わたしはかもめ2021年鴎の便り(9月)

便

9月15日

福岡ソフトバンク4−5千葉ロッテ(PayPayドーム)

ロッテが逆転勝ちで6連勝。3−4の6回に藤岡の適時打で追いつき、7回に角中の適時二塁打で勝ち越した。3番手のハーマンが初勝利、益田が自己最多に並ぶ33セーブ目。ソフトバンクは中継ぎ陣が踏ん張れず、4連敗を喫した。

123456789R
千葉ロッテ1020011005
福岡ソフトバンク0022000004

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鷹の勢い止めたロッテドラ1鈴木昭汰 「しっかり抑えてくれた」井口監督[ニッカン]

ソフトバンクの勢いを、ドラフト1位左腕鈴木昭汰投手が止めた。美馬が4回途中に逆転KOされ、なおも1死二、三塁のピンチ。2番手で登板すると、連続三振で追加点を阻止。最後は帽子を落とす熱投だった。

5回には2死後に3連打を浴びるも、無失点。逆転勝利につなげた。井口監督は「あの2イニングをしっかり抑えてくれて、勝ちパターンに持っていけたのは大きい。どうしても負ける試合だと、あそこで追加点を取られてずるずるいってしまうので」と強心臓のルーキーをたたえた。

指揮官の「中継ぎが頑張ってくれれば、中盤でも点を取る力があるので」との筋書き通りに7回までに勝ち越し。6回以降はハーマン、国吉、佐々木千、益田と無失点リレー。唐川の故障離脱後に「8回の男」の座をつかんだ佐々木千は、この日で20個目のホールド。守護神益田は自己最多タイの33セーブ目。ますます緊迫感が増していくシーズン終盤も、必勝リレーでつかみ取る。

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ロッテ16日結果次第で70年以来のマジック点灯!マリーンズになって初[ニッカン]

いよいよ「M」点灯へ!ロッテがソフトバンクに逆転勝利し、引き分けを挟んで今季2度目の6連勝を飾った。3回、7回と角中勝也外野手(34)が2本の適時打を放ち、6回以降は守護神益田直也投手(31)まで無失点でバトンをつないだ。貯金は昨季最多に並ぶ14となり、16日の結果次第で優勝マジック26が点灯する。1970年(昭45)以来、球団名がマリーンズになってからは初めての「M」として、これ以上相応しい数字はない。


千葉ロッテマリーンズとしての初めての「M」が、もう目の前にある。取って、取られて、取り返して。昨季苦杯を喫したソフトバンクにも簡単に負けない強さをもって、いよいよカウントダウン開始が迫る。

16日に勝つか引き分け、2位オリックスが敗れれば、優勝マジック26が点灯する。実に運命的な数字だ。「ファンはベンチ入り25人に続く26人目の選手」として、05年に「ファンのための背番号」になった。そこから17年間、ベンチには背番号26のユニホームがずっと飾られている。 この夜も福岡に集まったファンの手拍子に押され、ロッテ一筋15年の男・角中が渋く光った。3回に152キロを引っ張り、7回にはスライダーを左中間へ。2本の適時打でまた1歩、夢に近づけた。

いずれも1ストライクからの球を狙った。首位打者を2度。2ストライク以降に低く構えて粘る独自スタイルは、球界では全国区になった。先日も20メートル先にいたオリックス・ジョーンズにモノマネされたばかり。「今年は1ヶ月くらいしか仕事してないので、終盤しんどいところで仕事できて良かったです」。巧みな打撃技術を示し、喋りも少しずつ乗ってきた。

独立リーグを経て、NPBに挑んだ。チームは日本一になったが、勝率1位でのリーグ優勝とは無縁だ。3位から日本一になった“下克上”の2010年も「その時、多分1ヶ月も1軍にいないんじゃないかな。優勝の瞬間もいないので。自分としては優勝してないので。浦和ではありますけど。浦和では日本一になりましたけど」。

2軍での優勝経験をしっかり強調しつつ「若い選手はどうか分かんないですけど、自分らからしたら、こういう時期にそういうゲームができるのは野球選手としてはありがたい」と感謝する。今は目の前の1球に集中するのみ。マジック点灯の可能性にも「まだそんな意識するとこじゃないと思いますけどね、個人的には」と素っ気ない。「もしかしたら緊張でガチガチになってる人もいるかもしれないですけど」。止まらぬ角中節、止まらぬ勢い。ロッテが走る。

