わたしはかもめ2021年鴎の便り(9月)

便

9月13日

ロッテ井口監督マジックより「まずは“頭”」14日先発のロメロに期待[ニッカン]

ロッテが自然体で首位固めウイークとする。14日から4位ソフトバンク、18日からは最下位日本ハムとそれぞれ敵地での3連戦。井口資仁監督は「誰が相手であろうと我々は自分達の野球を1週間しっかりやりたい」と気を引き締めた。

最短で16日に優勝マジック点灯の可能性があるが、指揮官は「まずは“頭”勝てるように。何とかゲームをつくって欲しい」と14日に先発するロメロに期待した。

ページトップ

五輪金・体操橋本大輝が29日ロッテ−オリックス戦始球式、千葉・成田市出身[ニッカン]

ロッテは13日、東京オリンピックの体操で史上最年少での個人総合制覇と種目別鉄棒の2冠に輝いた橋本大輝(20=順大)が29日オリックス戦(ZOZOマリン)で始球式を行うと発表した。

成田市出身の橋本は球団を通じて「この度、大変光栄なことに、始球式をさせていただけるということで、とても嬉しく思います!!ストライクゾーンにボールがいくように頑張ります!!!」とコメントした。

ページトップ

ロッテ・ロメロ「全力尽くす」14日ソフトバンク戦で前回対戦のリベンジだ[ニッカン]

パ・リーグ首位のロッテは14日から敵地のペイペイドームでソフトバンクとの3連戦に臨む。

カード頭の先発は、5日の日本ハム戦(ZOZOマリン)で新天地での初勝利を挙げたエンニー・ロメロ投手(30)が務める。「明日に向けての準備は出来ています。チームもいい順位にいますので、私もチームを勝利に導けるように1球1球、気持ちを込めたボールを投げ込んで全力を尽くして頑張ります」と意気込んだ。

6月に加入したロメロは、ロッテでの1軍初登板が8月22日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)だった。栗原に1発を浴びるなど4回1/3を5安打2失点で勝ち負けは付かず、チームは黒星。ただ、その後は中6日で臨んだ8月29日楽天戦(楽天生命パーク)は6回無失点(勝ち負け付かず)、そして勝利を挙げた9月5日の日本ハム戦は7回1失点と続けて好投。前回登板で129球を投じたが中8日と十分な登板間隔を空けて臨むソフトバンク戦で、前回対戦のリベンジとともに最短16日にも優勝マジック点灯の可能性があるチームをさらに勢いに乗せる投球を目指す。

ページトップ

NPBファーム選手権10・9ひなたサンマリンスタジアム宮崎で有観客開催[ニッカン]

日本野球機構(NPB)は13日、ファーム日本選手権の開催要項を発表した。

10月9日の午後12時半から、ひなたサンマリンスタジアム宮崎で開催。有観客で上限5000人を想定し、同点の場合は延長11回から無死一、二塁からのタイブレークを行う。

ページトップ

ロッテ、五輪体操2冠橋本大輝が29日オリックス戦で始球式「大変光栄」[ニッカン]

ロッテは13日、今夏の東京オリンピック(五輪)の体操で五輪史上最年少での個人総合制覇を含め2冠を達成した橋本大輝(20=順大)が29日オリックス戦(ZOZOマリン)で始球式を行うと発表した。

千葉・成田市出身の橋本は球団を通じて「初めまして。東京オリンピック男子体操競技日本代表、順天堂大学の橋本大輝です。この度、大変光栄なことに、始球式をさせていただけるということで、とても嬉しく思います!!ストライクゾーンにボールがいくように頑張ります!!!」とコメントした。

当日は地域振興活動の一環として「ALL for CHIBA成田市」のイベントが開催され、選手らは「成田市」の市名入りロゴが右袖に掲出されたCHIBAユニホームを着用する。

ページトップ

4番起用から打率0割台へ、ロッテ福田光輝が長いトンネルで学んだこと[ニッカン]

首位ロッテは、2軍もイースタン・リーグで貯金21(11日現在)と優勝へひた走る。福田光輝内野手(23)は、今季はまだ1軍出場がないが、2軍ではチーム2位の打席数を任され、打率は2割6分前後。開幕当初は4番を任されるも、不調でどん底を味わい、再び調子を戻してきた。シーズン終盤、1軍での貢献も目標にしながらバットを振る今の思いを、オンラインインタビューで聞いた。


