わたしはかもめ2021年鴎の便り(10月)

便

10月15日

千葉ロッテ3−1福岡ソフトバンク(ZOZOマリン)

ロッテがサヨナラ勝ちで3連勝を飾った。1−1の9回2死一塁で岡の左中間への2ランで試合を決めた。9回に登板した益田が2勝目を挙げた。ソフトバンクは投手陣がしのいでいたが、抑えの森が四球から痛打された。

123456789R
福岡ソフトバンク0000100001
千葉ロッテ000010002x3x

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[こんな人]劇的V弾ロッテ岡大海、身体能力のみならず思考回路のすごさも[ニッカン]

優勝へ、どでかい1発だ!1−1の9回2死一塁。ロッテ岡大海外野手(30)が左中間最深部へサヨナラ6号2ランを飛ばし、優勝マジックを「8」に減らした。

残り9試合となる中で、極めて大きなサヨナラ弾。9回2死での本塁打は今季3発目という救世主は、8番打者に堂々君臨。ゲームセットまであきらめないロッテが、2年連続のCS進出をまず、決めた。


岡大海は18年7月に、藤岡貴裕投手との交換トレードでロッテにやって来た。今季の土壇場の輝きに井口監督は「率的にはそんなでもないですけど、ここ一番に強い選手。本当に3拍子そろった選手はなかなかいないので、ハムからトレードで来てもらったのは、僕の期待通りですね」と目尻を下げる。昨春には球団公式SNSでも「力を1年間通して発揮すれば、すぐに1億円プレーヤーになれる。まだ自分のポテンシャルに気付いていない」と開花に期待していた(なお、今季年俸は推定2200万円)。

打撃練習での飛距離はとんでもなく、京セラドーム大阪の5階席へ涼しい顔でぶち込んでいく。飛距離の秘密は?と聞くと、これまた涼しい顔で「いやぁ、どうですかね。僕、ホームランバッターではないですし、とにかく強い当たりを打っていくことが結果につながるのかなと思ってますし。僕は体重で飛ばす打者じゃないと思うので。瞬発系の部分で飛ばす打者だと思うので。しっかり動けるように」とのことだ。

こんな感じで、どんな質問でもまとまった量の回答がある。かなり早口なのに、ほとんどかまない。身体能力のみならず、思考回路のすごさも感じる。

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ロッテ9番加藤匠馬が貴重な同点弾「全員がびっくりしましたね」井口監督[ニッカン]

ロッテ加藤匠馬捕手が貴重な同点弾を放った。5回2死、ソフトバンク笠谷のスライダーを左翼席へ運んだ。

直前にバッテリーミスで失点したこともあり「自分のミスで失点し、何とかしたいと打席に入りました。本塁打という最高の結果になってくれた」と喜ぶと、9番打者の一撃に井口監督は「全員がびっくりしましたね」と笑っていた。

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ロッテ唐川、国吉、佐々木千、益田が無安打リレー、サヨナラ勝ちにつなげる[ニッカン]

ロッテのリリーフ陣が粘ってサヨナラ勝ちにつなげた。

6回以降は唐川、国吉、佐々木千、益田と無安打リレー。特に佐々木千は柳田から始まる厳しい中軸を、間合いをずらしながらしっかり無失点に抑えた。井口監督も「こういうゲームは必ずありますので、何とか守りきって、逆転できて、いい試合だったと思います」とたたえていた。

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Vへどでかい1発!ロッテ岡大海「やってやった」9回2死でサヨナラ2ラン[ニッカン]

優勝へ、どでかい1発だ!1−1の9回2死一塁。ロッテ岡大海外野手(30)が左中間最深部へサヨナラ6号2ランを飛ばし、優勝マジックを「8」に減らした。

残り9試合となる中で、極めて大きなサヨナラ弾。9回2死での本塁打は今季3発目という救世主は、8番打者に堂々君臨。ゲームセットまで諦めないロッテが、2年連続のCS進出をまず、決めた。


岡がかち上げた瞬間、ZOZOマリンが「!?」で包まれた。どんどん高まる歓声。その大飛球がグラブでキャッチされた。左中間スタンドで待つロッテファンに、しっかりと。

「いやぁ、もう本当に入った瞬間、やってやったって気持ちでまわりましたね。声援も聞こえましたし、本当によかったです」。

広いストライドで駆けると、ホームでは仲間達の手荒い祝福が待っていた。エチェバリアからは恒例の尻キックも。赤いタンクも見つけてしまった。同世代のムードメーカー三木がニヤニヤと持っている。

「不意にやって欲しかったですけどね。見えてしまったので、ついつい逃げてしまいました」。

最後は一塁近くで観念して、背中に氷水を一気にぶっかけられた。皆の気分が高まり、タンクを拾った中村奨がなぜか安田にかぶせた。「言葉というより、みんな一緒にはしゃいでくれたので、あの雰囲気がいいと思います」と喜んだ。

4月21日、同じマリンでの日本ハム杉浦からのサヨナラ弾。杉浦からは10月10日も同点弾。この日で9回2死からの値千金弾は3本目だ。「今日は1、2打席目でいい当たりを打ってるのになと思いながら、最後いいところで打てたらいいなと」。周囲やファンは“ヒロミナイト”と盛り上がるも、特に9回2死にまつわる秘密はないようだ。

科学的でないからこそ、目に見えぬ勢いを生む。マジックを8に減らし、CS進出も決めた。それでも感極まることはない。

「いやぁ、まだまだ優勝に向けてやっていかないといけないですし、それは優勝してからで」。

意外な場面で牽制死することもあれば、想像を超える1発も。この男、振り幅大。規格外の仕事が今季これで終わりとは、到底思えない。

井口監督(CS進出決定について)
「我々が目指しているところはそこではないので。パ・リーグ1位になることを目指して、残り9試合、しっかり戦っていきたいです。」
岩下(制球に苦しむも5回1失点)
「長いイニングを投げられませんでしたが、今日は初回からバテようが球数が多くなろうが全力で行くと決めていました。」