ロッテと「26」
05年からファンのための番号として、欠番になっている。同年の開幕前にバレンタイン監督が、ベンチ入り25選手に次いで、ファンが「26番目の選手」であるとして、空き番号になっていた26番を欠番にすると発表した。ベンチには26番のユニホームが飾られ、現在の球団ファンクラブの名称も「TEAM26」となっている。

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ロッテ・マーティン18日の日本ハム戦から復帰見込み、井口監督が明言[ニッカン]

ロッテ井口資仁監督(46)は試合後、レオネス・マーティン外野手(33)について「おそらく北海道からしっかり試合に出られると思います」とし、18日から行われる日本ハム3連戦(札幌ドーム)で復帰見込みと説明した。

マーティンは発熱症状があり、14日に特例2021で出場選手登録を抹消された。その後PCR検査で陰性判定が出ていた。16日までは大事をとって、1軍昇格はしない予定だ。

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ロッテ今季2度目6連勝、16日の結果次第では優勝マジック26点灯[ニッカン]

ロッテが勝利し、引き分けを挟んで今季2度目の6連勝となった。

明日16日にロッテが勝利または引き分けで、オリックスが敗れれば、ロッテに優勝マジック26が点灯する。

この日は1点を追う6回、打撃好調の藤岡裕大内野手(28)の適時打で同点とし、7回には角中勝也外野手(34)の適時二塁打で勝ち越した。

先発の美馬学投手(34)が4回途中でKOされるも、2番手鈴木昭汰投手(23)が後続を断ち、6回以降の盤石リリーフ陣につないだ。佐々木千隼投手(27)は今季20ホールドを記録し、益田直也投手(31)は自己最多タイの33セーブ目を挙げた。

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ロッテ中村奨吾110試合目で早くもキャリアハイ60打点に到達[ニッカン]

ロッテ中村奨吾内野手(29)が自己最多となるシーズン60打点目を挙げた。この試合を含め、34試合を残してのキャリアハイとなった。

1回1死三塁で、ソフトバンク・スチュワートの152キロ直球を捉え、中前への先制適時打とした。

プロ7年目の今季は、開幕3戦目以降は全て3番打者としてスタメン出場。3割前後の打率をキープし、打線の中心的存在となっている。

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ロッテ、16日にも51年ぶりM点灯、角中の7回決勝タイムリーで6連勝[サンスポ]

パ・リーグ首位のロッテは15日、ソフトバンク18回戦(ペイペイドーム)に5−4で逆転勝ちし、今季最多タイの6連勝(1分け挟む)を飾った。7回に角中勝也外野手(34)が勝ち越しの適時二塁打を放つなど2安打2打点を挙げ、勝利に貢献。チームは貯金を今季最多の「14」とし、2位・オリックスとのゲーム差を4に広げた。16日の結果次第でロッテにリーグ優勝へのマジックナンバー「26」がいよいよ点灯する。

コンパクトなスイングで、大きな勝利を呼び込んだ。ヒーローはロッテの誇るバットマン、角中だった。

「真っ直ぐ(直球)がすごく速いピッチャーなので、真っ直ぐは諦めて、スライダー、フォークボール狙いでいきました」。

同点の7回1死二塁。158キロを計測するなど直球の威力抜群の甲斐野に対し、バットを短く持った角中は両足を大きく開き、140キロの変化球を左中間へ打ち返した。「個人的には打ち取られた当たり」という打球は、卓越したミート力に気迫が乗った分、もうひと伸び。猛然と追う左翼手・栗原のグラブをかすめるように落ち、決勝の二塁打となった。

1−0の3回2死一、三塁ではスチュワートの152キロを捉えて右前適時打とした。直球にも、変化球にも対応し、2安打2打点。2012年に独立リーグ(四国IL・高知)出身選手として初の首位打者に輝き、16年にも同タイトルを獲得した入団15年目のベテランが、陰りのない巧みなバットコントロールでチームを6連勝に導き「シーズン終盤のしんどいところで仕事ができて良かった」と声を弾ませた。

