わたしはかもめ2021年鴎の便り(9月)

便

9月23日

千葉ロッテ0−5福岡ソフトバンク(ZOZOマリン)

ソフトバンクが快勝して3連勝を飾った。2回に柳田のソロなどで3点を先制。5回に栗原のソロ、7回にはデスパイネの適時打で加点した。マルティネスは7回無失点で7月10日以来の8勝目を挙げた。ロッテは投打に精彩を欠いた。

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福岡ソフトバンク0300101005
千葉ロッテ0000000000

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ロッテ佐々木朗希急遽登板回避、37日ぶり連敗「切り替えて」井口監督[ニッカン]

首位ロッテがアクシデントに見舞われ、1ヶ月以上ぶりの連敗を喫した。プレーボールの約1時間半前、予告先発が佐々木朗から左腕土肥に変更された。佐々木朗は前日練習では元気な姿を見せていたが、同日試合後に腰の張りを訴えたという。井口監督は「朝の状態で厳しいということだったのでね、急遽土肥に」と説明した。

19年10月に左肘を手術した土肥にとっては2年ぶりの1軍マウンド。任された機会を意気に感じて臨むも、ソフトバンク打線が上回った。柳田にバックスクリーン弾を浴びるなど、2回に長打3本含む5安打を許して3失点。「優勝争いをしている中でせっかくチャンスをいただいたのに、全く何もできませんでした。申し訳ないです」と話し、この回限りで降板した。

2連敗は8月17日以来、37日ぶり。後半戦に入って圧倒的な強さを誇ってきた。それがマーティンの離脱もあり、直近6試合で計7点と打線に陰りが見え始めている。過去2試合で対戦打率1割7分だったマルティネスをこの日も攻略できず、今季7度目の0封負けとなった。

ただ、2位以下との差は縮まっていない。井口監督は「しっかり切り替えて頑張っていきます」と次の西武戦を見据える。佐々木朗はこの日、ストレッチ程度の運動にとどめたが、症状はひどくはなく、登録抹消は今後の様子を見て決めるという。投打とも立て直し、流れを断ち切る。

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腰の張りで急遽登板回避ロッテ佐々木朗希、今後は「明日の状態確認」監督[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(19)が23日、先発予定だったソフトバンク戦(ZOZOマリン)の登板を回避した。腰の張りを訴えたため。

試合後、取材に応じた井口資仁監督は「昨日の試合終わりで、ちょっと腰が張ってるっていう報告を受けて、朝の状態で、厳しいということなんで急遽(先発が)土肥に」と説明。腰部の状態について、トレーナーからは「そこまで悪いとは聞いていない」と明かし、出場登録を抹消するか否かは「今日と明日の状態を確認して」判断すると話した。

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ロッテが千葉・佐倉特産の芋と米を配布、30日の来場者先着1000人に[ニッカン]

ロッテは30日のオリックス戦(ZOZOマリン)で、来場者先着1000人に千葉・佐倉市の特産品である「やまと芋」1個と佐倉産こしひかり「めしあがれ」2合のセットを配布すると23日、発表した。

同日は地元千葉県のために戦う「ALL for CHIBA」デー。CHIBAユニホームを着用し、右袖に佐倉市のロゴを掲出する。

球団広報室は「2位オリックスとの3連戦3戦目となる30日には、佐倉市の特産品である『やまと芋』とこしひかり『めしあがれ』のセットを先着1000名様にプレゼントします。地元千葉への誇りを胸に、大事な1戦を皆様の応援をいただきながら突破していきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」とコメントした。

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ロッテ2軍Vグッズ販売開始「次はいよいよ1軍」球団広報コメント[ニッカン]

2軍が22日のDeNA戦(浦和)を19−0で勝利し、7年ぶり11度目のイースタン優勝を決めた。オンラインストアでは全商品、26日まで受注販売を受け付ける。

商品はTシャツ、フェースタオル、アクリルキーホルダーを用意。第2弾として、25日からはパーカーやバスタオルなども販売を予定している。

球団広報室は「初回に17点を奪う歴史的勝利で、7年ぶり11回目のイースタン・リーグ優勝が決まりました。この機会にぜひ記念の商品をお買い求めください。そして次はいよいよ1軍です。51年ぶりの優勝マジックを点灯させ、悲願のリーグ優勝に向けて突き進んでいきますので、応援よろしくお願いします」とコメントした。

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ロッテ佐々木朗希、ソフトバンク戦の先発を急遽回避、腰に張り[ニッカン]

パ・リーグは23日、この日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)に先発予定だったロッテ佐々木朗希投手(19)が登板を回避すると発表した。腰に張りがあるため。

代わって土肥星也投手(26)が先発する。

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[田村藤夫のドラフト独断予想:パ・リーグ編]ロッテは捕手補強がカギ、オリックスは将来性ある高校ビッグ3も[ニッカン]

