わたしはかもめ2021年鴎の便り(9月)

便

9月19日

北海道日本ハム0−4千葉ロッテ(札幌ドーム)

ロッテは4回にレアードと山口の適時打で2点を先制し、6回にレアードの24号ソロ、8回にレアードの適時打で加点した。小島が4安打1四球で6三振を奪い、プロ初完封で自己最多の8勝目。日本ハムは中軸が無安打で零敗。

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千葉ロッテ0002010104
北海道日本ハム0000000000

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[データ]ロッテ小島和哉、プロ初完投→2戦連続完投勝利は球団30年ぶり[ニッカン]

ロッテ小島和哉投手(25)がプロ初完封でシーズン自己最多の8勝目を挙げた。

ロッテ投手の完封勝ちは20年9月14日オリックス戦の二木以来。左腕では14年7月16日ソフトバンク戦の古谷以来。小島は前回登板の11日楽天戦でプロ初完投(1失点)をマーク。ロッテ投手(外国人を除く)がプロ初完投から2試合連続完投勝ちしたのは、91年今野以来30年ぶり。今野は9月23日の日本ハム戦から完封、完封、完投と3試合連続で記録した。小島は前々回登板まで今季の与四死球率(9イニングあたりの与四死球数)が4.5あったが、最近2試合では打者62人に対し与四球1個と抜群の制球力を見せている。

ロッテの優勝マジック点灯は最短で22日。条件はロッテが22日までの2試合に連勝、同期間にオリックスが連敗でM22が出る。

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[とっておきメモ]ロッテ小島プロ初完封、野球ノートに蓄積の経験生かした[ニッカン]

プロ3年目のロッテ小島和哉投手(25)がプロ初完封勝利を挙げた。日本ハム相手に4安打1四球6奪三振と危なげなく、自身最多8勝目も手にした。

前夜にチームの連勝が「6」で止まったばかり。快投で優勝へと再び勢いづけた。


小島の、プロ野球選手としての哲学を感じる言葉を最近よく耳にする。

「油断したらすぐにやられる世界というふうに思っているので」。

「プロに来て、少ないチャンスしかないと思っているので、1試合1試合をムダにしないように」。

浦和学院、早大と歩んできた。決して自己評価が低い訳ではない。準備も含めて、与えられた仕事に真っ正面から取り組む姿勢を、言葉の端々から感じる。

好投しても、それで終わりにはしない。「感覚が良かった、で終わらせないようにして。何が良かったか悪かったかを常に考えているので」。己に誠実に向き合い、野球ノートにしたためている。学びの蓄積も投球に生かしている。

結果は初完封も、実は札幌ドームの高めのマウンドは得意ではなかった。「僕は平地になればなる程好きな感覚なので」。前回の札幌では1回に33球を要したが、この日は早々にフィット。相手の早めの仕掛けもあって4回終了時でまだ39球だった。多くを感じながら、勝てる投手になっていく。

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和を強くしたロッテ小島和哉の初完封、リリーフ陣と交わした熱い拳[ニッカン]

プロ3年目のロッテ小島和哉投手(25)がプロ初完封勝利を挙げた。日本ハム相手に4安打1四球6奪三振と危なげなく、自身最多8勝目も手にした。前夜にチームの連勝が「6」で止まったばかり。快投で優勝へと再び勢いづけた。試合後の第一声は意外にも、リーグトップの96ホールドを挙げているリリーフ陣への思い。熱い投球と言葉で、リーグ1位へ走るロッテの和をさらに強くした。


声を出しながら完封へとアウトを重ねた小島も、試合後はいつも通り、穏やかなオーラを放っていた。

「中継ぎの皆さんを投げさせないで行けたので、それが1番です」。

悩めるプロ3年目。開幕から5戦連続白星がつかなかった。「そこもしんどかったですけど、最近の2試合続けて4回1/3しか投げられなかった時も、自分的にはハァ〜…ってなって」。先発として5回を投げきれない悔しさ、もどかしさ。打線は粘り強く、先発降板の逆転劇も多い。投手陣全体でのリーグ最多の96ホールドは、救援陣への負荷を示す数字でもある。

「益田さんを中心に必死に付いていこうという気持ちが今、強いので。1人でも中継ぎが投げないで終われるようにだけ考えて、今は生活しています」。

生活−。そんな言葉さえ出た。先発投手として長いイニングを投げることに、全てを費やした。この日も攻めに攻めた。前回9月3日の日本ハムとの対戦で、特に警戒する近藤にはボール先行になった。