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チバテレ実況、ロッテ岡の劇的サヨナラ弾に男泣き「初めて」涙の理由明かす[ニッカン]

千葉テレビで試合を実況した黒沢幸司アナウンサー(45)が、ロッテ岡大海外野手(30)の劇的サヨナラ弾に男泣きした。

打球が高々と上がった瞬間から声がうわずり、岡が三塁を回った頃から嗚咽のような声も。歓喜したナインが挨拶を終えても、しばらく沈黙があった。

ロッテOBの元投手で解説を務めた倉持明氏(69)は「実況が泣くのは初めて見ました」とほほ笑ましそうに話し、「岡大海を抱いてください」と感無量の黒沢アナウンサーに言葉をかけた。

2003年から千葉テレビでロッテ戦を実況する黒沢アナウンサーは、「ロッテのサヨナラ勝利を実況するのは初めてです。(現役時代の)井口監督がサヨナラ満塁本塁打を打った試合も実況しましたが、中継終了後でした」と涙の理由を明かした。

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[データ]ロッテ岡大海、今季6本中3本があと1死で試合終了からの劇的弾[ニッカン]

ロッテ岡大海外野手が9回2死からサヨナラ本塁打。岡のサヨナラ弾は今年の4月21日日本ハム戦以来2本目で、ロッテでシーズン2本のサヨナラ弾は09年井口(現監督)以来12年ぶり。

岡は4月21日日本ハム戦が9回2死からの逆転サヨナラ弾、今月10日の日本ハム戦では9回2死から同点2ランと、今季の6本塁打中3本が、「あと1死で試合終了」からの劇的アーチだ。

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ロッテ2年連続CS進出、岡大海が劇的サヨナラ弾、優勝マジック8[ニッカン]

ロッテが岡大海外野手(30)の劇的なサヨナラ弾で優勝マジックを1つ減らし「8」とした。9回2死一塁で左中間への1発。2年連続でのクライマックスシリーズ(CS)進出も決めた。

この日は岩下大輝投手(25)が制球に苦しみながらも5回1失点で粘り、9番加藤匠馬捕手(29)の2号ソロで同点に追いついていた。

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ロッテ日本酒「岩の井」を千葉・岩瀬酒蔵オンラインで17日から販売[ニッカン]

ロッテは15日、日本酒「岩の井『千葉ロッテマリーンズ』」が岩瀬酒蔵(千葉・御宿町)の蔵元直送オンラインショップで17日から販売開始すると発表した。

同商品は、貝殻層を通ったミネラル豊富な硬水で醸す日本酒で、純米吟醸と山廃純米が千葉ロッテマリーンズラベルとして展開される。

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大興奮マリン劇場!ロッテ、9回2死から岡M8弾でサヨナラ勝ち[サンスポ]

またも、ひろみだ!!ロッテは15日、ソフトバンク22回戦(ZOZOマリン)に3−1でサヨナラ勝利を飾った。岡大海(ひろみ)外野手(30)が同点の9回2死一塁から左中間席に今季2本目となる劇弾。チームは両リーグ最多となる今季31度目の逆転勝ちで3連勝を飾った。16年ぶりのリーグ優勝に向けたマジックナンバーは「8」。2年連続のクライマックスシリーズ(CS)進出も決めた。

ヒーローはびしょぬれだった。グラウンドを逃げ回った岡が、最後は同学年の三木から樽ごとアイスクラッシュを浴びせられた。

「カウントが整ってくれたので思い切っていけた。チャンスに回してくれたみんなに感謝。アイスクラッシュ?不意にやってくれたらいいのに…。見えたので逃げちゃいました」。

1−1の9回2死一塁。3ボール1ストライクからソフトバンク・森のカットボールを強振した打球は、左中間スタンドに飛び込んだ。その瞬間、ベンチの井口監督もガッツポーズ。感極まり、目を潤ませた。

土壇場で奇跡を起こす男だ。4月21日の日本ハム戦でプロ8年目にして初のサヨナラ本塁打。チームが3連敗中だった今月10日の日本ハム戦でも同点2ラン。そしてこの日。全てが9回2死からの一撃だった。

ここ一番での勝負強さと秘めたパワーは折り紙付き。2019年8月22日の楽天戦では東京ドームの左中間の看板を直撃する150メートル弾を放ったこともある。さらに、人一倍の負けん気。日本ハム時代から岡をよく知る球界関係者は「普段は温厚だが、死球を当てられると、性格が一変して狂犬になる」と証言する。

これで優勝マジックは1つ減って「8」。同時に、2年連続のCS進出も決まった。ロッテといえば、10年のシーズン3位からの日本一に代表されるように「下克上」が代名詞。ただ、井口監督は就任時から「負けなければ成立しない言葉。はっきり言って、大嫌いな言葉」と公言してきた。試合後も「CS?我々が目指しているところはそこではない」と口調を強めた。

もちろん、ナインが見据えるのも栄光のゴールだけ。藤原の打撃不振、マーティンが右足甲骨折で守備に就けないことから、今月6日から9試合連続で先発出場を続ける岡は歓喜の余韻に浸ることなく「本当に喜ぶのは優勝してから。ここまで来たら、絶対に優勝したい」。下克上はもういらない。