ヒーローインタビューでは「集中力の源」を問われ「別にいいところで打てただけで…むしろ自分が教えて欲しいくらいです」と控えめに笑った。今季は開幕直後こそ主に代打起用だったが、4月下旬からスタメンに定着し、勝負どころで見事な活躍。この勝利で、1シーズン制では1970年以来51年ぶりとなる優勝へのマジックナンバーが16日にも「26」で初点灯する。

2005年にプレーオフを経て優勝したロッテだが、07年に入団した角中は「自分自身、経験したことないので分からない」と未体験ゾーン≠ノ思いをはせた。残り33試合。勢いづくと止まらないロッテが、実りの秋へ加速する。

データBOX
首位・ロッテがソフトバンクに勝ち、2位・オリックスが楽天に負けたため、16日にもロッテに優勝へのマジックナンバーが点灯する。16日にロッテがソフトバンクに勝利もしくは引き分け、オリックスが楽天に負けると、優勝マジック26が点灯する。プレーオフがない1シーズン制でロッテに優勝マジックがつくのは1970年以来となる。

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ロッテ・マーティン18日復帰へ、井口監督が見通し[サンスポ]

ロッテの井口監督は15日、「感染拡大防止特例2021」を適用して出場選手登録から外れているマーティン外野手について、18日の日本ハム戦(札幌ドーム)で復帰する見通しを明らかにした。「大丈夫。おそらく北海道からしっかり試合に出られる」と説明した。

マーティンは14日に発熱したが、14日に発熱して登録を外れたが、新型コロナウイルスのPCR検査は陰性だった。今季は97試合に出場して25本塁打、70打点。復帰が可能になれば、10日間を待たずに再登録できる。

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ロッテが6連勝、2位・オリックスとのゲーム差を4に広げる[サンスポ]

首位のロッテが競り勝ち、6連勝。同点の7回、角中が左中間に適時二塁打を放ち、これが決勝点となった。3番手で登板したハーマンが今季初勝利。益田は自己最多に並ぶ33セーブ目を挙げた。チームは貯金を今季最多の14とし、2位・オリックスとのゲーム差を4に広げた。

ソフトバンクはスチュワート、ロッテは美馬が先発した一戦。ロッテは1回に中村奨の右前適時打で先制。3回は角中、エチェバリアの連続適時打で2点を追加した。しかし、先発の美馬がその裏、柳田に26号2ランを浴びると、4回にはデスパイネに同点3号ソロ、今宮には右前適時打を浴び、逆転された。それでもロッテは6回に藤岡が右前適時打を放ち、同点。7回に勝ち越すと国吉、佐々木千、益田の救援陣を1点のリードを守った。

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後半戦負けなしのロッテ・美馬が4回途中で降板[サンスポ]

ロッテの先発、美馬学投手(34)は3−0とリードを広げた直後の3回に柳田に26号2ランを浴び、1点差に迫られると、4回には先頭打者のデスパイネに同点ソロを被弾した。

その後も1死二、三塁のピンチから今宮に勝ち越しの右前適時打を許したところで交代を告げられた。ここまで後半戦は4戦2勝と安定していたが、試合を作れずにマウンドを降りた。

今季ソフトバンク戦は3試合に先発し、勝ち負けなしも防御率6.75と苦にしていたが、4度目の対戦でも白星の権利を手にすることができなかった。

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ロッテ・中村奨が先制打、相性いいソフトバンク戦[サンスポ]

首位のロッテは1回、中村奨が1死二塁から、スチュワートの152キロの直球を軽打するように中前へ先制適時打を放った。4試合連続安打となり「初回からチャンスで回ってきたのでまず先制することができてよかったです」と笑みを浮かべた。試合前まで対ソフトバンクに55打数19安打で打率.345の相性の良さを発揮した。

3回に右前適時打を放った角中
「嬉しいです。その一言に尽きます。」
3回に左翼線へ適時二塁打を放ったエチェバリア
「センター方向を意識して打席に立ちました。うまく反応できました。」

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ロッテ6連勝!“五輪男”角中が千金打、16日にも51年ぶりM点灯[スポニチ]

