わたしはかもめ2021年鴎の便り(11月)

便

11月2日

現役引退ロッテ小窪哲也がエール「日本一になれることを願って応援します」[ニッカン]

今季限りで現役を引退するロッテ小窪哲也内野手が、日本一を目指すナインにエールを送った。

チームはこの日、ZOZOマリンでCSに向けて全体練習を再開。午前9時から主力は約2時間半、打撃練習などで汗を流した。小窪はウオーミングアップ前にスーツ姿で挨拶に訪れ、円陣の中心へ。「これからCS、日本シリーズと厳しい戦いが待ってると思いますけど、チーム一丸となって、日本一になれることを願って応援します」と背中を押した。

13年間在籍した広島を退団し、今季は独立リーグをへて8月末にロッテに加入した。古巣広島は来季新コーチとして迎え入れる意向。「この2カ月は僕の宝物。また来年、元気な姿を見せられるように頑張りますので、これからもよろしくお願いします」と締めた。同郷で同い年の荻野から花束を渡され、初めてという胴上げで6回宙を舞った。

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ロッテ2位池田来翔、中村奨目標に「1年目から勝負」二塁手で活躍こだわり[ニッカン]

ロッテにドラフト2位指名された国士舘大・池田来翔内野手(21=習志野)が2日、東京・世田谷区の同校キャンパスで榎チーフスカウト、福沢スカウトから指名あいさつを受けた。

「中村奨吾さんのあとを継げるように、1年目から勝負して欲しいということだったので、僕もその勝負にまずは入れるように頑張りたいです」。

12月で22歳になる。4年連続で全試合出場を果たした不動の二塁手、中村奨吾内野手(29)とは7歳差。次世代のセンターライン候補として、2位評価を受けた。二塁を守るのは大学3年になってからのこと。コンバート前から能力に着目していた福沢スカウトが「二塁で成長する過程を見ることができた」と評価し、縁が結ばれた。

池田も「(セカンドは)足の速い左バッターというイメージが。僕がいまセカンドをやっているのは違和感ありますけど、動きも慣れてきて、愛着もわいてきたので」と二塁手にこだわり、プロでも勝負する。

井口資仁監督(46)からは、ドラフト当日に「打力のいい選手なので、そういう意味では去年のベイスターズの牧みたいなイメージです」と高く評価されていた。同じ東都大学リーグの出身で、DeNA牧秀悟内野手(23)は1年目の今季、137試合に出場し打率3割1分4厘、22本塁打、71打点と文句なしの活躍を見せた。

池田は「牧選手が大卒1年目でこのような結果を出して、ハードルは上がってますが」としながら「負けないように、それ以上の結果を出せればいいなと思っています」と強い意気込みを見せていた。

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ロッテ高浜卓也が引退決断、阪神から移籍11年「野球はやり切りました」[ニッカン]

ロッテ高浜卓也内野手(32)が2日、球団から戦力外通告を受け、現役引退を決断した。

球団を通じ「ここまでマリーンズには期待をしていただき、その期待に応えることができなかったことを非常に残念に思います」とコメントした。

阪神でプロ入りし、ロッテに移籍してから今季で11年目を迎えていた。腰の手術で1度、育成契約になりながら、今年5月31日に再び支配下選手契約となっていた。しかし「8月にヘルニアが再発してしまったこともあり、今年は厳しい日々となりました。それでもまた1軍の舞台に立ちたいと頑張っていましたが、今回、引退という形で区切りを打とうと思いました」。

6月26日の日本ハム戦(静岡)では支配下復帰後の初安打を放ち、日本ハムでプレーする弟の高浜祐仁内野手(24)と一塁上で“再会”する場面もあった。

7月27日のエキシビションマッチ阪神戦(甲子園)では藤浪のスライダーを右翼席へ運んだ。「甲子園は僕の始まりの場所なので。そこで最後に本塁打を打てて良かったなと今では思います」と懐かしんだ。

ファンや球団関係者からは「ハマちゃん」「ハマ」と呼ばれ、親しまれた。

「いつまでも応援してもらいながら、期待に応えられなかったことが本当に残念で仕方ありません。成績は残していないんですが、野球はやり切りましたとファンの皆様には伝えたいです。本当に熱い応援、ありがとうございました」。

丁寧に感謝の言葉を残し、ユニホームを脱いだ。

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ロッテ高浜卓也、宗接唯人、石崎剛ら5選手に戦力外通告、高浜は現役引退[ニッカン]

ロッテは2日、石崎剛投手(31)永野将司投手(28)宗接唯人捕手(27)高浜卓也内野手(32)松田進内野手(27)の5選手に、来季の契約を結ばないことを通知したと発表した。高浜は現役引退し、石崎、永野、宗接は現役続行を希望。松田は未定。

石崎は阪神に入団し、19年7月にロッテに移籍。サイドスローからの速球で通算72試合に登板するも、制球に苦しんだ。昨季は9月19日の日本ハム戦(札幌ドーム)では1軍戦で先発も任されたが、3回を5四球5奪三振。今季は1軍昇格がなかった。

