わたしはかもめ2021年鴎の便り(8月)

便

8月21日

福岡ソフトバンク6−8千葉ロッテ(PayPayドーム)

ロッテが逆転勝ちで、1分けを挟み3連勝とした。0−5の7回に5点を奪い同点。9回にはレアードの適時打と代打の佐藤都の2ランで勝ち越した。国吉が6季ぶりのセーブ。ソフトバンクは岩崎らの投手陣が痛打を浴びた。

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千葉ロッテ0000005038
福岡ソフトバンク0100040016

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ロッテ井口監督9回に国吉佑樹起用「益田が3連投してたので」[ニッカン]

3連投中のストッパー益田直也投手(31)が投げられない試合を、ロッテ投手陣が僅差でものにした。

先発の美馬学投手(34)は2回にデスパイネにソロを浴びたものの、5回までその1発のみ。「良い形で投げられていました」と、テンポ良く進めた。

6回に上位打線に攻略されマウンドを4失点しマウンドを降りるも、7回に打線が一挙5得点で同点に追いついた。

7回にフランク・ハーマン投手(37)が3者三振で締めると、8回は佐々木千隼投手(27)がマウンドへ。いきなり柳田に安打され、代走周東に盗塁を許すも、7回からマスクをかぶった田村龍弘捕手(27)が二塁けん制球で見事に周東をアウトに。田村はその後、二塁打で出塁した栗原の三盗も阻止した。井口資仁監督(46)も「あそこは2つ、千隼がああいう形になったんですけど、しっかりと救ってくれたんじゃないかと思います」と正捕手の動きをたたえた。

注目された9回のマウンドには、DeNAから加わった国吉佑樹投手(29)が向かった。井口監督は「益田が3連投してたのでね、今日はさすがに。本人は投げたいって言ってたんですけど、何とか明日また使いたいので、そういう意味で3点あって国吉に行ってもらいました」と起用理由を説明した。

国吉にとっても、久しぶりのセーブシチュエーション。「1点差でいくのかなと思っていたら(佐藤都の)本塁打で3点差になったので。あの本塁打ですごい気持ちも楽になりました」。走者をためての長打だけはケアしながら、初球からストライクで攻めた。1点は失ったが、リードを守り抜き、15年以来のセーブがついた。

唐川が戦線離脱中で、今後もタフな場面が任されることになる。それでも「任されたイニングの仕事を完了して次の投手につなぐ気持ちは変わっていないので。今日は9回でしたけど、その気持ちの延長線のつもりで投げました」と冷静さは失わない。

25セーブをマークする益田が投げない試合で、僅差の試合を勝てたのは大きい。国吉は「益田さんが多く投げたときの代わりがしっかり務まるように、これからもポジションをしっかり与えられたところで投げて、信頼を得ていかないといけないなと思っています」と頼もしく話した。

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ロッテ6回11Kも終盤3回で5点差逆転「先発打たなくちゃ」井口監督苦笑[ニッカン]

6回まで0−5と大きくリードされたロッテが、終盤3イニングでひっくり返した。

ソフトバンク石川の高め直球と、ブレーキの効いたパワーカーブに、6回まで内野安打1本のみ。11個の三振を奪われていた。6回に4失点し、敗色が濃くなり始めていた。

ところが7回、先頭の山口航輝外野手(21)が内野安打と敵失で出塁すると、その後1死満塁に。代打角中が2番手嘉弥真から押し出し四球を選ぶと、さらに2死満塁。藤原恭大外野手(21)が追い込まれながらも、3番手甲斐野のフォークを豪快に引っ張った。右翼フェンス直撃の二塁打となり、まず2点。さらに中村奨吾内野手(29)にも2点適時打が出て、一気に追いついた。

井口資仁監督(46)は「前半かなりの三振築いて、低めのボールをしっかり見極めできていなかったですけど」と苦笑いしながら「あの回はしっかりとみんながミーティング通りつないでくれたと思います」とつながりをたたえた。

