二頭筋肉離れから復帰した田村は2ヶ月ぶりの1軍で、代打に立ち8回からマスクをかぶった。
正捕手の復帰に、井口資仁監督は「しっかり守ってました。明日以降、先発も含めて(考える)」と話した。
東京五輪日本代表を応援する「結束!侍ジャパンナイター」として開催され、00年シドニー五輪に出場したロッテOB黒木知宏氏(47)が始球式を務めた。
名物うぐいす嬢の谷保恵美さんに名前をコールされ、リリーフカーに乗って登場。ワイシャツ、ネクタイの上からJAPANのユニホームを着用し、マウンドの手前に立って、軽めながらしっかりした球筋の投球を見せた。
「2010年の日本シリーズ第3戦以来、2回目の始球式を経験をさせていただきました。レジェンドOBとして呼んでいただけて光栄です。スタンドから『ジョニー!』と声援をもらえたのが嬉しくて手を振りかえしました。観衆の前で投げることも、試合前の緊張を感じることも久しぶりでした。日の丸をまとった重みで足が震えるほど緊張しました。五輪代表は短期決戦で結果を出す必要があり、国際大会は何が起きるかわからない。ストレスのかかる1ヶ月になると思うので、プレッシャーに打ち勝ってパフォーマンスを発揮するためにも、しっかりと準備をすることが重要です。全力で応援してます、頑張ってください!」とコメントし、侍ジャパンにエールを送った。
ロッテ佐々木朗希投手が24日のソフトバンク戦に先発する。自己最長の6回を1失点に抑えた前回ヤクルト戦から、中13日での登板。4年連続日本一の強敵に初めて対峙する。
「パワーのある打者が多いですし、足のある打者も多い。両方警戒しながらやっていきたいなと思います」。ZOZOマリンでの先発は3度目となり、本拠地初勝利がかかる。
ロッテは7月7日ソフトバンク戦(ZOZOマリン)の始球式を、元おニャン子クラブのタレント渡辺美奈代(51)が行うと23日、発表した。
球団オフィシャルスポンサーである中央建設株式会社の、オフィシャルアドバイザーを務めている。当日は同社の冠協賛試合イベント「渡辺美奈代&中央建設 七夕スペシャルナイター」のファーストピッチセレモニーとして、午後5時35分ころから始球式が行われる。
球団を通じて「大きな愛のこもった374(ミナヨ)キロのボールを投げます!皆さん、受け止めてください」とコメントした。
日本野球機構(NPB)は23日、東京オリンピック(五輪)期間中に有観客のエキシビションマッチを行うと発表した。
7月27日から8月10日までの計58試合。無観客試合も9試合あるが、感染状況や自治体の指針に従い、観客を入れる。五輪の開催に影響しないよう、五輪会場となる首都圏と札幌市以外の本拠地球場を中心に日程を組み、一部地方球場で開催される。侍ジャパンが1次リーグ初戦を正午から行う予定の7月28日はナイター開催、決勝が行われる8月7日はカードを組まないなど五輪に配慮している。同一リーグの対戦はなく、イニングなども両チームで協議し、特別ルールも可能にする方針だ。
日本野球機構(NPB)は東京オリンピック(五輪)開催に伴う特例措置として、今季は8月31日まで支配下登録期限を延長することを23日、示した。
野球協約第108条(譲渡可能期限)では7月31日までとされているが、五輪期間中に中断期間を挟むため、期限を延ばした。新外国人の獲得、トレード、育成選手の昇格などが8月末まで可能となる。12球団で開幕前の実行委員会で五輪が開催されれば期限が延びることを確認していたという。
ロッテのドラフト1位新人、左腕の鈴木は6回1失点と力投した。切れのある球で6三振を奪い、失点は3回のソロだけ。勝敗は付かなかったが、4月25日にプロ初勝利を挙げたソフトバンク相手に再び好投し、「しっかりと自分の投球ができて試合はつくれた」と満足そうだった。
1年目ながら先発、救援の両輪でチームを支える。前回登板した4日はDeNA打線に3回5失点と打ち込まれたが、2軍調整を経て復調を印象づけた。
ロッテで活躍し、2000年シドニー五輪に出場した黒木知宏氏が始球式を行った。東京五輪開幕を1ヶ月後に控え、野球日本代表の応援機運を高めるため「結束!侍ジャパンナイター」として開催された試合。代表のユニホームを着用して力強い球を投じた黒木氏は「日の丸をまとった重みで足が震えるほど緊張した」と話した。
