わたしはかもめ2021年鴎の便り(10月)

便

10月21日

ロッテ安田尚憲、藤原恭大ら若手6選手フェニックスL弾丸参戦、感覚維持[ニッカン]

ロッテ井口監督が宮崎出張組に期待をかけた。

安田、藤原、山口、和田、佐藤都、小川の若手6選手が22日までみやざきフェニックス・リーグに弾丸参戦。

「最近打席も立ってないですし、何とか(1軍で)試合に出た時に結果を残せるように」と、実戦感覚維持のため送り出した。昨季CSで安田は2戦4打点、藤原は1試合3安打などと存在感を放ち、今年も来るべき出番に備える。21日の試合は雨天中止となったが、特打で振り込んで帰ってくる。

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ロッテ佐々木朗希に30日シーズン最終戦託す、本拠ZOZOマリン胴上げへ[ニッカン]

シーズン最終戦を163キロ右腕に託す。ロッテ佐々木朗希投手が、30日の最終戦(対日本ハム、ZOZOマリン)で先発する可能性が高まった。

井口監督はまず、23日の同戦に先発させることを明言。その後についても「中6日で考えてます。最後の試合がどういう位置付けになるかによって、登板させるかさせないか決めたいと思っている」と話した。

佐々木朗は前回、初めて中6日で登板した14日のオリックス戦で6回無失点と好投。チームに51年ぶりとなる優勝マジックを点灯させた。井口監督は「次回も投げて様子を見てからですけど、いけるんじゃないか。前半は投げ抹消で体をつくりながらやって、後半も予定通りしっかりとやってきてくれている」と信頼を口にした。

後半戦に入ってからの5試合はいずれも5回以上を投げ、2失点以内に抑えてきた。安定感は抜群で、リーグ制覇へ、残り6試合のうち2試合を任せることになる。ここまで挙げた3勝はいずれもビジターだった。残る2試合はともに本拠地ZOZOマリン。優勝争いが最後までもつれれば、歓喜の胴上げで本拠地のヒーローになる未来も起こり得る。

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ロッテ「熱い応援を」マリーンズストアでクリアファイル配布[ニッカン]

ロッテは23日からマリーンズストア各店で、税込み5000円以上の購入者に先着でクリアファイルを配布すると21日、発表した。

今季のチームスローガン「この1点を、つかみ取る。」に、「善戦はいらない。勝利だけ。」の文を加えた特別ポスターと同じデザイン。広報室は「さあ、いよいよペナントレースも最終段階に入りました。残り6試合。絶対に優勝するという強い気持ちを胸に選手たちは戦っていますので、ファンの皆様も熱い応援をよろしくお願いします。そしてぜひ、この歴史に残るであろう2021年のチームスローガンと、勝利への強い思いがデザインされたクリアファイルを記念としてお持ちいただきたいと思います。残り試合も熱い応援よろしくお願いします」とコメントした。

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ロッテ本前とソフトバンク・スチュワートに見る球速と空振りが取れる球質[ニッカン]

◇田村藤夫のフェニックスリポート

田村藤夫氏(61)のフェニックスリーグ(宮崎)リポート2回目は「投手の球質」について。球速と空振りが取れる球質を考える。


ソフトバンクの3年目カーター・スチュワート投手(21)は、昨年もこのリーグで見た。その時と比べて球速は6キロ増して153キロ。スピードが出てきた印象を受けた一方で、打者の反応を含めてじっくり見ると、空振りが取れないことに気づいた。ファウル、もしくは前に飛ばされる。

タイプとしてはパワーピッチャーだけに、空振りが取れないのは気になる。私の目にはベース板上あたりでスピードが足りないように映った。ベース板上で伸びるか、ベース板上で垂れるか。これは極端な表現で、ベース板上とは打者の手元を意味するが、打者の手元で伸びるということは厳密にはない。初速と終速の差が小さいと、打者のイメージよりも速く感じ、空振りしたり詰まったりする。また、垂れるというのは、初速と終速の差が大きいため、打者の手元で極端にスピードが落ちるという意味だ。