永野は18年ドラフト6位でホンダから入団。左腕からの速球を武器に昨季は13試合でリリーフ登板も、今季は1軍戦登板なし。2軍でも8月6日のDeNA戦を最後に登板がなかった。19年3月には、公共交通機関や閉ざされた空間で不安を感じる「広場恐怖症」であることを公表していた。 宗接は17年ドラフト7位で亜大から入団。恵まれた体格からの打撃を期待されたが、今季は2軍での長打率も3割を割った。1軍では4年間で4試合のみの出場。2打数無安打だった。

高浜は阪神からロッテに移籍し、今季でプロ14年目を迎えていた。19年冬に腰の手術を受け、1度育成契約に。今年5月末にあらためて支配下選手登録を受けたが、17試合の出場で打率は1割2分5厘。代打として期待されたものの、結果を残せなかった。

松田は18年ドラフト7位でホンダから入団。大型遊撃手として期待されるも、守備の課題を克服しきれず。今季は2軍で終盤に調子を上げ打率2割7分9厘としたが、来季構想からは外れた。19年に6試合に出場し、1安打を記録した。

すでに鳥谷敬内野手(40)小窪哲也内野手(36)南昌輝投手(32)が現役引退を発表。ドラフト会議では松川虎生捕手(18=市和歌山)ら5選手の支配下選手としての交渉権を獲得している。

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ロッテ小窪哲也「僕の宝物に」同僚らに引退挨拶、胴上げで6度宙を舞う[ニッカン]

今季限りで現役を引退するロッテ小窪哲也内野手(36)が2日、ZOZOマリンを訪れ、同僚たちに引退の挨拶を行った。

午前9時からの全体練習開始前に、スーツ姿でグラウンドに現れた。円陣の中心で「短い期間だったんですけど、本当に皆さん優しく迎え入れてくれて、色々不安もあったんですけど、2ヶ月っていうのは僕の宝物になりました。これからCS、日本シリーズと厳しい戦いが待ってると思いますけど、チーム一丸となって、僕もしっかり応援して、日本一になれることを願って、自分も応援するので、また来年、元気な姿を見せられるように僕も頑張りますので、これからもよろしくお願いします。本当にありがとうございました」と話した。

同郷で同い年の荻野から花束を渡され、胴上げで6度宙を舞った。

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ロッテ鳥谷敬3日に引退会見、プロ野球歴代2位の1939試合連続出場[ニッカン]

ロッテ鳥谷敬内野手(40)の引退会見が、3日午後にZOZOマリンで行われる。

鳥谷は、チームのシーズン最終戦から一夜明けた10月31日に球団に申し入れ、現役引退を発表した。阪神から移籍2年目の今季は、39歳9ヶ月で遊撃手最年長開幕スタメンを勝ち取ったが、出場は32試合で打率1割7分。7月以降は2軍調整が続いていた。

阪神16年間、ロッテ2年間の18年で通算2099安打をマーク。1939試合連続出場はプロ野球歴代2位の記録になっている

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日本シリーズ、DH制はパ本拠地のみ「去年は、あくまで特例」、20日開幕[サンスポ]

20日に開幕する日本シリーズで、指名打者(DH)制が従来通りパ・リーグの本拠地開催試合のみで採用されることが2日、分かった。

昨季は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い交流戦が中止に。パ・リーグの投手がシーズン中に打席に立つ機会がなかったため、リスク軽減を目的としたソフトバンクの提案を巨人が受諾する形で、全試合でDH制が採用された。関係者の1人は「去年は、あくまで特例。今年は交流戦もあったので、本来の形に戻すことになった」と話した。

また、第7戦まで延長12回、第8戦以降は回数無制限で行い、第9戦までもつれて3勝3敗3分けとなった場合に第10戦≠ニして無死一、二塁からのタイブレーク制を導入する見通しとなっている。開催要項は4日に正式発表される。

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ロッテD2位・池田来翔(らいと)はセカンドでレギュラー奪取を!![サンスポ]

ロッテからドラフト2位指名を受けた国士舘大・池田来翔(らいと)内野手(21)が2日、同校の東京・世田谷キャンパスで榎康弘チーフスカウトらの指名挨拶を受けた。同じ二塁手で東都大学リーグの中大からDeNA入りした牧が1年から打率.314、22本塁打と活躍しており「ハードルが上がっていますが、それ以上の結果を」と誓った。

同学年のライバルにはヤクルトD1位指名の法大・山下輝を指名した。習志野高3年時に夏の千葉大会決勝で山下輝擁する木更津総合高に敗れており「次は打ちたい」と再戦を望んだ。

名前の「来翔(らいと)」は父・真樹さんがNTT東日本の右翼手として活躍したことが由来。ロッテの二塁には今季全143試合に出場した中村奨がいるが、「らいと」はセカンドでレギュラー奪取を目指す。

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ロッテD2位・池田 期待の大型二塁手は「牧選手でハードル上がった」[サンスポ]