日刊スポーツ評論家の田村藤夫氏(61)が独自の視点からドラフト会議でのおすすめ指名候補を考える。第2回はパ・リーグ編です。


ドラフト会議を占う上では、2軍の状況を念頭に置かなければならない。2軍で成長が見込める若手が、同じポジションに複数いるなら、そこは無理して指名する必要はない。また、1軍ではレギュラーが固定できても、数年先を見ると、2軍を含め手薄なポジションもある。2軍も視野に入れた中で、パ・リーグの補強ポイントを考えたい。

◇ロッテ

若い投手陣が育ってきている。今後も二木、岩下、佐々木朗らの成長が見込まれる。左腕の山下輝(法大)は地元千葉の木更津総合出身で、即戦力としての評価も高い。黒原拓未(関学大)や隅田知一郎(西日本工大)らも候補に入ってくるだろう。気になるのは捕手だ。2軍の顔触れを見ても捕手は補強ポイントになるのではないか。となると強肩強打の古賀悠斗(中大)を上位指名する可能性を感じる。

◇オリックス

得点力強化という点では野手を補強したいところだが、今年の指名候補選手を見ると、上位指名は投手ということになりそうだ。山本、宮城という左右のエース格がいるだけに、将来性ある小園健太(市和歌山)、風間球打(ノースアジア大明桜)、森木大智(高知)の高校ビッグ3も考えられる。

◇楽天

強力な投手陣で今季をスタートさせたが、開幕前の予想に比べると苦戦した感が否めない。投手陣を充実させるならば、椋木蓮(東北福祉大)、高校ビッグ3の一角の風間ら、出身地は東北ではないが、仙台、秋田で飛躍した素材の上位指名もあり得る。

◇ソフトバンク

選手層の厚さでは12球団で群を抜いているが、上位指名は投手が予想される。2軍にも150キロ台後半を投げる投手をそろえており、球威で今後も成長が見込める素材として、制球力含めて完成度が高い最速152キロの小園、同じく157キロの風間、154キロ右腕の森木の高校ビッグ3は欲しいところだろう。

◇西武

補強ポイントは投手になるだろう。広畑敦也(三菱自動車倉敷オーシャンズ)、脇腹を痛めてはいるが能力としてはトップ評価の佐藤隼輔(筑波大)らの上位指名が妥当と言える。また、野手に関しては栗山、中村の年齢を見た時、さらに強打の野手も補強したい。全日本選手権で大きく評価を上げたブライト健太外野手(上武大)はスケールも大きく、俊足で強肩はチームカラーに合致する。さらにロッテと同じで今後を見据えた時、捕手も重要になってくる。古賀は候補に入ってくるだろう。

◇日本ハム

チームのドラフト戦略には、その年の一番評価の高い選手を1位指名するという方針がある。そうなると競合もある中で、小園、森木、風間が候補になってくる。さらに地元の最速150キロ左腕・木村大成(北海)も完成度が高く、他球団の指名状況では上位指名の可能性を残す。

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ロッテ・佐々木朗が登板回避、故障者続出で連敗…16年ぶりVへ正念場[サンスポ]

ロッテ・佐々木朗希投手(19)が23日、腰の張りを訴えて先発予定だったソフトバンク21回戦(ZOZOマリン)の登板を回避した。代役として2年ぶりの登板となった土肥星也投手(26)は2回3失点で降板。チームは0−5で今季7度目の零封負けを喫し、8月15、17日以来の2連敗を喫した。レオネス・マーティン外野手(33)が右足甲の骨折で離脱する中、16年ぶりのリーグ優勝に向けて正念場を迎えた。

◇腰の張り訴え、代役土肥が先発

16年ぶりのリーグ優勝を狙うロッテに故障者が続出だ。先発予定だった佐々木朗が腰の張りを訴えて登板を回避。急遽土肥が先発したが、2回に柳田に27号ソロを浴びるなど、2回3失点と試合をつくれなかった。

「(佐々木朗)は昨日の試合終わりでちょっと腰が張っていると。(23日)朝の状態で厳しいということなので(回避した)。トレーナーの報告では、そこまで悪いということは聞いてない」。

敗戦後、井口監督が説明した。2年目右腕は今季8試合で2勝2敗、防御率3.05の成績を残しており、指揮官は「次回、何とか間に合えば」と早期復帰の可能性を示唆。登録抹消は24、25日の状態をみて判断する。

◇マーティン、守護神・益田も

首位を走るが、故障者が続出している。マーティンが右足中間楔状骨(けつじょうこつ)骨折で21日に出場選手登録を抹消。シーズン中の復帰が絶望視されている。リーグトップの33セーブを挙げる益田は「体が重たい状態」(井口監督)で今週は登板しない見通しだ。

試合は0−5で敗れ、連敗を喫した。2位オリックスが敗れたため、2.5ゲーム差は変わらず。24、25日にロッテが連勝し、オリックスが連敗すれば25日に優勝へのマジックナンバー「19」が点灯する。「しっかりと切り替えて頑張っていく」と井口監督。昨季は終盤まで優勝を争いながら失速して2位だった。残り27試合。同じ失敗は繰り返さない。

