わたしはかもめ2021年鴎の便り(9月)

便

9月5日

千葉ロッテ2−1北海道日本ハム(ZOZOマリン)

ロッテが競り勝ち首位に浮上した。2回に荻野の適時打と藤原の犠飛で2点を先制。ロメロが7回を犠飛の1点のみに抑え、移籍後初で2年ぶりの白星。益田が2年連続で30セーブに達した。日本ハムは攻撃が淡泊で立野がプロ初黒星。

123456789R
北海道日本ハム0000001001
千葉ロッテ02000000x2

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[データ]ロッテ、70年V以来の9月単独首位、オリックスと首位攻防戦へ[ニッカン]

開幕5連敗の悪夢から始まったロッテが、102試合目で単独首位に浮上した。新戦力のエンニー・ロメロ投手(30)が今季先発陣最多の127球を投げ、7回1失点で来日初白星。守護神益田直也投手(31)が今季30セーブ目で締めた。100試合消化以降の9月での単独首位は、1970年以来51年ぶり。昨季は終盤に大失速。油断せず、7日からのオリックスとの首位攻防戦へ向かう。

ロッテが開幕102試合目で昨年8月22日以来の首位に立った。開幕100試合以上を経過してからの首位は、10年8月26、28日にソフトバンクと同率首位に並んで以来。100試合以上で単独首位は優勝した70年以来、球団51年ぶりになる。今季のロッテは開幕5連敗からスタートした。開幕5連敗以上から首位に立ったのは08年巨人以来、史上5チーム目。パ・リーグでは54年にロッテ前身球団の毎日が記録して以来67年ぶりとなった。

70年のロッテ
球団名が東京からロッテに移行して2年目、濃人(のうにん)監督の下、2位南海に10.5ゲームの大差をつけて10年ぶりにリーグ優勝した。投手陣は25勝で最多勝の成田、21勝でMVPの木樽を軸に、小山も16勝をマーク。ロペス、アルトマンら5人が20本塁打以上の強力打線とかみ合った。

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ロッテ守護神益田直也「全部自分が締める」、51年ぶり9月単独首位[ニッカン]

開幕5連敗の悪夢から始まったロッテが、102試合目で単独首位に浮上した。新戦力のエンニー・ロメロ投手(30)が今季先発陣最多の127球を投げ、7回1失点で来日初白星。守護神益田直也投手(31)が今季30セーブ目で締めた。100試合消化以降の9月での単独首位は、1970年以来51年ぶり。昨季は終盤に大失速。油断せず、7日からのオリックスとの首位攻防戦へ向かう。


試合が終わり、守護神益田はいつものように帽子を浅くかぶり直した。危なげなく3者凡退。自身の今季30セーブ目も、単独首位浮上も知っている。でも、派手には喜ばない。

「あれを糧にしてここまで来ましたし、あの失敗、あの経験があったからこその数字だと思います」。

ソフトバンクとの開幕3連戦で2度、サヨナラ負けを喫した。ともに益田が打たれた。リベンジしても「こんな、たった1回の試合で取り返せたとは思っていない」と己を律した。オフにスライダーの練習を増やし、最大の武器であるシンカーの精度が落ちていたと要因を自己分析する。

球数をかけても着実にアウトを重ねてきた。開幕の悪夢以降の黒星は2つのみ。機動力も交えて得点するチームも、最初の5連敗以降は3連敗さえない。粘り強く黒を白に戻し、これで貯金は9になった。

両リーグ一番乗りで30セーブに達した右腕。4年連続での50試合以上登板のタフネスぶりも光る。「おっかあが丈夫に産んでくれたおかげです」。母しのぶさんに女手1つでたくましく育てられた。他球団のクローザーが軒並み離脱する今季、存在感は際立つ。

優勝を狙えた昨季は、コロナ禍もあり急失速した。「あそこから強さを見せてきたソフトバンクは、やっぱり見習うべき姿でありましたし、自分達もああいうチームにならないといけない」と感じた。ライバルの1点への執念は、今季のチームスローガン「この1点を、つかみ取る。」にも通ずる。

51年ぶりの9月首位。お立ち台で言った。「50年以上優勝のために声をからしながら声援を送ってくれているファンの皆さんが絶対にいると思う」。ともに見たい景色は1つ。「勝っていれば全部自分が締めるくらいの気持ち」で腕を振る。残り41試合も大胆に、丁寧に。帽子を吹き飛ばすくらいのフィナーレを勝ち取る。