開幕間際まで1軍に食らいつき、開幕を2軍で迎え、9月になった。

「プロ2年目に入って、まだ1軍に行けてないので、そこは悔しいというか何とも言えない気持ちもありますけど、2軍でしっかり守備とか打撃とか全部レベルアップして、常にやってやろうという気持ちは持っています」。

力強い眼光は健在だ。大阪桐蔭から法大をへて、19年ドラフト5位で入団。右投げ左打ち。エリートコースを3番打者や1番打者として歩んだ。だから2軍開幕戦、いきなりの「4番三塁」には驚いた。

「(起用方針は)全然知らなかったですけど、4番なんか人生でもあまり打ったことがないので、なるべく気にしないようにしようとは思ってました」。

DeNAとの開幕戦は犠飛1本での貢献だったが、そこから安打が増える。最初の17試合のうち7試合でマルチ安打し、打率は3割1分8厘。三振は77打席で9度のみ。強く大きく果敢に振った1年目からの、変化を見せ始めていた。

「キャンプとか自主トレで体を作って、そこでためていた力が4月とか5月にバーッと出た感じなのかなって思います」。

「開幕から17試合」と期間を半端に絞って書いたが、実はこの時期、チームは破竹の14連勝。4番福田光輝の好調ぶりと、チームの好調さは、完全にリンクしていた。

だからこそ、記憶に残る打席がある。4月21日楽天戦の第1打席。

「その日も4番を打たせてもらってて。初回1死満塁で自分、ゲッツー打ってしまって。試合も負けて連勝ストップになったんですけど、連勝が続いてて、自分が調子良かったのもあって、いつも通りにいったんですけど…。その結果から少しずつ、チームはたぶん関係ないですけど、チームも自分も段々そこから落ちていったというか」。

流れは恐ろしい。安打が止まり、その後4試合目でスタメンを外れ、その後は出たり出なかったり。5月末までの21試合で63打数6安打で、打率は0割9分5厘となった。

「ヒットも全然出ないし、練習でも何か変えたりって結構したんですけど、打席ではあまりいい当たりもなく…。結局、投手と勝負できてなかったので。自分の形とか、こうやって打ちたいとか、そういうのばっかり先行してしまって」。

たまに長打もあったが、続かない。一塁ゴロや二塁ゴロ、凡フライが続く。強く振るタイプ。元々右方向へのゴロは多いが、2ストライク以降に引っかけてしまうことに悩みが続いた。

「ボールを追いかけすぎてて。体の疲れとかは気にしてなかったんですけど、知らない間に下半身が使えなくなって、上半身で打ってしまって打てない時期があったので」。

下半身主導。安田も藤原も山口も口にする、ロッテ若手打者の1つのキーワードになりつつある。2軍首脳陣の教えを受けながら、1日1日焦らずに丹念に作り直してきた。

「本当にバッティングって難しくて、毎日考えて、何か継続してやろうとは思ってるんですけど、今日良くても明日は感覚が狂ってたりっていうのが結構あるんで。本当に1日1日しっかり切って、とにかく安打ばっかりそんなに欲しがらずに、まぁ、打ちたいですけど、まずは練習の中で自分の形を、頭を整理して、試合では投手としっかり対戦して結果を恐れずに振っていくっていうのは今、やれてはいます」。

長いトンネルを経験し、多くを感じた。

「トンネルに入らない人が多分、1軍で3割とか打つと思うので。入らない方がいいですけど、入ったら入ったで何か考えて何か変えなきゃあかんなっていうのもありますし、正解はないんですけど、自分がしっかり1軍で成績を残せるようになるまでは、色々考えて、苦しむことも多いのかなって思います。のちのち、自分の中でああいうことがあって良かったな、って思えるようにしたいです」。

1軍で成績を残せるようになるまでは−。大局的に捉えながら、1日1日を大事に取り組む。

「他球団も含めて、いい打者の動画はよく見ます。最近は結果だけじゃなくて、この場面ならどういう感じで見逃したりするのかな、これって自分はできてるのかな、を比較して、みたいなのもやってます」。

1年目のオープン戦でいきなり3本塁打して井口監督をうならせたハートの強さを存分に生かすべく、鍛錬を続けていく。

オンラインインタビューの翌日、9月10日の巨人戦(ロッテ浦和)、巨人戸田から2号ソロを放った。内角へ入ってくる変化球を、福田光輝らしく、弾丸ライナーで右翼の防球ネットにぶつけた。