同点にしたことも大きかったが、さらに9回、前夜攻略したストッパー岩崎からまた3得点し、逆転勝利を果たした。レアードの「運がついてきた」という内野安打で勝ち越し、代打佐藤都志也捕手(23)がとどめの4号2ランを右翼テラス席へ突き刺した。

19日の西武戦(ZOZOマリン)でも9回に同点適時打を放った佐藤都は「率直に勝ちを決められるしびれる展開だったので、うれしいです。気持ちの持ち方は、前のシーズンから意識してやってきていたので、それが結果に出てうれしいです」と、どんどん自信を深めている。

好投手の多いパ・リーグで、ロッテ打線のしぶとさが今年も発揮され始めた。2夜連続で相手救援陣を攻略。井口監督は「本来であれば先発をしっかりと打たなくちゃいけないところですけど」としつつも「今年は最後までみんな集中力を高めて、リリーフのいい投手もしっかり打ってくれている」と打線の底力に手ごたえを感じている様子だ。

引き分けを挟んで3連勝となり、貯金も今季最多タイの「4」に増えた。再来日後待機中のレオネス・マーティン外野手(33)がまだ合流していない状況ながら、上位チーム追撃への勢いが備わってきた。

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6回まで1安打11三振だったのに…ロッテ0−5から7回に一気に追いつく[ニッカン]

ロッテが0−5の7回に一気に追いついた。ソフトバンク石川に対し6回まで1安打11三振。それが7回に先頭山口が安打で出ると、満塁から角中の押し出し四球でまず1点。藤原と中村奨にともに2点適時打が出て、同点にした。右翼フェンス直撃打の藤原は、中断期間を挟んでこれで14試合連続安打。一気にブレークしそうな流れだ。

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ロッテ小島和哉、勇退する母校浦和学院・森士監督に「お疲れさまでした」[ニッカン]

ロッテ小島和哉投手(25)が21日、甲子園で敗退し勇退する母校・浦和学院の森士監督(57)に「お疲れさまでした、と言いたいです」とねぎらった。

小島は浦和学院時代、2年春のセンバツで優勝投手になり、甲子園春夏連続出場も果たした。

早大を経てロッテ入りし、今季で3年目を迎える。18日の西武戦(ZOZOマリン)では6勝目を挙げ「お互い、というのもあれですけど…目の前の試合を後悔しないように頑張っていけたらな、と思います」と話していた。

この日はソフトバンク戦が行われる福岡に遠征中。球団を通じ「今日の試合は試合開始から終了までテレビで見ることができました。結果として悔しいかもしれないですが、お疲れさまでした。このコロナ禍で試合ができたことに感謝して、選手は次のステップに進んでもらいたいです」と後輩たちにもねぎらいの言葉を寄せた。

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ロッテ・ロメロ22日初登板「対戦楽しみ」中日で21試合8勝10敗[ニッカン]

19年、20年と中日でプレーし、21試合で8勝10敗の成績だった。今季はメキシカンリーグでプレーし、6月中旬にロッテが獲得を発表した。来日が7月下旬となったため、前半戦での登板はなかった。

井口監督が視察する中で調整登板した8月12日のイースタン・リーグ日本ハム戦(浦和)でも150キロ超の直球を投げ、先発左腕として期待は大きい。

21日は前日調整を行い、報道陣に対応。「ドラゴンズ時代から(ソフトバンクが)いいチームというのは知っていて、そのいい打者たちと対戦することをずっと願っていました。ようやく明日対戦できるということですごい楽しみにしています」と意気込みを口にした。

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ロッテ・国吉が6年ぶりセーブ「信頼を得ていかないと」[サンスポ]

ロッテの国吉がDeNA時代の2015年以来、6年ぶりのセーブを挙げた。8−5と勝ち越した直後の9回に登板し1点を失ったが、代打アルバレスを右飛、周東を見逃し三振に仕留めて逃げ切った。「与えられたポジションでしっかり投げて、信頼を得ていかないといけない」と謙虚に喜んだ。

本来の抑え、益田が前日20日までに3連投していたために代役を任された。今季途中、DeNAからトレードで加入し、救援陣に欠かせない存在になっている。

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ロッテ・藤原が14試合連続安打[サンスポ]

