1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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東京ヤクル | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 3x | 5x |
ロッテ山口航輝外野手(20)が後半戦の1軍切符を勝ち取った。エキシビション最終戦を終え、井口資仁監督(46)が「1軍でスタートさせようかなと思っています」と明かした。
シーズン開幕戦で5番に抜擢され、2ヶ月間で4本塁打を放つものの打率が伸びず、6月からは2軍で下半身主導のフォームを作り直していた。鳥越2軍監督や福浦2軍ヘッドコーチらに指導を受けながら、技術やメンタル面を強化。7月上旬のオンラインインタビューでは「気持ちの部分では開幕から2ヶ月とはまた違ったメンタルで打席に立てるとは思います」と手応えを話していた。
エキシビションマッチは阪神3連戦は8打数0安打で終わったが、広島3連戦では13打数7安打2本塁打で大暴れ。最終的に打率は2割9分4厘だった。井口監督は「タイミングやスイングの軌道も良くなってきているので、先発でも代打でも」と後半戦の起用イメージを口にする。右翼を守るレオネス・マーティン外野手(33)の合流が8月末以降になる見込み。山口にかかる期待が増している。
ロッテのブランドン・レアード内野手(33)が逆転サヨナラ3ランで、エキシビションマッチを締めた。
1点を追う9回1死、四球と安打でチャンスを作ると、レアードがヤクルト大下の直球を左翼席上段に豪快に運んだ。無観客の非公式戦ながら、すしパフォーマンスは忘れない。いつも通り、三木亮内野手(23)が食べた。
井口資仁監督(46)は「若手を多めに使ったので、もう少しかなというところもありますけど、何とか彼らも戦力にならないと困るので、うまく使いながらやっていきたい」と総括し、この先を見据えた。
後半戦は13日からのオリックス3連戦(ZOZOマリン)でスタートする。ロッテのエンニー・ロメロ投手(30)が10日、ZOZOマリンで入団会見を行った。未発表だった背番号は「91」に決まった。
昨季まで中日でプレーした左腕は、今季はメキシカンリーグでプレーしていた。「また日本に来られると思っていなくて。でも、また来たいという気持ちがあったので。千葉ロッテマリーンズでプレーできることをすごく嬉しく思っていますし、自分のできることを一生懸命やってチームの優勝に貢献することだけを考えています」と喜んだ。6月中旬に獲得が発表され、7月下旬に来日。自主隔離期間を終え、この日から合流となった。
大型左腕で先発候補として期待されるロメロは、来日後の自主隔離期間はパ・リーグの各打者の映像を研究するなどし、備えていたという。「常に試合では5イニング以上投げて自分に勝利をつける、またチームに勝ちをつけられるようなピッチングをしたいと思っています」と意気込んだ。
井口資仁監督(46)は「優勝争いに向けて、投手陣の層の厚みを増すことが1つの課題でもありました」と獲得を喜び「8月の早い段階で考えています」と1軍初登板をイメージした。今週中にイースタン・リーグ公式戦で登板する見込みだ。
ロッテの育成選手、ホルヘ・ペラルタ外野手(20)が10日、ZOZOマリンで入団会見を行った。
ドミニカ共和国出身のペラルタは、昨年末に獲得が発表されていたが、コロナ禍の影響で来日が遅れていた。「毎日、基本的には1人で一生懸命練習をしていました。いつ日本に来れるかは分からなかったので、いつもメンタルの準備もし、体の準備もできていました。今来られてすごく嬉しく思っています」と笑顔を見せた。
50メートル5秒6の快足を生かし、両打ちで内外野の守備をこなす。高校までは主に中堅を守り、プロ経験はない。母国ではチームメートから「チスパ」と呼ばれた。火花を意味する。「チームの起爆剤として、勝利に貢献できる。いつも一生懸命、100パーセントのプレーをしてできる、そんな意味で呼ばれたことがあります」と明かした。
