わたしはかもめ2021年鴎の便り(8月)

便

8月4日

エキシビションマッチ:中日4−0千葉ロッテ(バンテリンドーム)

123456789R
千葉ロッテ0000000000
中日01020001x4

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ロッテ二木康太5回3失点「反省するところが多かった」後半戦へ引き締め[ニッカン]

先発したロッテ二木康太投手(26)が後半戦へ気持ちを引き締め直した。

2回に失策から1点を失うと、4回には中日高橋周に2ランを浴びた。前回の阪神戦では4回無失点。「今日は先頭打者を出して苦しい場面が多くなってしまったり、勝負どころで甘く入ったところもあったので、前回より反省するところが多かったです」と5回3失点の投球を振り返った。

最後にフォーク攻めをしたことを除けば、3種類の変化球をほぼ均等の割合で投げながら、直球を生かしていった。鹿児島の先輩である中日福留も内角への力強い直球で空振り三振に。井口監督は「まっすぐ自体は良かったと思う。(カウントを)取りにいく変化球が高めに浮いてしまうと1発になってしまうので、そこだけじゃないですかね」と課題も挙げつつ、一定の評価をしていた。

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名古屋では背走、甲子園では左中間、ロッテ藤原恭大のスーパーキャッチ続く[ニッカン]

ロッテ藤原恭大外野手(21)が名センターへの道を着実に進んでいる。

6回無死一塁。東妻のスライダーを捉えた中日ビシエドの打球は、中堅方面へ力強く伸びていった。藤原も「結構シュートしていったので」と、S字までとはいかずとも途中から角度を変えての背走に。それでも最後はフェンスに向き合いながらも、白球をもぎ捕った。

「結構難しかったんですけど、捕るのは昔からけっこう得意なんで、追いついてしまえば。球際が強いところが自分の持ち味だと思っているので」。

一塁走者の代走高松はすでに三塁近くにまで達していた。戻れるはずもなく、藤原の送球が二塁中村奨のところに返ってきた時も、高松はまだ二塁にさえ戻れずにいた。

和田らとともに、シーズン中から大塚1軍外野守備走塁コーチらの特訓を受けている。前へ後ろへ左右へ。「基本はやっぱり1歩目だと思っているので」。この日は4回にも背走キャッチに成功し、7月27日の阪神戦(甲子園)でも左中間の低いライナーを見事にダイビングキャッチ。ベルトが切れるほどの衝撃だったが、阪神ファンからも拍手喝采のプレーだった。

「手前のライナーだったり、上がる打球というよりは低い打球への1歩目がまだまだ遅いので、そこはもっとやらないといけないと思います」。

フォームが崩れ気味で「いまいちパッとしないですね」と苦笑いする打撃でも、連日しっかりと安打は放っている。「後半戦は最初から最後まで出ることを意識してやっていきたいと思います」。エキシビションは残り3試合。藤原がさらなる活躍を誓う緊迫のペナントレースは、9日後に再開する。

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