スチュワートのボールが空振りを取れないのは、ベース板上での強さが足りないのが主要因と感じる。それは「リリースポイントが早い」「指のかかりに改善点がある」などが考えられる。それが回転数に影響し、打者の手元で減速するという仕組みだ。

対照的なのがロッテの本前郁也投手(24)だった。

本前も昨年のこのリーグで見ているが、その時は最速149キロ。今回は146キロ。しかし空振りが取れる。球威はスチュワートが上だが、空振りを取れるという点では本前の球質が勝る。昨年の本前はがむしゃらに投げていたが、今年は経験を積み、コースを狙い定めて投げているように見えた。リリースポイント、指のかかりが自分のものになってきたのだろう。目いっぱいの力感はなくとも、ベース板上での力強さが感じられた。こうなると、打者は何度か対戦しないと本前の球筋を見極めるのに苦労する。

それでも1軍ならば、すぐに本前の球質に慣れ、いかにベース板上で強さがあろうが打たれてしまうだろう。となると、今度は本前に求められるのは、ストレートと同じ腕の振りで制球した変化球となる。

スチュワートは今オフにマルティネスについて米国でトレーニングをするそうだ。打者の手元で伸びるよう球質改善に取り組み、メカニックを学ぶそうだが、そうした自覚があることは非常に大切だ。そうした取り組みが飛躍につながる。次回見るスチュワートの球質が今から楽しみだ。

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M5ロッテは佐々木朗に託す!23日先発、中6日で最終戦も[サンスポ]

ロッテは21日、ZOZOマリンスタジアムで練習を行った。井口資仁監督(46)は23日の日本ハム戦(ZOZOマリン)に佐々木朗希投手(19)を先発させると明言。さらにシーズン最終戦となる30日の日本ハム戦(同)に中6日で先発させる意向を示した。

「しっかりと調整してああいう投球をしている。前半戦は登板後に抹消し、しっかりと体をつくりながら、後半戦は予定通りに(状態が)上がってきている」。

ラストスパートは朗希で始まり朗希で締める。最速163キロ右腕は今季、10試合に登板して3勝2敗、防御率2.51。初登板から基本的に、登板翌日に出場選手登録を外れ、2週間近くの間隔を空けて先発を続けてきた。

だが、前回14日のオリックス戦で初の中6日登板。同学年の宮城と投げ合い、6回無失点で3勝目を挙げ、優勝へのマジックナンバー「9」が初点灯した。

オリックスが勝ったため、マジックは「5」のまま。チームは残り6試合でオリックスが1勝した場合(勝率.560)は、4勝1敗1分け以上(同.561)が必要となる。優勝をつかむため、大事な一戦を佐々木朗に託す。

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ロッテ・荻野、36歳の誕生日、練習後ケーキ要求[サンスポ]

ロッテ・荻野が21日、36歳の誕生日を迎えた。優勝争いが刺激になり、練習前にチームメートから祝福されると「(オフではなく)野球ができる時期に迎えられたので、例年とは違う。1日1日頑張ります」と笑みを浮かべた。今季は全127試合にスタメン出場し、リーグトップの163安打をマーク。練習後は「甘いものが好き」とショートケーキを欲しがっていた。

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ロッテ育成4位指名幕張のアジャ2世¢コ山、指名挨拶受け、井上へ弟子入り℃u願[サンスポ]

ロッテから育成ドラフト4位指名を受けた村山亮介捕手(17)=幕張総合高=が21日、千葉市美浜区の同校でロッテ・榎康弘チーフスカウト(49)、小林敦スカウト(35)から指名あいさつを受けた。幕張のアジャ2世≠ヘアジャことロッテ・井上晴哉内野手(32)への弟子入りを志願した。

「(井上は)バッティングがすごい選手です。1番バッティングで目標にしている選手です。色々アドバイスとか、話す機会があれば聞いてみたいと思います」。

186センチ、104キロの村山は、同じく巨体で右打者の井上に自身を重ね合わせた。高校通算38本塁打。球界では無名の高校だが、本拠地ZOZOマリンスタジアムから約2キロの近さだ。

