わたしはかもめ2021年鴎の便り(10月)

便

10月19日

福岡ソフトバンク6−0千葉ロッテ(PayPayドーム)

ソフトバンクの千賀が7回まで無安打に抑え、8回途中1安打無失点で9勝目を挙げた。6回に柳田の適時内野安打で先制し、直後にデスパイネが9号3ラン。8回にも2点を加えた。ロッテは小島が6回途中4失点で4敗目を喫した。

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千葉ロッテ0000000000
福岡ソフトバンク00000402x6

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[データ]オリックス首位奪回!“M4状態”で最短Vは24日[ニッカン]

オリックス○、ロッテ●の結果、オリックスが首位に返り咲いた。

2位ロッテは残り6試合に全勝すれば優勝できるため、ロッテのM6は消えないが、オリックスは残り3試合で3勝とロッテ1敗や2勝とロッテ2敗で優勝だから、いわゆる「M4」状態。オリックスが20、21日に○○、ロッテが23日に●の場合、23日にロッテのMが消滅し、オリックスにM1が点灯する。オリックスのM点灯は早くても23日だが、現時点での最短Vはロッテ25日、オリックス24日でオリックスの方が早い。

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ロッテ小島和哉またも1球に崩れる「悔しいです」デスパイネに3ラン被弾[ニッカン]

ロッテ小島和哉投手(25)がまた1球に崩れた。

6回2死一、三塁。デスパイネへの4球目のチェンジアップが浮いた。打った瞬間にそれと分かる3ラン。小島はゆっくり回るデスパイネが二塁を過ぎたあたりまで、左翼席をぼう然と眺め固まっていた。

直前に、柳田の内野安打で先制を許していた。一塁でのコンマ数秒の差が、最終的には致命的な差に。「1点目のところで粘り切れていれば良かったんですが…。悔しいです」と唇をかんだ。

前回登板となった10月12日のオリックス戦(京セラドーム大阪)では8回2死から同点2ランを許した。引き分けに終わり、試合後には責任を背負い込んで涙を流した。井口監督は最近の好投を「前半戦はどちらかというと高いところで直球で勝負していたのが、今は(ゾーン9分割の)下6マスでしっかりと勝負できるようになってきている」と、制球の安定を評価してきた。8連戦(うち1試合は雨天中止)の最初と最後を若き左腕に託したが、熱投むなしく、ともに白星を得ることはできなかった。

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ロッテあわや千賀にノーノー献上「1球で仕留めなくちゃいけない投手」監督[ニッカン]

ロッテがわずか1安打で敗れた。

19年9月6日にノーヒットノーランを喫しているソフトバンク千賀滉大投手(28)に、この日も7回まで打者24人で無安打。8回に先頭の藤岡裕大内野手(28)が内野安打を放つものの、結局この1安打のみに終わった。

井口資仁監督(46)は「1球で仕留めなくちゃいけない投手なんでね、そこがなかなか1球で仕留られないというところですね」と試合後にコメント。千賀とは中5日で25日にも対戦する可能性があり、試合前には「とにかく今日、やっつけておかなくちゃいけない」と意気込んでいたが、力で封じられた。

優勝マジック6がついている状況ながら、これで残りは6試合に。この日の敗戦で首位の座を再びオリックスに明け渡し、手痛い1敗となった。

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阪神板山のキャッチの判定で広島が意見書、ロッテに続き2球団目[ニッカン]

日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は19日、広島から判定についての意見書が提出されたことを明かした。

18日の阪神戦(甲子園)で8回無死一塁で阪神板山の左翼守備がダイレクトキャッチの判定。ワンバウンドを主張した佐々岡監督がリクエストしたが、リプレー検証でも変わらなかった。またロッテからも10日の日本ハム戦(札幌ドーム)と13日のオリックス戦(京セラドーム大阪)でのリクエストについて意見書が提出。NPBは、ともに友寄審判長も含めて協議中で、意見書に対する結論は出ていない。

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ロッテ、優勝マジック点灯の舞台裏の動画をアップ[ニッカン]