データBOX
(1)ロッテ、オリックスがともに勝ったため、ロッテの優勝へのマジックナンバーは1つ減って「8」。現日程での最短優勝決定日は20日。
(2)ロッテは昨年に続くクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。2004〜06年のプレーオフを含めて通算8度目。プレーオフ、CSを勝ち上がって日本シリーズ出場を果たしたのは、05年(シーズン2位)、10年(同3位)の2度。
(3)ロッテのサヨナラ本塁打は9月10日のレアード(対楽天)以来、今季3本目。ロッテでシーズン3本以上記録したのは、10年(4本)以来11年ぶり。
(4)岡のサヨナラ弾は4月21日の日本ハム戦に次いで今季2本目。ロッテの選手でシーズン2本を放ったのは、09年の井口資仁(4月16日の楽天戦、同30日のオリックス戦)以来12年ぶり。
岡大海(おか・ひろみ)
1991(平成3)年7月15日生まれ、30歳。岡山県出身。倉敷商高2年から2年連続で夏の甲子園に出場。明大では東京六大学で通算19試合に登板するなど、二刀流として活躍。2014年ドラフト3位で日本ハム入団。18年7月にロッテへトレード移籍。今季成績は101試合で打率.237、6本塁打、17打点。通算成績は554試合で打率.227、21本塁打、100打点(15日現在)。185センチ、80キロ。右投げ右打ち。既婚。年俸2200万円。背番号25。

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[ヒーロー一問一答]ロッテ・岡大海が劇的サヨナラ2ラン、「外野手の追い方を見て大丈夫かなと思った」[サンスポ]

ロッテが劇的勝利を飾った。1−1の9回2死一塁。岡大海外野手(30)がバックスクリーン左へ6号サヨナラ2ラン。3連勝を飾り、優勝マジックを1つ減らして「8」とした。

≫最後はどんな気持ちで打席に。
「1、2打席目にいい当たりを取られていたので、最後いいところで打ってくれないかな、という気持ちで打席に入りました。」
≫手応えは。
「打った感じは行ったかなと。外野手の追い方を見て大丈夫かなと思いながら。入ってくれてよかった。」
≫今季2度目のサヨナラホームラン(4月21日の日本ハム戦に続いて)。
「それは、たまたまなんですけど。みんながチャンスで迎えてくれて、それに応えることができたというのが嬉しいです。」
≫チームは51年ぶりのマジックが点灯している。
「こういう雰囲気で野球ができるのはすごく喜びがあります。チームも自分も成長するチャンスだと思っています。」
≫10日の日本ハム戦では9回に同点2ラン。持っている?
「状態が特別いい訳じゃないんですけど。結果が出ているのはよかった。」

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ロッテが劇的2発でマジック「8」、加藤の同点弾&岡のサヨナラ2ラン[サンスポ]

ロッテが劇的勝利を飾った。1−1の9回2死一塁。岡大海外野手(30)がバックスクリーン左へ6号サヨナラ2ラン。3連勝を飾り、優勝マジックを1つ減らして「8」とした。

前夜、2位ながらも待望の優勝マジックが点灯したロッテ。ただ、残り10試合で「M9」という状況に、井口監督は「試合数と(マジックが)ほとんど変わらないので、あまり意識はしないですね。残り試合、2月から自分達がやってきたことができるかってとこじゃないですかね」と冷静に話した。

その通り。マジックは点灯したが重苦しい雰囲気の試合展開。ソフトバンク先発の笠谷をつかまえきない中、先発の岩下が5回2死一、三塁から暴投で先制点を許す。しかし、この流れを変えたのも劇的なひと振りだった。

打率.089(90打数8安打)の9番打者が払拭した。加藤が0−1の5回2死。2ボール1ストライクからのスライダーを左中間ホームランラグーンに運んだ。

「自分のミスで点を取られてしまったので、何とかしたいという思いで打席に入りました。最高の結果になって良かったです」。

加藤は少し安堵の表情を浮かべた。直前の5回の失点シーンが頭を離れない。岩下のフォークを止めきれなかった。汚名返上。9月29日のオリックス戦(ZOZOマリン)で、プロ7年目、通算372打席目で初本塁打を放って以来の2号は、ベンチを盛り上げる意味でも効果的だった。

残り9試合でマジック「8」。優勝するチームには劇的なプレーが必ず起こる。

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ロッテ・加藤が2号ソロ「最高の結果になってくれて良かった」[サンスポ]

ロッテの加藤が0−1の5回2死で2号ソロを放った。笠谷の高めに浮いた変化球を振り抜き、左翼席へ運んだ。安打を記録するのは7年目でプロ初本塁打を記録した9月29日以来。「最高の結果になってくれて良かった」と喜んだ。

一発を放つ直前の5回の守り。記録上は岩下の暴投になったが、バッテリーミスで失点していた。「自分のミスで点を取られたので何とかしたいという思いで打席に入った」と意地を見せる一発となった。

6月に中日からトレードで加入すると、巧みなリードで田村とともに投手陣を牽引。優勝を争うチームには欠かせない存在となっている。

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16年ぶりのリーグ優勝へ、日本酒・岩の井「千葉ロッテマリーンズ」を発売[サンスポ]

ロッテの本拠地である千葉県で1723年創業の老舗の酒造会社「岩瀬酒造株式会社」(千葉県夷隅郡御宿町久保1916)が、17日から日本酒・岩の井「千葉ロッテマリーンズ」を岩の井蔵元直送オンラインショップで販売する。

岩の井「千葉ロッテマリーンズ」は貝殻層を通ったミネラル豊富な日本最高峰の硬水で醸す日本酒で、純米吟醸と山廃純米が千葉ロッテマリーンズラベルとして展開されている。

純米吟醸「千葉ロッテマリーンズ」1800ml(3300円)、同720ml(1650円)、岩の井山廃純米「千葉ロッテマリーンズ」1800ml(2640円)、同720ml(1320円)。

