オリックスが競り勝った。2−3とされた直後の6回1死満塁で、杉本が2点二塁打を放ち逆転した。8回にもジョーンズの犠飛で加点した。山崎福は自己最多に並ぶ5勝目。平野佳が13セーブ目。ロッテは救援陣が崩れた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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オリックス | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 5 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
ロッテ佐々木朗希投手(19)は勝利投手の権利を得て5回2失点で降板したが、6回に逆転され、本拠地初白星はならなかった。
1球が痛かった。2回無死一塁。甘く入った154キロを、オリックスの5番ジョーンズに豪快に左翼席に運ばれた。「本塁打で先制を許して流れを渡してしまったことは反省していきたいです」。マウンドで唇をかんだ。
エキシビションマッチで158キロを投げ、迫力が増してきた。「初回から目いっぱい投げたいです」と意気込んで臨んだこの日。言葉通りに1、2回は155キロ前後を次々と投げ込み、初対戦となる好調なオリックス打線に挑んでいった。最速は157キロだった。
ボール球がやや増えていたこともあってか、2巡目はギアチェンジ。直球、変化球とも球速を抑えめに攻めた。4回は吉田正、杉本、ジョーンズの中軸を内野ゴロ3つに仕留めた。全9球、全てが変化球だった。
全体を通しても、この日5回で66球を投げ、直球と変化球が33球ずつ。変化球比率50%はプロ入り後の最高値になった。公式戦では初解禁となるカーブを投げたことも含め、新境地を見せている。
4回に杉本の強いゴロが右足首付近に当たったものの、ベンチで治療後に続投。井口資仁監督(46)も試合後には「問題ないです」と説明した。前半戦と同じように1度登録抹消になり、次回への調整を進める。先発投手としての幅を広げているからこそ、次は自身2勝目を手にしたい。
ロッテ山口航輝外野手(20)が一時逆転となる、強烈な代打本塁打を放った。
1点を追う5回1死一塁、9番加藤の代打で登場。オリックス山崎福の低め140キロ直球を豪快にしばき上げると、白球は低弾道のまま、左中間最深部へ突き刺さった。打ち上げ花火と歓声の中、山口本人は着弾地点を確認しながら、ダイヤモンドを1周した。
球団広報を通じて「昨日の打席でしっかりしたスイングができなかったんですが、今日は代打だったので結果は気にせず、とにかく思い切りいこうと思いました。久しぶりのホームラン、めちゃくちゃ気持ちよかったです」とコメントを寄せた。
ロッテは14日のオリックス戦に勝利し、92年の千葉移転からから本拠地とするZOZOマリンで通算998勝となった。
球団では通算1000勝へのカウントアップ企画として、92年当時から場内アナウンスを務める谷保恵美さんが選んだ「記憶に残る勝利試合」のハイライト動画を球場マリンビジョンで放映している。
998勝記念で谷保さんが選んだ試合は、伊良部秀輝投手が1失点完投勝利をあげた95年7月6日の近鉄戦。同球場通算100勝目となった試合のハイライトは、15日オリックス戦の試合開始前にマリンビジョンで放映される。
谷保さんは「ストライプユニホーム初年度となった95年7月6日の近鉄バファローズ戦は思い出深い試合となりました。この勝利はマリン通算100勝目。先発の伊良部秀輝投手が躍動感あふれる投球で近鉄打線を2安打におさえて完投しました。放送室から見せていただいたマウンド上の貫禄のある姿。そして聞こえてきた剛球がミットにおさまるイイ音は、今も鮮明に私の記憶の中に残っています。いよいよマリン1000勝まであと2勝です。リーグ優勝に向けて負けられない試合が続く中で、どのようなドラマチックな勝利を見せていただけるか楽しみにしています。リーグ優勝のその瞬間まで突き進んでいきましょう」とコメントを寄せた。
