わたしはかもめ2021年鴎の便り(10月)

便

10月26日

ロッテ逆転Vするには…ファン歴65年宮司とペッパー君が説く「精神力」[ニッカン]

◇潜入

ロッテが残り3戦で逆転優勝するためには何が必要?そのカギを知るかもしれない宮司がいるとの情報をつかみ、仙台入りの前に東京・小金井神社に立ち寄った。厳かな空間にいたのはロッテファン歴65年の星野治衛宮司(81)と…なぜここにペッパー君!?


ロッテの“9回裏”が始まる。残り3戦で「3勝」か「2勝1分け」で逆転優勝できる。運命を左右するものは何か。スピリチュアルな側面を分析する、うってつけの人物がいた。

ファン歴65年の小金井神社、星野宮司。いつぞや益田が「50年以上、優勝のために声をからしながら声援してくれるファンの皆さんが絶対にいると思う」とお立ち台で話したが、ならば宮司は仙人的ファンだ。

声もからしているそう。「毎試合テレビで見ますよ。結構ああだこうだ叫んでます」。装束を脱げばオンオフしっかり。いつの間にか毎日オリオンズのファンになり65年。弱い時代も応援した。「やっぱりね、よく振り返ってみると、のべつまくなく勝たないからかもしれませんね」。目をつぶり回想する。

テレビ派ゆえ詳しい。「岡大海ですよ」。いきなりで驚いた。「去年まで三振しても顔色1つ変えなくて、なんだ!と思ってて。スポーツって負けても『あ〜』って胸に響くものが大事だと思うんです」。その岡が今季、サヨナラ弾2発に起死回生の同点弾とミラクル男になった。表情も変わって見えるという。

「何か精神的な落ち着いたものがあるのかなと感じます。体はそんな急に筋肉つかない。精神的なものだと思うんですよ」。

残り3戦、それが大事だと熱く話す。「気合入っても冷静沈着な、動じない精神力だと思うんですよね、最終的には。技術のずれは精神の差。昨日、ソフトバンクの海野に初安打を打たれましたよね。楽天も日本ハムも、若手が目の色を変えて出てくる。彼らの勢いに負けない精神力も私は大事だと思うんです」。

熱い話に感銘を受けながら、社務所にいるペッパー君がどうしても気になる。「こういうの好きで。抽選に当たって買ったんです。棺おけみたいな箱で運ばれてきて。最初は七五三の時に『おめでとうございます』なんて話してましたよ」。故障中の今はロッテのユニホームを着せ、守り神と化している。

普段はロッテの勝利は祈らない。ちょっと高まってきた。「これから毎日、できれば装束つけて、必ず神前でお願いしようと思っています」。優勝して、ペッパー君の修理が終われば、ちょっとした聖地になりそうだ。

パのV条件
オリックスは首位で全日程を終了し、優勝は2位ロッテの結果待ち。ロッテが最終勝率でオリックスを上回るには、残り3試合で3勝か2勝1分けが必要になる。オリックスの最短V決定は27日。ロッテの優勝決定日は30日。

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ロッテ小島「この舞台を目指してプロ野球選手になった」集大成の登板[ニッカン]

絶対に負けられない1戦を自責ゼロ左腕に託す。ロッテは27日の楽天戦(楽天生命パーク)で、小島和哉投手(25)が先発する。

オリックスを抜いて逆転優勝するためには、残り3試合で1敗もできない。相手先発は、既に11勝を挙げている難敵・則本昂。仙台の地で好投してきた10勝サウスポーで対抗する。


惜しみなく投手陣をつぎ込んでくるであろう楽天と、互角以上の投球をしなければならない。小島はロースコアを覚悟した。「そんなに点差が開くことはない。絶対競ったゲームになるので、1球1球、大事に投げていきたいなと思います」。冷たい雨を避け、楽天生命パークの室内練習場で軽めに調整して引きあげた。

負けた時点で2位が確定する。優勝には残り3戦を3連勝か2勝1分けで終えるしかない。「自分のシーズン最後のゲーム。1番は後悔しないように」。チームにとっても自身にとっても、集大成になる。

