わたしはかもめ2021年鴎の便り(10月)

便

10月3日

東北楽天2−0ロ(楽天生命パーク)

ロッテが連敗を4で止めた。1回にレアードの適時二塁打などで2点を先制。小島が今季2度目の完封を無四球で飾り3年目で初の10勝目を挙げた。楽天は田中将が日本球界復帰後初めて完投したが、打線が散発3安打に抑え込まれた。

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千葉ロッテ2000000002
東北楽天0000000000

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タンスから布団と一緒に落下、ロッテ小島和哉の「はちゃめちゃ」幼少期[ニッカン]

ロッテ小島和哉投手(25)が男を上げた。ちょうど100球で楽天打線を3安打完封。自身初の2ケタ勝利で、チームの10勝一番乗り。


冷静で真面目な小島は、幼少期は「はちゃめちゃでした」(本人)と笑う。顎を指で差し「自分、笑うとここがへこんでるじゃないですか。落ちて縫ったんです」。小学校からは埼玉在住ながら、当時は栃木・鹿沼の保育園に通っていた。昼寝の時間、タンスに上って布団下ろしを手伝っていたら、布団と一緒に勢いで落下し、床にぶつかったと回想する。

小学生になっても豪快なまま、週6回の水泳と野球を両立した。平泳ぎだけで終わるつもりが、選手コースに招集され、低学年の最終関門バタフライに到達。ジュニア・オリンピックのタイムもクリアする段階だったという。「心肺機能、めっちゃ強くなりました。肩の可動域も」。野球も第1試合で投手、第2試合で捕手など、とにかく動き回った。ここ4試合で3完投。深まる自信が、小島本来の強さをどんどん引き出している。

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ロッテ井口監督、補強ポイントは「全部」ドラフト戦略4日以降に最終決定[ニッカン]

ロッテは11日に迫るドラフト会議への戦略について、4日以降に最終決定が行われることになった。

井口監督は「僕も一応、リストに上がっている選手全員の映像は見ています」とし「チームとしてどういう方向性でいくかは僕1人の意見ではないので。現場と球団と意見を合わせながらおそらく1位は決まると思う」と展望。補強ポイントは「全部ですよ」とした。

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ロッテ小島和哉10勝、連続失策ピンチ乗り越え、マー君投げ合いにも勝った[ニッカン]

ロッテ小島和哉投手(25)が男を上げた。ちょうど100球で楽天打線を3安打完封。自身初の2ケタ勝利で、チームの10勝一番乗り。初回の2得点を守り、味方の失策も力投でカバー。優勝マジック点灯寸前から4連敗と苦しんだチームを救った。「天の上の人」という楽天田中将大投手(32)と投げ合っての価値ある1勝。浦和学院(埼玉)−早大と歩んだ左腕が、プロの投手として独り立ちし悲願の優勝へチームを牽引する。


エースの活躍をした小島には完封より10勝より、嬉しかったことがある。

「僕自身、シーズン前半あまりチームに貢献できなかった気持ちが強くて。いつも打って勝ちをつけてもらった。お互い助け合いの気持ちじゃないですけど、エラーした時は僕が投げて絶対助けるんだという気持ちで抑えられたので」。

無安打投球の5回、一塁レアードが連続失策でピンチを作った。前回登板では中村奨の失策を機に2失点。この日は無失点で切り抜け、自分の弱さを乗り越えた。ベンチに戻りながら、併殺を取った二遊間をねぎらおうと上半身だけひねって歩いた。4連敗を喫し、益田と中村奨を中心に選手ミーティングを開き、意思統一した翌日の大仕事になった。

田中将とのタフな投げ合いは、9回の攻防まで続いた。「天の上の人のような」と表現する。「偉大な人と投げ合えることが、僕の野球人生の中でもすごい幸せだなと思って、今日は投げられたと思います」。苦しみながらも首脳陣の信頼を勝ち得てきたからこそ、託されたこの舞台。左打者の内角にも直球を強気に差し込み続ける姿に、井口監督も「ほんっとによく投げてくれた」とたたえた。本当に、ではなく「ほんっとに」と余韻を込めた。

中学時代には緊張感ある投手戦を制した直後、バッテリーで思わず涙したこともある。10年を経て、感謝が何より先に出る青年になった。チームの貯金は11で、うち7つを小島が稼いだ。「優勝できなかったらその貯金も意味ないと、自分の中では思っているので」と慢心や油断とは無縁。「早稲田の魂を引き継いで頑張りたいです」と引退する日本ハム斎藤の姿からも力を得た。野球人生、もうすぐ20年。ロッテのために、全ての学びを力に変える時が来た。