「結局ボール先行になっても(ストライクを)取りに行かないといけなくなってしまうので。取りに行くなら最初から行こうという気持ちですね」。

この日の対近藤は4打席とも初球をストライクから入った。前後の野村、高浜とともに、クリーンアップを1度も出塁させなかった。捕手加藤と話し合い、チェンジアップを中盤まであえて封印。相手打線に右の長距離タイプが並ぶ中での決断だったが「加藤さんのリードを信じて、それこそ強気に攻める気持ちで」と心を乱さなかった。

帽子のつば裏には「強気で攻めろ!」と書き込み、何度も眺める。「マウンドの上では誰でも助けてくれないので。そういう時に、ちょっと弱気になってしまう自分がいるので」。

白球が指から離れた直後からは1人じゃない。中堅藤原の好プレー、7度のゴロをさばいた遊撃エチェバリア…。「エチェのプレーもすごく助かりましたし、2回も(藤原)恭大とか、みんなが僕の投げやすいような雰囲気やリズムを作ってくれたので」と終わってみれば感謝が尽きない。

「先週(の完投勝利の時)も言ったんですけど、明るい雰囲気で、その中でも締まりがあって、すごく良い雰囲気だと思うので、この流れでどんどん勝って行ければ」。

お立ち台でそうファンに伝え、ダッグアウトに戻る。取材を受けていると、片付け後に引き上げる若手リリーバー達の姿が見えた。佐々木千隼、小野、東妻…。次々に勢いよく、目で笑いながら無言で、拳を突き上げている。

完封の充実感や感謝を口にしながら、少しだけ口元を緩め、何度も拳で返事した。

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ロッテ優勝マジックは最短22日に「22」、ロッテ連勝、オリックス連敗で[ニッカン]

ロッテの優勝マジック点灯は最短で22日。条件はロッテが22日までの2試合に連勝、同期間にオリックスが連敗でM22が出る。

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ロッテ小島和哉プロ初完封、つば裏に「強気に攻めろ!」自己最多更新8勝[ニッカン]

ロッテ小島和哉投手(25)がプロ3年目で初となる完封勝利を挙げた。自身では早大4年秋、18年10月15日の東京6大学野球リーグの明大戦以来、1070日ぶりの完封となった。

井口監督に聞かれ「行きます」と向かった、9回のマウンド。声を出しながら投げた。「声を出さないとまっすぐが行かなかったので。全部、声出していました」。4安打1四球6奪三振の完封に「3年目でやっとできたので、素直に嬉しいです」と喜んだ。

これで自己最多を更新する8勝目になった。弱気にならぬよう、帽子のつば裏には「強気に攻めろ!」と書き入れている。この日も何度も見ながら、自分に刺激を入れて投げ抜いた。「明るい雰囲気で、その中でも締まりがあって。すごく良い雰囲気だと思うので、この流れでどんどん勝っていければと思います」。しっかりと映像でこの日を振り返り、9勝目を狙うマウンドへ向かう。

小島和哉(おじま・かずや)
1996年(平8)7月7日生まれ、埼玉県出身。浦和学院で甲子園に3度出場。13年センバツでは2回戦で土佐を完封するなど5勝0敗、防御率0.64でチームを初優勝に導いた。早大では2、4年秋に最優秀防御率に輝き、リーグ通算22勝(4完封)。4年時には主将を務めた。18年ドラフト3位でロッテ入団。177センチ、85キロ。左投げ左打ち。今季推定年俸3400万円。

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ロッテ小島和哉がプロ初完封、自己最多更新8勝目[ニッカン]

ロッテ小島和哉投手(25)がプロ初完封勝利を挙げた。

前回登板となった9月11日の楽天戦(ZOZOマリン)でプロ初完投勝利。「前回抑えたから次も抑えられる保証は全くないですし、そこは気を引き締めて」とこの日のマウンド臨んだが、引き続き快調で、5回2死までは無安打投球。直球とカットボールを主体に、日本ハム打線に内野ゴロを多く打たせていった。

浦和学院(埼玉)で2年春に甲子園優勝投手となり、早大を経て、18年ドラフト2位で入団。プロ3年目の今季はこれで8勝目となり、自己最多を更新した。

チームとしても昨年9月14日、オリックス戦(ZOZOマリン)で二木が完封勝利を挙げて以来、159試合ぶりの先発投手の完封勝利となった。

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ロッテ・レアード“北のすし弾”左翼席へ今季日本ハム戦で初本塁打[ニッカン]