ロッテからドラフト2位指名を受けた池田来翔(らいと)内野手(21)=国士舘大=が2日、東京・世田谷キャンパスで榎康弘チーフスカウト、福沢洋一担当スカウトらから指名挨拶を受けた。

千葉出身で小学生時代は選抜チームでもある「千葉ロッテマリーンズジュニア」にも入り、同ジュニアから初のロッテ入り選手となる。

「やっとロッテの方に挨拶にきていただいて、自分自身頑張ろうという気持ちになりました」。

180センチ、95キロの大型二塁手。今季はDeNAからドラフト2位・牧(中大)がルーキーイヤー137試合に出場し、打率.314、22本塁打、71打点の成績を残したことで、池田は「牧選手は大卒1年目でこのような結果をだしてハードルが上がっていますが、そこに負けないように、それ以上の結果を出せればいいなと思いました」と決意を新たにした。

ロッテの二塁には全143試合に出場し、打率.283を残した中村奨がいるが、「(スカウトから)中村奨吾さんの後を継げるように1年目から勝負して欲しいといわれました。僕もその勝負に入れるように頑張りたいと思います」とレギュラー奪取を目指す。

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3年ぶりに通常方式へ、セ・リーグ公式戦と交流戦の来季日程発表[サンスポ]

セ、パ両リーグは2日、2022年のセ・リーグ公式戦と交流戦の日程を発表した。3月25日にセ、パ同時に開幕し、9月21日のDeNA−巨人まで各球団143試合が組まれた。昨季と今季は新型コロナウイルス感染拡大による開幕延期や東京五輪に伴う公式戦中断で変則日程となったが、3年ぶりに通常の方式に戻る。パの日程と試合開始時間入りの詳細日程は後日発表される。

開幕カードでは巨人が東京ドームで中日と、DeNAが横浜スタジアムで広島と、阪神が京セラドーム大阪でヤクルトと対戦する。交流戦は5月24日に始まり、各球団が相手リーグ6球団と3試合ずつ、計18試合を行う。

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ロッテが石崎、永野、宗接、高浜、松田の5選手と来季の契約更新せず[サンスポ]

ロッテは2日、石崎剛投手(31)、永野将司投手(28)、宗接唯人捕手(27)、高浜卓也内野手(32)、松田進内野手(27)5選手に来季契約を結ばないことを通告したと発表した。高浜は現役引退。石崎、永野、宗接は現役続行を希望している。松田は未定。

高浜は横浜高(神奈川)から2008年高校ドラフト1巡目で阪神に入団し、11年からロッテでプレーした。19年12月に腰の手術を受け、20年から育成契約になっていたが、プロ14年目の今季は5月31日に支配下登録された。

背番号は127から61に変わり、6月1日に出場選手登録。6月26日の日本ハム戦(静岡)で、弟の日本ハム・高浜祐仁内野手(25)と安打競演≠オた。今季は17試合に出場して打率.125(8打数1安打)、0本塁打、2打点だった。石崎を除く4選手は、通告された後にZOZOマリンで練習中のチームメートに挨拶した。

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今季限りで現役引退のロッテ・小窪がチームメートに挨拶「優勝を目指して過ごせた期間は宝物」[サンスポ]

今季限りで現役を引退するロッテ・小窪哲也内野手(36)が2日、千葉市美浜区のZOZOマリンスタジアムで全体練習前のチームメートへ引退の挨拶を行った。

昨年限りで13年在籍した広島を退団。現役続行を強く希望し、今年6月から独立リーグ、九州アジアリーグの『火の国サラマンダーズ』(熊本)でプレーし、8月末にロッテ入りした。

スーツ姿の小窪は「2ヶ月の短い間でしたが、みんなと優勝を目指して過ごせた期間は宝物になりました」と挨拶。荻野貴司外野手(36)から花束を渡された後、選手に胴上げされて6度宙を舞った。

独立リーグ入りするまでは、主に1人で練習を続けた。ロッテでは7試合に出場して打率.056、1本塁打、2打点。ロッテ移籍後初出場となった9月9日のオリックス戦で、移籍初安打初本塁打を放った。

激動の1年を振り返り「この1年は財産になると思います。これからの人生に生かしていきたいです」と充実の表情をみせた。

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ロッテドラ2池田「DeNA牧超え」誓う、井口監督期待の国士舘大二塁手「1日も早く1軍に」[スポニチ]

ロッテからドラフト2位で指名を受けた国士舘大の池田が「牧超え」を誓った。指名挨拶を受け、今季新人で打率.314、22本塁打、71打点のDeNA・牧の活躍に「ハードルが上がっているが、負けないように、それ以上の結果を出せればいい」と力強かった。

1学年上の牧は、同じ右投げ右打ちの二塁手。牧の1メートル78、93キロに対し、1メートル80、95キロと体格もほぼ同サイズだ。井口監督からも「即戦力で牧選手のようなイメージ」と期待されており「1日も早く1軍にいけるように」と意欲を見せた。

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3月25日にセ、パ同時に開幕、交流戦は5月24日から計18試合ずつ[スポニチ]

