わたしはかもめ2021年鴎の便り(9月)

便

9月11日

千葉ロッテ4−1東北楽天(ZOZOマリン)

ロッテが3連勝で今季の楽天戦の勝ち越しを決めた。1回に小窪の犠飛で先制し、4回にマーティンの二塁打、7回にはレアードの二塁打などで加点。小島はプロ初完投を無四球で飾り7勝目。楽天は1点を返すのが精一杯だった。

123456789R
東北楽天0000000101
千葉ロッテ10010020x4

ページトップ

ロッテ小島和哉7勝目「先発幸せなこと」美馬金言で自身&今季チーム初完投[ニッカン]

ロッテ小島和哉投手(25)がページをめくった。自身初、今季チーム初の完投勝利で、自己最多タイ7勝目。首位キープに貢献し、ホッとした。

「勝ちパターンの中継ぎの皆さんが毎試合投げているのを見て、自分の不甲斐なさを感じたので、1人でも長く投げることだけを考えた結果です。すごく良かったです」。

防御率が5点台に近づくなど、すっきりしないマウンドが続いた。野球ノートを見返した。「悩み出した時とか分からなくなった時、あの時にこういうイメージで投げてたなとか、細かく書いているので」。

球速が増し、力みがちになっていた。いつしかノートに書き留めていた「ゆとりある膝の送り」を再チェック。平地でのキャッチボール。右足つま先を上げ、しばらく止めてから体重移動を始める動きで、らしさを戻そうとした。

プロ入り後に書き始めた。「プロは少ないチャンスしかないと思っているので、1試合1試合をムダにしないように」。より良いものを求めて。自己回顧だけでなく、周囲にも頭を下げた。自身も前半戦に苦しんでいた美馬の言葉は、金言そのものだった。

「1週間で6人しか投げられない先発で投げさせてもらえることが幸せなことなんだから、打たれた後のことは考えないで。もったいないじゃん」。

気楽になれて、強気になれた。井口監督が「こういう投球をずっと僕は期待しているので」とたたえたマウンドさばき。己に誠実に向き合いながら、ペンをとる。

ページトップ

井口資仁監督「ずっと期待している」初完投勝利の小島和哉を笑顔でたたえる[ニッカン]

ロッテ小島和哉投手(25)が自身初の完投勝利を挙げた。

井口資仁監督(46)は前日10日に8回2失点だった佐々木朗希投手(19)を引き合いに出し「昨日の朗希が本当にいい刺激になってるんじゃないかなと。彼らは先輩で、負ける訳にいかないですから」とニヤリと笑った。

8回を終え「どうだ」と小島に聞いたところ「行きます」との返答だったという。今季は高めに浮いた失投を被弾するケースも目立ったが「今日はミスしても低くというところで、本当に素晴らしい投球だったと思います」と評価。「いつもと正反対の高さに行ってたのかな」と笑いながらも「こういう投球を、ずっと僕は期待しているので」とたたえていた。

ページトップ

ロッテ小島和哉、球団7年ぶり左腕投手の完投勝利、成瀬以来の2桁勝利へ[ニッカン]

ロッテが小島和哉投手(25)の自身初の完投勝利で首位をキープし、引き分けをはさんで3連勝。貯金を今季最多の11に増やし、楽天戦の勝ち越しも決めた。

ロッテ小島がプロ初の完投勝利を無四死球でマークした。ロッテの完投勝利は昨年10月4日西武戦の美馬(無四死球)以来で、今季初。左投手では14年7月16日ソフトバンク戦の古谷拓哉以来、チーム7年ぶりとなった。これで昨季に並ぶ自己最多の7勝目。ロッテの左腕では12年成瀬善久(12勝)以来出ていない2桁勝利なるか。

ページトップ

先発陣が安定してきた首位ロッテ、6戦連続QS達成と優勝へ好条件がそろう[ニッカン]