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ロッテ、打線が沈黙、ここ5試合で6得点[サンスポ]

ロッテは三塁を踏めずに零敗を喫した。1回2死一、二塁で角中が空振り三振に倒れると、中盤の好機も生かせなかった。打線の得点力が首位の原動力となっていたが、ここ5試合は計6点と湿っている。

マルティネスからは今季3試合、計22イニングで3点しか奪えていない。井口監督は「また必ず当たる投手なので、しっかりと戦略を立てていきたい」と雪辱を期した。

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ロッテが9月30日のオリックス戦で佐倉市特産品をプレゼント、先着1000人に[サンスポ]

ロッテは地元千葉のために戦う日「ALL for CHIBA」としてプレーする9月30日のオリックス戦(午後5時45分、ZOZOマリン)で、佐倉市の特産品である「やまと芋」(1個)と佐倉産こしひかり「めしあがれ」(2合)のセットを先着1000人にプレゼントすると発表した。

「やまと芋」と「めしあがれ」セットの配布は、ZOZOマリン球場正面エリア特設配布ステーションで午後3時45分から先着で行う。「めしあがれ」は佐倉市内小中学校の応募の中から選ばれた佐倉産こしひかりの愛称。なお、当日はCHIBAユニホームを着用し、ユニホームの右袖にALL for CHIBA佐倉市のロゴを掲出する。

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ロッテがイースタン・リーグ優勝記念グッズ販売開始[サンスポ]

ロッテは23日、イースタン・リーグ優勝を記念したグッズを23日午前10時からマリーンズストアミュージアム店で販売開始したと発表した。

ロッテは22日の同リーグDeNA戦(ロッテ浦和)に19−0で勝ち、2014年以来7年ぶり11度目の優勝を決めた。

マリーンズオンラインストアでは全商品を対象として、9月26日午後11時59分まで受注販売を受け付けている(商品は10月上旬頃に到着予定)。商品一覧は次の通り。

全て税込み。記念グッズ第2弾としてパーカーやバスタオルなども9月25日から販売予定。

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ロッテ・佐々木朗が登板回避、腰の張りで[サンスポ]

パ・リーグは23日、同日のソフトバンク戦に予告先発されていたロッテの佐々木朗希投手が腰に張りがあるために登板を回避すると発表した。土肥星也投手が代わりに先発する。

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ロッテ、マジック点灯へ試練、朗希が先発予定も緊急回避で連敗、急遽昇格土肥が先発も2回3失点[スポニチ]

優勝マジック点灯を目前としながら、足踏みが続くロッテに、またも緊急事態が発生した。主砲マーティンの右足甲骨折が判明してから、わずか2日後。今度は中12日で、この日のソフトバンク戦に予告先発されていた高卒2年目右腕・佐々木朗が登板回避となった。

前日は元気な姿で練習に取り組んでいた。報道陣にも対応し、「自分のやれることをやりたい」と本拠地初勝利へ意気込んだ。10日の楽天戦で自己最長の8回を投げて2失点と好投した19歳に、何が起こったのか。井口監督は「昨日の試合終わりで、ちょっと腰が張っていると報告を受けた」と明かした。

ここからはギリギリまで佐々木朗の登板可否を見極めた。左腕・土肥を同時に出場選手登録させて、どちらに転んでも対応できるように万全を期したが、最終的には「朝の状態で厳しいということなので、土肥になった」と指揮官は説明した。

ただ、19年秋に左肘を手術し、昨季1、2軍で1試合も登板できなかった左腕の2年ぶりの復帰舞台としては、さすがに厳しかった。初回こそ無失点で切り抜けたものの、2回に先頭・柳田に先制ソロを浴びると、その後は制球も乱れ、2回3失点で降板した。「何もできなかった」と土肥は悔やみ、試合後の指揮官は「急遽でしたからね」と責めなかった。

今季7度目の零敗で連敗を喫し、11カードぶりの負け越し。2位・オリックス、3位・楽天も敗れたことは救いだが、05年以来のリーグ制覇へ、試練は続く。この日出場選手登録した佐々木朗の今後について、井口監督は「トレーナーの報告では、そこまで悪いと聞いていない。明日の状態を確認してから」とし、再び抹消とする可能性も口にした。残り27試合。今季2勝ながら防御率3.05と安定感も増してきた佐々木朗が不在となれば、戦力的にも痛い。

◇朗希腰部の張り訴え

佐々木朗(ロ)が腰部の張りを訴え、予告先発投手が土肥に変更された。ロッテの予告先発変更は94年5月18日オリックス戦の小宮山悟(右肘痛)→ハートリー、01年6月25日西武戦の横田久則(ぎっくり腰)→薮田安彦以来20年ぶり3度目。ハートリーのみ勝利投手となっている。ハートリーは来日初先発初勝利となったが、シーズン途中で退団。代役先発での1勝が日本での唯一の白星となった。