この日、20歳の誕生日を迎えた。チームでは佐々木朗、横山と同世代になる。母国から多くのメッセージが届いた。「寂しい?」と心配されたが「自分は日本で成功を収めるために来ているから、ここで一生懸命やるだけだ」と返信した。思いは強い。
「ドミニカ共和国では16歳を過ぎると、なかなかプロのチームと契約することが難しくて。なかなか難しい状況にいたんですけど、一生懸命練習することだけを意識して。ちょっと遅くはなりましたけど、ようやくこうやってプロと契約できて、日本に来られて。本当に自分の野球人生が始まったんだなという気持ちです」。
ここから、ジャパニーズ・ドリームをつかみ取る。
ロッテは10日、8月17日からの西武3連戦(ZOZOマリン)の入場者に、抽選でロッテ製アイス「クーリッシュ バニラ」をプレゼントすると発表した。
当日の球場内に掲出される専用2次元コードをスマートフォンで読み取ることで抽選に参加できる。同商品は夏の特別イベント「BLACK SUMMER WEEKEND supported byクーリッシュ」として開催される13日からのオリックス戦(ZOZOマリン)でも、抽選でプレゼントされることがすでに発表されている。
球団広報室は「いよいよ8月13日から後半戦が始まります。リーグ優勝のためにまずは後半戦最初のオリックス3連戦、西武3連戦が非常に大事になります。暑い中、応援していただくファンの皆様のためにクーリッシュバニラをご用意させていただきました。お越しの際はぜひ抽選にご参加ください。リーグ優勝を目指すマリーンズに後半戦も熱い応援をよろしくお願いします」とコメントを寄せた。
ロッテが10日、千葉市美浜区のZOZOマリンスタジアムで、育成選手ホルヘ・ペラルタ外野手(20)=ドミニカ共和国=の入団会見を行った。
元中日のエンニー・ロメロ投手(30)=ドミニカ共和国=に続いて入団会見。コロナ禍の影響で来日が遅れ、ロメロとともに7月26日に来日し、2週間の入国待機期間を経て会見に臨んだ。
178センチ、71キロの俊足スイッチヒッター。これまでプロ経験がない。10日に20歳の誕生日を迎え「支配下登録を勝ち取れるように、20歳の1年間を過ごしていきたい」と節目の1日に決意新た。
長所は「1番は足の速さです。他にも肩の強さだったり、シャープなバッティング」。ニックネームは「チスパと呼んでいただきたい。火花という意味なんですけど、チームに火花をともせるように」と起爆剤としての活躍を誓った。
ロッテが10日、千葉市美浜区のZOZOマリンスタジアムで、6月中旬に獲得を発表したエンニー・ロメロ投手(30)=ドミニカ共和国=の入団会見を行った。
ロメロは2019年から中日に2年在籍。19年は先発で21試合に登板して、8勝10敗で防御率4.26の成績を残した。昨季は左肩痛で未登板のまま中日を退団。今季はメキシカンリーグのティフアナ・ブルズでプレーしていた。
身長190センチ、体重103キロの左腕は、コロナ禍の影響で7月26日に来日。2週間の入国待機期間を経て入団会見に臨み「(待機期間の)2週間を使って、チームから提供されたiPadでパ・リーグの各バッターの研究をしていました。(ファンには)カタンガと呼んでいただきたい」と話した。カタンガとは生まれた村で、以前から呼ばれていたという。
6月中旬に中日からロッテに移籍した加藤匠馬捕手(29)とは、19年に幾度もバッテリーを組んだ。同年6月17日の交流戦ロッテ戦では、7回を投げて10奪三振。「19年のほぼ勝ちがついた試合については、加藤選手がキャッチャー。信頼できる。チームの勝利に貢献したい」とバッテリー再結成を待ち侘びた。
ロッテは10日、ZOZOマリンでの西武3連戦(8月17〜19日、5時45分開始)で、ロッテのアイス「クーリッシュ バニラ」を抽選でプレゼントすると発表した。
抽選は当日の試合観戦チケットを持参している人を対象に、球場内に掲出される専用QRコードをスマートフォンで読み取ることで参加可能。