「五輪男」の本領発揮だ。4−4の7回1死二塁。ロッテ・角中のバットが、甲斐野の140キロフォークを捉えた。左中間への決勝二塁打。それでも、15年目のベテランは「個人的には打ち取られた当たり。ちょうどいい所に落ちてくれた感じ」と、飄々と振り返った。

3回にはスチュワートの152キロ直球を右前適時打。「真っ直ぐを引っ張ったのは久しぶり。自分でもビックリ」。ここ2試合で3打点を挙げ、51年ぶりのマジック点灯を引き寄せる活躍にも、独立リーグからNPB入りした苦労人は浮かれなかった。

五輪開催年には不思議な縁がある。ロンドン五輪の12年、リオデジャネイロ五輪の16年には、いずれも首位打者を獲得。1年延期で東京五輪が開催された今年も5月まで打率3割台をキープしたが、以降は成績は下降した。それだけに「今年は1ヶ月くらいしか仕事していない。終盤しんどいところで仕事できてよかった」と、胸をなで下ろした。

成長株としてチームの原動力となっていた藤原も左ふくらはぎの打撲で離脱しており、前日からはチームトップの25本塁打をマークしている主砲のマーティンが発熱で離脱。主力不在の危機を見事に救う活躍でチームは今季最長タイの6連勝(1分け挟む)とした。2位のオリックスを4ゲーム差に引き離し、きょう16日にも1シーズン制ではリーグ優勝した70年以来となるマジック「26」が点灯する。井口監督は「(角中は)状態がちょっとずつ上がってきた。マーティンもいないのでやってもらわないと困る」と期待を寄せた。

ポストシーズンを制して日本一まで駆け上がった10年は13試合の出場で1安打も記録できなかった角中は「自分としては優勝していない」とまで言う。反骨心と向上心で成り上がってきた男に、本当の意味での「優勝」という最高のタイトルが近づいてきた。

◇ロッテが○か△でM点灯

首位・ロッテがソフトバンクに勝利、2位・オリックスは楽天に敗れた。この結果、16日にもロッテに優勝へのマジックナンバーが初点灯する。条件はロッテが○か△、オリックスが●ならM26が出る。1シーズン制でのロッテのM点灯は70年以来51年ぶりとなるがどうか。

70年9月5日のロッテM点灯
平和台で西鉄と対戦。3回までに0−7とリードされたが、山崎、江藤慎、池辺、アルトマンが本塁打するなど10得点で逆転勝ち。2位・南海が東映とのダブルヘッダーに連敗したためM24が点灯した。
中村奨(初回1死三塁で先制の中前適時打)
「初回からチャンスで回ってきたので先制できてよかった。チームが勝つことが1番。」

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ロッテ・マーティン、18日日本ハム戦で復帰へ[スポニチ]

ロッテの井口監督が「感染拡大防止特例2021」を適用して出場選手登録から外れているマーティンについて、18日の日本ハム戦(札幌ドーム)で復帰する見通しを明らかにした。「大丈夫。おそらく北海道からしっかり試合に出られる」と説明した。

マーティンは14日に発熱したが、新型コロナウイルスのPCR検査は陰性だった。復帰が可能になれば10日間を待たずに再登録できる。

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ロッテ・角中、千金二塁打で6連勝貢献、51年ぶりマジック前進も「経験したことないので…」[スポニチ]

ロッテは4−4の7回に角中の左中間への適時二塁打で勝ち越し、1分けを挟んで6連勝を飾った。2位のオリックスが敗れたため、16日にもチーム51年ぶりとなる優勝マジック「26」が点灯する。

2安打の活躍を見せた角中は3回2死一、三塁で右前適時打について「何とか追加点がほしいと思ってましたし、2アウトだったので良かったです」。4−4の7回1死二塁からは勝ち越しの左中間への適時二塁打を放ち「真っ直ぐが凄く速いピッチャーだったので、真っ直ぐは諦めてスライダーとフォーク狙いでいきました」と振り返った。

チームは1分けを挟んで6連勝を飾り、最短で16日にもチーム51年ぶりとなる優勝マジック「26」が点灯する。角中は「自分自身経験したことないので分からないです」と話しながらも「チームの雰囲気は良いです」。最後に「1戦1戦、全部勝つつもりで選手はやっているので応援よろしくお願いします」と優勝に向けてファンへメッセージを送った。