ロッテは15日、「佐々木朗希投手 地元の大船渡産サンマ弁当」をZOZOマリンでの試合日に販売開始したと発表した。
大船渡産のサンマの塩焼きに天ぷらなどが添えられた和風御膳で、購入者限定で佐々木朗のネーム入り箸も700円で追加購入が可能となっている。ZOZOマリンのCゲート付近ワゴン「ほそや」で販売されている。
後半戦初先発のロッテ・佐々木朗希投手(19)が、2回にジョーンズの左越え2ランを浴びるなど5回を3安打2失点で降板。勝ち負けはつかず、プロ2勝目と本拠地初勝利を逃した。
「ホームランで先制を許してしまって、流れを渡してしまったことは反省していきたいです」。
2回無死一塁で154キロ高め直球を、軽々と左翼席中段に運ばれた。ヤクルト・村上、ソフトバンク・柳田に続くプロ3本目の被弾。全てZOZOマリンで浴びた。
4回1死の場面では杉本の打球を右足に受け、両肩をかつがれて一塁ベンチへ。だが、数分後に再登板してプレーを続行した。
井口監督は「一発は打たれましたけど、真っ直ぐもしっかりいってました」と直球に手応え。1軍公式戦自己最速タイの157キロを計測した。
佐々木朗は五輪中断期間中のエキシビションマッチで、自身初の中6日登板。だが今後は首脳陣の方針で、これまで通り登板翌日に登録を抹消される。最速163キロ右腕は「長いイニングを投げれずに申し訳ない」と悔しさをバネにステップアップする。
ロッテは3−2とリードを奪った直後の6回に暗転した。先発の佐々木朗に代わって小野に交代したが精彩を欠き1死満塁のピンチを招いた。ここで田中を投入するも、杉本に左翼線への強烈な2点二塁打を浴びて逆転された。
井口監督は4番の杉本に対し「配球的に甘い。もっと厳しくいかないといけない」と悔やんだ。首位オリックスとの後半戦最初のカードは負け越し、3.5ゲーム差に広がった。
後半戦初先発のロッテ・佐々木朗希投手(19)が、5回を3安打2失点で降板した。
1−2で迎えた4回1死で、杉本が放ったライナー性の打球を右足に受けた。直後に両肩をかつがれてベンチに下がったが、数分後に再びマウンドに上がって続投。直後のジョーンズを遊ゴロに打ち取り、5回は三者凡退に抑えて計66球を投げた。
1回に1軍公式戦自己最速タイの157キロをマーク。2回無死一塁で、ジョーンズに左越え2点本塁打を浴びて先制されたが、打者17人に3奪三振無四球だった。
ロッテ・山口航輝外野手(20)が1−2で迎えた5回1死一塁で、加藤に代わって打席に立ち、自身初の代打本塁打をたたき出した。
オリックス先発・山崎福から、センター左中間寄りへライナー性の逆転5号2ラン。右の大砲として期待される高卒3年目の右打者は、4月25日のソフトバンク4回戦(ZOZOマリン)以来となる本塁打を放った。
後半戦初先発のロッテ・佐々木朗希投手(19)が、0−2の4回1死で杉本のライナー性の打球を右足に受け、両肩をかつがれてベンチに下がった。
数分後に再びマウンドへ上がり、投球練習を行ってプレーを続行。右足に当たった打球はフライとなり、ほぼ一塁定位置にいたレアードがキャッチし、一塁へ駆けてきた杉本にタッチしてアウトになった。
佐々木朗は続くジョーンズを遊ゴロに打ち取って、4回を三者凡退に抑えた。
後半戦初先発のロッテ・佐々木朗希投手(19)が、1回に1軍公式戦自己最速タイとなる157キロの真っ直ぐを投じた。
1番・福田へ1ボール2ストライクから投じた4球目に計測。判定はボールだった。
佐々木朗は1回に福田を投ゴロ、宗を二ゴロ、吉田正を遊ゴロに打ち取って無失点に抑えた。
