東京オリンピック(五輪)の中断期間を終え、13日からリーグ戦が再開する。
エキシビションマッチ勝敗表 | |||||||
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球団 | 試 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 得 | 失 |
日本ハム | 9 | 5 | 2 | 2 | .714 | 37 | 27 |
ヤクルト | 9 | 5 | 2 | 2 | .714 | 27 | 24 |
中日 | 10 | 7 | 3 | 0 | .700 | 37 | 26 |
ソフトバンク | 9 | 4 | 2 | 3 | .667 | 33 | 34 |
楽天 | 8 | 4 | 2 | 2 | .667 | 22 | 11 |
阪神 | 11 | 6 | 4 | 1 | .600 | 32 | 37 |
ロッテ | 11 | 5 | 5 | 1 | .500 | 50 | 42 |
オリックス | 9 | 4 | 4 | 1 | .500 | 45 | 32 |
広島 | 9 | 3 | 5 | 1 | .375 | 33 | 39 |
DeNA | 10 | 2 | 7 | 1 | .222 | 28 | 49 |
西武 | 10 | 2 | 8 | 0 | .200 | 25 | 40 |
巨人 | 7 | 0 | 3 | 4 | .000 | 29 | 37 |
投打の主軸である山本、吉田正が東京五輪で活躍している間に、19歳左腕宮城、ドラフト3位の来田、ラオウ杉本ら残留組が元気な姿を見せた。この期間でロメロは一身上の都合で退団したが、新助っ人勢も着々と調整を進めた。先発として期待されるスパークマンはエキシビションマッチで結果を残し、後半戦の先発枠として期待される。また、助っ人野手のラベロは隔離期間を終え、12日に入団会見を行うなど、首位キープへしっかり戦力を整備した。
6年目のオコエが存在感を示している。2月に左手首を手術。7月24日の侍ジャパン戦で約2年ぶりに1軍合流し、同学年の森下から二塁打を放った。広い守備範囲と1つ先の塁を狙う積極姿勢が光る。石井GM兼監督もアピールした若手の1人に挙げ「素晴らしいプレーヤーになる可能性を秘めた選手。腐らずに足元を見てやっていけば、いいセンスを持っているので期待しています」。外野はリーグ打点王の島内、同打率2位の岡島が不動。一角を崩せるか。
佐々木朗が勢いを増してきた。エキシビション2試合では直球が全て150キロ以上で、最速158キロもマーク。15日のオリックス戦(ZOZOマリン)に先発後、中10日以上の登板間隔になる予定だが、ここから白星を増やしてきそうだ。投手では新外国人左腕ロメロも合流。打線ではマーティンの1軍合流が8月末頃になる見込みで、エキシビションで多く起用された山口、和田らにもこれまで以上に結果が求められる。レアードが好調を維持しているのは頼もしい。
BC・茨城から右打ちの外野手アルバレスを獲得。だが、先発右腕のレイがコロナ禍による家庭の事情で退団した。エキシビションマッチではリチャードが全9試合で4番に入り2本塁打。だがその他チャンスをもらった若手で目立った活躍を見せた野手は少なかった。先発投手陣は五輪に出場した千賀、マルティネスの状態次第の側面もあり、ローテーションを固められないまま。この期間に先発機会のあった笠谷やスチュワートが台頭すれば厚い陣容になりそうだ。
後半戦巻き返しには、山川の復活が欠かせない。開幕直後に左太もも裏を痛め離脱。復帰後も「ごまかしで数字が出なかった」と振るわなかった。中断期間を“ミニキャンプ”と位置づけ下半身強化に努めた。3番森とともに、破壊力を取り戻し4番として定着できれば、ベテラン栗山、中村の負担を軽減。打線の厚みも生まれる。けが人続出となった前半戦から戦力が戻り、仕切り直しの後半戦。山賊が得意の8月攻勢を仕掛け、上位浮上のきっかけをつかみたい。