ロッテは19日、公式YouTubeチャンネルに、優勝マジック点灯の舞台裏の動画をアップしたと発表した。

ロッテは14日のオリックス戦(京セラドーム大阪)に勝利し、51年ぶりに優勝マジックが点灯した。ダグアウトの様子などの動画が16日にアップされ、すでに5.7万回以上が再生されている。

「ベンチの雰囲気がいい」「チームの雰囲気、ロッテ最高」「選手コーチだけじゃなくスタッフも一丸となって優勝をつかみにいっている感じが伝わった」「めちゃ良い動画」「すごい色々と分かる動画」など150件超のコメントが寄せられている。動画URLは以下の通り。https://www.youtube.com/watch?v=4f-lxCdZPvM&t=14s

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ロッテ、1日天下≠ナ首位陥落…内野安打1本だけ[サンスポ]

ノーヒットノーランを逃れるのがやっとの内野安打1本で零敗。1日天下≠ナ2位に転落したロッテ・井口資仁監督(46)は「(千賀は)1球で仕留めなきゃいけないピッチャーなんでね…。突破口というところで塁にもなかなか出られなかったし、きっかけがつかめなかった」と振り返った。

思い返せば、ペイペイドームでの開幕3連敗で始まった今季。同球場での最終戦も完敗に終わった。

天の配剤ともいうべきか。ZOZOマリンで千賀が先発予定だった17日の試合が雨天中止となったことで、この日にスライド。さらに、ソフトバンクにCS進出の可能性が残る場合は、17日の振替試合となる25日に6年連続2桁勝利も懸かる千賀と再戦する可能性が出てきた。試合前、指揮官は「2回来る可能性もあるので、とにかく今日やっつけないと」と話していたが、16年ぶりのリーグ優勝に向けて、またも千賀が立ちふさがることになる。

残り6試合で優勝マジック「6」。井口監督は「勝っていくしかない」と不退転の決意を口にした。

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ロッテ・安田、藤原、山口らがフェニックスLに緊急参戦、3日間の空き日に弾丸ツアー[サンスポ]

ロッテは19日、安田尚憲内野手(22)、藤原恭大外野手(21)、山口航輝外野手(21)、和田康士朗外野手(22)、佐藤都志也捕手(23)、小川龍成内野手(23)の6選手が21、22日の「第18回みやざきフェニックス・リーグ」に参加すると発表した。

ロッテは23日の日本ハム戦(ZOZOマリン)まで試合がなく、チームは21、22日はZOZOマリンスタジアムで練習。若手は実戦感覚を維持するため、試合出場を優先して同リーグに緊急参戦。21日はソフトバンク戦(サンマリン)、22日は阪神戦(SOKKEN)となっている。

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ロッテ・井口監督「勝っていくしかない」、完敗でマジック減らせず、残り6試合でM6[サンスポ]

ノーヒットノーランを逃れるのがやっとだった。1安打零敗。前夜(18日)に首位に立ったロッテだったが、この日勝ったオリックスと入れ替わり、わずか1日で2位に転落した。

井口監督は「(ソフトバンク・千賀は)1球で仕留めなきゃいけないピッチャーなんで…。それが仕留められなかった。突破口というか、きっかけもつかめなかった試合」と振り返った。

優勝マジックを減らすことはできず、残り6試合で「6」のまま。指揮官は「勝っていくしかないんで。3日間空きますけど、しっかり調整したい」と、23日の日本ハム戦(ZOZOマリン)に視線を向けた。

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ロッテ・小島「1点目のところで粘り切れていれば。悔しいです…」、デスパイネに痛恨3ラン被弾[サンスポ]

ロッテ・小島和哉投手(25)が6回途中4失点で、後半戦初黒星となる4敗目(10勝)を喫した。

「1点目のところで粘り切れていれば良かったんですが…。悔しいです」。

前回12日のオリックス戦では8回に同点2ランを浴びて、試合後はベンチで号泣した3年目左腕。それでも、直近5試合では2完封を含む3完投で防御率1.10。完全なエース格に成長した小島はこの日も5回までは1安打投球だった。しかし、6回2死二、三塁から柳田に遊撃内野安打、さらにデスパイネに3ランを左翼席に運ばれKOされた。

