ロッテが連勝を5に伸ばした。4回にマーティンの2点二塁打で先制。6回はマーティンの23号ソロ、安田の2点二塁打で加点した。美馬はテンポ良く7回4安打1失点と好投し、白星先行の5勝目。西武は1分けを挟み3連敗。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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埼玉西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | 0 | 0 | x | 5 |
ロッテが本拠地ZOZOマリンで通算1000勝目を挙げた。FA移籍で入団2年目の美馬学投手(34)が7回1失点でメモリアル白星を手にし、チームは今季3度目の5連勝。首位オリックスに1.5ゲーム差に迫った。92年4月7日の1勝目から始まり、通算1970試合目で節目の勝利。その大半を場内アナウンス担当で見守った球団職員・谷保恵美さんが、日刊スポーツに手記を寄せた。
ファンの皆様に支えられ、ZOZOマリンでの1000勝を達成しました。何年か前から、あとどれくらい?…って足し算していました。92年からの職員も4人くらいいますが、最近よく当時のことを話します。
千葉ロッテマリーンズ、とすんなり言うのに慣れることから始まりました。今は長い球団名が普通ですが、当時は珍しくて。ピンクのユニホームは斬新でかわいくて、親しみがありました。ピンクのメガホンがたくさん広がって、すごい光景だなって思いました。職員全員に支給された当時のジャンパーは3年間着て、クリーニングに出して、今でも事務所のロッカーに掛けています。着ないんですけど、新人の頃の気持ちを思い出せるように。
思い出の試合はたくさんあります。94年の近鉄戦で野茂さんと小宮山さんが投げ合って、初芝さんのサヨナラ本塁打で勝った試合は特に、今でも鮮明に覚えています。
98年の18連敗の時も強いチームだったので、まさか18連敗とは。でもお客さんが一緒に頑張ろうって。「マリーンズが本当に好きだから♪」って応援歌の歌詞にもありますが、どんな時でも応援してくれるという方がどんどん増えていって。本当にありがたくて。あの出来事が1番の転機になったと思います。
ZOZOマリンが好きです。雨や風は大変ですが、外の空気を感じられるのはやっぱりいいですね。1番好きなのは、満月が見える日です。アナウンス室からもたまに見えるんです。満月がきれいに見える球場って、なかなかありません。
私自身もおかげさまで、マリーンズの1900試合以上にアナウンスで携われてきました。新人時代は、アナウンス担当じゃない日に、スタンドをうろうろして試合を見たこともあります。2000勝の日は、おばあちゃんになってスタンドでゆっくりと。マリン全部が見える、2階席から試合を眺めてみたいですね。(ロッテ球団職員・ZOZOマリン場内アナウンス担当)
ロッテが本拠地ZOZOマリンで通算1000勝目を挙げた。92年4月7日の1勝目から始まり、通算1970試合目で節目の勝利だ。
FA移籍で入団2年目の美馬学投手(34)が7回1失点でメモリアル白星を手にし、チームは今季3度目の5連勝。首位オリックスにも1.5ゲーム差に。逆転優勝へ、勝負の9月に向かう。
珍しく、海風を感じない夜だった。月は黒雲に隠され、らしくないZOZOマリン。しまいには雨も降る中で27個目のアウトを取ると井口資仁監督が、選手が、ファンが、無数のガッツポーズで喜びを表現した。
「1000勝までの歩みには、応援をしてくださるファンの皆様やそれぞれの時代の球団、チームのメンバーなど多くの人々が関わっています。皆様が作りあげてきた勝利が積み重なり、本日この日を迎えることができました」。
若貴フィーバーに列島が包まれる92年1月、千葉銀座通りでのお披露目パレードから歩み出した。球団名は公募した。約9000通が集まった「マリーンズ」に決定。カラーコーディネーターも加え、ユニホームや球団旗を一新した。イメージカラーは斬新なサンライズピンク。オレンジや紫の案もあったとされる。
92年の開幕戦、スタンドはピンクのメガホンで埋まった。その時、お隣の茨城県に暮らす美馬学少年はまだ5歳半。「野球は始めてましたね。まだ全然、ロッテとかいう認識はなかったかな…。ちっちゃい時は、とりあえず巨人しかテレビでやってないし」。
縁あって、今は千葉で腕を振る。楽天からFA移籍し2年、この日の白星で移籍後のマリン10勝目になった。「嬉しいですね。率直に。良いタイミングで投げさせてもらって、それで勝てたというのも良かった。ほとんどここで勝っているんじゃないですか」と笑顔もこぼれる。
キューバで育った助っ人マーティンも、3打点でメモリアルに導いた。92年当時を知る人は数人。時代時代で多くの人が交わり、千の白星を積んだ。夏の終わり、首位猛追へ弾みをつける5連勝。井口監督は「ZOZOマリンは最高のホームスタジアムです」と胸を張る。残り1ヶ月少々。目指すところは優勝、ただ1つ。ロッテには強い風が吹いている。
ロッテが本拠地ZOZOマリンでの通算1000勝を達成した。
この日は楽天時代にZOZOマリンで7勝を挙げ、ロッテ移籍後にはすでに9勝を挙げている美馬学投手(34)が先発。シュートやフォークを効果的に使い、西武打線を7回1失点に抑えた。ZOZOマリンで移籍後通算10勝目を挙げた。
ロッテのZOZOマリン年度別成績 | |||||
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年 | 試 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 |
91 | 1 | 0 | 1 | 0 | .000 |
92 | 55 | 29 | 25 | 1 | .537 |
93 | 61 | 22 | 38 | 1 | .367 |
94 | 59 | 36 | 22 | 1 | .621 |
95 | 59 | 31 | 26 | 2 | .544 |
96 | 61 | 25 | 34 | 2 | .424 |
97 | 60 | 27 | 32 | 1 | .458 |
98 | 61 | 30 | 30 | 1 | .500 |
99 | 62 | 33 | 27 | 2 | .550 |
00 | 59 | 30 | 26 | 3 | .536 |
01 | 65 | 32 | 32 | 1 | .500 |
02 | 64 | 32 | 31 | 1 | .508 |
03 | 68 | 37 | 30 | 1 | .552 |