ページトップ

ロッテが鷹にリベンジM点灯の陣、開幕カードでサヨナラ連敗…福岡の敵は福岡で討つ[サンスポ]

4連勝中でパ・リーグ首位のロッテは13日、開幕カードで3連敗を喫した雪辱を胸に福岡入りした。井口資仁監督(46)は14日からのソフトバンク3連戦(ペイペイドーム)の初戦にエンニー・ロメロ投手(30)を先発させ、首位固めを狙う。

「ロメロが何とかゲームをつくってほしい。まずは(カード)頭を勝てるように頑張りたい」。

指揮官は今季最後となる敵地でのソフトバンク3連戦で先勝を強調した。開幕カードは2試合連続でサヨナラ負けを喫するなど、まさかの3連敗。開幕5連敗を喫した苦い記憶がある。前回5日の日本ハム戦(ZOZOマリン)で初勝利を挙げたロメロは「チームを勝利に導けるように、1球1球気持ちを込めたボールを投げ込んで、全力を尽くして頑張りたい」と力を込めた。

残り35試合となり、2位・オリックスとは2ゲーム差。2005年以来のリーグ優勝へ、油断はない。最短で16日に優勝へのマジックナンバー「26」が点灯するが「そうなんですか。まあまあ」と関心を示さなかった指揮官。開幕カードの借りを返し、16年ぶりのリーグ優勝に前進する。

ページトップ

首位ロッテは途中加入の助っ人、ロメロが14日のソフトバンク戦に先発、「1球1球気持ちを込めたボールを」[サンスポ]

14日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)に先発するロッテのエンニー・ロメロ投手(30)は13日、球団を通じて「明日に向けての準備はできています。チームもよい順位にいますので、私もチームを勝利に導けるように1球1球気持ちを込めたボールを投げ込んで、全力を尽くして頑張ります」とコメントした。

2019年から中日に2年在籍し、19年に先発で8勝(10敗)。昨季は左肩痛のため未登板で退団した。今季はメキシカンリーグのティフアナ・ブルズでプレー。6月中旬にロッテ入団発表後、7月下旬に来日した。

14日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)に先発するロッテのエンニー・ロメロ投手(30)は13日、球団を通じて「明日に向けての準備はできています。チームもよい順位にいますので、私もチームを勝利に導けるように1球1球気持ちを込めたボールを投げ込んで、全力を尽くして頑張ります」とコメントした。

2019年から中日に2年在籍し、19年に先発で8勝(10敗)。昨季は左肩痛のため未登板で退団した。今季はメキシカンリーグのティフアナ・ブルズでプレー。6月中旬にロッテ入団発表後、7月下旬に来日した。

ページトップ

ロッテM灯へ!ロメロ→美馬→二木、最短16日にM26、井口監督「自分達の野球をやるだけ」[スポニチ]

首位ロッテが51年ぶりとなる優勝マジック点灯を狙う。14日から4位・ソフトバンク3連戦。3連勝もしくは2勝1分けで、2位オリックスが3連敗なら、16日にM26が初点灯する。

この日、敵地・福岡へ乗り込んだ井口監督は「千賀やマルティネスといった好投手が来ても、自分達の野球をやるだけ」と気合十分。初戦は、5日の日本ハム戦で今季初勝利を挙げるなど、途中加入ながら3試合で防御率1.56の左腕ロメロでまず必勝を期す。

2戦目は昨年5勝1敗の好相性の美馬、3戦目は19年から7連勝も飾ったことがある二木の「鷹キラー2人」が先発。チームは05年以来のリーグ制覇を狙うが、当時は2位からプレーオフ制覇。優勝マジック点灯なら70年以来51年ぶり。指揮官は「まずは頭を勝てるように!」と一戦必勝の構えだ。

◇体操金・橋本が29日始球式

29日のオリックス戦(ZOZOマリン)で、東京五輪の体操男子個人総合、種目別鉄棒で金メダルを獲得した橋本大輝(20=順大)が始球式を行うと発表した。橋本は千葉県成田市出身。順大と球団が医療面・コンディショニング面における提携を結んでいる縁もある。美しい演技が持ち味の橋本は球団を通じ「ストライクゾーンにボールが行くように頑張ります!」とコメントを寄せた。

ページトップ

パ“4強”展望、ロッテM点灯視界、五輪中断後は独り勝ちも“お得意さま”Aクラスとの対戦最少[スポニチ]

