ロッテは0−2の2回に荻野の適時打や、藤原の3号2ランなどで4点を奪って逆転。美馬が5回2失点と粘り、5月29日以来の4勝目を挙げた。6回以降は小刻みな継投で逃げ切った。オリックスは田嶋が2回に打ち込まれた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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オリックス | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
千葉ロッテ | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | x | 4 |
ロッテ美馬学投手(34)が5月29日の広島戦以来、約2ヶ月ぶりの白星となる4勝目を挙げた。
ロッテキラーの4番杉本の胸元をしっかりシュートで突くなど、強気で攻めていった。2回に下位打線の3連打で2失点するも、そこで止めた。
ベテランにとって大きな悪夢だった。6月5日のDeNA戦で先発し5回11失点、同12日の巨人戦は2回10失点。「最初は気持ちの整理もなかなかついてなかったので」というほどだったが、時間をかけながら1から見直していった。
この日は雨が強く降り、制球も大変だった。4回の2四球に続き、5回には2四球と内野安打で2死満塁に。打席にはフルスイングが売りのオリックス来田。落ちる球を4球連続でコントロールし、そのうち3つを空振りさせた。「四球はたくさん出してしまいましたが、何とか2失点で抑えることができました」。救援4人が無失点でつなぎ、久しぶりの白星をつかんだ。
ロッテ岡大海外野手(30)が攻守で勝利に貢献した。
6番右翼として、5月29日の広島戦以来となるスタメン出場。2回に先頭で打席に立つと、オリックス田嶋の直球をしっかり振り切り、中越え二塁打。その回4得点の起点になった。
守備でも5回1死一、二塁のピンチで、浅いライトフライをダイビングキャッチ。ピンチ拡大を防いだ。井口資仁監督(46)は「ファインプレーも含めて、しっかりチームの核としてやってくれた」とたたえていた。
役者が違う。ロッテ藤原恭大外野手(21)が、一振りで空気を変えた。
2回に1番荻野貴司外野手(35)の適時打で同点に追いつき、なおも2死二塁。ロッテファンのざわめきが残り、球場の空気がふわふわと定まりきらない中で、打席の藤原だけはいつも通りだった。
「同点から(打席が)回ってきたので、思い切って初球を打ってやろうと思っていました」。
オリックス田嶋の直球を狙っていたが、投じられたのはスライダー。しかし「たまたまタイミングが合った感じで」と、フルスイングの軌道に白球が乗った。打った瞬間それと分かる弾道になり、勝ち越しの3号2ランに。同点のざわめきはそのままクレッシェンドで大きくなっていき、右翼席へ吸い込まれると同時に最高潮に達した。
首位オリックスに対し、シーズン再開から2試合連続で序盤に先制を許した。雨も降り、スタジアムに漂う何とも重たい空気を振り払った。
フォームが固まりきらず、エキシビションマッチの後半には「いまいち、パッとしないですね」と苦笑いすることもあったが、公式戦で大きな仕事をやってのけるのは、さすがのメンタルだ。「何とか修正できていると思うので。ここからもっともっと状態も上げていけると思います」と強く口にした。
あの衝撃から340日、逆転優勝を目指すロッテに今年も、頼もしい剛腕が途中加入した。6月にDeNAからのトレードで入団した国吉佑樹投手(29)が、2点リードの7回に新天地で初登板。オリックスの上位打線を相手に無失点で切り抜けた。移籍後初ホールドで、後半戦初勝利と、先発美馬の2ヶ月半ぶりの白星に貢献した。