04 | 63 | 31 | 32 | 0 | .492 |
05 | 66 | 37 | 29 | 0 | .561 |
06 | 68 | 36 | 32 | 0 | .529 |
07 | 72 | 40 | 26 | 6 | .606 |
08 | 72 | 41 | 30 | 1 | .577 |
09 | 72 | 37 | 31 | 4 | .544 |
10 | 72 | 44 | 26 | 2 | .629 |
11 | 72 | 27 | 36 | 9 | .429 |
12 | 72 | 39 | 27 | 6 | .591 |
13 | 72 | 41 | 29 | 2 | .586 |
14 | 72 | 37 | 33 | 2 | .529 |
15 | 71 | 38 | 33 | 0 | .535 |
16 | 71 | 38 | 32 | 1 | .543 |
17 | 71 | 28 | 42 | 1 | .400 |
18 | 70 | 27 | 42 | 1 | .391 |
19 | 70 | 37 | 31 | 2 | .544 |
20 | 60 | 35 | 23 | 2 | .603 |
21 | 50 | 23 | 21 | 6 | .523 |
計 | 1971 | 1000 | 909 | 62 | .524 |
ロッテが本拠地ZOZOマリンで今季23勝目を挙げ、同球場で通算1000勝を達成。初試合は91年7月31日の西武16回戦(当時は本拠地が川崎)で、初勝利は本拠地を移転した92年4月7日のダイエー1回戦。
ロッテが本拠地ZOZOマリンでの通算1000勝目を挙げた。
1勝目となった92年4月7日のダイエー戦を、当時の日刊スポーツ記事から振り返る。
4月4日に開幕戦が行われた。記念すべき船出の試合は、オリックスに0−3で敗れた。オリックス星野の緩急に揺さぶられ5安打完封された。翌日の記事で、こう報じている。
「新生ロッテの開幕ゲームには、何と3万5000人の大観衆が押し寄せた。収容人員3万人の千葉マリンスタジアムだが、立ち見と入れ替わりの分も加え定員を軽くオーバーだ。外野席までピンク色のマリーンズのメガホン、小旗が揺れる。観衆も興奮していた。『千葉にやっとプロ野球が来てくれた。マリーンズを応援する』(27=会社員)『ピンクのマークも可愛いし、グッズも結構オシャレ。後は強ければね…』(20=女子大生)『巨人ファンだったが、この雰囲気はいいね。地元っていいなア』(48=会社員)と早くも千葉県民の心を捕らえはじめている。本拠地が川崎にあった頃には考えられなかった大観衆に、ある球団関係者は『まさかこんなに集まるとは思ってもみなかった。これなら目標の観客動員130万人もいける』と驚きを通り越して、声を震わせた」。
オリックス2回戦は雨天中止に。マリンスタジアム移転後の初勝利は4月7日のダイエー戦だった。戦評はこう記されている。
「ロッテが牛島の力投とソツのない攻めを見せ、本拠地マリンスタジアムで開幕1勝を飾った。1、2回にダイエーの守備のまずさをついて2点を奪うと、5回には助っ人ディアズが左中間へダメ押しの1号3ランを放ち、勝負を決めた。先発の牛島はダイエー打線から10三振を奪う好投で3年ぶりの完投勝利」。
本拠地千葉でのメモリアルの1勝目は、牛島和彦投手の復活勝利にもなった。ハイライト記事にはこう書かれている。
「牛島の目から涙がこぼれて止まらない。鼻先を赤らめ、アンダーシャツで涙をふきながらヒーローインタビューを受けた。『長かったです』。第一声が詰まる。『勝った瞬間?色んなことが頭に浮かびました。家族、両親、そして先生の顔が浮かんできました。長い間、迷惑かけてしまったからね」。嬉しさがこみ上げて言葉にならない。こん身の126球。9回表、2死一、三塁で最後の打者・藤本にはフルカウントからスライダーをズバッと投げ込んだ。一瞬置いて、山崎球審の右手が上がったほど、きわどいコースだった。完投勝利は右肩を痛める以前の1989年(平元)7月31日の対ダイエー戦(平和台)以来のこと。右手でつくったガッツポーズが全てを表していた」。
記念すべき1勝目から1万738日、29年4ヶ月24日の時を経て、通算1000勝に到達した。
ロッテが92年の千葉マリンスタジアム(当時)への本拠地移転後、通算1000勝を達成した。関係者のコメントは以下の通り。
ロッテが本拠地ZOZOマリンでの通算1000勝を達成した。
この日は楽天時代にZOZOマリンで7勝を挙げ、ロッテ移籍後にはすでに9勝を挙げている美馬学投手(34)が先発。シュートやフォークを効果的に使い、西武打線を7回1失点に抑えた。ZOZOマリンで移籍後通算10勝目を挙げた。
打線は4回、マーティンの適時二塁打で2点を先制した。6回にはマーティンの23号ソロ、安田の2点適時二塁打でさらに突き放し、逃げ切った。
神奈川・川崎球場を本拠地にしていたロッテオリオンズは、91年オフに「千葉ロッテマリーンズ」に改称。92年シーズンから千葉マリンスタジアム(当時)に本拠地を移転し、同年4月7日のダイエー戦で、移転後初勝利を挙げた。ケガから復帰した牛島和彦投手が勝利投手になった。
30年目のシーズンを迎え、この日の試合前の時点で1969試合を戦い、999勝908敗62分けとなっていた。
ロッテは植田将太捕手(23)小窪哲也内野手(36)と相次いで支配下選手としての契約を結び、支配下枠いっぱいの70人で9月に入る。
支配下の残り枠が「2」と限られていた中で、イースタン・リーグで9勝を挙げている森遼大朗投手(22)や14セーブの小沼健太投手(22)、2完封の佐藤奨真投手(22)ら、好調をキープしている育成契約の投手たちの支配下登録は見送られた。ロメロが加入し、美馬も復調。石川の故障からの復帰も早まりそうで、故障者が相次ぐ捕手強化や、急務となっていた右の代打補強が優先された形だ。
特に、育成4年目右腕の森は安定感を高めており、首脳陣も先発投手候補として注目している。井口資仁監督(46)は「もちろん、そこはしっかり見ています」とし「今年に限らず、来季も見据えてしっかりローテーションに入れるように、まず2軍でしっかり投げて欲しいなと思います」と残りシーズンでのさらなる成長に期待を寄せた。
ロッテは31日、元広島の小窪哲也内野手(36)の獲得を発表した。昨オフに広島を退団し、今年6月から独立リーグ・九州アジアリーグに属する「火の国サラマンダーズ」でプレーしていた。
期限ぎりぎりの8月末の電撃獲得となった。井口資仁監督(46)は「右の代打が今年前半から全くいなくて、球団に何とかお願いしていたところ」と獲得理由を説明した。