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ロッテ、接戦を制して6連勝!16日にもチーム51年ぶりのマジック「26」点灯へ[スポニチ]

ロッテは4−4の7回に角中の左中間への適時二塁打で勝ち越し、1分けを挟んで6連勝を飾った。2位のオリックスが敗れたため、16日にもチーム51年ぶりとなる優勝マジック「26」が点灯する。

打線は3−4と1点リードされた6回1死一、二塁、藤岡の右前適時打で同点に追いつく。4−4で迎えた7回には1死二塁から角中が左中間への適時二塁打を放ち、勝ち越しに成功した。

投げては6回に3番手で登板したハーマンが3者凡退に抑えて今季初勝利。7回に5−4と勝ち越した後は国吉、佐々木千と無失点継投。9回は守護神の益田が試合を締めて今季33セーブ目をマークした。

6連勝を飾ったロッテは、敗れたオリックスとのゲーム差を4に。16日にロッテが勝ちもしくは引き分けでオリックスが敗れた場合、1970年以来チーム51年ぶりとなる優勝マジック「26」が点灯する。

ソフトバンクは2−3とリードされていた4回にデスパイネの3号ソロと今宮の右前適時打で2点奪って逆転に成功したが、その後勝ち越しを許すと1点も奪えず4連敗となった。

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角中勝也V打6連勝!16日にも51年ぶりマジック点灯[報知]

しぶとく、したたかに1点をつかみにいった。同点の7回1死二塁。甲斐野の150キロ台後半の速球に目を見張った角中は狙いを切り替えた。「すごい速い投手なのでスライダーとフォークボール狙いでいきました」。読みは当たった。カウント1−2からの4球目。真ん中に入ってきたフォークボールを左中間へ。決勝の適時二塁打になった。「打ち取られた当たりでしたが、いいところに飛んでくれました」と笑みを浮かべた。

日替わりでヒーローが生まれるのがロッテの強みだ。4番のマーティンが発熱のため14日に登録を抹消されると、4番に上がったレアードに代わり5番に座った。3回の第2打席では右前適時打。「終盤のしんどいところで仕事ができて良かった」とうなずいた。井口監督も「こういうところでやってもらわないと困る」と、さも当然といった口調でたたえた。

1分けをはさんで6連勝。16日に勝つか引き分けて、オリックスが敗れると優勝へのマジック26が点灯する。2005年のリーグ優勝はシーズン2位からプレーオフを勝ち抜いてつかんだもの。1974年は前、後期制だったために通期でのマジック点灯も、シーズン1位も70年以来51年ぶりとなる。15年目の角中ですら「(マジックを)経験したことがないので分からないです」と言うほど。しびれる場面が増えるはずだが、「そういう試合ができるのは野球選手としてありがたい」と角中。V争いができる喜びをかみしめながら、歓喜へのカウントダウンを始める。

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角中勝也が決勝打、16日にもマジック26が点灯[報知]

ロッテがソフトバンクに逆転勝ちした。同点の7回1死二塁。角中勝也が左中間へ決勝の適時二塁打を放った。「(甲斐野は)すごい速い投手なのでスライダーとフォークボール狙いでいきました。打ち取られた当たりでしたが、いいところに飛んでくれました」と笑みを浮かべた。

1分けをはさんで6連勝。16日に勝つか引き分けて、オリックスが敗れると優勝へのマジック26が点灯する。井口資仁監督は「誰もピンとこないでしょうね。出てもまだ(数字が)でかいでしょうから」と笑い飛ばしていた。

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藤岡裕大が同点打[報知]

ロッテ・藤岡裕大内野手が1点を追う6回に同点打を放った。1死一、二塁でカットボールを右前へはじき返した。

「同点のチャンスだったので何とか1本出せるようにと思って打席に入りました。このチャンスに打ててよかったです」と喜んだ。9月1日の西武戦から12試合連続安打と好調が続いている。

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美馬学が4回途中4失点で降板[報知]

8月31日の西武戦以来となる6勝目を目指して先発した美馬学が4回途中4失点で降板した。3点リードの3回、柳田に右越え26号2ランを浴びて1点差とされると、4回には先頭のデスパイネに3号ソロを打たれて追いつかれた。