代表選手に向けては「ストレスの掛かる1ヶ月になると思う。プレッシャーに打ち勝つためにしっかり準備することが重要」と、経験を踏まえてエールを送った。
左太腿裏肉離れで4月下旬から離脱していたロッテ・田村龍弘捕手(27)が、1−1の7回2死から代打で登場した。41試合ぶりの出場は空振り三振に終わったが、観衆の拍手を浴びて8回から守備に就いた。
田村は4月27日の西武戦(メットライフ)で、本塁へ滑り込んだ際に左足を負傷。翌28日に出場選手登録を抹消された。
その後、イースタン・リーグ6月5日の楽天戦(ロッテ浦和)で実戦復帰し、7試合に出場して1軍昇格へ準備。同23日に2ヶ月ぶりに出場選手登録され、チームに合流していた。
ロッテ・角中勝也外野手(34)が18日からのリーグ戦再開後、初安打を放った。「4番・DH」でスタメン出場。1回2死二塁で、ソフトバンク先発・東浜から先制の左越え適時二塁打を放った。
13日までの交流戦では全18試合にスタメン出場し、通算打率.350(60打数21安打)をマーク。だが、18日からの西武3連戦(メットライフ)は通算8打数無安打で22日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)は4打数無安打と沈黙していた。リーグ戦再開後、5試合目の初安打だった。
24日のソフトバンク戦でプロ4度目の先発に臨むロッテ・佐々木朗希投手(19)が、ソフトバンク・柳田悠岐外野手(32)について「パワーのあるバッターだと思うので、自分のできることを精一杯やりたいなと思います」と球界を代表するスラッガーとの初対決に意欲をみせた。
1軍デビューしたプロ2年目の今季は3試合に先発し、1勝0敗で防御率3.38の成績を残している。初登板のソフトバンクは4年連続日本一の強敵。「相手どうこうというより、まずは自分のピッチングをした上でだと思うので。まずは自分のパフォーマンスを発揮できたらなと思います」と自然体で臨む。勝利投手になれば、本拠地ZOZOマリン初白星となる。
左太腿裏肉離れで4月下旬から戦線離脱していたロッテ・田村龍弘捕手(27)が、2ヶ月ぶりに出場選手登録されてチームに合流した。
4月27日の西武戦(メットライフ)で、本塁へ滑り込んだ際に左足を負傷。イースタン・リーグ6月5日の楽天戦(ロッテ浦和)で実戦復帰し、7試合に出場して1軍昇格に備えていた。
背番号32が悪戦苦闘しながら前進。ロッテ・田村龍弘捕手(27)が左太腿裏肉離れで4月28日に出場選手登録を外れた。正捕手が離脱して以降、捕手陣で最も多くスタメン出場しているのが、大卒2年目の背番号32、佐藤都志也捕手(23)。21試合でスタメンマスクをかぶっている。
「この現状で自分がマスクをかぶらせてもらっているということは、要じゃないですけど、キャッチャーというポジションは勝敗を左右するポジションなので、自分がへこんでいても駄目です」。
5月16日の西武戦(ZOZOマリン)では令和の怪物″イ々木朗のプロ初登板でバッテリーを組んだ。その後、田村に続いて捕手の柿沼が特例2021対象選手として5月18日に登録抹消。新型コロナウイルスのPCR検査で陽性判定を受けた(6月2日に復帰)。
スタメンで出場し続けた佐藤都は5月27日の阪神戦(甲子園)でパスボール。28日の広島戦(ZOZOマリン)は二盗時に悪送球2つとミスを連発した。苦しい状況が続いたが、同じポジションの江村から貴重なアドバイスをもらった。
「いちいち気にしていたり、一喜一憂していたら絶対に駄目だと。切り替えて、できることをやればいいんだと。次、勝てるにはどうしたらいいかを考えろといわれました。励みになったし、すごい救われました」。
気持ちを切り替えた佐藤都は30日の広島戦(ZOZOマリン)で今季1号を放つと、6月4日のDeNA戦(横浜)では自身初の1試合2本塁打をマークし、打てる捕手をアピールした。
球団は6月中旬、トレードで中日から加藤を獲得。既に2軍戦に出場している田村は、早ければ26日の楽天戦(静岡)で1軍戦に復帰する。シーズン中の激しいポジション争い。佐藤都は9日以降、スタメン出場から遠ざかっているが、試合前練習を含めた日々の経験を糧に、チームの勝利を目指してプレーし続けている。
ロッテで活躍し、2000年シドニー五輪に出場した黒木知宏氏が始球式を行った。東京五輪開幕を1ヶ月後に控え、野球日本代表の応援機運を高めるため「結束!侍ジャパンナイター」として開催された試合。代表のユニホームを着用して力強い球を投じた黒木氏は「日の丸をまとった重みで足が震えるほど緊張した」と話した。