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[データ]小島和哉10勝、ロッテ左投手2桁勝利は成瀬以来9年ぶり[ニッカン]

ロッテ小島和哉投手(25)が100球で楽天打線を3安打完封。自身初の2ケタ勝利で、チームの10勝一番乗り。

小島が無四死球の完封勝利で自身初の10勝目。ロッテ左投手の2桁勝利は、12年に12勝を挙げた成瀬以来9年ぶり。また、無四死球完封は昨年9月14日オリックス戦の二木以来で、左腕では11年4月26日オリックス戦の成瀬以来。

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[谷繁元信]混パ!オリックス、ロッテともに最下位日本ハム戦がポイント[ニッカン]

谷繁元信氏(50=日刊スポーツ評論家)が大混戦のセ・パの優勝ラインを占った。ヤクルト、オリックスともに昨季の最下位チームが首位に立つ「超下克上」の展開。優位ではあるが、残り約20試合の勝率5割ペースは容易ではないと説いた。キーマンの働きがラストスパートの命運を握る。

パ・リーグの優勝ライン
オリックスロッテ楽天
最終勝ち数勝敗最終勝率最終勝ち数勝敗最終勝率最終勝ち数勝敗最終勝率
7819−0.619
7815−0.6147718−1.611
7714−1.6067617−2.603
7613−2.5987516−3.595
7512−3.5917415−4.587
7411−4.5837314−5.5797517−0.581
7310−5.5757213−6.5717416−1.574
729−6.5677112−7.5637315−2.566
718−7.5597011−8.5567214−3.558
707−8.5516910−9.5487113−4.550
696−9.5433689−10.5407012−5.5426
685−10.5354678−11.5326911−6.5348
残り15
(ロ:3、楽:3、ソ:2、西:1、日:6)
残り19
(オ:3、楽:2、ソ:4、西:3、日:7)
残り17
(オ:3、ロ:2、ソ:6、西5、日:1)

パ・リーグはオリックスが混戦を抜け出そうとしているが、吉田正の離脱で流れが変わる可能性もある。下降気味のロッテは対戦成績で貯金8を生み出している日本ハムとの対戦を7試合も残している。一方でオリックスも日本ハムと6試合を戦うが、ここまで負け越している。両チームとも最下位との対戦がポイントになるだろう。経験則で言えば優勝争いの中で来季以降の戦いを見据え、選手起用を切り替えている下位チームとの対戦はやりにくさもある。お互いのテンションに差があり、引きこまれないことが大事だ。

楽天は大崩れはしないが、波にも乗り切れていない。ソフトバンクは劣勢だが、Aクラスに食い込むと短期決戦は強いだけにポストシーズンの勢力図が一変する。オリックスは山本、宮城と絶対的な投手がいる。小島、佐々木朗が成長しているが先発陣がやや弱いロッテは苦しくなる。

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ロッテ・ロメロが家族の病気のためドミニカに一時帰国、再来日の日程は未定[ニッカン]

ロッテは3日、エンニー・ロメロ投手(30)が家族の病気のため、ドミニカ共和国に一時帰国したと発表した。再来日の日程は未定となっている。

シーズン途中に入団し、後半戦から合流したロメロはここまで4試合に登板し1勝をマーク。体の張りのため、現在は出場選手登録を抹消されている。

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ロッテ・マーティン実戦復帰に井口監督「明日見に行って色々話したい」[ニッカン]

ロッテのレオネス・マーティン外野手(33)が3日、イースタン・リーグ楽天戦(ロッテ浦和球場)で「4番DH」で実戦復帰した。

9月19日に自打球を右足甲に当て、右足中間楔状骨骨折で出場選手登録を抹消。打撃練習を経て、この日2軍戦での実戦復帰となった。

3打席無安打で迎えた8回、楽天牧田から右翼への二塁打を放った。

1軍戦を終えた井口資仁監督(46)は「これから報告を聞いてどうするか。明日(4日)も2軍の練習試合があるので、見に行って、色々話したいと思います」と話すにとどまった。

1日の報道対応では、実戦で動いてみての状況次第で、早ければ5日にも1軍合流する可能性があることを示唆していた。

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ロッテが選手ミーティング翌日に連敗ストップ、初回2点を小島が完封で守る[ニッカン]

ロッテが小島和哉投手(25)の完封勝利で、チームの連敗を4で止めた。井口資仁監督(46)は「小島が本当に良く投げてくれたと思います。本当に頼もしい」と10勝目を挙げた左腕をたたえた。