ロッテのアイス「クーリッシュ バニラ」のプレゼントは「魅惑のボールパークで自由に遊ぶ、特別な夏」をコンセプトにした夏の特別イベント「BLACK SUMMER WEEKEND(ブラックサマーウイークエンド) supported by クーリッシュ」として開催される8月13〜15日のオリックス戦(ZOZOマリン)での実施が決定しており、今回は配布日程の追加となる。
侍ジャパンに12球団で唯一、選出がなかったロッテが、13日から再開される後半戦へ向け、エキシビションマッチ最終戦を劇的な勝利で締めた。1点ビハインドの9回1死一、三塁、4番レアードが左越えにサヨナラ3ラン。アトランタ五輪で銀メダルを獲得した井口監督は「最後はいい形で決めてくれた。チームとしては序盤打てなかったが、最後はつないで逆転してくれた」と、和田、小川の若手が四球と安打で主砲にお膳立てしたことを評価した。
自宅がある米国へ一時帰国中のマーティンは、チーム合流が今月下旬となる見込み。五輪前は2軍調整中だった山口について、指揮官は「(後半戦は)上でスタートさせようと思っている」とし、当面は角中、和田、山口で穴を埋める。
6月に獲得を発表した新外国人ロメロと昨オフに契約を結んでいた育成選手ペラルタが、本拠地で入団会見に臨んだ。いずれもコロナ禍で来日が遅れた。昨季まで中日に2年間所属し、19年に8勝を挙げた左腕ロメロは今季、メキシカンリーグでプレーしており「また日本に来たいと思っていた。自分が持っているものを一生懸命出したい」。背番号は91に決まった。先発で期待されており、井口監督は「早く1軍に上がって優勝に貢献して欲しい」と話した。
プロ野球は10日、実行委員会をオンラインで開き、来季22年シーズンの日程大綱を承認した。3月25日にセ、パ同時開幕し、全143試合を行う。CSはファーストSが10月8日、ファイナルSが同12日からスタート。日本シリーズは同22日から、セ・リーグ本拠地球場で始まる。
今季のポストシーズン日程も確認され、秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」は10月11日から11月1日にかけて開催。合同トライアウトは12月8日に実施する。今季のCSは11月6日から、日本シリーズは同20日から開始と1週間繰り下げられている。
公式戦は13日から再開。自治体と主催球団の協議で入場者数が決まるが、無観客開催の要請については日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長が「ないようです」と話した。
プロ野球は10日、実行委員会をオンラインで開き、来季2022年の日程大綱を承認した。22年シーズンは3月25日にセ、パ同時開幕することが決まった。
クライマックス・シリーズ(CS)は10月8日にセ、パ同時にファーストステージがスタート。ファイナルステージは12日から始まる。日本シリーズは10月22日から、セ・リーグの本拠地球場で開始。交流戦、オールスター戦も通常通り実施予定で、日程は後日に発表される。
新型コロナウイルスの感染拡大が続き、チームの集団感染による対戦カード中止などの影響を受け、今季はポストシーズンを当初より1週間繰り下げることが既に決まっている。CSはファーストSが11月6日、ファイナルSが同10日に始まる。日本シリーズは11月20日から、パ・リーグの本拠地球場で行う。
ロッテの新外国人、エンニー・ロメロ投手(30)が10日、ZOZOマリンで会見を行った。
「19、20年と日本いたが、また、日本に来たいと思っていた。自分のが持っているものを一生懸命出して、チームに貢献していきたい」。
ドミニカ共和国出身のサウスポーは、昨季まで中日に所属し、19年は21試合に登板し、8勝10敗、防御率4.26だったが、20年は1軍出場なし。今季はメキシカンリーグでプレーしていた。
先発として期待する井口監督は「1度は2軍で投げてもらうが、早い段階で1軍に上がってもらって優勝に貢献してもらいたい」と期待した。球団は6月に獲得を発表していたが、新型コロナウイルスの影響などで来日が7月下旬と遅れていた。