セ、パ両リーグは2日、2022年のセ・リーグ公式戦と交流戦の日程を発表した。3月25日にセ、パ同時に開幕し9月21日のDeNA―巨人まで各球団143試合が組まれた。

開幕カードでは阪神が京セラドームで今季優勝のヤクルトと、巨人は東京ドームで中日と、DeNAは横浜スタジアムで広島と対戦する。交流戦は5月24日に始まり各球団が相手リーグ6球団と3試合ずつ計18試合を戦う。パの日程と試合開始時間入りの詳細日程は後日発表される。

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現役引退のロッテ・小窪が感慨「この2ヶ月は宝物」、6度の胴上げ[スポニチ]

現役を引退したロッテの小窪がZOZOマリンを訪れ、練習前にスーツ姿で井口監督やナインに挨拶した。

花束を手渡され6度、胴上げされた36歳の元内野手。「不安はあったが、この2ヶ月は宝物になった」。8月31日に独立リーグの九州アジアリーグ・火の国から加入。9月9日オリックス戦で本塁打も放った。「もっと力になれたら良かった。この1年は僕の財産」。来季は古巣・広島からコーチ就任を打診されている。

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現役引退のロッテ高浜「野球はやり切ったとファンの皆さまに伝えたい」感謝のメッセージ[スポニチ]

ロッテから戦力外通告を受け、現役引退を決めた高浜卓也内野手(32)が球団を通じてコメントを発表した。

高浜は07年高校生ドラフト1巡目で阪神に入団。11年3月に小林宏之の人的補償でロッテに移籍した。

「マリーンズには育成としてもお世話になり、再び支配下に戻してもらって期待もかけてもらいましたが、その期待に応えることが出来なかった事を非常に残念に思います。8月にヘルニアが再発してしまったこともあり、今年は厳しい日々となりました」と高浜。19年限りで育成契約となり、同年12月に腰を手術。今年5月に支配下に復帰したが、再び腰を痛めたという。

思い出には今年8月のエキシビションマッチで甲子園で打った本塁打を挙げ、「甲子園は僕の始まりの場所。そこで最後ホームランを打てて良かったかなと今では思います」。

通算成績は195試合で打率.222、3本塁打、28打点。「野球は引退しますが、ここからの第2の人生では、もっと頑張っていけたらと思います。ケガとの闘いばかりで成績は残していないんですが、野球はやり切りましたとファンの皆さまには伝えたいです。マリーンズに来て11年。本当に熱い応援ありがとうございました」と感謝の思いを口にした。

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ロッテ、高浜、宗接、永野ら5選手が戦力外、高浜は現役引退[スポニチ]

ロッテは2日、石崎剛投手(31)、永野将司投手(28)、宗接唯人捕手(27)、高浜卓也内野手(32)、松田進内野手(27)の5選手に、来季契約を結ばない旨を通達したと発表した。

高浜は現役引退。石崎、永野、宗接の3選手は現役続行を希望しており、松田は未定だという。

高浜ら4選手は、全体練習が行われていたZOZOマリンをスーツ姿で訪れ、井口監督らに挨拶をした。

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ロッテ、現役引退の小窪がナインに挨拶「この2ヶ月間は宝物」 ナインの手で胴上げ[スポニチ]

今季限りで現役を引退するロッテ・小窪哲也内野手(36)がZOZOマリンを訪れ、ナインに引退の挨拶をした。

練習前にスーツ姿で「色々と不安はあったが、(ロッテに在籍した)この2ヶ月は宝物になった。チームが日本一になれることを願って、僕も応援しています」と挨拶。同学年で小学校時代からの知り合いである荻野から花束を手渡され、ナインの手で6度、胴上げされた。

小窪は8月31日に独立リーグ、九州アジアリーグ「火の国(熊本)」からロッテに加入。初出場だった9月9日のオリックス戦で本塁打も放った。「もっともっと力になれたら良かった。この1年は僕にとって財産になる」。

熊本入団までの春先は1人で練習をしており「みんなで試合をして、点が入って喜んだり悔しがったり…。みんなとやるのは楽しい。それが1番。改めて野球っていいな、と思った」と小窪。来季は古巣・広島からコーチ復帰を打診されている。

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現役引退発表の高浜卓也「野球はやり切った」弟は日本ハム・祐二[報知]

今季限りでの現役引退を発表した高浜卓也が2日、球団を通じコメントを寄せた。

「ここまでマリーンズには期待をしていただき、育成としてもお世話になり再び支配下に戻してもらって期待もかけてもらいましたが、その期待に応えることが出来なかった事を非常に残念に思います。8月にヘルニアが再発してしまったこともあり、今年は厳しい日々となりました。それでもまた1軍の舞台に立ちたいという気持ちで頑張っていましたが今回、このように引退という形を取って区切りを打とうと思いました。自分の中で1番印象に残っていることは今年、甲子園でのエキシビジョンマッチでホームランを打てたことです。甲子園は僕の始まりの場所なので、そこで最後ホームランを打てて良かったかなと今では思います。ファンの方にはいつまでも期待をかけてもらい、いつまでも応援してもらいながら、その期待に応えられなかったってことが本当に残念で仕方がありません。野球は引退しますが、ここからの第2の人生では、もっと頑張って行けたらと思います。怪我との闘いばかりで成績は残していないんですが、野球はやり切りましたとファンの皆様には伝えたいです。マリーンズに来て11年。本当に熱い応援ありがとうございました」。