最下位からの巻き返しへ、復調気配漂う打線が好材料だ。エキシビションマッチ9試合で、チーム打率は2割9分3厘、得点圏打率3割1厘。栗山監督は「下位打線が打つからなんだよ」と要因を説明し、下位からのつなぎが成績に表れた。中でも、大田は前半戦に不振で2軍に降格するも、エキシビションマッチで4試合で12打数6安打3打点だった。1軍返り咲きへ当確ランプをともす活躍を見せた。上位猛追へ、頼もしいピースがカギを握る。
ロッテがリーグ戦再開で一気に首位と差を縮める。
オリックスとは2.5ゲーム差。井口資仁監督(46)は「いい形でスタートを切れるように。(後半戦は)突っ走るしかない。トップを目指していくしかないので。まずは明日を取る」と初戦にかける。相手先発はリーグトップタイ9勝の宮城で、左腕に強いオーダーを熟考。また今季10発を献上している杉本に、五輪メンバーの吉田正も戻る。「特定の選手に打たれている。つっこめるところは投手をどんどんつっこんでいきたい」と、前半戦は8人だったリリーフを9人に増やして臨む。
10日に入団会見を行ったロッテのエンニー・ロメロ投手(30)が12日、イースタン・リーグ日本ハム戦(浦和)で初登板した。
先発して4回を3安打8奪三振1失点。ともに中日でプレーした加藤とバッテリーを組み、73球を投げた。
球団を通じて「体の状態はよかったです。ストライクゾーンに投げ込むことに集中し、思い通りに投げられた。自分の想像通りにゲームを進めることができました。この状態を続けていきたいです。(加藤は)中日時代より常に自分を上手くリードしてくれている。いいコミュニケーションが取れていて、いいコンビです」とコメントした。
ロッテは13日のオリックス戦から、ZOZOマリンでの弁当購入者限定で選手ネーム入りの箸を販売すると12日、発表した。
9選手(唐川、佐藤都、鳥谷、安田、中村奨、荻野、藤原、和田、マーティン)が対象。それぞれブラックとピンクの2色が用意されている。鳥谷と荻野の箸は自身の選手弁当である「TORI弁当」と「勝飯」にのみ付属する。
弁当1個につき箸1膳をその場で購入可能。選手と色はランダムとなる。球団公式ホームページで弁当と箸を予約すると、事前予約特典として選手と色を選択できる。予約は観戦日の土日祝を除く3日前まで。
広報室は「新たな企画として選手ネーム入りお箸を発売することになりました。こちらはお弁当を購入した方を対象に限定販売する商品となります。事前予約した方には選手や色も選ぶことができますので、事前予約での購入をおすすめします。皆様もぜひ大好きな選手のお箸を手においしいお弁当を食べてください」とアピールした。
ロッテ森遼大朗投手(22)が7月度のスカパー!ファーム月間MVPを受賞した。
森は7月20日のイースタン・リーグ日本ハム戦(鎌ケ谷)で1安打完封の快投を見せるなど、ここまで2軍両リーグトップの8勝(1敗)を挙げている。
球団を通じて「初受賞、素直に嬉しいです。選んでいただけると思っていなかったので、本当に驚いています。今年はスライダー、カーブに加えてフォークを勝負どころで使えるようになったことも、この結果につながったのかなと感じます。ここまでやってきたことが実りつつあるのかなと今回で少し自信になりました。後半戦も前半戦以上の働きをして、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります」とコメントした。
10日に入団会見を行ったロッテのエンニー・ロメロ投手(30)=ドミニカ共和国=が12日、イースタン・リーグ日本ハム戦(ロッテ浦和)で移籍後初登板し、4回を3安打1失点で降板した。
井口資仁監督(46)が視察に訪れた一戦で身長190センチ、体重103キロの左腕は「体の状態はよかった。ストライクゾーンに投げ込むことに集中し、思い通りに投げることができた。自分の想像通りにゲームを進めることができました。この状態を続けていきたい」と8奪三振の投球内容に好感触をつかんだ。
2019年から中日に2年在籍。19年は先発で21試合に登板し、8勝10敗で防御率4.26。昨季は左肩痛で未登板のまま中日を退団した。
19年に中日でバッテリーを組んだ加藤匠馬捕手(29)が、6月中旬にロッテ移籍。ともに新天地でバッテリーを再結成した。ロメロは「中日時代より常に自分をうまくリードしてくれている。いいコミュニケーションが取れていてよいコンビです」と加藤のサポートを称賛した。
