わたしはかもめ2021年鴎の便り(11月)

便

11月5日

CS開幕投手の佐々木朗希、楽天4度目対戦に「自分で感じながら投げたい」[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(20)が未来を切り開く。6日のCSファーストステージ楽天1回戦で”開幕投手”を務める。「1年間チームが勝ち続けてCS進出を決めてくれたので、しっかりその思いを背負いながら投げたいなと思います」と前日会見で意気込んだ。

緊張か、楽しみか。「楽しみな気持ちはないので、緊張すると思うんですけど、そこをしっかり乗り越えれるように」と話す。楽天打線とは相性がいいものの4度目の対戦で、研究も必至。「相手が(攻め方を)変えてくることもあると思うので、そこはしっかり自分で感じながら投げたい」。今季の学びを生かす応用編のマウンドになる。

3日に20歳になり、大人の朗希が初めて投げる。酒もたばこも興味なし。欲しいものを問われても15秒考えて「車…」とひねり出すほど。本当に欲しいものは。「あんまり、10代でいい思い出がなかったので。もちろん楽しい思い出もありますけど、苦い思い出の方が」。悲しみの震災が10年間の始まり。懸命に乗り越え、ここまで来た。

プロ2年目の秋。成長過程を、井口監督は「順調というか順調以上」と驚く。5月には151〜153キロが多かった直球は、今や154〜156キロが中心帯。エース級の安定感でCS開幕を託された。「20代でいい思い出が作れるように、できるように頑張ります」。力は十分に備わってきた。喜び合うために、白星をつかみ取る。

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ロッテCS先手必勝に追い風、打者1巡目のチーム打率が10月に急上昇[ニッカン]

勝利へのカギは1巡目だ。ロッテが6日、CSファーストステージの楽天第1戦(ZOZOマリン)に挑む。前日5日に報道対応した井口資仁監督(46)は「しっかりとうちらしい野球をして、1点でも多く取って勝てるように頑張っていきたい」と意気込んだ。

143試合を終え、チーム打率は2割3分9厘だった。大量得点の試合もあったものの、全体的には打線が湿った試合も目立った。

とりわけ、先発投手への対応に苦慮した印象がある。井口監督も「なかなかエンジンのかかりが遅いので」と苦笑い。その一方で「残り20試合くらいの時から、非常にいい入りができるようにチームとしてなってきました」とも話した。

指揮官の言葉は、数字が立証する。143試合を終えての対先発投手の打率は2割4分4厘。それが打者1巡目に限ると、2割2分4厘まで下がる。2巡目、3巡目で攻略の糸口をつかんでいくスタイル。救援陣の安定感もそこに絡み、多くの逆転勝利を積み重ねてきた。

井口監督の言う「残り20試合くらいの時」を、10月のラスト21試合に当てはめる。9月末までの打者1巡目打率は2割1分7厘だった。それが10月に限ると、2割5分9厘にまで一気に上がる。投手陣の低調にマーティンの離脱も重なり、10月は9勝10敗2分けだったものの、先制攻撃の機運は確実に高まっていた。

6日に戦う楽天則本とは10月に2試合戦った。ともに打者1巡目で、9人中3人が出塁している。同じ数だけ三振を奪われているものの、立ち上がりにしっかり振れており、6日の対戦でも期待が高まる。上位に座る中村奨吾内野手(29)は「後攻ですが、守備から守備でしっかり攻めて、次の攻撃もしっかり攻めていけるように」と主導権への道筋を描いた。

一方でロッテ先発の佐々木朗希投手(20)は後半戦6試合に限ると、打者1巡目の被打率は2割1分6厘。各球団のエース格に匹敵する安定感だ。不測の1発を許すこともあり、5日の会見では「初回からしっかりゼロで抑えられるように。ゼロで抑えることに全力を尽くしたいです」とスタートダッシュを誓った。試合開始直後の攻防から目が離せない。

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延長なし、後攻が勝ち上がり決めれば打ち切り/CS1stステージのルール[ニッカン]

CSファーストステージの主なルール
シーズン2位と3位が3試合制で対戦。球場は2位のホーム。引き分けを除いた勝ち数が同じ場合は2位球団が勝者。延長戦は行わず、同点の場合は9回打ち切りで引き分け。9回表終了時や9回裏の攻撃中に後攻の勝ち上がりが確定した場合、その時点でコールドとなる。

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ロッテ中村奨吾「仕掛けた方が有利な流れに」先手必勝で楽天則本昂大たたく[ニッカン]

ロッテ中村奨吾内野手は先手必勝で楽天則本昂をたたく。難敵とは今季4度対戦し、1度も土を付けられていない。

攻略へ「こういう勝負は先にどんどん仕掛けた方が有利な流れになる。最初は後攻ですが、守備からしっかり攻めて、攻撃も攻めていけたら流れがくるんじゃないかと思います。初回からですね」。過去に抑えられた試合も研究して、右腕を揺さぶりにかかる。

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ロッテ益田直也、CSでの活躍誓う「ファンに喜んでもらえるプレーを」[ニッカン]

ロッテ益田直也投手(32)が千葉に集うファンを喜ばせると誓った。

選手会長として、井口監督とクライマックスシリーズ(CS)前日会見に出席。本拠地ZOZOマリンでのCS開催は14年ぶりになる。「ファンの方に喜んでもらえるプレーをしたい。一番は勝つことが喜んでもらえるので、しっかり勝てるように」。レギュラーシーズンで上回った楽天にファイナルステージへの切符を譲る訳にはいかない。「ミスを恐れないで、思い切ってやる」と力強かった。

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ロッテ井口監督、CS初戦へ「とにかく先手先手でいけたら」[ニッカン]

ロッテは5日、ZOZOマリンでCSファーストステージの前日練習を行った。首位オリックスへの挑戦権を得るため、3位楽天と戦う。井口資仁監督(46)は「ウチらしい野球をして、1点でも多く取って勝てるように頑張っていきたいです。とにかく先手先手でいけたらと思います」と決意を口にした。

大事な“開幕投手”を高卒2年目の佐々木朗希投手(20)に託した。19年秋、ドラフト会議で競合の末、自身で引き当てた逸材のここまでの歩みを「順調というか順調以上に来ていると思います」と高く評価する。「何とか明日、朗希を援護できるようにみんなで頑張っていきたいなと思っています」と話した。

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CS開幕投手の佐々木朗希、1番欲しいものは「車」20歳の誕生日祝われ[ニッカン]