◇マジック最短点灯25日

首位・ロッテ、2位・オリックスがともに敗れたため、ロッテの最短での優勝マジック点灯は25日に延びた。ロッテが西武に連勝、オリックスが楽天に連敗すればM19が出るがどうか。

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ロッテ井口監督、朗希登板回避の理由を説明「昨日の試合後、腰が張っていると…」[スポニチ]

ソフトバンクに連敗を喫したロッテ・井口監督は試合後、この試合の予告先発だった佐々木朗希が登板回避した理由を明かした。

前日の試合前練習では、2年目右腕はいつも通りに練習し、登板前日の取材対応も受けていただけに、「昨日の試合終わりで、ちょっと腰が張っているという報告を受けた」と説明。また、今後については「今日、明日の様子を見て」とし、この日出場選手登録をされているが、再度、抹消するかどうかを考える方針だ。

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ロッテ連敗、佐々木朗の登板回避で緊急先発の土肥が2回3失点降板、11カードぶりのカード負け越し[スポニチ]

ロッテは23日、本拠地ZOZOマリンスタジアムでソフトバンクと対戦し0−5で敗戦。連敗は8月17日西武戦以来で、同一カードの負け越しは11カードぶり。同一チームに連敗するのは、6月12日巨人戦以来となった。

先発予定の佐々木朗が腰の張りを訴え、登板を回避。この日出場選手登録された土肥が19年9月2日オリックス戦以来となる1軍登板で急遽先発も、ソフトバンク打線につかまった。初回は先頭安打を許しながらも無失点に切り抜けたが、2回先頭の柳田には中越えの先制27号ソロ。なおも連続長短打で無死一三塁とされると松田に中犠飛、2死一三塁でも三森に中堅への適時二塁打を浴び、この回で降板した。

2番手の鈴木は3回、4回は無失点も5回1死から栗原に右中間越えの16号ソロを浴び加点を許した。4番手のハーマンも7回1死一二塁でデスパイネに中前適時打を許した。

打線はこの試合の前まで13試合連続クオリティースタートを続けていたソフトバンク先発・マルティネスを打ち崩せず。5回は先頭安打と四球で無死一二塁のチャンスを迎えたが1番・荻野からの上位打線が凡退するなど得点を奪えなかった。無得点での敗退は今季7度目。

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ロッテ、朗希代役の土肥、2年ぶり1軍登板も悔しい2回3失点KO「何もできなかった」[スポニチ]

腰の張りで先発登板を緊急回避したロッテ・佐々木朗希の代役として、先発マウンドに上がった土肥星也投手だが、2回6安打3失点でKO。初回こそ無失点で立ち上がったが、2回の先頭・柳田にバックスクリーン弾を浴びると、ここからリズムを崩してしまった。

「優勝争いをしている中でせっかく先発のチャンスをいただいたのに全く何もできませんでした。申し訳ないです」。

19年秋に右肘を手術し、昨季は1、2軍登板なし。2年ぶりの1軍登板だった左腕にとっては悔しすぎる投球となってしまった。

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ロッテ、30日オリックス戦で「やまと芋」「めしあがれ」プレゼント[スポニチ]

ロッテは地元千葉県のために戦う日「ALL for CHIBA」としてプレーする30日のオリックス戦(ZOZOマリン)で佐倉市の特産品である「やまと芋」(1個)と佐倉産こしひかり「めしあがれ」(2合)のセットを先着1000人にプレゼントする。

「やまと芋」と佐倉産こしひかり「めしあがれ」セットの配布は球場正面エリア特設配布ステーションにて15時45分から先着で行う。「めしあがれ」は佐倉市内小中学校の応募の中から選ばれた佐倉産こしひかりの愛称となる。

なお、当日はCHIBAユニホームを着用し、ユニホームの右袖にALL for CHIBA佐倉市のロゴを掲出する。球団広報室は「2位オリックスとの3連戦3戦目となる9月30日には佐倉市の特産品である『やまと芋』(1個)と佐倉産こしひかり『めしあがれ』(2合)のセットを先着1000名様にプレゼントします。地元千葉への誇りを胸に大事な一戦を皆様の応援をいただきながら突破していきたいと思いますので応援よろしくお願いします」とPRした。

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ロッテ、2軍優勝記念グッズ発売、「次は1軍のリーグ優勝へ突き進みます」[スポニチ]

ロッテはイースタン・リーグ優勝を記念したグッズを23日からマリーンズストアミュージアム店で販売することになった。

2軍は22日のDeNA戦(ロッテ浦和)を19−0で勝利し、2014年以来7年ぶり11回目のイースタン・リーグ優勝を決めていた。

商品は次の通り。Tシャツ:3500円、フェイスタオル:1500円、アクリルキーホルダー:600円、全て税込。

記念グッズ第2弾としてパーカーやバスタオルなども25日から販売予定。球団広報室は「初回に17得点を奪う歴史的勝利で7年ぶり11回目のイースタン・リーグ優勝が決まりました。この機会にぜひ記念の商品をお買い求めください。そして次はいよいよ1軍です。51年ぶりの優勝マジックを点灯させ、悲願のリーグ優勝に向けて突き進んでいきますので応援よろしくお願いします」とコメントしている。