同社の岩瀬能和代表取締役氏は「地元千葉県の企業、酒蔵として、熱烈に千葉ロッテマリーンズを応援しています!勝利に酔って、リーグ優勝の祝杯を挙げられることを願って、販売開始させていただきます」とコメントした。

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ロッテ“あと1人から男”岡サヨナラ弾!「やってやった」今季2本目劇的一発で優勝マジック8[スポニチ]

ロッテは15日、ソフトバンク戦の1−1の9回2死一塁から岡大海外野手(30)の左中間への6号2ランでサヨナラ勝ち。2年連続のクライマックスシリーズ(CS)進出を決め、優勝マジックを8とした。首位・オリックスとは0.5ゲーム差の2位のままだが、1シーズン制では51年ぶりにともった優勝マジックを、劇的勝利で着実に減らした。

手荒い祝福は止まらない。本塁でもみくちゃにされた後、岡は二塁付近でもずぶ濡れになった。三木から大きなタンクでドリンクを浴びせられても、笑顔は絶えない。値千金の劇弾だった。

「入った瞬間、やってやったという気持ちで回りました。声援も聞こえましたし、本当に良かった」。

1−1の9回2死一塁。引き分けへあと1アウトだった。カウント3−1からソフトバンクの守護神・森のカットボールをフルスイング。打球は左中間へ。2年連続のCS進出を決め、マジックを8に減らすサヨナラ2ランになった。

今季6本塁打の男が、サヨナラ本塁打は4月21日の日本ハム戦以来2本目。同試合は新人右腕・伊藤(大海)の勝利を消し「大海が大海の白星を消した」"ヒロミナイト"と呼ばれる。10日の同カードでも9回2死一塁から同点2ラン。また土壇場で貴重な一発を放った。

シーズン2本のサヨナラ弾は球団では、09年に井口監督が放って以来だった。最近9試合連続で先発起用を続ける岡の一撃に、指揮官はベンチでガッツポーズ。「高めを振れば方向は関係なく(スタンドに)持っていける。打率的には良くないけど、ここ一番に強いし、走攻守三拍子そろったポテンシャルはある。トレードで来てくれたけど、ボクは計算通りです」。適材適所での再生工場ぶりにほくそ笑んだ。

明大時代は50メートル5秒7の俊足に、投手として最速152キロを計測する投手兼一塁手の二刀流だった。この日も、7回に栗原の左中間への飛球をスライディングキャッチ。細身ながら身体能力の高さはプロ8年目、30歳を迎え、優勝に向かうチームの中で欠かせない存在となっている。

岡はしみじみとつぶやいた。「当時は田中賢介さんとか陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)さんとか、そういう方々に引っ張ってもらったけど、今は少なからずチームのためにやっていかないとね」。日本ハム時代の16年に日本一を経験した時とは違う立場で、優勝に向かって進んでいる。

◇最短優勝20日

パは首位のオリックス、2位のロッテがともに勝ったため、ロッテのマジックは1つ減って8。最短優勝決定日は20日になった。一方、オリックスの最短マジック点灯日は17日。オリックスが日本ハムに連勝、ロッテがソフトバンクに連敗することでM4点灯となるがどうか。

◇球団最多タイのシーズン2本目サヨナ

ラ弾

岡(ロ)が9回2死からサヨナラ弾。岡のサヨナラ本塁打は4月21日の日本ハム戦に続き今季2本目。サヨナラ本塁打のシーズン最多は93年ハウエル(ヤ)の5本だが、ロッテでは09年の井口資仁以来8人目、10度目の球団タイ記録となった。また、岡はともに9回2死から。9回2死からサヨナラ本塁打2本は球団では初めてだ。

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ロッテ・加藤の乱!打率.097男が5回同点ソロ「自分のミスで点を取られたので何とかしたかった」[スポニチ]

ロッテ・加藤が1点ビハインドの5回2死、左中間へ同点ソロ。9月29日のオリックス戦でプロ7年目の初アーチを放って以来の2号が、貴重な一発となった。

「最高の結果になって良かった。自分のミスで点を取られたので何とかしたかった」。打率は.097と低いが、5回2死一、三塁、先発・岩下のフォークを後ろにそらし(記録は暴投)、失点につながった悔しさをバットで晴らした。

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ロッテドラ4秋山、独特応援スタイルに「ビックリ」スタンドのファンに好投届けるぞ[スポニチ]

ロッテからドラフト4位指名された二松学舎大付の秋山が、永野吉成スカウト部長らから指名挨拶を受けた。地元・千葉県出身。流山市立西深井小2年時にはZOZOマリン観戦歴もある。

「他球団とは違う応援にビックリ」と独特の応援スタイルに驚いたが、今は「なるべく早く1軍で投げたい」と熱烈声援をバックに投げる姿をイメージ。「小島さんから球種を教わりたい」と左腕エースから貪欲に吸収する姿勢も見せた。

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ロッテ・岡大海「絶対優勝したい」、2度目のサヨナラ本塁打で仲間に感謝「凄く嬉しい」[スポニチ]

2位・ロッテは15日、本拠で4位・ソフトバンクを3−1と下し3連勝。1−1の9回、2死一塁から岡大海外野手(30)が2戦連発となるサヨナラ6号2ランを放ち勝利に貢献。試合後「特別いい状態という訳ではありませんけど、チームのみんなが回してくれたチャンスに結果で応えることが出来て凄く嬉しいです」と笑顔でコメントした。