6日の楽天とのクライマックス・シリーズ(CS)ファーストステージ初戦に先発するロッテ佐々木朗希投手(20)が5日、意気込みを語った。

1軍デビューした年に、早くもCS開幕投手を任された。「1年間、チームが勝ち続けてCS進出を決めてくれたので、しっかりその思いとか背負いながら投げたいなと思います」と、大役を真摯に受け止めた。楽天戦にはレギュラーシーズンで3度先発し、1勝0敗、防御率1.35と安定した成績を残している。「対戦数が今年1番多いと思うので、相手バッターも慣れている中で、しっかり自分から攻められるように頑張りたい」と好投を誓った。

3日に20歳の誕生日を迎えた。囲み取材の途中には、報道陣からケーキのサプライズが。似顔絵が描かれたプレートに「あんまり似てないです」と笑いつつ、「嬉しいです」と感謝。今1番欲しいものには「車」と大人な回答をした。「10代は楽しい思い出もありますけど、苦い思い出の方が多かった。ここから、しっかりといい20代にします」。まずは20歳最初の登板で、成長した姿を見せる。

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ロッテがCSリモート応援チケット販売、ロゴボール、観戦証明書付き[ニッカン]

ロッテは6日開幕の「2021 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファーストステージ楽天戦(ZOZOマリン)全試合を対象に、ロゴボール付きリモート応援チケットの販売を5日、開始した。

来場できないファンも応援気分を一層楽しめるよう、観戦グッズや公式ファンクラブ限定ピンバッジなどを特典にしたチケット。対象試合日の午後11時59分までMチケットオンラインで販売する。特典として「2021 パーソル クライマックスシリーズ パ」ロゴボール(ボールキューブ付き)、観戦証明書、ピンバッジ2個、来場ポイントが付く。

広報室は「いよいよ明日からクライマックスシリーズがスタートします。ファーストステージを勝ち抜き、ファイナルステージを突破して日本シリーズに進出し、日本一を目指していきますので、球場に来られる人も来られない人も熱い、熱い応援よろしくお願いします」とアピールした。

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ロッテが有利?今季ZOZOでは楽天に8勝5敗と勝ち越し投打で圧倒[サンスポ]

パ・リーグのクライマックスシリーズ、ファーストステージが6日、ロッテの本拠地ZOZOマリンスタジアムで開幕する。シーズン2位ロッテと3位楽天をデータで見てみると…。

◇ZOZOマリン

今季13試合でロッテが8勝、楽天が5勝。当初は楽天が4勝2敗とリードしたが、ロッテは7月3日から9月12日まで6連勝した。対戦防御率はロッテが3.54、楽天が5.66。1試合平均得点はロッテが5.38(対戦打率.288)、楽天が3.85(同.220)。投打ともロッテが圧倒した。

◇攻撃陣

78打席(25試合×3.1)以上では、中村奨が87打数31安打の対戦打率.356、荻野が99打数35安打の.354、レアードが92打数30安打の.326と3割以上が3人いる。特にレアードは9本塁打、27打点でともにチームトップ。楽天は90打数26安打で.289の浅村がチームトップ。本塁打は4本の辰己、打点は11の茂木と島内がトップ。

◇投手陣

ロッテは3年目左腕の小島が3勝(2敗)で対戦勝利数トップ。最多の46回?を投げて対戦防御率も3.11と安定していた。2勝は唐川(0敗)と岩下(1敗)の2人。抑えの益田も7セーブを挙げた。楽天は2勝がトップで岸(3敗)、涌井(0敗)の2人。田中将、則本昂は1勝にとどまった。抑えの松井は3セーブを挙げて2.25だった。

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G.G.佐藤氏「裏切られたなんて思ってないよ」、“CS男”清田選手とのシリーズ展望動画公開[サンスポ]

元西武、ロッテの外野手で野球評論家のG.G.佐藤氏(43)が5日、自身のYouTubeチャンネルを更新。5月にロッテから契約解除された清田育宏選手(35)とクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージの展望を語った動画を公開した。

清田選手は「処分は違法で無効」として、球団選手としての地位確認や計9700万円の損害賠償をロッテに求める訴訟を東京地裁に起こし、4日に第1回口頭弁論が行われていたことが判明したばかり。佐藤氏は、同選手の現役復帰をサポートするために練習パートナーを務める間柄で、同日には自身のYouTubeチャンネルで「[裁判で大炎上]清田育宏に会いました。」と題した動画を公開。訴訟を起こしたことは把握していたものの「聞いていない部分もあり、びっくりしました」と、本人を呼び出して1時間ほど話をしたことを報告していた。

この日は、投稿サイト「note」に「『どうして清田の手助けなんかするの?』という問いに対する唯一の答え」と題して、2600文字を超える長文を投稿。佐藤氏の元に寄せられたという「清田なんかと縁を切れ。その方がG.G.のためだぞ」という声に対して「僕が清田を助けるのは、彼の行動を肯定しているからではありません。彼という人間を許そうと思ったからです」「僕の願いは、是が非でも彼をNPBに復帰させることではありません。彼がセカンドキャリアに進む上で、少しでも気持ちの切り替えができるようにしてやりたいのです」などとつづっていた。

その後、ツイッターも更新。「これだけやっぱり言おう。別に、僕は清田に裏切られたなんて思ってないよ」と投稿。さらに「かなり悩んだけど、楽しそうに野球の話をする清田を観て欲しくて公開します」と清田選手との動画をYouTubeで配信したことを伝え、「反論したり釈明するよりも、清田が一生懸命野球をしている姿や、夢中で野球の話をする姿を観てもらう努力をし続けようと思いました。やっぱり、野球選手にはそれしかないんだよ」とつづった。

「[明日開幕]清田とCS予想語ったら予想外に楽しかった!」と題された約16分間の動画は今月2日に撮影したという。佐藤氏は「CSを最も知っている男、そしてCSに強い男、清田選手です。CSといえば清田、清田と言えばCS」と紹介し、2人でパ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)の展望について語り合っていた。

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CS開幕投手<鴻bテ・佐々木朗希20歳初登板で大人の投球見せる[サンスポ]

プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)は6日にセ、パ両リーグともにファーストステージ(3試合制)が開幕する。楽天との第1戦(ZOZOマリン)に先発するロッテ・佐々木朗希投手(20)は5日、高卒2年目で初戦の先発を託され「思いを背負いながら投げたい」と話した。3日に20歳の誕生日を迎えた『令和の怪物』が、20代最初の登板で大人の投球を見せる。