「ほっとしますね。先発投手にしっかり勝ちがついたことが、チームとして何よりだと思うので」。
1死一、二塁で雨が強くなったが動じない。196センチ長身からの直球で後続を見逃し三振と凡打に仕留めた。デビューを彩るかのように花火が打ち上げられた。
最速150キロの直球にカットボール、フォークを交えて力で押した。居合わせた1万3000人超のファンが、沢村拓一投手(33)の姿を重ねたことだろう。剛腕は昨年9月、巨人からの電撃移籍でロッテに移り、9月8日の日本ハム戦(ZOZOマリン)の6回、3者連続三振デビュー。チームのCS進出を後押しし、大リーグへ渡った。
その後釜に…の期待は大きい。「沢村さんの方が実績がすごいですし、一緒にされたら沢村さんに失礼かなと僕は思ってるんですけど」と大きな体を縮めながらも、十分に自覚する。
「7回というポジションに割って入っていけるような存在になりたいなと思いますし、そういう意図をもってトレードでロッテに来たと思っているので」。
威風堂々、投げ下ろす。
ロッテ国吉佑樹投手(29)が移籍後初の登板を無失点で切り抜けた。
2点リードの7回に、大きな拍手を浴びながらマウンドへ。1死後、内野安打と四球で一、二塁に。雨が強く降る中、5番のT−岡田を149キロ直球で見逃し三振。6番安達を147キロで投ゴロに抑えた。デビューを彩るかのように、このイニング後には花火が上がった。
6月14日に有吉との交換トレードでDeNAから移籍した。左脇腹の違和感もあり、移籍後は前半戦の1軍登板はなし。入団2ヶ月後にはなったが、最速150キロの直球で新天地デビューした。
ロッテ藤原恭大外野手(21)がさすがのメンタルを見せつけた。
2点を追う2回、荻野の適時打で追いつき、なおも2死二塁。球場がまだざわつく中、1打席目はあっさり3球で打ち取られたオリックス田嶋の初球スライダーを、狙いすましたかのようにフルスイング。打った瞬間に分かる3号勝ち越し2ランが右翼席へ吸い込まれ、マリンのボルテージは最高潮に達した。
右中間に花火が上がる中、軽やかにダイヤモンドを周ると、ベンチ前では三木と小指を合わせるパフォーマンス。球団広報を通じて「オギさんと藤岡さんで追いついてすぐの打席だったので、その勢いで何とかもう1点を思っていました。チームを勢いづける1本になればと思います」とコメントを寄せた。
注目のマウンドだ。ロッテ佐々木朗希投手(19)が15日のオリックス戦(ZOZOマリン)に先発する。プロ2年目の今季は、前半戦は5試合に先発しプロ初勝利を挙げるも、1勝2敗の防御率3.76。14日の前日練習後には「不甲斐ない投球が続いたので、後半戦で取り返せるように」と気持ちを引き締め直した。
これまで以上に、ファンの視線がスピードガンに集まりそうだ。5回1失点にまとめた3日のエキシビションマッチ中日戦(バンテリンドーム)では、プロ入り後の実戦で最速の158キロを2球投げた。157キロも投げ、直球の平均球速は155キロに迫った。5月の初登板時と比べると、明らかに直球の迫力が高まっている。
それでも、本人に球速への意識はない。求めるのはチームの勝利のみ。「(練習試合とは)環境がまた違うと思うので、どうなるか分からないですけど、自分のいい投球ができるように頑張りたいと思います」と細心の注意を払う。初対戦となるオリックス打線。天候も心配される状況ながら、ここまでロッテ投手陣が苦しんでいる吉田正、杉本の中軸にどう投げ込んでいくかも注目される。
ロッテは14日、マリーンズオリジナル自転車の受注販売を開始したと発表した。
クロスバイク、折りたたみ自転車、ジュニアマウンテンバイクの3種で、いずれもマリーンズのデザインになっている。球団オンラインストア限定で8月31日まで販売し、22年3月頃の発送が予定されている。