1年生のときに同校から自転車でZOZOマリンへ行き、ロッテ戦を生観戦したことも。小林スカウトは「体格のよさ、パワー、力強さを評価しました。打てるキャッチャーでスローイングも安定感がある」とプロでの大成に期待した。

同校から初めてプロ球野球の道へ進む村山は「誇りに思います。注目されるからこそ、謙虚に頑張っていきたいと思います」と1日も早い支配下選手登録を目指す。

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[球界ここだけの話]ロッテ・井口監督と横浜元監督・権藤博氏との酷似点[サンスポ]

1974年(前後期制の後期優勝)以来、47年ぶりの勝率1位でのリーグ優勝に向けて大詰めを迎えたロッテ・井口資仁監督も「そう、僕の生まれた年(74年12月4日生まれ)なんですよね」と感慨深げに語る。

就任4年目。井口監督の一貫した指導法は教えない≠アとだ。

「選手が悩み倒してあとに聞くことなんで、僕は基本的にはアドバイスしないようにわざとやっています。(打撃不振の選手に対しては)フォーム映像を撮っているスタッフに『ここと、ここを見せろ』って耳打ちしたりはしますけどね」。

例えば、今月15日のZOZOマリンスタジアムでの試合前練習。9月は44打数4安打(打率.091)で10月5日を最後にスタメンを外れている3年目の藤原恭大にも、フォームやスイングの指導は一切せず、タイミングの取り方だけを簡潔に伝えた。「僕がアドバイスをして直すのは簡単なんですけど、その先ね…。自分がどう考えてやるかなんで。(好不調の)波をいかに小さくできるかっていうのも本人次第」と話した。これは自身が4年間、MLBでプレーして痛感したことでもあるという。

98年に監督として横浜(現DeNA)を38年ぶりのリーグ優勝に導いた権藤博氏もそうだった。現役引退後に米マイナーリーグでコーチ研修した際に、現地のコーチから言われたのが「教えられたことは忘れる。自分でつかんだことは忘れない。つまり、Don't Over Teach(教えすぎるな)ってことだよ。教えないのも監督、コーチの仕事さ」。その言葉が指導者としての礎となった。横浜監督時代には一部から放任主義≠ニの批判の声も聞かれた中、「プロでトップになろうという選手に、教えて上手くなるヤツなんていないよ」と公言して憚らなかった。

教えすぎない−。これは井口監督がロッテを常勝軍団にするため、中長期ビジョンに立っての信条の1つだ。そして、これは球界のみならず、会社の上司や学校の先生にも言えることではないだろうか。

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ロッテ・佐々木朗希が優勝へのキーマン、井口監督が指名、23日先発、30日最終戦も託す[スポニチ]

ロッテ・井口資仁監督(46)が高卒2年目の佐々木朗をキーマンに指名した。23日の日本ハム戦(ZOZOマリン)に先発予定。今季最終戦となる30日の同戦までリーグ優勝決定がもつれた場合は中6日で右腕に託す意向で、本拠地での全体練習後に「中6日で考えている。最後の試合がどういう位置づけになるかによって決めたい」と語った。

今季は1軍デビュー後も10日以上の登板間隔を空けて、体力の回復と強化に努めさせた。井口監督は「しっかり体をつくりながら後半戦は予定通り上がってきている」と話すように前回登板から中6日に切り替えた。10月の先発2試合は13イニングで2失点(自責1)。重圧のかかるマウンドでも実力を発揮するなど着実に成長している。

この日、優勝を争う首位のオリックスは同じ高卒2年目の宮城が白星を挙げ、チームの優勝マジックは5のまま。優勝への道のりは決して平たんではないが、「令和の怪物」がチームを先導する。

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ロッテ育成4位の幕張総合・村山「アジャ2世」目指す、体重104キロ「打撃で1番目標にしている」[スポニチ]

ロッテから育成4位で指名された幕張総合の体重104キロ捕手の村山が「アジャ2世」を目指す。ZOZOマリンから徒歩20分、約2キロの同校で指名挨拶を受け「地元で優勝争いしているチームに入れる実感が湧いてきた。まず支配下が目標」と語った。