6月中旬に中日からトレードでロッテ入りした加藤匠馬捕手(29)が、「9番・捕手」で移籍後初の先発出場を果たす。後半戦初先発の佐々木朗希投手(19)をリードし、本拠地初勝利を目指す令和の怪物≠サポートする。
加藤はロッテ移籍後、6月18日に出場選手登録され、翌19日の西武戦(メットライフ)で8回からマスクをかぶって初出場。これまで前半戦で8試合に途中出場している。
ロッテは15日、ZOZOマリンで開催された8月14日オリックス戦に4−2で勝ち、ZOZOマリン(千葉マリン時代からの1992年4月7日ダイエー戦から)での通算勝利数が998勝となり、ZOZOマリンスタジアム通算1000勝まで2勝になったと発表した。
球団は1000勝までのカウントアップ記念企画として、場内アナウンス担当31年目で998勝の全試合に立ち会っている谷保恵美さんが選んだ「記憶に残る勝利試合」のハイライト動画を球場マリンビジョンで放映している。998勝達成を記念して谷保恵美さんが選んだ試合は、伊良部秀輝投手が1失点完投勝利を挙げた1995年7月6日の近鉄戦(ZOZOマリンスタジアム通算100勝目)。
この試合のハイライト動画は、8月15日オリックス戦(5時、ZOZOマリン)試合開始前の4時10分頃に球場マリンビジョンで放映される予定となっている。
谷保恵美さんは「ストライプユニホーム初年度となった1995年7月6日の近鉄バファローズ戦は思い出深い試合となりました。この勝利はマリン通算100勝目。先発の伊良部秀輝投手が躍動感あふれる投球で近鉄打線を2安打に抑えて完投しました。放送室から見せていただいたマウンド上の貫禄のある姿。そして聞こえてきた剛球がミットにおさまるイイ音は、今も鮮明に私の記憶の中に残っています。いよいよマリン1000勝まであと2勝です。リーグ優勝に向けて負けられない試合が続く中でどのようなドラマチックな勝利を見せていただけるか楽しみにしています。リーグ優勝のその瞬間まで突き進んでいきましょう」とコメントした。
ロッテは15日、「佐々木朗希投手 地元の大船渡産サンマ弁当」をZOZOマリン内にて試合日に販売開始したと発表した。後半戦初登板の15日から販売している。
同弁当は佐々木朗の地元、岩手県大船渡のサンマの塩焼きに天ぷらなどを添えた和風御膳。購入した人は、購入者限定商品の佐々木朗ネーム入りお箸も税込み700円で追加購入可能となっている。詳細は次の通り。
球団広報室は「佐々木朗希投手も大好きなサンマのお弁当を発売開始します。このお弁当のサンマは佐々木朗希選手の地元 大船渡でとれたサンマを使用しています。ぜひ大船渡の美味しいサンマを味わいながらじっくりとご賞味いただければと思います」とコメントした。
5度目の挑戦となった本拠地初白星はまたもお預けとなった。ロッテ・佐々木朗が5回を3安打2失点に抑え、勝ち投手の権利を得て交代。救援陣が逆転を許し、5月27日の阪神戦(甲子園)以来となるプロ2勝目を手にできなかったが「本塁打で先制を許して流れを渡した。長いイニングを投げられず申し訳ない」と、2回にジョーンズに先制2ランを浴びたことを反省した。
痛みに耐えた。4回には杉本の痛烈な打球を右足首付近に受け、ベンチ裏に下がって治療を受けながらも続投。公式戦最速タイとなる157キロも計測した。右足の状態について、井口監督は「問題ない。(今後は)いつも通り」とし、16日に出場選手登録から抹消する方針だ。
ロッテ・佐々木朗希投手は5回2失点で、今季2勝目の権利を持って交代したが、1点リードで6回のマウンドに上がった2番手・小野が1死満塁のピンチを背負い、3番手・田中が杉本に決勝2点二塁打を浴びた。
試合後の井口監督は、打球を右足首付近に受けた佐々木朗の状態について、「問題ない」と明かした。
杉本の痛烈なワンバウンドの打球を受け、ベンチ裏で1度治療を受けるなど、痛々しかったが、その後、マウンドに戻って続投していた。