球団広報室は「優勝に向けてペナントレースを駆け抜けている千葉ロッテマリーンズのように、皆様もこの自転車で爽快に走ってください」とPRした。
6月にDeNAからトレードで加入したロッテ・国吉佑樹投手(29)が、4−2の7回から移籍後初登板を果たし、新天地で初ホールドをマーク。1回1安打無失点に抑え「何よりホッとしますね」と息をついた。
3番手で登場。1死一、二塁のピンチを迎えたがT−岡田を見逃し三振、安達を投ゴロに仕留めた。DeNAで最速161キロをマークした直球は150キロを計測した。
移籍直後に左脇腹を痛めたため、13日に初めて出場選手登録された。登場曲はアニメ「進撃の巨人」のテーマ曲。今後は昨季巨人から加わり、米大リーグに移籍した沢村(レッドソックス)級の働きを期待されている。
「残り58試合、貢献していきたい」と国吉。首位とは2.5ゲーム差。身長196センチの大型右腕が、チームに進撃≠もたらす。
6月中旬にDeNAからトレードでロッテ入りした国吉佑樹投手(29)が、4−2の7回から3番でマウンドに上がって移籍後初の1軍公式戦登板を果たした。
先頭の宗を遊ゴロ。吉田正を一塁内野安打、杉本を四球で出塁させて1死一、二塁のピンチを迎えたが、T−岡田を空振り三振、安達を投ゴロに抑えて1回を1安打無失点で降板した。19球を投げて、最速150キロをマークした。
ロッテ入り後は左脇腹の違和感で大事を取っていたが、7月下旬からイースタン・リーグ3試合登板。エキシビションマッチ8月8日のヤクルト戦(ZOZOマリン)登板を経て、後半戦開幕の13日から出場選手登録されていた。
ロッテの藤原が2回に3号2ランを放った。前打者の荻野の適時打で2−2と追い付き、なお2死二塁で回った打席。田嶋の甘く入った球を力強く振り抜くと、高々と上がった打球は右翼席に飛び込んだ。「追い付いてすぐの打席だったので、その勢いで何とかもう1点と思っていた」と喜んだ。
今季は不振に苦しんだが、7月3日に戦列に復帰した後は、この日を含めて11試合で無安打は1試合だけと好調だ。本塁打は7月10日の日本ハム戦以来。東京五輪による公式戦中断を挟んでも勢いを維持する高校出3年目の外野手が、後半戦は打線を牽引しそうだ。
15日のオリックス戦に先発するロッテ・佐々木朗希投手(19)が、後半戦初登板に向けて調整し「不甲斐ないピッチングが続いたので、取り返せるように。しっかりいいピッチングができるように頑張りたいです」と、プロ初勝利を挙げた交流戦5月27日の阪神戦(甲子園)以来となる2勝目を目指す。
入団2年目で待望の1軍デビューを果たした前半戦は、5試合に先発して1勝2敗、防御率3.76。五輪中断期間中のエキシビションマッチで2試合に先発し、後半戦へ態勢を整えた。
初対戦のオリックスについて「昨日(13日)も2桁安打、打ってると思うんですけど、全体的に調子がいいと思うので、1人1人、初回から目いっぱい投げたいなと思います」と臆することなく吉田正、杉本らに真っ向勝負を挑む。
ロッテは14日、マリーンズオンラインストア限定でマリーンズオリジナル自転車の受注販売を開始したと発表した。
マリーンズデザインの自転車としてクロスバイク、折り畳み自転車、ジュニアマウンテンバイクを用意。いずれもマリーンズカラーであるブラックとホワイトでスタイリッシュなデザインにまとめられている。
商品のお届けは2022年3月頃を予定している。詳細は次の通りで、価格は全て税込。
販売はマリーンズオンラインストアにて8月31日午後11時59分まで受注している。
6月にDeNAからトレードで加入したロッテ・国吉が、7回に移籍後初登板。不運な内野安打などで1死一、二塁を招いたが、後続を抑え1イニングを1安打1四球無失点。移籍後初ホールドを挙げた。