代表選手に向けては「ストレスの掛かる1ヶ月になると思う。プレッシャーに打ち勝つためにしっかり準備することが重要」と、経験を踏まえてエールを送った。
左太腿裏肉離れで4月下旬から離脱していたロッテ・田村龍弘捕手(27)が、1−1の7回2死から代打で登場した。41試合ぶりの出場は空振り三振に終わったが、観衆の拍手を浴びて8回から守備に就いた。
田村は4月27日の西武戦(メットライフ)で、本塁へ滑り込んだ際に左足を負傷。翌28日に出場選手登録を抹消された。
その後、イースタン・リーグ6月5日の楽天戦(ロッテ浦和)で実戦復帰し、7試合に出場して1軍昇格へ準備。同23日に2ヶ月ぶりに出場選手登録され、チームに合流していた。
プロ野球のセ、パ両リーグは23日、東京五輪期間中に観客を入れて非公式試合を実施すると発表した。7月27日から8月10日までの期間に各球団10試合程度を予定し、新型コロナウイルス禍で一部の試合は無観客で行う。
五輪会場となる首都圏と札幌市以外の本拠地球場を中心に日程を組み、北海道の函館市千代台公園野球場で5試合が組まれた。五輪の野球が始まる7月28日は、福島市で正午開始の開幕戦と重ならないよう、ナイターで5試合を開催。決勝のある8月7日は試合を組まないなど、五輪に配慮した日程となった。
セ、パ両リーグは23日、東京五輪期間中に行う「2021プロ野球エキシビションマッチ」の日程を発表した。
7月27日の阪神−ロッテ(甲子園)、オリックス−ヤクルト(京セラ)など5試合を皮切りに、後半戦がスタートする3日前の8月10日まで、計58試合が組まれた。同一リーグ同士の対戦はない。首都圏での開催は東京五輪の閉会式が行われる8月8日と翌9日のロッテ−ヤクルト(ZOZOマリン)のみで、本拠地球場以外では日本ハムが函館で5試合を開催する。
観客の上限は1万人を想定。ただし、中日はバンテリンドームでの12試合のうち8試合、広島はマツダスタジアムでの9試合のうち1試合を無観客で開催する。
ロッテのドラフト1位・鈴木は6回1失点と好投したが、4月25日の同カード以来となるプロ2勝目はならず。とはいえ1軍再昇格初登板で結果を残し「スライダーも真っ直ぐも良かった」と手応えをにじませた。
打線は初回に角中の適時二塁打で挙げた1点のみに終わり、今季10度目の引き分け。井口監督は「鈴木はいい投球をした」と評価しながら「打線はチャンスをつくったけど、もう1本ですかね」と嘆いた。
ロッテ・佐々木朗が、24日のソフトバンク戦で本拠地初白星を目指す。プロ4度目の先発は、日本シリーズ4連覇中のチーム相手で「パワーのある打者と足のある打者が多いと思うので、そこは両方警戒したい」。
5月27日の阪神戦以来となる2勝目へ向け、主砲・柳田との対戦については「自分のできることを精一杯やりたい」と意気込んだ。
日本プロフェッショナル野球組織は23日、従来は7月31日までの新戦力獲得期限を、今季に限り8月31日までとすると発表した。東京五輪のため、公式戦は前半戦が7月14日までで後半戦は8月13日からと、1ヶ月中断される。開幕前の実行委員会で五輪開催時には1ヶ月繰り下げることを申し合わせていた。現状を鑑みて、21日の12球団代表者会議で確認した。
トレードや新外国人選手の獲得、育成契約選手の支配下登録などが1ヶ月延長される。昨季は新型コロナウイルスの感染拡大で開幕が3ヶ月遅れ、特例として9月30日までに延長していた。
ロッテのドラフト1位ルーキー・鈴木昭汰投手(22)は6回1失点の好投も4月25日・ソフトバンク戦以来の2勝目はならなかった。とはいえ1軍再昇格初マウンドで結果を残せたとあり「スライダーも真っ直ぐも良かった。変化球でカウントを苦しくしていた時からしっかり修正できたと思う」と手応えをにじませた。
初登板から5月中旬までは左右打者の内角を攻め込んでいたが初勝利以降、結果が伴わず、小手先でかわす投球が続いていた。首脳陣は6月4日のDeNA戦先発後、2軍調整を命じ、鈴木も走り込みなどで球威を取り戻した。「鈴木はいい投球をしていた」と井口資仁監督(46)も評価した。
チームは初回、角中勝也外野手(34)の適時打1点だけで終わり、今季10度目の引き分け。5割復帰はお預けとなったが、鈴木は「これからも今日みたいな投球をしっかりして、チームの勝利に貢献したい」と意気込んでいた。
