わたしはかもめ2021年鴎の便り(9月)

便

9月29日

千葉ロッテ2−15オリックス(ZOZOマリン)

オリックスがともに今季最多となる21安打15得点の圧勝で3連勝を飾った。0−2の5回に吉田正の適時二塁打とモヤの3ランなどで6点を奪って逆転。5年目の山崎颯が6回途中まで2失点でプロ初勝利。ロッテは投手陣が崩れた。

123456789R
オリックス00006130515
千葉ロッテ0200000002

ページトップ

[谷繁元信]首位ロッテ加藤匠馬の必死な姿勢光る、驚きも感慨深いプロ1号[ニッカン]

首位ロッテの中で捕手加藤匠馬の必死な姿勢が光る。勝てばマジック点灯だった29日のオリックス戦は大敗した。スタメン捕手としてチームの結果がもちろん最重要だ。その中でも試合前までの打率は1割3厘だったが、2回にプロ1号本塁打を放った。正直に言えば驚きだし、感慨深い。

14年ドラフト5位で中日に入団し、ルーキーイヤーは私の監督2年目だった。肩は一級品だったが、それ以外の能力はプロの捕手の基準に達していなかった。特に打撃は私がプロ野球人生で見た野手の中では1番力がなかった。

キャンプではプロの世界で戦える下地を作るために、とにかく練習をさせた。キャッチング、ブロッキング、足の運び。練習量は相当なものだったはずだ。後に本人も「あの時の練習が1番きつかった」と言っているということを最近、人伝えに聞いた。

加藤に感心させられたのは、体の強さだ。他の捕手は故障の1歩手前でストップをかけることもあったが、やり遂げたのは私の中では桂と2人だけだった。何よりこちらが教えたことを素直に受け止める謙虚さがあった。

その姿勢は今も変わっていない。プロの世界に長くいると忘れがちになるが、目の前のワンプレー、1球に必死に向き合っていると感じられる。初本塁打もそうだし、1回の守備も制球の乱れた先発美馬は4番杉本、5番T−岡田と3ボールまで追い込まれた。四球を嫌がり、「エイ、ヤー!」で直球を選択してもおかしくないが、粘り強くスライダー、フォークを投げさせ、ピンチを切り抜けた。

6月に中日からトレード移籍し、初めてのパ・リーグで選手の特徴を把握するのも大変だったはずだ。加入後は先発した試合で17勝8敗5分けで勝率6割8分、出場時は防御率2.99は立派な数字だ。まだレギュラーとは言えないが、シーズン途中での移籍で主戦捕手になることは、ほとんどない。打撃も含めて課題もまだあるが、捕手は持って生まれた強肩があれば、本人のひたむきな努力次第で活躍できるポジションだということを再認識した。

ページトップ

[谷繁元信]ロッテにもオリックスにも散見…優勝ミスミス逃さぬように[ニッカン]

ロッテがオリックスに勝てば優勝マジック点灯という直接対決だったが、好試合とは言えず、両軍ともにミスが散見された。

5回にオリックスが6得点を奪い、大勢が決したイニング。ロッテの先発美馬は先頭の宗に対し、初球の直球が真ん中に入り、右前打で出塁を許した。1点を奪われ、救援した東妻は2死一、三塁でローボールヒッターのモヤに直球を内寄りの低めに投げ、逆転3ランを浴びた。制球ミスもそうだが、外国人打者に1ボールから安易な直球はリスクが高く、変化球を挟むべきだ。さらに安達の三ゴロで3アウトとなるところを藤岡が失策し、福田の不要な2点適時二塁打へと傷口を広げた。

ロッテはそつのない野球が売りで、全員で勝利に向かっているのが首位快走の要因となっていた。そのスタイルが崩れれば必然と苦しくなる。16日のソフトバンク戦を評論した時に「マーティンの離脱が長引けば、しわ寄せは隠せないだろうが、短期間ならカバーできるだけの力がついた」と評したが、その後の故障で危惧していた状況となった。ますますミスのない野球が求められる。