ロッテが小島和哉投手(25)の自身初の完投勝利で首位をキープし、引き分けをはさんで3連勝。貯金を今季最多の11に増やし、楽天戦の勝ち越しも決めた。

チームとしても今季、9回を投げきった投手は小島が初めて。昨年10月4日の西武戦(ZOZOマリン)で美馬が9回完投勝利を挙げて以来となった。

先発陣が安定してきた。9月序盤は苦しかった。1日の西武戦(ZOZOマリン)で岩下が2回KO。3日の日本ハム戦(同)は小島が5回途中で降板し、4日の日本ハム戦(同)は鈴木が5回に1死も取れずにKOされた。

ところが5日の日本ハム戦(同)から潮目が変わる。新外国人のロメロが7回1失点で入団後初勝利。7日のオリックス戦(ほっともっと神戸)は美馬が6回1失点、8日のオリックス戦(同)は二木が7回1失点、9日のオリックス戦(同)は石川が6回2失点、さらには10日の楽天戦(ZOZOマリン)は佐々木朗が8回2失点と、一気に上向きになった。

この日の小島で、先発投手が6試合連続でクオリティースタート(6回以上、自責3以内)を達成と、優勝へ好材料がそろってきた。井口資仁監督(46)は「ちょっと日にちを空けたりしながら、コーチが少し調整方法を変えてくれてると思うんで、その辺じゃないですかね」とコメント。途中入団の加藤匠馬捕手(29)についても「本当に丁寧に丁寧に、しっかりとリードしてくれている。大量失点を取られないようなリードをしてるなというのはベンチから見ながら感じます」と頑張りをたたえていた。

ページトップ

ロッテ・小島、プロ3年目で初完投!前日の朗希熱投に「負けないぞという気持ちで」1失点7勝[サンスポ]

ロッテが楽天20回戦(ZOZOマリン)に4−1で勝ち、1分けを挟む3連勝でリーグ首位を守った。3年目の小島和哉投手(25)が4安打1失点でプロ初完投。最速147キロの速球を軸に8奪三振、無四球の快投を見せ、昨季に並ぶ自己最多の7勝目(3敗)を挙げた。チームにとっても完投勝利は今季初。優勝争いを展開する中で、先発左腕が確かな成長を示した。

最後の打者を遊ゴロに打ち取ると、一塁・三木から投げられた勝利球をしっかりキャッチした。小島は、マウンドでの野手との歓喜のハイタッチをプロで初めて味わい、会心の笑みを浮かべた。

「絶対弱気にならないように毎イニング、自分にいい聞かせて投げた結果。そこに尽きるかなと思います」。

入団3年目で、嬉しいプロ初完投。3〜7回は1人の走者も許さなかった。自身最長となった8回に島内にソロを浴びたが、これが唯一の失点。9回も続投を志願し109球を投げ抜いた。

埼玉・浦和学院高では2013年の選抜大会で優勝投手となり、早大では東京六大学リーグ通算22勝をマーク。4年時に主将も務めた、真面目な性格のしっかり者だ。

プロ初完投の裏にはクエン酸効果≠ェあった。この夏から母の勧めでイニング間に梅干しを食べるようになり、この日も「めちゃめちゃ食べました」と計6個を完食。疲労回復に努めた。

前日には高卒2年目の佐々木朗が、プロ最長の8回を投げて2失点と熱投。小島は「僕も負けないぞという気持ちで投げた」とサヨナラ勝ちを演出した5学年下の後輩に刺激をもらい、チームを3連勝に導いた。

1970年以来となる1シーズン制の勝率1位での優勝へ、2位・オリックスとのゲーム差は「1」に広がった。価値ある1勝をもたらした左腕は「長く投げようと初回から飛ばしたのが良かった。継続したい」と拳を握った。

ページトップ

ロッテ・マーティンが快音連発「勝利のためにチームに貢献したい」[サンスポ]

ロッテのマーティンが2本の長打でチームを3連勝に導いた。1−0の4回1死二塁では速球を鋭いスイングではじき返して中越えの適時二塁打。「しっかり自分のスイングで打つことができた。勝利のためにチームに貢献したい。それだけ」とうなずいた。

7回にも先頭打者で右翼線二塁打を放って、この回2点を奪う起点となった。主砲の活躍で楽天に8連勝して、今季の楽天戦の勝ち越しを決めた。

ページトップ

ロッテのレアードがバースデー打点[サンスポ]