イースタン、ウエスタン両リーグが制定する「スカパー!ファーム月間MVP賞」の7月度受賞選手が12日に発表され、育成選手のロッテ・森遼大朗投手(22)が初受賞した。
森は都城商高(宮崎)から2018年育成2位でロッテに入団した今季4年目の右腕。まだ支配下登録されておらず1軍戦未登板だが、7月にイースタン・リーグで2勝を挙げた。7月20日の日本ハム戦(鎌ケ谷)に先発して1安打完封。28日の巨人戦(浦和)では5回8安打、自責3で8勝目(1敗)を挙げた。
森は球団を通じて「素直に嬉しいです。僕が選んでいただけると思っていなかったので、本当に驚いています。今年はスライダー・カーブに加えて、フォークを勝負どころで使えるようになったことも、この結果につながったのかなと感じます。ここまでやってきたことが実りつつあるのかなと今回で少し自信になりました。後半戦も前半戦以上の働きをして、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります」とコメントした。
ロッテは13日のオリックス戦(5時45分、ZOZOマリン)からZOZOマリンでのお弁当購入者限定で、選手ネーム入りのお箸を販売すると12日、発表した。
選手ネーム入りお箸は9人(唐川、佐藤都、鳥谷、安田、中村奨、荻野、藤原、和田、マーティン)が対象で、それぞれブラックとピンクの2色を用意。お弁当1個につきお箸1膳をその場で購入可能、お箸の選手と色はランダムとなる。
事前予約特典として、マリーンズ公式ホームページでお弁当とお箸を予約した人に関しては、お箸の選手と色を選択可能(予約は観戦日の土日祝をのぞく3日前まで受付)。詳細は次の通り。
ロッテが12日、千葉市のZOZOマリンスタジアムで約2時間の練習を行った。井口資仁監督(46)は後半戦に向けて「スタートが首位オリックスと。いい形でスタートできれば」と13日からのオリックス3連戦(ZOZOマリン)で首位をたたき、勢いをつけようと意気込んだ。
前半戦は83試合を戦って37勝34敗で3位。後半戦の60試合は「突っ走るしかない。とにかくトップを目指していくしかない」と47年ぶりとなる勝率1位でのリーグ優勝に照準。前半戦は投手を8人ベンチ入りさせていたが、後半戦は「9人入れているんで。突っ込めるところは突っ込んで」と中継ぎ投手の層を厚くして戦い続ける。
13日に先発する二木康太投手(26)は「チームが優勝できるようにやっていきたい。後半戦の開幕も任せてもらったピッチャーが、この成績ではだめだと思う。やらなきゃという気持ちは強いです」とオリックス戦の先勝に意欲をみせた。今季の開幕投手は前半戦4勝4敗、防御率3.97。後半戦での巻き返しを強く誓った。
首位・オリックスと2.5ゲーム差で激突する3位のロッテ・井口監督は、3番・吉田正&4番・杉本への警戒を強めた。「うちは特定の選手に結構打たれている。(オリックスには)キーマンが2人いる。しっかりと対策を立てていきたい」と青学大の後輩コンビを徹底マークする。
東京五輪の金メダル獲得に貢献した吉田正はリーグトップの打率.343。対戦成績は.292ながら、本拠地のZOZOマリンでは.381と打たれている。杉本とはさらに相性が悪く、全18本塁打中、10本塁打を許している。開幕戦に続き、後半戦の初戦先発も任される二木も「吉田さんは1番警戒しないといけないが、その前後もいい打者が来る」と、天敵封じを意識した。
ロッテの新外国人ロメロがロッテ浦和でイースタン・リーグの日本ハム戦に先発として、移籍後初登板。最速155キロをマークし、4回3安打1失点、8三振を奪った。
「ストライクゾーンに投げ込むことに集中し、思い通りに投げられた。この状態を続けたい」。中日時代の19年に8勝をマークした左腕は、今季はメキシカンリーグでのプレーを経て、6月に入団が決定。コロナの影響で来日が遅れ、10日に本拠地で会見したばかりだった。
ロッテの新外国人エンニー・ロメロ投手が12日、ロッテ浦和でイースタン・リーグの日本ハム戦で先発として、移籍後初登板を果たした。最速155キロをマークし、4回3安打1失点、8三振を奪った。