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ロッテが51年ぶりの優勝マジック点灯試合のベンチ裏など公開、公式YouTubeチャンネルで[サンスポ]

ロッテはマリーンズ公式YouTubeチャンネルで、10月14日のオリックス戦(京セラ)で1シーズン制では51年ぶりとなる優勝マジックが点灯した際の、ベンチ裏の様子などを撮影した動画をアップした。

16日からアップした動画は、すでに5万7000再生回数を記録。視聴者からは「ベンチの雰囲気がいい」「チームの雰囲気、ロッテ最高」「選手コーチだけじゃなくスタッフも一丸となって優勝をつかみにいっている感じが伝わった」「めちゃ良い動画」「すごい色々と分かる動画」など多数のコメントが寄せられている。

ロッテ広報室では「今後もリーグ優勝に突き進むチームの舞台裏を千葉ロッテマリーンズ公式YouTubeチャンネルにアップしていきます。そして優勝の瞬間の特別な動画をお見せできるようにしたいと考えています」としている。

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ロッテ、打線沈黙で足踏み、M6のまま、小島6回途中4失点で後半戦初黒星[スポニチ]

ロッテは打線が沈黙して完敗。8回に藤岡の内野安打で、千賀のノーヒットノーランを阻止するのがやっとだった。先発・小島も6回途中4失点で後半戦初黒星の今季4敗目。オリックスが勝利したことで、1日にして2位に転落となった。

残り6試合で優勝マジックは「6」のまま。井口監督は「もう1回、小島の先発はある。そこで援護できるようにしたい。我々は勝つしかない」と自らを奮い立たせるように力を込めた。

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ロッテ井口監督「小島を援護できなかった」、千賀のノーヒットノーラン阻止も、残り6試合で優勝マジック6[スポニチ]

ロッテ・小島は、千賀との投手戦で5回まで「0」を並べたが、6回2死一、三塁のピンチを千賀がしのぐと、その裏の小島は、柳田の適時内野安打とデスパイネの3ランを浴びて降板。「1点目のところで粘り切れていればよかったが…」と悔しがった。

打線が千賀に8回まで無安打と沈黙し、0−6で敗れた井口監督は「今日の千賀はまとまっていた。なかなか1球でしとめられなかった。小島もよかったが、援護できなかった。前回(12日のオリックス戦)も2点しかとれなかった」と冷静に振り返った。

オリックスが勝利したことで、2位転落となったが、残り6試合ながら、優勝マジック「6」は消えていない。後半戦初黒星となった小島の登板は残り1試合。指揮官は「もう1回、小島の先発はあるので、そこで援護できるようにしたい」と気持ちを切り替え、先を見据えた。

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ロッテ、一夜にして首位陥落…千賀ノーノー阻止もわずか1安打で零敗、マジック6のまま残り6試合に[スポニチ]

優勝マジックを6とし首位に返り咲いたロッテは19日、敵地で4位・ソフトバンクに0−6と敗戦。先発の小島和哉投手(25)は5回2/3を5安打4失点で4敗目。5回まで1安打無失点と好投するも6回、デスパイネに9号3ランを浴びるなど4失点を喫し降板。打線も1安打無得点と振るわず。2位オリックスが勝利したため、一夜にして首位陥落となった。

打線は7回までノーヒットと振るわず。6回には無安打ながら2死一、三塁とチャンスを作るも中村奨が空振り三振に倒れ無得点。今季3度の対戦で2勝1敗、18回1/3を18安打14得点と打っていた千賀に苦しめられた。

ソフトバンク戦今季初登板となった小島は初回、2回と3者凡退に封じるなど抜群の立ち上がり。5回まで許したヒットは1本のみ。味方の好守にも助けられスコアボードに0を並べた。