プロ野球は各球団が残り30試合余りのシーズン最終盤。パ・リーグはロッテが快進撃で、最短で16日にもマジックが点灯する状況まで迫ってきた。佳境に入るパ・リーグの優勝争いをデータ面から分析する。

パは交流戦Vから波に乗ったオリックスが、ロッテに首位を明け渡した。首位に6.5ゲーム差につけている4位・ソフトバンクは正念場だ。

五輪中断後、ロッテの勝率は.714。オリックスが勝率5割ジャストで、他の4球団は4割台と独り勝ちといってもいい状況だ。レアード、マーティンら打者の活躍に目がいくが、要因は投手陣の充実。9月はリーグトップのチーム防御率3.12。特に救援防御率が8月は1.87、9月は2.32と2ヶ月連続でリーグトップ。両リーグトップの27度の逆転勝利を支える数字だ。

オリックスは9月の1試合の平均得点が2.91と打線の低調が気掛かり。吉田正が故障で離脱するなか、売り出し中の杉本が8月以降、打率.356、8本塁打と気を吐いてはいるが、チーム全体の攻撃力の低下を止めるまで至っていない。2人で24勝の山本、宮城の両腕は計算できるが、他の投手では山崎福、田嶋の5勝が最多。7日からの勝利も宮城と山本のみとなっている。9月は先発、救援とも防御率5点台後半と投打の数字での悪化が、2位後退につながった。

オリックス、楽天はAクラスとの対戦勝率が5割を下回る。一方でロッテは勝率.629と上位球団相手に勝利を積み重ねている。ロッテはAクラスとの残り対戦は上位4球団で最少の10だがどうか。一方でロッテと9試合を残す4位ソフトバンクの存在も不気味だ。

◇本紙評論家・有藤通世氏はこう見る

ロッテは打線がうまく機能している。1番・荻野が元気なのが大きい。藤岡も下位でスパイスになっており、どこからでも得点が奪える。中日から移籍の加藤はリードがいいし、DeNAから移籍の国吉も役割を果たしている。さらに佐々木朗。10日の好投は首位チームに勢いをもたらした。

対する2位のオリックスはやや疲れが見えるか。杉本が頑張っているが、吉田正の不在は大きい。彼の復帰時期がポイントになる。投手陣は山本、宮城に続く先発として田嶋の奮起が欠かせない。楽天は守護神・松井を欠いているのが苦しい。ソフトバンクもグラシアル、モイネロが不在のまま。現在借金1。まずは3位を見て戦うしかない。

今季は引き分けが多いので、60勝台での優勝もあるかもしれない。例えばロッテは現在52勝で、残り35試合。18勝すれば70勝に届く。20勝して72勝ならV確率はかなり高くなるだろう。2位オリックスが72勝するには、残り32試合で20勝。このあたりが優勝ラインになりそうだ。

ページトップ

首位ロッテに金メダリストがエール投!29日オリックス戦で体操・橋本大輝が始球式[スポニチ]

ロッテは9月29日のオリックス戦(ZOZOマリン)に、地元千葉県成田市出身で順天堂大に所属する東京五輪男子体操競技日本代表の橋本大輝が始球式を行うと発表した。

当日は地域振興活動の一環として「ALL for CHIBA成田市」のイベントが開催され、「成田市」の市名入りロゴが右袖に掲出されたCHIBAユニホームを着用する。また、球団と順天堂大は医療面・コンディショニング面における提携を結んでいる。

橋本は順天堂大学スポーツ健康科学部2年で、2人の兄の影響で6歳で体操を始める。2019年の世界選手権に高校3年生で初出場し、団体銅メダル、種目別鉄棒4位。東京五輪では団体銀メダル、個人総合金メダル、種目別鉄棒金メダルを獲得した。手足の先まで伸びた美しい演技が持ち味で、得意種目は跳馬、あん馬、鉄棒。

橋本は球団を通じ、「初めまして。東京オリンピック男子体操競技日本代表、順天堂大学の橋本大輝です。この度大変光栄な事に、始球式をさせていただけるという事でとても嬉しく思います!!ストライクゾーンにボールが行くように頑張ります!!!」とコメントしている。

ページトップ

ロメロが14日のソフトバンク戦に先発「1球1球気持ちを込めたボールを」[報知]