直近2試合は白星が付いていないが、チーム唯一の2ケタ勝利とエースの働きをした。仙台では2試合計15回を投げて1失点、自責ゼロ。うち1試合は完封と相性がいい。先発マスクが予想される加藤も「バッテリーができることは最少失点で切り抜けること。小島は後先考えずに飛ばしても長い回を投げられる。明日もそのイメージでいけたら」と初回から強気に構える。

長打警戒と、浅村ら中軸を乗せないことが好投の条件だ。12日のオリックス戦では、終盤に同点2ランを打たれて目を赤くした。「この舞台を目指してプロ野球選手になったのもある。この場面で投げられることを幸せに思って投げたい」。もう悔し涙は流さない。

パのV条件
オリックスは首位で全日程を終了し、優勝は2位ロッテの結果待ち。ロッテが最終勝率でオリックスを上回るには、残り3試合で3勝か2勝1分けが必要になる。オリックスの最短V決定は27日。ロッテの優勝決定日は30日。

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ロッテ田村龍弘抹消、左内腹斜筋損傷で全治4〜5週間、今季復帰は絶望的に[ニッカン]

ロッテ田村龍弘捕手(27)が26日、出場登録を抹消された。

25日の試合前練習で左脇腹を痛め、同日のソフトバンク戦はベンチを外れていた。この日、千葉・浦安市内の病院で左内腹斜筋損傷と診断された。肉離れで全治は4〜5週間程度の見込み。

田村はコンディション不良のため後半戦はベンチスタートが増えたが、かねて「優勝した時にマスクをかぶっていたい」と“胴上げ捕手”の希望を強く持っていた。チームは2位以上でのクライマックス・シリーズ(CS)進出を決めているものの、今季中の復帰は絶望的となった。

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ロッテが「我孫子ベースボールフェスティバル」で野球教室を開催[ニッカン]

ロッテは11月28日に「我孫子ベースボールフェスティバル」で、マリーンズ・ベースボールアカデミーのコーチによる野球教室を行うと26日、発表した。

野球教室は千葉・我孫子市民体育館サブアリーナで開催される。小学校3年生以下の野球未経験者を対象とし、参加費は無料。我孫子市ホームページから先着で申し込みを受け付ける。午前9時30分からと同11時からの2回開催予定。

同フェスティバルではマリーンズ野球教室だけでなく、我孫子市内の高校4校(我孫子、中央学院、我孫子二階堂、我孫子東)の野球部員によるボール遊び教室も行われる。

広報室は「小学3年生以下のお子さまであれば、どなたでもご参加可能ですので、この機会にぜひ野球と触れ合っていただければと思います。各回先着20名となりますので、ぜひお早めにお申し込みください。お待ちしています」とコメントした。

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M3でも崖っぷちのロッテ、11年前の「結びの三番」をもう1度[サンスポ]

16年ぶりのリーグ優勝に向けて、ロッテが11年前の結びの三番≠フ再現を狙う。

「緊張はするけど、こういう舞台を目指してプロ野球選手になったところもあるので、投げられることを幸せに思って、後悔しないように1球1球を大事に。ここからは技術も大事だけど、最後は気持ち」。

27日の楽天戦に向け、26日に楽天生命パークの室内練習場で最終調整を行った小島和哉投手(25)が力を込めた。

優勝へのマジックナンバー「3」が点灯しているものの、優勝には残り3試合で3勝か2勝1分けが必要で、1敗もできない。似たような窮地は2010年にもあった。

クライマックスシリーズ(CS)進出のため残り3試合に全勝するしかない状況で9月28日の楽天戦に勝ち、同29日、10月1日のオリックス戦はいずれも逆転での1点差勝利。日本ハムを抜いて3位に滑り込み、史上初となるシーズン3位から日本一へ上り詰めた。「史上最大の下克上」と呼ばれた奇跡の起点となった3連勝フィニッシュは、ロッテファンの間で結びの三番≠ニして語り草になっている。

