わたしはかもめ2021年鴎の便り(7月)

便

7月28日

エキシビションマッチ:阪神2−9千葉ロッテ(甲子園)

123456789R
千葉ロッテ0600011019
阪神0000000022

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ロッテ安田3安打4打点「ちょっとずつ良い感覚が」いずれも左腕から[ニッカン]

ロッテ安田尚憲内野手(22)が3安打4打点の活躍を見せた。

2試合続けて6番三塁でスタメン出場。2回の第1打席で阪神伊藤将のツーシームを中前打にすると、打者一巡しての第2打席も安打。6回の第4打席でも石井将から左中間への適時二塁打を放った。

左腕投手からの3安打に「甲子園に来る前、ファームでの試合に出てちょっとずつ良い感覚が出てきました」とコメント。「まだまだ直球をファウルにしてしまっているところもあるので、明日からも引き続き頑張っていきたいと思います」と引き締めた。

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甲子園出場の可能性ゼロだったロッテ和田康士朗、聖地で4安打2盗塁と躍動[ニッカン]

高校時代は甲子園出場の可能性が「0」だったロッテ和田康士朗外野手(22)が、甲子園で躍動した。

「9番右翼」でスタメン出場し、2回1死二、三塁。阪神伊藤将との左対左の対決でしっかり振り抜き、左翼への先制適時打を放った。連日の適時打にチームも勢いづき、この回一挙6点を挙げた。「去年は左投手を全然打てなかったので、色々ファームで打席立たせてもらったりしたので、結果が出てきたのかなと」と振り返った。

第3打席でしっかり振り抜いて右前打を放つと、第4打席は当たり損ねながら俊足で内野安打に。9回の第5打席でも痛烈な右前打を放った。前半戦は61試合に出場したが14打席のみ。打ち込みでフォームを固めた。「打席に立てたとしても1打席とかだったので、こうして中断期間で打席に立てるのはありがたいと思います」と話す。

甲子園の土を力強く駆け抜け、二盗も2つ決めた。右翼守備では緑の芝を縦横無尽に駆けた。「人工芝の方が走りやすいですね」と笑いながらも、甲子園の空間を存分に味わった。

道なき道を自力で開いた。中学でケガを機に野球から離れた。進学した埼玉・小川高では陸上部に入部。走り幅跳びに励んだ。しかし、野球部で練習する友人の姿がまぶしい。陸上部を退部し、高2時からクラブチームで本格的に野球を再開した。高校の硬式野球部ではない。甲子園には出場資格さえなかった。「僕からしたら、甲子園は無縁の場所でした」。

前例の少ない道でプロを目指し「心が折れそうになったこともあります」としながら、BCリーグ富山に夢を託した。腕を磨き、抜群の俊足とフルスイングが見初められ、ロッテへ。育成選手での下積みを経て、スピードスターになりつつある今がある。「あの時に野球部を選ばずに、クラブチームを選んだことで、今ここに来てプレーできていると思うので」。切り開いた道に胸を張る。

昨季は23盗塁、今季は前半戦で17盗塁。井口資仁監督(46)も「調子が上がれば、マーティンがDHの時のライトも含めて、というのも考えているので」と、後半戦の起用イメージを膨らませる。和田も「とにかく塁に出て走ることが僕の仕事なので。盗塁の数を伸ばすにはスタメンで出ることが1番なので」と燃え、夏を駆け抜ける。

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ロッテ鳥谷敬、甲子園で連日の安打、岩田から左翼線へ芸術的な適時二塁打[ニッカン]

ロッテ鳥谷敬内野手(40)が甲子園で連日の安打を放った。

6回に中村奨の代打で登場。阪神湯浅の直球をジャストミートするも、湯浅が好捕しアウト。しかし7回2死三塁の第2打席では、岩田から左翼線への芸術的な適時二塁打にした。井口監督も「調子を上げているので、このままキープしてほしいです」と評価した。

交流戦では三塁守備についたが、この日は二塁、遊撃も守り、ロッテファンのみならず阪神ファンからも声援を受けていた。

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ロッテ二木康太、阪神打線を4回無失点「しっかり修正して後半戦に」[ニッカン]