0−0の白熱した投手戦のなか6回のマウンドに上がった小島だったが、先頭の三森に2打席連続となる左前打を浴びると、犠打や四球などで2死二、三塁とされ柳田にはショートへの適時内野安打でついに先制を許す。さらに2死一、三塁からデスパイネに9号3ランを被弾。続く中村晃に左線二塁打を浴び、この回途中で降板となった。

反撃を狙う打線は8回、藤岡の一塁への当たりが内野安打となり、ようやくこの日の初安打を記録。ノーヒットノーラン達成を阻止すると、続く岡が四球を選び無死一、二塁のチャンスを作り好投を続けていた千賀を降板させた。しかし、後続が倒れ無得点。9回も得点出来ず継投での完封負け。

2位オリックスが勝利したため、一夜にして首位陥落。オリックスとは1ゲーム差となり、再び2位ながら優勝マジックが点灯したままの状況で残り6試合となった。

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ロッテ、51年ぶりマジック点灯、その瞬間と舞台裏を撮影&公開[スポニチ]

ロッテ公式YouTubeチャンネルが10月14日のオリックス戦(京セラドーム)で51年ぶりとなる優勝マジックが点灯した際のベンチ裏の様子などを撮影した動画をアップした。

動画は3日前にアップし、すでに5万7000再生回数を超えており、視聴者からは「ベンチの雰囲気がいい」、「チームの雰囲気、ロッテ最高」、「選手コーチだけじゃなくスタッフも一丸となって優勝を掴みにいっている感じが伝わった」、「めちゃ良い動画」、「すごい色々と分かる動画」など、150件を超えるコメントが寄せられている。

動画URL…https://www.youtube.com/watch?v=4f-lxCdZPvM&t=14s

球団広報室では今後もリーグ優勝に突き進むチームの舞台裏を千葉ロッテマリーンズ公式YouTubeチャンネルにアップしていく。

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あぁ完敗…M6減らせず1日天下[報知]

打てなかった。エース・千賀を前に今季ワーストタイの1安打にとどまり、9度目の零封負けとなった。

「なかなか塁にも出られなくて、きっかけがつかめなかった1試合だった」と井口監督。ここまでリーグトップの566得点を誇る打線も、千賀の160キロに迫る直球とキレのある“お化けフォーク”に、次々とバットは空を切った。7回までノーヒットノーラン。8回に藤岡のチーム初安打などで無死一、二塁とチャンスをつくったが、生かせなかった。

オリックスが楽天に勝利し優勝マジックは「6」のまま。1ゲーム差をつけられ2位に後退した。20日から3日間試合が空くが、「勝っていくしかないので。しっかり調整してやっていきたい」と指揮官。泣いても笑っても残り6試合。切り替えて残りを勝ち抜くしかない。

◇パ・リーグ2強の行方は?

オリックスは20、21日に連勝しても、20〜22日はロッテに試合がないため、優勝へのマジックナンバーは22日までロッテに6のまま。ただしオリックスが連勝した場合、ロッテが23、24日の日本ハム戦に1敗でオリックスにM1が点灯、連敗ならオリックスの優勝が決まる。

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小島和哉が3ラン被弾 6回途中4失点で降板[報知]

5連勝中の先発・小島が6回途中5安打4失点で無念の降板となった。

両軍無得点の6回2死二、三塁。柳田の遊安打で先制を許すと、なおも2死一、三塁からデスパイネに左翼席へ3ランを被弾し0−4。続く中村晃にも左翼線二塁打を浴びたところで交代を告げられた。

ここまでチームトップの10勝と優勝争いに貢献してきた左腕はソフトバンクの先発・千賀に負けじと5回まで1安打無得点の好投。だが打線は7回まで無安打と小島を援護できず、踏ん張れなかった。

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51年ぶりM点灯の舞台裏を公開[報知]

ロッテは19日、球団公式YouTubeチャンネルに球団51年ぶりとなる優勝マジック点灯のベンチ裏動画を公開したこと発表した。

動画はすでに5万7000再生回数を超え、150件を超えるコメントも寄せられている。球団広報室では今後もリーグ優勝に突き進むチームの舞台裏を公式YouTubeチャンネルにアップしていく。