初回にブランドン・レアード内野手(34)の適時打などで2点を先制。バントミスや走塁ミスで追加点を取れず、井口監督も「もう少ししっかりやっていかないと、上になかなか上がっていかないと思います」と厳しかったが、守備も含めて要所をしのぎきり、2得点を守り抜いた。

前日2日の試合後には、選手会長の益田直也投手(31)とキャプテンの中村奨吾内野手(29)を中心に選手ミーティングが行われたという。指揮官は「内容は僕は聞いてないんですけど、いい形でベンチも盛り上がってましたし」と翌日の勝利に一安心。「残り20試合を切りましたけど、何とかしっかり戦っていけたらと思います」と話していた。

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ロッテ・マーティン2軍楽天戦、第3打席まで無安打、右足骨折から実戦復帰[ニッカン]

ロッテのレオネス・マーティン外野手(33)が2軍楽天戦で「4番DH」でスタメン出場し、実戦復帰した。

2回無死の第1打席は、右翼線に強いライナーを放つもののファウルに。楽天高田孝の変化球に空振り三振となった。

3回は2死満塁で3番鳥谷が押し出し四球を選び、なおも2死満塁でマーティンは第2打席へ。結果は捕飛。三塁線上へのファウルでは一塁へ走る場面もあった。6回1死一塁の第3打席では三飛に倒れた。

マーティンは9月19日の日本ハム戦(ZOZOマリン)で自打球が右足甲に直撃。右足中間楔状骨骨折で出場選手登録を抹消されたものの、打撃練習はすでに再開していた。

井口資仁1軍監督(46)は10月1日の報道対応では「明後日(2軍戦の)DHで何打席か立って、来週火曜から(1軍)合流の予定にはなっていますけど、その(3日の)状況次第ですかね」と慎重に見定める方針を口にしていた。

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ロッテ小島和哉3安打完封、自身初の2桁勝利、チームの連敗を4で止める[ニッカン]

ロッテ小島和哉投手(25)が3安打完封勝利を挙げ、チームの連敗を4で止めた。小島はプロ3年目で自身初の10勝目をつかんだ。

この日は楽天田中将と投げ合い、5回までは無安打投球。6回先頭に初安打を許すもピンチを切り抜け、そのまま最後まで投げ抜いた。前日2日には「僕に勝ちがつかなくても、チームが勝つことが本当に今1番大事だと思うので、そこにいい形で、終盤に試合を持っていくことができたらいいかなと思って、明日頑張りたいと思います」と意気込んでいた。

ロッテで左腕投手が10勝一番乗りとなるのは、12年の成瀬善久以来9年ぶりとなる。

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ロッテ・小島、マー君に投げ勝った!完封10勝、1.5差キッチリ2位追走[サンスポ]

ロッテは3日、楽天23回戦(楽天生命パーク)に2−0で勝利し、連敗を4で止めた。3年目左腕、小島和哉投手(25)が3安打、無四死球、100球ジャストでプロ2度目の完封。楽天・田中将大投手(32)との「甲子園優勝投手」対決を制して自己最多の10勝目(3敗)を挙げた。首位・オリックスと1.5ゲーム差で残り19試合。1シーズン制では51年ぶりとなる勝率1位でのリーグ優勝に向けて再スタートを切った。

最後の打者・浅村からチェンジアップで空振り三振を奪うと、小島の笑みがはじけた。

「目標にしてきた数字(10勝目)を完封で飾ることができて、すごく嬉しい。良い状態がずっと続いていたので、それで打たれたら『すみません』って感じで、強い真っすぐでどんどん攻めようと思っていた」。

5回1死までパーフェクト投球。そこから一塁手・レアードの連続失策で最大のピンチを迎えた。それでも、ディクソンを143キロのカットボールで二ゴロ併殺に仕留め「『絶対に助けるんだ』という気持ち。僕自身は完封より、あそこで抑えられたことの方が嬉しい」と熱く話した。

北海道・駒大苫小牧高時代に2005年夏の甲子園で優勝投手となった田中将との初めての投げ合い。「テレビで見てきた人で憧れと尊敬があった。天の上の人≠ニいうか、偉大な方すぎて『幸せだなあ』と思いながら投げていた」。埼玉・浦和学院高出身で13年選抜大会の優勝投手は夢見心地で振り返った。

早大OBとして、この日の勝利を届けたいもう1人の大先輩がいた。現役引退を表明した日本ハム・斎藤佑樹だ。18年冬に早大主催の野球教室で初対面。当時、小島はロッテからドラフト3位指名を受けたばかりの早大4年生だったが、斎藤に促されて最初に投球デモンストレーションを披露した。