さらに1死二、三塁のピンチを招くと、今宮に右前適時打を許して勝ち越されて降板した。「先に3点もらって、こんなピッチングで申し訳ないです」と悔しがった。

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中村奨吾が先制打[報知]

ロッテ・中村奨吾内野手が先制打を放った。初回1死三塁、スチュワートの152キロ直球を中前へはじき返した。

「初回からチャンスで回ってきたので、先制することができてよかったです。このカードを勝ち越せるように、みんなで次の1点をしっかり取りたいです」と気持ちを高めていた。

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ロッテ・角中6連勝打!16日にもマジック点灯、両リーグトップ29度目の逆転勝ち[デイリー]

マリーンズらしい両リーグトップとなる29度目の逆転勝ちで、今季2度目の6連勝。敵地で井口ロッテが威勢良く勝ちどきを上げた。角中がV打を含む2安打2打点。16日にオリックスが敗れ、ロッテが引き分け以上で優勝マジック「26」が点灯。「自分自身、経験したことないので分からないですけど、全部勝つつもりで選手はやってます。応援よろしくお願いします」。ファンに高らかに言った。

マーティン不在を感じさせない打線の破壊力だ。発熱により「2021特例」で主砲は抹消中。藤原も左ふくらはぎ打撲でいない中、2試合連続5番に座ったベテランが大仕事だ。1点リードの3回、スチュワートの152キロを強振し、右前適時打。会心の当たりに「自分でもびっくりした」と驚いたほど。

さらに同点の7回では、甲斐野のフォークを捉え左中間を破る決勝二塁打。「すごい速い投手なので、真っ直ぐは諦めてました。フォーク狙いで」。2度の首位打者の技と経験で打ち砕いた。

ロッテ一筋15年も、V経験はない。10年の下克上日本一も、胴上げの瞬間は2軍。「(2軍)浦和の日本一はありますけど」と笑った後「こういう時期に緊張して野球をやれるのはありがたいことと思ってやってます」と角中。リーグVへの加速度、勢いを増すばかりのマリーンズで、ベテランは悲願の頂へ必死にバットを振る。

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ロッテ・井口監督、16日にも点灯するマジックに「誰もピンとこないと思う」[デイリー]

ロッテがソフトバンクに競り勝ち、引き分けをはさんだ連勝を6に伸ばした。16日の試合で、ロッテが引き分け以上で、オリックスが敗れると、ロッテに、1シーズン制では51年ぶりとなるマジック26が点灯する。

井口監督はそのことを問われると「そうなんですか?誰もピンと来ないと思うんですけどね。出てもでかい数字でしょうから」と、意に介していなかった。

試合は初回に中村奨のタイムリーで先制。3回に角中、エチェバリアの連続タイムリーで2点を追加した。

4回に勝ち越されたものの、6回に藤岡が同点タイムリー。7回には角中が左中間へ勝ち越しのタイムリー二塁打を放った。競り合いを制し、指揮官は「しっかりと粘り強く追い越してくれた」と、選手をたたえていた。

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ロッテ6連勝!16日にもマジック点灯、角中がV打、リリーフ陣が奮闘[デイリー]

ロッテがソフトバンクに競り勝ち、引き分けをはさんだ連勝を6に伸ばした。16日の試合で、ロッテが引き分け以上で、オリックスが敗れると、ロッテに、1シーズン制では51年ぶりとなるマジック26が点灯する。

ロッテは初回に中村奨のタイムリーで先制。3回に角中、エチェバリアの連続タイムリーで2点を追加し、先手を取った。

しかし、ソフトバンクも一発攻勢を中心に反撃。3回に柳田が26号2ラン。4回にはデスパイネの同点3号ソロに加え、今宮のタイムリーで勝ち越されてしまう。

これにロッテは6回に好調の藤岡が同点タイムリー。7回には角中が左中間へのタイムリー二塁打を放ち、これが決勝点となった。

先発の美馬は4回途中4失点とふるわなかったが、鈴木−ハーマン−国吉−佐々木千−益田と救援陣が無失点リレーをつないだ。特に勝ち越された4回に、鈴木が美馬の後を受けたが、相手の盗塁もあり1死二、三塁のピンチで牧原大、三森を連続三振に斬り、反撃につなげた。

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ロッテ、角中、エチェバリアが連続タイムリー[デイリー]