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ロッテ・佐々木朗希、先発予定も腰の張りで登板回避[スポニチ]

ロッテ・佐々木朗希投手が23日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)で先発予定だったが、腰の張りを訴え、急遽登板回避となった。

この日出場選手登録された土肥が代役で今季初先発する。

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佐々木朗希先発回避で連敗…腰の張りに井口監督「次回、何とか間に合えば」[報知]

ロッテの佐々木朗希投手(19)が23日、腰の張りのため予告先発されていた同日のソフトバンク戦(ZOZO)登板を急遽回避した。井口監督は状態について「トレーナーの報告では、そこまで悪いとは聞いていない。次回、何とか間に合えば」と説明。抹消の可能性については「今日(23日)と明日の状態を確認して判断します」とした。

腰に異変を感じたのは登板前日の22日だった。首脳陣に伝え、当日にも確認したが、指揮官は「朝の状態で厳しいということ」と登板回避を決断した。前回10日の楽天戦(ZOZO)ではプロ最長の8回を2安打2失点に抑え、プロ最速の158キロをマークするなど進化を見せていた。22日の練習後には、優勝争いの中での登板へ向け「貴重な経験だと思いますし、レベルアップできるチャンス」と気合十分だった。ルールに従いこの日はベンチ入りこそしたが、練習を行う姿は見られなかった。

試合は2年ぶりの1軍登板となった代役の土肥が2回3失点でKO。マルティネス、板東の前に5安打0封負けで8月15、17日以来の2連敗を喫した。2位オリックスも敗れ2.5差で首位はキープしているものの、右足甲骨折で離脱したマーティンを欠く打線は、ここ3試合で2得点。今季2勝(2敗)ながら防御率3.05と安定感も出ており、圧倒的な投球ができる朗希は優勝へ向けキーマンとなり得る存在だけに、長期離脱は避けたいところだ。

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腰の張りで先発回避の佐々木朗希について井口監督「そこまで悪いとは聞いていない」[報知]

ロッテ・井口資仁監督は、腰の張りで先発を回避した佐々木朗希投手について「昨日(22日)、試合終わりでちょっと腰が張っていると報告を受けて、(23日の)朝の状態で厳しいということなんでね」と説明した。

今後については「そこまでトレーナーの報告では悪いということは聞いていない。次回、何とか間に合えばと思います。(登録抹消するかどうかは)今日と明日の状態を確認して判断します」と見極めていく。

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7年ぶり優勝の2軍、記念グッズを発売[報知]

ロッテはイースタン・リーグ優勝を記念したグッズを23日から「マリーンズストアミュージアム店」で販売開始した。

22日のDeNA戦(浦和)で19−0で勝利し、2014年以来7年ぶり11回目のイースタン・リーグ優勝を決めた。

マリーンズオンラインストアでは全商品を対象として26日23時59分まで受注販売を受け付けている。

Tシャツ(3500円)、フェイスタオル(1500円)、アクリルキーホルダ(600円全て税込み)。

記念グッズ第2弾としてパーカーやバスタオルなども25日から販売予定

広報室は「初回に17得点を奪う歴史的勝利でイースタン・リーグ優勝が決まりました。この機会にぜひ記念の商品をお買い求めください。そして次はいよいよ1軍です。51年ぶりの優勝マジックを点灯させ、悲願のリーグ優勝に向けて突き進んでいきますので応援よろしくお願いします」とコメントした。

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佐倉市特産品「やまと芋」とこしひかり「めしあがれ」を先着1000名に、30日オリックス戦[報知]

ロッテは地元・千葉県のために戦う日「ALL for CHIBA」としてプレーする30日オリックス戦(ZOZO)で、佐倉市の特産品である「やまと芋」(1個)と佐倉産こしひかり「めしあがれ」(2合)のセットを先着1000名にプレゼントする。

当日はCHIBAユニホームを着用し、ユニホームの右袖に「ALL for CHIBA佐倉市」のロゴを掲出する。

ロッテ広報室は「地元千葉への誇りを胸に大事な一戦を皆様の応援をいただきながら突破していきたいと思いますので応援よろしくお願いします」とコメントした。

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佐々木朗希が腰の張りで当日に先発回避、代役は土肥星也[報知]

ロッテの佐々木朗季投手が腰の張りのため23日の先発を回避した。予告先発投手として22日に公示されていた。代わりに土肥星也投手が先発する。

佐々木朗は前回10日の楽天戦(ZOZO)で8回2失点と好投。22日の練習後には「(ソフトバンクに)嫌なイメージはない。しっかりできることをやっていければ」とコメントしていたが、アクシデントに見舞われた。

リーグ首位に立つロッテはマーティンが右足甲を骨折して離脱したばかりだ。

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ロッテ投壊被安打14、佐々木朗の登板回避響き連敗、今季7度目の零封負け[デイリー]