ロッテ−ソフトバンクの一戦は1−1で引き分けた。
ロッテは初回2死二塁で角中のレフトへの適時二塁打で先制に成功した。その後ソフトバンクは初回に先制を許したが3回に松田宣の8号ソロで同点に追いついた。その後は両チーム得点することが出来なかった。
投げては、ロッテ先発の鈴木が6回3安打1失点で降板。その後はハーマン、佐々木千、益田と無失点継投。ソフトバンクは先発の東浜が7回先頭だった安田の打席でボールカウント2ー2になった所で右手指に違和感を訴えてベンチに下がり、6回0/3、5安打1失点で緊急降板となった。東浜が降板後は嘉弥真、板東、岩崎と無失点にロッテ打線を抑えた。
ロッテが連敗脱出へ4番・角中勝也外野手(34)が先制打を放った。
初回2死二塁からソフトバンク・東浜の136キロを左二塁打。俊足の二塁走者・荻野貴司外野手(35)が楽々生還した。「打ったのは多分カットボールです。お久しぶりのヒットなので、とにかく打てて嬉しい。本当に嬉しいです。その気持ちだけ」と6月13日の巨人戦、第2打席で放った左二塁打以来、19打席ぶりのヒットを喜んだ。
ロッテの佐々木朗希投手(19)が24日のソフトバンク戦で本拠地初白星を目指す。
プロ4戦目の先発は、4年連続の日本一軍団相手ながら「パワーのある打者と、足のある打者が多いと思うので、そこは両方警戒したい」。侍ジャパンに選出された柳田悠岐外野手(30)についても「自分のできることを精一杯やりたい」と意気込んだ。
自己最長の6回を1失点に抑えた前回登板の10日・ヤクルト戦は「(過去3試合で)1番内容が良かったと思うので調整はうまくできている。変化球のコントロールと、直球に球威があった」と自己評価。「まずは自分のパフォーマンスをしっかり発揮出来ないと勝負にならないと思うので、そこかなと思います」と5月27日・阪神戦(甲子園)以来の2勝目へ挑む。
ロッテは7月7日ソフトバンク戦(ZOZOマリン、17時45分開始)の始球式にタレントの渡辺美奈代(51)が始球式を務めると23日、発表した。
チームのオフィシャルスポンサーである中央建設のオフィシャルアドバイザーを渡辺が務めていることで七夕のイベントが実現。当日は「渡辺美奈代&中央建設 七夕スペシャルナイター」と題して、17時35分からファーストピッチセレモニーに参加する。
渡辺は「大きな愛のこもった374キロ(ミナヨ)のボールを投げます!皆さん、受け止めて下さい。」と球団を通じてコメントした。
セ、パ両リーグは23日、東京五輪による公式戦中断中に行う練習試合「2021プロ野球エキシビジョンマッチ」の日程を発表。7月27日から8月10日まで全58試合が組まれ、公式戦の最中のために当該リーグ同士の対戦をなくした真夏の"交流戦"第2弾にネットも大盛り上がり。Yahoo!リアルタイム検索では「エキシビジョンマッチ」がトレンド入りした。
非公式戦ながらファンの注目度も高く、ネットでは「交流戦の延長みたいで楽しみ」「すごく楽しそう」「エキシビションマッチ行きたすぎる」「正直オリンピックよりもエキシビションマッチ観たい笑」など期待の声が続々。
また横浜スタジアム、神宮球場、札幌ドームは五輪関連で使用できず。人の流れが多くなることが予測される関東圏も極力避けられた開催球場について、ネットでは「案の定ヤクルト全部ビジターでした」「メラド(メットライフドーム)には来ないのか」「関東圏マリン2試合はあるんだ」「鷲がまさかの全試合本拠地だったw」「首都圏の試合無くて泣いています」と様々な反応。さらに「まさかの函館ある」「ハムの函館遠征が気になる」など函館オーシャンスタジアム開催となった日本ハム主催5試合にも注目が集まった。
なお、全58試合中9試合が無観客開催と発表。中日−西武(バンテリンD)7月27日からの3連戦、中日−ロッテ(バンテリンD)8月3日からの4連戦、中日−西武(8月10日・バンテリンD)と無観客8試合が中日主催試合。残り1試合は広島−ロッテ(8月1日マツダ)となった。それ以外の49試合は有観客で入場券が販売される。
各球場での試合日程は以下の通り。
セ、パ両リーグは23日、東京五輪による公式戦中断中に行う練習試合「2021プロ野球エキシビジョンマッチ」の日程を発表した。7月27日から8月10日まで全58試合が組まれ、公式戦の最中のために当該リーグ同士の対戦をなくした真夏の“交流戦”第2弾となる。
