わたしはかもめ2021年鴎の便り(7月)

便

7月24日

ロッテ田村龍弘「防げる本塁打あった」、投手陣と後半戦への対策進める[ニッカン]

ロッテの正捕手・田村龍弘捕手(27)がチームの課題改善に動いている。

27日の阪神戦(甲子園)からエキシビションマッチが始まる。田村は「(投手各自が)前半戦でできなかった課題とか、新しく取り組むことや試したいことがあると思うので、そこはしっかり投手と話して。こういう球を投げたいとか、こういう配球をして欲しいとか、コミュニケーションをとって。今しかできないこともあるので、そこをしっかりやっていければ」と24日の練習後に話した。

本前、佐々木朗、河村と入団2年目以内の先発候補達が前半戦にプロ初勝利を挙げ、チームの未来を明るくした。一方で、貯金3で前半戦を終えながらも、被本塁打94本はリーグで最も多かった。「バッテリーの責任」とし「防げる本塁打もいっぱいあった。攻めなくていい時に攻めて打たれたり」と振り返る。

田村自身、左足の肉離れで約2ヶ月間戦列を離れていたこともあり、シーズン途中での中断期間は、戦略を整理し直す良い機会と捉える。「この期間で自分の(配球)傾向や投手の傾向をしっかり見つめ直す必要はあるなと思います」。暑い中で体を鍛え抜きながら、舞台裏では後半戦への戦略を着々と練る。「詳しくは言えないですけど」と笑った。

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ロッテ国吉佑樹がDeNAからの移籍後初登板、2軍で速球軸に1回1失点[ニッカン]

ロッテ国吉佑樹投手(29)が移籍後初めて2軍公式戦に登板した。

先発鈴木の後を受け、6回に2番手で登板。9番武藤を左飛、1番渡辺を二ゴロで2死を奪うも、2番和田に直球を右翼へ本塁打とされた。その後四球、安打でピンチを作るものの、5番堀内は遊飛に抑えた。直球主体で27球、久しぶりの実戦登板とあってか制球がやや不安定だった。

国吉は6月14日、有吉との交換トレードでDeNAから移籍。その後はコンディション回復のため、2軍での調整を進めていた。井口監督は後半戦のリリーフの1人として期待を寄せている。

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ロッテのキャプテン中村奨吾が意識する後半戦の課題「もっと前半に点を」[ニッカン]

ロッテ中村奨吾内野手(29)が24日、ZOZOマリンでの練習に参加し「野手陣もプレーボールからしっかり仕掛けていければなと思います」と、3位でスタートする後半戦への思いを話した。

チームは前半戦で37勝し、そのうち先発投手の白星は25勝だった。中村奨は試合終盤の粘りが多かったことにも言及しながら「前半に得点を取って先発投手を楽に投げさせてあげることは逆に少なかったので。先発投手にあまり勝ちがついていないということは野手陣としての課題もあると思います」と口にした。ここまでは益田、佐々木千ら救援陣への負担も大きい。「もっと前半に点を取って、先発投手に7〜8回を投げてもらえるのがチームとしては一番いい戦い方かなと思います」と話す。

自身は不動の3番打者として打率3割超をマークし、50打点を挙げているものの「満足しているわけではないです」とし「しっかりやるべき仕事をやってチームが勝つのが一番かなと思います」と個人成績に強いこだわりもない。全体練習と取材対応を終えたキャプテンは、長袖をまとった。8月中旬のシーズン再開に備え、炎天下を黙々と走った。

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ロッテ移籍の国吉、トレード発表から1ヶ月以上経過しての移籍後初登板に「怪我して投げられなかった」[スポニチ]

有吉との交換トレードでDeNAからロッテに移籍した国吉が24日、移籍後初登板を果たした。

イースタン・楽天戦(ロッテ浦和)の6回、2番手としてマウンドへ。和田にソロ本塁打を浴び、1回を2安打1失点だった。

国吉のトレードが発表されたのが6月14日。1ヶ月以上が経っての初登板となったが、自身のツイッターには「投げてなかった事に対してネットで色々書いてありましたが、詳しくはいけないけど移籍前に怪我して投げられなかったんです」と故障が理由だったと書き込んだ。

故障をする前にトレードは決まっていたといい「怪我を隠してたとか、怪我しているのにベイスターズで投げてた訳ではありません」と国吉。

「すぐ投げる事ができず悔しかったですが今日無事に復帰できたので体調整えて早くマリーンズに貢献できるよう頑張ります」と新天地での活躍を誓っていた。

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中村奨吾「みんな手探りの状態」、五輪ブレイク期間の難しさも[報知]