逆転優勝へ、代打の強化は1つのポイントだった。今季は30日時点で135度の代打起用があり、代打の打率は2割3分1厘、出塁率は2割9分1厘。得点圏での代打打率は1割6分3厘。いずれも、決して高い数値ではない。
ソフトバンクとの開幕戦、リードを許していた9回に代打吉田が本塁打を放った。開幕3戦目でも9回、代打角中の安打の後、代打菅野が一時同点となる2ラン。選手層の厚さを感じさせたが、その後は交流戦に入る前、59人が代打に立ち、8安打3打点と低迷した。
昨年は清田が右の代打の切り札的存在だったが、内規違反で、今季は昇格することなく退団した。現在は右打者でいえば、調子を上げている山口や岡がよく代打で起用される。ただ、山口はスタメン起用もあり、岡は代走としても貴重な存在だ。決して「左対右」の起用に限定されてはいないものの、本来は代打1番手になる左の好打者・角中は、ここまで代打では18打数2安打2打点と、スタメン時と比べると苦戦する。
井上は右手首を痛め、2軍でリハビリに入った。エチェバリアも左手首痛で打席数が減っている。鳥谷も2軍で調子が上がらない中、しぶとく勝負強いタイプの小窪は、現状のチームにフィットしうる存在といえる。また、今季はチーム全体で代打の犠打失敗が3度あった。1点の価値が高まる優勝争いで、経験豊富なベテランが渋く光る場所はありそうだ。井口監督は「2軍で打席に多く立ってもらって、調子が上がってきた時に」と昇格時期を見定めていく。
ロッテが獲得を発表した小窪哲也内野手(36=火の国サラマンダーズ、元広島)が31日、ZOZOマリンで入団会見を行った。
スーツ姿で会見に応じた小窪は「素直に嬉しいです。ロッテに入団させていただいた以上は、何かをしないといけないので、チームの勝ちに貢献するために頑張りたいです」と気持ちを引き締めた。
チームは今、首位オリックスと2.5ゲーム差の2位につける。広島時代に優勝経験もあるベテランは「9月、10月が左右すると思いますし、多分優勝するチームはここでぐっといくチームだと思うので、選手みんなも苦しい疲れも出てくる時に、役に立ちたいなと思います。優勝争いのプレッシャーの中で戦えることを今は楽しみにしています」と抱負を話した。
ロッテは31日、9月下旬の主催公式戦4試合で、首脳陣や選手が「CHIBAユニホーム」を着用すると発表した。
対象は9月22日のソフトバンク戦、同28日からのオリックス3連戦で、いずれも地域振興活動「ALL for CHIBA」イベントを開催する。サンライズレッドの同ユニホームは千葉移転20周年を記念し、12年シーズンから着用。今季で10年目となる。
ユニホームの右袖には試合毎に「スポーツを通じた地域振興・地域貢献に関するフレンドシップシティ・プログラム協定」を締結している市名入りのロゴを掲出する。9月22日は千葉市、同28日は袖ケ浦市、同29日は成田市、同30日は佐倉市入りのロゴを掲出する。
ロッテは31日、元広島の小窪哲也内野手(36)の獲得を発表した。背番号は「36」に決まった。
小窪は13年間プレーした広島を昨オフに退団。今年6月からは独立リーグ・九州アジアリーグに属する「火の国サラマンダーズ」でプレーしていた。
NPB復帰が決まった小窪は「色々な方に支えられて、色々な方に励まされながら野球を続けて、マリーンズに入ることができました。優勝争いをしているチームの一員になれることを光栄に思います。しっかりと準備をして、チームの勝利に貢献していけたらと思います」と球団を通じてコメントを寄せた。
PL学園、青学大を経て07年の大学・社会人ドラフト3位で広島に入団。16年には選手会長に就任し、チームの25年ぶりのリーグ優勝に貢献した。通算705試合に出場し打率2割5分9厘、18本塁打、153打点の成績を残している。
ロッテが千葉移転30年目に、ZOZOマリン通算1000勝を達成。先発の美馬学投手(35)が7回を4安打1失点の好投で、節目の勝利に貢献した。
「嬉しいですね、率直に。いいタイミングで投げさせてもらっているし、たくさん打ってもらって運もあったと思う」。
立ち上がりからテンポよく投げ、6回終了時点で59球。7回に失点して降板したが、安定感は抜群だった。
楽天からFA移籍して2年目。在籍期間こそ短いものの、ロッテ・美馬≠ニして本拠地で通算10勝を挙げた。
打っては4番・マーティンが先制の2点二塁打に続き、6回にリーグトップの柳田(ソフトバンク)に並ぶ23号ソロ。来日3年目で放った通算64本塁打のうち、本拠地では33本となった。
千葉移転後の初勝利は、千葉マリン時代の1992年4月7日(対ダイエー)。最初は目新しさで注目されたが、翌93年は集客に苦戦し、白星も伸び悩んだ。
それも今は昔だ。ロッテ在籍13年目(選手9年、監督4年)の井口監督は「我々が目指しているところは1000勝じゃなくて、リーグ優勝」。今季3度目の5連勝で首位オリックスとのゲーム差を1.5に縮め、前だけを見据える。
チームは通算8000本塁打にあと3本。節目の記録ラッシュで、2005年以来のリーグ制覇に花を添える。
ロッテは4番・マーティンが3打点の活躍。ZOZOマリン通算1000勝を飾った。
4回、1死二、三塁から高橋のスプリットを強振。右越えの適時二塁打で2者を迎え入れた。
「先制のチャンスで打ててよかった。ボールをしっかりと見て、自分のスイングをすることだけを心掛けている」。
6回2死で迎えた第3打席は左中間越えに23号ソロ。この時点で、リーグトップの柳田(ソフトバンク)に並んだ。
1992年に本拠地を千葉へ移し、4月7日のダイエー(現ソフトバンク)で初勝利(当時の球場名は千葉マリンスタジアム)。30年目となる今年8月18日の西武戦に5−3で勝ち、通算999勝としたが、翌19日の西武戦は3−3で引き分け、節目の勝利は持ち越しとなった。
20日からはソフトバンク、日本ハム、楽天と3カード連続のビジター。計8試合を6勝1敗1分けと大きく勝ち越して3位から2位に浮上し、12日ぶりに本拠地へ戻ってきた。
先発の美馬も7回を4安打1失点と好投し、5勝目(4敗)。チームは今季3度目の5連勝とし、上り調子で勝負の9月を迎える。
ロッテが31日の西武18回戦に5−1で勝ち、1992年に本拠地を千葉に移転後、本拠地球場でレギュラーシーズン通算1000勝目を挙げた。30シーズン、1970試合目で到達。ロッテは91年まで川崎市の川崎球場が本拠地だった。
ロッテのレオネス・マーティン外野手(33)が「4番・右翼」でスタメン出場。チームのZOZOマリン通算1000勝(千葉マリン時代の1992年4月7日のダイエー戦から)まで残り1勝の一戦で、4回1死二、三塁から先制の右越え2点適時二塁打を放った。