今夏の千葉大会2回戦敗退も高校通算38本塁打の長打力と遠投110メートルの強肩が武器。憧れは体重114キロのアジャこと井上で「打撃で自分が1番目標にしている選手です」と目を輝かせる。ドラフト1位は同じ捕手の松川(市和歌山)で「色々聞きながら成長したい」と意気込んだ。

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ロッテ育成4位指名の村山は104キロの巨漢捕手、高校はZOZOマリンから2キロ、憧れは「アジャ」[スポニチ]

ロッテから育成ドラフトで4位指名された幕張総合の104キロの巨漢捕手・村山亮介(17)が「アジャ二世」を目指す。ZOZOマリンから徒歩約20分、約2キロの同校で21日、榎康弘チーフスカウト、担当の小林敦スカウトから指名挨拶を受けると緊張の面持ち。「地元で優勝争いしているチームに入れる実感が沸いてきました。まず支配下選手登録が目標」と目を輝かせた。

同校は今夏の千葉大会2回戦敗退も、村山は高校通算38本塁打の長打力と遠投110メートルの強肩が武器。もちろん同校からは初のプロ野球選手だ。担当の小林スカウトは「チームの補強ポイントである打てる捕手に合致した。(本拠地の)近くにこんないい選手がいたなんて珍しいこと。成長して欲しい」と期待した。

「学校から歩いて行ける」ZOZOマリンで計10試合ほど観戦した。「点が入った時とか、球場の一体感がすごい」と目を丸くしたという。憧れは114キロのアジャこと井上晴哉内野手(32)だ。「打撃で自分が1番目標にしている選手です」。チームのドラフト1位は同じ捕手の松川虎生(18、市和歌山)だが「甲子園出場とか自分より経験はある。ライバル視というより、色々聞きかながら成長したい」と意気込んでいた。

ちなみに指名時の球団リリースでは「108キロ」と発表されたが「ウエートトレーニングで絞って104キロになりました」と笑っていた。

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ロッテが優勝祈願のクリアファイルを製作「善戦はいらない。勝利だけ。」[スポニチ]

前後期制とプレーオフ制を除くと1970年以来のリーグ優勝が近づくロッテが、今季のチームスローガン「この1点を、つかみ取る。」に「善戦はいらない。勝利だけ。」という勝利への強い想いを加えた特別ポスターと同じデザインのクリアファイルを製作。23日からマリーンズストア各店で5000円(税込)以上の購入者に1枚ずつ先着でプレゼントする。

球団広報室は「残り6試合。絶対に優勝をするという強い気持ちを胸に選手達は戦っていますので、ファンの皆様も熱い応援を宜しくお願いします。そしてぜひこの歴史に残るであろう2021年のチームスローガンと勝利への強い想いがデザインされたクリアファイルを記念としてお持ちいただきたいと思います」とコメントした。

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佐々木朗希に逆転V託す、23日&最終戦30日先発へ[報知]

オリックスが勝ったためロッテの優勝マジックは5のまま。オリックスが残る1試合に負けた場合でも、優勝には4勝2敗以上が必要になった。

井口監督は23日の日本ハム戦(ZOZO)で佐々木朗希を先発させると明言。状態に問題がなければ中6日で、今季最終戦となる30日の同戦にも起用する方針で「しっかりと調整してああいう投球をしてくれてる」と、ここまで3勝を挙げている19歳に逆転Vを託す。

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育成4位の幕張総合・村山亮介に指名挨拶、幕張のアジャ2世は減量で100キロ目指す[報知]

ロッテから育成ドラフト4位指名を受けた幕張総合・村山亮介捕手(17)が21日、千葉市内の同校で、榎チーフスカウト、小林担当スカウトから指名挨拶を受けた。「まずは支配下登録を目指してやっていきたいです」と力強く、抱負を述べた。

186センチの恵まれた体格に、高校通算38本塁打を誇る豪快なバッティングは、ロッテ・井上晴哉を彷彿とさせる。そんな「幕張のアジャ2世」は現在、減量に挑戦中。ドラフト前は108キロあった体重を104キロまで落とした。「今はウェートトレーニングに力を入れています。目標は100キロ切るぐらいです」と笑顔で答えた。