◇「いい思い出がつくれるように」

関係者が用意した誕生日ケーキを前に二十歳の誓いだ。3日に20歳となった佐々木朗が決意表明した。

「あまり10代はいい思い出がなかったので、20代でいい思い出がつくれるように頑張ります」。

プロ2年目で大事な初戦の先発に臨む。高卒2年目以内でCSファーストステージの初戦に先発したのは2013年藤浪(阪神)、14年大谷(日本ハム)がいるが、異例だ。楽天戦は今季3試合で1勝0敗、防御率1.35と好相性で起用された。数日前に吉井投手コーチから大役を告げられ「びっくりはしたけど、その期待に応えられるように。思いを背負いながら投げたい」とした。

大船渡一中3年時は、腰の疲労骨折で夏の大会に主戦として投げられずに悔し泣き。大船渡高3年夏は岩手大会決勝で登板せず、決勝敗退に涙を流した。涙の10代を乗り越え、20代最初の登板で進化した姿を見せる。

現在、最も欲しいのは車で運転免許証を取得済み。アルコールは「自分が強いのか弱いのかも分からないので、気をつけます」と飲酒には慎重な姿勢だ。「今まで通りに自分の好きなこと、やりたいことをやりたい」と野球に集中する。

「大きな束となって戦っていきたい。佐々木朗はチームを勢いづける選手。勝ち進んでいけば、(CS)ファイナル、日本シリーズとある。皆で朗希を援護できるように頑張っていきたい」と井口監督。チームが勝ち進めば、日本シリーズの開幕投手も現実味を帯びる。二十歳の朗希が大人の投球≠ナ勝利を呼び込む。

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G.G.佐藤氏『どうして清田の手助けするの?』の声に回答、「確かに損得で考えれば…」[サンスポ]

元西武、ロッテの外野手で野球評論家のG.G.佐藤氏(43)が5日、投稿サイト「note」で自身のアカウントを開設。「『どうして清田の手助けなんかするの?』という問いに対する唯一の答え」と題して、5月にロッテから契約解除された清田育宏選手(35)に対する思いをつづった。

清田選手は「処分は違法で無効」として、球団選手としての地位確認や計9700万円の損害賠償をロッテに求める訴訟を東京地裁に起こし、4日に第1回口頭弁論が行われていたことが判明したばかり。佐藤氏は、同選手の現役復帰をサポートするために練習パートナーを務める間柄で、同日には自身のYouTubeチャンネルで「[裁判で大炎上]清田育宏に会いました。」と題した動画を公開。訴訟を起こしたことは把握していたものの「聞いていない部分もあり、びっくりしました」と、本人を呼び出して1時間ほど話をしたことを報告していた。

動画をアップ後、佐藤氏の元には「清田なんかと縁を切れ。その方がG.G.のためだぞ」などといった意見が寄せられたという。「まず、清田の解雇や裁判に関して僕は千葉ロッテマリーンズ球団に非があるとは思っていません。また、清田がしたことは悪いことだし、清田はよく反省しなきゃいけないとも思っています。そして、ファンの方が、清田に対して怒る気持ちは理解できるし、大嫌いになった人もたくさんいるでしょう。そりゃそうだと思います」と指摘する声に理解。「確かに、損得で考えれば、清田のサポートをすることは損もあると思います」としたが「では、それを承知でなぜ僕が清田を助けるのか。それは、僕自身が2008年の北京五輪で重大な失敗をした経験があるからに他なりません」と明かした。

佐藤氏は2008年北京五輪の日本代表メンバーで、韓国との準決勝で敗戦につながる失策を犯し、猛バッシングを受けた経験がある。当時は「本当に死にたいと思ったし、消えてなくなりたい」と思ったというが「だけど、現実は、そうは行きません。家族がいる、生活がある。死ぬ訳にもいかないし、野球をやるしかない。だから、バッシングされても、頑張るしかなかったんです」と説明。13年経った今でも完全に立ち直れてはいないが「あの経験があったからこそ、『自分を許す』こと、『失敗した人を許すこと』を心がけるようになったと思います。だって、あのエラーがあったおかげで、人生においてなにか良いことを起こさないと、悲しいだけの過去になってしまうから」と失敗を経験したからこその心境の変化があったという。

その上で「僕が清田を助けるのは、彼の行動を肯定しているからではありません。彼という人間を許そうと思ったからです」と改めて説明し「清田に対する筋の通った批判も、ただの誹謗中傷もたくさん見てきました。好きな球団に汚点を残した清田を許せない気持ちは分かる。ヘイト感情もあるでしょう。でも、彼にも養うべき家族がいるし、人生があるのです」と訴えた。

現在、地質調査・改良や測量などを行っているトラバース社の副社長を務めている佐藤氏。同社では多くの元野球選手の受け入れを行ってきた。「野球選手がセカンドキャリアに進む上で最も大切なことのうちの1つが、現役生活に踏ん切りを付けることです」。自身も「最後は戦力外になって辞めた身だし、引退試合とかもなかったので、最初はなかなか気持ちの切り替えができなかった」という。

現役復帰を目指す清田選手について「NPBに復帰できてもあと何年も現役はできないでしょう。いずれはセカンドキャリアの道に進まなければいけません」とし「僕の願いは、是が非でも彼をNPBに復帰させることではありません。彼がセカンドキャリアに進む上で、少しでも気持ちの切り替えができるようにしてやりたいのです。そのためには結果が駄目でも『全力で頑張ったんだから仕方ない』と思わせてやりたいのです」と記した。

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ロッテのセーブ王・益田「勝つことが1番喜んでもらえる」、14年ぶりのCS本拠地開催[サンスポ]

今季38セーブで最多セーブのタイトルを獲得したロッテ・益田直也投手(32)は5日、本拠地ZOZOマリンスタジアムで調整し、2007年以来14年ぶりとなる同スタジアムでのCS開催について「勝つことがファンに1番喜んでもらえると思う」とファーストステージ突破を誓った。

その上で「日本一になるチャンスもまだ残っている。ミスを恐れないで思い切りやるだけ」と力を込めた。

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ロッテ・佐々木朗希、日本シリーズ開幕投手も、井口監督示唆[サンスポ]

ロッテ・井口資仁監督(46)は5日、楽天とのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第1戦の先発に抜擢した佐々木朗希投手(20)について言及した。

「彼にとっても本当にいい経験になると思う。勝ち進んでいけば、また(CS)ファイナル、日本シリーズとありますので、そういう経験を積めるように何とか明日、みんなで朗希を援護できるように頑張っていきたい」。