ロッテは8月18日の西武戦に5−3で勝ち、ZOZOマリン通算999勝。翌19日の西武戦は3−3で引き分け、20日から29日までビジターのソフトバンク戦、日本ハム戦、楽天戦計8試合を行い、12日ぶりにZOZOマリンへ戻ってきた。
9月1日の西武19回戦(ZOZOマリン)に先発するロッテ・岩下大輝投手(24)が、試合前に調整練習を行い「チームが最終的に勝てればいいですけど、ここ2試合、勝ちにつながるような投球をできていないので、まずそこを目指してやりたい」と自身の後半戦初勝利に照準を定めた。
前半戦はチームトップでシーズン自己最多を更新する8勝と活躍した。だが、後半戦は8月17日の西武戦(ZOZOマリン)で5敗目を喫し、続く8月24日の日本ハム戦(札幌)は勝ち負けがつかなかった。
8勝のうち西武戦3勝の右腕。西武・栗山が2000安打まで残り4本(試合前の時点)と迫っていることに「まぁ、変に意識せず。まずはしっかり勝負できるようにしていきたいと思います」と自然体を強調した。
元広島で独立リーグの九州アジアリーグ『火の国サラマンダーズ』(熊本)からロッテ入りした小窪哲也内野手(36)が31日、千葉市美浜区のZOZOマリンスタジアムで入団会見を行った。
昨年まで広島に13年在籍。退団後は現役続行を希望し、6月から『火の国』でプレーしていた小窪は「色々な人に支えられてやってこれた。不安はあったが、今は正直、千葉ロッテで何とか力になろうという思いです」と新天地でのチーム貢献に意欲をみせた。
九州アジアリーグでは18試合出場で打率.421(57打数24安打)、1本塁打、12打点。独立リーグに身を置き「行ってみて改めて、プロ野球ってすごいみんなが目指して、みんなが行きたいところなんだなあと。僕自身も戻りたかったし」とチームメートの野球に取り組むハングリーな姿勢を目の当たりにした。
新天地のロッテは2位と好調で、47年ぶりとなる勝率1位でのリーグ優勝を目指している。広島時代にリーグ優勝を経験している小窪は9、10月の重要性を把握し「選手みんな苦しかったり、疲れが出てくるときに、役に立ちたいです。プレッシャーの中で戦えるということを、今は楽しみにしたいです」とフォア・ザ・チームを強調した。
ロッテは9月22日のソフトバンク戦、9月28−30日のオリックス戦(5時45分、いずれもZOZOマリン)で地域振興活動の一環として「ALL for CHIBA」イベントを開催し、CHIBAユニホームを着用することが決まったと31日に発表した。
CHIBAユニホームは、千葉移転20周年を記念して2012年から着用を開始したユニホームで、今年10年目。デザインは昨年リニューアルされており、千葉県マスコットキャラクター「チーバくん」の赤と、移転当時のチームカラーであるサンライズピンクを掛け合わせた「サンライズレッド」を基調としたユニホームとなっている。
ユニホームの右袖には試合ごとに「スポーツを通じた地域振興・地域貢献に関するフレンドシップシティ・プログラム協定」を締結している市名入りのロゴを掲出。9月22日は千葉市、28日は袖ケ浦市、29日は成田市、30日は佐倉市入りのロゴを掲出する。
なおALL for CHIBAイベントは8月31日と9月1日の西武2連戦(5時45分、ZOZOマリン)でも開催。同様にCHIBAユニホームを着用する(8月31日がALL for CHIBA市原市、9月1日がALL for CHIBA船橋市)。
ロッテが31日、元広島で独立リーグ、九州アジアリーグの『火の国サラマンダーズ』(熊本)・小窪哲也内野手(36)の入団を発表した。背番号は36。今季の新戦力獲得期限は8月31日。2位と好調のロッテは、47年ぶりとなる勝率1位でのリーグ優勝を目指し、期限最終日に補強した。
小窪はPL学園、青学大を経て2008年大学・社会人ドラフト3巡目で広島に入団し、昨季まで13年在籍した。20年の退団後は現役続行を希望し、NPB復帰を視野に入れて今年6月に『火の国』に入団してプレーを続けている。
九州アジアリーグでは18試合出場で打率.421(57打数24安打)、1本塁打、12打点。小窪は球団を通じて「色々な方に支えられ、励まされながら野球を続けてマリーンズに入ることができました。優勝争いをしているチームの一員になれることを光栄に思います。しっかりと準備をして、チームの勝利に貢献していけたらと思います」とコメントした。
降り注ぐ雨も、こんな記念日なら心地良い。ロッテの本拠・ZOZOマリンの電光掲示板に「1000WINS」の文字が浮かぶ。「ZOZO MARINESTADIUM 1000WINS」と記されたおそろいのTシャツ姿で記念撮影。井口監督は「こういう区切りで監督として携われて非常に良かった」と感慨深げに語った。
92年4月7日のダイエー(現ソフトバンク)戦から29年。千葉移転30周年の節目でZOZOマリンでの通算勝利数が大台に達した。09年から9年間は現役、引退後の17年10月からは監督として勝利に貢献してきた井口監督も、一塁ベンチでどっしりと構えていられるほどの快勝だった。
白星の立役者は帰ってきたマーティンだ。0−0の4回1死二、三塁で右翼フェンス直撃の先制二塁打。6回は左翼席にソフトバンク・柳田に並ぶリーグトップの23号ソロで貴重な追加点を挙げ「(4回は)チャンスで打つことができて良かった。(6回は)追加点が欲しいと思っていた。YESマーティン!」と声を張り上げた。
7月中旬の球宴に初出場後、東京五輪の中断期間を利用して米国に帰国。家族との再会が最高のリフレッシュとなった。再来日から入国者待機期間と2軍戦出場を経て8月27日の楽天戦から1軍復帰。翌28日には一発を放つなど、31日までの4試合で2本塁打、4打点を稼いでいる。
チームは5連勝で首位と1.5ゲーム差。セレモニーが一段落すると井口監督は「我々の目指しているところは1000勝ではなくてリーグ優勝。1試合でも多く、今まで積み重ねてきた隙のない野球をやっていきたい」と言った。昨季は終盤に失速して2位。就任4年目の今季はメモリアル白星を弾みとして、実りの秋とする。
ロッテがZOZOマリン通算1000勝を達成した。初試合は千葉マリン時代の91年7月31日西武戦(●2−3)で、翌92年から本拠地として使用。初勝利は通算3試合目の92年4月7日ダイエー戦(○5−1)だった。同一球場での1000勝以上は阪神の甲子園2242勝を筆頭に10球団目、12球場目。ちなみにZOZOマリンでの個人最多勝利は小野晋吾、成瀬善久の50勝。最多本塁打は初芝清の90本となっている。
ロッテの美馬が7回を4安打1失点で5勝目を挙げた。チームの記念星にも貢献して「1000勝を積み重ねてきた中で自分も少しは貢献できてとても嬉しい」と笑顔。