ロッテのブランドン・レアード内野手(34)が“北のすし弾”を放った。

2点リードの6回2死、日本ハム加藤の137キロをしっかりと振り抜くと、打球は左翼席へ。24号ソロでリードを広げた。

「昨日行きつけのすしを食べたんだ。もちろんテークアウトだけどね。そのおかげでスタンドまで届いてくれたよ」。6回の1発は意外にも、今季日本ハム戦で初の本塁打になった。

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ロッテ石川歩20日の日本ハム戦先発、久々白星へ「自分も負けないように」[ニッカン]

ロッテ石川歩投手(33)が20日の日本ハム戦(札幌ドーム)で先発する。

6月に右肘関節のクリーニング手術を受け、9月9日のオリックス戦(ほっともっと神戸)で復活登板。6回2失点で勝敗は付かず「あまり良くなかったんですけど、粘れました」と振り返る。

5月7日のオリックス戦(ZOZOマリン)以来、白星はごぶさた。この日は50メートルの遠投などで調整し「投手がみんないいので、自分も負けないように」と引き締めていた。

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ロッテ、プロ3年目の孝行息子・小島、前回初完投に続き初完封8勝!![サンスポ]

シーズン終盤に大仕事だ!!早大から入団3年目のロッテ・小島(おじま)和哉投手(25)が19日、日本ハム17回戦(札幌ドーム)で4安打無失点に抑え、プロ初の完封勝利を飾った。前回登板のプロ初完投に続く好投で、シーズン自己最多の8勝目をマーク。チームは最短で22日に優勝へのマジックナンバー22が点灯する。

飛躍の時を迎えようとしている。小島がプロ3年目で初完投(1失点)した前回11日の登板に続き、今度は初完封。9回2死で高浜を二直に打ち取って試合を締めると、?を緩めた。

「すごく疲れました。3年目でやっと(完封)できたので。まあ、素直に嬉しいです」。

日本ハム打線を相手に4安打無失点。5回2死まで無安打に抑え、最も多いアウトは内野ゴロで11個を数えた。115球の熱投。低めの制球がさえた。

沖縄・石垣島での春季キャンプ中、ドラフト1位・鈴木(法大)に練習の流れを親切に教える優しい性格。一方、帽子のひさしの裏に「強気に攻めろ!」と書き込み「ピッチャーなので常に孤独になる。マウンド上では誰も助けてくれない。弱気にならないように、ルーティンのように見ています」と気持ちを奮い立たせている。

もう1つのルーティンは、試合中に摂取する梅干しだ。「家から持ってきましたよ」と遠征時も持参。疲労回復成分のクエン酸を多く含んでおり、イニング毎に食べ続けた。半身浴も取り入れ、2週連続の好投につなげた。

眼下の敵、オリックスに2.5ゲーム差をつけて首位。20、22日に連勝し、オリックスが連敗すると、22日に優勝へのマジックナンバーが22で初点灯する。

「(チームは)明るい雰囲気で、その中でも締まりがあってすごく良い雰囲気。この流れでどんどん勝っていければ」。

小島はシーズン自己最多で、チームトップタイの8勝目を挙げた。残り30試合。左腕の躍進とともにVへ突き進む。

データBOX
(1)ロッテ、オリックスがともに勝ったため、ロッテの優勝へのマジックナンバー点灯は最短で22日(21日は試合なし)に持ち越された。条件はロッテが連勝、オリックスが連敗で「22」が出る。
(2)小島がプロ初の完封勝利。完封勝利は今季チーム初で、昨年9月14日の二木康太(○5−0オリックス)以来。左腕では14年7月16日の古谷拓哉(○13−0ソフトバンク)以来7年ぶり。
(3)前回11日の楽天戦に続く完投勝利。ロッテの投手で2試合連続完投勝利は、18年のボルシンガー(6月16日=○1−0巨人、同23日=○4−3西武)以来3年ぶり。左腕では12年の成瀬善久(6月2日=○9−0中日、同10日=○2−1巨人)以来9年ぶり。

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ロッテ・レアードが3安打3打点[サンスポ]

ロッテのレアードが3安打3打点と活躍した。4回2死一、二塁で加藤から先制適時打を放つと、6回は左翼へ24号ソロ。2018年まで4年間在籍した古巣の本拠地とあって「18日に札幌の行きつけのすしを食べたんだ。もちろんテークアウトだけど」とご機嫌だった。