この時の子供達の歓声や笑顔は『野球の参加動機と継続意図』というテーマで書いた卒業論文に生きたという。だからこそ「斎藤さんからしっかりワセダ魂≠引き継いで、これからも頑張りたい」と力を込めた。

4連敗を喫した前夜、選手会長・益田と主将・中村奨が選手だけの緊急ミーティングを招集。その中で小島は快投を見せ、チームの貯金11のうち1人で7まで積み上げた。「優勝できなかったら僕の貯金も意味がない。1人でも多くの打者を抑えて必ず優勝します」。逆転Vの命運は3年目左腕が握っている。

◇骨折マーティン、2軍で実戦復帰

右足甲の骨折で9月21日に出場選手登録を外れたマーティンがイースタン・リーグ、楽天戦(ロッテ浦和)に「4番・DH」で実戦復帰。8回に右越えの二塁打を放ち4打数1安打だった。2軍は4日もヤクルトと練習試合(同)が組まれており、井口監督が視察予定。状態を確認し、5日から1軍復帰させるかなどを最終判断する。一方、6月に加入したロメロは家族の病気を理由にドミニカ共和国に一時帰国。再来日は未定だ。

データBOX
(1)ロッテの優勝へのマジックナンバー最短点灯は7日。7日までロッテが3連勝か2勝1分け、オリックスが3連敗で、優勝マジック「13」がつく。オリックスは最短で8日に「9」がつく。
(2)小島が今季10勝目。ロッテの左腕投手が10勝以上を挙げたのは、2012年の成瀬善久(12勝)以来9年ぶり。完封勝利は9月19日の日本ハム戦に次いで今季2度目。ロッテの投手でシーズン2完封以上は、16年の石川歩(3度)以来5年ぶり。左腕では12年の成瀬(2度)以来9年ぶり。

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ロッテのロメロが帰国、家族の病気のため[サンスポ]

ロッテは3日、ロメロが家族の病気のためにドミニカ共和国へ一時帰国したと発表した。再来日の日程は未定。

ロメロは今季途中に加入し、4試合に先発して1勝0敗、防御率1.54。コンディション不良のために9月15日に出場選手登録を外れていた。

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ロッテ・レアードが先制打「小島のために早い回から援護したいと思っていた」[サンスポ]

ロッテのレアードが1回1死一、二塁で田中将の甘く入った変化球を逃さず左翼線へ強烈な二塁打を放って1点を先制した。

5回に2失策を犯すなど一塁守備ではミスが目立ったが、バットでは4試合ぶりに打点を挙げて勝利に貢献。「チャンスでしっかり取ることができて良かった。小島のために早い回から援護したいと思っていた」とコメントした。

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ロッテ・マーティンが実戦復帰、イースタン・リーグの楽天戦「4番・指名打者」[サンスポ]

右足甲骨折から復帰を目指しているロッテのマーティンが3日、イースタン・リーグの楽天戦(ロッテ浦和)に「4番・指名打者」で先発して実戦に復帰し、8回に右翼線二塁打を放つなど4打数1安打だった。

井口監督は1日に早ければ5日の西武戦で1軍に合流させる方針を明らかにしている。マーティンは9月19日の日本ハム戦での自打球で負傷し、同21日に出場選手登録から外れた。

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ロッテ・小島和哉が100球完封で自身初の10勝目「必ず優勝します」[サンスポ]

ロッテ・小島和哉投手(25)が散発3安打、ちょうど100球で完封勝利。プロ3年目で自身初の2桁勝利となる10勝目を挙げ、チームの連敗を4で止めた。

「目指してきた数字(10勝)を完封で飾ることができて凄く嬉しい」。ヒーローインタビューでは白い歯がこぼれた左腕。楽天・田中将との投げ合いについては「ずっとテレビで見てきた方で、尊敬と憧れがあった。投げ合えて嬉しかった」と照れ笑いした。

最後に、逆転優勝に向けて「みんなで助け合って1勝をもぎ取って、必ず優勝します」と力強く宣言した。

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ロッテ小島が完封!自身5連勝で初の10勝!大学先輩で引退する日本ハム・斎藤のワセダ魂「引き継ぎたい」[スポニチ]

この男も持っている。プロ3年目で初の2桁10勝を今季2度目の完封で飾ったロッテ・小島は「(2桁勝利は)ずっと目標にしてきた数字。完封で飾れて嬉しい」と白い歯をこぼした。最後は浅村をちょうど100球目、123キロのチェンジアップで空振り三振に仕留めた。