開催球場は人の流れが多くなることが予測される関東圏は極力避けられた。また五輪の野球・ソフトボール競技で使用される横浜スタジアム、資材置き場になる神宮球場、サッカー競技で使用される札幌ドームは使用できない。日本ハムは函館でDeNAと巨人を相手に主催5試合を行う。9試合は無観客開催となるが、それ以外の49試合は有観客で入場券が販売される。
各球場での試合日程は以下の通り。
日本プロフェッショナル野球組織は23日、東京五輪の開催に伴い従来は7月31日までだった新戦力獲得期限を、今季に限り8月31日に繰り下げると発表した。トレードや、新外国人選手や既にドラフト指名を経たことのある独立リーグ所属選手の獲得、育成契約選手の支配下登録などの期限が1ヶ月延長される。
東京五輪開催により、プロ野球の公式戦は7月14日を以て前半戦が終了。後半戦開始は8月13日からで約1ヶ月間中断される。12球団は3月の実行委員会で、東京五輪開催の際には新戦力獲得期限を1ヶ月延長することで申し合わせていた。情勢などを鑑みて、21日の12球団代表者会議で最終的に確認された。
野球協約では第108条(譲渡可能期限)にて、選手契約の譲渡が許される期間は年度連盟選手権試合シーズン終了後の翌日から翌年7月31日までとする、と定めているが、これを今季限り「翌年8月31日まで」とする。またこれに伴い、第64条(年度連盟選手権中の新規契約)にて、球団は毎年8月1日から年度連盟選手権試合終了の翌日までの期間は新たな選手契約の承認を得ることができない、と定めているが、こちらも同様に「9月1日から」とする。
昨年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開幕が3ヶ月延期された影響で、新戦力獲得期限は9月30日までと特例で繰り下げられていた。
ロッテは23日、タレントの渡辺美奈代が7月7日のソフトバンク戦(ZOZO)で始球式を行うと発表した。
ロッテのオフィシャルスポンサーである中央建設株式会社の冠協賛試合イベント「渡辺美奈代&中央建設 七夕スペシャルナイター」のファーストピッチセレモニーを行う。
渡辺美奈代は現在はママブロガー、YouTuberとして活躍。今年、ソロデビューから35周年を迎える。「大きな愛のこもった374(み・な・よ)キロのボールを投げます!皆さん、受け止めて下さい」とコメントした。
日本野球機構(NPB)は23日、東京五輪に伴い7月から8月にかけて公式戦を中断するため、今季限りの特例として、トレードなどによる新規選手獲得の期限を通常の7月末から8月末へ変更すると発表した。
五輪が開催された場合に限り適用され、新外国人選手の獲得や育成選手から支配下登録選手への昇格も8月末まで可能となる。開幕前のプロ野球実行委員会で12球団が合意し、今月21日の臨時12球団代表者会議で改めて確認した。
プロ野球のセ、パ両リーグは23日、東京五輪に伴う公式戦中断中に非公式試合「エキシビションマッチ」を実施すると発表した。7月27日から8月10日までの期間に各球団10試合程度、計58試合を予定し、一部の試合を除き観客を入れて開催する。シーズン中断中に調整の場を設けるのが主な目的だが、昨季から新型コロナウイルス禍による観客数制限などで打撃を受けている各球団にとっては、収益を確保する貴重な機会にもなりそうだ。
五輪会場となる首都圏と札幌市以外の本拠地球場を中心に日程を組み、北海道の函館市千代台公園野球場でも5試合が組まれた。五輪の野球が始まる7月28日は、福島市で開幕戦と重ならないよう、ナイターで5試合を開催。決勝がある8月7日は試合を組まないなど、五輪に配慮した日程となった。
ロッテは23日、ZOZOマリンスタジアムで行われる7月7日・ソフトバンク戦で、渡辺美奈代が始球式を行うと発表した。渡辺はオフィシャルスポンサーである中央建設株式会社のオフィシャルアドバイザーを務めている。
始球式は当日開催される中央建設株式会社の冠協賛試合イベント「渡辺美奈代&中央建設 七夕スペシャルナイター」のファーストピッチセレモニーとして17時35分頃から開催される。渡辺は球団を通じ「大きな愛のこもった374キロのボールを投げます!皆さん、受け止めて下さい」とコメントした。