チームが勝ち進めば、中6日で13日のCSファイナルステージ第4戦、さらに20日の日本シリーズ第1戦で起用する方針を示唆した。

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ロッテ・井口監督「朗希はチームを勢いづける選手」、CS前日会見[サンスポ]

パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ開催前日共同会見が5日、ZOZOマリンスタジアムで行われ、両監督から6日の先発投手としてロッテ・佐々木朗希(20)、楽天・則本昂大(30)が発表された。

ロッテ・井口監督は「後半戦に入って、1番安定している投手。チームを勢いづける選手だと思っている」と抜擢(ばってき)した理由を説明し、「明日、佐々木朗希がどれだけ最少失点で抑えてくれるか」とCS全体のキーマンとしても期待した。

また、楽天・石井監督は「2021年のチームの中心、柱として回ってくれた投手が第1戦目に行くべきと決断した」と全幅の信頼を口にした。

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CSファーストステージ第1戦に先発のロッテ・佐々木朗「自分ができることをやりたい[サンスポ]

ロッテ・佐々木朗希投手(20)が5日、楽天と戦うクライマックスシリーズ(CS)・ファーストステージの第1戦(6日、ZOZOマリン)先発に向け「1年間チームが勝ち続けて、クライマックスシリーズ進出を決めてくれたので、しっかりその思いとかを背負いながら投げたいとなと思います」と第一声で開幕投手≠ニしての意気込みを語った。

さらに「チームとして日本一は目指していると思うので、そのために自分ができることをやりたい」と下克上の日本一へ意欲を見せた。チームは午前9時からZOZOマリンで全体練習。グラウンドに一番乗りした佐々木朗は、投内連係、ダッシュ、キャッチボールなどで調整した。

3日に20歳を迎えたばかりで、関係者が用意したバースデーケーキを見て「嬉しいです。あんまり10代いい思い出はなかったので、20代でいい思い出がつくれるように頑張ります」と今後の活躍を誓った。

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ロッテがCSファーストステージ楽天戦を対象にロゴボール付きリモート応援チケット販売開始[サンスポ]

ロッテは11月6日から始まる「2021 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファーストステージの楽天戦(ZOZOマリンスタジアム)全試合を対象に「2021 パーソル クライマックスシリーズ パ」ロゴボール付きリモート応援チケットの販売を開始したと5日、発表した。

リモート応援チケットは球場に来られない人にも応援気分をより一層楽しんでいただけるよう、観戦グッズや公式ファンクラブTEAM26会員限定のピンバッジなどを特典内容にしたチケット(※本券では試合中継を視聴することは不可)。詳細は次の通り。

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ロッテ・朗希、20歳初マウンドはCS開幕投手!ダル超え最年少先発勝利へ「緊張乗り越えたい」[スポニチ]

プロ野球は6日に「2021 パーソル クライマックスシリーズ パ」と「2021 JERAクライマックスシリーズ セ」が同時に開幕。2連勝なら即突破が決まる超短期決戦となるファーストステージ(S)はパは2位のロッテが3位の楽天をZOZOマリンに、セは阪神が巨人を甲子園に迎える。高卒2年目ながら初戦の先発に抜擢されたロッテ・佐々木朗希投手は20歳の自覚を示し、勝利を誓った。

関係者が用意した2日遅れのバースデーケーキ。佐々木朗は少年のような笑みを浮かべた。3日に20歳になったばかりの右腕は「子供の頃は20歳は大人だと思った。今、大人になったけど、そこまで大人じゃないですね」とはにかみ「(欲しい物は)車。免許は持っています」と告白。「生クリームは苦手」と語り笑いも誘った。

6日は成人となって初登板。しかも、楽天とのCS初戦という大役だ。「楽しみな気持ちはない。緊張すると思うけど、そこを乗り越えたい」。午前9時からの全体練習を前に1人でグラウンドへ登場。マウンド付近へ足を運んで静かに佇み大一番へイメージを膨らませた剛腕は「勢いをつけたい。投手だけでなく、スタッフ、野手の皆さんも1年間頑張ってここまでつないでくれた。自分もしっかりつなげるように意識したい」と言葉に力を込めた。

20歳0ヶ月でCS先発勝利なら06年(当時プレーオフ)の日本ハム・ダルビッシュの20歳1ヶ月を抜き最年少となる。「あまり10代はいい思い出がなかった。20代でいい思いをしたい」と佐々木朗。小学3年で東日本大震災を経験し、大船渡では甲子園出場もかなわなかったが、プロでは高卒2年目にして日本一の称号を目指す戦いの輪に加わり、CS初戦の先発を任されるまでになった。

今季は3勝ながら終盤はローテーションに定着。同戦は3試合で防御率1.35と相性はいい。「朗希が楽天をどれだけ最少失点で抑えるか」と井口監督。リーグ2位からの日本一への道のりは、20歳が切り開く。

◇ダルは20歳1ヶ月

04年以降のプレーオフ、CSでの最年少勝利はダルビッシュ(日)が06年PO第2S第1戦で記録した20歳1ヶ月。20歳0ヶ月の佐々木朗(ロ)が勝てば記録更新となるがどうか。なお、ダルビッシュに次ぐ年少記録は大谷(日)が14年CSファーストS第1戦でマークした20歳3ヶ月となっている。

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ロッテ・益田、日本一へ「チーム一丸で戦う」14年ぶり本拠でCSに守護神決意[スポニチ]

リーグ最多の38セーブを記録したロッテの守護神・益田がCS開幕前日の共同会見に出席し「日本一になるチャンスがある。チーム一丸で戦う」と表情を引き締めた。

相手の楽天・石井監督からは「益田投手を出さない展開にしたい」と牽制されて苦笑い。07年以来14年ぶりのCS本拠地開催に向け「勝つことがファンに1番喜んでもらえると思う」と誓った。

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G.G.佐藤氏「別に、僕は清田に裏切られたなんて思ってないよ」、“お蔵入り”懸念された動画も配信[スポニチ]

西武、ロッテなどでプレーした元プロ野球選手で、野球解説者のG.G.佐藤氏(43)が5日、自身のツイッターを更新。5月にロッテから契約解除され、「処分は違法で無効」として損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした清田育宏氏(35)への思いを明かした。