「体の状態は良かったです。ストライクゾーンに投げ込むことに集中し思い通りに投げることが出来た。自分の想像通りにゲームを進めることができました。この状態を続けていきたいです」。
昨季まで中日に在籍し、19年は21試合に登板し、8勝10敗、防御率4.26。昨季は1軍登板なしだった。今季はメキシカンリーグでプレーしていたが「(今日は加藤捕手とのコンビでしたが)中日時代より、常に自分をうまくリードしてくれている。いいコミニケーションが取れていて良いコンビです」と手応えも口にした。
ロッテは13日のオリックス戦からZOZOマリンで弁当購入者限定で選手ネーム入りの箸を販売する。選手ネーム入り箸は9選手(唐川、佐藤都、鳥谷、安田、中村奨、荻野、藤原、和田、マーティン)が対象で、それぞれブラックとピンクの2色が用意されている。
弁当1個につき、箸1膳をその場で購入可能、お箸の選手と色はランダムとなる。なお、事前予約特典として、マリーンズ公式ホームページで弁当と箸を予約した方に関しては、箸の選手と色を選択可能(予約は観戦日の土日祝を除く3日前まで受付)。
詳細は次の通り。
球団広報室は「新たな企画として選手ネーム入りお箸を発売することになりました。こちらはお弁当を購入した方を対象に限定販売する商品となります。事前予約した方には選手や色も選ぶことも出来ますので事前予約での購入をおススメします。皆様もぜひ大好きな選手のお箸を手に美味しいお弁当を食べてください」とPRした。
ロッテに新加入したエンニー・ロメロ投手が2軍で初登板初先発。昨季まで中日でチームメートだった加藤とバッテリーを組み、4回を投げ3安打1失点、8奪三振で、最速は155キロをマークした。
初回を三者凡退で抑えると2回には清宮を変化球で空振り三振に仕留めた後、樋口に四球、続く宇佐美に中前安打を浴び1死一、二塁。それでも続く片岡、古川を直球で2者連続の空振り三振。3回も難波、松本、上野から次々に空振り三振を奪った。4回には無死二塁から清宮に中前適時打を許し1失点したが、4回を3安打1失点8奪三振の圧巻の投球。自慢の直球がさえわたり、最速は155キロだった。
ロメロは「体の状態は良かったです。ストライクゾーンに投げ込むことに集中し思い通りに投げることが出来た。自分の想像通りにゲームを進めることができました。この状態を続けていきたいです」とコメント。初登板で加藤とバッテリーを組んだことについては「中日時代より常に自分を上手くリードしてくれている。いいコミニケーションが取れていて良いコンビです」と充実した表情を見せた。
19、20年は中日でプレーし今季途中までメキシカンリーグに在籍。6月16日にロッテへの入団が発表された。今後は体の状態を見ながら早ければ来週にも1軍合流。8月中に1軍での登板を予定している。
ロッテは12日、本拠地で行われる13日・オリックス戦(ZOZOマリン)から選手のネーム入り箸を販売することを発表した。
ネーム入り箸は唐川、佐藤都、鳥谷、安田、中村奨、荻野、藤原、和田、マーティンの9選手が対象でそれぞれブラックとピンクの2色が用意されている。対象となるのはZOZOマリンで弁当を購入した人で1個につき箸1膳をその場で購入可能、選手と色はランダムとなる。また事前予約特典として、マリーンズ公式ホームページで弁当と箸を予約した人に関しては箸の選手と色を選択可能(予約は観戦日の土日祝を除く3日前まで受付)。価格は700円(税込み)。
球団広報は「新たな企画として選手ネーム入りお箸を発売することになりました。こちらはお弁当を購入した方を対象に限定販売する商品となります。事前予約した方には選手や色も選ぶことも出来ますので事前予約での購入をおススメします。皆様もぜひ大好きな選手のお箸を手に美味しいお弁当を食べてください」とコメントした。
ロッテの育成右腕・森遼大朗投手が7月のファーム月間MVP賞を受賞した。
森は都城高から17年の育成ドラフト2位でロッテに入団。昨オフに自由契約となったが再度育成契約を結んでいた。今季は2軍で14試合に登板し8勝1敗、防御率2.42を誇る。7月20日のイースタン・日本ハム戦(鎌ケ谷)では9回1安打無失点と完封勝利を挙げるなどチームを牽引してきた。