ロッテのエンニー・ロメロ投手が14日のソフトバンク戦(ペイペイD)に先発する。

8月22日のソフトバンク戦では5回途中5安打2失点と勝ち星は挙げられなかったが、前回登板の5日・日本ハム戦(ZOZO)では最速155キロの直球を軸に7回1失点9奪三振、127球の熱投で移籍後初白星。徐々に状態は上がってきており、「明日に向けての準備は出来ています。チームも良い順位にいますので、私もチームを勝利に導けるように1球1球気持ちを込めたボールを投げ込んで、全力を尽くして頑張ります」と意気込んだ。

ページトップ

金メダリストがV後押し!29日オリックス戦で体操の橋本大輝が始球式「ストライクゾーンにボールが行くように」[報知]

ロッテは13日、東京五輪男子体操競技日本代表の橋本大輝が9月29日のオリックス戦(ZOZOマリン)で始球式を行うことを発表した。

橋本は東京五輪で団体銀メダル、個人総合金メダル、種目別鉄棒金メダルを獲得。地元千葉県成田市の出身で、さらにはロッテが医療面・コンディショニング面において提携を結んでいる順天堂大学のスポーツ健康科学部に所属しており、念願のリーグ優勝へ金メダリストのパワーを借りる。当日は地域振興活動の一環として「ALL for CHIBA成田市」のイベントが開催され、「成田市」の市名入りロゴが右袖に掲出されたCHIBAユニホームを着用する。橋本は「この度大変光栄な事に、始球式をさせていただけるという事でとても嬉しく思います!ストライクゾーンにボールが行くように頑張ります!」と意気込んだ。

ページトップ

ロッテ、ペイペイ3連勝でマジック点灯へ加速させる、最短16日にも「M26」[デイリー]

ロッテの井口資仁監督(46)は13日、ペイペイドームで行われる14日からのソフトバンク3連戦、初戦勝利し、優勝マジック点灯へ加速させる意気込みを明かした。オリックスの結果次第では最短で16日に、1シーズン制では51年ぶりとなる「M26」がともる。

前カード楽天戦3連勝を果たし、Vロードを突き進むマリーンズ。まずは初戦、中8日で絶好調のロメロをぶつけ、眼下の敵を意気消沈させる。「まずはロメロが投げるので、頭、勝てるように。いいピッチャーがくるけど、誰が相手であろうと、我々はしっかりと自分達の野球をやるだけ」と力を込めた。

開幕前、優勝候補の最右翼とされた相手も一筋の望みをかけ千賀、スチュワート、マルティネスと状態のいい先発陣で3タテを狙ってくる。だが、マリーンズも一歩も引く気はない。9月に入り打撃陣では3本塁打のレアード、2本塁打のマーティンに加え、10試合連続安打で9月打率.400の藤岡と上位から下位まで抜け目のない打線で攻略する。

ページトップ

ロッテ・ロメロ、14日ソフトバンク戦で先発へ「準備はできています」[デイリー]

ロッテのエンニー・ロメロ投手が14日のソフトバンク3連戦(ペイペイドーム)の初戦に先発する。

昨年まで中日に在籍していた左腕は6月に途中入団。前回9月5日の日本ハム戦(ZOZOでは)最速155キロの直球を主体に7回を投げ9奪三振1失点で首位浮上に導いた。

中8日でのマウンドとなり「準備はできています。チームも良い順位にいますので、私もチームを勝利に導けるように、1球1球、気持ちを込めたボールを投げ込んで、全力を尽くして頑張ります」。初戦勝利を呼びこむ投球をと意気込んだ。

ページトップ

[千葉魂]鉄腕益田150セーブ達成、開幕当初の不調跳ね返す[千葉日報]

プロ初セーブはルーキーイヤーの2012年8月5日のバファローズ戦(京セラドーム)。そこから10年。益田直也投手はセーブを積み重ね、9月8日のバファローズ戦(ほっともっと神戸)で150セーブを達成した。出番がある時も、ない時もブルペンでいつ呼ばれてもいいように備え、ここまで来た。

振り返ると投げに投げたプロ野球人生だ。大きなケガで戦線離脱することなくチームを支え続けている鉄腕は試合後、久しぶりの笑顔を見せた。チームは優勝街道を突き進み、自身も31セーブでリーグトップを独走中。順風満帆なシーズンも、しかしスタートは苦しかった。

「最初にいきなりやられたのは正直、きつかった。開幕カードで、しかも2試合連続。しんどかったです」。

その時の心境を益田は包み隠さず、明かしてくれた。3月26日の開幕戦、チームは敗れると、翌27日も敗れた。同点の9回に益田が登板して打たれた。翌28日は1点ビハインドの9回に打線が2点を奪い逆転した場面で登板。2点を失い負けた。開幕カード2戦目から2試合連続の負け投手。同一カード3連敗に1人、責任を背負い込んだ。百戦錬磨の男もさすがにへこんだ。ふと目にした自身のインスタグラムにも厳しいコメントが並んでいた。