岡は試合後のヒーローインタビューで開口一番「1打席目、2打席目といい当たりで捉えていたので最後にいいところで打って(1本で出て)くれないかなっていう気持ちで打席に立ちました」とコメント。「打った瞬間はいったかなと思ったんですけど、外野手の追い方を見て大丈夫かなと思いながら最後は入ってくれたんで良かったと思います」と会心の手応えを語った。

これでサヨナラ本塁打は4月21日の日本ハム戦以来で自身2度目の快挙となり「これはホントたまたまだと思いますし、チャンスで回ってきたのでそれに応えることが出来たのは凄くうれしい。チームに感謝したいなと思います」と喜びを爆発させた。

チームの優勝マジックは8に減り「こういう雰囲気で野球が出来る喜びもありますし、チームとしても自分としても成長できるチャンスだと思っています」と首位オリックスとの熾烈な優勝争いを歓迎。ついに残り試合は9試合となり「絶対優勝したいと思いますので、皆さんこれからも声援よろしくお願いします」と締めた。

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ロッテ、岡が2戦連発6号サヨナラ2ラン!優勝マジック8に減らし、2年連続CS進出も決定[スポニチ]

優勝へのマジック9が点灯した2位・ロッテは15日、本拠で4位・ソフトバンクと対戦。1−1の9回、2死一塁から岡大海外野手(30)が2戦連発となる6号2ランを放ち、3−1でサヨナラ勝ち。首位オリックスが勝利したためマジックは1つ減って8。さらに2年連続8度目のクライマックスシリーズ(CS)進出が決定。残り試合は9試合となった。

先発の岩下は初回、2死走者なしから3者連続四球で満塁のピンチを背負うも中村晃を右飛に打ち取り無失点。2回にも遊撃手・名手エチェバリアのまさかの失策により1死一、三塁とされるも牧原大を一邪飛、三森を右飛に封じ先制点を与えなかった。

しかし5回、2死一、三塁からデスパイネに投じた2球目のフォークがワイルドピッチとなり1点を先制された。

それでも直後の攻撃で“女房役”の加藤がバッテリーエラーからの失点を払拭する同点2号ソロ。ここまでわずか1安打に封じられていた相手先発・笠谷から、甘く入った4球目のスライダーを捉え左翼スタンドまで運んだ。加藤は9月29日オリックス戦に7年目でプロ1号本塁打を放って以来の一発となった。

岩下は5回3安打1失点で降板。2番手の唐川、3番手の国吉、4番手の佐々木千と1イニングずつ無失点リレー。8回の攻撃では1死一、二塁とチャンスを作るが無得点。レアードが遊飛、続くエチェバリアの初球がワイルドピッチとなり走者がそれぞれ進塁しようとしたが、相手捕手・甲斐が素早い反応から二塁への鋭い送球で一塁走者の小川が封殺された。

9回は“守護神”益田が3者凡退に抑えると、その裏に劇的な一打でサヨナラ勝ち。9回、2死一塁から岡が2戦連発となる6号2ランを左翼スタンドに放ち試合を決めた。

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ロッテ・加藤、今季2号が千金同点弾!守備のミス挽回「最高の結果になって良かった」[スポニチ]

ロッテの加藤匠馬捕手(29)が意地の同点ソロを叩き込んだ。

1点を追う5回2死からソフトバンク・笠谷のスライダーを左中間席最前列へ。9月29日オリックス戦に7年目でプロ1号本塁打を放って以来の今季2号ソロはチームを勇気づける値千金弾となった。

「ホームランという最高の結果になって良かった。自分のミスで点を取られてしまったので何とかしたかった」。直前の守りとなった5回表2死一、三塁、先発・岩下大輝投手(25)のフォークを加藤は後ろにそらし(記録は暴投)、やらずもがなの先制点を与えたと自覚している。

前日まで打率1割に満たなくても、今や正捕手の座をつかもうとしている9番打者の意地がバットに乗り移った。

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ロッテ・加藤、プロ2本目が貴重な同点2号ソロ!岩下の黒星消す“挽回の一打”[スポニチ]

優勝へのマジック9が点灯した2位・ロッテは15日、本拠で4位・ソフトバンクと対戦。1点差の5回に加藤匠馬捕手(29)が2号ソロを放ち、1−1と試合を振り出しに戻した。

加藤はこの日も「9番・捕手」として先発出場。バッテリーエラーから1点を先制された直後の5回、2死走者なしからソフトバンク先発・笠谷の投じた4球目、真ん中高めのスライダーをフルスイング。グングンと伸びる打球は左翼スタンドまで届き2号同点ソロ。5回1失点と好投した先発・岩下の黒星を消す“挽回の一打”を放った。

中日から移籍後、加藤は9月29日のオリックス戦でプロ7年目で初本塁打を記録。前日まで打率.089と打では低迷していた男の“意外性のある一発”が飛び出すと、ベンチは大盛り上がり。プロ2本目の本塁打が貴重な同点打となった。

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ロッテドラフト4位・秋山指名挨拶、同じ左腕として「小島さんから球種教わりたい」[スポニチ]

ロッテからドラフト4位指名された二松学舎大付・秋山正雲投手(18)が15日、千代田区内の同校で、永野吉成スカウト部長、榎康弘チーフスカウト、中川隆治担当スカウトから指名挨拶を受けた。

約20分の歓談を終えると、秋山は「マリーンズの一員として戦う実感が湧いてきました。強気な投球スタイルをプロでも見せたい」と意気込んだ。

地元・千葉県出身。流山市立西深井小2年時にはZOZOマリン内野スタンドでロッテ戦を観戦した。「他球団とは違う応援スタイルに驚きました」と当時は目を白黒させたが、今は「なるべく早く1軍で投げたい」と熱烈声援をバックに投げる姿をイメージ。「大阪(京セラドーム)の3試合はテレビで見てました。ベンチの盛り上がりがすごい。自分もうれしかった」と心は早くもチームの一員に。「できれば小島さんから球種を教わりたい」と左腕エースから貪欲に吸収する姿勢も見せた。