NPBは23日、公式戦を中断する東京五輪開催期間中の非公式試合「2021プロ野球エキシビションマッチ」を開催することを、日程とともに発表した。
7月27日の中日−西武(バンテリンドーム)、オリックス−ヤクルト(京セラドーム)、阪神−ロッテ(甲子園)、広島−日本ハム(マツダスタジアム)、ソフトバンク−DeNA(PayPayドーム)の5試合で始まり、8月10日まで58試合を戦う。9試合の無観客試合以外は有観客で行われる。
ロッテは22日のソフトバンク戦に4−6で敗れ、29勝30敗9分となり、5位に転落。首位・オリックスとのゲーム差も4に広がった。
今月は9敗を喫しているが、6月11日の巨人戦を除いて、8敗は全て先制点を許している。22日のソフトバンク戦でも先発の二木康太が初回、先頭の三森大貴に初球のストレートを弾き返され三塁打とされると、続く中村晃に犠飛を打たれ、わずか3球で失点した。
19日の西武戦でも0−0の初回に先発・中村稔弥が守備のミスも絡んだが6点を失った。ここ最近敗れた6月12日の巨人戦、19日の西武戦、22日のソフトバンク戦は、いずれも初回に失点しているように、6月は75失点しているが、そのうち初回の18失点が最も多い。
昨季リーグトップの133回1/3を投げた石川歩が右肘を手術し、昨季チーム最多の10勝を挙げた美馬学が2試合連続2桁失点を喫して1軍登録を抹消され、“エース格”の2人を欠く苦しい先発の台所事情。6月のチーム先発防御率は6.00だ。
昨季自己最多の白星を挙げた二木と小島は、長いイニングを投げてはいるが、どこかのイニングで失点してしまいもったいない投球が続いている。6月は比較的安定した投球を見せているのは、18日の西武戦で6回を無失点に抑えた岩下大輝しかいないという状況だ。
先発の台所事情は苦しいが、先発投手が何とかゲームを作っていかないことには勝利も見えてこない。
打線もリーグトップの314得点を挙げているが、6月は相手先発投手を捉えきれていない印象だ。
6月は月間64得点を挙げているが、イニング別でみると、8回の12得点が最多で、次いで6回の10得点となっている。
イニング別の得点を見てもわかるように、試合の中盤から終盤での得点が多い。22日のソフトバンク戦の得点も0−3の5回に高部瑛斗の適時打で1点を返した後の得点は、8回に中村奨吾の第5号2ラン、9回に菅野剛士の第2号ソロと、試合終盤の8回と9回に奪った得点だった。
今月はここまで16試合戦っているが、5回まで得点できなかった試合が4試合、4回まで得点できなかった試合となると7試合となる。特にここ3試合は、4回までに得点を奪えていない。先発投手にある程度、球数を投げさせ試合の中盤以降に得点し、リリーフ陣から得点し勝利していくというのが1つのパターンとなっている。
6月は投手陣が先制点を許し、打線が相手先発投手に沈黙と、投打が噛み合わない。ただ5勝9敗2分と負け越しているものの、大きな連敗はなく、3連敗以上はしていないのだ。
今季ここまでのロッテの戦いを見ても、4月13日の楽天戦から4月21日の日本ハム戦にかけて引き分けを挟んで、6連勝があったが、5月以降は最多の連勝が2。大型連勝もないが、5月以降は最多の連敗も2と、大きな連敗もない。
基本的に5割前後の戦いをしており、負けている原因もはっきりしている。春先不安定だった救援陣は5月以降の救援防御率は2.50、6月は月間救援防御率1.94と安定してきた。セットアッパーの唐川が1軍登録抹消となったが、勝ち試合の8回は佐々木千隼が担っている。その前を投げる“7回の男”にやや不安はあるものの、リリーフ陣全体の数字は改善されている。
とにかく先発が試合を作り、打線が先制点を奪い主導権を握る試合を作っていきたい。まだ首位とのゲーム差は4と、リーグ優勝を狙える位置につけている。チーム一丸となって、勝利への執念を見せて欲しい。
巻き返しに向けた2つのトレードはチームの課題を解決するためのラストピースとなるだろうか。ロッテが14日に有吉優樹投手とDeNA・国吉佑樹投手、15日に加藤翔平外野手と中日・加藤匠馬捕手と、交流戦終了直後に相次いで2つのトレードを成立させた。どちらも交換相手がセ・リーグの選手とあって、普段パ・リーグの試合を中心に見ているファンにとっては、ややなじみが薄いかもしれない。