大勝したオリックスもミスが少なかったわけではない。2回に打率1割3厘の加藤に食らったプロ1号には「打たれないだろう」という油断があった。伏見は4回無死一、二塁でバントを失敗し、併殺で好機をつぶした。ロッテとは対照的に選手1人1人の能力の高さがチーム力となっているが、シーズン終盤は相手の主軸も集中力が高く、ミスを逃してはくれない。この試合はミスの数で軍配が上がったが、まだ改善の余地はある。

残り約20試合となり、記録に残るミスも、残らないミスも、もちろん出る。だが極力減らすことが当たり前の鉄則だが、優勝を最後につかむ上で何よりも重要となる。

ページトップ

1勝でM点灯も…ロッテ15失点し2位オリックスに連敗、井口監督声落とす[ニッカン]

ロッテが首位攻防戦で今季ワーストの15失点を喫し、2位オリックスに連敗した。5回に先発美馬が先頭から3連打され、1死後に東妻に交代するもモヤに逆転3ランを被弾。この回一挙6失点で、2点リードをひっくり返された。唐川も9回に5失点するなど、打者一巡とされるイニングが2度もあった。1つ勝てば優勝マジック点灯という局面での大敗。井口監督は「大事な試合で一方的なゲームになってしまった。見に来たお客さんに申し訳ない」と声を落とした。

打線がつながりを欠き、守備では藤岡に2失策が出た。2夜連続の3ランによる逆転負けで、ついに1ゲーム差に迫られた。井口監督は「打線も含めて今機能していないところがある。守りも2日連続で1発打たれてますからね。しっかり警戒していきたい」と話し、最後は「もういいですか」と囲み取材を終了した。

美馬(5回1死一、三塁で降板して6敗目)
「あの回は投げ切らないと…。中継ぎの人に申し訳ないです。」
加藤(7年目でプロ1号2ラン。トレード移籍後初打点)
「今まで打撃の方でチームに迷惑をかけていた。(本塁打は)初めてなのでちょっと興奮してよく分からないです。」

ページトップ

東京五輪体操2冠の橋本大輝が始球式「ストライクが入らなくて少し悔しい」[ニッカン]

東京オリンピック体操で史上最年少での個人総合制覇と種目別鉄棒の2冠に輝いた橋本大輝(20=順大)が、ロッテ−オリックス21回戦(ZOZOマリン)の始球式を行った。

千葉・成田市出身で、首に金メダルをかけてリリーフカーで登場。背番号87のユニホーム姿で振りかぶって投げ込んだ。外角高めへのノーバウンド投球で空振りを奪い「マウンドに立ってみると、競技前の感覚に近いような緊張感がありました。ストライクが入らなくて少し悔しいです」とコメント。ロッテ井口監督から花束を受け取った。

ページトップ

ロッテ10月7日楽天戦でパラ金メダル車椅子テニス国枝慎吾が始球式[ニッカン]

ロッテは29日、10月7日楽天戦(ZOZOマリン)を「麗沢大学サンクス・ナイトゲーム For ALL」として開催し、同大卒業生でプロ車椅子テニスプレーヤー、東京パラリンピック金メダリストの国枝慎吾(37)が始球式を行うと発表した。

国枝は球団を通じて「千葉ロッテマリーンズファンの皆さま。千葉県柏市出身の国枝慎吾です。人生初の始球式を10月7日にさせていただくことをとても光栄に感じています。9歳で病気を患う前までは、根っからの野球少年でした。車椅子になってその夢はついえましたが、今は車椅子テニス選手であることを誇りに思っています。先日の東京パラリンピックでは、皆様の前で金メダルを獲得することができました。千葉ロッテも47年ぶり勝率1位でのリーグ優勝を目指して頑張ってください。応援しています!」とコメント。

当日は、同大経済学部スポーツビジネス専攻の学生が中心となって企画したプレゼント抽選会などのイベントも実施される。

ページトップ

[プロ野球番記者コラム]打線の重要ポイント2番に佐藤都志也、ロッテ悲願達成へ今度こそ救世主に[ニッカン]