3安打無四球と付け入る隙を与えずチームの連敗を4でストップ。自身は8月18日の西武戦から5連勝とした。「完封より嬉しかった」のは5回だ。レアードの2連続失策で1死一、二塁のピンチを迎えたが、「打ってもらって勝ちがついてきた」とディクソンを二ゴロ併殺に打ち取り、先制の二塁打を放ったレアードのミスを帳消しにしてみせた。

右と左の違いはあっても背負ったものは同じだ。この日、2軍戦で鎌ケ谷最後の登板に臨んだ日本ハム・斎藤は早大の大先輩。同じ甲子園優勝投手でもある小島は、その斎藤以来8年ぶりに早大で投手として主将を務め、同じ背番号「10」をつけて成長し、同じプロ入りした。あまりに大きな存在で「(自分は)後輩過ぎる」と笑わせたが、左腕は「ワセダの魂は引き継ぎたい」と言い切った。

この日の相手が斎藤の高校時代のライバル・田中将というのも不思議な縁だ。「ヤンキースで投げているのを見ていた天の上の人。尊敬、憧れがあった」という右腕との投げ合いも5回までノーヒットの完璧な内容で見事に制した。

首位オリックスと1.5ゲーム差の2位に踏みとどまり、井口監督も「よく投げてくれた。頼もしい」と称えた。1人で貯金7と奮闘する小島は「優勝しなかったら貯金の意味はない」ときっぱり。その目は頂点しか見ていない。

レアード(初回に先制適時二塁打)
「小島のために早い回から援護したいと思っていた。いい攻撃ができた。」

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ロッテ・マーティンが実戦復帰!2軍戦で1安打、5日にも1軍昇格か[スポニチ]

右足甲の骨折で離脱中のロッテ・マーティンが1軍復帰へ前進した。2軍の楽天戦に「4番・DH」で実戦復帰。9月19日の日本ハム戦(札幌ドーム)で自打球で負傷して以来の実戦は、第4打席に右翼線二塁打を放ち、4打数1安打だった。

5日の西武戦(ZOZOマリン)での1軍復帰を示唆している井口監督は「これから報告を受けて決める」と前向きだった。

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ロッテ・小島、チーム連敗4で止める完封で初の10勝「優勝します」マー君との対決に「投げ合えて嬉しい」[スポニチ]

2位のロッテが3日、3位・楽天と対戦し2−0で勝利。連敗を4で止めた。先発・小島和哉投手(25)が楽天・田中将大投手(32)との投げ合いとなる中、9回、100球を投げてわずか3安打無失点とし、今季2度目の完封勝利。自身5連勝、初の2桁となる10勝目を挙げた。

小島は4回まで全て3者凡退の完璧な投球。5回は1死から一塁手・レアードの連続失策で一、二塁とされたものの、続くディクソンをカットボールでニゴロ併殺に退けた。6回は先頭・辰己に右前打を許し、犠打で1死二塁とされたが、山崎剛をカットボールで、岡島をスライダーでニゴロに斬った。

7回は1死から島内に左前打を許したものの、鈴木大をカットボールでニゴロ、茂木を直球で中飛に抑えた。8回は3者凡退。9回は先頭・山崎剛に右前打を許したが、岡島をニゴロ併殺に、浅村を空振り三振に仕留めた。

小島は自身初の2桁勝利に「ずっと目標にして来た数字だったので、それを完封で飾ることができて嬉しいです」と笑顔を見せた。楽天・田中将との投げ合いにも勝利したが、「僕がずっとテレビで見てた時に投げてた人だったので、ずっと尊敬と言うか、憧れがあったんですけど、投げ合えて凄く嬉しいです」と喜んだ。

5回まで無安打など3安打完封には「真っ直ぐ自体は良かったんですけど、野手の皆さんに助けられて、何とか投げ切れたかなと思います」と謙虚に語った。最後は「皆で助け合って、何とか1勝をもぎとって、優勝、必ずします!応援よろしくお願いします」と力強く呼びかけた。

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小島和哉が初10勝、斎藤佑樹の「早稲田の魂引き継ぐ」、「天の上の人」マー君に投げ勝った[報知]

ロッテ・小島が楽天に3安打無四球で完封勝利を飾った。直近4試合で3完投(2完封)と覚醒し、自身初&チームトップの10勝目。チームの連敗を4で止め、首位・オリックスとの1.5差を守った。オリックスは杉本がソフトバンク・千賀の159キロを打ち返す29号単独キング弾で先制し、今季2度目の7連勝。試合前に吉田正が「右尺骨骨折」で登録抹消された重苦しいムードを振り払った。