「SNSとかは見ないようにはしたかったけど、どうしても目に入ってしまった。つらいけど、だからといって自分が悪いこと。当たり前だけど、けじめをつけて切り替えて、試合でやり返すしかないと思っていました」と益田。

落ち込む姿に首脳陣も心配した。移動のバスの中で今岡真訪ヘッドコーチや吉井理人投手コーチから「大丈夫。まだ取り返すことが出来るから大丈夫」と声を掛けられた。信じてくれる気持ちが嬉しかった。期待に応えなくてはいけないと気持ちを奮い立たせた。

クヨクヨすることなく自分と向き合い、感覚的にしっくり来ていない部分、うまく制御できていない変化球の修正に取り組んだ。4月に入っても、まだいつもの背番号「52」の姿とは程遠いものがあったが、少しずつ確実に絶対的守護神の姿になってきた。そこからは誰もが知るこの成績だ。9月12日試合終了時点で53試合に登板をして1勝31セーブで防御率1.79。現在、首位のマリーンズの立役者となっている。苦しかったシーズン当初も、今は前向きに振り返られる。

「あそこで失敗をしていなかったらその後の結果はなかったかもしれないと、今は思える自分がいます。あそこでいきなりつまずいて、今までやってきたことが揺らいで否定してしまいがちになることもあったけど、自分は自主トレからやってきたことを信じて変えないと決めました。それが良かったと思うし、あの経験は今に生きている。そして今後にも生きると思います」。

失敗に言い訳をすることなく真摯に向き合いながらも自分を疑うことはしなかった益田。やってきたことを信じた結果、今がある。かくして逆境を跳ね返した男は心身共に強く、たくましく成長した。誰もが認めるパ・リーグ最強の守護神だ。抜群の安定感で緊迫した最終回を締める。1974年以来のリーグ1位でのリーグ優勝に向かってまい進するチームを引っ張っている。

「ヒーローインタビューに上がらせていただいた時にも言いましたけど、ここまで応援してくれたたくさんのファンがいる。ずっとずっとリーグ1位で優勝して欲しいと願い続けて応援してくれるファンの人達にリーグ優勝を見せたいと思っています」と益田は力強く語る。優勝の最後のマウンドはもちろん、この男の出番だ。打ちひしがれた開幕カードを乗り越え、歓喜の秋へ。その瞬間は確実に近づいている。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)

ページトップ

苦手・楽天を「お得意様」にしたロッテ! 悲願のレギュラーシーズン1位が見えてきた?[BASEBALL KING]

◇上位をともに争う楽天を相手に9連勝!

両リーグとも稀に見る接戦となっている2021年のプロ野球。そんな中、パ・リーグではロッテが抜けてきたという印象を受ける。

その要因の1つには、このところの先発陣の安定があるだろう。東京五輪後の後半戦25試合のうち、先発投手に負けがついたゲームはわずか3試合。直近7試合に限れば、先発投手が6回以上を投げて自責点3以内に抑えるQS(クオリティ・スタート)が6試合、そのうち4試合は、先発投手が7回以上を投げて自責点2以内に抑えるHQS(ハイ・クオリティ・スタート)という安定ぶりである。

9月12日の楽天戦で先発した河村説人は5回で降板したものの、自責点は「1」としっかりとゲームをつくって勝ち投手となっている。その結果、チームは楽天相手に9連勝を飾った。

昨季のロッテはペナントレースで2位になりながらも、1位のソフトバンクとは14.0ゲームの大差をつけられた。その要因の1つが、苦手チームをつくってしまったことだろう。その筆頭が楽天であり、昨季の対戦勝率はわずか「.348(8勝15敗1分)」。他には西武にも対戦勝率.375(9勝15敗0分)と苦手としていた。

しかし今季は、この9連勝もあって楽天戦の対戦勝率は「.700(14勝6敗1分)」と大きく勝ち越しており、完全に「お得意様」としている。しかも、楽天は下位球団ではなく上位争いをしているチームだ。その直接対決で7割という高い勝率を残していることは、相対的な部分でもかなり大きい。

一方、西武は相変わらず若干苦手としており、対戦勝率は「.400(6勝9敗4分)」である。しかし、それを補って余りあるほど日本ハムには大きく勝ち越し、その対戦勝率は8割を超える「.818(9勝2敗4分)」だ。つまり、今季のロッテは、楽天と日本ハムというお得意様を2チーム作っていることになる。

◇2チーム以上のお得意様を作ることが優勝条件の1つ?