涼しくなってきても、ロッテが首位にいる。平常心でいたいところながら、担当記者としても少しずつ緊張感が高まる。

「悲願達成へのキーマンは?」。そう問われることが何度かあった。全員だと思うけれど、特にカギを握るのではと感じる選手が何人かいて、プロ2年目の佐藤都志也捕手(23)がその1人だ。

交流戦の前に、上司から同じように「交流戦のキーマンは?」と問われ、佐藤都を記事にした。当時、正捕手田村ら1軍捕手陣が相次いで故障などで離脱。データの少ないセ・リーグ相手に、どうリードしていくかが鍵になるとみた。

横浜スタジアムでとんでもない弾丸ライナーの本塁打を放つなど、打撃では一定の存在感を示した。一方でマスクでは苦戦する場面も何度かあった。盗塁を許し、ワンバウンドの投球も続けて後ろにそらす−。

「正直、気持ちを切り替えるのは難しかったです。やっぱり1球そらしたりすると『今日もか』というのが自分の中にあったり」。

首脳陣、江村ら先輩のアドバイスを受けながら、何とか試合を作る。5月19日から16試合連続でスタメンマスク。この期間をチームが7勝8敗1分けで乗り越えられたのは、今となってはかなり大きい。

田村が戻り、中日から加藤も加入。佐藤都はいま、重要な局面で打撃での貢献を求められている。打球速度はチームトップクラスながら、ここまでは好調をキープしきれなかった。

今季はマーティン、藤原といった強打者が務めてきた2番打者に、いま佐藤都が起用されている。マーティンは故障し、藤原は本来の調子が戻らない。1番荻野とレアードら中軸をつなぐ、ロッテ打線の重要ポイント。首脳陣の期待の大きさが表れる。

1軍再昇格後の9月22日以降は、打率5割に迫る。ソフトバンク千賀のフォークを強くセンターにはじき返し、西武ギャレットのスピードボールを右中間に低空ライナーで抜くなど、見事な打撃を見せている。本人は「何とかチームのために、を重点的に頑張りたいです」と挑む。悔いが残った交流戦。2軍で鍛え直し、今度こそ救世主に。1ヶ月後には全てが決まっている。

ページトップ

[小早川毅彦の打診球診]ロッテは疲れのみえる中、3戦目取ってM点灯しかない[サンスポ]

ロッテは疲れが出ているように感じる。打者は本来のスイングができていないし、投手は球の力が落ちている。マラソンで先頭を走るランナーが風を受けて、体力を消耗したような感じだ。

その隙に息を吹き返したのがオリックス。吉田正の復帰が大きい。4回まで毎回チャンスを作りながら、あと一本が出ずに無得点。その間に伏兵・加藤の2ランで先制を許し、普通ならロッテのペースになってしまうところだが、そうさせなかった。

5回に吉田正の適時二塁打で1点を返すと、一挙6点のビッグイニングを作った。3番に吉田正が戻ってきたことで、パの本塁打王争いでトップに立つ4番・杉本は力みが抜けて単打4本。パで優勝するチームには、ソフトバンクの柳田とデスパイネ、西武の森と山川のように看板になる中軸がいた。今の2人には、そのくらいの怖さがある。

オリックスの勢いを止めるには、ロッテは何としても3戦目を取って優勝へのマジックナンバーを点灯させるしかない。だが、点灯できたとしても、すんなりゴールするのは難しいだろう。

ページトップ

ロッテ・加藤、7年目でプロ初本塁打「初めてなのでちょっと興奮して、よく分からない」[サンスポ]

ロッテの加藤が7年目でプロ初本塁打を放った。0−0の2回2死一塁で山崎颯の甘く入った速球を振り抜いた打球は左翼にせり出すホームランラグーン席に飛び込んだ。通算372打席目での一発に「初めてなのでちょっと興奮して、よく分からない」と振り返った。