今夏の甲子園は3回戦まで進出。永野部長は「彼が入ることによってチーム内の左腕投手へいい刺激となることを期待してます。小島の次の世代を担って欲しい」と熱い視線を送った。

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優勝マジック点灯のロッテ、日本酒「千葉ロッテマリーンズ」17日から岩瀬酒造で販売[スポニチ]

ロッテは地元・千葉の岩瀬酒造(創業1723年、千葉県夷隅郡御宿町久保1916)が日本酒「岩の井“千葉ロッテマリーンズ”」を同社「岩の井蔵元直送オンラインショップ」で17日から販売すると発表した。

「岩の井“千葉ロッテマリーンズ”」は貝殻層を通ったミネラル豊富な日本最高峰の硬水で醸す日本酒であり、純米吟醸と山廃純米がマリーンズラベルとして展開される。

商品詳細
(1)岩の井純米吟醸「千葉ロッテマリーンズ」1800ミリリットル=3300円、720ミリリットル=1650円
(2)岩の井山廃純米「千葉ロッテマリーンズ」1800ミリリットル=2640円、720ミリリットル=1320円。
岩瀬酒造・岩瀬能和代表取締役社長
「地元千葉県の企業・酒蔵として、熱烈に千葉ロッテマリーンズを応援しています!熱く応援し、勝利に酔ってリーグ優勝の祝杯を挙げられる事を願って、販売開始させていただきます。」

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岡大海、劇的サヨナラ弾!井口監督「もうギアを上げるしかない」…優勝マジック「8」[報知]

本拠のロッテファンの願いを乗せた岡の打球が、左中間席に吸い込まれた。同点で迎えた9回2死一塁で飛び出した2試合連続の6号2ランは劇的サヨナラ弾。前日14日、51年ぶりにともしたマジックを「8」に減らし、2年連続のCS進出をもたらしたヒーローは、お立ち台で「みんながまわしてくれた結果。チームに感謝したい」とフォア・ザ・チームを強調した。

4月21日の日本ハム戦(ZOZO)以来、今季2本目のサヨナラ弾。10日の日本ハム戦(札幌D)でも2点差で迎えた敗色濃厚の9回2死一塁で同点2ランを放ったばかりでラッキーボーイ的な存在だが、幸運だけではない。前の3打者に対するソフトバンクバッテリーの配球を冷静に分析。「カット系をずっと投げていた。それを引っかけないように、センターに意識を持ってあとは思い切っていくだけ」との狙い通り、5球目のカットボールを仕留めた。

優勝への重圧からか、先発の岩下は立ち上がりから制球が定まらず、5回には先制点を許す苦しい展開だった。5回に伏兵・加藤の2号ソロで同点に追いついたものの、6回から8回は走者は出すが得点できず。試合中、電光掲示板にオリックス勝利の一報が流れて、重い雰囲気が流れる中、救援陣も踏ん張って価値ある勝利をものにした。

井口監督は岡を「ここ一番に強くて足もあり3拍子そろっている。なかなかこういう選手はいない」と絶賛。優勝に向けて「もうギアを上げるしかない。悔いが残らないようにやっていきたい」と力を込めた。3連勝で、残りは9試合。最高の形でラストスパートに入った。

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サヨナラ勝利でマジック「8」、2年連続のCS進出も決定、岡大海が9回に劇弾[報知]

ロッテは15日、ソフトバンクに3−1でサヨナラ勝ち。優勝へのマジックナンバーを「8」とし、2年連続のCS進出も決まった。1−1の同点で迎えた9回2死一塁で、岡が左中間席に2試合連続の6号サヨナラ2ラン。4月21日の日本ハム戦(ZOZO)以来、自身今季2本目のサヨナラ本塁打で、チームを勝利に導いた。

試合後のお立ち台では「こういう声援をもらえて嬉しいです。手応えはいったかな、と思いました。こういう雰囲気で野球ができるのはすごく嬉しい。チームも自分自身も成長できるチャンスだと思っています」と興奮気味に、喜びの声を本拠のファンに届けた。

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Vの祝杯を願って17日から地元の酒造が日本酒を発売[報知]

千葉県の酒造である岩瀬酒造株式会社(創業1723年、千葉県夷隅郡御宿町久保1916)は17日から日本酒「岩の井『千葉ロッテマリーンズ』」を同社「岩の井蔵元直送オンラインショップ」で発売すると発表した。

「岩の井『千葉ロッテマリーンズ』」は貝殻層を通ったミネラル豊富な日本最高峰の硬水で醸す日本酒で、純米吟醸と山廃純米が千葉ロッテマリーンズラベルとして展開される。

岩瀬酒造株式会社代表取締役の岩瀬能和氏は「地元千葉県の企業・酒蔵として、熱烈に千葉ロッテマリーンズを応援しています!熱く応援し、勝利に酔ってリーグ優勝の祝杯を挙げられる事を願って、販売開始させていただきます」とコメントした。

◇岩瀬酒造株式会社 岩の井「千葉ロッテマリーンズ」商品詳細

岩の井
純米吟醸「千葉ロッテマリーンズ」1800ミリリットル:3300円、720ミリリットル:1650円
岩の井
山廃純米「千葉ロッテマリーンズ」1800ミリリットル:2640円、720ミリリットル:1320円

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ドラフト4位・二松学舎大付の秋山正雲は「優勝して欲しい」と熱烈応援[報知]