11日に34歳の誕生日を迎えたロッテのブランドン・レアード内野手が、7回に左翼線タイムリー二塁打を放ちバースデー打点≠挙げた。

2−0の7回無死二塁で楽天先発・岸から1打点。試合前にはベンチ裏でバースデーケーキを食べ、日本語で「ウマイ」と絶賛。この映像が試合前に球場内で流されていた。

ページトップ

ロッテ入りした元広島の小窪、本拠地ZOZOマリン初打点[サンスポ]

元広島で独立リーグ、九州アジアリーグの『火の国サラマンダーズ』からロッテ入りした小窪哲也内野手(36)が、本拠地のZOZOマリン初打点を挙げた。

「2番・一塁」でスタメン出場し、1回無死三塁からの1打席目で楽天先発・岸から先制の左犠飛を放った。

小窪は8月31日の入団発表後、イースタン・リーグ3試合に出場して9月9日に出場選手登録。同日のオリックス戦(ほっと神戸)に2番・一塁でロッテ初出場初スタメンを果たし、3打席目に1号ソロを放った。

ページトップ

ロッテD4位・河村(星槎道都大)が12日の楽天戦に先発、プロ2勝目狙う[サンスポ]

12日の楽天21回戦に先発するロッテのドラフト4位・河村説人(ときと)投手(24)=星槎道都大=が試合前に調整を行い「(チームが)1位で来ているので、そこの緊張感ももちろんありますけど、自分自身の緊張感というのは上手くコントロールできているかなと思います」と自然体でプロ2勝目を狙う。

ルーキーイヤーの今季は、16試合に登板して1勝0敗、防御率4.95。直近のマウンドは7月7日ソフトバンク戦(ZOZOマリン)で、5回2安打1失点でプロ初先発初勝利を挙げた。前半戦終了まで1軍に在籍したが、後半戦は2軍スタート。イースタン・リーグで先発を続けてきた。

16試合のうち楽天戦で7試合、全て1イニングずつ登板している。5試合で無失点に抑えているが、2試合で3失点、2失点を喫しており「1軍のイーグルスさんは、相性が悪いイメージがある。しっかり研究して、挽回したいと思います」と雪辱を誓った。

ページトップ

ロッテ・小島、プロ初完投!前夜快投の朗希効果、自分の投球貫き7勝目[スポニチ]

考えてみれば初めてだった。プロ初完投で自己最多タイの7勝目。ゲームセットの瞬間、ロッテ・小島は戸惑っていた。「どこにいればいいのだろう」。3年目で初めてマウンドで迎えた勝利の儀式は、仲間のハイタッチを待つだけだった。

9回109球、4安打1失点。8三振を奪い無四球で飾った。「みんなの笑顔を見られて凄くうれしかった」。前日は佐々木朗が8回2失点と圧巻の投球。小島も「僕も負けないように」と、初回から腕を振った。

完封を意識し始めた8回、先頭の島内に左越えソロを浴びたが「何も変えずにいこう」と最後まで自分の投球を貫いた。今季チーム初の完投勝利。107試合目でようやく完投勝利投手が出るのは、17年の47試合目を大幅に更新する球団最遅記録だった。

7勝8敗と黒星が先行した昨オフ、同じ左腕で早大の先輩であるソフトバンク・和田の自主トレに師事。「フォームの再現性、1球目から自分の思ったような体の使い方ができるように練習した」。土台となる体幹部分の重要性を知った。全て「次の回も任される投手」になるため。抑えの益田が3連投していた状況で、願ってもない初完投だった。

3連勝で2位・オリックスに1ゲーム差をつけた井口監督は「昨日の(佐々木)朗希がいい刺激になった。先輩は負けられない」と相乗効果の首位固めに笑顔。イニング間にはいつものように梅干しで疲労回復に努めた小島は「首位の位置で投げさせてもらえることは幸せ」と汗を拭った。

◇12日から16日まで4連勝必須

パは首位ロッテと2位オリックスのゲーム差が1.0に広がり、3位楽天の自力優勝の可能性が消滅した。楽天は残り全勝でも勝率.638止まりで、ロッテが楽天との残り5試合を除いた他カード31試合に全勝した場合の勝率.646を上回ることができない。これで、2位以下で自力Vの可能性が残るのはオリックスとソフトバンクだけとなり、ロッテに最短で16日にも優勝へのマジックナンバーが点灯する。ロッテが12日の楽天戦から16日のソフトバンク戦まで4連勝し、その間にオリックスが4連敗でM26と条件は厳しいがどうか。