昨季途中、巨人から移籍しセットアッパーとして衝撃的な投球を見せた沢村(現レッドソックス)と存在が重なる。「周りから後釜と言われるけど、沢村さんの方が実績がある。ただ、7回のポジションを割って入れる存在になりたい」。雨中の投球も直球は150キロを計測。フォークとカットボールを持ち「7回の男」の適性も十分だ。
後半戦初白星となった井口監督は「リリーフの厚みが増す」と期待。新天地デビューを果たした国吉は「首位に勝ち切れた」と笑った。
ロッテが首位オリックスとの接戦を制し、後半戦初白星を飾った。試合後の井口監督は、決勝アーチを放った藤原、移籍後初登板を果たした国吉、今季4勝目を手にした美馬の投球に加え、「6番・右翼」で起用し、走攻守で貢献した岡の活躍も称えた。
試合後の一問一答は以下の通り。
ロッテ・藤原恭大外野手が4月10日の日本ハム戦以来となる一発を右翼席へ運んだ。
0−2の2回、荻野の右前適時打などで同点に追いつき、なおも2死二塁で、左腕・田嶋の初球スライダーをジャストミートした。
「オギさん(荻野)と藤岡さんで追いついて、すぐの打席だったので、その勢いでなんとかもう1点と思っていました。結果的にホームランになってくれて良かったです。チームを勢いづける1本になればと思います」。
勝ち越しとなる今季3号に、3年目の若武者からは笑顔がこぼれた。
ロッテはマリーンズオンラインストア限定でマリーンズオリジナル自転車の受注販売する。
マリーンズデザインの自転車としてクロスバイク、折り畳み自転車、ジュニアマウンテンバイクを用意し、いずれもマリーンズカラーであるブラックとホワイトでスタイリッシュなデザインにまとめた。なお、商品は2022年3月頃の届けとなる。
詳細は次の通り。
クロスバイク700c(シマノ7段変速 GPLC001):4万5100円、折りたたみ自転車20インチ(シマノ6段変速 GPL002):3万5200円、ジュニアマウンテンバイク24インチ(シマノ6段変速 GPLC003):3万5200円、全て税込。
球団広報室は「マリーンズファン待望のマリーンズオリジナル自転車の販売を開始しました。しかも用途に合わせてクロスバイク、折り畳み自転車、ジュニアマウンテンバイクの3種類からお選びいただけます。優勝に向けてペナントレースを駆け抜けている千葉ロッテマリーンズのように皆様もこの自転車で爽快に走ってください」とコメントしている。
首位オリックスとの重要な一戦で藤原が輝きを放った。同点の2回2死二塁、田嶋の初球をフルスイング。打球は高い弧を描き右翼スタンド中段に着弾した。7月10日の日本ハム戦(ZOZO)以来となる3号2ランで勝ち越し。いつ中止になってもおかしくないほど強い雨の中で貴重なリードを奪い、チームを後半戦初白星に導いた。
「たまたま真っ直ぐを狙ってたらタイミングが合ったので」。今季の3本塁打は全て、ミントグリーンのユニホームを着用する夏のイベント「BLACK SUMMER WEEKEND」での一発。盛大な花火が打ち上げられる中、ダイヤモンドを回った。
ここまでの状態を「なかなかフォームがハマらなくてパッとしない」と明かす。4月下旬に2軍落ちした際は、安定感のあるフォームを取り戻すため試合後にも1時間以上のウェートトレーニングを取り入れ下半身を強化。打率はまだ2割6分だが、徐々に結果を残しつつある。
オリックスとのゲーム差を2.5に戻し、本拠地通算1000勝まであと2勝に迫った。昨季逃した逆転Vへ。夏の夜空が似合う男が花火のような起爆剤となる。
6月中旬にDeNAからトレードで新加入したロッテの国吉佑樹投手が1軍公式戦初登板。2点リードの7回からマウンドに上がり1イニングを1安打無失点。最速は150キロをマークした。
