わたしはかもめ2021年鴎の便り(8月)

便

8月24日

北海道日本ハム3−3千葉ロッテ(札幌ドーム)

ロッテが0−3の9回に3点を奪って引き分けた。田村と荻野の適時二塁打で1点差に詰め寄り、中村奨の適時打で追い付いた。日本ハムは1回に野村が2ランを放つなど試合を優位に進めたが、抑えの杉浦が乱調で逃げ切れなかった。

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千葉ロッテ0000000033
北海道日本ハム2100000003

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ロッテ益田直也が日本記録の13引分「打線が点を取れていない」井口監督[ニッカン]

ロッテ益田直也投手(31)がまた日本記録を更新した。

0−3の9回表に打線が3得点で同点に追いつき、今季44試合目のマウンドへ向かった。

ビハインドから肩を作る展開になったが、日本ハム清水を初球で打ち取ると、浅間、西川を連続三振。益田には、引き分け試合の最後に投げた投手に記録される「引分」がついた。この日で今季13引分となり、自身の日本記録を更新した。

今季は開幕3連戦で2敗を喫する苦しいスタートだったが、球威も戻り、セーブ数は24日終了時点でリーグ最多の「25」をマークしている。この日は3点ビハインドで9回を迎えたが、井口資仁監督(46)は「イニングの頭からキャッチボールをしていましたので。点が入るごとに力を入れて放っていました」と、全幅の信頼で送り出した。

益田の引分記録について指揮官は「打線が点を取れていないところもあるので」と苦笑いしながら「勝ち(試合の9回)でいってもらえるように」と、打線の序盤からの得点を望んでいた。

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ロッテ井口監督9回同点の粘り評価も「内容がひどすぎる」13三振に苦言[ニッカン]

ロッテが0−3とリードされた9回に3点を取り、引き分けに持ち込んだ。今季14度目の引き分けで、3位をキープした。

9回は日本ハムのストッパー杉浦から藤岡、田村の連打でまず1点。その後安田、岡が連続三振で流れが途絶えかけたところで荻野が左中間へ適時二塁打。2死一、二塁から中村奨が右前適時打を放ち、同点に追いついた。

この日3安打の中村奨は「みんながつないでつないでの打席だったので、何とか自分も後につなげてという打席で打てて良かったと思います」と同点打を振り返った。

井口資仁監督(46)は「序盤に得点圏はいっぱいあって、なかなか点が入らないところでしたけど、最後は何とかみんな、集中力を持ってもってやってくれたと思います」と粘りを評価した。

一方で「ただ、アウトになった選手の内容がひどすぎる」と苦言を呈した。9回はチャンスで連続三振。4番レアードの3打席連続三振も含め、チーム全体で13三振を喫した。ソフトバンク3連戦から奪三振能力の高い投手相手が続いているとはいえ、4試合連続で2けた三振を奪われた。

「明らかなボールをあれだけ振り回しているので。しかもチャンスで振っちゃうと厳しいところ。これからミーティングをしっかりやっていきたい」。

元々はリーグ内でも三振は少ない方だった。ロッテらしい粘りを取り戻し、上位猛追への勢いをつけたい。

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ロッテ9回田村、荻野、中村奨の適時打で3点差追いつき日本ハムと引き分け[ニッカン]

日本ハムはバーヘイゲン、ロッテは岩下が先発。日本ハムは1回に野村の4号2ランで先制。2回に清水の三ゴロの間に加点した。

日本ハムはバーヘイゲンが4回2安打無失点で降板し、2番手井口が登板。ロッテは6回2死満塁の好機で一打出ず無得点が続く。

ロッテは3点を追う9回、田村、荻野、中村奨の適時打で同点に追いつく。日本ハムはその裏、3者凡退に終わり、引き分けた。

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ロッテ先発岩下、日本ハム野村を「振れている」警戒も初回に被弾[ニッカン]

ロッテの悪癖が直らない。先発岩下が初回、野村に先制4号2ランを浴びた。「野村とかが振れているので」と警戒していたが、いきなりの被弾だった。ロッテ打線が今季87本塁打を放っているのに対し、投手陣が喫した被本塁打はこれで104本目。前半戦はエース格で投げた岩下が苦しみ出し、チームもなかなか上昇気流に乗れずにいる。