動画URLは以下の通り。https://www.youtube.com/watch?v=4f-lxCdZPvM&t=14s

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ロッテ、千賀にやられた「M6」足踏み、1安打零封負けで2位転落[デイリー]

敵のエースの前に完敗。粘りが信条の打線も完璧に封じ込められた。千賀に、8回途中わずか1安打で無失点に抑えられ、今季9度目の零封負け。2位に転落した。井口監督は「1球で仕留めなくてはいけないピッチャーなんでね。なかなか1球で仕留められないというとこだったですね」と右腕に脱帽するしかなかった。

初回から150キロ台後半の直球にフォークを織り交ぜられ、攻略の糸口すら見つからない。初回こそ中村奨が四球を選び出塁も、2回から5回は三者凡退を繰り返した。それでも6回、安打が出なくても好機をつかむ。先頭の藤岡の三ゴロをリチャードが悪送球するなど、2死一、三塁となったが中村奨は空振り三振に。その裏、小島が4失点で崩れた。

7回を終えて無安打。千賀には19年9月6日に喫して以来、2度目のノーヒットノーランがよぎった展開も、8回先頭の藤岡の一塁内野安打で屈辱は免れた。それでもリリーフ陣を打てず、攻略できなかった。

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広島、ロッテ判定に意見書、各リーグが対応を検討[デイリー]

日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は19日、広島とロッテから判定についての意見書が届いたことを明らかにした。セ、パ各リーグが対応を検討している。

広島は18日の阪神戦の8回無死一塁で、代打・会沢の左翼への飛球が地面すれすれで捕球されたとされ、走者が戻れず併殺になったプレーの判定を疑問視した。ロッテは10日の日本ハム戦で藤岡の二ゴロの際に一塁手の足がベースから離れたのではないかとしてリクエストした件と、13日のオリックス戦で中村奨が盗塁死となった判定を対象とした。ともにリプレー検証後も判定は覆らなかった。

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ロッテが首位陥落、1安打零封負けの井口監督「今日の千賀はまとまっていた」[デイリー]

ロッテが千賀を攻略できず零封負けで2位に後退。楽天に勝利したオリックスに1日で首位を明け渡した。

初回から安定感抜群の敵のエースに7回を終え無安打。8回、藤岡の一塁内野安打で千賀に2度目の無安打無得点は免れたが井口監督は「今日の千賀はまとまっていた。1球で仕留めなきゃいけないピッチャーなので、そこはなかなか1球で仕留められなかったということだったですね」と振り返った。

20日から22日まで試合はなく、23日から本拠地ZOZOマリンスタジアムで日本ハム、ソフトバンクと3連戦。指揮官は「勝っていくしかないので、3日空きますけど、しっかり調整してやっていきたい」と次戦へ切り替えた。

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ロッテ痛恨黒星、千賀にあわやノーノー、打線わずか1安打と沈黙[デイリー]

ロッテが千賀の前に8回途中1安打無失点に抑えられ、痛い1敗を喫した。

初回から150キロ台後半の直球にフォークを織り交ぜられ、打線は7回まで無安打。8回に藤岡の一塁内野安打で19年9月6日以来の2度目のノーヒットノーランは免れたが、敵のエースに9月22日の対戦に続き2連敗を喫した。

6回の攻防が明暗を分けた。この回、マリーンズは敵失などで2死一、三塁の好機で中村奨が空振り三振に倒れ無得点。その裏、小島が2死二、三塁から柳田の遊撃内野安打で先制点を許すと、気落ちした左腕は次打者デスパイネに左越え3ランを浴び崩れた。小島は「1点目のところで粘り切れていればよかったんですが…。悔しいです」と振り返った。

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ロッテ優勝マジック点灯動画、球団公式ユーチューブで再生可能に[デイリー]