最後の打者・浅村のバットが空を切ると小島は力強くグラブをたたき、こん身のガッツポーズを見せた。3安打無四球、わずか100球で完封。後半戦は5勝0敗の快進撃で、プロ3年目で初の2ケタ勝利に到達し、「ずっと目標にしてきた数字。完封で飾ることができて嬉しい」と喜んだ。8月18日の西武戦(ZOZO)から5連勝で、うち3試合が完投勝利だ。

直球と決め球のスライダーがさえ、テンポよく4回まで完全投球。5回1死からレアードの連続失策で一、二塁のピンチを背負ったが「助け合いというか、エラーしたときは『僕が絶対、助けるんだ』って気持ちで投げている」とディクソンを併殺に打ち取り無失点。球威は最後まで落ちず、楽天打線にチャンスすら与えなかった。

この日は早大の先輩・斎藤(日本ハム)が2軍で引退登板。「甲子園で投げている姿も見ていたし、早稲田の大先輩なので」と、歩みの重なる先輩の姿を思った。06年夏の甲子園決勝、斎藤が駒大苫小牧との引き明け再試合を制した7年後の春、小島は同じマウンドで浦和学院の2年生エースとして優勝投手になった。ともに早大へ進み、エース&主将としてチームを牽引。通算31勝15敗の斎藤に負けじと22勝13敗の成績を残してプロ入りし、この日は「憧れというか天の上のような人」と話す田中将に投げ勝った。

チームの貯金11のうち、小島だけで7つ勝ち越している。井口監督は「1年間ローテも守ってくれているし、頼もしい」と評価したが、自身は「優勝できなかったら、その貯金も意味がない。必ず優勝できるように一球でも多く、1人でも多く抑えられるように。しっかり早稲田の魂を引き継いで頑張りたい」と力を込めた。連敗を4で止め、オリックスとの1.5差をキープ。エースと呼ばれる実力と風格を少しずつ身につけている。

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小島和哉が100球完封で自身初&チームトップの10勝目「優勝できなかったら意味がない」[報知]

先発の小島和哉投手が楽天打線をわずか3安打に抑え、無四球の100球完封勝利。プロ3年目で自身初となる2桁勝利を挙げ、チームの連敗を4で止めた。

「連敗を止めるのもそうですけど良い状態がずっと続いてたのでそれをとりあえず継続して。それで打たれたら『すいません』って感じで開き直って、どんどん攻めようと思って投げました」。初回からテンポのいい投球で4回までパーフェクトピッチング。5回1死からレアードの連続失策で1死一、二塁のピンチを背負うも、続く小郷を併殺に打ち取りピンチを切り抜けた。その後は6回にこの試合初安打を許すも、最後まで球威は落ちず、100球ちょうどで無四球の完封勝利。コントロールのよさも見せつけた。

「貯金を作れてると言うことは少なからずチームに貢献で来ているかなとは思うけど、優勝できなかったらその貯金も意味ないと自分の中でも思っているので。必ず優勝できるように1球でも多く、1人でも多く抑えられるように頑張ります」。3年目左腕が最高の結果でチームの連敗を止めた。

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実戦復帰のマーティンが2軍・楽天戦で4打数1安打[報知]

右足甲骨折により離脱していたレオネス・マーティン外野手がイースタン・リーグ楽天戦(ロッテ浦和)、「4番・DH」で14日ぶりの実戦復帰。9月19日の日本ハム戦(札幌D)で右足に自打球を当て、21日に離脱していた。

この日は第3打席まで無安打だったが2点を追う8回無死一塁から豪快な右翼線二塁打をマーク。復帰戦は4打数1安打だった。

井口監督は早ければ5日の西武戦(ZOZOマリン)から1軍に合流することを示唆しており、この日の試合後には「これから報告受けて決めます」と話すにとどめた。

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ロッテ小島、完封自身初10勝 先輩・佑から継承「早稲田魂」でマーに投げ勝った[デイリー]

ちょうど100球目。浅村から空振り三振を奪ったロッテ・小島和哉投手(25)は、左手で力強くガッツポーズをつくった。3安打無四球で9月19日・日本ハム戦以来2度目の完封勝利。3年目で自身初の2桁10勝に到達した。

チームの連敗を4で止めた左腕は「開き直って、どんどん攻めようと思っていました。ずっと、目標にしてきた数字を完封で飾ることができて嬉しい」。はにかんだ笑顔をみせた。