井口監督は当時、3試合全てに「3番・二塁」で出場。「僕はそういうシチュエーションを楽しんでやっていた。こんな経験は本当にできないんで」と語っている。泣いても笑っても、あと3試合だ。

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ロッテ・田村龍弘、CS含め今季絶望「左内腹斜筋損傷」全治4〜5週間[サンスポ]

ロッテは26日、田村龍弘捕手(27)が千葉・浦安市内の病院で診察を受け「左内腹斜筋損傷」と診断されたと発表した。全治に4〜5週間を要する見込み。出場選手登録を外れ、ポストシーズンを含めた今季中の出場は絶望的となった。25日の練習中に左脇腹を痛めていた。

9年目の今季は6月に中日から移籍した加藤に正捕手の座を奪われる形で70試合の出場にとどまり、打率.235、0本塁打、14打点。

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ロッテ・加藤「勝つしかないんで…。ここからは根性」、同じ捕手・田村は故障離脱[サンスポ]

6月に中日からトレードで加入し、正捕手の座を奪ったロッテ・加藤匠馬捕手(29)が26日、残り3試合で3勝0敗もしくは2勝1分けが優勝の絶対条件となる中、「もう勝つしかないんで…。トレードで来たときはこの状況は想像できなかったが、ここからは気持ちとか根性とかが必要となってくる」と話した。

27日の楽天戦(楽天生命パーク)に備えて同球場の室内練習場で練習した同捕手。チームが崖っぷちに追い込まれる中、「(明日からは)誰でも緊張すると思うし、その緊張を力に変えられれば。バッテリーでできることは最少失点で切り抜けて、1点でも少なく守ること」と力を込めた。

田村龍弘捕手(27)が左内腹斜筋損傷で26日に出場選手登録を外れ、加藤にかかる重責はさらに増す。「チーム全員で勝つ≠ニいう強い気持ちを前面に出していけば、結果はついてくると思う」と語る口調も自然と熱を帯びた。

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ロッテ・田村龍弘が左脇腹損傷で今季絶望、V争い大詰めの中[サンスポ]

ロッテ・田村龍弘捕手(27)のポストシーズンを含めた今季中の出場が絶望的となった。同捕手は25日の練習中に左脇腹を痛め、26日に千葉県浦安市内の病院で診察を受けた結果、「左内腹斜筋損傷」と診断された。全治には4〜5週間を要する見込み。同日に出場選手登録を外れた。

9年目の今季は6月に中日から移籍した加藤に正捕手の座を奪われる形で、70試合に出場にとどまる打率.235、0本塁打、14打点。

16日以来のスタメンマスクとなった24日の日本ハム戦(ZOZOマリン)では先制適時打を含む2安打を放ち、「優勝の瞬間にマスクをかぶっていたい。最後はあそこ(グラウンド)にいたい」と話していた。

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M3ロッテは小島が27日の楽天戦先発、「今シーズンの集大成。最後は気持ち」[サンスポ]

27日の楽天戦(楽天生命パーク)に先発するロッテ・小島和哉投手(25)は26日、「今シーズンの集大成でもあるので、1番は後悔しないように、1球1球大事に、1人でも多く投げられるように頑張りたい」と抱負を語った。

チームは16年ぶりのリーグ優勝に向け、残り3試合で1敗も許されない崖っぷち。チームトップの10勝を挙げる3年目左腕は「緊張はするけど、こういう舞台を目指してプロ野球選手になったところもあるので、そこで投げられることを幸せに思って投げたい。ここからは技術も大事だけど、最後は気持ち」と、自らを鼓舞するように話した。

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ロッテナインが楽天戦に向け、休日返上で調整、小島「後悔ないように」、女房役加藤「1点でも少なく」[スポニチ]