荻野(2回、貴重な先制適時打)
「(投手が)打たれても打って取り返したり、打者が打てないときはしっかり投手が抑えてくれてるんで、こういういい関係を保ちながら1戦1戦やっていきたい。」
70年のロッテ
球団名が東京からロッテに移行して2年目、濃人(のうにん)監督の下、2位南海に10.5ゲームの大差をつけて10年ぶりにリーグ優勝した。投手陣は25勝で最多勝の成田、21勝でMVPの木樽を軸に、小山も16勝をマーク。ロペス、アルトマンら5人が20本塁打以上の強力打線とかみ合った。

ロッテが開幕102試合目で昨年8月22日以来の首位に立った。開幕100試合以上を経過してからの首位は、10年8月26、28日にソフトバンクと同率首位に並んで以来。100試合以上で単独首位は優勝した70年以来、球団51年ぶりになる。今季のロッテは開幕5連敗からスタートした。開幕5連敗以上から首位に立ったのは08年巨人以来、史上5チーム目。パ・リーグでは54年にロッテ前身球団の毎日が記録して以来67年ぶりとなった。

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ロッテ・ロメロ新天地初勝利、直球軸に日本ハム打線から奪三振ショー[ニッカン]

ロッテに後半戦から加入した左腕エンニー・ロメロ投手(30)が、新天地で初勝利を挙げた。

最速155キロの直球を軸に、日本ハム打線から奪三振ショー。7回に1失点するも、なおも2死満塁のピンチは切り抜けた。「2ストライクになってからファンの皆様が拍手で応援してくれたのが印象的でした」と感謝。首脳陣も次回は中7日以上空け、さらなるパフォーマンスを後押しする方針だ。

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ロッテ9月以降では51年ぶりの単独首位、「興奮」ロメロが躍動[ニッカン]

ロッテが1点差で競り勝ち、9月以降では51年ぶりとなる単独首位に立った。

首位浮上をかけた試合で、後半戦から加わったエンニー・ロメロ投手(30)が日本ハム打線を押しまくる。最速155キロの球威に、右打者が振り遅れる。三振の山を築き、勢いを作った。

大型左腕は、中日時代にもZOZOマリンで7回11奪三振の好投をした。縁あるマウンドに「興奮しています」と意気込み、躍動する。7回に1失点し、さらに2死満塁となったが、最後は後続を切った。静かなる左腕はほえた。ベンチに腰掛けると井口資仁監督(46)がグータッチへと歩み寄ってきた。7回127球。3戦連続で先発投手が5回と持たなかったピンチ。新戦力が先発陣で今季最多の球数を投げ抜いた。

開幕5連敗の悪夢から始まった。守護神の益田が開幕3連戦で2度、サヨナラ負けを喫した。ようやくセーブを増やし始めると「これくらいで取り返せるとは思っていないですから」とどんどん調子を上げ、現在はパ・リーグのセーブ数でトップを走る。この日で30セーブ目。あと「1」で通算150セーブの節目を迎える。

9月になり、100試合も越えた。9月時点での単独首位は前後期制の73〜82年を除くと、1970年以来、51年ぶりとなる。

益田は「50年前のことは知りませんが、間違いなく50年以上、ロッテのために声をからしながら声援を送ってくれているファンの皆さんが絶対にいる。その人達のためにも、千葉ロッテマリーンズのファンの皆さんのためにも、今年こそリーグ優勝、日本一を見せたい」と誓った。

優勝へのマジックも同年9月以来、ついていない。7日からは2位オリックスとの首位攻防3連戦になる。これから先、予期せぬこともあるだろう。この1点を、つかみ取る。チーム一丸でただ1つの目標へ突き進む。

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ロッテ益田直也2年連続30セーブ、通算150セーブにも残り「1」[ニッカン]

ロッテ益田直也投手(31)が2年連続となる30セーブを達成し、首位浮上に貢献した。

通算150セーブにも残り「1」と迫った。

益田は今季、ソフトバンクとの開幕3連戦(ペイペイドーム)でいきなり2度のサヨナラ負けを喫する滑り出しとなったが、その後は復調し、この日で50試合目の登板になった。

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ロッテ102試合目で単独首位浮上、7日からは2位オリックスと直接対決[ニッカン]