6月に中日からトレードで加入した捕手。強肩を生かした守備が持ち味で田村と併用されながら優勝争いをするチームを支えている。今季40試合目の出場で、ようやく移籍後初打点も記録し「今まで打撃でチームに迷惑を掛けていた。打てて良かった」と謙虚に喜んだ。

美馬(5回途中で降板して6敗目)
「あの回は投げ切らないと。中継ぎの方々に申し訳ない。」

ページトップ

東京五輪2冠の体操・橋本大輝がノーバウンド投球、ZOZOマリンで始球式[サンスポ]

千葉県成田市出身で、東京五輪体操で史上最年少で個人総合と種目別鉄棒の2冠に輝いた橋本大輝(20=順大)が29日、ロッテ−オリックス21回戦(ZOZOマリン)で始球式を務めた。金メダルを首に下げ、背番号87のユニホーム姿で登場した橋本は高めのボール球ながらも見事なノーバウンド投球を披露。「マウンドに立ってみると、競技前の感覚に近いような緊張感がありました。ストライクが入らなくて少し悔しいです」と振り返った。始球式後はロッテ・井口監督から花束が贈呈された。

ページトップ

10月7日にZOZOマリンで東京パラリンピック金メダリストの国枝慎吾が始球式[サンスポ]

ロッテは29日、プロ車椅子テニスプレーヤーで東京パラリンピック金メダリストの国枝慎吾(37)が10月7日の楽天戦(ZOZOマリン)で始球式を務めると発表した。

千葉県柏市出身で、ロッテのオフィシャルスポンサーである麗澤大OBの国枝は「千葉ロッテマリーンズファンの皆さま。人生初の始球式を10月7日にさせていただくことをとても光栄に感じています」とコメント。さらに「9歳で病気を患う前までは、根っからの野球少年でした。車椅子になってその夢は潰えましたが、今は車椅子テニス選手であることを誇りに思っています。先日の東京パラリンピックでは、皆さまの前で金メダルを獲得することができました。千葉ロッテも47年ぶり勝率1位でのリーグ優勝を目指して頑張ってください。応援しています!」と続けた。

ページトップ

ロッテ大炎上15失点、まるで“オリの運動会”ワースト21被安打、井口監督「申し訳ない」[スポニチ]

観衆9567人の多くが、ロッテの半世紀ぶりマジック点灯を期待していた。ところが見せつけられたのは相手走者がグルグルとダイヤモンドを回る姿。オリックスの運動会のような光景だ。井口監督は「本当に見に来てくれたお客さんに申し訳ない」と、珍しく弱気な言葉を残した。

2−0の5回、先発の美馬が吉田正に右中間適時二塁打など3連打を浴びて降板。2番手の東妻もモヤに逆転3ランを許すなど、この回打者一巡で6点を失った。美馬は「あの回は投げきらないと…。中継ぎの人に申し訳ない」とうな垂れたが、投手陣の崩壊は止まらなかった。

6回、7回と失点を重ね、9回は唐川を投入したが4安打を浴びて5失点。21安打も15失点も今季ワースト。勝てばリーグ優勝した70年シーズン以来、51年ぶりのマジック点灯だったが、2位・オリックスとの直接対決に連敗を喫して1ゲーム差まで迫られた。

指揮官は「本当に一方的な試合になってしまった。明日ね、切り替えて頑張りたい」と絞り出したが、これが優勝への重圧なのか。5度目の挑戦もマジック点灯に届かなかった。30日も勝てば「18」がともる。6度目のチャンスは逃すことはできない。

◇マジック点灯30日にまた持ち越し

ロッテがオリックスに敗れたため、両チームのゲーム差は9月11日以来の1.0に縮まった。ロッテの優勝への最短マジックナンバー点灯は30日に持ち越し。ロッテが勝った場合のみM18が出る。なお、敗れても勝率.552、オリックスは勝っても勝率.550で今日の順位の変動はない。

ページトップ

ロッテ加藤が“ビックリマン”7年目プロ1号、6月に中日からトレード、先制2ランも大敗[スポニチ]