残り3試合で優勝マジック「3」となっているロッテ・小島和哉投手は、27日の楽天戦(楽天生命)先発に向けて、敵地の室内練習場で休日返上の練習を行った。

全日程を終了している首位オリックスを上回るためには、3連勝か2勝1分けが条件となるだけに、「後悔しないように1球1球を大事に投げたい」と力を込めた。

3年目で自己最多となる10勝を挙げている。今月3日の楽天戦では完封もマークしている。首脳陣からも全幅の信頼を寄せられているが、10月12日のオリックス戦では7回まで完封ペースできながらも、8回に同点2ランを浴びた。

試合後には悔し涙を浮かべるシーンもあった。浦和学院、早大では優勝を経験している左腕。「優勝を争うような舞台を目指して、プロ野球選手になった。幸せに思って投げたい」と悔し涙を力に変えたいところだ。

女房役を務める加藤も「小島は最近楽天との相性がいい。なんで抑えられているのかをもう1度確認して、1点でも少なく守っていきたい」と左腕を盛り上げるようなリードを目指していく。

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リーグVに1敗もできないロッテ、27日の楽天戦は小島が先発、今季楽天戦は3勝[スポニチ]

27日の楽天−ロッテ戦(楽天生命パーク、18時)の予告先発投手が発表され、リーグ優勝のためには1敗も許されないロッテは小島が先発。対する楽天は則本昂がマウンドに上がる。

プロ3年目の小島は今季ここまで10勝をマーク。楽天戦では9月11日、10月3日に2試合連続で完投勝利(10月3日は完封)を挙げるなど、6試合で3勝2敗、防御率3.35の成績を残している。

対する則本昂の今季ロッテ戦の成績は3試合で1勝0敗、防御率1.40。

マジック3のロッテは残り3試合。1敗した時点でオリックスの優勝が決まる。

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ロッテアカデミー、我孫子ベースボールフェスティバルで野球教室開催[スポニチ]

ロッテは11月28日に我孫子市民体育館野球場と市民体育館サブアリーナで開催される「我孫子ベースボールフェスティバル」でマリーンズ・ベースボールアカデミーのコーチによる野球教室を行うことを発表した。

野球教室は参加費無料で小学校3年生以下の野球未経験者を対象としており、我孫子市ホームページからちば電子申請サービスにて先着で申し込みを受け付け中。「我孫子ベースボールフェスティバル」ではマリーンズ野球教室だけでなく、我孫子市内の高校4校(我孫子、中央学院、我孫子二階堂、我孫子東)の野球部員によるボール遊び教室も行われる。参加費無料。午前9時30分から10時30分と午前11時から12時の2回開催。詳細は我孫子市ホームページから。

球団広報室は「小学3年生以下のお子様であればどなたでもご参加可能ですのでこの機会にぜひ野球と触れ合っていただければと思います。各回先着20名となりますのでぜひお早めにお申し込みください。お待ちしています」とコメントしている。

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16年ぶり優勝へ残り3試合M3背水の陣…仙台で防御率0.00男・小島和哉が先陣[報知]

負けられない戦いへ、ロッテの防御率0.00男が先陣を切る。チームは16年ぶりのリーグ優勝へ、残り3試合で3勝か2勝1分けが条件。もう負けは許されない状況で、27日の楽天戦(楽天生命)は今季キャリアハイの10勝(4敗)を挙げているチーム勝ち頭の小島が先発する。

小島は今季、楽天生命で2試合に登板し、1勝負けなしの防御率0.00。10月3日の楽天戦(楽天生命)では田中将と投げ合い、完封勝利。昨年8月26日の楽天戦(楽天生命)でも7回無失点11奪三振と、この球場で抜群の相性を誇る。

「1年の集大成なので後悔しないように。緊張はするけど、この舞台を目指してプロ野球選手になった。ここで投げられることを幸せに思って投げたい」。リーグ制覇へ望みをつなぐため、自信を糧に大一番へ挑む。

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田村龍弘が左脇腹の肉離れで抹消[報知]