ロッテの佐々木朗が急遽先発を回避。影響は大きかった。腰の張りを訴えた右腕の代役として、2年ぶりに登板した土肥は2回3失点と穴を埋められず。井口監督は「急遽でしたけど、あれだけ(球が)高く行くとやられてしまう」と淡い期待も崩れた。2番手以降も捕まって14安打を浴び、8月17日以来の2連敗を喫した。

代役左腕は初回を無失点に抑えたが2回に一変。先頭・柳田にバックスクリーンへ特大の先制弾を浴び、この回だけで5安打3失点。「優勝争いをしている中でチャンスをいただいたのに全く何もできませんでした」と悔しがった。

序盤からのビハインドで打線も沈黙した。5安打で今季7度目の零封負け。2位・オリックスも敗れたため、2.5ゲーム差は変わらないが、最短での優勝マジック点灯「20」は25日へと、また延びた。「しっかり切り替えていく」と井口監督。24日からはリーグで唯一負け越している西武3連戦(メット)。16年ぶりのリーグVへ正念場だ。

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ロッテ・佐々木朗が腰の張りで登板回避、井口監督「そこまで悪いという報告ではない」[デイリー]

ロッテの先発・佐々木朗希投手が腰の張りのため、登板回避し、土肥星也投手を代役先発に立てたが2回を6安打3失点で降板。2番手鈴木も栗原に右中間へ16号ソロを浴びるなど追加点を許し、2連敗となった。

優勝マジック点灯目前で足踏み。井口監督は佐々木について「昨日(22日)の試合終わりで張っているという報告を受けて、朝の状態で厳しいということだったので」と苦渋の決断を明かした。

今後については「そこまで悪いという報告は聞いてないので、次回間に合えば」と話した。

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首位ロッテ2連敗、響いた佐々木朗登板回避、打線も沈黙完封負け[デイリー]

首位ロッテが5安打完封負けで2連敗を喫した。

先発予定だった佐々木朗が腰の張りのため急遽登板回避。この日昇格した今季初登板となる土肥が急遽先発したが2回に柳田のソロ、三森の適時二塁打など5安打を集中され3失点。2回6安打3失点でKOされた。

2番手鈴木は3回1失点。ハーマンも1点を失い、計5失点だった。

打線はソフトバンク先発マルティネスの前に7回まで5安打しながら要所を締められて無得点。初回1死二塁の先制機を生かせず。5回は無死一、二塁として上位を迎えたが、荻野、藤原、中村奨が倒れた。

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ロッテ・佐々木朗希が登板回避、腰の張り訴える、土肥星也投手が代役で先発[デイリー]

予告先発として発表されていた佐々木朗希投手が腰の張りにより、登板を回避することが決まった。代わって土肥星也投手が先発する。

佐々木朗は前回10日の楽天戦で8回2失点と好投。22日にはZOZOマリンスタジアムで1軍投手陣とともに調整をしていた。前日には「しっかり自分のできることをやっていければと思っています」と意気込んでいた。

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ロッテが9・30オリックス戦で、やまと芋とこしひかりをプレゼント、先着1万人[デイリー]

ロッテは23日、千葉県のために戦う日「ALL for CHIBA」としてプレーする9月30日・オリックス戦(ZOZOマリンスタジアム)で、佐倉市の特産品の「やまと芋」(1個)と佐倉産こしひかり「めしあがれ」(2合)のセットを先着1万人にプレゼントすると発表した。球場正面エリア特設配布ステーションで15時45分から先着で配布する。

「めしあがれ」は佐倉市内小中学校の応募の中から選ばれた佐倉産こしひかりの愛称。なお、当日はCHIBAユニホームを着用し、ユニホームの右袖にALL for CHIBA佐倉市のロゴを掲出する。

ロッテ広報室は「2位オリックスとの3連戦3戦目となる9月30日には佐倉市の特産品である『やまと芋』(1個)と佐倉産こしひかり『めしあがれ』(2合)のセットを先着1千名様にプレゼントします。地元千葉への誇りを胸に大事な一戦を皆様の応援をいただきながら突破していきたいと思いますので応援宜しくお願いします」とコメントした。

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ロッテがイースタン優勝記念グッズ販売開始[デイリー]

ロッテは23日、2014年以来7年ぶり11回目のイースタン・リーグ優勝を記念したグッズをマリーンズストアミュージアム店で販売を開始したと発表した。マリーンズオンラインストアでは全商品を対象として9月26日23時59分まで受注販売を受け付ける。

商品一覧は次の通り(全て税込み)。

記念グッズ第2弾としてパーカーやバスタオル等も9月25日から販売予定。

ロッテ広報室は「初回に17得点を奪う歴史的勝利で7年ぶり11回目のイースタン・リーグ優勝が決まりました。この機会にぜひ記念の商品をお買い求めください。そして次はいよいよ一軍です。51年ぶりの優勝マジックを点灯させ、悲願のリーグ優勝に向けて突き進んでいきますので応援宜しくお願いします」とコメントした。

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ロッテ優勝へ最大の試練、データに表れるマーティンの大きすぎる貢献度[Full-Count]