過去のシーズンを振り返ってみると、「対戦勝率6割超のお得意様を2チーム以上つくる」ことが優勝の1つの条件となっているようだ。過去10シーズンにおいてパ・リーグを制した延べ10チームのうち、実に9チームがこの条件にあてはまっている。

唯一の例外は2014年のソフトバンクであり、この年のソフトバンクが6割を超える対戦勝率(.609)を残したのは西武のみだった。ただ、5球団全てに対戦勝率5割以上を残しており、突出したお得意様はなかったもののまんべんなく勝っていたということになる。

もちろん中には、対戦勝率6割超のお得意様が2チーム以上あっても2位、あるいは3位に終わったケースもある。しかしそれは、上位と下位の差が大きかったシーズンのこと。上位から下位までが比較的僅差でひしめく今季にはあてはまらない。

2位のオリックスはパ・リーグでの貯金は「1」に止まるも、パ・リーグ勢が苦戦した交流戦で積み上げた7つの貯金がモノを言っている状況。3位の楽天も対戦勝率6割超の「お得意様」は1球団のみで、そこで得た貯金を対ロッテ戦の借金で吐き出してしまっている。

苦手・楽天を逆にお得意様にしたロッテが、悲願のレギュラーシーズン1位へと向かってラストスパートをかけるのか。残り30数試合、まだまだ目の離せない展開は続いてきそうだ。

※数字は9月12日終了時点

ページトップ

首位・ロッテ、上位対決に4勝1敗1分、貯金は今季最多の「12」[BASEBALL KING]

◇先週1週間を4勝1敗1分

ロッテは先週、オリックス、楽天との上位対決が続く1週間となったが、4勝1敗1分で勝ち越し、8日の試合後には首位に再浮上した。

ロッテは9月4日からの日本ハムとの3連戦に2勝1分と勝ち越し、5日の試合後には球団51年ぶりとなる9月単独首位に浮上と、最高の状態でオリックスとの“首位攻防戦”を迎えた。

敵地・ほっと神戸での“首位攻防”の初戦、11勝を挙げる宮城大弥から打線は初回に4番・マーティンの2点適時二塁打で幸先よく2点を先制すると、2回にも中村奨吾の犠飛で2回までに3点を奪う展開。先発・美馬学も6回を1失点にまとめ、“勝ちパターン”の7回を担当する国吉佑樹にバトンをつないだ。国吉が1イニングを無失点に抑えたが、8回に登板した佐々木千隼が2点を失い同点に追いつかれる。3−3の9回は田中靖洋がマウンドにあがるも、大下誠一郎に適時打を浴びサヨナラ負け。オリックスと入れ替わり2位に後退した。

7日の試合前まで4月23日のソフトバンク戦、2−1の9回に逆転を許し敗戦して以降、6回終了時点でリードしている試合は28連勝中(28勝0敗4分)だったが、この試合に敗れその連勝もストップ。3回以降チャンスを作りながらあと1本出なかったとはいえ、序盤に宮城から得点し、先発がゲームを作り、リリーフ陣につなぐ理想的な試合運びだっただけに、この負けはチームにとって痛い負けのように思えた。

ここでズルズルいかないのが今年のマリーンズ。翌8日の第2戦は4回に先制を許すも、6回にマーティンの適時打で同点に追いつき、1−1の8回にマーティンの3ランで勝ち越し。このリードを8回・佐々木、9回・益田直也の継投で逃げ切り、首位に再浮上。3戦目も1−2の9回に荻野貴司の値千金の同点本塁打が飛び出し引き分け。

本拠地・ZOZOマリンに戻って10日からの楽天との3連戦では、2−2の9回2死走者なしからレアードが第22号ソロでサヨナラ勝ち、2戦目は小島和哉がプロ初完投勝利、3戦目は先発・河村説人が初回に失点し、打線も初回に満塁の好機を活かせず無得点、2回も1死一塁から加藤がバント失敗と嫌な流れだったものの、3回に中村、レアードの一発で逆転すると、その後得点を挙げ終わってみれば9−2の圧勝。楽天との3連戦に3連勝し、2位・オリックスが西武に敗れたため、ゲーム差を「2」に広げた。投打がガッチリと噛み合った1週間だった。