負ければ優勝争いから後退する重圧の中、田中将との投げ合いで一歩も引かない快投だ。ヤンキース時代、テレビ中継を見て参考にしてきた憧れの存在。「雲の上のような人。負けないぞという気持ちじゃなくて、偉大な人と投げ合える嬉しさがすごくあった」。5回まで無安打投球。最速151キロの直球にチェンジアップで楽天打線を抑え込んだ。

早大出身の左腕は先輩に恵まれたことにも感謝する。斎藤佑の引退にも「早稲田魂を引き継いで頑張りたい」と言う。後半戦は負けなし5連勝とローテを支える左腕の活躍。首位オリックスとのゲーム差1.5をキープした。「優勝できなかったら意味がない。必ず優勝できるように1人でも多く抑えられるように頑張る」と決意を込めた。

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ロッテに朗報、マーティン2軍復帰戦で二塁打、最短で5日に1軍に合流[デイリー]

ロッテのレオネス・マーティン外野手(33)が3日、イースタン・楽天戦(ロッテ浦和)に「4番・DH」で復帰し、8回の打席では右翼へ二塁打を放った。9月19日の日本ハム戦で自打球を当て右足甲を骨折。21日に出場選手登録を抹消されていた。

井口監督は「状況次第ですが、順調にいけば火曜日から合流の予定になっています」と話しており、最短で5日の西武戦(ゾゾ)から1軍に合流する可能性もある。

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ロッテ、ロメロがドミニカ共和国に一時帰国、家族が病気のため[デイリー]

ロッテは3日、エンニー・ロメロ投手が家族が病気のため本日、成田発の便にてドミニカ共和国に一時帰国したと発表した。再来日の日程は未定。

ロメロは今季、途中入団し、8月に支配下登録。4試合に登板1勝0敗、防御率1.54の成績を残している。

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ロッテ小島が完封、田中将に投げ勝つ、先輩の斎藤に誓う「早稲田の魂を引き継いで」[デイリー]

ロッテの小島和哉投手が早大の先輩、斎藤佑樹投手のひたむきな姿に感銘を受け、残り試合、早稲田魂で快投を演じると誓った。

田中将との投げ合いに勝利し、9月19日・日本ハム戦に次ぐ2度目の完封勝利を果たした左腕。この日、先輩右腕はイースタン・DeNA戦で2軍戦のラスト登板を務めた。

小島は、しんみりとした表情で「斎藤さんこそ、甲子園で投げている姿を見ていたし、早稲田の大先輩なので、何て言うんでしょうか。しっかりと早稲田の魂を引き継いで頑張りたいなと思います」と、語った。

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ロッテが連敗を4で止める、小島がチーム救う完封勝利!田中将に投げ勝つ[デイリー]

ロッテ・小島和哉投手が9月19日・日本ハム戦以来2度目の完封勝利を飾り、チームの連敗を4で止めた。

初回にレアードの左翼線適時二塁打で先制。さらに佐藤都の二ゴロの間に1点を加えた。

小島は5回には味方の敵失で1死一、二塁のピンチとなったが、ディクソンを変化球で二ゴロ併殺打に抑えた。6回以降も制球が安定し、田中将と投手戦に投げ勝った。

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ロッテに朗報、骨折のマーティンが2軍で実戦復帰、1軍には5日合流か[デイリー]

右足の甲骨折でファームで調整中のレオネス・マーティン外野手が「4番・DH」でスタメン復帰した。

マーティンは9月19日の日本ハム戦、自打球により骨折後、地道なリハビリを続け、すでに屋外フリー打撃を再開。井口監督は「順調にいけば、状況次第ですが一応、火曜日(5日)には合流の予定になっています」と、状態次第で5日の西武戦からの1軍合流を示唆していた。

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“サンデー和哉”だ!ロッテ・小島、日曜日の登板は自身7連勝[BASEBALL KING]

◇今季2度目の完封勝利

4連敗中のロッテは、3位・楽天に2−0で勝利し連敗を止めた。8月29日の楽天戦に勝利して以降、ロッテの日曜日の連勝は6に伸びた。

日曜日に登板した試合自身6連勝中の先発・小島和哉は、楽天打線を5回までノーヒットに抑えるピッチング。2−0の6回に先頭の辰己涼介にこの日初安打を許したが、後続を打ち取ると、7回以降もリズムよく打ち取っていき、9回を3被安打、0与四死球、無失点で今季2度目の完封勝利。

プロ初完投勝利を挙げた9月11日の楽天戦は9回を109球、プロ初完封勝利した9月19日の日本ハム戦は9回を115球だったが、この日は9回をわずか100球。20球以上投げたイニングは1度もなく、最も多く投げたイニングでも4回の18球。2回、5回、8回はわずか8球に抑える省エネ投球ぶりだった。