2年目右腕の投球内容について、指揮官は「一発は打たれたけど、真っ直ぐもしっかりといっていた」と評価。今後は「今まで通り」とし、出場選手登録から抹消し、登板間隔を空けて次回に向けて調整する方針も示した。
また、4番・杉本にこの日も3安打2打点とやられていることにも言及。指揮官は「配球的にも、攻め方的にも甘い。もっとバッテリーが厳しくいかないといけない。そういうミーティングをしているが、そこに投げられていないのが現状」と、振り返っていた。
ロッテは15日、本拠でオリックスに3−5と敗戦。先発の佐々木朗希投手(19)は5回3安打2失点で勝投手の権利を手にして降板したが、リリーフ陣が逆転を許し本拠地初白星はお預けとなった。
雨が降りしきるなかでのマウンドとなった佐々木朗は、初回から150キロ後半のストレートを連発。1軍公式戦自己最速タイとなる157キロをマークするなど3者凡退と上々の立ち上がりを見せたが2回に失点。先頭の杉本に中前打を許すと、続くジョーンズには3号2ランを被弾。インコースやや高め154キロのストレートを完璧に捉えられ左翼スタンドへと放り込まれた。
さらに4回には杉本の強烈な打球がワンバウンドで右足首付近を直撃するアクシデント。スタッフに両肩を支えられながら治療のためベンチに戻るも、再びマウンドに上がりこの回を3者凡退。5回も続投し3者凡退に封じるなどアクシデントの影響を感じさせないピッチングを披露した。
打線は4回、レアードの19号ソロで1点を返すと5回に逆転。1死一塁から代打・山口が左中間スタンドへ5号2ランを放ち試合をひっくり返した。
佐々木朗は勝利投手の権利を手にしたまま5回66球で降板。だが、2番手の小野が2四球などで1死満塁としてしまい降板。代わった3番手の田中は杉本に左線2点適時二塁打を浴び3−4と逆転された。
打線も6回以降は反撃できず。結局3−5で敗れ、2番手の小野が1/3回を1安打2失点で2敗目を喫した。
ロッテは14日に開催されたオリックス戦を4−2で勝利したことで、ZOZOマリン(千葉マリン時代の92年4月7日ダイエー戦から)での通算勝利数が998勝となり、ZOZOマリン通算1000勝まで2勝となった。
1000勝までのカウントアップ記念企画として、場内アナウンス担当31年目で998勝の全試合に立ち会っている谷保恵美さんが選んだ「記憶に残る勝利試合」のハイライト動画を球場マリンビジョンで放映する。
998勝達成を記念して谷保恵美さんが選んだ試合は、伊良部秀輝投手が1失点完投勝利を挙げた1995年7月6日の近鉄戦(ZOZOマリン通算100勝目)で、この試合のハイライト動画は15日のオリックス戦の試合開始前16:10頃に放映される予定。
谷保恵美さんは「ストライプユニフォーム初年度となった1995年7月6日の近鉄バファローズ戦は思い出深い試合となりました。この勝利はマリン通算100勝目。先発の伊良部秀輝投手が躍動感あふれる投球で近鉄打線を2安打におさえて完投しました。放送室から見せていただいたマウンド上の貫禄のある姿。そして聞こえてきた剛球がミットにおさまるイイ音は今も鮮明に私の記憶の中に残っています。いよいよマリン1000勝まであと2勝です。リーグ優勝に向けて負けられない試合が続く中でどのようなドラマチックな勝利を見せていただけるか楽しみにしています。リーグ優勝のその瞬間まで突き進んでいきましょう」とコメントしている。
ロッテは15日、「佐々木朗希投手 地元の大船渡産サンマ弁当」をZOZOマリンで販売開始したことを発表した。
「佐々木朗希投手 地元の大船渡産サンマ弁当」は佐々木朗の地元・岩手県大船渡市のサンマの塩焼きに天ぷらなどを添えた和風御膳となる。