ロッテ二木康太投手(25)が阪神打線を4回無失点に抑えた。

中日から移籍してきた加藤と初めてのバッテリー。緩急を織り交ぜて、3回まで1安打4奪三振と危なげない投球で進めた。4回に二塁打と2四球で2死満塁のピンチを迎えるも、後続を封じ、4回無失点で登板を終えた。

5月25日の阪神戦(甲子園)ではマルテとサンズに本塁打を喫し、4回で降板。この日はそのサンズを2打席連続で見逃し三振にし、やり返した。降板後、球団広報を通じて「自分の中ではしっかり課題を持って試合に入って、意識していた課題は良い形で出せたのでそこは良かったです。修正するところはまだたくさんあると思うので、しっかり修正して後半戦に臨めるようにやっていきたいと思います」とコメントした。

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ロッテ藤原プロ初の甲子園弾「変化球に対応することができた」[ニッカン]

ロッテ藤原恭大外野手(21)がプロ入り後初めて甲子園で本塁打を放った。

2回2死、阪神伊藤将のカーブにしっかり合わせ、右翼ポール際へ運んだ。球団広報を通じて「真っ直ぐを打ちに行く中で、変化球に対応することができたのは良かったです。良いスイングができました」とコメントを寄せた。

大阪桐蔭時代は4度の甲子園出場を果たし、通算5本の本塁打を放っている。3年夏の準々決勝・浦和学院(埼玉)戦で1試合2発を記録して以来、自身では1076日ぶりの甲子園アーチとなった。

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ロッテ育成の森遼大朗2軍トップの8勝目、井口監督エキシビション起用意向[ニッカン]

ロッテの育成右腕、森遼大朗投手(22)が今季8勝目を挙げた。イースタン、ウエスタン両リーグのトップを走っている。

7月20日の日本ハム戦(鎌ケ谷)では1安打完封勝利を飾った。この日は初回、巨人1番立岡に初球を先頭打者本塁打されるなど、序盤に安打を許す場面が多かったが、5回を3失点でまとめた。

5回裏、1軍の甲子園遠征に帯同していないブランドン・レアード内野手(33)が逆転2ランを放ち、森が勝利投手の権利を得て救援陣に託した。レアードは2軍でも恒例のすしパフォーマンス。1軍では三木の指定席になっているお客様役も、この日は森がしっかりと務め、お役御免となった。

都城商(宮崎)から育成選手として入団し、今季で4年目となる。直球は140キロ台中盤ながら、スライダーやフォークも交えてコーナーに丁寧を突くスタイルで、2軍で好投を続けてきた。井口資仁監督(46)は25日の取材で、エキシビションマッチで森に登板機会をつくる意向があることを示している。

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[スタメン]阪神伊藤将司、ロッテ二木康太が先発、佐藤輝明「3番右翼」[ニッカン]

スタメンが発表された。阪神の先発は伊藤将司投手(25)、ロッテの先発は二木康太投手(25)。伊藤将は10日巨人戦で4回6失点で降板して以来、18日ぶりの実戦登板となる。

前日27日に2本塁打の佐藤輝明内野手(22)は、2試合連続で「3番右翼」でスタメン出場する。

◇スタメン

[阪神]
1(中)近本
2(二)糸原
3(右)佐藤輝
4(三)大山
5(一)サンズ
6(捕)原口
7(遊)木浪
8(左)小野寺
9(指)板山
先発投手=伊藤将
[ロッテ]
1(左)荻野貴
2(中)藤原
3(二)中村奨
4(指)エチェバリア
5(一)山口
6(三)安田
7(遊)藤岡
8(捕)加藤
9(右)和田
先発投手=二木

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ロッテ小島、今夏で退任の浦和学院森監督に「監督のおかげで今の自分がある」[ニッカン]

ロッテ小島和哉投手(25)が28日、今夏限りでの退任を表明した母校・浦和学院(埼玉)の森士監督(57)への感謝を口にした。

現在はエキシビションマッチで甲子園遠征に帯同している。球団を通じて「森士監督に1から野球というものを教えてもらいました。厳しくご指導をいただいた思い出が残っていますが、監督のご指導のおかげで今の自分があると感謝をしています。本当にありがとうございました」とコメントした。