また、ロメロは2週間の隔離期間を利用し、「パ・リーグの打者の特徴を知るために、映像をみてどうやって打ちとるかを考えながら過ごしていた」と明かした。
また、昨オフに育成契約を結んでいた同じドミニカ共和国出身のペラルタもコロナ下の情勢を踏まえて、来日が7月下旬となっていた。
ロッテは8月17〜19日の西武3連戦(ZOZOマリン)で、ロッテのアイス「クーリッシュバニラ」を抽選でプレゼントする。抽選は当日の試合観戦チケットで、球場内に掲出される専用QRコードをスマートフォンで読み取ることで参加可能となる。
ロッテのアイス「クーリッシュ バニラ」のプレゼントは8月13〜15日のオリックス戦(ZOZOマリン)での実施が決定しており、今回は配付日程の追加となる。
球団広報室は「いよいよ8月13日から後半戦が始まります。リーグ優勝のために、まずは後半戦最初のオリックス3連戦、西武3連戦が非常に大事になります。暑い中、応援していただくファンの皆様のためにクーリッシュバニラをご用意させていただきました。お越しの際はぜひ抽選にご参加ください。リーグ優勝を目指すマリーンズに後半戦も熱い応援を宜しくお願いします」とコメントしている。
ロッテの山口航輝外野手が後半戦1軍スタートを切ることが10日、分かった。
井口監督はこの日の試合終了後、「上(1軍)でスタートさせようかなと思っています」と明言。「非常にタイミングも、スイングの軌道というのも良くなってきているので、先発でも代打でも」と後半戦での起用イメージを明かした。
長打力が魅力の山口は今季開幕1軍を勝ち取り、前半戦で4本塁打をマークするもその後は不調に陥り、5月31日に出場選手登録を抹消。前半戦は打率1割5分8厘で折り返した。この日は「7番・DH」でスタメン出場し、3打数無安打だったが、指揮官は「調子が上がってきたら(1軍に)というのもあったし、この(五輪ブレイク)期間で打ち込みができて本人の調子も上がってきたので」と後半戦での飛躍に期待した。
プロ野球12球団と日本野球機構(NPB)は10日、オンラインで実行委員会を開き、来季の日程などを発表した。
開幕はセ・パ同時で3月25日。クライマックスシリーズ(CS)は10月8日、日本シリーズは10月22日(セ・リーグ本拠地から)に始まる。交流戦や球宴は後日発表予定。
また今オフ、フェニックス・リーグは10月11日から11月1日まで宮崎で開催される。12球団合同トライアウトは12月8日を予定している。
6月16日に入団が発表された新加入のエンニー・ロメロ投手が10日、ZOZOマリンで入団会見を行った。背番号は「91」。
19、20年には中日でローテーションの一角を担い、昨季はメキシカンリーグでもプレー。パワフルなストレートを持ち味とする左腕は「強い真っ直ぐを投げてバッターをアウトにするのが自分のスタイル。オープン戦、シーズン通して何人かはパ・リーグのバッターは知っていますし、動画を見て研究していきたいと思います。常に試合では5イニング以上投げて自分に勝利をつける、またチームに勝ちを付けられるようなピッチングをしたいと思っています」と意気込んだ。
会見に同席した井口監督も「ドラゴンズでも実績ある投手ですし今年のオリンピック予選での投球も非常に素晴らしい投球だった。実際は代表で出てくる予定がそっちを断ってまでこっちを優先していただいて来てもらったので非常に嬉しく思います。何とかローテーションの一角として優勝争いの中で勝ちを積み重ねていって欲しい」と後半戦の重要なピースとして期待を込めた。
今週中に1度2軍で登板する予定で、その後の状態を見て、早ければ来週中にも1軍に合流する見込み。
また昨オフに育成契約を結んだホルヘ・ペラルタ外野手もこの日入団会見を行った。
ロッテは10日、本拠地で行われる17日〜19日の西武戦でロッテのアイス「クーリッシュ バニラ」を抽選でプレゼントすることを発表した。
抽選は当日の試合観戦チケットを持つ人を対象に、球場内に掲出される専用QRコードをスマートフォンで読み取ることで参加可能。