ロッテの藤原が7回に適時打を放ち、14試合連続安打を記録した。5点を追うこの回に1点を返し、なお2死満塁で甲斐野の甘くなった変化球を力強く捉えた。強烈な打球は右翼フェンス直撃の2点二塁打となった。「好機で回してもらったので打てて良かった。自分のスイングを心掛けて打った」と喜んだ。

藤原の一打で流れを呼び込み、続く中村奨にも2点適時打が生まれた。この回だけで、一気に5点を奪う猛攻を見せた。

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ロッテ、驚異の粘りで3連勝!9回レアード勝ち越し打&代打佐藤都のダメ押し弾[スポニチ]

ロッテ打線が驚異の粘りで3連勝(1分け挟む)を飾った。

0−5の7回に藤原の14試合連続安打となる右越え2点二塁打などで同点とすると、前日も同点の9回に攻略した相手の守護神・岩崎からまたも9回に3得点。まずは2死三塁でレアードのバットの先に当たった打球が変則的な横回転で二塁内野安打となって勝ち越すと、続く代打・佐藤都が右越えに4号2ランを放った。井口監督も「みんな、いい集中力を発揮してくれた」と目を細めた。

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ロッテ、レアード、寿司弾ならぬ予想外の「秘打」で決勝点[スポニチ]

ロッテ・レアードが「秘打」で決勝点をもぎとった。同点の9回2死三塁で、岩崎のフォークの泳いだが、バットの先っぽにかろうじて当たった。

この打球が不規則な回転を生みながら、一、二塁間へ飛び、二塁内野安打となった。

「たまに野球はこういうことがある。ボールに食らいついていこうという気持ちでいたら、運が僕についてきたよ」。

今季19本塁打を誇る大砲も大笑い。本塁打を放ったとき以上のスマイルだった。

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ロッテ国吉、2281日ぶりの通算4セーブ目「どこであっても、しっかり投げたい」[スポニチ]

6月にDeNAからトレードで加入したロッテ・国吉が、移籍後初セーブをマークした。8−5の9回に登板し、三森の右前打を1点を失ったが、後続を締めた。

DeNA時代の15年5月24日以来2281日ぶりとなる通算4セーブ目に、「16年に何か1個セーブがあるんですけど、それ以来で。だいぶ久しぶりですね」と1年勘違いするほど、久しぶりのクローザー役だった。

それでも、心の準備はできていた。前夜の時点で、守護神・益田が3連投しており、「今日は益田さんが上がりになるだろうと思っていた。9回にいくと予め言われていたので、準備はしていました」と3点差を生かして、冷静な投球を見せた。

これで移籍後4試合に登板し、ここまで3ホールド、1セーブという内容だ。

「セーブを挙げられたことは嬉しいが、どこであってもしっかりと投げることはやっていきたい。益田さんが多く投げたときは、代わりがしっかりと務まるように、信頼を得ていかないといけない」。

チームは引き分けを挟んで3連勝。背番号92は、すでに欠かせない戦力となっている。

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ロッテ・佐藤都、9回代打2ランで逆転勝利貢献「率直に勝ちを決められる展開だったので嬉しい」[スポニチ]

ロッテは7回に一挙5点を奪って同点に追いつき、5−5の土壇場9回にレアードの二塁へ内野適時打と代打・佐藤都の4号2ランで勝ち越して3連勝を飾った。

9回に1発で勝利を決定づけた佐藤都は「レアードが1点取ってくれて気持ちが楽になりました。昨日勝ち越せる場面で岩崎投手から三振をしてしまったので、その分もと思って気持ちを高めて打席に入りました」と昨夜の反省を活かす打席だったようだ。「率直に勝ちを決められる展開だったので嬉しいですし、気持ちの持ち方を昨シーズンからやっていたのでそれが良い結果になって良かったです」と代打での1発を振り返った。

5点ビハインドからの逆転勝ちに「0−5から繋いで同点にしてくれました。それがあってチームの雰囲気もどんどん良くなっていったと思います。そこで自分が決められたらと思って打席に入ったのでそういった意味ではチームの雰囲気も良かったと思います」とベンチもいい雰囲気だったという。