森は「初受賞素直に嬉しいです。僕が選んでいただけると思っていなかったので、本当に驚いています。今年はスライダー、カーブに加えてフォークを勝負所で使えるようになった事もこの結果につながったのかなと感じます。ここまでやってきた事が実りつつあるのかなと今回で少し自信になりました。後半戦も前半戦以上の働きをして、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります」とコメントした。
ロッテの新外国人、エンニー・ロメロ投手(30)が12日、イースタン・日本ハム戦(浦和)で移籍後、実戦に初登板初先発し4回3安打1失点、8奪三振と好投。最速155キロをマークし、左腕不足のローテ入りへ猛アピールした。
いきなりの快投ショーを演じ、視察に来た井口監督を喜ばせた。2回1死一、二塁からは5者連続三振。「体の状態は良かった。想像通りにゲームを進めることができた」。昨年まで中日に在籍し、19年は8勝10敗、防御率4.26。日本で実績を持つ左腕が上々の滑り出しを見せた。
確固たる先発左腕は現状で小島のみ。サウスポー不足なだけに、井口監督は「早い段階で(1軍に)合流してもらいたい」と期待する。早ければ8月中の1軍登板もありそうだ。
ロッテの新外国人エンニー・ロメロ投手が12日、ロッテ浦和でのイースタン・日本ハム戦で初登板初先発した。4回を投げ3安打1失点、8奪三振。最速155キロと直球がさえた。
昨季まで中日に在籍し21試合に登板し8勝10敗、防御率4.26の左腕はロッテでのデビュー戦でいきなり快速球を連発した。
初回を三者凡退に抑え2回、2死1死一、二塁から5者連続三振と快速球とスライダー、チェンジアップを織り交ぜ日本ハム打線を抑えた。
登板後は「体の状態は良かったです。ストライクゾーンに投げ込むことに集中し思い通りに投げることができた。自分の想像通りにゲームを進めることができました。この状態を続けていきたいです。(今日は加藤捕手とのコンビでしたが)中日時代より常に自分をうまくリードしてくれている。いいコミュニケーションが取れていて良いコンビです」とコメント。先発ローテ入りへ猛アピールした。
ロッテは、13日オリックス戦(ZOZOマリンスタジアム、17時45分試合開始)からZOZOマリンスタジアムでの弁当購入者限定で選手ネーム入りの箸を販売すると発表した。
選手ネーム入り箸は9選手(唐川投手、佐藤都志也捕手、鳥谷内野手、安田内野手、中村奨吾内野手、荻野外野手、藤原外野手、和田外野手、マーティン外野手)が対象。それぞれブラックとピンクの2色が用意されている。弁当1個につき箸1膳をその場で購入可能、お箸の選手と色はランダムとなる。
事前予約特典として、マリーンズ公式ホームページでお弁当と箸を予約した方に関しては箸の選手と色を選択可能(予約は観戦日の土日祝を除く3日前まで受付)。
選手ネーム入りお箸の詳細は次の通り。
ロッテマリーンズ広報室は「新たな企画として選手ネーム入りお箸を発売することになりました。こちらはお弁当を購入した方を対象に限定販売する商品となります。事前予約した方には選手や色も選ぶことも出来ますので事前予約での購入をおススメします。皆様もぜひ大好きな選手のお箸を手に美味しいお弁当を食べてください」とコメントした。
ロッテは7月度「スカパー!ファーム月間MVP」を森遼太朗投手が初受賞したと12日、発表した。
森はファームで今季、ローテ入りし1完封を含む8勝1敗、防御率2.42の成績を残している。球団を通じ「初受賞、素直に嬉しいです。僕が選んで頂けると思っていなかったので、本当に驚いています。今年はスライダー・カーブに加えてフォークを勝負所で使えるようになった事もこの結果に繋がったのかなと感じます」と喜んだ。
続けて「ここまでやってきた事が実りつつあるのかなと今回で少し自信になりました。後半戦も前半戦以上の働きをして、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります」とさらなる飛躍を誓った。
ロッテは12日、ZOZOマリンスタジアムで後半戦に向けた全体練習を行った。