この日はZOZOマリンで行われていた1軍全体練習に松田、宗接、永野らと顔を出し、井口監督やコーチ陣、スタッフ、選手らにそれぞれ挨拶。高浜は07年ドラフト1位で阪神に入団し11年にFAの人的補償でロッテに移籍。19年オフに育成契約を結んだが今年5月に支配下に返り咲いていた。だが思うように結果は残せず今季は17試合、打率1割2分5厘。日本ハムには弟の祐二内野手がいる。

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ドラフト2位の国士舘大・池田来翔が「中村奨吾さんの後を継げるように」[報知]

ロッテからドラフト2位で指名を受けた国士舘大・池田来翔内野手(21)が2日、東京・世田谷区内の同校で、榎チーフスカウト、福沢担当スカウトから指名挨拶を受けた。「まずは1軍の舞台に1日でも早く行けるように、これから準備をしていきたい」と力を込めた。

千葉の名門・習志野出身の主砲は、3年秋に三塁手から二塁手へ転向した。「最初は難しい部分もありました」と振り返るが「1年半近くやっているので、愛着もわいてきましたし、動きも慣れてきましたね」と笑顔。指名あいさつでは「中村奨吾さんの後を継げるように、1年目から勝負して欲しいと言われた」と明かし、チームを支える二塁手を目指す。

プロの舞台でリベンジを果たす。ヤクルトから1位指名を受けた法大の最速152キロ左腕・山下輝(22)とは高校3年時、夏の選手権千葉大会決勝で対決し、3−4で敗れた。「もう1回対戦する機会があれば、今度は勝ちたい。打ちたいという気持ちはありますね」。ライバルとの再会を心待ちに、プロの世界へ飛び込む。

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石崎、高浜、松田、宗接、永野が戦力外、高浜は現役引退[報知]

ロッテは2日、石崎剛投手、高浜卓也内野手、松田進内野手、宗接唯人捕手、永野将司投手と来季の契約を結ばないことを発表した。

高浜は現役引退、石崎、宗接、永野は現役続行を希望しており、松田は未定。

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今季限りで引退の鳥谷敬が3日に会見、18年間のプロ野球人生にピリオド[報知]

今季限りで引退を発表しているロッテの鳥谷敬内野手が3日にZOZOマリンで引退会見を行う。

今季は39歳9ヶ月で遊撃手最年長開幕スタメンを勝ち取ったが、7月以降は1軍出場がなく32試合で打率1割7分にとどまった。

10月31日に本人から球団に申し入れがあり、現役引退を発表した。

プロ野球歴代2位の1939試合連続出場など数々の偉業を成し遂げてきたレジェンドが3日、心の内を明かす。

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今季限りで引退の小窪哲也がナインに挨拶「この2ヶ月は宝物になった」6回胴上げ[報知]

今季限りでの引退を発表したロッテの小窪哲也内野手が2日、ZOZOマリンを訪れ、練習前のチームメートに挨拶した。

スーツ姿でグラウンドに現れた小窪は「おはようございます。短い期間でしたけど、皆さん優しく迎え入れてくれて、不安もありましたけど、この2ヶ月というのは宝物になりました。またCS、日本シリーズと厳しい戦いが待っていますがチーム一丸となって日本一になることを願ってます。僕も来年、元気な姿を見せられるように頑張ります。本当にありがとうございました」と挨拶。

その後は同級生の荻野から花束を贈られ、ナインの手で6回宙に舞った。

今季は7試合に出場し1安打1本塁打、打率0割5分6厘で14年間のプロ野球人生にピリオドを打った。

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ロッテ・小窪 同僚に引退挨拶、6度の胴上げ、来季から古巣・広島でコーチ[デイリー]

今季限りで現役を引退するロッテ・小窪哲也内野手(36)が2日、ZOZOマリンスタジアムを訪れて練習前の同僚達に挨拶した。8月31日にロッテに加入。過ごした2ヵ月間を「宝物」と振り返り、元気な姿を見せることでの恩返しも誓った。古巣・広島からコーチとして招聘されていることが分かっている36歳。感謝の思いを胸に、第2のステージへ向かう。

温かい空気に包まれていた。午前9時前。スーツ姿の小窪はチームメートから6度、胴上げされた。同郷で同い年の荻野から花束を渡され、ナインから拍手を受けた。「2ヶ月、みんなと優勝を目指して過ごせた期間は僕の宝物になりました、と報告しました」。新天地で過ごした時間は自身の財産になった。

昨年11月、現役続行を希望して自由契約を選択。今年6月から独立リーグ・九州アジアリーグの火の国(熊本)でプレーし、8月31日にロッテ入団。9月9日・オリックス戦で移籍後初安打を本塁打で記録したが、今季は7試合で18打数1安打1本塁打だった。