シーズン途中のトレードは、これまでの戦いぶりを通じて浮かび上がってきたチームの弱点や、課題を解決することが目的となる。では、今回のトレードによって解決が期待される、現在のチームが抱えた課題とはいったいどのようなものだろうか。
今回の記事では、新たにロッテの一員となった2選手の経歴や特徴について紹介するとともに、加入によって期待されるプラス要素や、球団が獲得に踏み切った理由として考えられるものについて紹介していきたい。
まず、国吉がこれまでに記録した年度別成績について見ていこう。
国吉佑樹の年度別成績 | |||||||||
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年度 | 所属球団 | 試合 | 勝利 | 敗北 | H | S | 投球回 | 奪三振 | 防御率 |
2011 | 横浜 | 8 | 1 | 4 | 0 | 0 | 47 | 39 | 2.30 |
2012 | 横浜DeNA | 19 | 4 | 12 | 0 | 0 | 112.2 | 95 | 3.67 |
2013 | 横浜DeNA | 3 | 2 | 1 | 0 | 0 | 19.1 | 10 | 7.45 |
2014 | 横浜DeNA | 49 | 2 | 3 | 14 | 2 | 62.1 | 59 | 3.47 |
2015 | 横浜DeNA | 28 | 3 | 2 | 0 | 1 | 33.1 | 28 | 2.43 |
2016 | 横浜DeNA | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1.2 | 2 | 21.60 |
2017 | 横浜DeNA | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8 | 3 | 2.25 |
2018 | 横浜DeNA | 13 | 0 | 0 | 1 | 0 | 16.2 | 15 | 4.86 |
2019 | 横浜DeNA | 53 | 5 | 3 | 9 | 0 | 69.1 | 81 | 4.80 |
2020 | 横浜DeNA | 42 | 3 | 4 | 10 | 0 | 46 | 51 | 3.13 |
2021 | 横浜DeNA | 18 | 1 | 1 | 0 | 0 | 29.2 | 37 | 5.16 |
通算 | − | 238 | 21 | 30 | 34 | 3 | 446 | 420 | 3.87 |
国吉は秀岳館高から2009年育成選手ドラフト1位で横浜(現DeNA)に入団。2012年には先発としてキャリア最多の112回2/3を投げる活躍を見せ、2014年以降はリリーフを主戦場として登板を重ねた。2016年以降はやや登板出場機会を減らしていたが、カットボールを投球の軸の1つに据え始めてからは課題の制球に一定の改善が見られ、再び1軍戦力として重用されるようになっていった。
最大の武器は快速球で、2019年には161キロを記録。また、2019年以降の3シーズンはいずれも投球回を上回る奪三振を記録しており、パワーピッチャーならではの高い奪三振率も特徴の1つだ。加えて、今季DeNAでは18試合で29回2/3を投げているように、ロングリリーフをこなせる。こうした利便性の高さも持ち味と言えるだろう。
剛速球を武器にセ・リーグで活躍した右腕ということで、ロッテファンの中には澤村拓一投手(現レッドソックス)を連想する方も少なくないだろう。抜群の切れ味を誇った澤村のスプリットのような絶対的な決め球はないものの、球速に関しては国吉が上回るだけに、パ・リーグの野球に適応できれば、現在はメジャーリーグで活躍している剛腕の後釜となるポテンシャルはあるはずだ。
ロッテの救援陣は田中靖洋投手、フランク・ハーマン投手、唐川侑己投手といった面々の故障や不調に加え、昨季活躍した小野郁投手と東條大樹投手もやや安定感を欠いている。佐々木千隼投手と大嶺祐太投手がリリーフとして復活し、故障者の復帰も見込めるものの、ブルペンの層拡充は急務な状況だった。本格派が多いリリーフ陣の中でも異彩を放つ剛速球を持つ国吉の獲得は理に適ったものと考えられる。
続けて、加藤匠馬捕手の年度別成績も見ていきたい。
加藤匠馬の年度別成績 | |||||||||||