13日に先発予定の二木や佐々木朗、岩下らがキャッチボールを行い、野手陣はレアード、エチェバリア、藤原らが打撃練習を行った。
本拠地でオリックスを迎え撃つ。井口監督は「始まりますね。(相手が)首位オリックスなので、いいスタートできるように。いい投手がきますし、戦略をしながら、しっかりやっていきたい」と、初戦の宮城攻略へと意気込んだ。
前半戦を終え、37勝34敗12分けで首位・オリックスとは2.5差。「突っ走るしかないんじゃないですか。トップを目指していくしかないので、スローガン通り、1点をしっかり取りながら、守り抜くゲームができたら」と首位取りへ前を向いた。
ロッテの外国人選手は非常に頼もしい。
前半戦はマーティンがチームトップの21本塁打、58打点をマークすれば、レアードもマーティンに次いでチーム2位の18本塁打55打点を挙げた。さらに新外国人のエチェバリアも、5月29日の広島戦で来日第1号となる3ランを含む3安打5打点の活躍を見せるなど、ここまで24試合に出場して、打率.224、3本塁打、12打点の成績を残す。12球団トップの384得点を誇る打線において、マーティン、レアード、エチェバリアの3人は欠かせない存在だ。
投手陣もハーマン、フローレスの2人がリリーフとして奮闘した。セットアッパーのハーマンは4月7日のオリックス戦から4月29日の西武戦にかけて10試合連続無失点に抑えたが、その一方で4月2日の日本ハム戦で4失点、5月12日のソフトバンク戦で5失点と1試合に大量失点しまうもったいない登板もあった。
昨季10月以降7試合・12回1/3を投げ、防御率0.73の投球を見せたフローレスは開幕2軍スタートも、6月4日に今季初昇格を果たすと、主にビハインドゲームのリリーフを中心に8試合・10回、防御率1.80の成績を残した。7月3日の楽天戦では2−3の7回から登板し、2回をパーフェクトリリーフに抑えると、8回裏に打線が3点を奪い逆転勝ち。地味な役割ではあるが、リードされている展開を勝ちゲームにもっていくような投球ができるのは、非常にありがたい。
ここに後半戦からは新外国人投手のロメロが加わる。ロメロは19年から中日で2年間プレーし、来日1年目には先発で21試合に登板して8勝10敗、防御率4.29という成績を残している。
先発陣は前半戦、“エース格”として期待された石川歩、美馬学が一軍から離れていた時期が長く、岩下大輝がチームトップの8勝を挙げたものの、チーム先発防御率は4.41と不安定だった。リーグ優勝に向けて、ロメロが“即戦力”の投手として機能するか、しないかは非常に重要になってくる。
ロメロが加入したことで、1軍の外国人選手登録枠もどのように運用していくのかも気になるところ。
今季も昨季と同じように1軍外国人登録は、これまでの4人から5人登録することができる(ベンチ入りは4人まで)。
前半戦の外国人の1軍登録枠はというと、基本的にはマーティン、レアード、ハーマンの3人体制が多く、5人登録していた期間は7月5日の楽天戦から7日のソフトバンク戦にかけての3試合しかなかった。
3試合ともマーティン、レアード、エチェバリアの3人がスタメン出場していたため、ベンチに入れていた投手は1人で、3試合ともにハーマンだった。ベンチから外れていたフローレスは7月8日に1軍登録を抹消され、前半戦の最後はマーティン、レアード、エチェバリア、ハーマンの4人体制だった。
ロメロが1軍で先発起用されるとなれば、野手3人、投手2人という登録が現実的か。マーティン、レアード、エチェバリアは攻守に欠かせないだけに、野手陣が故障で離脱することがなければ、リリーフのハーマン、フローレスの調子の良い方が1軍という形になりそうな予感だ。ただ、何が起こるか分からないのがプロ野球。臨機応変に1軍の外国人枠を使っていきたいところだ。
ロッテは37勝34敗12分の3位で、首位・オリックスとのゲーム差は2.5。1974年以来となる勝率1位でのリーグ優勝も狙える位置にいる。一時帰国していたマーティンが10日に再来日し、入国者待機期間を経てチームに合流するため、後半戦の最初はマーティンを欠いて戦うことになるが、後半戦も外国人選手の活躍に期待したい。