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ロッテ小島和哉11ヶ月ぶり札幌ドーム登板に「長いイニングを」[ニッカン]

ロッテ小島和哉投手(25)が25日の日本ハム戦(札幌ドーム)に先発する。

札幌ドームでの登板は昨年9月30日以来、約11ヶ月ぶりとなる。この日も練習前にマウンドを確認するなど、イメージを膨らませた上で登板を迎える。

チームの先発陣はこの日までで3試合連続、イニングの途中に降板している。西川、近藤を中心に警戒しながら「長いイニングを投げられるように」と話した。

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ロッテがグラウンドコート付き「リモート応援チケット」販売[ニッカン]

ロッテは24日、レプリカグラウンドコート付きの「リモート応援チケットplus」を販売開始したと発表した。

8月31日西武戦から9月23日ソフトバンク戦までの、ZOZOマリンでの主催公式戦10試合が対象になる。レプリカグラウンドコート(サイズはM、L、O)以外にも観戦グッズ1点、観戦証明書、ピンバッジ2個(ランダム)と来場ポイントが特典。24日から対象試合日までMチケットオンラインで販売する。なお、当チケットでの試合中継の視聴権はない。

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右肘関節手術のロッテ石川歩1軍合流は「9月中旬前くらいに」井口監督[ニッカン]

ロッテ井口資仁監督(46)は24日、戦線離脱していた石川歩投手(33)について言及した。

先発右腕の石川は6月3日に右肘関節のクリーニング手術を受け、全治3〜4カ月の見込みと診断されていた。予定より早く、今月18日にイースタン・リーグ巨人戦(ジャイアンツ球場)でリリーフで実戦復帰したが、7失点と振るわなかった。

井口監督は「もう2回くらい2軍で(長めの)イニングを投げてから1軍で」とし、順調ならば「9月中旬前くらいに」と1軍合流の見通しを話した。

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ロッテ・マーティン25日2軍日本ハム戦から実戦合流予定[ニッカン]

ロッテ井口資仁監督(46)は24日、レオネス・マーティン外野手(33)が25日のイースタン・リーグ公式戦の日本ハム戦(浦和)から2軍実戦に合流する予定であることを明かした。

マーティンは球宴出場後に米国へ一時帰国。8月10日に再来日し、2週間の入国者待機期間を過ごし、24日が最終日となった。来日3年目の今季は前半戦で21本塁打を放ち、58打点を挙げている。

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ロッテ・マーティン、25日の日本ハムとの2軍戦で復帰へ[サンスポ]

ロッテの井口監督は24日、東京五輪による公式戦の中断期間に一時帰国していたマーティンが25日の日本ハムとの2軍戦で実戦に復帰すると明らかにした。10日に再来日し、24日に新型コロナウイルス感染防止のための隔離期間を終えた。

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ロッテ、9回に打線奮起、引き分けに持ち込むも井口監督は苦言[スポニチ]

ロッテは0−3の9回に打線が奮起し、今季14度目の引き分けに持ち込んだ。

田村、荻野の適時打で1点差とし、なお2死一、二塁から中村奨が右前に同点打。3安打をマークした中村奨は「みんながつないで、つないでの打席だったので、なんとか自分も後ろにつなげてという打席だった」と笑顔で振り返った。井口監督は「最後はみんなが集中していた」と評価したが、計13三振の打線に「ボール球を振っている」と苦言を呈した。

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どこまで伸びる?ロッテの守護神・益田の珍記録[スポニチ]

ロッテは24日、札幌ドームで行われた日本ハム戦で0−3で敗色濃厚だった9回に打線がつながり、田村、荻野、中村奨の3本の適時打で一気に同点。最終回に登板した守護神の益田が3者凡退で締め、今季14度目の引き分けに持ち込んだ。

今季はコロナ禍の特例で延長がなく、これで益田は引き分けの試合の最後に投げることで記録される「引分」が13。同じく3−3に終わった19日の西武戦でプロ野球新記録を樹立していたが、更新した。レギュラーシーズンは50試合が残っており、まだまだ記録が伸びる可能性は高い。

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ロッテ「レプリカグラウンドコート」付きリモート応援チケットplusを販売[スポニチ]

ロッテは24日、ZOZOマリンスタジアムで行う8月31日の西武戦から9月23日のソフトバンク戦の主催公式戦10試合を対象として「レプリカグラウンドコート」付きリモート応援チケットplus(プラス)の販売を開始した。価格は税込み1万6000円で、送料は別途かかる。