14年間の現役生活に「思い描いたような14年間ではなかったかもしれないが、一生懸命1年1年を全力で、できたかな」と晴れやかな表情を浮かべた。ポストシーズンに臨むロッテには「日本一になれることを願っている」とエール。仲間とファンへ感謝は尽きず「元気な姿を見せられるように」。新たなステージでも、自分らしく挑戦を続けることが何よりの恩返しになる。

その来季は古巣・広島からコーチとして招聘されている。「僕しかしていない経験もある。野球を少しでも盛り上げていけるように」。新天地で得た宝物が、小窪の表情をひときわ明るく照らした。

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ロッテ、元阪神の石崎&高浜ら5選手戦力外、高浜は現役引退[デイリー]

ロッテが2日、石崎剛投手(31)、永野将司投手(28)、宗接唯人捕手(27)、高浜卓也内野手(32)、松田進内野手(27)の5選手に対し、来季契約を結ばないと通知したと発表した。球団によると高浜は現役引退。石崎、永野、宗接の3人は現役続行を希望。松田は未定。

高浜は07年度高校生ドラフト1巡目で阪神入団。FA入団した小林宏の人的保障選手としてロッテに移籍。今季は育成選手として迎え、5月31日に支配下契約を結んでいた。石崎は14年度ドラフト2位で阪神に入団。19年途中にロッテに移籍した。

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3年ぶりに通常方式へセと交流戦の来季日程[デイリー]

セ、パ両リーグは2日、2022年のセ・リーグ公式戦と交流戦の日程を発表した。3月25日にセ、パ同時に開幕し、9月21日のDeNA−巨人まで各球団143試合が組まれた。昨季と今季は新型コロナウイルス感染拡大による開幕延期や東京五輪に伴う公式戦中断で変則日程となったが、3年ぶりに通常の方式に戻る。パの日程と試合開始時間入りの詳細日程は後日発表される。

開幕カードでは巨人が東京ドームで中日と、DeNAが横浜スタジアムで広島と、阪神が京セラドーム大阪でヤクルトと対戦する。交流戦は5月24日に始まり、各球団が相手リーグ6球団と3試合ずつ、計18試合を行う。

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ロッテ・高浜が現役引退、阪神ドラ1から人的補償でロッテへ、育成も経験した苦労人[デイリー]

ロッテの高浜卓也内野手が2日、今季限りでの現役引退を発表。阪神、ロッテでの14年間の現役生活を完全燃焼し、ファンに感謝の思いを伝えた。

08年に高校生ドラフト1巡目で阪神に入団後、10年にFA権を行使した小林宏之投手の人的補償でロッテに移籍。「ここまでマリーンズには期待をしていただき、育成としてもお世話になり、(5月に)再び支配下に戻してもらって期待もかけてもらいましたが、その期待に応えることはできなかったことを残念に思います」と振り返った。

16年には「2番・三塁」で開幕スタメンを果たし、6月の阪神との交流戦では古巣相手に本塁打を放つなど、一時期は勝負強い打撃で活躍した。「8月にヘルニアが再発してしまったこともあり、今年は厳しい日々となりました。それでもまた1軍の舞台に立ちたいという気持ちで頑張っていましたが今回、このように引退という形を取って区切りを打とうと思いました。自分の中で1番印象に残っていることは今年、甲子園でのエキシビションマッチでホームランを打てたことです。甲子園は僕の始まりの場所なので、そこで最後ホームランを打てて良かったかなと今では思います」。7月27日のエキシビションマッチ阪神戦で藤浪から放った本塁打を思い出に挙げた。

続けて「ファンの方にはいつまでも期待をかけてもらい、いつまでも応援してもらいながら、その期待に応えられなかったってことが本当に残念で仕方がありません。野球は引退しますが、ここからの第2の人生では、もっと頑張って行けたらと思います。怪我との闘いばかりで、成績は残していないんですが、野球はやり切りましたとファンの皆様には伝えたいです。マリーンズに来て11年。本当に熱い応援ありがとうございました」とコメントした。

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ロッテの小窪が引退の挨拶「日本一願っている」[デイリー]

現役引退するロッテの小窪が2日、クライマックスシリーズ(CS)に向けてZOZOマリンスタジアムで練習を再開したチームメートに挨拶した。練習前に「皆さんが優しく迎え入れてくれた。チーム一丸となって、日本一になれることを願っている」とエールを送った。

小学生の頃から親交がある荻野に花束を渡され、グラウンドでは胴上げされた。昨季まで広島で13年間プレー。今年8月にロッテに入団するまでは独立リーグの九州アジアリーグ、火の国(熊本)に所属した。「色んな人に支えられたので、全ての人に感謝したい。この1年は僕にとって財産になった」と感慨深く話した。

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ロッテ・高浜卓也が引退、阪神から11年に移籍、石崎剛ら高浜含む5選手に戦力外通告[デイリー]