球団広報は「いよいよ8月13日から後半戦が始まります。リーグ優勝のために、まずは後半戦最初のオリックス3連戦、西武3連戦が非常に大事になります。暑い中、応援していただくファンの皆様のためにクーリッシュバニラをご用意させていただきました。お越しの際はぜひ抽選にご参加ください。リーグ優勝を目指すマリーンズに後半戦も熱い応援をよろしくお願いします」とコメントした。
日本野球機構(NPB)と12球団は10日、機構理事会と実行委員会を開き、来季はセ・パともに3月25日に開幕することが決まった。各チーム143試合を戦い、CSはセ・パともに10月8日、日本シリーズは10月22日に開幕と決まった。
今年のみやざきフェニックス・リーグは10月11日から11月1日までの期間で開催され、12球団合同トライアウトが12月8日に行われることも発表された。また、13日からのリーグ戦再開について、自治体から新型コロナ感染拡大による無観客開催等の要請はなく、従来通り政府、自治体の観客制限に基づいて行われる。
ロッテが獲得したエンニー・ロメロ投手(30)が10日、ZOZOマリンスタジアムで入団記者会見に臨んだ。昨季まで中日に所属し、2019年に8勝10敗、防御率4.26を記録した。手薄な先発の一角に期待され「また日本に来たい気持ちはあった。一生懸命にやって、優勝に貢献する」と意気込んだ。
また、新型コロナウイルス禍の影響で来日が遅れていた育成選手のホルヘ・ペラルタ外野手(20)も会見し「1番の持ち味は足の速さ。日本でも通用するところを見せたい」と抱負を述べた。
日本野球機構(NPB)と12球団は10日、機構理事会と実行委員会を開き、来季はセ・パ同時で3月25日に開幕することが決まった。
各チーム143試合を戦い、CSはセ・パともに10月8日、日本シリーズは10月22日に開幕。交流戦と球宴の日程は後日発表される。
また、今年の宮崎フェニックスリーグが10月11日から11月1日までの期間で開催され、12球団合同トライアウトが12月8日に行われることも発表された。
日本野球機構(NPB)と12球団によるプロ野球実行委員会が10日、オンラインで開かれ、来季日程の大枠を承認し、セ、パ両リーグは3月25日に同時開幕することが決まった。クライマックスシリーズ(CS)は10月8日にスタートし、日本シリーズは同22日にセ球団の本拠地で開幕する。
昨季と今季は新型コロナ感染拡大の影響や五輪開催に伴う公式戦中断により、日本シリーズ終了が11月末にずれこむ変則日程となったが、通常のシーズンのスケジュールに戻る。
今季の宮崎県内での秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」は10月11日〜11月1日に開催することなども決まった。
ロッテは10日、ZOZOマリンスタジアムで主催する17日からの西武3連戦で、ロッテのアイス「クーリッシュ バニラ」を抽選でプレゼントすると発表した。
抽選は当日の試合観戦チケット所有者を対象として、球場内に掲出される専用QRコードをスマートフォンで読み取ることで参加可能。
同プレゼントは13日からのオリックス3連戦での実施が決定しており、今回は配付日程の追加となる。
ロッテ広報室は「いよいよ8月13日から後半戦が始まります。リーグ優勝のために、まずは後半戦最初のオリックス3連戦、西武3連戦が非常に大事になります。暑い中、応援していただくファンの皆様のためにクーリッシュバニラをご用意させていただきました。お越しの際はぜひ抽選にご参加ください。リーグ優勝を目指すマリーンズに後半戦も熱い応援を宜しくお願いします」とコメントした。
“令和の怪物”が、大きな一歩を踏み出した。実戦登板なしに終わった1年目を経て、迎えた2年目。ロッテ・佐々木朗希投手はついにベールを脱ぎ、1軍のマウンドへ登った。プロ初勝利も経験したシーズン前半戦。常に視線を浴びる19歳は、何を感じたのか−。
ルーキーイヤーは2軍登録ながら、シーズンを通して1軍にいる“異例”の措置。いくら160キロを投げる力を持っていても、その負荷に耐えられる体がなければ故障に繋がる。首脳陣と話し合い、じっくりと体を作ることに専念した。