ページトップ

ロッテ・レアード「ウマイ」ケーキパワー!適時二塁打で自ら祝った34歳誕生日[スポニチ]

34歳の誕生日だったロッテ・レアードが、7回に適時二塁打で自らの記念日を祝った。前日は劇的なサヨナラ弾を含む2本塁打で、この日も7回無死二塁で岸から左翼線適時二塁打。

試合前にはチームが用意したケーキを日本語で「ウマイ!」と頬張り、試合後は「チームも勝ってくれたし最高の誕生日プレゼントだね」と喜んだ。

ページトップ

首位ロッテ3連勝!井口監督、今季チーム初完投勝利の小島を絶賛「昨日の朗希がいい刺激に」[スポニチ]

首位・ロッテは11日、本拠で3位・楽天を4−1で下し3連勝。先発の小島和哉投手(25)が9回無四球4安打1失点でプロ初の完投勝利を飾り、井口監督は「小島が最後まで投げてくれたのは昨日の朗希(佐々木朗)がいい刺激になってるんじゃないかなと思います」とコメントした。

井口監督は今季チーム初の完投勝利を飾った小島について「今日に関しては低めに丁寧に投げていた。(これまでは)どうしても高めに浮いた球を打たれるケースが多かったですけど、今日は全体的にしっかりと低く、ミスしても低くっていうところで本当に素晴らしいピッチングだったと思います」と絶賛。

楽天先発の岸から4点を奪った打線についても「初回に点を取れたことが大きかった。ここ最近一発だけの点数でしたけど、今日はしっかり繋がりましたし、送る時は送って犠牲フライで1点というウチが今やりたい野球をしっかりと出来たと思います」と終始上機嫌で質問に答えていた。

ページトップ

ロッテ3連勝!対楽天戦8連勝で首位固め、小島がプロ初完投1失点で自己最多タイ7勝目[スポニチ]

首位・ロッテは11日、本拠で3位・楽天を4−1で下し3連勝。対楽天戦8連勝を飾り、貯金を今季最多11に伸ばした。先発の小島和哉投手(25)は9回4安打1失点でプロ初の完投勝利を飾り、自己最多タイ7勝目を手にした。

打線は初回、先頭の荻野が中越え三塁打で出塁。荻野は続く小窪の左犠飛によって本塁に生還。打者2人で幸先良く1点を先制。4回には1死走者なしから中村奨、マーティンの2者連続二塁打で1点を追加した。

先発の小島は初回、2死から浅村に右前打を許すも茂木を三ゴロに打ち取り無失点。2回は先頭の島内に左前打を浴びたが、続く岡島を二ゴロ併殺打に打ち取るなどこの回も無失点。7回まで2安打無四球、毎回の8奪三振と二塁すら踏ませない圧巻の投球を見せた。

すると打線が小島の好投を後押し。7回、マーティン&レアードの連続二塁打で1点を加えると、1死三塁から安田の中犠飛によりさらに加点。4−0とリードを広げた。

自己最長を更新する8回のマウンド上がった小島だったが、先頭の島内に17号ソロを浴びついに失点。プロ初の完封とはならなかったが後続をキッチリ打ち取り追加点は与えず。109球の熱投でプロ初の完投勝利を飾った。

ページトップ

ロッテ・小島、楽天戦7回まで無失点、ネットもプロ初完封へ期待「まだ二塁すら踏ませてない」[スポニチ]

ロッテの小島和哉投手(25)が11日、本拠での楽天戦に先発。自己最長タイ7回を投げ終え、2安打無失点。プロ初の完封勝利なるか注目が集まる。

小島は初回、2死から浅村に右前打を許すも茂木を三ゴロに打ち取り無失点。2回は先頭の島内に左前打を浴びたが、続く岡島を二ゴロ併殺打に打ち取るなどこの回も無失点。7回まで無四球、毎回の8奪三振と二塁すら踏ませない圧巻の投球を見せた。