今後に向けても「こういう形で勝ちを手繰り寄せたり、勝ちをつけられればと思って自分の中で守備だったりバッティングもやっているので、それが結果として表れたらいいなと思います」と意気込み。最後に「明日も勝って3タテしてこのあと札幌へ良い流れを持ってやっていきたいと思います。応援よろしくお願いします」とファンへメッセージを送った。

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ロッテ、0−5から大逆転勝ち!9回レアード勝ち越し打、佐藤都が代打2ラン[スポニチ]

ロッテは0−5の7回に一挙5点を奪って同点に追いつくと、土壇場9回にレアードの二塁適時内野安打と代打・佐藤都の4号2ランで勝ち越して3連勝を飾った。

ロッテ打線は6回までソフトバンク先発の石川に無失点に抑えられていたが、5点を追う7回1死満塁から代打・角中がソフトバンク2番手の嘉弥真から押し出し四球を選んで反撃開始。その後2死満塁から藤原がソフトバンク3番手の甲斐野からライトフェンス直撃の適時二塁打を打って2点差に迫ると、続く中村奨の左前適時打で5−5と振り出しに戻した。

そのまま5−5で迎えた9回には、2死三塁からレアードの二塁への適時内野安打で勝ち越しに成功。さらに2死二塁で代打・佐藤都が4号2ランを放ち、リードを3点に広げた。

8回に登板し、1イニングを無失点に抑えた4番手の佐々木千が今季6勝目をマーク。勝ち越し直後の9回裏に5番手・国吉が1点失ったがリードを守って今季初セーブをマークした。

ソフトバンクは先発の石川が7回途中3安打3失点で11三振を奪う力投も、救援陣が追いつかれて勝ち負けつかず。チームは2連敗となった。

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ロッテ、5点ビハインドから7回に一挙5得点で同点に!藤原、中村奨が連続適時打[スポニチ]

ロッテ0−5から7回に一挙5点を奪って、同点に追いついた。

1死満塁から代打・角中から2番手・嘉弥真から押し出し四球をもぎとると、2死となって2番・藤原が3番手・甲斐野から右越えへ2点二塁打。さらに3番・中村奨も左前2点適時打を放った。

藤原が「打ったのはフォークです。チャンスで回してもらったので打てて良かったです。自分のスイングを心掛けて打ちました」と振り返ると、中村奨は「打ったのはスライダーです。振ったら当たりました(笑)。追いつくことができて良かったです」と喜んでいた。

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センバツV腕の浦学OB・ロッテ小島、退任の恩師・森監督に「お疲れさまでした」[スポニチ]

甲子園に出場していた浦和学院OBのロッテ・小島和哉投手が母校の奮闘をねぎらった。

「今日の試合は、試合開始から終了までテレビで見ることが出来ました。結果として悔しいかもしれないですが、まずはお疲れさまでした」。

この日の浦和学院は日大山形と初戦を戦ったが、3−4で敗退。母校が甲子園出場を決めてからは、「後輩が頑張っているので、僕も励みになっている」と明かし、18日の西武戦では今季6勝目を挙げていた。

今夏限りで恩師の森士監督が退任することも表明していたことも気になっていた。「このコロナ禍で試合が出来たことに感謝して選手は次のステップに進んでもらいたいですし、監督にはお疲れさまでしたと言いたいです」と気遣っていた。

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ロッテ新外国人ロメロ「対戦楽しみ」、22日ソフトバンク戦で移籍後初先発[スポニチ]

ロッテの新外国人ロメロが22日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)で、メキシカンリーグから移籍後、先発で初登板を果たす。

昨季まで中日でプレーしていた左腕は「ソフトバンクがいい打者がいて、いいチームだというのは知ってる。ずっと対戦したいと願っていた。明日がすごく楽しみ」と意気込んだ。