「今年に向けてしっかりできる準備はできたかなと思います。色んなことを経験できましたし、色んなことを試して、自分がここまでやってきたことが間違っていなかったことも再確認できたり、正しい知識も増えたり、良かったかなと思います」。
もちろん試合で投げたいという思いもあった。それでも、将来の羽ばたく姿を見据えながら、自らの気持ちに折り合いを付け、1年間過ごした。そしてついに、待ちわびた日がやってきた。
5月16日の西武戦(ZOZOマリン)で1軍デビュー。5回を投げ6安打4失点(自責2)で、勝ち負けは付かなかった。2度目の先発となった5月27日の阪神戦(甲子園)では5回7安打4失点(自責3)でプロ初勝利。その後も3試合に先発し、計5試合で1勝3敗、防御率3.76の成績で前半戦を終えた。
振り返ると、課題ばかりが口をついて出る。1年間の“ブランク”には戸惑った。「去年投げてないので、試合勘を取り戻すことだったりとか、投げる体力は投げて付くと思うので、正直投げる前から分かっていたことではあったんですけど。足の速いランナーを背負ったときだったりとか、これから投げて直していかないといけないですね」。デビュー戦では西武相手に5盗塁を許した。前半戦最後の2試合では出した4四球は、全て安打を浴びた次の打者に与えており、走者を置いてからの投球も課題に挙げる。
岩手・大船渡高時代に高校生最速となる163キロを記録した“代名詞”のストレート。デビュー戦の最速は154キロだったが、8月3日の中日とのエキシビションマッチ(バンテリンドーム)では、最速158キロを記録した。実戦のマウンドに慣れてきたのはある。だが、プロの世界では球速だけではやっていけないということも分かっている。
「アウトを取ることが仕事なので、それが1番です。その中で、こういう風にしたらアウトを取れるかなと。それはコントロールだったり、配球だったり、ボールの質だったり、色んな要素があって打者を打ち取れると思うので、(球速は)その中の1つだと思います。そういうもので打ち取れたら良いんですけど、僕にはそういう技術がないので…。スピードはそこそこ出るので、それは武器として使っていきたいです」。
エキシビションマッチも含めて3本塁打を許しているが、打たれたのは全てストレート。「失投がホームランに繋がるので、そういうボールをなくしていきたいです。コントロールミスは試合を動かす失点に繋がるので、気を付けないといけないなと思いました」。どれだけ球が速くても、コースが悪ければ1軍のバッターには簡単に弾き返される。“1球の怖さ”も実感した。
半面、手応えを感じたのもストレートだった。「しっかりコースに投げ分けられた時のストレートは、どうにか試合を作っていけるボールかなと思います。コースを間違わなければヒットとかは打たれていないので」と、冷静な口調で分析する。
今春のキャンプ前から、オリックスの山本由伸投手らも取り入れているやり投げのトレーニングを行い、テークバック時に腕を伸ばし、肘からトップへ上げる投げ方に変更してみたりもした。まだ公式戦に1度も投げていない状況での新しいフォームへの試みだったが、抵抗は「なかったです」と即答する。
「学生時代から、その時その時で自分のフォームに納得していなかった時に変えていたので」。
高校時代からプロ野球選手のフォームを参考に、自分に落とし込み、163キロを生み出すフォームを作り上げた。研究熱心な19歳は、プロになっても躊躇は一切なかった。
今季は肘のほか、下半身の使い方にも焦点を当てている。「力に頼らず投げられるように下半身のパワーを生んで、無駄なく力をボールに伝える練習をしています。感覚的なことですが、体の仕組みとか、どういう体勢で力が入るのかというのはコーチと話し合いながらやっています」。日々、メカニックについて考え、進化を模索している。
今季は「投げること」をテーマに掲げる。「後半戦はなるべく試合数を投げれるようにして、今年中には(公式戦で)中6日で投げれるように準備したいと思います」。投げる事でしか得られないことを得ていくシーズンに。球界のエースに成長するために、怪物は一歩ずつ、着実に歩みを進めている。