ロッテがドラフト4位で指名した二松学舎大付の最速146キロ左腕・秋山正雲投手(18)が15日、都内の同校で永野スカウト部長らから指名の挨拶を受けた。

「今まで実感はなかったんですが、これから千葉ロッテマリーンズでやりたいなという思いが固まりました」と秋山。ドラフト後はテレビで試合をチェックしており「(マジックナンバーが点灯した)昨日は嬉しかったです。優勝して欲しいと思いました」と笑顔を見せた。気持ちはすっかりロッテの一員だ。

憧れの投手に、同じ左腕で現在10勝をマークする小島和哉の名を挙げた。「投球の術や、球種を教えてもらったりしたい。1年目に1勝するのが目標です」と言って目を輝かせた。

今夏の甲子園に出場し、完封勝利をマーク。174センチと投手としては小柄だが、打者の懐へ投げ込む強いストレートは一級品だ。永野スカウト部長は「左投手は補強ポイントの1つでした。バッターを見下ろすような強気なマウンドさばきが魅力。タイプ的にはリリーフの感じがしますが、高校生なので、色々な可能性を秘めていると思います」と期待を寄せていた。

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岡弾でロッテ劇的サヨナラM8&CS進出 V争いに日本ハム時代の「経験は生きている」[デイリー]

悲願へ、全員の思いが劇的な勝利を呼び込んだ。同点の9回2死一塁で、勝負強さの光るロッテ・岡大海外野手(30)が打席へ。ソフトバンクの守護神・森のカットボールを振り抜くと、打球は左中間席へ消える6号のサヨナラ2ランとなった。

「打った感じはいったと思ったが、外野手の追い方を見て大丈夫かなと。入ってくれてよかった」。劇的勝利を演出したヒーローは、少し照れくさそうに笑みを浮かべた。

オリックスと優勝を争うシーズン最終盤。自身今季2本目のサヨナラ弾の岡が存在感を増している。10月に入り再びスタメンに定着すると、10日・日本ハム戦(札幌)で敗色濃厚の9回に同点2ラン。14日・オリックス戦(京セラ)でも一発を放つ勝負強さだ。

「チャンスで回してもらっている。それに応えたい一心で打席に立っている」。必死の思いが、ロッテの快進撃を象徴するような一打を生み出してきた。

そして、その経験も自らの力となっている。日本ハム時代にも優勝争いの輪にいた岡は「少なからず経験は生きている」と話す。当時は先輩達の後を追っていた男は「30(歳)になって自分も引っ張っていかないといけないと思ってやっている」と若いチームを背中で引っ張っている。

これで優勝マジックは「8」。2年連続のCS進出も決定したが「我々が目指しているのはそこではない。残り試合、しっかり戦っていきたい」と井口監督。残るは9試合。歓喜の瞬間だけを見据え、ひた走る。

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岡の劇的2ランに実況アナウンサーが号泣、ファンも「もらい泣きしてしまいました」[デイリー]

ロッテが岡大海のサヨナラ2ランで劇的な勝利をおさめた一戦で、実況アナウンサーも思わず号泣した。

この一戦を中継したチバテレ「マリーンズナイター」の公式ツイッターによると、実況の黒沢幸司アナウンサーが、自身初のサヨナラホームランということもあり、号泣したという。その時の画像もアップされており、実際に中継を見ていたファンからも「もらい泣きしてしまいました」などのコメントが寄せられているほど。

また、「マリーンズナイター」の別のツイートでは「千葉ロッテ劇的勝利おめでとうございます!今夜のマリーンズナイターがレギュラーシーズンの最後の中継でした。1年間ありがとうございました!!また、ポストシーズンで皆様とお会いできるよう願って!!」と締めくくっていた。

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ロッテ、2年連続CS進出パ・リーグ[デイリー]

パ・リーグは15日、ロッテがソフトバンクに3-1で勝ち、2年連続のクライマックスシリーズ(CS)進出が決まった。2004〜06年のプレーオフを含めて8度目の出場。

ロッテの16年ぶりの優勝へのマジックナンバーは1つ減り「8」となった。

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ロッテ・岡大海 サヨナラ2ラン、今季2本目「みんながいい形で回してくれた」マジック8[デイリー]

首位ロッテがサヨナラ勝ち。優勝へのマジックを8に減らした。

1−1で迎えた9回、ソフトバンク森に対して1死から代打佐藤都が四球で出塁。2四後、岡がカウント3−1からの外角低めの142キロカットボールを左中間席に運ぶサヨナラ2ランを放った。岡のサヨナラ弾は4月21日の日本ハム戦以来、今季2本目となった。

岡はヒーローインタビューで「最後にいいところで打ってくれないかなという気持ちで打席に立ちました。打った感じはいったかなと思ったんですけど、外野手の追い方を見て大丈夫かなと。チームのみんながいい形で回してくれた結果だと思います。こういう雰囲気で野球ができるのは喜びがありますし自分自身も成長するチャンスだと思います」と話した。

5回に嫌な形で先制を許していた。2死一、三塁から、先発・岩下がデスパイネへ投じたフォークが外角にワンバウンドし、捕手・加藤は大きく弾いていた。記録は暴投となり先制の1点を献上していた。

バッテリーミスで失った1点は1発で取り返した。5回2死走者なしで打席を迎えた加藤。ここまで1安打投球を続けていたソフトバンク先発・笠谷の真ん中高めに甘く入った132キロのスライダーを、左翼席に運ぶ同点ソロを放った。

この日、チームはソフトバンク投手陣の前にわずか2安打。そのうちの1本が、直前の打席まで打率.083の9番打者が放った、プロ入り&今季2号本塁打だった。

先発の岩下は5回3安打1失点の好投。6回以降は唐川、国吉、佐々木千、益田が無安打に抑えてサヨナラ勝ちを呼んだ。

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ロッテ・加藤が同点弾、直前にバッテリーエラーで失点、打率1割未満の男が意地[デイリー]