プロ3年目の小島はこれまで完投、完封の経験はなく自己最長イニングは7回。ここまで球数も85球となっており、ネット上でも「初の完封いけそうじゃないか」「小島あっぱれ」「小島初完投初完封してくれ」「まだ二塁すら踏ませてない」とプロ初の完封勝利へ期待が高まっていた。

ページトップ

小島和哉、プロ初完投7勝目で「ちょっと出来過ぎ」…美馬先輩の金言、力に変えた[報知]

本拠のファンから湧き上がる拍手に勇気づけられて、小島は自信満々に左腕を振り続けた。9回109球を投げて4安打8奪三振で昨季に並ぶ自己最多の7勝目を自身初の完投勝利で彩り「ちょっと出来過ぎなところはあります」と照れ笑いを浮かべた。

引き分けを挟んでの3連勝で、2位オリックスに1ゲーム差をつけ混パを頭1つだけ抜け出した。3年目左腕が「明るい中でも締まっている雰囲気がある」というチームは、優勝に向けて一丸となっている。

8月25日、9月3日の日本ハム戦は2試合続けて5回もたず、今回の登板を「ラストチャンス」と位置づけた小島は、経験豊富な先輩を頼った。「弱気になるところがある」と自己分析して益田、美馬に解決策を相談すると美馬から「6人の先発枠で投げさせてもらえるのが幸せなこと。打たれた後のことを考えたらもったいない」とアドバイスを受けた。「どんどん攻めていこう」と最速147キロの直球で強気に押した。

後輩の存在も力に変えた。前日10日の楽天戦で2年目右腕の佐々木朗が8回2安打2失点で田中将と投手戦を展開し、サヨナラ勝ちを呼び込んだ。「長いイニングを投げて圧倒しているところを見ていた。僕も負けないぞという気持ちで投げました」と意地を見せて、朗希に続いた。

井口監督は小島の好投に目尻を下げ「昨日(10日)の朗希がいい刺激になっているのでは」と“佐々木朗効果”を口にした。12日の楽天戦先発はドラフト4位右腕の河村。2勝目を目指すルーキーを野手、ブルペンが支える一体感が今のロッテにはある。

ページトップ

ロッテ・小島が初完投星!自己最多タイ7勝目ゲット、2位オリックスに1差つける[デイリー]

ロッテの3年目左腕・小島が109球を投げ4安打1失点。自身初の完投で自己最多タイの7勝目を飾った。

「不甲斐ない投球が続いていたのでホッとしている。ストライク先行で強気にストレートで攻めることができたのがよかった」。チームでは今季初の完投勝利。失点は8回に島内に打たれた17号ソロのみと楽天打線に付け入る隙を与えなかった。

「前回、前々回と5回を投げ切れず、1週間に1回しかない登板でチームに貢献できなかったので、必ず結果で返そうという気持ちで投げた」。

これまでのプロ最長は7イニング。打順が3巡目にさしかかると崩れることが多かったが、この日は最後まで踏ん張り続け、8回にはこの日最速タイとなる147キロをマーク。計8三振を奪い、四死球も与えなかった。

ページトップ

首位ロッテ3連勝でオリックスに1差、3年目・小島プロ初完投、レアードが34歳バースデータイムリー[デイリー]

首位ロッテが引き分けを挟んで3連勝。デーゲームで敗れた2位オリックスとの差を1ゲーム差とした。

先発の小島は3年目にしてプロ初完投。7回まで二塁すら踏ませぬ圧巻の投球を繰り広げ、8回の先頭打者にソロを浴びたが、後続を抑えて7勝目を挙げた。

打線は初回に先頭の荻野が三塁打でチャンスメークすると、続く小窪の犠飛であっさり先制。4回には中村奨、マーティンの連続二塁打で1点を追加した。7回には、この日が34歳の誕生日だったレアードが三塁線を破る適時二塁打、安田も犠飛を放ちリードを4点に広げた。

この日のデーゲームでは、2位オリックスと4位ソフトバンクがそれぞれ黒星。3位の楽天を下したことで、上位チームではロッテが“一人勝ち”したことになる。

ページトップ