8回には宮西から粘った末に7球目を左前へ運んで適時打とした。3打席連続でマークした打点は全て2死からと勝負強さを発揮。前日18日に零敗を喫した重い雰囲気を振り払った。

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ロッテ・小島、プロ初完封「3年目でやっと」だよ!!繊細で真面目なO型左腕、シャウト投法で攻めた[スポニチ]

ヒーローらしからぬ姿だった。3年目にしてプロ初完封を飾った試合後のロッテ・小島はリュックを背負い、両手いっぱいに汚れた洗濯物を抱えながらベンチ裏に現れた。他の選手は続々と宿舎へ戻るバスに乗り込んでいく。

「かなり出遅れている」とつぶやいた。球団の左腕としては、14年7月16日のソフトバンク戦で完封した古谷拓哉以来の快挙。それなのに、どこか申し訳なさそうだ。

自身の喜びを口にするのも後回しだった。「中継ぎの皆さんを休ませられたのが1番。3年目でやっとできたので素直に嬉しいです」。とにかく真面目で周囲を気遣う。

楽観的な性格が多いとされるO型だが、小島は「完璧を目指しすぎてしまうことが結構ある」と自己分析。そんな性格が大胆な投球を邪魔してきた。自然と配球は慎重になり、コースも厳しいところを狙うようになる。

ただ、11日の楽天戦でプロ初完投勝利をマークすると、この日は5回2死まで無安打。唯一のピンチだった6回2死一、二塁で二遊間に抜けそうなゴロを遊撃手エチェバリアの好守に助けられてしのぐと、9回を4安打1四球で115球で投げきった。小島は変わった。「終盤は声を出さないと真っ直ぐがいかなかったので、全部声を出した」。野性味を感じる投球だった。

ストライクゾーンでの勝負にこだわった。「ボールが続いたら、どちらにしろストライクを取りにいかなくてはいけない。最初からストライクを取りにいこう」。昨季7勝を超える自己最多でチームトップタイの8勝目につながった。

帽子のつば裏には「強気に攻めろ!」と書き込んでいる。「弱気にならないようにルーティンのように見ている」。2位のオリックスも勝ち、優勝マジック点灯は最短で22日となったが、ペナントレースの佳境で、頼もしい左腕がついに覚醒した。

◇ロッテ今季パ最遅113戦目で完投完封

小島(ロ)がプロ初完封勝利をマークした。完投完封は今季ロッテでは初めて。チーム113試合目での初完封は17年に涌井が118試合目で記録したのに次ぐ2番目の遅さ。これで今季完投完封勝利がないのは阪神だけ。

レアード(4回の先制打に24号ソロなど3安打3打点)
「先制点が大事だから(内野の)間を抜けてくれて良かった。」

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ロッテ・レアード、古巣相手に3安打3打点、打点トップに7差[スポニチ]

ロッテのレアードが古巣の日本ハムを相手に3安打3打点と大爆発だ。

4回2死一、二塁では左腕・加藤から左前へ先制適時打。「先制点が大事だと思っていたから間を抜けてくれて良かったよ」。6回には左翼席へ24号ソロ、8回には宮西から左前適時打を放った。3打席連続打点で今季78打点。リーグトップの楽天・島内を7差で追っている。

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ロッテ・小島、プロ初完封がチーム今季完封1号、左腕では14年古谷以来7年ぶり、優勝M点灯は最短22日[スポニチ]

首位ロッテが19日、日本ハムを4−0で下した。

オリックス−西武の結果次第で、最短で20日に優勝マジック点灯の可能性があったが、この日オリックスが西武に4−1で勝利。優勝マジック点灯は最短で22日となった。ロッテが20日・日本ハム戦、22日・ソフトバンク戦での連勝、オリックスが20日・西武戦、22日・日本ハム戦に連敗が条件となる。

ここまで7勝を挙げている先発の3年目左腕・小島が好投。6回には1死一、二塁のピンチを背負ったが無失点でしのいだ。結局4安打115球でプロ初完封を果たし、プロ入り後自己最多シーズン8勝目を挙げた。チーム今季初完封で、パ・リーグでは最も遅い完封1号。球団の左腕では14年古谷以来、7年ぶりとなった。

試合後のヒーローインタビューでは「すごく疲れました〜」と苦笑。11日の楽天戦でも完投しており「声を出さないと真っ直ぐがいかなかったので全部声出しました、終盤は」と振り返った。