[先週1週間の成績]
7日vsオリックス(●3−4x)
8日vsオリックス(○4−1)
9日vsオリックス(△2−2)
10日vs楽天(○3x−2)
11日vs楽天(○4−1)
12日vs楽天(○9−2)

◇先発投手が試合を作る

先週はこれまで課題にしていた先発の頑張りが大きかった。12日の楽天戦に先発した河村以外は、5人全員がQS(6回3自責点以内)を達成し、河村もQSとはならなかったものの、5回・70球・5安打・1失点で勝利投手になった。

長いイニングを投げたことに加え、素晴らしかったのは6人で与えた四死球は41イニングでわずかに5つ。楽天との3連戦では、初戦に先発した佐々木朗希が8回0与四死球、2戦目の小島が9回0与四死球、3戦目の河村が5回0与四死球と、1つも四死球を与えなかった。佐々木朗希、小島は立ち上がりからストライク先行の投球で球数も少なく、佐々木朗希が8回を投げ99球、小島も9回を投げ109球だった。

先発陣が長いイニングを投げるとなれば、そのぶんリリーフ陣の負担も減る。その前の週は守護神・益田とセットアッパーの国吉が3連投し、東妻勇輔も1週間に4試合に登板するなど、リリーフ陣の疲労が心配だった。先週は益田が3連投したものの、国吉と佐々木が2登板、そのほかのリリーフ陣も2登板と、リリーフ陣を休ませることができた。楽天戦の3戦目は攻撃の手を緩めず、7回以降も得点を重ねたことで、佐々木、益田を使わず勝利したのも大きい。

[先週の先発投手]
オリックス
7日:馬学…6回 安6 振4 四死4 自責1
8日:二木康太…7回 安3 振5 四死0 自責1
9日:石川歩…6回 安7 振1 四死1 自責2
楽天
10日:佐々木朗希…8回 安2 振9 四死0 自責2
11日:小島和哉…9回 安4 振8 四死0 自責1
12日:河村説人…5回 安5 振3 四死0 自責1

◇繋がる打線

打線も7・8月の月間MVPに輝く活躍を見せた藤原恭大が9日に1軍登録を抹消されるも、その穴を全員でカバーした。

9日のオリックス戦では同日に昇格したばかりの小窪哲也が『2番・一塁』で出場し、0−2の7回に移籍後初安打となる第1号ソロを放てば、『2番・一塁』で出場した11日の楽天戦では初回に先頭の荻野の三塁打を打った直後の初球をレフトへ先制の犠飛。2番で出場した2試合は、いずれも打点を挙げた。

楽天との3連戦では、レアードが打ちまくった。初戦にサヨナラ本塁打を含む2本塁打3打点、34歳の誕生日となった11日の2戦目も7回に適時二塁打、3戦目は同点の3回に打った瞬間にそれと分かる勝ち越しの2ラン、さらに貴重な2点適時打を放つなど、この3連戦は打率.636(11−7)、3本塁打、7打点の大活躍だった。

上位打線だけでなく、8番を打つ藤岡裕大も好調で、1日の西武戦から10試合連続安打中。12日の楽天戦ではセンターオーバーの適時二塁打を放ち、下位打線から上位打線につなぐだけでなく、好機で1本出ると大量得点になりやすい。“8番”藤岡は、打線において非常に重要な役目だ。

◇単独首位も油断は禁物

1ヶ月前に後半戦が始まったときには、貯金が3つで、首位・オリックスに2.5ゲーム差で追う3位だった。後半戦の1ヶ月で15勝6敗1分、貯金を12に増やし、単独首位に立った。

7月以降は3連敗が1度もなく、打線はリーグトップの得点力を誇り、投手陣も勝利の方程式が確立され、ここへ来て先発陣も安定してきた。チーム力は間違いなく上がっている。

残りは35試合。首位だからといって安心もできない。昨年はソフトバンクと優勝争いを演じながら、最後は急失速した例もある。さらに47年間勝率1位でのリーグ優勝はなく、シーズン最終盤に優勝へ向けて、重圧を感じることがあるかもしれない。

とにかく今は首位、優勝マジックといった先のことを話すよりも、目の前の試合に勝利して貯金を増やしていくことが大切。白星を積み重ねた先に、優勝マジック点灯、その先のリーグ優勝も見えてくる。今の状況を楽しみながらも、冷静でいたい。

ページトップ