ロッテが2日、石崎剛投手、永野将司投手、宗接唯人捕手、高浜卓也内野手、松田進内野手の5選手に対して、同日に来季契約を結ばない旨を通知したと発表した。球団によると高浜は現役引退。石崎、永野、宗接の3人は現役続行を希望。松田は未定という。

高浜は07年の高校生ドラフト1巡目で阪神に入団。FA入団した小林宏の人的保障選手としてロッテに移籍し、初年度となった11年に1軍初出場を果たした。今季は育成選手として迎え、5月31日に支配下契約を結んでいた。

石崎は14年のドラフト2位で阪神に入団。19年途中にロッテに移籍した。阪神時代には侍ジャパンの一員としてプレーした経験もある。

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ロッテ・小窪がチームに引退挨拶「2ヶ月というのは僕の宝物」6度胴上げ[デイリー]

今季限りで現役を引退するロッテの小窪哲也内野手(36)が2日、ZOZOマリンスタジアムでの全体練習前に、チームへ引退の挨拶を行った。

午前9時前、スーツ姿でグラウンドに現れた小窪。円陣の中心では「不安もあったんですけど、2ヶ月というのは僕の宝物になりました。これからCS、日本シリーズと厳しい戦いが待っていると思いますが、チーム一丸となって日本一になれることを願って応援しています。僕も来年、元気な姿を見せられるように頑張りますので、これからもよろしくお願いします」とナインに思いを伝えた。

グラウンドではチームメートから6度胴上げされ、同じ奈良県出身で同じ年の荻野から花束が手渡された。

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ロッテ・高濱卓也が現役引退「野球はやり切りましたと伝えたい」日本ハム・祐仁の兄[Full-Count]

◇思い出は「甲子園でのエキシビジョンマッチでホームランを打てたこと」

ロッテは2日、高濱卓也内野手が今季限りで引退すると発表した。高濱は2007年のドラフト1位で横浜高から阪神に入団、2011年春にFAの人的補償でロッテに移籍した。2019年オフに育成契約となりながらも、今年5月に支配下に復帰。1軍通算で212試合に出場し84安打、3本塁打。打率.220。弟は日本ハムの祐仁内野手。引退に際して、球団から以下のコメントを発表した。

「ここまでマリーンズには期待をしていただき、育成としてもお世話になり再び支配下に戻してもらって期待もかけてもらいましたが、その期待に応えることが出来なかった事を非常に残念に思います。8月にヘルニアが再発してしまったこともあり、今年は厳しい日々となりました。それでもまた1軍の舞台に立ちたいという気持ちで頑張っていましたが今回、このように引退という形を取って区切りを打とうと思いました。自分の中で1番印象に残っていることは今年、甲子園でのエキシビジョンマッチでホームランを打てたことです。甲子園は僕の始まりの場所なので、そこで最後ホームランを打てて良かったかなと今では思います。ファンの方にはいつまでも期待をかけてもらい、いつまでも応援してもらいながら、その期待に応えられなかったってことが本当に残念で仕方がありません。野球は引退しますが、ここからの第2の人生では、もっと頑張って行けたらと思います。怪我との闘いばかりで、成績は残していないんですが、野球はやり切りましたとファンの皆様には伝えたいです。マリーンズに来て11年。本当に熱い応援ありがとうございました。」

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故障に泣いた現役生活も…勝負所で価値ある一打が多かったロッテ・高濱卓也[BASEBALL KING]

「ここまでマリーンズには期待をしていただき、育成としてもお世話になり再び支配下に戻してもらって期待もかけてもらいましたが、その期待に応えることが出来なかった事を非常に残念に思います」。

ロッテの高濱卓也は今季限りで現役引退することを決断した。

◇2016年に1軍で存在感

高濱は2011年に国内FA権を行使して阪神へ移籍した小林宏之の人的補償選手としてロッテに入団した。14年にイースタンで打率.355をマークし首位打者に輝いた高濱が、1軍で存在感を示したのは移籍6年目の2016年。

「振るというよりは当てにいくことが多かった。毎年それで結果がでなかったので、今年(2016年)は何かを変えなきゃいけないなということで、しっかり振るようにしました」。

3月25日の日本ハムとの開幕戦に『2番・三塁』でスタメン出場を果たすと、4月15日の日本ハム戦でプロ初本塁打を放った。同年行われた古巣・阪神との交流戦では、6月8日の試合で2安打を放つと、翌9日には本塁打を含むマルチ安打の活躍で勝利に貢献し、お立ち台にも上がった。

交流戦期間中、主に2番打者としてスタメン出場するなど、同年シーズン自己最多の53試合に出場し、打率.215、3本塁打、13打点の成績を残した。背番号を『00』から『32』に変更し、さらなる活躍が期待された17年は開幕からファームで過ごし、シーズン最終盤に昇格するも28試合の出場にとどまった。

◇腐ることなくファームでバットを振った2018年

「ここにいる現状が納得というか、自分にもどかしいし、自分の中ではキャンプからアピールして、オープン戦、開幕という流れで入っていきたかったんですけど、悔しさの方が今は大きい」(18年8月7日取材)。