ロッテがシーズン102試合目で単独首位に浮上した。9月に、ならびに100試合消化以降で単独首位に立つのは、ともに1970年以来51年ぶりとなる。

オリックスと0.5ゲーム差の2位で迎えたこの試合、2回に荻野の適時打と藤原の犠飛で2点を先制し、主導権を握った。先発左腕のエンニー・ロメロ投手(30)が序盤から力強く攻め、最速155キロの直球を武器に7回9奪三振1失点の好投。国吉、益田の救援陣が締めた。

ロッテは今季、開幕5連敗という悪夢のスタート。20試合目で勝率5割に戻すと、その後は借金状態になったのは6試合のみ。7、8月に2度の5連勝もあり、この日で102試合を終え、48勝39敗15分け。貯金を今季最多の「9」とした。7日からは、2位オリックスとの首位攻防3連戦が予定されている。

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ロッテ藤原恭大、死球受け交代、2回の打席では犠飛放つも4回守備から[ニッカン]

初回に死球を受けたロッテ藤原恭大外野手(21)が、4回の守備からベンチに退いた。

この日も2番中堅でスタメン出場するも初回、日本ハム立野の投球が足元に。よけた藤原の右ふくらはぎをかすめながら、最終的には左ふくらはぎに直撃。藤原は一時ベンチで治療を受けるも再びグラウンドに姿を見せ、2回の打席では犠飛を放っていた。藤原に代わって、4回から岡大海外野手(30)が中堅守備に入った。

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ロッテ、今季初の首位、志願3連投の益田が両リーグ最速30S[サンスポ]

ロッテが今季初の首位に立った。9月以降の単独首位は前後期制を除くと1970年以来、51年ぶり。守護神・益田直也投手(31)が今季初の3連投で両リーグ一番乗りの30セーブ目(4敗)を挙げた。

「(好不調の)波をつくった原因は僕なので、取り返したいと思ってやってきた。首位になれて本当に良かった」。

2−1の9回にマウンドへ上がると、コースを丁寧に突いて12球で難なく三者凡退。4年連続50試合登板の節目で好投を披露し、通算150セーブに王手をかけた。3月27、28日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)でサヨナラ負けで敗戦投手となり、チームは開幕5連敗。どん底から立ち直った守護神は、充実の笑顔をみせた。

志願の3連投だった。通常なら救援陣は2連投後に休養日を与えられるが、益田は4日の登板後に吉井投手コーチへ連絡。「みんな2連投していた。『投げさせてください。いっぱい使ってください』と言った」と3連投を直訴していた。

今季は佐々木千が中継ぎながら、岩下に並ぶチーム最多の8勝を挙げるなど救援陣の奮闘が躍進を支える。井口監督は「彼らには感謝しないといけない。みんなで束になって戦うのが今年の目標。最後まで継続できればいい」とたたえた。

7日からはオリックスとの首位攻防3連戦(ほっと神戸)に臨む。益田は「50年以上、声援を送ってくれるファンが絶対にいる。今年こそリーグ優勝、日本一を見せてあげたい」と約束した。

データBOX
(1)ロッテが勝利し、オリックスが敗れたため、ロッテが今季初めて首位に立った。ロッテの首位は昨年8月22日(ソフトバンクと同率、同年の最終順位は2位)以来。9月以降の単独首位は前後期制だった1973〜82年を除くと、70年(同年はリーグ優勝)以来51年ぶり。
(2)今季102試合目で初の首位。100試合以上を消化してシーズン初の首位に立つのは球団史上初(前後期制は除く)。大毎時代の59年の93試合目(8月22日、同年の最終順位は2位)を上回った。

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ロッテ・益田が2年連続30セーブ[サンスポ]

ロッテの益田が2年連続で30セーブを挙げた。2−1の9回にマウンドへ上がるとコースを丁寧に突いて12球で難なく三者凡退に抑えた。3連投となったが登板を志願し、4年連続での50試合登板にも到達。「勝っていれば自分が全部締めるくらいの気持ち」と頼もしく言い切った。

30セーブは両リーグ最多で、通算150セーブまであと1に迫った。7日から2位オリックスとの首位攻防戦を控え「ここから1つずつ勝って、みんなで一緒に優勝しましょう」とファンに宣言した。

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ロッテが首位浮上、昨年8月22日以来、切り込み隊長の荻野が先制打[サンスポ]

ロッテはロメロ、日本ハムは立野が先発した一戦。ロッテは2回1死満塁から荻野の三塁適時内野安打、藤原の中犠飛で2点を先制した。ロメロは7回を犠飛のみの1点に抑え、移籍後初で2年ぶりの白星。益田が30セーブ目を挙げた。