詳細は次の通り。価格:1300円(税込)、販売店舗:ZOZOマリンスタジアム Cゲート付近ワゴン「ほそや」、備考:お弁当の購入者は限定の佐々木朗希投手ネーム入りお箸も700円(税込)で追加購入可能。
球団広報室は「佐々木朗希投手も大好きなサンマのお弁当を発売開始します。このお弁当のサンマは佐々木朗希選手の地元 大船渡でとれたサンマを使用しています。ぜひ大船渡の美味しいサンマを味わいながらじっくりとご賞味ください」とコメントしている。
先発の佐々木朗希が5回を3安打2失点と粘り、1軍公式戦で最速タイとなる157キロを計測した。「本塁打で先制を許して流れを渡してしまったのは反省。長いイニングを投げられず申し訳ないです」。強い雨で開始が22分遅れる悪条件ながら試合は作った。2回無死一塁でジョーンズに先制2ランを浴び、4回1死には杉本の痛烈な打球が右足首付近を直撃。自力で歩けず一時はベンチに下がったが、再びマウンドへ登った。直後から球速が140キロ台に落ちたものの、何とか5回を投げきった。
「一発は打たれたけど、真っ直ぐもしっかりと行っていた」と井口監督。右足に影響はなく今後も前半戦と同様、抹消して中10日程度の調整となる。試合は逆転負けで本拠地初勝利はまたもお預け。首位・オリックスとのゲーム差は3.5に広がった。
1点を追う5回1死一塁。代打で出場したロッテの山口航輝外野手が山崎福の140キロ直球を豪快にフルスイング。歓声と共に左中間方向へ徐々に伸びていく打球は、そのまま左中間席へと着弾する今季5号の逆転2ランだ。
4月25日のソフトバンク戦以来となる1発で、5回2失点だった先発・佐々木朗の勝利投手の権利が復活した。この日、甲子園では山口の母校・明桜が帯広農を破り31年ぶりの甲子園勝利を飾っており先輩もバットで応えた。
令和の怪物をアクシデントが襲った。2点を追う4回1死。杉本の痛烈な打球が右足首付近を直撃。打球は一塁方向に跳ね返りレアードが捕球して一ゴロとし、2死となったが佐々木朗は苦悶(くもん)の表情を浮かべた。球場は騒然とし、一人で歩くことが出来ない右腕を吉井コーチとトレーナーが支えながらベンチへと下がった。
2分後にベンチから姿を現した佐々木朗は多少右足を痛そうにしながらマウンドへ。球場からは大きな拍手が送られ、2死からジョーンズを遊ゴロに打ち取り4回を投げきった。
ロッテは15日、「佐々木朗希投手 地元の大船渡産サンマ弁当」をZOZOマリンスタジアム内で販売開始したことを発表した。
同弁当は佐々木朗の地元である大船渡のサンマの塩焼きに天ぷらなどを添えた和風御膳。購入者は佐々木朗のネーム入りお箸も税込み700円で追加購入可能。価格は1300円(税込み)で販売店舗はZOZOマリンスタジアムCゲート付近ワゴン「ほそや」。
球団広報は「佐々木朗希投手も大好きなサンマのお弁当を発売開始します。このお弁当のサンマは佐々木朗希選手の地元 大船渡でとれたサンマを使用しています。ぜひ大船渡の美味しいサンマを味わいながらじっくりとご賞味いただければと思います」とPRした。
右腕はこの日のオリックス戦(ZOZOマリン)で、本拠地初勝利を目指し先発する。
ロッテ・佐々木朗の本拠地初勝利は、5度目もかなわなかった。後半戦初先発で5回を3安打2失点も勝ち星はつかず。「ホームランで先制を許してしまって流れを渡してしまった」と悔しがった。
初回から1軍公式戦最速タイの157キロを連発も2回、ジョーンズに154キロを左翼席へ運ばれた。中10日ほど明けて臨む次回こそ後半戦初勝利を挙げる。
ロッテのリリーフ陣がオリックス打線に捕まり逆転負け。本拠地での首位オリックス3連戦は1勝2敗と負け越しで終えた。
後半戦初先発の佐々木朗は5回を投げ3安打2失点と好投。5回を投げ終えるとその裏、代打山口の左中間2ランで逆転し、勝ち投手の権利を手にした。だが、6回から登板した2番手小野の不調が誤算だった。