試合前から強い雨に見舞われ4回裏には15分の中断。その後も雨は降り止まず、ぬかるむマウンドで腕を振った。先頭の宗を遊ゴロ。吉田正を内野安打、杉本へは四球で1死一、二塁のピンチを背負うも、続くT−岡田を149キロの直球で見逃し三振。続く安達を147キロの直球で投ゴロに打ち取った。
「正直、雨じゃないマウンドで投げたかったけどそういうことばかり言ってられない。足元が悪いのはみんな条件一緒なので。その中でしっかり抑えられたのが何より」と国吉。新天地デビューで7回の勝ちパターンを任され「今はチャンスをいただいている側だと思うので、しっかりとものにして、勝ちパターンの一員として入っていけるようにポジションをつかみとっていきたい。首位のチームにこうやって勝ち切れたというのが何よりです」とうなずいた。
チームは後半戦初勝利で首位・オリックスと2.5ゲーム差。新戦力が幕張に新しい風を吹かせる。
ロッテの高卒2年目右腕・佐々木朗希投手が15日のオリックス戦(ZOZOマリン)に先発する。
「不甲斐ないピッチングが続いたので後半戦、取り返せるように。明日しっかりいいピッチングができるように頑張りたいです」。前半戦では5試合に登板し1勝2敗、防御率3.76。前回登板のエキシビションマッチ・中日戦(バンテリンD)では5回を投げ1安打1失点、球速は実戦では最速の158キロをマークし順調な投球を見せた。
「(エキシビションと)環境がまた違うと思うのでどうなるか分からないですけど、自分のいいピッチングができるように頑張りたいと思います。(オリックスは)昨日(13日)も2ケタ安打打ってると思うんですけど、全体的に調子がいいと思うので。1人1人、初回から目いっぱい投げたいと思います」と朗希。念願の本拠地初勝利へ全力で腕を振る。
フルスイングした打球が鋭い弾道で右翼席中段に飛び込んだ。決勝の3号2ランを放ったロッテ・藤原は、祝砲を打ち上げる中、気持ちよさそうにダイヤモンドを一周した。
「思い切り初球を打ってやろうと。何とか逆転できたので、すごく嬉しいなという気持ちと、入ったのかなという気持ちでした」。同点に追いついた2回2死二塁。田嶋の初球を捉えた。7月10日の日本ハム戦以来の一発で逆転勝ちを導いた。
マーティン不在の打線を救う活躍だ。助っ人は米国から10日に再来日したばかりで後半戦開幕には間に合わず、代わりに2番に座る。後半戦初戦は2安打でこの日は決勝弾。井口監督は「1、2番がしっかり機能して主軸にいい形でつなげている。最後までこの打順でしっかり打って欲しいね」と予想以上の働きに、今後も2番として打線の起爆剤となることを期待した。
東京五輪で金メダルを獲得した野球はテレビの前で必死に応援した。オフに自主トレを共にしたソフトバンク・柳田の活躍にはくぎ付けになり、藤原は「自分もいつかはあそこに立ってやらないといけない。もっともっとレベルアップしないといけない」と刺激を受けた。千葉移転後1000勝まであと2勝。思い切りのいいスイングで、後半戦は安打を量産する。
6月にトレードでDeNAから入団したロッテの国吉佑樹投手が、移籍後初登板し、1回を1安打無失点と上々の内容で応えた。
2点リードの7回からマウンドへ。雨が強くなる中、宗を遊ゴロ。吉田正はフォークで打ち取るも、ボテボテの打球で内野安打になる不運。杉本を四球で歩かせ1死一、二塁となったが、T−岡田を149キロの内角直球で見逃し三振。安達は一ゴロに抑え、レアードとうれしそうにグラブタッチを交わした。
先発の美馬を受け6回から田中、国吉、佐々木千、益田とつなぎ救援陣は無失点リレーで首位オリックスに逆転勝ち。勝ちパターンのリリーフ陣の一角として投げられた国吉は「首位のチームにこうやって、勝ち切れたのが何よりです」と安堵した。