同校では1年夏からベンチ入りし、甲子園でも登板した。2年春のセンバツでエースとして活躍し、同校史上初の全国制覇に大きく貢献した。2年夏も埼玉大会で完全試合を達成し、甲子園にも春夏連続で出場した。卒業後は早大に進学。その後も母校の夏の大会など節目で連絡をし、恩師を喜ばせていた。

母校が甲子園出場を決めたことにも「優勝おめでとうございます。3年ぶりになると思いますが、甲子園では後悔のないプレーをして優勝を目指して頑張って欲しいと思います」と喜びのコメントを寄せた。

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ソフト金の上野由岐子を祝福!ロッテ種市「復帰目指してさらに頑張ろうと」[ニッカン]

ロッテ種市篤暉投手(22)が、東京オリンピック(五輪)で金メダルを獲得したソフトボール上野由岐子投手(39)に祝福のコメントを寄せた。

20年1月に福岡県内で合同自主トレを行っていた縁がある。決勝をテレビ観戦したという種市はこの日、球団を通じて「本当に感動をしました」と祝福し「まるで自分も一緒にプレーをしているかのように、熱く観戦をさせていただきました。上野さんは僕が千賀さんと自主トレをさせていただくことになった際に、自主トレ先にいらっしゃっていて、色々とアドバイスをいただきました。フォームのこと、メンタル的なこと。そのアドバイスの数々は今でもノートに書き留めています」と思い出を振り返った。

種市は昨年9月、右肘のトミー・ジョン手術を受け、今季終盤以降の実戦復帰を目指してリハビリに励んでいる。「自分はまだリハビリ中ですが、復帰を目指してさらに頑張ろうという気持ちにさせていただきました。そしてまた自分がマウンドに戻った時に、上野さんのように見ている人に感動をしてもらえるようなピッチングをしたいとあらためて思いました」と大きな刺激になったようだ。

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ロッテ・種市、ソフトボール・上野を祝福「本当に感動した」[サンスポ]

ロッテの種市が昨年1月に福岡県で合同練習を行った上野の金メダル獲得を祝福した。08年北京五輪に続く優勝を果たしたエースに「テレビで見ていた。本当に感動した」と喜んだ。

自身は昨年9月に右肘内側側副靱帯の再建手術を受けた。「復帰を目指して、さらに頑張ろうという気持ちにさせていただいた。上野さんのように見ている人に感動をしてもらえるような投球をしたい」と決意を新たにした。

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ロッテ・藤原、プロ入り後初、甲子園で本塁打、大阪桐蔭時代以来1075日ぶり一発[スポニチ]

高卒3年目のロッテ・藤原が、プロ入り後では初めて甲子園で本塁打を放った。一挙6点を先制した2回に伊藤将のカーブを捉え、右越えへのソロ。「真っ直ぐを打ちにいく中で変化球に対応できた。良いスイングができました」と笑みを浮かべた。

大阪桐蔭3年時に中日・根尾らと甲子園春夏連覇を達成。18年8月18日の浦和学院との準々決勝では2発を放っており甲子園では1075日ぶりとなった。

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阪神、投打に元気なくロッテに完敗…“主役”の座を鳥谷に奪われる[スポニチ]

阪神は投打に精彩を欠いて完敗を喫した。先発の伊藤将が4回6失点で降板。リリーフ陣も追加点を奪われた。

打線はロッテ投手陣の前にわずか5安打で2得点。前日2本塁打の佐藤輝は第2打席に右翼への二塁打を放つなど3打数1安打。9回に2点を奪って反撃したものの、この夜、一番の盛り上がりは途中出場で適時打を放ち、守備では遊撃に就いたロッテ・鳥谷の躍動だった。

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ロッテ藤原、大阪桐蔭3年夏の準々決勝以来の甲子園アーチに「良いスイングができました」[スポニチ]