中日時代の19年には8勝をマークするなど、日本での実績も十分。6月に移籍加入も新型コロナウイルスの影響で来日が遅れたが、今月12日のイースタン・リーグ日本ハム戦では4回3安打1失点、最速155キロを計測し、8三振を奪っている。

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佐藤都志也、9回代打ダメ押し2ラン「率直に勝ちを決められる展開だったので嬉しい」[報知]

粘りに粘って勝利をもぎ取った。同点の9回2死三塁。レアードの二塁内野安打で勝ち越すと、なおも2死二塁から代打・佐藤都が岩崎の150キロを右翼テラス席へ4号2ラン。チームは5点ビハインドから7回に5得点で追いつき、1分けを挟んで3連勝だ。

佐藤都は「率直に勝ちを決められる展開だったので、すごい嬉しい」と一塁上で右手を突き上げた。今季はここまで打率1割7分9厘にとどまるが、チャンスでは強い。19日の西武戦(ZOZO)では8回2死二、三塁から同点2点適時打で引き分けに持ち込んだ。

代打での本塁打はプロ初。「(代打でも)気持ちの持ち方っていうのは意識している。こういう形でチームに勝ちをつけられて嬉しい」。カード勝ち越しを決め、4位・ソフトバンクとのゲーム差を1.5に広げた。

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国吉佑樹が移籍後初セーブ「信頼を得ていかないと」セーブは15年以来6年ぶり[報知]

6月中旬にDeNAからトレードで移籍したロッテの国吉佑樹投手が移籍後初セーブを挙げた。

チームはこの日最大5点差あった点差をひっくり返し、3点リードのまま9回に。前夜のソフトバンク戦で守護神・益田が3日連続3連投をしていたため投げられず、国吉がマウンドへ。1死一、三塁から三森に右前適時打を浴び1失点するも、アルバレスを右飛、周東を最後は全球フォークの3球三振に仕留めゲームセット。移籍後初セーブを挙げた。

「9回に行くって予め言われてたんで、準備はしてました。9回に投げたことはあるんですけどセーブのシチュエーションはだいぶ久しぶりだったので」と国吉。セーブはDeNA時代の2015年5月24日・阪神戦(横浜)以来、約6年ぶりとなる。

「しっかり任されたイニングの仕事を完了して次の投手につなぐ気持ちは変わっていないので。今日は9回でしたけど、その気持ちの延長線のつもりで投げました。益田さんが多く投げたときの代わりがしっかり務まるように、これからもポジションをしっかり与えられたところで投げて、信頼を得ていかないといけないなと」と右腕。

チームは価値ある1勝をもぎ取り3連勝。ソフトバンクに1.5ゲーム差を付け3位をキープした。

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一挙5得点で同点に追いつく[報知]

終盤に打線が息を吹き返した。5点を追う7回1死満塁。代打・角中が押し出し四球で1点を返すと、2死満塁から藤原の適時二塁打で2点を追加し3−5。なおも2死二、三塁から中村奨が遊撃手の頭上を超える適時打で2点を追加し、この回一挙5得点。6回までソフトバンクの先発・石川に無得点に抑えられていた打線が爆発し、試合を振り出しに戻した。

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ロッテ5点差まくった!3連勝!佐藤都が代打2ランで突き放した[デイリー]

5点差をはね返し、3連勝をつかんだ。ロッテは終盤に攻め、3位を争うソフトバンクから執念の逆転勝ちを収めた。

0−5で迎えた7回。1死満塁で代打の角中が押し出し四球。2死後、藤原が右翼フェンス直撃の2点二塁打を放ち、続く中村奨も2点適時打で追い付いた。

勢いに乗った打線は9回、2死三塁からレアードの適時内野安打で勝ち越すと、代打の佐藤都は2ランで突き放した。佐藤都は「自分が決めてやろうと思って打席に入った」と勝利を引き寄せる一打を喜んだ。

強力打線が粘りを見せた価値ある勝利。佐藤都は「0−5から何とかつないで同点にしてくれた。チームの雰囲気も良かった。いい流れに乗っていきたい」と頼もしく言った。

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ロッテ、5点差をひっくり返してソフトバンクに連勝[デイリー]