ロッテの田村龍弘捕手が26日、左脇腹の肉離れ(左内腹斜筋損傷)で出場選手登録を抹消された。

田村は今季70試合に出場し32安打、14打点、打率2割3分5厘。今季はトレードによる加藤の加入で後半戦はマスクをかぶる試合が減ったものの、24日の日本ハム戦(ZOZO)では4試合ぶりのスタメン出場で先制適時二塁打を放つなど、アピールしていた。だが25日のソフトバンク戦(ZOZO)の試合前練習で患部の痛みを訴え、同戦のベンチ入りはしていなかった。

チームは残り3試合。16年ぶりのリーグ優勝へは3勝か、2勝1分けと1敗も出来ない状況。チームにとって痛い離脱となった。

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ロッテ田村が離脱、危機は加藤匠馬が救う「気持ちとか根性とか必要に」[デイリー]

ロッテの加藤匠馬捕手が26日、楽天生命パーク宮城室内練習場でピックアップ練習後、田村離脱危機を救う活躍を誓った。

優勝マジック「3」で迎える27日の楽天戦。優勝へは2勝1分け以上が条件で1敗もできない中、25日の練習中、正捕手が左内腹斜筋に痛みを訴え、抹消となった。正捕手不在の中、シーズン途中に中日からトレードで入団した加藤が今後、スタメンマスクをかぶる可能性が高くなった。「勝つしかないので、ほんとうにここからは、気持ちとか根性とか必要になってくる。チーム全員で勝つという気持ちでやっていけば、結果はついてくる。結果を恐れず、やっていきたい」と、ファイティングスピリッツを前面に出し勝利をつかみ取る。

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ロッテV争いに痛手!田村が離脱、左内腹斜筋損傷[デイリー]

ロッテの田村龍弘捕手が26日、左内腹斜筋損傷のため、1軍登録を抹消された。

25日の練習中に左内腹斜筋に痛みを感じ、浦安市内の病院を受診。その結果、同箇所の損傷と診断された。田村は今季ここまで70試合に出場。136打数32安打14打点、打率.235の成績を残していた。

直近では24日・日本ハム戦にスタメン出場し、2安打1打点の活躍を見せていた。優勝に向けて負けが許されない戦いが続く中、チームにとって痛い離脱となった。

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ロッテ、1つも負けられない3試合、小島が27日楽天戦先発、相手は則本昂[デイリー]

優勝へ、残り3試合で3勝か2勝1分けが求められるロッテの、27日の先発を小島和哉が務めることが26日、発表された。

楽天生命パーク宮城での楽天戦で、相手は則本昂大を立てる。

首位オリックスが全日程を消化した時点で、ロッテは残り3試合。オリックスの最終勝率.560を上回るためには、3連勝か2勝1分けしかなく、1敗もできない状況に追い込まれている。

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ロッテが我孫子市で野球教室、11月28日、小3以下の未経験者対象[デイリー]

ロッテは26日、我孫子市民体育館野球場と市民体育館サブアリーナで11月28日に開催される「我孫子ベースボールフェスティバル」で、マリーンズ・ベースボールアカデミーのコーチによる野球教室を行うと発表した。

野球教室は参加費無料で小学校3年生以下の野球未経験者が対象。我孫子市ホームページから先着で申し込みを受け付け中。我孫子市内の高校4校(我孫子、中央学院、我孫子二階堂、我孫子東)の野球部員によるボール遊び教室も行われる。

ロッテ広報室は「小学3年生以下のお子様であればどなたでもご参加可能ですのでこの機会にぜひ野球と触れ合っていただければと思います。各回先着20名となりますのでぜひお早めにお申し込みください。お待ちしています」とコメントした。

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残り3試合で優勝M3、逆境に強いロッテを見せるとき[BASEBALL KING]

◇優勝マジックは3

ロッテは25日に行われたソフトバンク戦に7−15で敗れ、オリックスが楽天に勝利したため、優勝マジックは「3」のままだが2位に後退。ロッテがリーグ制覇するためには残り3試合を3勝0敗、もしくは2勝1分が条件となる。