切り込み隊長が意地の先制打だ。荻野が2回に三塁へタイムリー内野安打をたたき出し、主導権を奪った。

「加藤がつないでくれたせっかくのチャンスだったので、なんとかランナーをかえそうと思って思い切って打ちました。先制することができてよかったです」。

2回1死一、二塁から加藤の左前打で満塁となり、2打席目の荻野が日本ハム先発・立野から幸先よい一打を放った。

首位・オリックスが午後1時開始のデーゲームでソフトバンクに敗れ、2位ロッテとのゲーム差が0.5に縮まった。ロッテが同5時開始の日本ハム戦に勝ち昨年8月22日以来の首位に立った。9月以降の首位は前後期制を除けば1970年10月23日以来、実に51年ぶり。あらゆるシチュエーションで臨んだ一戦。ロッテは競り勝ち、先発のロメロがロッテで初勝利を挙げた。

荻野は4回2死の3打席目で左翼後方へ大きなフライを放った。結果は左飛だったが、球団通算8000号を期待する観衆9328人から大きなため息が漏れた。それでも、抑えの益田が9回を無失点で締め、試合終了と当時に大声援が球場全体に響き渡った。

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ロッテ・藤原が1回に左足へ死球を受け、4回に守備へ就かず途中交代[サンスポ]

「2番・中堅」でスタメン出場のロッテ・藤原恭大外野手(21)が、4回の守備につかず途中交代した。1回無死一塁で迎えた打席で先発・立野から左足に死球を受けていた。死球を受けた直後は、一塁側ベンチに下がってから一塁ランナーとして復帰していた。4回から岡が中堅に就いた。

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歌手でモデルの鈴木愛理が、ZOZOマリンで3年連続3度目の始球式[サンスポ]

歌手でモデルの鈴木愛理(27)が3年連続3度目の始球式を行った。3年目で初のノーバウンド投球を目指して、ワインドアップから一投。ボールはワンバウンドしたが、左打席に立った藤原を通過し、ストライクゾーンで佐藤都のミットにおさまった。

始球式の直前には、J:COMチャンネルで放送中の球団応援番組「ロッテレビ」のエンディングテーマ「IDENTITY」と、球団歌「We Love Marines」を披露した。

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ロッテが102戦目でついに奪首!9月以降の首位は51年ぶり、益田は3度目30セーブ[スポニチ]

102試合目。開幕5連敗スタートだったロッテが、ついに勝率.003差でオリックスをかわして今季初めて首位に立った。1〜4位まで混戦ではあるが、他の3球団と比較して明白な違いがある。このチームには絶対的な守護神がいる。

1点リードの9回、益田はいつもと同じルーティンを経て登板し、打者3人で締めた。「他の人を意識してないし、自分がやってきたことをやっているだけ」。言葉はクールだがデータ全盛で結果を残し続けるのが難しい時代に、しっかりと最後のマウンドで君臨。他球団のクローザーが不振や故障で離脱や配置転換される中、この鉄腕だけが開幕から唯一フル回転している。

今季50試合目の登板。プロ10年目で9度目の到達だ。これで通算150セーブに王手とし、12球団一番乗りで自身3度目の30セーブを達成。地味ではあるが引き分け試合の最後に投げることで記録される「引分」もプロ野球記録の14で更新中だ。「何セーブしたから優勝できる訳ではない。みんなが1番喜ぶのは優勝」。その目は頂点だけを見据える。

いつもと同じようで違うこともあった。今季初めて同一カードで3連投。益田が志願した。「ずっと吉井投手コーチが2連投したら休めるような日程を組んでくれた。昨日の試合後、みんな2連投だから投げさせてくださいと言った」。昨年はソフトバンクと優勝争いも最後は失速して、2位ながら14ゲーム差。そんな悔しさは2度と味わいたくない。

狙うは05年以来のリーグ優勝。首位は昨年8月22日以来だが、9月の首位は70年以来、実に51年ぶりで100試合以上を消化して首位初浮上は球団初だ。8勝無敗の佐々木千とDeNAから新加入の国吉との「勝ちパターン」は今や無敵。「ここ最近は中継ぎが全く打たれていない」。選手会長も兼務する守護神は、少しだけ誇らしげな表情を浮かべた。