佐藤氏は今年5月にロッテから契約解除された清田氏の練習を手伝うなど、NPB復帰に向け支援。その清田氏は「処分は違法で無効」として球団選手としての地位確認や損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こし、今月4日に第1回口頭弁論が行われた。これを受け、佐藤氏は4日に「ちょっと今から清田に会うわ」とツイッターに投稿し、清田氏と1時間ほど話した後で自身の公式YouTubeチャンネル「GG佐藤トラバースTV」を更新し「これでチャンスがなくなっちゃうのもかわいそうなんで…」などと話していた。

その後もネットを中心に様々な声が上がったが、「これだけやっぱり言おう。別に、僕は清田に裏切られたなんて思ってないよ」と佐藤氏。さらに「かなり悩んだけど、楽しそうに野球の話をする清田を観て欲しくて公開します」と“お蔵入り”を匂わせていた佐藤氏と清田氏によるクライマックスシリーズ展望動画もYouTubeで配信。ツイッターでは「反論したり釈明するよりも、清田が一生懸命野球をしている姿や、夢中で野球の話をする姿を観てもらう努力をし続けようと思いました。やっぱり、野球選手にはそれしかないんだよ」と続けた。

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G.G.佐藤氏、清田氏支援の思いを2600字超の長文でつづる、「切り捨てるだけじゃない社会を」[スポニチ]

元ロッテで野球評論家のG.G.佐藤氏(43)が5日、「note」でブログを投稿。「『どうして清田の手助けなんかするの?』という問いに対する唯一の答え」と題し、元ロッテの清田育宏氏(35)について、2600文字を超える長文で思いを語った。

佐藤氏は今年5月にロッテから契約解除された清田氏のNPB復帰に向け支援。その清田氏は「処分は違法で無効」として、球団選手としての地位確認や損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こし、今月4日に第1回口頭弁論が行われた。このことを受け、佐藤氏は自身のYouTube「GG佐藤トラバースTV」を更新し、清田氏と面会したことを明かし、「これでチャンスがなくなっちゃうのもかわいそうなんで…」などと話していた。

この日の投稿では「動画を出しました。色々な意見がありますが、そのなかでも『清田なんかと縁を切れ。その方がG.G.のためだぞ』的な意見が結構あって、それについて書きたいと思います」として、自身の思いを展開。「確かに、損得で考えれば、清田のサポートをすることは損もあると思います。では、それを承知でなぜ僕が清田を助けるのか。それは、僕自身が2008年の北京五輪で重大な失敗をした経験があるからに他なりません」とつづった。佐藤氏は2008年北京五輪で2度の落球という“世紀のミス”を犯し、4位に終わった戦犯扱いをされた。

「帰国したら大バッシング。本当に死にたいと思ったし、消えてなくなりたいとも思いました」と回顧し、13年後の今も「完全に立ち直ってなんかないし、立ち直ることは今後もきっとない。でも、あの経験があったからこそ、『自分を許す』こと、『失敗した人を許すこと』を心がけるようになったと思います」とつづった。

佐藤氏はトラバース社の副社長として、野球選手のセカンドキャリアを支援してきている。「僕が清田を助けるのは、彼の行動を肯定しているからではありません。彼という人間を許そうと思ったからです」とし「僕の願いは、是が非でも彼をNPBに復帰させることではありません。彼がセカンドキャリアに進む上で、少しでも気持ちの切り替えができるようにしてやりたい」と説明した。

佐藤氏は最後に「想像して欲しいんです。失敗した人間を、全て否定して、ただ切り捨てるだけじゃないやさしい社会を。『G.G.夢見てるんじゃねえ!』って言われるかもしれないけど、それを夢見てる人は、この世界に僕1人ではないと信じています」と結んだ。

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ロッテ中村奨、鳥谷引退会見で花束贈呈、日本一目指せのエールに「気が引き締まった」[スポニチ]

今季から主将を務めるロッテ・中村奨吾内野手が5日、CSファーストSに向け、鳥谷先輩のために日本一を誓った。

この日はZOZOマリンで調整。3日には早大の大先輩である鳥谷が引退会見を開き、花束贈呈のプレゼンター役を務めた。

「勉強になることはたくさんあったし、色々教えてもらい、見て学ぶことも多かった。阪神でずっとやっていた方だったので、まさか同じチームでプレーできるとは思っていなかった」。

先輩からは「日本一を目指して頑張れ!」とのエールをもらい、「より一層気が引き締まった」と振り返る。

2年連続リーグ2位に終わったが「まだ日本一になるチャンスはある」と力を込める。

「後攻だけど、初回の守備からどんどん攻めていけるように、そして次の攻撃もしっかり攻めていけるようにやったら流れは来る」。短期決戦では「先手」が重要になることを口にしていた。

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ロッテ井口監督と楽天石井監督が火花バチバチ!?パCS前日会見で[スポニチ]

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CSファーストステージの初戦を控え、ロッテ・井口監督と楽天・石井監督が共同記者会見を行った。

ともにメジャー経験者で、トレードも活発に行った間柄。互いのチームのイメージを聞かれると−。

井口監督
「投打にバランスがいいチーム。投手力が非常にいいチーム、我々は点を取れていないが短期決戦なのでとにかく点を取って、明日(7日)は朗希でしっかり抑えていければ。石井監督とはメンバー交換のとき、色んな話をして面白いことも言われるので楽しみにしたい。」
石井監督
「ロッテさんは隙のない打線、9人が束になってかかってくる。ロースコアでも試合に勝てるチーム。そこを何とか崩したい。井口監督はいつも凛々しいので、明日はその表情を崩せるように頑張ります。」

両軍指揮官ともキーマンとして先発の佐々木朗、則本を挙げて必勝を期した。

ロッテ2位指名の国士舘大・池田来翔がサヨナラ機に登場も申告敬遠[スポニチ]

ロッテからドラフト2位指名を受けた国士舘大・池田来翔内野手(4年・習志野)が、1−1の9回1死二塁の場面で代打で登場も、申告敬遠で歩かされた。後続が倒れ、チームは1−1で引き分けた。東農大・樋越勉監督は「ドラフト2位で指名された選手。いいバッターなのでね」と話した。

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ロッテ、CSファーストSのロゴボール付きリモート応援チケット発売[スポニチ]

ロッテは11月6日から始まる「2021 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファーストステージの楽天戦(ZOZOマリン)全試合を対象として「2021 パーソル クライマックスシリーズ パ」ロゴボール付きリモート応援チケットの販売を開始した。