「真っ直ぐとカットボールでうまく(捕手の)加藤さんが組み立ててくれた」と感謝。首位を走るチームでトップタイとなる8勝目に「1球1球、1人でも多く投げて中継ぎの人が1人でも投げないようにとそういう気持ちで投げていた」と笑顔。「明るい雰囲気で締まりがあって良い雰囲気だと思います。この流れでどんどん勝っていきたい」と意気込んだ。

この日は打線も援護。4回、5番・レアードが先制の左前適時打。16日ソフトバンク戦(ペイペイD)の7回以来、15イニングぶりとなる得点を挙げると、さらに6番・山口の中前適時打で2点目を加えた。6回には再びレアードが24号左越えソロで加点し、8回にも左前適時打でダメ押しの4点目。レアードはこの日3安打3打点と猛打を見せた。

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ロッテ・小島がプロ初完封の8勝目、優勝M点灯は最短22日、レアード24号含む3安打3打点[スポニチ]

首位ロッテが19日、日本ハムを4−0で下した。

オリックス−西武の結果次第で、最短で20日に優勝マジック点灯の可能性があったが、この日オリックスが西武に4−1で勝利。優勝マジック点灯の行方は、22日以降に持ち越しとなった。

ここまで7勝を挙げている先発の左腕・小島が好投。6回には1死一、二塁のピンチを背負ったが何とかしのいで無失点と力投。プロ初完封で、プロ入り後自己最多&チームトップタイとなるシーズン8勝目を挙げた。

打線は4回、5番・レアードが先制の左前適時打。16日ソフトバンク戦(ペイペイD)の7回以来、15イニングぶりとなる得点を挙げると、さらに6番・山口の中前適時打で2点目を加えた。6回には再びレアードが24号左越えソロで加点し、8回にも左前適時打でダメ押しの4点目。レアードはこの日3安打3打点と猛打を見せた。

小島
「すごく疲れました…声出さないと真っ直ぐがいかなかったので、全部声出しました、終盤は。真っ直ぐとカットボールでうまく(捕手の)加藤さんが組み立ててくれた。」

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小島和哉、プロ初完封で8勝「終盤は全部声出した」ほえながら115球[報知]

最後の打者・高浜の打球が二塁手・中村奨のグラブに収まると、小島の頬がようやく緩んだ。9回4安打115球の危なげないプロ初完封。「すごく疲れました。でも中継ぎの皆さんを投げさせずにいけたのでそれが1番よかった」。自己&チーム最多タイとなる8勝目。中継ぎ陣を休ませ、2位・オリックスとの2.5差をキープする価値ある1勝となった。

覚醒の瞬間が見えてきた。この日は140キロ後半の直球とカットボールを軸に組み立て4回まで完全投球。6回には2死一、二塁のピンチを背負ったが味方の好プレーで切り抜けた。ここからさらにギアを上げ「声出さないと真っ直ぐがいかなかったので終盤は全部声出した」。普段はもの静かな左腕がほえながら全身全霊で投げ抜き、終わってみれば三塁を踏ませなかった。

109球1失点でプロ初完投した11日・楽天戦(ZOZO)から2戦連続完投勝利。好調の秘訣は「自分でもはっきりと分かってないです」。それでも「ボール球をできるだけ投げない。どんどんストライク先行でいこうと常に思ってるのが良い投球できている秘訣かな」と小島。さらに後押しするのは帽子のツバの裏に書かれた『強気で攻めろ!』の言葉。「投手なので孤独になるというか、マウンドの上では誰も助けてくれない」。弱気になりやすい自分を奮い立たせるために小学時代以来に書き込み、前回登板から何度も何度も目をやった。

チームは混パを勝ち抜くため国吉、益田らの3連投が相次ぎブルペン陣の負担も大きい。井口監督は「中継ぎもだいぶ休めた。これが小島本来の投球」と称賛した。今季の2試合連続完投勝利は巨人・菅野、オリックス・山本に次ぎ3人目で「この流れでどんどん勝っていければ」と小島。優勝マジック点灯は最短で22日。リーグ優勝へひた走るロッテの3年目左腕がエース格へ進化し始めた。

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小島和哉がプロ初完封で自己最多8勝目「真っ直ぐは全部声出してました」[報知]