6月中旬には度重なる大量失点で2軍降格の屈辱も味わったが、持ち味の制球力も復活。「前半戦は迷惑を掛けた。後半戦、仕事をしたい」と巻き返しを誓っていた。
元巨人エースで、メジャーでも活躍した上原浩治氏(46)が31日、自身のツイッターを更新し、ロッテを祝福した。
ロッテはこの日、西武との一戦で勝利し、5連勝でZOZOマリンスタジアム(千葉マリンスタジアム時代の92年4月7日ダイエー戦から)での通算1000勝を飾った。上原氏は「1992年から積み重ねて1000勝。ロッテ関係の皆さん、おめでとうございます」と投稿し、拍手やクラッカーの絵文字を付けて祝福した。
また、首位オリックスが日本ハムに敗れたため、この勝利で首位まで1.5ゲーム差に迫ったことにも触れ、「パ・リーグで今1番勢いがあるチーム…オリックスとの差も縮まってきてるなぁ」とつぶやき、続けて「う〜ん、やっぱり野球は面白い」と、最終盤に差し掛かったペナントレースの行方に興味を見せていた。
ロッテは5連勝でZOZOマリンスタジアム(千葉マリンスタジアム時代の92年4月7日ダイエー戦から)での通算1000勝を飾った。先発の美馬は7回1失点の好投で今季5勝目。チームのメモリアル勝利に花を添えた。この勝利で首位オリックスが日本ハムに敗れたため1.5ゲーム差に迫った。
井口監督は7回1失点の好投を見せた先発の美馬を「美馬がゲームを作ってくれたのが1番だと思います」と開口一番に称えた。「出来れば8回、9回と思ったんですけど」と苦笑いしながらも「しっかり打線も援護が出来て良かったと思います」と話した。打線もマーティンが3打点の活躍で勝利に貢献した。「マーティンが戻ってきたことで打線の厚みが増しました」と話し、「その前の(中村)奨吾がバントでしっかり送ってくれて二、三塁にしてくれたのが大きかったと思います」と先制点の場面を振り返った。
「1000勝という時に監督として携われて非常に良かったと思います。まだまだ先を目指して勝てるように頑張っていきたいと思います」と語り、首位オリックスと1.5ゲーム差に迫ったことには「ゲーム差というよりも我々マリーンズの試合を1試合でも多くしっかりと戦って最終的に優勝できるように頑張っていきたいと思います」と今後に向けて意気込んだ。
ロッテは5連勝でZOZOマリンスタジアム(千葉マリンスタジアム時代の92年4月7日ダイエー戦から)での通算1000勝を飾った。先発の美馬は7回1失点の好投で今季5勝目。チームのメモリアル勝利に花を添えた。この勝利で首位オリックスが日本ハムに敗れたため1.5ゲーム差に迫った。
今季5勝目をマークした美馬は「調子自体も良かったんですけど、球数が少なかったので、良い当たりが正面だったり、ファインプレーしてもらったり、守りや良いリズムでやってくれたおかげで良いピッチングが出来たと思います」と自身の投球を振り返りながら仲間に感謝した。7回79球を投げて1失点と球数も少ない先発登板となったが「最近長い回を投げられてなかったので今日は長い回を投げたいと後ろを見て思いました」と語り、「悪いピッチングの時も一生懸命に守ってくれて、打ってくれて負けを消してくれたり、そして今日の試合に使ってくれた監督、コーチそしてしっかりリードしてくれた田村に本当に感謝したいと思います」と改めて監督をはじめチームメートに感謝した。
チームが本拠地通算1000勝を達成したことについても「1000勝を積み重ねてきた中で少しでも貢献が出来て、記念すべき1000勝の時に勝てたのは嬉しいです」と話した。最後に「本当に前半戦たくさん迷惑をかけたので、後半戦は最後まで勝てる試合を作って優勝できるように頑張ります」と優勝に向けて意気込んだ。
ロッテは5連勝でZOZOマリンスタジアム(千葉マリンスタジアム時代の92年4月7日ダイエー戦から)での通算1000勝を飾った。先発の美馬は7回1失点の好投で今季5勝目。チームのメモリアル勝利に花を添えた。この勝利で首位オリックスが日本ハムに敗れたため1.5ゲーム差に迫った。
チームのZOZOマリン通算1000勝がかかる節目の先発マウンドに上がった美馬。初回から3者凡退に抑える好スタートと切り、その後は2回と5回の1安打ずつ打たれたのみで西武打線を抑えた。無失点投球を続けていた美馬だったが5−0の7回1死二塁で森に中前適時打を打たれて1点を失った。美馬は7回79球を投げて、4安打1失点で今季5勝目。美馬が降板後、8回はハーマンが無失点に抑えて9回は東妻が試合を締めた。
打線は0−0の4回1死二、三塁でマーティンのライトフェンス直撃の適時二塁打で2点先制。2−0の6回2死走者なしでマーティンの23号ソロで加点。さらに2死二、三塁で安田の右中間への適時二塁打でこの回だけで3点を追加した。西武は先発の高橋が6回5失点で今季5敗目。打線もロッテ投手陣に1点しか奪えずチームは引き分けを挟んで3連敗となった。
ロッテの美馬学投手(34)は31日の西武戦に先発登板。7回1失点の好投で今季5勝目の権利を持って降板した。
チームのZOZOマリン通算1000勝がかかる節目の先発マウンドに上がった美馬。初回から3者凡退に抑える好スタートと切り、その後は2回と5回の1安打ずつ打たれたのみで西武打線を抑えた。無失点投球を続けていた美馬だったが5−0の7回1死二塁で森に中前適時打を打たれて1点を失った。美馬は7回79球を投げて、4安打1失点でマウンドを降りた。
美馬が降板後、8回からハーマンが2番手でマウンドに上がった。打線も0−0の4回にマーティンのライトフェンス直撃の適時二塁打で2点を先制し、6回に再びマーティンの23号ソロと安田の適時二塁打3点を追加した。このまま勝てばZOZOマリンスタジアム(千葉マリンスタジアム時代の92年4月7日ダイエー戦から)での通算1000勝となる。
お笑いコンビの「阿佐ヶ谷姉妹」が31日、ロッテ−西武戦(ZOZOマリン)の始球式に登場。左利きの姉・渡辺江里子がマウンド左から、右利きの妹・木村美穂が右から同時にホームへ投げ込み、スタンドの拍手を浴びた。
同試合は球団オフィシャルスポンサー、岩下食品の冠協賛ゲームに当たり「岩下の新生姜」のイメージカラーであるピンク色にちなんだゲストとして阿佐ヶ谷姉妹が始球式の「大役」を務めた。
ロッテは31日、昨季限りで広島を退団し、独立リーグ・九州アジアリーグの火の国サラマンダーズ(熊本)でプレーしていた小窪哲也内野手(36)を獲得したと発表した。背番号は36。