25日のソフトバンク戦は投手陣が20被安打で15失点を喫し大敗したとはいえ、打線が14日のオリックス戦以来となる2桁11安打を放ち7得点を挙げた。11安打で7得点を挙げたこともそうだが、4回表終了時点で1−10となっても、攻撃陣が最後まで諦めず戦う姿勢を見せていた。一方的な試合展開になるとどうしても淡白な攻撃になってしまうが、1−10となった4回裏は得点とはならかったものの、先頭のマーティンがきっちりとボールを見極め、四球を選び出塁した。

続く5回も先頭の安田尚憲が、ソフトバンク先発・千賀滉大に3ボール2ストライクから150キロを超えるストレートを2球連続でファウルにしたあとのフォークをライト前にはじき返した。岡大海が右中間を破る二塁打で二、三塁とチャンスを広げ、藤岡裕大がセンター前に意地の2点適時打。後続が打ち取られこの回は2点で終わったものの、5回の1イニングだけで36球を投げさせた。

千賀がマウンドを降りた後も、3−13の7回2死走者なしから佐藤都志也が粘りに粘って、2番手・石川柊太が投じた10球目のストレートをライトスタンド中段に突き刺す第5号ソロ。4−15の8回は甲斐野央に対し、先頭の中村奨吾が四球を選び、1死二塁からレアードがレフトスタンドに打った瞬間にそれとわかる第29号2ランを放った。

6−15の9回も2死走者なしから中村が、板東湧梧の初球のストレートを捉え二塁打。続く山口航輝の三ゴロで試合終了かと思われたが、三塁・高田知季の悪送球で二塁走者の中村が生還した。投手陣が打ち込まれ、打線が千賀の前に沈黙して敗れるというのではなく、最後まで選手達が戦う姿勢を見せ、次に繋がる敗戦だったのではないだろうか。

◇逆境に強い

もう1つも負けられないという厳しい状況だが、過去にもCS出場を争う球団が先に全日程を消化し、ロッテが全部勝たなければCSに出場できないという状況だったことがある。

それが、3位から下剋上で日本一となった2010年だ。このときは3位・日本ハムが先に全日程を消化した状況で0.5差の4位だったロッテが、2試合を残すという展開だった。ロッテは9月29日のオリックス戦に3−2で勝利して、日本ハムと並び同率3位になると、最終戦となった10月1日のオリックス戦に5−4で勝利し単独3位でCS進出を決めた。

15年も9月が終了した時点で4位も、10月1日の日本ハム戦に勝利し3位に浮上。10月2日の楽天戦に敗れ、既に全日程を終えていた西武と並び同率3位となったが、残り4試合を4連勝でフィニッシュ。3位でCS進出した。

“優勝争い”と“CS争い”、当時とメンバーが変わっており単純に比較はできないが、マリーンズの歴史においてこういったミラクルが数年に1度の確率で起こっている。

残りは27日の楽天戦、29日・30日の日本ハム戦の3試合。“エース級”の投手との対戦が予想され、苦しい戦いが強いられそうだ。ただ、3連戦は1度もなく、唐川侑己、国吉佑樹、佐々木千隼、益田直也の“勝利の方程式”の4人を出し惜しみするとなく投入ができる。

先発陣は初回から全力で飛ばして、6回からは唐川、国吉、佐々木、益田で逃げ切ることも可能だ。何といっても、10月は6回終了時点でリードしていれば8勝0敗1分。打線も9、10月は低調だが、全く点が取れないという訳ではない。

“1敗も許されない崖っぷちの状況”と言うとネガティブになってしまうが、“3連勝で優勝”とポジティブな言葉に変換すれば前向きになれる。ちなみにロッテは今年、3連勝以上が8度ある。直近の3連勝は10月13日のオリックス戦から15日のソフトバンク戦にかけての3連勝だ。泣いても、笑っても残りは3試合。選手達は自分の力を信じ、ファンも選手を信じて最後までともに戦おう。

ロッテの残り試合
27(水)vs楽天[楽天生命パーク]
29(金)vs日本ハム[ZOZOマリン]
30(土)vs日本ハム[ZOZOマリン]

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