先発の小島和哉投手が9回4安打無失点、115球の熱投でプロ入り初の完封勝利。昨季(7勝)を上回る自己最多の8勝を挙げ、首位をキープした。

140キロ後半の直球とカットボールでうまく組み立てながら初回から日本ハム打線を寄せ付けず、4回までパーフェクト投球。6回には2死一、二塁のピンチを背負ったが、遊撃への深い当たりをエチェバリアが飛びつき二塁アウトに。味方の好プレーにも助けられ、ピンチを切り抜けると、勢いを止めることなく9回4安打無失点の完封勝利。3年目にして初の完封勝利を、自己最多&チーム最多タイとなる8勝で飾った。

「すごく疲れました。声出さないと真っ直ぐがいかなかったので、終盤は全部声出していました」と安堵の表情を見せた小島。チームは2位・オリックスと2.5ゲーム差のまま首位をキープした。

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札幌でもスシ握る!レアードの24号ソロで日本ハムを突き放す[報知]

今季“24巻目”は古巣への1発となった。

2点リードの6回2死。レアードが加藤の初球をフルスイング。打球は弧を描きながらゆっくりと左翼席へと着弾する24号ソロで3−0と日本ハムを突き放した。

この日は4回にも2死二塁から三遊間を抜ける先制適時打をマークした助っ人は6回まで2安打2打点と奮闘。18年まで在籍していた古巣・日本ハムを相手に、札幌でもお決まりの“スシパフォーマンス”を披露した。

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小島、プロ初完封でロッテ堅首、3年目左腕2戦連続完投星[デイリー]

激しいリーグ優勝争いの中でロッテの3年目左腕が覚醒した。小島がプロ初完封。115球を投げて被安打4、6奪三振でまとめ、がっちりと首位をキープした。

「3年目でやっとできたので素直に嬉しい。初回から100%でいこうという気持ちで、初回に入り、それを毎イニング続けていった」。

これで11日の楽天戦から2試合連続の完投勝利。自己最多となる8勝目(3敗)を飾った。今季の2試合連続完投勝利は巨人・菅野、オリックス・山本に次いで両リーグで3人目だ。

帽子のつばに記した『強気に攻めろ』。「ストライク先行で。それが僕の中の『強気に攻める』という…。そんな解釈で投げれているのが秘訣かと」と自ら解説した。

オリックスも勝ち、優勝マジック点灯は22日以降に持ち越しとなったが「チームも良い雰囲気だと思う。この流れでどんどん勝っていければ」と、優勝と2桁勝利の両取りをもくろんだ。

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ロッテ小島がプロ初完封で8勝目「すごく疲れました」「この流れで勝っていければ」[デイリー]

首位ロッテは先発・小島が2試合連続完投でプロ入り初完封。自己最多の8勝目を挙げる快投で勝利を飾った。

「すごく疲れました」とヒーローインタビューで第一声を上げた。「声、出さないと真っ直ぐがいかなかったので終盤は全部声を出しました」とマウンドで声を上げながらの力投だった。

小島はボールを低めに集める丁寧な投球でゴロの山を築き上げた。5回2死まで無安打に抑える好投。6回は1死から連打を浴び、一、二塁とされる唯一ピンチを招いたが、3番野村を空振り三振、4番近藤を遊ゴロに仕留めた。

115球を投げて、被安打4、四球1、6奪三振。27のアウトのうち11個が内野ゴロだった。「1球1球1人でも多く投げて中継ぎの人が1人でも投げないように心がけていました」と言う。

チームは首位をキープ。マジック点灯も近づく中、「明るい雰囲気で、その中にも締まりがあっていい雰囲気。この流れで勝っていけたらと思います」と誓った。

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ロッテ・小島がプロ入り初完封で自己最多の8勝目、レアードは3安打3打点[デイリー]

首位ロッテは先発・小島がプロ入り初完封勝利。自己最多の8勝目を挙げる快投で勝利を飾った。

小島はボールを低めに集める丁寧な投球でゴロの山を築き上げた。5回2死まで無安打に抑える好投。6回は1死から連打を浴び、一、二塁とされる唯一ピンチを招いたが、3番野村を空振り三振、4番近藤を遊ゴロに仕留めた。

115球を投げて、被安打4、四球1、6奪三振。27のアウトのうち11個が内野ゴロ。11日の楽天戦に続く2試合連続完投だった。

打線は4回、2死一、二塁からレアード、山口の連続適時打で2点を先制。6回はレアードの左中間への24号ソロで加点。8回にもレアードの適時打で突き放した。レアードは3安打3打点の活躍。

レアードの8回の適時打で、両リーグ最速のチーム500得点を記録した。

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