ロッテ・藤原恭大外野手が、甲子園でアーチを架けた。

2回だった。荻野の犠飛などで3点を先制し、2死走者なしとなったところで、左腕・伊藤将の変化球を右翼席へ運んだ。

「打ったのはカーブです。真っすぐを打ちに行く中で変化球に対応することができたのは良かったです。良いスイングができました」。

チームはその後も攻撃が止まらず、この回一挙6点を奪った。

大阪桐蔭時代は、中日・根尾らと3年春夏と甲子園連覇を達成。藤原は準々決勝・浦和学院戦で1試合2発を放っている。プロでは甲子園初アーチとなった。

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ロッテ・種市、リハビリ中もソフト上野の金に刺激「自分も一緒にプレーしているようだった」[スポニチ]

前日に東京五輪女子ソフトボールで金メダルを獲得した日本のエース・上野由岐子投手と、2020年1月に福岡で合同自主トレを行った種市篤暉投手も、歓喜に沸いた。

「昨夜はテレビで見ていました。本当に感動をしました。まるで自分も一緒にプレーをしているかのように熱く観戦をさせていただきました」。

競技は違えど、アスリートの大先輩から多くのアドバイスももらった。

「上野さんは、僕が(ソフトバンク)千賀さんと自主トレをさせていただくことになった際に自主トレ先にいらっしゃっていて色々とアドバイスをいただきました。フォームの事、メンタル的な事。そのアドバイスの数々は今でもノートに書き留めています」。

種市は昨年9月に右肘を手術。今季はリハビリに専念し、秋頃の実戦復帰を目指している。「自分はまだリハビリ中ですが、復帰を目指してさらに頑張ろうという気持ちにさせていただきました。そしてまた自分がマウンドに戻った時に上野さんのように、見ている人に感動をしてもらえるようなピッチングをしたいと改めて思いました」と大きな刺激を受けた様子だ。

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ロッテ・小島、母校・浦学の甲子園出場に歓喜!恩師には「一から野球教えてもらった」[スポニチ]

ロッテ・小島和哉投手が母校・浦和学院の甲子園出場を喜んだ。

「優勝おめでとうございます。3年ぶりになると思いますが、甲子園では後悔のないプレーをして優勝を目指して頑張って欲しいと思います。森士監督には一から野球というものを教えてもらいました。厳しくご指導をいただいた思い出が残っていますが、監督のご指導のおかげで今の自分があると感謝をしています。本当にありがとうございました」。

高校時代の小島は1年夏から甲子園を経験し、2年春は左腕エースとして全国制覇も経験。この日、恩師の森士監督が今夏限りで退任する意向を明かしており、感謝の気持ちも込めた。

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種市篤暉がソフト上野の金を祝福「上野さんのように感動してもらえる投球を」[報知]

ロッテの種市篤暉投手が東京五輪で金メダルに輝いたソフトボール・上野由岐子投手に祝福のコメントを寄せた。

種市と上野は今年1月に福岡で合同自主トレを行った。決勝をテレビ観戦し「本当に感動しました。まるで自分も一緒にプレーをしているかのように熱く観戦をさせていただきました。上野さんは僕が千賀さんと自主トレをさせていただくことになった際に、自主トレ先にいらっしゃっていて色々とアドバイスをいただきました。フォームの事、メンタル的な事。そのアドバイスの数々は今でもノートに書き留めています」と明かした。

昨年9月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、現在リハビリに励んでいる種市は「復帰を目指してさらに頑張ろうという気持ちにさせていただきました。そしてまた自分がマウンドに戻った時に上野さんのように、観ている人に感動をしてもらえるようなピッチングをしたいと改めて思いました」と今季中の実戦復帰を目指す。

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小島和哉が母校・浦和学院の甲子園出場を祝福、今夏で退任の森監督に感謝も[報知]

ロッテの小島和哉投手が母校・浦和学院高の甲子園出場を祝福しコメントを寄せた。

「優勝おめでとうございます。3年ぶりになると思いますが、甲子園では後悔のないプレーをして優勝を目指して頑張って欲しいと思います」。小島は1年夏からベンチ入りし2年春にはエースとしてセンバツに出場。同校初の全国制覇に貢献し、2年夏も甲子園に出場した。

さらに今夏で退任を表明している森監督について「森士監督には一から野球というものを教えてもらいました。厳しくご指導をいただいた思い出が残っていますが、監督のご指導のおかげで今の自分があると感謝をしています。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。