先頭の宜保に左中間を破る二塁打を浴びると、福田には四球。宗の送りバント後、1死二、三塁から吉田正にはフルカウントから直球が外れて満塁とした。ここで3番手田中にスイッチしたが、杉本に三塁線を破る2点二塁打を浴び逆転を許した。
3位は辛うじて死守したが、4位・ソフトバンクとはゲーム差なし。井口監督は小野に対し「ああいうところでしっかりと、投げてもらわないといけない投手なのでね」と期待感を口にしながら「打たれるのは仕方ないが、その後の四球とか、ああいうところが後々、響いてくる」と150キロ以上の直球を投げるだけに福田への四球を残念がった。
ロッテの佐々木朗希投手が後半戦初登板に臨み、5回を3安打2失点。1点をリードし、勝利投手の権利を手に降板したが、リリーフ陣が逆転を許し本拠地初勝利は5度目の登板もお預けとなった。
「ホームランで先制を許してしまって、流れを渡してしまったことは反省していきたいです。長いイニングを投げられず申し訳ないです。あとはチームが勝てるように応援します」とコメントした。
雨の影響で試合開始が22分遅れた中でも、初回から平常心で臨み、快速球を投げ込んだ。8月3日の1軍エキシビションマッチ中日戦で最速158キロをマークしたが、先頭福田には公式戦最速タイの157キロでファウルを奪い、投ゴロ。吉田正も遊ゴロに抑え三者凡退の滑り出し。
しかし、2回無死一塁からジョーンズに甘く入った直球を左翼席へ運ばれ、一瞬、唇をかんだ。それでも、崩れずT−岡田を遊飛、伏見、紅林を連続見逃し三振に抑えて2失点踏みとどまった。
4回1死からは杉本の打球が右足を襲うアクシデントに見舞われ、両手を抱えられ、ベンチへと治療へと向かったが、再びマウンドへと上がるとスタンドから大きな拍手が起こった。ジョーンズを遊ゴロに抑えてこの回を無失点。その裏、代打山口の2ランで逆転し、勝利投手の権利を手にしていた。
ロッテの山口航輝外野手が佐々木朗の本拠地初勝利を援護する5号逆転2ランを放った。
1点を追う5回、無死一塁から、藤岡が送りバント失敗。1死一塁で代打で登場。山崎福の低めの直球を捉えると、鋭いライナーで左中間席へ。
この日は母校の秋田・ノースアジア大明桜が甲子園で勝利し、喜ぶ中、豪快な一発で逆転に導いた。
ロッテ・佐々木朗希投手にアクシデントが起こった。
4回1死、杉本の痛烈な打球がワンバウンドして右足首付近を直撃。両肩をトレーナーに支えられて、右足を浮かせた状態でベンチに下がった。
佐々木朗は治療を経て、拍手を浴びながらマウンドへ。状態を確認するための投球練習を終えて、そのまま続投した。
ロッテは1000勝までのカウントアップ記念企画として、場内アナウンス担当31年目で998勝の全試合に立ち会っている谷保恵美さんが選んだ「記憶に残る勝利試合」のハイライト動画を球場マリンビジョンで放映すると発表した。
8月14日にZOZOマリンスタジアムで開催されたオリックス戦を勝利し、同球場(千葉マリンスタジアム時代からの92年4月7日ダイエー戦から)での通算勝利数が998勝。通算1000勝まで2勝となった。
998勝達成を記念して谷保恵美さんが選んだ試合は、伊良部秀輝投手が1失点完投勝利をあげた1995年7月6日の近鉄戦(ZOZOマリンスタジアム通算100勝目)。この試合のハイライト動画は本日8月15日オリックス戦(ZOZOマリンスタジアム、17時試合開始)の試合開始前16時10分頃に球場マリンビジョンで放映される予定。
谷保さんは「ストライプユニフォーム初年度となった1995年7月6日の近鉄バファローズ戦は思い出深い試合となりました。この勝利はマリン通算100勝目。先発の伊良部秀輝投手が躍動感あふれる投球で近鉄打線を2安打におさえて完投しました。放送室から見せていただいたマウンド上の貫禄のある姿。そして聞こえてきた剛球がミットにおさまるイイ音は今も鮮明に私の記憶の中に残っています。いよいよマリン1000勝まであと2勝です。リーグ優勝に向けて負けられない試合が続く中でどのようなドラマチックな勝利を見せていただけるか楽しみにしています。リーグ優勝のその瞬間まで突き進んでいきましょう」とコメントした。