リモート応援チケットは来場できない方にも応援している気分を楽しんでもらえるように、観戦グッズや公式ファンクラブTEAM26会員限定のピンバッジ等を特典内容にしたチケット。

詳細は次の通りです。価格:3000円(税込)、送料別途(1020円)、販売期間:対象試合日の午後11時59分までMチケットオンラインにて販売、購入特典:「2021 パーソル クライマックスシリーズ パ」ロゴボール(ボールキューブ付。公式球ではない)、観戦証明書、ピンバッジ(2個、ランダム)、来場ポイント。

球団広報室は「いよいよ明日からクライマックスシリーズがスタートします。ファーストステージを勝ち抜き、ファイナルステージを突破して日本シリーズに進出し日本一を目指していきますので、球場に来られる人も来られない人も熱い、熱い応援宜しくお願いします」とコメントしている。

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ロッテ朗希、20歳の誓い!CS初戦登板へ「チームの思いを背負って投げたい」[スポニチ]

6日から開幕する楽天とのCSファーストステージ初戦(ZOZOマリン)に先発するロッテ・佐々木朗希投手が囲み取材に応じた。

登板前日の心境について「1年間、チームが勝ち続けてCS進出を決めたので、その思いを背負いながら投げたい」と明かした。

初戦の大役を任された。「勢いをつけられたらいいと思うし、次に投げる投手も頼りになる投手なので、しっかりとつなげるように投げたい」と2戦目の先発・小島にいい形でバトンを託す意気込みだ。

3日は20歳のバースデーだった。「(同期の)横山だけ誕生日を覚えてくれていた。あんまり10代にいい思い出がなかったので、20代でいい思い出をつくりたい」と笑い、成人となって初登板をいい形で飾るつもりだ。

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佐々木朗希が先陣、ロッテ悲願の日本一へパ・リーグ最年少CS開幕投手[報知]

16年ぶりのリーグVを逃して2年連続2位となったロッテは、悲願の日本一へ6日から楽天とのクライマックスシリーズ・ファーストステージに挑む。その大事な初戦を任されたのは高卒2年目右腕・佐々木朗希。今年5月に1軍デビューし、今季3勝(2敗)と成長を遂げた右腕の投球に注目だ。

3日に20歳の誕生日を迎えた佐々木朗。20歳0ヶ月でプレーオフ、CS初戦先発は06年第2ステージのダルビッシュ(日本ハム)の20歳1ヶ月、14年第1ステージの大谷(日本ハム)の20歳3ヶ月などを抜き、パ・リーグ最年少。両リーグでも13年第1ステージの藤浪(阪神)の19歳6ヶ月に次ぐ2番目と大抜擢となった。

佐々木朗は今季11試合に登板して3勝2敗、防御率2.27。8月28日の楽天戦(楽天生命)では5回3安打無失点で勝ち投手、9月10日の楽天戦(ZOZO)では勝ち星つかずも、自己最長の8回を投げて2安打2失点9奪三振の好投。10月7日の楽天戦(ZOZO)では7回4安打2失点など、今季楽天には3試合1勝0敗、防御率1.35と好相性を誇る。

当初は10月30日のレギュラーシーズン最終戦で登板予定だったが、27日の楽天戦(楽天生命)に敗れて2年連続の2位が決定。次なるCSへと調整に専念するために登板は回避となった。23日の日本ハム戦(ZOZO)では6回2失点、自己最多の11奪三振と圧倒的な投球を披露するなど状態は良く、後半戦防御率は1.22と安定感抜群。優勝争いに欠かせない存在となった。井口監督も「1番安定して投げてくれているし、やっぱり初戦を取る大事さというのはある。こういうところでしっかり投げてくれると思う」とCSファーストステージの初戦起用の理由を話しており、期待に胸を膨らませた。

ルーキーイヤーの昨季は体作りに専念し、実戦登板はなしに終わったが、今季は11試合に登板するなど急成長。前半戦は登板後に抹消の中10日程度で調整を行ってきたが、後半戦は中6日の調整もなんなくこなし、「最初に比べたら間隔的なところもメンタル的なところも慣れてきて成長はしてるなと思う」と佐々木朗自身も手応えを感じていた。球速も現在1軍公式戦最速は158キロ。今春の石垣島キャンプで行われたシート打撃から約10キロも上がるなど、球威もレベルアップした。さらに10月14日のオリックス戦(京セラドーム)では球団51年ぶりとなる優勝マジック点灯に貢献するなど、「令和の怪物」の片鱗を示し始めている。

チームは惜しくも16年ぶりのリーグ優勝を逃したが、日本一になるチャンスは残っている。20歳右腕の後に控えるのは今季キャリアハイの10勝を挙げた左腕・小島と経験豊富な右腕・石川。まずはファーストステージを勝ち抜き、オリックスとのファイナルステージへとつなぐことが必須。悲願の日本一へ、パ・リーグ最年少CS開幕投手がチームの先陣を切る。

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「鳥谷さんのために」主将・中村奨吾、チーム一丸で臨む…6日CS第1ステージ初戦[報知]

ロッテの井口資仁監督(46)と益田直也投手(32)が5日、ZOZOマリンで行われたCS第1S開催前日共同記者会見に出席。楽天の先発・則本昂には今季4試合で5得点と苦戦中だが、指揮官は「点が取れていないけど、短期決戦なのでとにかく点を取って。初回からエンジンをかけていきたい」と、則本昂攻略に挑む。

今季38セーブで最多セーブの守護神・益田は「ファンの方に喜んでもらえるようなプレーを。勝つことが1番喜んでもらえるので、しっかり勝てるように」。主将の中村奨は「初戦が大事なので勢いに乗っていきたい。数え切れないほど色んなことを教わった鳥谷さんのためにという思いもある」と、3日に18年の現役生活にピリオドを打ったレジェンドのためにも、チーム一丸となって戦う。

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CS開幕投手・佐々木朗希“完投OK”で初戦に挑む、井口監督「投げ切れるなら投げさせたい」[報知]

11年ぶりの日本一へ、ロッテの佐々木朗希投手(20)が“完投OK”で6日のCS第1S(ZOZO)の初戦に挑む。

取材に応じた井口監督は「基本的には、もう投げ切れるんだったらしっかりと投げさせたい。そこは球数含めてだけど、何よりも勝つことが1番なので」と強調。後半戦防御率1.22と抜群の安定感を誇る右腕を、完投も視野に入れながら起用することを示唆した。