ロッテは19日、球団公式YouTubeチャンネルに10月14日のオリックス戦(京セラドーム大阪)にて51年ぶりとなる優勝マジックが点灯した際のベンチ裏の様子などを撮影した動画(https://www.youtube.com/watch?v=4f-lxCdZPvM&t=14s)をアップしたと発表した。

動画は3日前にアップし、すでに5万7000再生回数を超え、150件を超えるコメントが寄せられている。動画を見た視聴者からは「ベンチの雰囲気がいい」、「チームの雰囲気、ロッテ最高」、「選手コーチだけじゃなくスタッフも一丸となって優勝を掴みにいっている感じが伝わった」、「めちゃ良い動画」、「すごい色々と分かる動画」などのコメントが寄せられている。

ロッテ広報室は「今後もリーグ優勝に突き進むチームの舞台裏を千葉ロッテマリーンズ公式YouTubeチャンネルにアップしていきます。そして優勝の瞬間の特別な動画をお見せできるようにしたいと考えています」とコメントした。

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史上最少打席での盗塁王へ?!ロッテ・和田康士朗の足に注目[BASEBALL KING]

◇パ・リーグ盗塁王で30盗塁未満なら史上初

パ・リーグはロッテとオリックスが優勝争いを繰り広げているが、盗塁王争いも白熱している。

18日終了時点では、源田壮亮(西武)と和田康士朗(ロッテ)が24個でトップを走る。2位は22個で荻野貴司(ロッテ)、さらに21個で西川遥輝(日本ハム)と周東佑京(ソフトバンク)が並び、若林楽人(西武)が20個と、現時点で20盗塁以上はこの6人だ。

昨シーズンのタイトルホルダーでもある周東は9月に右肩の手術を受けており、今シーズンは全休予定。また若林も、6月に左膝前十字靭帯再建術を受けたことで復帰は来年以降。そのため、源田、和田、荻野、西川でタイトルを争うこととなる。

残り試合は日本ハムが8試合ともっとも多く、ロッテが7試合、西武が4試合となっており、常識的に考えれば、30盗塁未満で盗塁王が誕生するだろう。

過去、2013年の丸佳浩(広島/29個)など、セ・リーグでは30盗塁未満の盗塁王が9人誕生しているが、パ・リーグでは1993年の大石大二郎(近鉄)による31盗塁が最少で、これまで30盗塁未満の盗塁王は1人もいない。

また、過去の盗塁王を振り返ってみると、ロッテの選手が盗塁王を獲得したのは2006年の西岡剛が最後で、以降14年間不在だ。その間に他11球団からは盗塁王が誕生しており、ロッテはもっとも盗塁王のタイトルから遠ざかっている球団でもある。

俊足選手の代名詞的存在でもある荻野だけでなく、2018年に38盗塁を記録した中村奨吾もタイトルには手が届かなかった。

◇規定打席未到達の盗塁王は、昨年の周東佑京ら過去11人

現在ランキングトップタイの和田は95試合に出場しているが、打席数はわずか「24」で、規定打席にはまったく到達していない。これまでに規定打席未到達での盗塁王は、昨年の周東(346打席)をはじめ11人存在した。

2リーグ制以降では山本公士(阪急/1966年)の158打席が最少となっており、1リーグ時代を含めても呉昌征(阪神/1944年)で93打席となっている。ただしこの年は太平洋戦争の影響で35試合制となっており、現在より100試合以上も少なかった。このまま和田が盗塁王を獲得すれば、史上最少打席数での盗塁王が生まれることになる。

過去のほとんどの盗塁王がそうだったように、打席数が多ければ多いほど自力で塁に出ることができ、盗塁のチャンスは多くなる。一方、和田のような「代走の切り札」は、試合終盤に起用されることがほとんどだ。「盗塁をするため」に出場するわけで、盗塁を仕掛けるチャンスはあるものの、1試合に複数回の盗塁チャンスはほとんど巡ってこない。1試合に1回のチャンスで確実に盗塁を決め、数を積み上げていくのはなかなか難しいことでもある。