ロッテ対オリックス戦は降雨のため、17時開始予定の試合開始が遅れると発表された。
この日は佐々木朗希が後半戦初先発、本拠地初勝利を懸けての先発となり、スタンドのファンが雨具を着用しながら今かと待ちわびている。
ロッテは15日、「佐々木朗希投手 地元の大船渡産サンマ弁当」をZOZOマリンスタジアム内で同日に販売開始したと発表した。
「佐々木朗希投手 地元の大船渡産サンマ弁当」は佐々木朗希投手の地元、大船渡のサンマの塩焼きに天ぷらなどを添えた和風御膳。なお「佐々木朗希投手 地元の大船渡産サンマ弁当」を購入者限定で佐々木朗希投手のネーム入り箸も税込み700円で追加購入可能。
地元の大船渡産サンマ弁当の詳細は次の通り。価格:1300円(税込)、販売店舗:ZOZOマリンスタジアム Cゲート付近ワゴン「ほそや」。
ロッテマリーンズ広報室は「佐々木朗希投手も大好きなサンマのお弁当を発売開始します。このお弁当のサンマは佐々木朗希選手の地元 大船渡でとれたサンマを使用しています。ぜひ大船渡の美味しいサンマを味わいながらじっくりとご賞味いただければと思います」とコメントした。
ロッテの切り込み隊長として活躍する荻野貴司外野手。2009年秋のドラフト会議で1位指名され、ルーキーイヤーの2010年は「12球団で最も速い」とも評された俊足を武器に旋風を巻き起こした。今季はリーグ4位の打率.305をマークするなど、プロ12年目にしてますます存在感を高める魅力に改めて迫りたい。
荻野を語る時につきまとうのが怪我。2010年は開幕から46試合で25盗塁と驚異の脚力を見せたが、右膝の半月板損傷で戦線離脱。ロッテはその年、リーグ3位からクライマックスシリーズを勝ち上がり、日本シリーズを制覇したが、胴上げの場に荻野はいなかった。
その後も、肉離れ、ハムストリング損傷、脱臼と毎年のように怪我に苦しんだ。2017年のオフシーズンには「怪我をゼロに」という願いも込めて背番号を「4」から「0」に変更する。しかし、2018年には初のオールスター出場目前で右手を骨折し出場辞退する不運にも見舞われた。
しかし、荻野は決して屈しない。特に“らしさ”を発揮したのは右手骨折から復帰した2019年だった。プロ10年目にして初の規定打席に到達し、西武・森友哉捕手、オリックス・吉田正尚外野手に続くリーグ3位の打率.315をマークした。さらに盗塁も自己最多の28個を記録し、ベストナインとゴールデングラブ賞も受賞。まさに「七転び八起き」を体現した。
荻野といえば俊足が注目されることが多いが、打撃面も光る。前半戦終了時で339打数(リーグ2位)、104安打(同2位)、打率.307(同3位)、56得点(同2位)。バットを短く持ち、腰をくるっと回して打つスタイルで、快音を響かせる。
身長は172センチ。野球選手としては小柄ながらパンチ力も備え、今季は3本の先頭打者弾を含む6本塁打を放っている。佐々木朗希投手が初先発した5月16日の西武戦では初回にレオネス・マーティン外野手とアベック弾を放ち、恐怖の1、2番コンビの存在感を知らしめた。
35歳の荻野はチームメートへのアドバイスも欠かさない。5月22日の楽天戦では新外国人のアデイニー・エチェバリア内野手に打撃のアドバイス。エチェバリアはその直後の打席で二塁打を放った。
6月22日には球団史上初の12年連続2桁盗塁を記録。プロ野球でも史上4人目の偉業だった。打撃に加えて走力も衰えを知らず、ますます輝きを放つ荻野が悲願のリーグ制覇に向けチームを先導できるか。スピードスターにさらなる期待が募る。