レギュラーシーズン最後の登板となった10月23日の日本ハム戦(ZOZO)から中13日での登板。前半戦は登板後に抹消し、中10日程度で調整を繰り返してきた。後半戦は中6日登板まで段階を上げ、23日の同戦では6回92球2失点(自責0)で自己最多の11奪三振と安定感をつけた。対戦する楽天には、今季3戦1勝無敗で防御率1.35と好相性を誇り、指揮官は「後半戦が始まって1番安定しているし、チームを勢いづけてくれる選手。朗希が楽天打線をどれだけ最少失点で抑えてくれるかに限る」と勝ち上がりのキーマンにも指名した。

本拠地でキャッチボールなど最終調整を行った朗希は「今年投げる時は、ここ(CSで投げる)まで描けなかったのでびっくり。1年間チームが勝ち続けてCS進出を決めてくれたので、しっかりその思いを背負いながら。自分から攻められるように頑張りたい」と誓った。

3日に20歳の誕生日を迎え、練習後には報道陣から似顔絵ケーキで祝福された。「10代はあまりいい思い出はなかったので、20代でいい思い出がつくれるように頑張ります」。20歳0ヶ月でのCS第1S初戦登板はパ・リーグ最年少。20歳最初の登板を念願の本拠地初勝利で飾り、悲願の日本一へ“開幕投手”としてロッテを引っ張る。

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佐々木朗希、6日のCS初戦登板へ「思いを背負いながら」[報知]

6日から始まる楽天とのCS第1ステージ初戦に登板するロッテの佐々木朗希投手が5日、ZOZOマリンで最終調整を行った。

登板が前日に迫り、「1年間、チームが勝ち続けて、クライマックスシリーズ進出を決めてくれたので、しっかりその思いとか背負いながら投げたいなと思います」と意気込んだ。

今季5月に1軍デビューを果たし今季11試合に登板。チームの優勝争いに欠かせない存在となり、球団51年ぶりとなる優勝マジック点灯にも貢献した。「ピッチャーだけじゃなくてスタッフも含めて。野手の皆さんも1年間頑張ってここまでつないでくれたので、そこを自分もしっかりつなげるように意識しています」。

悲願の日本一へ、高卒2年目右腕が先陣を切る。

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佐々木朗希20歳の誕生日を報道陣で祝福「1番欲しいのは車」[報知]

ロッテの佐々木朗希投手が5日、20歳の誕生日を記念し報道陣からケーキで祝福された。

3日に20歳の誕生日を迎えた右腕。ZOZOマリンでの練習後の取材中にケーキが登場すると思わず笑みがあふれた。ホワイトチョコのプレートに描かれた自身の似顔絵には「全然似てないです」と恥ずかしそうに笑いながらも「10代はあまり良い思い出がなかったので、いい20代にしたいと思います」と誓った。

今1番欲しい物は何かを聞かれると、しばらく考えた後に「車ですかね」と回答。

佐々木朗は6日から始まる楽天とのCSファーストステージ初戦に登板が決まっており、この日はキャッチボールなどで汗を流した。

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CS楽天戦を対象にロゴボール付きリモート応援チケットを販売[報知]

ロッテは5日、ZOZOマリンで行われる「2021 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファーストステージ全試合を対象とし、ロゴボール付きリモート応援チケットの販売を開始したことを発表した。

価格は3000円(税込み)で別途送料1020円。販売期間は対象試合日の午後11時59までMチケットオンラインで販売する。購入特典は「2021 パーソル クライマックスシリーズ パ」ロゴボール(公式球ではない)、観戦証明書、ピンバッジ(2個でランダム)、来場ポイントなど。

球団広報室は「いよいよ明日からクライマックスシリーズがスタートします。ファーストステージを勝ち抜き、ファイナルステージを突破して日本シリーズに進出し日本一を目指していきますので、球場に来られる人も来られない人も熱い応援よろしくお願いします」とコメントした。

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ロッテ・佐々木朗、パCS最年少初戦先発星だ、20歳3日での大役「期待に応えたい」[デイリー]

ロッテの佐々木朗希投手(20)が5日、先発するCSファーストS第1戦に向けて、ZOZOマリンスタジアムで最終調整。11月3日の誕生日で大人の仲間入りを果たした右腕は20代初登板で、勝利に導く快投を誓った。

20歳と3日という若さで初の大役を託された。CS初戦先発は日本ハム時代のダルビッシュの20歳3ヶ月を抜き、パ・リーグ最年少となる。「楽しみな気持ちはない。緊張すると思うけど、しっかり乗り越えられるように。チームの勝利だけを考えて、頑張りたい」と意気込んだ。

高卒2年目の若さながら、今やエース級の存在だ。「後半戦、1番安定している。チームの勢いをつけてくれる」とは井口監督。5月16日・西武戦でプロ初登板を果たした。後半戦防御率は1.22と着実に成長している。今月初め、吉井投手コーチから告げられ「びっくりした。今年はCS登板まで描けなかった。何とか期待に応えたい」と佐々木朗。楽天戦は先発3試合で1勝0敗、防御率1.35。相性の良さも買われての抜擢だ。

10代を振り返り「楽しい思い出もありましたけど、苦い思い出が多かった。ここからしっかりといい20代にします」。厳しいトレーニングを経て今季の成長につなげた若き右腕が、ファーストS突破への道を切り開く。

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G.G.佐藤氏「清田に裏切られたなんて思ってないよ」ロッテ提訴問題で[デイリー]

西武、ロッテでプレーしたG.G.佐藤氏が5日、ツイッターを更新。「これだけやっぱり言おう。別に、僕は清田に裏切られたなんて思ってないよ」とつぶやいた。

前日4日、5月にロッテを契約解除となった元選手の清田育宏氏が球団を提訴していたことが報道された。この話題にネットが炎上し、ロッテ退団後に手を差し伸べていた佐藤氏を思いやる声が噴出していた。

佐藤氏は自身のYouTubeチャンネル「トラバースTV」に清田氏と野球談議をしている動画を新規投稿。「反論したり釈明するよりも、清田が一生懸命野球をしている姿や、夢中で野球の話をする姿を見てもらう努力をし続けようと思いました。やっぱり野球選手にはそれしかないんだよ」とした。

佐藤氏は4日に投稿したYouTubeチャンネル「トラバースTV」でも清田氏が提訴していた事実を知っていたことを明かし、一部で理解も示していた。この日はブログでも「僕が清田を助けるのは、彼の行動を肯定しているからではありません。彼という人間を許そうと思ったからです。清田に対する筋の通った批判も、ただの誹謗中傷もたくさん見てきました。好きな球団に汚点を残した清田を許せない気持ちは分かる。でも、彼にも養うべき家族がいるし、人生があるのです」と手を差し伸べる理由を語った。