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年度 | 所属球団 | 試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 犠打 | 三振 | 打率 | 出塁率 | OPS |
2015 | 中日 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 |
2016 | 中日 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 |
2017 | 中日 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 |
2018 | 中日 | 1軍出場なし | |||||||||
2019 | 中日 | 92 | 224 | 51 | 0 | 13 | 12 | 57 | .228 | .258 | .543 |
2020 | 中日 | 29 | 37 | 5 | 0 | 1 | 5 | 8 | .135 | .158 | .320 |
通算 | − | 126 | 263 | 56 | 0 | 14 | 17 | 65 | .213 | .242 | .508 |
加藤は三重高、青山学院大を経て2014年ドラフト5位で中日入団。プロ入りから4年間は出場機会に恵まれなかったが、5年目の2019年には1軍で92試合に出場、強肩を武器に活躍した。正捕手不在の状況の中で一歩抜け出したかに思われたが、2020年には同じく強肩の持ち主で、高い盗塁阻止率を誇る木下の台頭と自身の打撃不振が重なって出場機会が減少、今季は1軍での出場機会がなかった。
加藤の持ち味といえば、なんと言っても「加藤バズーカ」の異名を取る球界屈指の強肩だろう。今季のロッテは正捕手である田村龍弘捕手の離脱後、柿沼友哉捕手が4月9日の西武戦で1試合5盗塁を許した。
佐藤都志也捕手はスローイングが課題で、送球が逸れるケースが少なくない。そういった事情を鑑みても、加藤の獲得は盗塁阻止率向上への切り札となるかもしれない。
強肩というニーズを抜きにしても、昨季、今季と2年連続で田村の離脱後にチームがやや苦しんだという事情もあって、捕手の選手層を厚くすることも必要だった。現状の捕手陣にはない明確な武器を持つ加藤の加入は、有事におけるチームの戦力ダウンを最小限にとどめるという意味でも、大きな価値を持つ可能性はありそうだ。
近年のロッテでは、シーズン途中のトレードをきっかけに活躍する選手も存在している。澤村は巨人では不振で3軍も経験するほどだったが、昨季途中のトレードを機に復活。8回を任されるセットアッパーとして活躍し、22試合で13ホールド1セーブ、防御率1.71と安定感抜群の投球を披露した。その活躍はMLBからも高い評価を受け、現在はレッドソックスで中継ぎの一角として活躍している。
岡大海外野手も2018年途中に日本ハムからトレードで加入して以降、バイプレーヤーとして1軍に定着。俊足を生かした走塁や守備だけでなく、4月21日にチーム20年ぶりの逆転サヨナラ本塁打を記録したように、速球に強くパンチ力のある打撃でもたびたびインパクトを残している。現在は和田康士朗外野手に次ぐ代走の2番手、対左投手のスタメンや代打、外野と一塁の守備固めといった、幅広い器用に応える貴重な戦力となっている。
投手と捕手に離脱者が相次いだこともあり、6月22日には借金生活に突入した。課題解決への目的意識を感じる今回のトレードが、期待通りの効果をもたらせば、ブルペンに厚みが増し、相手の機動力への抑止力が生まれることだろう。
6月16日にはかつて中日でプレーした助っ人左腕、エンニー・ロメロ投手の入団も決定し、3日連続で補強を行う積極的な動きを見せた。12球団トップの300得点超を記録している打撃力は申し分ないが、チーム防御率はリーグ最下位の4.01(22日現在)。明確な課題となっているディフェンス面が改善すれば、上昇気流に乗る可能性は大いにあるはずだ。
チームに新風を吹き込んで2位を確保する要因にもなった、澤村を獲得した昨季のトレードのように今回の補強もチームにとって“大当たり”となるだろうか。期待を背負ってマリーンズのユニホームに袖を通す2選手が、2005年以来となるリーグ優勝を狙うチームにとって救世主となるような活躍を見せてくれることに期待したい。