球団広報室は「大好評のリモート応援チケットにレプリカグラウンドコート付きという新商品が登場しました。非常にお得な商品となっていますので、ぜひお買い求め下さい」とコメントした。

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9回に3点差追いつき引き分け、「みんな集中力を持ってやってくれた」と井口資仁監督[報知]

ロッテが完封負け寸前の9回に3点差を追いつき、引き分けに持ち込んだ。

8回まで日本ハムの継投策にかわされ無得点だった打線が、9回につながった。日本ハムの守護神・杉浦から先頭の藤岡裕大内野手の中前打と田村龍弘捕手の左翼線二塁打でまず1点。その後、2死三塁から荻野貴司外野手の左中間適時二塁打で1点差に迫ると、四球を挟んだ2死一、二塁で中村奨吾内野手が同点の右前適時打を放った。

その後は勝ち越しこそ逃したが、日本ハムの最後の攻撃を守護神・益田直也投手が封じて、今季14度目の引き分け。4位ソフトバンクも引き分け、0.5ゲーム差の3位をキープした。

試合後、井口資仁監督は「序盤はチャンスでなかなか点が入らなかったが、最後はみんな集中力を持ってやってくれた」と、打線の粘りを評価。一方で、1点を返した直後に安田尚憲内野手と岡大海外野手がいずれも低めの変化球に手を出して三振に倒れるなど、「アウトになった選手の内容が悪すぎる。打つべき球をもっとコンパクトに振れるようにしないと」と、辛口のコメントで反省点も指摘していた。

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ロッテ、3点差追い付き3位死守!9回に荻野、中村奨がタイムリー[デイリー]

9回に3点差を追い付いて引き分けに持ち込んだ。1点を返した後、2死三塁まで追い込まれたが、ロッテ・荻野の左中間適時二塁打で1点差に。さらに一、二塁から中村奨が同点右前適時打を放った。

3位を死守し、井口監督は「しっかりと、つないでくれましたね。奨吾(中村奨)は本当にいい働きをしてくれている」と頼りになる主将を称えた。

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ロッテが価値あるドロー、9回2死から追いつく、井口監督「よくつないでくれた」[デイリー]

ロッテが土壇場の9回に粘りを発揮。3点差を追いつき、今季14度目の引き分けに持ち込んだ。

9回、杉浦を攻め立て無死一塁から田村が左線適時二塁打を放ち1点を返した。2死まで追い込まれたが、荻野が左中間を破る適時二塁打で1点差となると、一塁ベンチは活気づく。続く藤原が四球で出塁で一、二塁となり中村奨が右前へ同点適時打。井口監督は「最後なんとかみんな集中力を持ってやってくれた。みんなよくつないでくれた」と粘りを発揮した打線をたたえた。

同点となり最後は益田が三者凡退で締め、ドロー。引き分けの試合で最後に投げた投手には「引分」が記録されるが、日本記録をさらに更新する13「引分」となった。井口監督は「打線がそれ以上に点を取れていないところもあるので、勝ちで行ってもらえるように、しっかりと点を取って欲しい」と勝ち試合の登板になるよう、打線に注文をつけた。

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ロッテ「レプリカグラウンドコート」付きリモート応援チケット発売へ[デイリー]

ロッテは8月31日・西武戦から9月23日・ソフトバンク戦までの主催公式戦10試合を対象として「レプリカグラウンドコート」付きリモート応援チケットplus(プラス)の販売を開始したと24日、発表した。

リモート応援チケットplusはZOZOマリンスタジアムに来場できない方にも応援気分を楽しめるよう、本来は来場者限定の観戦グッズや公式ファンクラブTEAM26会員限定のピンバッジ等を特典内容としたリモート応援チケットに、限定グッズをさらに追加したもの。

「レプリカグラウンドコート」付きリモート応援チケットplusの詳細は次の通り。

ロッテマリーンズ広報室は「大好評のリモート応援チケットにレプリカグラウンドコート付きという新商品が登場しました。非常にお得な商品となっていますのでこの企画にぜひお買い求めください。千葉ロッテマリーンズはリーグ優勝に向けてここから1戦1戦が非常に大事になります。ご来場できないファンの皆様もぜひこのリモート応援チケットをご購入いただきリーグ優勝に向けて突き進む千葉ロッテマリーンズに熱い応援を宜しくお願いします」とコメントした。