ロッテが3回、角中、エチェバリアが連続適時打を放った。

初回に中村奨の中前適時打で先制。3回2死一、三塁から角中は、スチュワートの152キロを引っ張り右前打。14日の3連戦初戦に続き、2試合連続適時打に「嬉しいです。その一言に尽きます」とコメント。

さらに2死一、三塁からエチェバリアが、カーブを振り抜き、左線へ適時二塁打を放ち3点目。「センター方向を意識して打席に立ちました。うまく反応できました」とコメント。その裏の3回の守備では1死二塁から牧原大の遊ゴロで三塁へ送球し、今宮をタッチアウトに。メジャー仕込みの華麗な守備を披露した。

しかし、4回にデスパイネの同点3号ソロで追いつかれた。

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シーズン途中の補強が“大当たり”、首位快走のロッテで見逃せないフロントの慧眼[Full-Count]

◇14日のソフトバンク戦に勝ち、オリックスに3ゲーム差をつけたロッテ

ロッテが2005年以来、16年ぶりのリーグ優勝に突き進んでいる。14日のソフトバンク戦に3-1で競り勝ち、引き分けを挟んで6連勝。2位のオリックスに今季最大の3ゲーム差をつけ、優勝争いから抜け出しつつある。ここ最近の戦いぶりは投打の歯車ががっちりと噛み合っている。

特に後半戦に入って、勢いが増している。東京五輪の中断期間が明け、ペナントレースが再開されてから、26試合で16勝6敗4分。勝率は7割を超えており、後半戦25試合で10勝11敗4分と足踏みしているオリックスを抜き去った。石川や美馬、二木ら中心となるはずの投手が本来の調子ではない中で、首位を走り出した。

後半戦の好調ぶりを支えているのは主砲のレアードや、打撃好調の藤岡、中核を担う荻野や中村奨、守護神の益田や若き右腕・佐々木朗らの働きが欠かせない。それに加えて、目を見張るのはシーズン中に加入した“新戦力”の大当たりぶり。補強の成功がこの快進撃の一因となっている。

◇6月のトレードで獲得した国吉と加藤匠が貴重な戦力に

投手陣ではブルペンを支える国吉佑樹投手の存在が大きい。6月14日に有吉優樹投手とのトレードでロッテに加入した国吉はシーズンが再開となった8月13日に初の1軍昇格。セットアッパーのポジションを任されると、ここまで13試合に登板して2勝0敗8ホールド、防御率1.38と好投。現在8試合連続無失点中と安定感を見せている。

トレードで獲得した加藤匠馬捕手も正捕手の座を掴みつつあり、今ではなくてはならない存在に。国吉のトレードから2日後の6月16日に加藤翔平外野手とのトレードで中日から加入すると、すぐさま1軍での戦力に。“加藤バズーカ”と称された強肩が武器として知られていたが、リード面でも高く評価されている。

国吉はDeNAで今季18試合に登板して防御率5.16。加藤匠に至っては今季1軍出場なし、とファームで燻っていた。この2人が見事に戦力となり、トレードとしては大成功だったと言える。

◇ロメロ、エチェバリア、小窪も揃って1軍で戦力に

また、東京五輪の中断期間中に加入が決まった元中日の左腕ロメロもローテの一角を担う。150キロ台の力のある真っ直ぐに、スライダーやチェンジアップを駆使し、4試合に先発。白星こそ1勝だけながら、防御率1.54と好投を続けており、台所を支える貴重な先発投手となっている。

開幕直後の4月に入団したエチェバリアは打率.191と打撃面では期待を裏切っているものの、守備面での貢献度は高い。14日のソフトバンク戦でも、途中出場してすぐに中前へと抜けようかというゴロをキャッチしてピンチの拡大を防いだ。広島を退団、火の国サラマンダーズでプレーし、支配下登録期限ギリギリに加入が決まった小窪もデビュー戦でいきなり本塁打を放った。

シーズン途中加入の選手がこれほどまでに1軍で戦力となり、チームの欠かせぬ存在となることは珍しい。チームを率いる首脳陣、そしてプレーする選手達の奮闘ぶりはもちろん、的確な補強戦略を実行したフロントの慧眼も今のロッテの見逃せないポイントだろう。

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