1位指名を受けたのは同じ捕手の市和歌山・松川虎生(こう)。「ライバル視するところもありますけど、彼は甲子園に出たり、自分よりも経験がある選手だと思うので、色々聞いたりして、切磋琢磨できればと思います」。チームメートと共に成長する。

幕張総合からは初のプロ野球選手で、同校は本拠地、ZOZOマリンスタジアムから約2キロの距離にある。「すごく誇りに思いますし、注目されるからこそ、謙虚に頑張っていきたいと思います」。地元千葉で、1日も早い支配下登録を目指し、バットを振る。

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マリーンズストア各店で5000円以上購入で特別クリアファイルをプレゼント[報知]

ロッテは21日、今季のチームスローガン「この1点を、つかみ取る。」のデザインクリアファイルをマリーンズストア各店で23日からプレゼントすることを発表した。

ZOZOマリン各所に掲示されている「この1点をつかみ取る。」というスローガンに「善戦はいらない。勝利だけ。」という勝利への強い想いを加えたポスターと同じデザインのクリアファイルを作成。プレゼントの対象となるのは、マリーンズストア各店で5000円(税込み)以上購入した人に1枚、先着順でプレゼントする。

球団広報は「さあ、いよいよペナントレースも最終段階に入りました。絶対に優勝をするという強い気持ちを胸に選手たちは戦っていますので、ファンの皆様も熱い応援をよろしくお願いします。そしてこのクリアファイルを記念としてお持ちいただきたいと思います」とコメントした。

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ロッテ佐々木朗希、23日先発→中6日でシーズン最終戦も、井口監督明かす[デイリー]

ロッテの井口資仁監督(46)は21日、佐々木朗希投手(19)を23日の日本ハム戦(ゾゾ)に先発させる方針を明かした。さらに体調に問題がなければ、30日にシーズン最終戦として組まれている本拠地での同カード(同)にも、中6日で起用される見通しとなった。

「中6日で一応、考えているが、最後の試合がどういう位置付けになるかによって、登板させるか、させないかを決めたい」。佐々木朗は前回、14日のオリックス戦(京セラドーム大阪)に初の中6日で先発。6回無失点で白星を挙げていた。

「次回も投げた後に様子を見るが、いけるのではないかと思う。シーズン前半は体をつくりながら投げて、後半はこうやって予定通りにやってきている」と指揮官。若き右腕に期待を寄せていた。

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ロッテが特別クリアファイル作成、デザインは「善戦はいらない。勝利だけ」[デイリー]

ロッテは21日、ZOZOマリンスタジアムで掲示されている2021年チームスローガン「この1点を、つかみ取る。」に「善戦はいらない。勝利だけ。」という勝利への強い想いを加えた特別ポスターと同じデザインのクリアファイルを製作。10月23日からマリーンズストア各店で5000円(税込)以上の購入者に1枚ずつ先着でプレゼントすると発表した。

ロッテ広報室は「さあ、いよいよペナントレースも最終段階に入りました。残り6試合。絶対に優勝をするという強い気持ちを胸に選手たちは戦っていますので、ファンの皆様も熱い応援を宜しくお願いします。そしてぜひこの歴史に残るであろう2021年のチームスローガンと勝利への強い想いがデザインされたクリアファイルを記念としてお持ちいただきたいと思います。残り試合も熱い応援宜しくお願いします」とコメントした。

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ロッテ佐々木朗希、23日先発へ日ハム戦、逆転優勝に向け登板[デイリー]

ロッテの井口資仁監督は21日、佐々木朗希投手を23日のZOZOマリンスタジアムでの日本ハム戦に先発させる方針を明らかにした。体調に問題がなければ中6日で30日のレギュラーシーズン最終戦にも投げる見込み。残り6試合での逆転優勝を2年目の右腕に託す。

前回登板の14日のオリックスとの今季最終戦では中6日で登板して6回無失点。3勝目を挙げてチームに優勝へのマジックナンバー点灯をもたらした。井口監督は「しっかりと調整してああいう投球をしている。前半戦は登板後に抹消し、しっかりと体をつくりながら、後半戦は予定通りに上がってきている」と期待した。