小島のイニング別球数
1回:11球/11球
2回:8球/19球
3回:11球/30球
4回:18球/48球
5回:8球/56球
6回:10球/66球
7回:13球/79球
8回:8球/87球
9回:13球/100球

◇小島、日曜日の登板自身7連勝

この勝利で小島は日曜日に登板した試合は、5月30日の広島戦から自身7連勝となった。今季日曜日に登板した試合で敗れたのは、早稲田大学の後輩・早川隆久と投げ合った5月23日の楽天戦のみ。日曜日は今季、11試合に登板して8勝1敗、防御率3.31という成績だ。

マリーンズには過去、村田兆治氏が“サンデー兆治”、現在ファームの投手コーチを務める小野晋吾コーチも現役時代の2000年に日曜日に9連勝し“サンデー晋吾”と呼ばれた。小島も現在日曜日の登板は7連勝中と、“サンデー和哉”と呼ばれてもいいくらいの立派な投球内容だ。

今季日曜日の登板成績
5月9日vsオリックス ○ 5回 被安5 振6 与四2 自責3
5月23日vs楽天 ● 5回1/3 被安7 振3 与四2 自責5
5月30日vs広島 ○ 6回 被安4 振3 与四0 自責1
6月6日vsDeNA − 5回2/3 被安5 振5 与四3 自責3
6月13日vs巨人 ○ 6回2/3 被安4 振6 与四5 自責4
6月20日vs西武 − 6回 被安5 振1 与四2 自責2
6月27日vs日本ハム ○ 7回 被安5 振4 与四0 自責2
7月4日vs楽天 ○ 5回 被安5 振3 与四6 自責4
9月19日vs日本ハム ○ 9回 被安4 振6 与四1 自責0
9月26日vs西武 ○ 6回 被安3 振4 与四3 自責2
10月3日vs楽天 ○ 9回 被安3 振5 与四0 自責0

◇球団の左腕では9年ぶりに2桁勝利

この登板でプロ入り後3年目で、自身初の2桁勝利を達成した。マリーンズの左腕で2桁勝利は12年の成瀬善久投手以来の快挙となる。

成瀬投手が退団した15年以降は、深刻な左腕不足に悩まされてきた。16年から19年にかけて左投手全体で10勝に到達しておらず、17年と18年にいたっては左腕全体で5勝にも届かなかった。

ようやく昨年2015年以来、5年ぶりに左腕全体で10勝に到達し、今季は小島1人で10勝投手となった。

成瀬投手が退団して以降のロッテ左腕成績
[2015年]11勝
チェン・グァンユウ:5勝(先:4勝、リ:1勝)
古谷拓哉:3勝(先:3勝、リ:0勝)
藤岡貴裕:2勝(先:0勝、リ:2勝)
木村優太:1勝(先:1勝、リ:0勝)
[2016年]5勝
松永昂大:3勝(先:0勝、リ:3勝)
チェン・グァンユウ:1勝(先:1勝、リ:0勝)
藤岡貴裕:1勝(先:0勝、リ:1勝)
[2017年]4勝
チェン・グァンユウ:3勝(先:1勝、リ:2勝)
松永昂大:1勝(先:0勝、リ:1勝)
[2018年]4勝
松永昂大:2勝(先:0勝、リ:2勝)
土肥星也:2勝(先:2勝、リ:0勝)
[2019年]8勝
小島和哉:3勝(先:3勝、リ:0勝)
松永昂大:2勝(先:0勝、リ:2勝)
チェン・グァンユウ 1勝(先:0勝、リ:1勝)
土肥星也:1勝(先:1勝、リ:0勝)
中村稔弥:1勝(先:0勝、リ:1勝)
[2020年]10勝
小島和哉:7勝(先:7勝、リ:0勝)
中村稔弥:2勝(先:2勝、リ:0勝)
チェン・グァンユウ:1勝(先:0勝、リ:1勝)
[2021年]13勝
小島和哉:10勝(先:10勝、リ:0勝)
鈴木昭汰:1勝(先:1勝、リ:0勝)
本前郁也:1勝(先:1勝、リ:0勝)
ロメロ:1勝(先:1勝、リ:0勝)

※2021年10月3日時点

リーグ優勝を争う大事な戦いが続く中で、9月以降安定した投球を続ける小島の存在は非常にありがたい。残り試合でもチームに勝利をもたらす熱い投球を見せて欲しい。

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