◇19日に自打球を受け、21日に登録を抹消されたマーティン

パ・リーグ首位を走るロッテに悲報がもたらされた。21日に主砲のマーティンが出場選手登録を抹消された。19日の日本ハム戦で自打球を右足に当て、20日の同戦を欠場。病院での検査の結果、右足中間楔状骨骨折と診断されたという。

22日のソフトバンク戦に敗れ、56勝42敗17分で2位オリックスと2.5ゲーム差をとなったロッテにとって、マーティンの離脱は大きな痛手となりそう。今季は99試合に出場して打率.249、25本塁打70打点をマーク。右翼の守備でも強肩を武器とし、その送球を恐れて相手走者が進塁を自重する“抑止力”の面でもチームに貢献していた。

ただ、マーティンの“存在感”というのは、これらの主な成績だけには表れない大きさがあるのも事実だ。そこで、セイバーメトリクスの指標を用いて、マーティンの“価値”を紐解いてみる。データはセイバーメトリクスの指標などで分析を行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)のデータを参照した。

◇マーティンは今季、12球団で最も“勝負強い”打者だった

マーティンが特に秀でているのは、その“勝負強さ”ではないだろうか。セイバーメトリクスの指標には、各選手がどれだけ勝利期待値を増減させたかを示す「WPA」というものがある。これはプレーした状況を考慮し、同じヒット、同じタイムリーでも勝敗の分かれ目となる重要な場面での一打がより評価される指標。この「WPA」でマーティンは12球団トップの成績を残す。

マーティンのWPAは4.74で両リーグ通じて1位だ。2位は広島の鈴木誠也(4.21)、3位がDeNAのタイラー・オースティン(4.00)、4位が巨人の岡本和真(3.91)となり、5位はロッテのブランドン・レアード(3.89)。ロッテの助っ人2人がパ・リーグの1位、2位を占めており、これに続くのがオリックスの杉本裕太郎(3.87)、吉田正尚(3.80)となる。

この「WPA」から見ると、マーティンは12球団で最もチームの勝利期待値を増加させた選手ということになる。打率は.249と決して高くはなく、得点圏打率も.316とリーグ8位ではありながら、この「WPA」でトップということは、同点や逆転、勝ち越しに繋がるような、チームの勝利期待値を増加させる“殊勲打”を多く打っているという証だ。

◇打率.249にも関わらず.374と高い出塁率も残していた

また、打率.249はリーグ22位であるのに対して、出塁率.374はリーグ10位になる。これはチームメートで打率.305をマークする荻野貴司よりも上。打率こそ高くないが、出塁率の高さはリーグでも屈指の存在で、それに加えて、無類の勝負強さがあるということになる。

マーティンは今季、中断期間中に一時帰国し、自宅待機期間があったため、シーズン再開時点では不在。後半戦の始まった8月13日から、再登録された8月27日までの11試合で欠場している。この間、ロッテは5勝5敗2分。一方で復帰した8月27からマーティンが出場した16試合は11勝3敗2分となっており、白星を多く積み重ねている。

マーティンが不在の間は角中勝也や山口航輝、岡大海らを起用して戦ってきたロッテ。2005年の優勝は2位からプレーオフを勝ち上がっての“優勝”だった。1974年以来、47年ぶりの“リーグ優勝”へ向けて残り29試合。マーティンを欠く中でいかにして戦っていくことになるだろうか。

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「変革の息吹」〜球団に集うキーマン達、見つめ直した千葉ロッテの強みと弱み[スポーツナビ]

「千葉ロッテマリーンズ理念」を発表し、それを基に策定されたチームの中長期的なビジョンやメッセージをまとめた「Team Voice」を表明した2021年のマリーンズ。1974年以来、47年ぶりのシーズン勝率1位での優勝に向けて、グラウンドでは日々激闘が繰り広げてられている。そのような中で届ける全4回の連載の第1回は、変革の息吹が芽生えはじめるところから。(文中の敬称略)

◇井口資仁監督からの直々の電話

(ああ、だから勝てないんだな)

2018(平成30)年、千葉ロッテマリーンズのヘッドコーチに就任した鳥越裕介(現2軍監督)の最初の印象だった。06年シーズン限りで現役を引退して以降、07〜17年の11年間にわたって、福岡ソフトバンクホークスの指導者として「常勝軍団」の強さを目の当たりにしてきた。その鳥越が、18年当時の心境を振り返る。

「チーム全体の雰囲気が最初から勝負になっていない。自分達のことを信じていない。自分達が勝てると思っていない。そんなことを最初に感じましたね。とにかく、“相手がすごい”とか、“自分達は足りない”みたいな感じなんです。だったら、“じゃあ、どうすればいいのか?”と考えればいいんだけど、それもない。そもそも、何をすればいいのかすら分かっていなかったんです」。