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ロッテ、マーティンが25日に2軍戦復帰、石川は9月中旬か[デイリー]

入国待機期間中のため、隔離生活を送っていたロッテのマーティン外野手が25日のイースタン・日本ハム(ロッテ浦和)で実戦復帰する見込みとなった。オールスター出場後、自宅のある米国へ一時帰国し、10日に再来日していた。井口監督は「マーティンは明日出てですね」と明かした。

前半戦は主に2番打者として83試合に出場し、打率.252、21本塁打、58打点と打線を牽引していた。

また、右肘のクリーニング手術を6月に受けた石川歩投手についても井口監督は「もう2回ぐらいですかね。2軍でイニングを投げてから、1軍でどうですかね。9月中旬ぐらい前には一応、考えています」と1軍復帰の見通しを語った。

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「泣きたいだろうけど忘れろ」台湾に帰国したチェンがロッテの同僚から学んだこと[Full-Count]

◇ロッテで「プロとしての自覚や責任を感じることができた」

2020年オフにロッテを退団し、台湾に帰国した陳冠宇(チェン・グァンユウ)投手。7月に行われた台湾プロ野球(CPBL)のドラフト会議で楽天モンキーズから1位(全体2位)指名を受け入団した。大学在学中に横浜(現DeNA)に入団したため、母国ではプロとして初めてマウンドに上がる。日本での経験はチェンにとって「プロ野球選手の仕事は何か」を教えてくれた場所だったと話す。

台湾の国立体育大学在学中の2011年に横浜(現DeNA)に加入したが、2012年にトミー・ジョン手術を受けたこともあり、1軍での登板は2014年のわずか1試合に留まった。そして2014年オフに戦力外通告を受け、ロッテに移籍した。

「ベイスターズでは『プロ野球選手になった』という実感がありませんでした。ロッテに移籍してからは1軍でプレーする時間が長かったので、プロとしての自覚や責任を感じることができました。監督やコーチがたくさんチャンスをくれて、先発、中継ぎどちらも経験させてもらいました。とてもいい勉強になりました」。

ロッテでは主に中継ぎとして登板していたが、打たれてしまった時は気持ちを切り替えることが大切だと学んだ。

「打たれた時は、すぐに誰かと話をしてアドバイスを貰っていました。大事だと感じたのは、心のコンディションです。よく話をしたのは、益田(直也)さん、唐川(侑己)さん、田中(靖洋)さん、松永(昂大)さんです。『チェン、これが勉強だ。泣きたいだろうけど、次の試合があるから忘れろ』と言ってくれました。明日も同じ場面で投げている可能性がある。気持ちを切り替えて、次は同じ失敗をしないことがプロの仕事だと教えてもらいました」。

◇現在も佐々木朗らと連絡を取り合う「まだロッテにいる気がする」

日本で学んだことを胸に、8月24日に始まる後半戦から故郷のマウンドに立つ。台湾へ帰国後、今年の1月からは社会人野球の「安永鮮物」でプレー、6月からは楽天モンキーズに練習生として参加していたが、日本とのプレースタイルの違いを感じている。

「日本の野球はとても細かく、1、2番は足が速く小技を使える打者、3、4、5番くらいに強打者がいますが、台湾は1番から強打者が並んでいます。みんなパワーがすごいので、失投したら長打を打たれてしまう。ずっと油断できません」。

日本では、打たれてしまった時にチームメートだけでなくロッテのファンにも励まされたと懐かしそうに振り返った。

「電車で球場に通っていたんですが、打たれた試合の後『チェン大丈夫、頑張れ。応援続けるよ』と声をかけてもらったことが何日もありました。抑えた日も、打たれてしまった日も、熱い声援を送ってくれた。6年間応援してくれて感謝しています」。

今でも、佐々木朗希投手らロッテの投手陣とは連絡を取り合い、ビデオ通話もしているという。「みんな優しくて、本当に嬉しいです。まだ自分がロッテにいるような気がします」。

日本で10年間プレーした。台湾の家族と離れ離れの日々に、寂しさを感じることもあったが、辛い時に支えてくれたチームメート、ファンがいた。これからは日本での経験を伝えながら、自らが若い選手達をサポートしていくことを誓った。

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