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[千葉魂]流れ引き寄せた荻野の一発、楽天守護神、松井から千金弾[千葉日報]

小雨交じりの曇り空と同じようにベンチは重苦しいムードに包まれていた。仙台で行われた5月2日のイーグルス戦。敵地でのライオンズ戦に1勝2敗で負け越し。場所を仙台に移して2敗と勝ち切れない試合が続いていた。チームは3位で14勝14敗。何とか貯金をつくって千葉に戻るべく迎えたカード3戦目だったが、しかし強い気持ちとは裏腹に苦しい展開が続いていた。

先発はマリーンズ鈴木昭汰投手でイーグルスは早川隆久投手。ドラフト1位新人同士の先発で注目を集めた試合は中盤にイッキに動いた。4回に先制をするも、その裏に3失点。さらに5回にも1失点で突き放される。マリーンズサイドにとっては同一カード3連敗もチラつく苦しい展開。それでも食らいつく。6回にブランドン・レアード内野手の3ランなどで一挙4点を挙げ、逆転。このまま逃げ切りを図った。

しかし試合はまだ動く。7回に1点を失い、同点。流れはマリーンズから再び離れていった。試合は硬直し迎えた最終回だった。イーグルスのマウンドには絶対的守護神の松井裕樹投手が上がった。絶対に負けない。同点の場面で防御率0点台絶好調の守護神が登場したことで相手の強い想いが伝わってきた。打席に向かう先頭打者の荻野貴司外野手はこの押され気味の流れを断ち切るべく初球に全てを懸けた。

「鋭い変化球を持っている投手なので追い込まれたらキツイ。初球、ストレートが来ることを信じてとにかくフルスイングをしようと待っていました。振り遅れないように思いっきり引っ張る。その1球で仕留めきれなかったら終わりぐらいの強い気持ちでした」。

荻野はその打席をそのように振り返る。立ち上がりの初球。一か八かの賭け。直球に絞り込んでバットを構える。「ファウルになっても終わりというぐらいの気持ち。とにかく前に飛ばす」という想いで勇気をもってフルスイングした打球はマリーンズ選手全員の想いを乗せてレフトスタンドに消えていった。

「手応えは良かった。芯に当たったし、いい感じで振れた」。松井からは2015年5月16日以来、2本目の本塁打となった。チームはこの1点を守り切り勝利。5月初勝利を土壇場でつかみ取ったチームはこれで上昇気流に乗る。この月は10勝8敗3分け。4月から2ヶ月連続で勝ち越しを決め首位戦線へと名乗りを上げる。今、振り返ると流れを加速させた貴重な一発だったと言える。

開幕から1番としてスタメン出場を続ける荻野。疲れがないと言えば?になる。癒しは5歳の長男の存在。野球が大好きだ。この試合もテレビ観戦。厳しい展開も「最後まで見る!」と勝利への強い気持ちで画面にかじりついた。最終回に見せたパパの雄姿。何度も手を叩いて喜んだ。自宅では色々な選手のプレーを物真似してパパを喜ばす。「マーティン、角中、(中村)奨吾などの打撃を真似するのが得意。どれも上手くて笑ってしまう。疲れが吹き飛びますよ」と荻野。全力で応援を続けてくれる家族の存在が背番号「0」を奮い立たせている。

いよいよリーグ優勝の瞬間が近づいている。前後期制、プレーオフ制を除くと1970年までさかのぼる歴史的な優勝劇だ。チームを引っ張るベテランは「マジックは全然気にしていない。普段と変わらない。ただ、負けられない試合が続くという気持ちで引き締めている。充実感はありますね」といたって冷静。プロ入り後、ケガに悩まされた日々だった。プロ1年目、開幕から46試合で25盗塁を決めチームの勝利に貢献しながら途中で戦線離脱。チームの日本一の場にはいなかった。寮の自室で1人、寂しく過ごしていた。

あれから月日は流れた。今でも荻野はあの時と変わらないスピードでチームを牽引している。充実感あふれる2021年シーズンにおいて最高のドラマを生み出した主人公の1人となっている。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)

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