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春季キャンプ初日に悔しい離脱、ロッテ・茶谷健太「少しでも取り返せるように」[BASEBALL KING]

◇キャンプ初日に悔しい離脱

「順調という訳にはいかないんですけど、今は本当に野球ができる喜びを感じてやっています」。

ここまでをこのように振り返ったのは、ロッテの茶谷健太だ。支配下選手登録となった昨季、31試合に出場した茶谷は、今年2月の春季キャンプで移籍後初めて1軍スタートを切ったが、キャンプ初日の練習中に右足痛め、『右足ハムストリングスの肉離れ』により離脱となった。

「悔しい気持ちはあったんですけど、初日で怪我してしまったというのは、周りからみたら準備不足と判断されても仕方がないと思います。その分取り返すという訳ではないですけど、これから少しでも取り返せるように頑張っていきたいと思います」。

昨季1軍で経験し、今季に向けて「少ないチャンスでどう活かすかということだけを考えて、守備、走塁、打撃全て、1月もそうですし、シーズン終わってからすぐ取り組んできました」と、2月1日からアピールできるように準備を進めてきた。

その中でキャンプ初日に離脱。「(自主トレから)張りとかはあったんですけど、本当にいつも通り準備をしてきたので、仕方ないといったら仕方ないのかなと思います」。

◇リハビリ期間中

2月1日に離脱となった茶谷は「下半身の怪我なので動けないことがあると思うので、体重をまず増やしすぎないように。いつも以上にキレを出すことを意識していました」とリハビリに励んだ。

シーズンが始まってからは、ホーム・ロッテ浦和球場で行われる2軍戦で「自分が試合に出ているつもりで見ていました」と、ボールボーイなどを行い、今できることをしっかりと取り組んだ。

試合に出場しているつもりでボールボーイをしていたと話すが、同年代の選手の活躍する姿が目に入ってくる。1軍でもポジションは違うが、同じ育成から支配下選手登録となった和田康士朗、内野手の安田尚憲が活躍。「気持ちの面では焦りはありましたけど、体の面では焦らないようにと思っていました」。

◇打撃フォームを変更

長いリハビリを経て、7月10日のDeNAとの2軍戦で実戦復帰。翌11日の試合では左の池谷蒼大からレフトへ二塁打を放った。

試合の映像を見ると、昨季に比べて打撃フォームが変わったように見える。茶谷は「バットを立てていたんですけど、外回りしてしまうことが多かった。内から出して叩けるようにじゃないですけど、そういう意識でやっています」と説明。

打撃フォームを変更した理由について「もともと変えたいなと思っていたんですけど、なかなかシーズン中にガラッと変えるのは、勇気がなかった。怪我している時期もあったので、その中で少しずつ変えてみました」と明かす。

打席の中での手応えについては、「実戦からずっと離れていて、まだ5打席しか立っていないので、まだ何とも言えないというのが正直なところですね」とのことだ。

◇熾烈な競争に勝つために

ロッテの内野陣は1軍だけでなく、ファームも平沢大河、福田光輝、西巻賢二、松田進など試合に出場するための競争が熾烈。茶谷は復帰後、スタメン出場がなく、出場した6試合は全て途中出場だ。

「試合に出たときには、しっかり少ないチャンスでも、モノにできるように頑張っていきたいと思います」。

振り返れば、育成選手として入団した2019年も、春季教育リーグや2軍の練習試合では途中出場だったが、そこでアピールし、同年の2軍の開幕戦からスタメンで起用され、結果を残してシーズン終了後の12月に支配下選手登録を掴み取った。

当時2軍監督を務め、現在は1軍のヘッドコーチを務める今岡コーチに対し、茶谷は取材で感謝の言葉を述べることが多い。「1軍の舞台で結果を出して、恩返しになるかは分からないですけど、そういう風には思っています」と、今もその想いは変わらない。今岡ヘッドコーチに恩返しするためにも、1日も早く1軍の舞台に上がりたい。そのためには、2軍で結果を残していくしかない。遅れた分を取り戻すのは簡単なことではないが、今できること、与えられた出場機会で、1つ1つアピールしていけば、1軍のチャンスは訪れるはずだ。

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