◇シーズン30S以上を3度以上は14人目

益田(ロ)が両リーグ最速で30セーブをマークした。シーズン30Sは2年連続3度目。シーズン30S以上を3度以上は岩瀬仁紀(中)の9度を筆頭に14人目で、球団では小林雅英(4度)に次ぐ2人目となった。益田は13年に自己最多の33Sで最多セーブのタイトルを獲得、2度目となれば球団史上初となるがどうか。

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ロッテ・ロメロが、2年ぶり日本での白星、井口監督「救ってくれた」[スポニチ]

ロッテは1点差に迫られた7回、なおも2死満塁でロメロは127球目のスライダーで浅間を中飛に打ち取った。

最速155キロの剛速球を軸に7回1失点。中日時代の19年以来となる日本での白星を今季3度目の先発で手に入れ「チームが1位になったことがとても嬉しい」と喜んだ。先発陣が早めに降板する展開が続いていただけに井口監督も「ロメロが救ってくれた。先発陣の見本として投げてくれた」と評した。

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マリンで鈴木愛理始球式、登板前には2曲熱唱[スポニチ]

ロッテの球団オフィシャルスポンサーである株式会社ジェイコム千葉の冠協賛試合イベント「J:COMスペシャルデー」として、ZOZOマリンで行われた5日のロッテ―日本ハム戦前に、歌手、女優、モデルなどとして活躍する鈴木愛理が始球式を行った。

「練習では上手く投げられていたのでワンバウンドになってしまい悔しいですが、今年は始球式の前に2曲歌わせていただいたので球場の気持ち良い空気を感じることもでき、楽しんで投げられました」。

鈴木はJ:COMチャンネルで放送中の千葉ロッテマリーンズ応援番組「ロッテレビ」のエンディングテーマ「IDENTITY」を歌っており、試合前にはグラウンドで球団歌「We Love Marines」と「ロッテレビ」のエンディングテーマ「IDENTITY」を歌った。

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侍ジャパン0人でも9月以降51年ぶり単独首位の原動力は…担当記者が見た[報知]

接戦を制したナインは、そろって笑顔でグータッチを交わした。ロッテが日本ハムを破り今季初の単独首位に浮上。9月以降の単独首位は73〜82年の前後期制を除き、70年以来51年ぶりとなった。井口監督は「ロメロがしっかりゲームを作ってくれた。ここが1番ですね」と新助っ人の力投を勝因に挙げた。

的確な補強の成果が表れた。6月に加入した左腕ロメロは7回1失点9奪三振で移籍後初勝利。1点リードの8回を抑えたのは、6月にDeNAからトレードで加入し、セットアッパーを射止めた国吉だった。抑えの益田とともに気合の3連投。「彼らに本当に感謝しないといけない」と指揮官は頭を下げた。投手陣を最後までリードしたのも中日からトレードで加入した加藤。現場の意向とフロントの迅速な動きがチーム力として形になっている。

混パの首位に浮上したロッテだが、東京五輪で金メダルを獲得した侍ジャパンメンバーは12球団唯一の0人。途中入団の選手だけでなく、中長期的な視野で獲得した“ドラ1軍団”の成長も強さにつながっている。今季は18年1位の藤原がレギュラーに定着。09年ドラ1の荻野と1、2番を形成している。後半戦は17年1位の安田も好状態をキープ。14年ドラ1の中村奨は主将となり、18年から全試合出場中。投手では16年1位の佐々木千が勝ちパターンの一角を担ってチームトップタイ8勝と、それぞれが球団の顔となりつつある。

「みんなで束になって1試合1試合戦うのが今年の目標。最後までこれを継続できればいい結果に終わる」と井口監督。スーパースターはいないが、全員野球でつかんだ首位。久しぶりに晴れたマリンの夜空は一丸のロッテを祝福しているようだった。

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今季初の単独首位に浮上、9月の単独首位は51年ぶり[報知]

ロッテが日本ハムとの接戦を制し今季初の単独首位に浮上した。9月以降の単独首位は1973〜82年の前後期制を除き、1970年以来、51年ぶりとなった。

打線は2回1死満塁から荻野の三塁強襲内野安打で先制。なおも1死満塁から藤原の犠飛で2点目をもぎ取った。先発のロメロは力強い直球を武器に7回7安打1失点、9奪三振、127球の快投。8回に国吉、9回には益田が無失点に抑えリードを守った。益田は両リーグ最速となる30セーブ目。通算150セーブにも王手をかけ、ロメロは移籍後初勝利を飾った。