ロッテが5点差をひっくり返して、ソフトバンクに連勝した。

2回にデスパイネに本塁打を浴び、6回には1死満塁から栗原に走者一掃の二塁打を許すなど、5点を追う展開となった。

ロッテは7回、1死満塁から押し出し四球。2死から藤原の二塁打、中村の左前打などで一挙5点を奪って同点とした。5−5で迎えた9回には、2死二塁からレアードの二安、2死二塁から佐藤の本塁打で3点を追加した。

9回、国吉が連打されて1点を失いながらも粘り、8−6で競り勝った。

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ソフトバンク対ロッテは2日連続で勝利投手と負け投手が同じ、勝ち佐々木千、負け岩崎[デイリー]

ソフトバンクにとって、2試合続けての「悪夢の最終回」となった。

5−5で迎えた9回表、5番手の岩崎が2死三塁から4番・レアードの適時二塁内野安打で勝ち越されると、続く代打・佐藤都に右越え2ランを浴びた。岩崎は連夜の3失点で、2試合連続で負け投手になった。

一方、ロッテの勝ち投手は4番手で8回を無失点に抑えた佐々木千。こちらは前日も白星をマークしていた。同カードで2日続けて勝利投手と負け投手が同じという珍しい現象となった。

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「何で帰ってこないのと言われたけど…」元ロッテ・チェンが台湾に帰国した理由[Full-Count]

◇総額約8300万円で2年半の契約「新しい野球人生を始める決断をしました」

2020年オフにロッテを退団し、台湾に帰国した陳冠宇(チェン・グァンユウ)投手が7月に行われた台湾プロ野球(CPBL)のドラフト会議で、楽天モンキーズから1位(全体2位)で指名された。8月9日にはモンキーズの本拠地、桃園国際球場で入団会見が行われ、2年半2100万台湾元(約8300万円)で契約。背番号は「12」に決まった。故郷で新たな一歩を踏み出した左腕の表情は晴れやかだった。

2011年に横浜(現DeNA)に加入し、2014年オフに戦力外となりロッテへ移籍。昨年は中継ぎで19試合に登板して1勝0敗2ホールド、防御率3.20の成績を残すも台湾への帰国を決断。新型コロナウイルス感染拡大の影響で台湾にいる家族と会うことができない日々が続いていたが、帰国の理由はそれだけではなかった。

「シャイな性格なので、日本ではあまり友達と会ったりせず、家に1人でいることが多かったです。今、30歳です。日本に10年間いたので、人生の3分の1を日本で過ごしました。コロナの影響がなくても、台湾に帰る選択肢は自分の中にありました。年齢的にも、台湾でいい契約をもらえる時だと思い、新しい野球人生を始める決断をしました」。

台湾の国立体育大学在学中に日本球界に飛び込んだ。1軍では通算7年で計136試合に登板し11勝11敗12ホールド、防御率3.58をマーク。「技術やメンタルなど、プロ野球選手として大切なものは何かを教えて貰った」という。貴重な経験を積んだ日本を離れることは、悩んだ末の決断だった。家族とは長い時間をかけて話し合った。しかし、ロッテのチームメートには一切相談することはなかった。自分の心の中で答えを出してから報告しようと決めていた。

「ロッテでは益田(直也)さんや松永(昂大)さんをはじめ、みんな仲良くしてくれました。昨年のオフに『来年もよろしくね』とメッセージを貰いましたが『よろしくお願いします』と返していました。台湾に帰国するという報道の後に、皆さんに連絡しました。『何で帰ってこないの?』と言われたけれど『30歳になったので、台湾に戻って野球を続ける』と伝えたら、みんな『頑張れよ』と言ってくれました」。

ロッテでは主に中継ぎとして登板したが、現在は先発に挑戦している。台湾の蒸し暑い気候に苦労しているというが「毎年安定した成績を残していきたい」と力を込めた。そして、叶えたい願いもある。「娘は今幼稚園なのですが、どんどん大きくなっていくんです。ずっとそばにいたいです」。優しいパパの台湾での活躍を期待したい。

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