ロッテは優勝を争っており、残り7試合のタイミングで和田をスタメンで起用する可能性は低いだろう。その分、「ここぞ」の場面で代走に送られる和田には、極限の集中力が求められることになる。自身の盗塁王、チームとしては15年ぶりの盗塁王、そしてリーグ優勝へ−。しびれる試合が続くなか、和田の足にも注目していきたい。

パ・リーグ盗塁ランキング
1位(24盗塁)源田壮亮(西武)
1位(24盗塁)和田康士朗(ロッテ)
3位(22盗塁)荻野貴司(ロッテ)
4位(21盗塁)西川遥輝(日本ハム)
4位(21盗塁)周東佑京(ソフトバンク)
6位(20盗塁)若林楽人(西武)

※数字は2021年10月17日終了時点

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攻撃に勢いを与えるロッテ・荻野、10月の第1打席の打率は.583[BASEBALL KING]

◇トップバッターの役割を果たす

ロッテのトップバッター・荻野貴司は10月、第1打席の打率が.583(12−7)、2四死球と、14試合中9試合で出塁するなど、チームに勢いを与えている。

10月は18日終了時点でチーム42得点を挙げているが、そのうち初回が最も多い14得点。荻野が出塁した試合は、6度得点に結びついている。

荻野が出塁してマーティン、レアードの2人で還すというのが、マリーンズの初回の攻撃パターンの1つになっている。3日の楽天戦は初回先頭の荻野が右安で出塁すると、1死後、3番・中村奨吾が左安で一、二塁とし、4番・レアードがレフト線を破る二塁打で先制。さらに、佐藤都志也の二ゴロの間に三塁走者が生還し2点を挙げた。この試合は初回に挙げた2得点を、先発・小島和哉が守り抜き2−0で勝利しており、荻野の出塁が勝ちに結びついた。

16日のソフトバンク戦は、初回先頭の荻野が四球で出塁し、続く中村の打席中に二塁盗塁を決め、4番・レアードの右本で生還。18日の西武戦でも初回、荻野が死球で出塁し中村の打席中に二盗、マーティンのセンターオーバーの当たりで先制のホームを踏んだ。

◇10月は先頭打者本塁打も

10月の荻野は塁に出るだけでなく、“先頭打者本塁打”で生還するということもあった。6日の西武戦は初回、先発・本田圭佑が2ボール1ストライクから投じた4球目の137キロストレートをレフトスタンドに放り込んだ。

翌7日の楽天戦は初回、先発・則本昂大が1ボール1ストライクから投じた3球目の抜けたフォークを振り抜くと、レフトスタンドに飛び込む2試合連続の先頭打者本塁打。この日は佐々木朗希が先発しており、佐々木が投げた試合では実に4本目の先頭打者本塁打、2試合連続先頭打者本塁打は球団では3人目の快挙だった。

◇史上最年長の盗塁王に期待

16日のソフトバンク戦、18日の西武戦と2試合連続で初回の第1打席に出塁し、2試合連続で盗塁を決めている。

今季荻野のイニング別盗塁を見ると、1回と3回が最も多い6盗塁。後半戦に限れば、初回の盗塁数がイニング別で最も多い。初回の第1打席に出塁し、盗塁でチャンスを広げることができるかも注目だ。

また荻野はリーグ3位の22盗塁で、リーグトップの源田壮亮(西武)、和田康士朗(ロッテ)に2個差に迫ってきた。2016年にオリックス時代の糸井嘉男が35歳2カ月で史上最年長で盗塁王に輝いたが、10月21日に36歳を迎える荻野が盗塁王のタイトルを獲得すれば“史上最年長”での盗塁王獲得となる。

プロ1年目の2010年、開幕から盗塁を積み重ね46試合の出場で25盗塁を決めたが、シーズン途中に故障で離脱しタイトル獲得とはならなかった。「リーグ優勝」を目標に戦っているが、荻野自身初の盗塁王にも期待したいところだ。

今夜はソフトバンク戦で、先発は千賀滉大となっている。得点がそこまで見込めない相手なだけに、荻野が“第1打席に出塁”し“盗塁”を決めて、チームに勢いをもたらしたい。

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