この日、新天地となるZOZOマリンで会見した小窪は「素直に嬉しいです。色々な人に支えられて野球を続けることができた」。まずは周囲に感謝すると「不安と緊張はあります。ただロッテに入団させて頂いた以上は優勝争いをしているチームに貢献できるよう頑張りたい。カープでは新井さんや黒田さんに引っ張られて優勝することができた。自分もそこまで出来ないと思いますけど、そういう存在になっていきたい」と抱負を語った。
当面はイースタンで実戦を積み、1軍合流を目指す。青学大の先輩に当たる井口資仁監督(46)は「右の代打が全くいなくて球団にずっとお願いしていた」と終盤での代打要員に期待していた。
奈良県出身。大阪・PL学園から青学大を経て2008年広島に入団。NPB通算成績は705試合に出場し打率.259、18本塁打、153打点だった。火の国サラマンダースでの今季成績は18試合で打率.421。
ロッテは9月22日のソフトバンク戦、同28〜30日のオリックス戦(ZOZOマリン、17時45分開始)で地域振興活動の一環として「ALL for CHIBA」イベントを開催し、CHIBAユニホームを着用することを決めた。
CHIBAユニホームは千葉移転20周年を記念し2012年から着用を開始したユニホームで今年が10年目となる。デザインは千葉県マスコットキャラクター「チーバくん」の赤と、移転当時のチームカラーであるサンライズピンクを掛け合わせた「サンライズレッド」を基調としたユニホームに昨年リニューアルされた。
ユニホーム右袖には試合毎に「スポーツを通じた地域振興・地域貢献に関するフレンドシップシティ・プログラム協定」を締結している市名入りのロゴを掲出。22日は千葉市、28日は袖ケ浦市、29日は成田市、30日は佐倉市入りのロゴをそれぞれ掲出する。なおALL for CHIBAイベントは今日8月31日、9月1日の西武戦(ZOZOマリン)でも開催し、同様にCHIBAユニホームを着用する。(31日がALL for CHIBA市原市、9月1日がALL for CHIBA船橋市)。
昨季限りで広島を退団し、独立リーグ・九州アジアリーグの火の国サラマンダーズ(熊本)でプレーしている小窪哲也内野手(36)が31日、ロッテに入団することが分かった。この日、球団から発表された。
小窪は井口監督の青学大後輩となる。今季成績は18試合で打率.421。
ロッテのZOZOマリン年度別成績 | |||||
---|---|---|---|---|---|
年度 | 試合 | 勝利 | 敗戦 | 引分 | 勝率 |
91 | 1 | 0 | 1 | 0 | .000 |
92 | 55 | 29 | 25 | 1 | .537 |
93 | 61 | 22 | 38 | 1 | .367 |
94 | 59 | 36 | 22 | 1 | .621 |
95 | 59 | 31 | 26 | 2 | .544 |
96 | 61 | 25 | 34 | 2 | .424 |
97 | 60 | 27 | 32 | 1 | .458 |
98 | 61 | 30 | 30 | 1 | .500 |
99 | 62 | 33 | 27 | 2 | .550 |
00 | 59 | 30 | 26 | 3 | .536 |
01 | 65 | 32 | 32 | 1 | .500 |
02 | 64 | 32 | 31 | 1 | .508 |
03 | 68 | 37 | 30 | 1 | .552 |
04 | 63 | 31 | 32 | 0 | .492 |
05 | 66 | 37 | 29 | 0 | .561 |
06 | 68 | 36 | 32 | 0 | .529 |
07 | 72 | 40 | 26 | 6 | .606 |
08 | 72 | 41 | 30 | 1 | .577 |
09 | 72 | 37 | 31 | 4 | .544 |
10 | 72 | 44 | 26 | 2 | .629 |
11 | 72 | 27 | 36 | 9 | .429 |
12 | 72 | 39 | 27 | 6 | .591 |
13 | 72 | 41 | 29 | 2 | .586 |
14 | 72 | 37 | 33 | 2 | .529 |
15 | 71 | 38 | 33 | 0 | .535 |
16 | 71 | 38 | 32 | 1 | .543 |
17 | 71 | 28 | 42 | 1 | .400 |
18 | 70 | 27 | 42 | 1 | .391 |
19 | 70 | 37 | 31 | 2 | .544 |
20 | 60 | 35 | 23 | 2 | .603 |
21 | 50 | 23 | 21 | 6 | .523 |
計 | 1971 | 1000 | 909 | 62 | .524 |
[注]91〜10年は千葉マリン、、11〜16年はQVCマリン、17年からZOZOマリン。
1992年の本拠地移転から30年目で到達したZOZOマリン通算1000勝。今季3度目の5連勝で節目の白星を飾った井口監督は「我々が目指しているスキのない野球ができた」と、満足そうに微笑んだ。
投打がかみ合った。中9日の先発・美馬が、6回まで二塁を踏ませない快投。7回に1点を失って降板したが、79球の小気味いい投球で試合を作り5勝目。移籍2年目で早くもマリン10勝のベテランは「(1000勝に)少し貢献できて嬉しい」と笑った。
打の主役は4番・マーティンだ。4回に先制2点二塁打を放つと、6回にはソフトバンク・柳田に並ぶリーグトップタイの23号ソロ。コロナ禍で来日できない家族に会うため、球宴後に一時帰国。後半戦開幕には間に合わなかったが、27日の楽天戦(楽天生命)で復帰してからチームは4戦全勝。改めて存在感を発揮する主砲に、井口監督も「マーティンが戻って、打線に厚みが増したね」。
「1000WINS」のロゴ入りTシャツを着た勝利インタビュー。指揮官は「目指しているのは1000勝じゃなくてリーグ優勝」と言い切った。首位オリックスが敗れ1.5差。74年以来の勝率1位Vへ、勝負の秋がやってくる。
ロッテは先発の美馬学投手が7回1失点と好投、打線も4番のレオニス・マーティン外野手が先制2点二塁打と23号ソロを放つ活躍で快勝した。1992年の本拠地移転から30シーズン目で、ZOZOマリン通算1000勝に到達。地元自治体から祝福のコメントが寄せられた。
お笑いコンビの阿佐ヶ谷姉妹が始球式を行った。
「岩下の新生姜スペシャルナイター」にちなみ、ピンクのドレスとピンクのグラブで登場した2人。左利きの姉・渡辺江里子と右利きの妹・木村美穂がマウンドの両サイドで向かい合いながら同時に投球すると、姉は見事なストライク投球でスタンドを沸かせた。