ロッテ7年目の加藤がプロ初アーチを放った。2回に山崎颯の145キロ直球を左越えに運ぶ先制の1号2ラン。6月に中日からトレードで移籍した29歳は「初めてなので、ちょっと興奮してよく分からないです!」。

だが中盤から投手陣が崩れ、逆転されての大敗。自身も7回に代打を送られ、記念すべき日に捕手としては苦い思い出を残すことになった。

ページトップ

ロッテ、M点灯目前で今季ワースト21安打15失点、井口監督「一方的なゲームになってしまった」[スポニチ]

投手陣は今季ワーストの21安打を浴び、同じくワーストの25失点。首位攻防戦で連敗し、2位・オリックスに1ゲーム差と迫られた。

5回途中3失点の先発・美馬は「あの回は投げ切らないと…。中継ぎの人に申し訳ない」とうな垂れた。

井口監督は「一方的なゲームになってしまった。打線を含めてしっかりしていかないといけない」と厳しい表情だった。

ページトップ

ロッテ、背番号66の本塁打は22年ぶり!加藤匠馬がプロ1号、その前に付けていたのはあの名外野手[スポニチ]

ロッテの加藤匠馬捕手が0−0の2回2死一塁で先制2ランを放った。これが加藤にとってプロ7年目での初本塁打。これがロッテの背番号66としては実に22年ぶりのアーチだった。

加藤の前に背番号66を付けていたのは岡田幸文(現楽天外野守備走塁コーチ)。09年から18年まで「66」を付け、驚異的な身体能力と打球の読みで、広い守備範囲を誇る名外野手だったがプロ通算本塁打は0。06年から08年は投手の末永仁志が付け、「66」の一発は1999年10月2日・日本ハム戦で記録した天野勇剛(ユウゴー)までさかのぼる。

ページトップ

ロッテ・加藤匠馬が大一番でプロ初アーチ!首位決戦第2Rで先制2ラン「興奮してよく分からないです!」[スポニチ]

ロッテ・加藤匠馬捕手が0−0の2回2死一塁の場面で左翼に先制2ランを放った。

これがプロ7年目での初本塁打。山崎颯の直球を左翼のラグーン席に打ち込んだ。加藤は今季途中で中日からトレード加入し、この試合が40試合目の出場だった。

加藤
「打ったのはストレートです。今までバッティングの方でチームに迷惑を掛けていたので大事な試合で先制打を打てて良かったです。初めてなのでちょっと興奮してよく分からないです!」

ページトップ

15失点でマジック「18」点灯せず、井口資仁監督は「お客さんに申し訳ない」[報知]

ロッテが29日、オリックスに2−15で敗れて、51年ぶりのマジック「18」点灯に失敗した。9月16、18、22、28日と点灯のチャンスを逃しており“5度目の正直”を目指したが、またしても未遂に終わった。

2回2死一塁でプロ7年目、6月に中日からトレード移籍した加藤が2回2死一塁で左翼席に先制2ラン。嬉しいプロ初アーチで、幸先の良いスタートを切った。

暗転したのは5回だった。先発の美馬が先頭の宗に右前打を許すと、続く吉田正に右中間を破る適時二塁打を打たれた。さらに杉本は左前打で無死一、三塁。1死後、2番手の東妻に交代。紅林は遊飛に打ち取り2死としたが、モヤには中堅右に10号逆転3ランを運ばれた。さらに伏見の四球や敵失などで2死一、二塁で福田には左中間に2点二塁打。この回、6点を失った。4回1/3を投げて9安打3失点の美馬は「あの回は投げ切らないと…。中継ぎの人に申し訳ないです」と言葉少なだった。

勢いのついたオリックス打線を止められず、6回も1失点、7回も3失点。9回にも5点を失った。今季ワーストの被安打21、15失点で今季6度目の2ケタ失点と投手陣が崩壊。試合後、井口監督は「こういう大事な試合で一方的なゲームになってしまった。見に来たお客さんに申し訳ない」と謝罪した。30日のオリックス戦に勝てばマジック「18」が点灯するだけに、気持ちを切り替えて臨む。