井口監督は「(ロメロは)ずっといいピッチングしていましたし、何とか最後まで行って欲しいという思いと、今日3連投になるピッチャーがほとんどだったので、その中で中継ぎ、抑えをロメロが救ってくれたかなと思う」とねぎらった。

7日からはゲーム差なしの2位につけるオリックスとの直接対決。「みんなで束になって1試合1試合、戦うのが今年の目標。最後までこれを継続できれば、何とかいい結果に終わると思います」と指揮官は前を見据えた。

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ロッテ51年ぶり9月以降首位、益田3連投なんの!30セーブ一番乗り[デイリー]

3連投も何のそのだ。1点リードの9回を三者凡退で締めたロッテの守護神・益田は大きく息を吐いた。102試合目、9月以降では1970年以来、51年ぶりの単独首位浮上だ。

今季50試合目のマウンドで両リーグ30セーブ一番乗りを果たした守護神。お立ち台で「個人タイトルより、チームの優勝というタイトルの方が皆さんも嬉しいと思います。優勝を皆さんに届けられるように頑張りたい」と高らかに宣言。マリーンズファンに大きな拍手喝采を受けた。

“禁じ手”を解禁しての登板も「やるしかない」と益田。吉井投手コーチのスケジュール管理のもと、2連投後は休養日となっていた、4日の試合に登板後「投げさせてください」と電話を入れた。井口監督も「投げる投手がいなかったので、感謝しなくちゃいけない」と賛辞。頼れる右腕が結果で示し、約半世紀ぶりに歴史の扉をこじ開けた。

開幕はどん底からのスタートだった。開幕カードのソフトバンク戦で2試合連続の救援失敗で敗戦投手に。「何とか取り返したい思いでやってきた。あの経験があるからこそ、今がある」。その後、メンタルで負けないと誓いマウンドへ。その強い気持ちでセーブを積み重ねてきた。

今季でマリーンズ一筋10年目。19年オフにはFA権を行使せず残留した男は「ファンのためにも今年こそリーグ優勝、日本一を見せてやりたい」ときっぱり。7日から2位・オリックスと首位攻防3連戦に臨む。下克上やプレーオフではない誰もが認めるリーグVを勝ち取るため、守護神は全力で腕を振る。

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ロッテが51年ぶりの9月首位、井口監督「最後まで継続できれば」[デイリー]

ロッテが3投手の継投で逃げ切り、2020年8月1日以来の首位に立った。デーゲームで敗れたオリックスとゲーム差なしで並び、勝率で上回った。

2回に1死満塁から萩野の三塁内野安打、藤原の中犠飛で2点を先制。先発のロメロが7回を7安打9奪三振1失点と好投し、後を受けた国吉、益田が無失点でつないだ。チームは最近10試合で7勝1敗2分けと好調を維持している。

井口監督は「ここまで本当に、みんな頑張ってくれて、こういう今順位にいますので、我々は全員で束になって、1試合1試合戦うのがマリーンズの今年の目標なので最後までこれを継続できれば」と、リーグVを見据えた。

初回に左ふくらはぎに死球を受け途中交代した藤原についても「張りが強くなってきましたし、早めに交代させましたが、明後日(7日・オリックス戦)いけるために外したので、しっかり処置をしていってもらいたいなと思います」と状態がよくなることを願った。

ロッテの9月以降の首位は前後期制の1973〜82年を除き、リーグ優勝した70年以来、51年ぶりとなった。2005年にリーグ優勝しているが、この年はレギュラーシーズンは2位で、プレーオフを制しての優勝。最後に首位に立ったのは同年6月27日だった。

70年のロッテは濃人渉監督が指揮を執り、木樽正明、成田文男、小山正明が先発3本柱を形成。アルトマン、ロペス、有藤通世、山崎裕之らが中心の打線も強力で、全球団に勝ち越し、60年以来10年ぶり3度目の優勝を飾った。

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ロッテ藤原が途中交代、第1打席で左ふくらはぎに死球、プレー続行も4回守備から退く[デイリー]

ロッテの藤原恭大外野手が、左ふくらはぎに死球を受けた後、プレーを続行したが、4回の守備から途中交代した。

初回無死一塁から144キロの直球をよけたが、左ふくらはぎを直撃。ベンチに戻り、治療を受け一塁へ。2回には犠飛を放ったが、4回から大事を取った模様。藤原と並ぶ俊足の岡を中堅の守備に就かせた。

藤原は後半戦は主に2番を務めている。

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