ロッテの井口資仁監督は31日、補強期間最終日に獲得した元広島・小窪哲也内野手について「右の代打がいなかったので補強してもらった」と期待を寄せた。
チームの右打者は今季、清田育宏外野手が不祥事で途中退団、中軸を打った経験もある井上晴哉内野手は右手首の故障でリハビリ中、1軍にいる新外国人のアデイニー・エチェバリア内野手も左手首痛で現在は守備に専念している状態。優勝争いへの重要なピースとして、広島在籍13年間で通算385安打の小窪を獲得した。
青学大の後輩でもある小窪の起用方針について井口監督は「まず下(2軍)でたくさん打席に立って、状態を上げてもらいたい」としている。
今季の補強期限の31日にロッテ入団が決まった小窪哲也内野手(36)が同日、ZOZOマリンで入団会見を行った。
小窪はPL学園高−青学大を経て07年大学生・社会人ドラフト3巡目で広島入りし、昨季まで通算705試合に出場。昨季限りで広島を退団し、今季は独立リーグ・九州アジアリーグの火の国サラマンダーズ(熊本)でプレーしていた。
背番号36の新ユニホームを手にした小窪は「今の気持ちは素直に嬉しいのと、ロッテに入団させていただいた以上は何かしないといけないので、チームに貢献するために頑張りたい。不安と緊張はある」と抱負を語った。
練習環境などNPBとは大きな違いがある独立リーグからの復帰。「NPBは素晴らしい場所だと思ったし、色々大変なところもあった。それでも野球は同じだし、自分自身も改めて野球が好きだなと思った。この舞台に戻りたいと思って毎日を過ごしてきた」と喜びをかみしめるとともに、「優勝争いというプレッシャーの中で戦えるということを今は楽しみにしたい」と、1軍での活躍を誓った。
ロッテは31日、9月22日のソフトバンク戦、同28日〜30日のオリックス戦(いずれもZOZOマリンスタジアム)で、地域振興活動の一環として「ALL for CHIBA」イベントを開催し、CHIBAユニホームを着用すると発表した。
CHIBAユニホームは千葉移転20周年を記念して2012年から着用。千葉県のマスコットキャラクター「チーバくん」の赤と移転当時のチームカラーであるサンライズピンクを掛け合わせた「サンライズレッド」が基調となっている。右袖には試合ごとに「スポーツを通じた地域振興・地域貢献に関するフレンドシップシティ・プログラム協定」を締結している市名入りのロゴを掲出する(22日は千葉市、28日は袖ケ浦市、29日は成田市、30日は佐倉市)。
ロッテは31日、昨年まで広島に在籍していた小窪哲也内野手(36)の獲得を発表した。
小窪はPL学園高―青学大を経て07年大学生・社会人ドラフト3巡目で広島入りし、昨季まで通算705試合に出場。昨季限りで広島を退団、今季は独立リーグ・九州アジアリーグの火の国サラマンダーズ(熊本)でプレーしていた。
補強期限最終日にNPB復帰を果たした小窪は、球団を通じ、「色々な方に支えられて、色々な方に励まされながら野球を続けてマリーンズに入ることが出来ました。優勝争いをしているチームの一員になれることを光栄に思います。しっかりと準備をしてチームの勝利に貢献していけたらと思います」とコメントした。
ロッテ・マーティンが本塁打を含む2安打3打点の大暴れ。球団のZOZOマリン通算1000勝達成に貢献した助っ人は笑みを浮かべて全員の記念撮影に納まった。
チームが2連敗中の高橋を助っ人が沈めた。4回に先制2点二塁打を放つと、6回は左翼席へリーグトップタイの23号ソロ。「良いスイングができたよ。追加点が欲しかったからね」と誇らしげに振り返った。
米国への一時帰国から10日に再来日し、入国待機期間を経て27日の楽天戦から復帰。4番に座ると、チームも5連勝で首位と1.5差に。井口監督は「目指しているのは1000勝じゃない。74年以来のリーグ優勝目指して戦う」と冷静に言う。下克上やプレーオフの1位では物足りない。シーズン勝率1位でのリーグVをつかむ決意だ。
ロッテは8月31日、昨季限りで広島を退団し、独立リーグ・九州アジアリーグの火の国(熊本)でプレーしていた小窪哲也内野手(36)を獲得したと発表した。背番号は36。年俸は推定500万円。
広島で13年間プレーしリーグVも経験した小窪は「素直に嬉しいのと、何か貢献しないといけない。不安と緊張はある」と語った。井上、吉田のコンディション不良もあり、井口監督は「足りなくなった部分を補強していただいた」と右の代打として期待している。
プロ野球の今季中のトレードと新規契約が可能な期間が8月31日、終了した。今季は東京五輪の中断期間があり、従来の7月末までを1ヶ月延長していた。
開幕日以降に公示されたトレードは阪神から中谷、ソフトバンクから二保が移籍した交換トレードや、日本ハムから巨人へ中田が移籍した無償トレードなど7件だった。外国人は8人が開幕後に入団。そのほか米大リーグから巨人へ山口が、独立リーグからロッテへ小窪がNPB復帰。育成選手からは19人が支配下選手へ昇格した。
戦力外などにより契約を放棄された選手を他球団が獲得するウエーバー移籍は、9月1日以降も可能となっている。
広島OBでクリケット日本代表の木村昇吾が31日、ツイッターを更新し、ロッテに入団した元チームメートの小窪哲也内野手のNPB復帰を祝福した。
小窪のロッテ入団を伝えるニュースとともに「コレは良かった!ええチームでやらせてもらって、新たにNPBへ!おめでとうボボっ!」と祝福。「さぁこっからやな!頑張って!」と激励も加えた。
木村はユーティリティープレーヤーとして08年から15年まで8年間、広島でプレーした。15年オフにFA宣言をして退団。FAでの移籍先がみつからずテストを受けて西武に移り2年間現役を続けた。現役引退後はプロクリケット選手に転向している。
ロッテの先発美馬が7回を1失点に抑え、今季5勝目。球団マリンスタジアム通算1000勝の節目に勝利を飾った。
初回から直球に切れのあるスライダー、フォークなどを有効に使い、西武打線を6回まで無失点に封じた。通算2000安打がかかる栗山は2回は二ゴロ、5回は左飛と2打数無安打に抑えた。
球団は川崎から92年に千葉市に移転。茨城県出身で当時小学生だった美馬。昨年、楽天からロッテに移籍しこの日がマリンスタジアム通算10勝目。「いや、本当に1000勝をしっかり積み重ねてきた中で、少し貢献できて、この記念すべき1000勝のときに勝てたというのはとても嬉しい」。本拠地での勝ち星を喜んだ。
ロッテが快勝し、マリンスタジアムでの92年4月7日ダイエー戦初勝利から通算1000勝を飾った。
後半戦4番に座るマーティンが大暴れ。4回に先制の右越え2点適時二塁打を放つと、6回には左越え23号ソロ。試合後は通算1000勝の記念Tシャツを着て、記念撮影。