ページトップ

7年目の加藤匠馬がプロ1号、2回に先制2ラン[報知]

ロッテ・加藤匠馬捕手がオリックス戦の2回2死一塁で左翼席に先制の2ランを放った。7年目の今年6月に中日からトレード移籍した29歳にとっては、嬉しいプロ初アーチとなった。

ロッテはこの試合に勝てば1970年以来、51年ぶりとなるマジック「18」が点灯する。

ページトップ

体操個人2冠の橋本大輝が始球式「ストライクが入らなくて少し悔しい」[報知]

東京五輪体操日本代表で、男子団体で銀、個人総合と種目別鉄棒で金メダルを獲得した成田出身の橋本大輝が試合前に始球式を務め、力強い投球を捕手のミットに投げ込んだ。

「マウンドに立ってみると、競技前の感覚に近いような緊張感がありました。ストライクが入らなくて少し悔しいです」と感想を口にした。

ページトップ

10月7日の本拠での楽天戦で東京パラリンピック金メダリストの国枝慎吾が始球式[報知]

ロッテは10月7日の楽天戦で、オフィシャルスポンサーの麗澤大学の冠協賛試合イベント「麗澤大学サンクス・ナイトゲーム For ALL」を開催し、同大OBでプロ車椅子テニスプレーヤー、東京パラリンピック金メダリストの国枝慎吾が始球式を行うこととなったと発表した。

国枝の始球式は「麗澤大学サンクス・ナイトゲーム For ALL」のファーストピッチセレモニーとして開催され、同大経済学部スポーツビジネス専攻の学生が中心となり企画したプレゼント抽選会などのイベントも実施する。

国枝慎吾のコメント
「千葉ロッテマリーンズファンの皆さま。千葉県柏市出身の国枝慎吾です。人生初の始球式を10月7日にさせていただくことをとても光栄に感じています。9歳で病気を患う前までは、根っからの野球少年でした。車椅子になってその夢はついえましたが、今は車椅子テニス選手であることを誇りに思っています。先日の東京パラリンピックでは、皆様の前で金メダルを獲得することができました。千葉ロッテも47年ぶり勝率1位でのリーグ優勝を目指して頑張ってください。応援しています!」

ページトップ

ロッテ、今季ワースト21被安打の大敗、5度目のM点灯挑戦も失敗[デイリー]

ロッテは投壊が止まらず、逆転負けを喫した。今季ワースト21被安打で大敗。優勝マジック点灯への5度目の挑戦もまた、未遂に終わった。井口監督は「こういう大事な試合で、こういう一方的なゲームになって、見に来てくれたお客さんに申し訳ない」。必死に手拍子応援を続けてくれたファンに懺悔した。

相性の悪い吉田正に3安打、杉本には4安打を許すなど投手陣は毎回被安打を浴びたが、指揮官はつながりの欠いた打線も敗因に指摘。2回に加藤のプロ1号2ランで先制。勝利への機運は高まったが3回は簡単に三者凡退。4回は先頭の佐藤都が四球で出塁後に得点圏に進んだものの、後続が凡退で無得点。初回から無失点で粘っていた美馬が5回につかまる悪循環となった。

「打線も含めて機能していないので、つながるように。切り替えてやっていきたい」と井口監督。連敗でオリックスと1ゲーム差になったが、30日に勝てばマジックは点灯する。10月1日からの仙台遠征前の最後の試合で、今度こそともしてみせる。

ページトップ

大敗のロッテ井口監督「お客さんに申し訳ない」5度目の挑戦もマジック点灯ならず[デイリー]

優勝マジックナンバーの点灯は5度目の挑戦もお預けとなった。ロッテは投壊が止まらず今季ワースト、毎回の21被安打で逆転負けを喫した。井口監督はつながりを欠いた打線に奮起を促した。