長年、慣れ親しんだ福岡を去り、新天地として千葉を選んだ。それは、この年からマリーンズの指揮を執ることが決まっていた井口資仁による直々の誘いがきっかけだった。同一リーグ間での移籍。鳥越は「千葉」という土地に縁もゆかりもない。井口の著作『もう下剋上とは言わせない〜勝利へ導くチーム改革〜』(日本文芸社)には、こんな一節がある。

僕が鳥越さんに伝えたメッセージは「一緒にホークスを倒しませんか?」だった。

「ホークスは確かに良いチーム。強いです。でも1チームだけが強いプロ野球では面白くないでしょう?」。

このときの心境を鳥越が振り返る。

「元々、福岡から離れるとは思っていませんでした。自分がマリーンズに行って何ができるのかも分かりませんでした。でも、今までずっとやってきた仲間と反対の立場になって、それを倒しにいくのも面白いのかなという気持ちもありました。最終的な決め手となったのは彼に誘われたからですよ。人と人とのことなので」。

こうして、18年シーズンから、「井口監督、鳥越ヘッドコーチ」による新体制がスタートすることとなった。

18年、ついに単体黒字化を実現

現在、マーケティング戦略本部長を務める高坂俊介がロッテと関係を持つようになったのは13年シーズンのことだった。様々な企業の「現場」を目の当たりにしてきた高坂にとって、マリーンズの印象は「個の力が強いな」というものだった。当時のことを、高坂が述懐する。

「僕がロッテに関わることになった13年当時は、チーム単体の黒字化へのプロセスも始まっていなかった時期でした。この頃には、“社員個人個人、個の力は強いけど、組織としての力はまだ弱いな”という印象を抱きました。色々なアイディアが出て、それを実行している状況でしたが、よくも悪くも個人や担当部署の裁量が大きくて、組織としてどこに向かうのかが見えにくかったというのが、13年当時のマリーンズでした」。

マリーンズにとって、そして高坂にとって転機となったのが翌14年のこと。創立以来50年にわたって赤字経営が続いていた球団が、経営改善に成功していく過程を目の当たりしていくことになる。

「僕がマリーンズに関わるようになって、現在までに3つのフェーズがあると思っています。最初のフェーズは、私が正式にマリーンズに入社した15年前後のこと。2番目が単年黒字化に成功した18年、19年。そして、それから現在に至るまで。この3つのフェーズです」。

井口が監督に就任したのは、高坂の言う「2つ目のフェーズ」である18年のことだった。球団として初めて単体で黒字化した年である。少しずつ、少しずつマリーンズに改革の息吹が感じられ始めていた頃のことだった。

◇河合克美オーナー代行が球団社長も兼務

創業以来初となる単体黒字化に導いた18年、19年の後を受け、河合克美が球団社長に就任したのが19年12月のことだ。鐘紡、博報堂を経て、株式会社ロッテ・アドに入社したのが04年のこと。10年にはロッテホールディングスの取締役政策本部長経営戦略室室長となり、13年に株式会社ロッテの常務取締役、16年に取締役副社長となった。河合は言う。

「04年にロッテグループのロッテ・アドという宣伝会社の宣伝部に統括部長という形で入社しました。翌05年正月に重光武雄名誉会長から、“野球にも力を入れろ”と言われ、マリーンズと連動した菓子の宣伝も考えることになりました。その後も、球団との関係は続いていましたが、山室社長が黒字化した18年にマリーンズのオーナー代行就任の話がきました」。

そして19年12月−。河合が球団社長に就任する。オーナー代行との兼務という重責を担うことになった。

「オーナー代行になった頃からは、それまでよりも細かく球団の経営状況をチェックするようになりました。その結果、マリーンズというチームにはどこにチャンスがあるのか、どこに課題があるのかということが何となく見えてきました。18年、そして19年までは“まずは黒字化する”ということが至上命題でした。それがなければ、次の戦略には移れませんでしたから。そして、それを実現したタイミングで、球団社長も兼務することになったんです」。

球団の足元を見つめ直す作業の中で、河合は「マリーンズの強みと弱み」を再認識することとなった。

「強みは《リアルでの面白さ》だと感じました。あらゆるものがデジタル化していく時期だからこそ、生のスポーツコンテンツの面白さに、逆に気づき始めた人が増えているのではないか?19年のラグビーワールドカップ、今回の東京オリンピックでもそうですが、《リアルならではの面白さ》は私達の1番の強みです。その点に関しては、まだまだいくらでもやりようがある。私はそう感じました」。

一方の「弱み」も明確だった。

「球団というのは、《チーム》と《事業》の両輪が回っていないとビジネスになりません。それまでは、《黒字化すること》が大命題になっていて、明確なビジョンや方向性が定まっていなかった。だからこそ、自分達の足元を見つめ直して、しっかりとデータ分析をして、短期的、中期的、長期的な戦略を描く必要があるのではないか。教科書的な言い方をすれば、《選択と集中》。そこを徹底する必要があるのではないか。そう考えたんです」。

明確なビジョンや方向性を定めること−。マリーンズに必要なものが明らかになった。改革の息吹は、ここからさらに加速していくことになる。

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