7月7日以来の5連勝で首位オリックスとは1.5差に。井口監督は「ゲーム差というよりは我々マリーンずの試合を1試合でも多くしっかり戦って最終的に優勝できるように頑張って生きたいと思います。74年以来のリーグ優勝を目指して、頑張っていきたい」。2010年の日本一は下剋上によるもので、正真正銘のシーズン1位でのリーグ優勝を誓った。
ロッテのマーティン外野手が後半戦、本拠地マリンスタジアムに初出場し、後半戦初アーチを含むマルチ安打と打点を稼いだ。
4回1死二、三塁では鋭いライナーで右翼フェンスを直撃する2点適時打で先制。「ボールをしっかり見て、自分のスイングをすることだけを心がけているよ。先制のチャンスで打つことができてよかったよ」とコメント。
6回2死からは高橋の外角直球を逆らわずに左翼席へ、2試合ぶりの23号ソロ。「良いスイングができたよ。追加点が欲しいと思っていたから良いホームランを打つことができた」と喜んだ。
ロッテに入団が決まった独立リーグ・九州アジアリーグ「火の国サラマンダーズ」の小窪哲也内野手(36)の入団会見が31日、ZOZOマリンスタジアム内で行われた。
背番号は36に決定。「ロッテに入団させていただいた以上は、何かをしないといけない。チームの勝ちに貢献するために頑張りたい。不安と緊張はあります」と心境を明かした。
昨年、広島を退団。NPB復帰を目指してきた。念願かない「NPBは素晴らしい場所。色々な環境面で独立リーグは大変なところもあるんですけど、この舞台に戻りたいと思って、毎日過ごしていたので、この日を迎えられた」と喜んだ。
補強期限、最終日の8月31日に入団発表となった。井口監督は「右の代打が前半、いなくて、そういう意味では足りなくなった部分を補強していただいたかなと思います」とリーグ優勝を目指す指揮官は編成へ感謝の思いを明かした。
ロッテは31日、ZOZOマリンスタジアムでの9月22日・ソフトバンク戦、9月28日〜30日・オリックス戦(17時45分試合開始)にて地域振興活動の一環として「ALL for CHIBA」イベントを開催し、CHIBAユニホームを着用すると発表した。
CHIBAユニホームは千葉移転20周年を記念して2012年から着用を開始したユニホーム。今年が10年目。ユニホームのデザインは昨年リニューアルされ、千葉県マスコットキャラクター「チーバくん」の赤と移転当時のチームカラーであるサンライズピンクを掛け合わせた「サンライズレッド」を基調としたユニホームとなっている。
ユニホームの右袖には試合毎に「スポーツを通じた地域振興・地域貢献に関するフレンドシップシティ・プログラム協定」を締結している市名入りのロゴを掲出している。9月22日は千葉市、28日は袖ケ浦市、29日は成田市、30日は佐倉市入りのロゴを掲出する。
なお、ALL for CHIBAイベントは8月31日、9月1日・西武戦でも開催し、同様にCHIBAユニホームを着用。(8月31日がALL for CHIBA市原市、9月1日がALL for CHIBA船橋市)。
ロッテマリーンズ広報室は「いよいよペナントレースも佳境に入ります。そして千葉ロッテマリーンズは熾烈な首位争いを繰り広げています。ペナントレースを左右する9月。千葉の誇りを胸にCHIBAユニホームを着用し勝利を重ね、リーグ優勝への階段を駆け上りたいと思います。いざ、リーグ優勝へ。ファンの皆様、熱い応援宜しくお願いします」とコメントした。
ロッテは31日、元広島で九州アジアリーグ・火の国サラマンダーズの小窪哲也内野手(36)の入団が決まったと発表した。
プロフィールは以下の通り。
小窪選手は「色々な方に支えられて、色々な方に励まされながら野球を続けてマリーンズに入ることが出来ました。優勝争いをしているチームの一員になれることを光栄に思います。しっかりと準備をしてチームの勝利に貢献していけたらと思います」とコメントした。
ロッテは前カードの楽天との3連戦に同一カード3連勝するなど、現在25日の日本ハム戦から4連勝中で、首位・オリックスと2.5ゲーム差の2位につけている。
ここまでの戦いを見るとチーム得点(438)、チーム本塁打(94)、チーム盗塁(83)がリーグトップを記録するなど、現在2位にいるのも打線の頑張りが大きい。
その一方で、打線が挙げた得点を守り切る投手陣の存在があってこそ、チームは勝利を積み重ねることができる。リリーフ陣は唐川侑己、ハーマンといったセットアッパーが故障や不調で離脱する中、6月にトレードで加入した国吉佑樹、開幕からビハインドゲームでの登板で結果を残してきた佐々木千隼が“勝利の方程式”に組み込まれ、その役割を果たす。さらに田中靖洋、東妻勇輔などもピンチで見事な火消しを見せる。4月終了時点で4.15だった救援防御率も、5月以降は救援防御率2.59と抜群の安定感を誇る。
その中で、守護神に君臨している益田直也の存在は非常に頼りになる。パ・リーグの各球団、故障離脱や、不調による守護神の配置転換がある中で、益田は開幕から1度も離脱することなく、抑えを務めている。
今季は初登板となった3月27日のソフトバンク戦から2試合連続で敗戦投手と、開幕直後こそ失点したが、4月1日の楽天戦から10日の西武戦にかけて6試合連続無失点投球。5月は月間リーグトップタイの8セーブ、月間防御率0.90をマークした。
3−3の9回にマウンドにあがった6月6日のDeNA戦で、2死二塁から大和に適時二塁打を浴び、サヨナラ負けを喫したが、この試合を最後にセーブ機会、同点の場面での失敗は1度もない。
リーグ優勝を目指す中で、勝ち試合をしっかりと拾い、同点の試合を引き分けで終わらせるか、負けで終わるかでは、今後大きな差が出てくるはずだ。勝ち試合はもちろんのこと、同点の場面で登板し、1イニングを無失点に抑え、引き分けで終えることができているからこそ、今の順位にいる。
特に同点の9回のマウンドは、ファンの多くが引き分けを計算して、抑えて当たり前という心境で応援していることだろう。様々なプレッシャーを跳ね除け、きっちりと抑えてくるのはさすがだ。
ここまで47試合に登板して、リーグトップの28セーブ、防御率2.03をマークする。8月18日の西武戦から20日のソフトバンク戦にかけて今季初の3連投、8月24日の週は今季2度目の1週間に4度登板するなど、登板数が多くなっているのが少し気になるところ。ただリーグ優勝するためには、益田の安定感、存在は欠かせない。
2年前国内FA権を行使せず残留を決めたときに「ロッテで優勝したい」と力強く宣言した。昨年に続き今季も優勝を狙える順位にいる。今年こそ、最後の瞬間のマウンドに立っていて欲しい。そう強く願っているマリーンズファンは多いはずだ。