2回に加藤のプロ1号となる左越え2ランで先制し、勝利への機運は高まった。だが、3回は角中、中村奨、レアードが三者凡退に倒れた。4回は先頭の佐藤都が四球で出塁。山口の三ゴロで1死二塁としたが、藤岡が一ゴロ。エチェバリアは低めの変化球を空振り三振で無得点。4回まで毎回安打を浴びながらも無失点と抑えていた美馬が5回につかまって逆転を許し、逆にオリックスの山崎颯にプロ初勝利を献上した。

試合後、井口監督は「大事な試合でこういう一方的なゲームになってしまったので、本当に見に来てくれたお客さんに申し訳ない」と謝った後、「打線も含めて機能していないとこがあるのでね、そのへんもしっかりつながるようにしていきたい」と次戦へ向けて前を向いた。

ページトップ

ZOZOマリンどよめく、ロッテ・加藤がプロ1号となる先制2ラン[デイリー]

0−0の2回2死一塁。捕手の加藤が真ん中直球を捉えた打球は、左翼ホームランラグーンへ飛び込んだ。ベンチに戻り、レアードらチームメートも意外性の一発にびっくり。本人も大喜びした。

プロ7年目でこれが初の本塁打。加藤は三重高から青学大を経て、2014年度ドラフト5位で中日に入団。今季6月にトレードでロッテに加入した。

これが移籍後初打点となり、加藤は「今までバッティングの方でチームに迷惑をかけていたので、大事な試合で先制打を打ててよかったです。初めてなのでちょっと、興奮してよく分からないです!」とコメントした。

勝てば優勝へのマジック18が点灯する2位・オリックスとの重要な一戦での“まさか”の先制弾。スタンドがどよめいただけでなく、本人も困惑気味だった。

ページトップ

東京五輪・体操金の橋本大輝「悔しい」ノーバウンド投球もストライク入らず[デイリー]

東京五輪体操で史上最年少での個人総合制覇と種目別鉄棒の2冠に輝いた橋本大輝(20=順大)が始球式に登場した。

千葉県成田市出身の橋本は、金メダルを首にかけてリリーフカーに乗りマウンドへ登場。87のユニホームで振りかぶり、ノーバウンド投球。空振りを奪い、スタンドからはどよめきも起こった。井口監督から花束を受け取り、深々とおじぎをした。投球後「マウンドに立ってみると、競技前の感覚に近いような緊張感がありました。ストライクが入らなくて少し悔しいです」とコメントをよせた。

ページトップ

ロッテ、車椅子金メダリストの国枝慎吾が始球式で登板へ、10・7楽天戦[デイリー]

ロッテは10月7日楽天戦(ZOZOマリンスタジアム)で、プロ車椅子テニスプレーヤーで東京パラリンピック金メダリストの国枝慎吾が始球式を行うと発表した。同日はマリーンズオフィシャルスポンサーで、国枝が卒業した麗澤大学の冠協賛試合イベント「麗澤大学サンクス・ナイトゲーム For ALL」を開催する。

◇国枝のプロフィール

プロ車椅子テニスプレーヤー。1984年千葉県柏市出身。麗澤高校、麗澤大学国際経済学部(現在の経済学部)卒業。在学中に開催された2004年アテネパラリンピックにて車椅子テニスダブルス金メダルを獲得。卒業後は職員として2年間勤務ののち、プロに転向。2021年月9時点で車椅子テニス男子シングルスランキング世界1位。東京2020では男子シングルスでパラリンピック通算4つ目の金メダルを獲得した。


なお、当日は麗澤大学経済学部スポーツビジネス専攻の学生が中心となり企画したプレゼント抽選会などのイベントも実施される。

国枝は球団を通じ「千葉ロッテマリーンズファンの皆さま。千葉県柏市出身の国枝慎吾です。人生初の始球式を10月7日にさせていただくことをとても光栄に感じています。9歳で病気を患う前までは、根っからの野球少年でした。車椅子になってその夢は潰えましたが、今は車椅子テニス選手であることを誇りに思っています。先日の東京パラリンピックでは、皆様の前で金メダルを獲得することができました。千葉ロッテも47年ぶり勝率1位でのリーグ優勝を目指して頑張ってください。応援しています!」とコメントした。

ページトップ