2018年はファームで7月に打率.383(47−18)、8月は打率.404(57−23)と高い打率を残すも、同年は一塁・井上晴哉、二塁・中村奨吾、三塁・鈴木大地(現楽天)、遊撃・藤岡裕大と内野陣のレギュラーが固定され、内野の控えにも全ポジションを守れる三木亮、当時3年目だった平沢大河も内外野で出場するなど、高濱に出番が巡ってこなかった。

それでも、高濱は「もっともっと良くならないと、1軍に呼ばれないと思うし、もっともっとやるだけだと思っています」と、腐ることなく真夏のロッテ浦和球場で汗を流している姿が印象的だった。打撃練習ではこねる癖があったため、レフト方向に打つことを意識し、明確な意図を持って取り組んだ。

この年もシーズン最終盤に昇格を果たす。鋭い当たりを放つも安打が出なかったが、9月19日のソフトバンク戦の8回無死一塁から代打で登場すると、1ストライクから加治屋蓮が投じた146キロのストレートをライト前に弾き返し、このシーズンの5打席目で初安打を放った。

◇2019年は代打で存在感を示すも

翌19年は2月1日に行われた紅白戦で、12球団一番乗りとなる実戦初本塁打を放つと、2月9日の台湾・ラミゴ戦(現楽天モンキーズ)では本塁打を含む3安打の大暴れ。2月27日に行われた楽天との練習試合では満塁本塁打を放つなど、オープン戦が始まってからも3月2日の中日戦で1安打2打点、6日の日本ハム戦で1打数1安打と結果を残していたが、オープン戦の中盤以降は当たりが止まり、開幕は2軍スタート。

ファームで打率.315をマークし、5月8日に1軍昇格を果たすと、翌9日の西武戦、延長11回に代打で登場し値千金の勝ち越し適時打。6月18日の広島戦でも代打で2点適時二塁打と、代打で存在感を示した。

しかし、同年12月に「このままやっても痛みは出るし、痛いなりにやっていた。このままやっても1軍の戦力、野球をやることに対して思いっきりできないというのがあった。それだったら、良くなるかは分からないですけど、手術にかけてみようと思って手術をしました」と、『全内視鏡下腰椎椎間板ヘルニア摘出術』を行い、2020年から育成選手契約となった。

◇育成選手となった2020年

「そんなに時間がかかる手術ではなかったので、予定通り動いてあの感じでしたね」と20年1月7日のロッテ浦和球場の室内練習場では、リハビリしている姿があった。同年3月17日の巨人との2軍練習試合で実戦復帰。

新型コロナウイルス感染拡大によりプロ野球のシーズン開幕が6月にずれ込み、開幕してから高濱のバットからなかなか快音が聞かれなかったが、夏場以降は右中間に強い打球が増えた。

「自分の中では、腰がよくなったとか、急激に(打撃が)よくなったというのは特になくて、(20年)6月後半か7月の頭くらいに福浦さんのバットをもらって、それを使い始めてからちょっと感覚がよくなった。福浦さんのバットのバランスが自分にちょっと合っていたというのがあって、そのあたりから変わりました」と、10、11月にはファームで打率.364(22−8)をマークし、良い形でシーズンを終えた。

◇腰の不安がなくなるも再び…

バットを変更した昨年の夏場以降は長打や安打も増え、今年も開幕してからファームで3.4月の月間打率が.382、5月も打率.281と結果を残し続け、5月31日に支配下選手復帰を果たした。6月1日に1軍昇格し、6月26日の日本ハム戦では支配下復帰後初安打を放った。

6月にオンライン取材したときには、「今までより腰の負担がないということが、バットが思いきり振れている。今まではどうしても振って、腰が痛くなるんじゃないかとかを、思いながら練習をしていた。そこがちょっと変わったかなという感じですね」と明かしていた。

腰の不安がなく打てるようになっていた中で、8月にヘルニアを再発。球団を通じて高濱は「8月にヘルニアが再発してしまったこともあり、今年は厳しい日々となりました。それでもまた1軍の舞台に立ちたいという気持ちで頑張っていましたが今回、このように引退という形を取って区切りを打とうと思いました」と引退を決意した。

「ファンの方にはいつまでも期待をかけてもらい、いつまでも応援してもらいながら、その期待に応えられなかったってことが本当に残念で仕方がありません」。

「野球は引退しますが、ここからの第2の人生では、もっと頑張って行けたらと思います。怪我との闘いばかりで、成績は残していないんですが、野球はやり切りましたとファンの皆様には伝えたいです。マリーンズに来て11年。本当に熱い応援ありがとうございました」。

球団を通じてこう感謝の言葉を述べた高濱。故障による離脱は多かったが、16年のヤクルト戦で放った走者一掃の逆転適時二塁打、古巣・阪神戦での一発、19年の西武戦で代打決勝打、さらには今季も甲子園で行われたエキシビションマッチで古巣・阪神戦で本塁打と、“記憶”に残る一打でファンを沸かせた。今季限りでユニホームを脱ぐことになったが、“勝負所”で放った一打はファンの心に残り続けるはずだ。

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