ロッテの中村奨吾内野手が五輪ブレイク期間の調整の難しさを打ち明けた。

「こういうのは初めてなので調整の仕方は難しい。試合(エキシビションマッチ)は入ってくるけどどういう風にやっていくとかみんな手探りの状態」。東京五輪開催のため公式戦は8月13日まで組まれていない。チームはこの期間ZOZOマリンで打ち込みに励み、後半戦へ向け調整を続けている。

前半戦3位で折り返したチームの戦いぶりを「前半に先制したり得点取って先発に楽に投げさせてあげることが少なかった」と振り返り「後半戦はなんとか野手陣がプレーボールから仕掛けていけるように」と意気込んだ主将。難しい調整期間ではあるが「前半戦の反省生かして、チェックポイント確認しながら少しでも体調整えて。技術の向上もしていければと思います」と前向きに捉え後半戦に向け準備を進めて行く。

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“修正能力”が高いロッテ・小島の後半戦の投球に期待[BASEBALL KING]

◇初回と2回の失点が減少した原因は?

14試合に先発して5勝3敗、78回2/3、防御率4.69という成績で前半戦を終えたロッテの小島和哉が、後半戦どのように立て直してくるか非常に楽しみだ。

その理由の1つとして、試合で出た課題を分析し、それを修正していく力があるからだ。昨季は立ち上がりの失点が多く、イニング別では1回と2回の15失点が最も多かった。今季はここまで14試合を終えて、1回が4失点、2回が7失点と19点減らしている。

小島本人は「特にそこまで対策というか、あんまり変えていないですね」と話しながらも、「変えたといったら、オフの時期に(ソフトバンクの)和田さんのところの自主トレに参加させてもらったのですが、フォームの再現性、1球目から自分の思ったような体の使い方ができるように練習をしました。体幹周りの安定感、お腹周りがしっかり固まっていないと、四肢がしっかり動いてくれないというか、土台を固めるじゃないですけど、それを意識してオフの練習を取り組んでやってきたのが、いい感じでできているのかなと思います」と説明した。

シーズン序盤は課題にしていた左打者に対しても、5月23日の楽天戦までの左打者の被打率が.329(73−24)だったが、「自分のなかで何かを変えないと通用しないと思ったので、思いきって失敗してもいいから挑戦してみようと思って挑戦しました」と、左打者のアウトコースだけでなく、インコースにも投げる場面が増えた5月30日の広島戦以降は左打者の被打率が.197(66−13)と改善された。

◇6回の失点を減少させるために…

後半戦に向けて、イニング別では最も多い6回の失点(15失点)をどう減らしていくかだ。この6回を投げきることができれば、先発投手としてもうワンランクアップする。

小島は6回に失点が増えている原因について「一概に全部とは言えないですけど」と前置きしたうえで、「僕の中で3巡目に打者に対して、“まだ真っ直ぐが通用すると思って投げるのか”、“ここでうまくかわして投げていくのか”というタイミングのところだと思うんですけど、僕がかわしにいこうとしすぎているのが1番の問題かなと思います」と説明した。

オリンピック明け、この課題をどう克服していくか、小島自身のなかにイメージを持っているのだろうか−。

「僕の中では、もっとこういう風にした方がいいんじゃないかというのを常に考えてはいるのですが、シーズン中にできることと、シーズン中にすぐ変えてできることと、継続してやっていかないとできないこともあると思うので、そのあたりは難しいと思うんですけど、今回に関しては間が空くので、もう1度自分を見つめ直して、いい時期になればいいなと思っています」。

プロ1年目から自身の課題点を客観的に自己分析し、その都度壁を乗り越えてきた。昨季も規定投球回にわずかに届かなかったものの、シーズン通して先発ローテーションを守り抜いた。だからこそ、東京五輪の中断期間を有効に使って調整してくるはずだ。

本人も「間のこの期間で良いところは継続して、悪いところは修正して後半、チームに貢献できるように頑張っていきたいと思います」と意気込む。前半戦の数字だけみると物足りなさは映るが、課題をひとつひとつクリアし着実に成長を遂げている。後半戦、どのように立て直し、“進化”した姿を見せてくれるか−。小島が安定した投球を披露し、勝利を重ねていけば、リーグ優勝も近づいてくる。

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