雨中の好投に井口監督も「こういうコンディションではありましたけど、球も走っていましたね。本当にいい場面で使っていきたいと思います」と勝利の方程式の選択肢が増え、喜んだ。
ロッテが雨中の試合で勝利し、後半戦初白星を挙げた。先発の美馬は5回に足に打球が直撃しながらも、このイニングを抑え、5回2失点で勝ち投手となった。
美馬が、雨中の熱投を見せた。1死一塁から、杉本に自身の右足に当たる強襲安打を許したが、続投。T−岡田を右飛、安達には四球、そして2死満塁で、タイムリーを放っている来田を空振り三振に仕留めた。
打線は2点を追う2回、田村の内野ゴロの間に1点を返すと、荻野のタイムリー、藤原の3号2ランで4得点。序盤での逆転が結果に結び付いた。
球場には強い雨が降り注ぐ時間もあり、悪条件の中、両チームの投手は奮闘した。
ロッテ先発の美馬が、雨中の熱投を見せ、打球が直撃するアクシデントを乗り越え5回を投げ終えた。美馬は5回2失点で勝ち投手の権利を持って降板した。
先発の美馬は1死一塁から、杉本に自身の右足に当たる強襲安打を許したが、続投。T−岡田を右飛、安達には四球、そして2死満塁で、タイムリーを放っている来田を空振り三振に仕留めた。
美馬は「フォアボールはたくさん出してしまいましたが、何とか2失点で抑えることができました。点を取られてすぐに返してもらったので気持ち的にだいぶ楽になりました。あとは最後まで応援します」とコメントした。
球場には強い雨が降り注ぐ時間もあり、悪条件の中、両チームの投手は奮闘している。
ロッテの藤原恭大外野手が後半戦初本塁打となる勝ち越し3号3ランを放った。
2点を追う2回。先頭岡が中越え二塁打で出塁し、1死三塁から田村の一ゴロの間に俊足の岡がヘッドスライディングで本塁生還。2死二塁から荻野の右前適時打で同点とし、なおも2死二塁で、藤原が初球、田嶋の初球を振り抜き右翼席へ2ラン。7月10日・日本ハム戦以来の本塁打。
「打ったのはスライダーです。オギ(荻野)さんと藤岡さんで追いついてすぐの打席だったので、その勢いで何とかもう1点と思っていました。結果的にホームランになってくれて良かったです。チームを勢いづける1本になればと思います」とコメント。ベンチに戻り、三木と小指タッチして喜びを分かち合った。
ロッテの佐々木朗希投手(19)が14日、後半戦初先発となる15日のオリックス戦(ZOZO)に向けて、ZOZOマリンスタジアム室内練習場で最終調整した。
前半戦は5試合に先発し1勝2敗、防御率3.76。後半戦に向けて「後半戦は取り返せるように、明日初めてだと思うので、しっかりいいピッチングができるように頑張りたい」と意気込んだ。
五輪期間中はエキシビションマッチに2度登板。3日の中日戦では1軍最速158キロをマークするなど、状態は上がってきている。好調オリックス打線を相手を前に「昨日も(オリックスは)2桁安打、打ってると思うんですけど、全体的に調子がいいと思うので、初回から目いっぱい投げたい」と全力投球で向かっていく気概をみせた。
ロッテは14日、マリーンズオンラインストア限定でマリーンズオリジナル自転車の受注販売を開始したと発表した。31日まで販売する。
マリーンズデザインの自転車としてクロスバイク、折り畳み自転車、ジュニアマウンテンバイクを用意。いずれもマリーンズカラーであるブラックとホワイトでスタイリッシュなデザインにまとめられている。
マリーンズ自転車の詳細は次の通り(価格は全て税込み)。
ロッテ広報室は「マリーンズファン待望のマリーンズオリジナル自転車の販売を開始しました。しかも用途に合わせてクロスバイク、折り畳み自転車、ジュニアマウンテンバイクの3種類からお選びいただけます。優勝に向けてペナントレースを駆け抜けている千葉ロッテマリーンズのように皆様もこの自転車で爽快に走ってください」とコメントした。