ロッテが、加藤の一発で同点とした。

1点を追う5回2死走者なしで打席を迎え、ここまで1安打投球を続けていたソフトバンク先発笠谷の真ん中高めに甘く入った132キロのスライダーを左翼席に運んだ。加藤は直前の打席まで打率.083。プロ入り&今季2号本塁打だった。

その直前にはバッテリーエラーで1点を先制されていた。5回の守備では2死一、三塁から、先発・岩下がデスパイネへ投じたフォークが外角にワンバウンドし、加藤は大きく弾いていた(記録は暴投)。ミスで失った1点を打率1割に満たない男が取り返した。

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日本酒「千葉ロッテマリーンズ」を発売「リーグ優勝の祝杯を」[デイリー]

51年ぶりにリーグ優勝マジック9を点灯させたロッテの地元・千葉県の岩瀬酒造株式会社(千葉県夷隅郡御宿町久保1916)が15日、日本酒「岩の井『千葉ロッテマリーンズ』」を17日から販売開始すると発表した。

「岩の井『千葉ロッテマリーンズ』」は貝殻層を通った、ミネラル豊富な日本最高峰の硬水で醸す日本酒。純米吟醸と山廃純米が千葉ロッテマリーンズラベルとして展開され、「岩の井蔵元直送オンラインショップ」での販売となる。

同社の岩瀬能和代表取締役は「地元千葉県の企業・酒蔵として、熱烈に千葉ロッテマリーンズを応援しています!熱く応援し、勝利に酔ってリーグ優勝の祝杯を挙げられる事を願って、販売開始させていただきます」とコメントした。

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藤岡、岡…ロッテ打線で重要な役割を果たす“8番打者”[BASEBALL KING]

◇藤岡「何とか塁に出て上位に」

打率.233(163−38)、3本塁打、15打点、10四球、4犠打、4盗塁。

この数字は後半戦のロッテ“8番打者”の成績だ。数字だけみれば、打率.233、15打点と物足りないが、“8番打者”がチャンスメイクし上位打線に繋ぎ、チャンスの場面で“8番打者”が返すという攻撃が後半戦に入ってから目立っている印象だ。

9月14日のソフトバンク戦では、1−1の8回にイニング先頭の8番・藤岡裕大が先発・千賀滉大が投じた154キロのストレートをセンター前にはじき返し、続く9番・加藤匠馬がきっちりと初球で送り二塁へ進めると、1番・荻野貴司が四球、代打・山口航輝が右安で満塁に。3番・中村奨吾は空振り三振に倒れたが、4番・レアードのセカンドへの2点適時内野安打で勝ち越し。“8番打者”の出塁から上位へと繋いで得点し勝利した。

オールスター明けチーム最多の35試合で8番打者としてスタメン出場する藤岡は、9月30日に行ったオンライン取材で「特に(試合)終盤とかになると、何とか塁に出て上位に回さないと点につながる可能性が少なくなる。自分が出れば、上位で得点する確率が高くなる。終盤になればより、塁に出ようと意識しています」と“下位打線”からチャンスを作る重要性を口にした。

◇パンチ力がある岡大海

オールスター明けは8番・藤岡が塁に出て、9番・加藤匠馬が送り1番・荻野に繋ぐというパターンが多かったが、ここ最近は左投手の先発が続いており、藤岡が7番、岡大海が8番で出場している。

岡はパンチ力があり“一発”が魅力的な選手で、本人も過去の取材で長打力を生かしていきたいと明かしている。『8番・中堅』でスタメン出場した10月10日の日本ハム戦は3打席目までノーヒットだったが、2−4の9回2死一塁で回ってきた第4打席、守護神・杉浦稔大が1ボール2ストライクから投じた134キロのスライダーを振り抜き、左中間スタンドに運ぶ値千金の第4号同点2ランを放った。敗戦を覚悟した中で、“8番・岡”の一発で同点に追いつき、引き分けに持ち込んだ。

前カードのオリックスとの3連戦でも3試合全てで、8番で出場し2戦目と3戦目はいずれもマルチ安打をマーク。勝てば優勝マジック9が点灯する14日のオリックス戦では、3−0の2回に先頭の8番・岡がライト前安打で出塁し、続く加藤がきっちりと初球で送り、1番・荻野の中飛で二塁走者の岡が三塁へタッッチアップ。2番・中村奨吾のレフト前の安打で三塁走者の岡が4点目のホームを踏んだ。先頭打者で迎えた5−0の6回は、“チャンスメイク”ではなく、2番手・吉田凌が投じた初球のスライダーを、レフトスタンド最前列に放り込んだ。岡は“チャンスを作る”だけでなく、“一発”で決める力を持っており、ここ数試合は“恐怖の8番打者”といえる働きぶりだ。

得点力が落ちていた10月前半は、1番・荻野から始まる上位打線に頼りがちなところはあったが、前カードのオリックスとの2戦目、3戦目は岡をはじめとした下位打線が機能したことで得点が増えた。“下位打線”から“上位打線”に繋ぎ、中軸で作ったチャンスを“下位打線”で還すという意味では、“8番打者”の役割は攻撃においても非常に重要だ。

オールスター明けの8番打者の成績
藤岡裕大:35試 率.256(121−30)本1 点10
岡大海:5試 率.357(14−5)本2 点4
田村龍弘:3試 率.000(5−0)本0 点1
藤原恭大:3試 率.100(10−1)本0 点0
エチェバリア:2試 率.286(7−2)本0 点0
小川龍成:1試 率.000(2−0)本0 点0
山口航輝:1試 率.000(4−0)本0 点0

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