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ロッテ・井口監督、地の利生かす「ファンの応援が後押しになる」[デイリー]

ロッテの井口監督は5日、CSファーストステージの楽天戦を翌日に控え、先手必勝で勝ち抜くプランを明かした。

10年の下克上日本一を経験している指揮官。CSの戦い方について「初回からしっかりとみんなでやっていきたい。とにかく先手先手でいけたら」。先制点を奪い、勝利につなげる覚悟を示した。

本拠・ZOZOマリンスタジアムでのCS開催は07年以来。マリーンズファンの声援を受けられることを歓迎する。「ファンの応援が後押しになる。最大の味方がいますので、フルにみんなパワーにして戦っていけたら」と歓迎。大きな手拍子応援を背に勇気をもらいながら戦う。

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セ・パCS、6日に開幕菅野、佐々木朗らが先発[デイリー]

プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)は6日にセ、パ両リーグともにファーストステージ(3試合制)が開幕する。セはレギュラーシーズン2位の阪神が甲子園球場に3位巨人を迎え、パは2位ロッテが3位楽天とZOZOマリンスタジアムで対戦する。セは新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨季は実施しなかったため、2年ぶりの開催。

5日は各チームが調整し、第1戦の予告先発はセが阪神の高橋と巨人の菅野、パはロッテの佐々木朗と楽天の則本昂と発表された。

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ロッテ・中村奨、鳥谷に誓う日本一、早大の大先輩、激励受け「気が引き締まった」[デイリー]

ロッテの主将・中村奨吾内野手が5日、クライマックシリーズ(CS)ファーストステージに向けてZOZOマリンスタジアムで調整。今季限りで現役引退した鳥谷敬内野手のためにも、日本一奪取を目指すと意気込んだ。

鳥谷は早大の大先輩であり、内野手の手本としてきただけに特別な存在。引退会見後には花束贈呈役も務めた。3日の練習後、鳥谷からは「日本一を目指して頑張って」と激励され「しっかり頑張って欲しいという言葉を頂いてより一層、気が引き締まった」と決意を新たにした。

2年間、同じチームでプレーしたことは大きな財産となった。「勉強になることはたくさんありましたし、色々教えてもらいましたし、見て学ぶことも多かった。まさか阪神でずっとやられていた方が、まさか同じチームでプレーできるとは思っていなかったのですごく勉強になりました」。

4年連続フル出場したキャプテンはCSを勝ち抜くために「後攻ですが、初回の守備からどんどん攻めていけるように、そして次の攻撃もしっかり攻めていけるようにやっていけたら流れはくる」と力を込めた。

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G.G.佐藤氏「どうして清田の手助けを?」に対する思いとは−重なる「世紀の落球」[デイリー]

西武、ロッテなどでプレーしたG.G.佐藤氏が5日、「note」で自身のブログを更新。「『どうして清田の手助けなんかするの?』という問いに対する唯一の答え」と題して元ロッテの清田育宏氏について語った。

佐藤氏は、5月の清田氏のロッテ退団後に手を差し伸べ、練習場を提供、自主トレを手伝ってきた。4日に投稿したYouTubeチャンネル「トラバースTV」では、清田氏が「契約解除は違法で無効」と球団を提訴したことを受けて、本人と面会したことを明かし、一部で理解も示した。

この日の投稿では、前日の投稿を受けて「『清田なんかと縁を切れ。その方がG.G.のためだぞ』的な意見が結構あって、それについて書きたいと思います」として、自身の思いを述べた。

「確かに、損得で考えれば、清田のサポートをすることは損もあると思います」と前置きした上で「では、それを承知でなぜ僕が清田を助けるのか。それは、僕自身が2008年の北京五輪で重大な失敗をした経験があるからに他なりません。」と明かした。

メダルを逃した北京五輪では、佐藤氏は準決勝韓国戦でトンネルと落球の2失策、米国との3位決定戦では落球。「世紀の落球」を含む計3失策で戦犯扱いされた。

佐藤氏は当時を「帰国したら大バッシング。本当に死にたいと思ったし消えてなくなりたいとも思いました。」と振り返り、それから13年を経て「完全に立ち直ってなんかないし、立ち直ることは今後もきっとない。でも、あの経験があったからこそ、『自分を許す』こと、『失敗した人を許すこと』を心掛けるようになったと思います」と心境を綴った。

その上で、「僕が清田を助けるのは、彼の行動を肯定しているからではありません。彼という人間を許そうと思ったからです。清田に対する筋の通った批判も、ただの誹謗中傷もたくさん見てきました。好きな球団に汚点を残した清田を許せない気持ちは分かる。ヘイト感情もあるでしょう。でも、彼にも養うべき家族がいるし、人生があるのです」と手を差し伸べる理由を語った。

佐藤氏は現在、測量調査などを行うトラバース社の副社長として元野球選手を受け入れている。その思いを「セカンドキャリアに進む上で、少しでも気持ちの切り替えが出来るようにしてやりたい」と記している。

ブログの最後には、昨今のSNSでの誹謗中傷問題にも触れた上で「想像して欲しいんです。失敗した人間を、全て否定して、ただ切り捨てるだけじゃない社会を。『G.G.夢見てるんじゃねえ!』って言われるかも知れないけど、それを夢見てる人は、この世界に僕1人ではないと信じています。」と結んでいる。

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ロッテ・佐々木朗希「チームの思い背負って投げたい」リーグ最年少CS初戦先発[デイリー]

ロッテ・佐々木朗希投手が5日、代表取材に応じた。楽天とのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第1戦(6日・ZOZOマリンスタジアム)での先発を前に、重圧を乗り越え、無失点でリリーフにつなぐ決意を込めた。

登板前日のこの日は、キャッチボール、ランニングなどで調整。「1年間、チームが勝ち続けて、クライマックスシリーズ進出を決めてくれたので、しっかりとその思いを背負いながら投げたい」と力を込めた。

3日に20歳の誕生日を迎えた。20歳と3日でのCS初戦先発は日本ハム時代のダルビッシュの20歳3ヶ月を抜きパ・最年少となる。「緊張はすると思うんですけど、そこをしっかり乗り越えられるようにしたいなと思います」と静かに意気込みを語った。

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ロッテがCS特典付きリモート応援チケット販売開始[デイリー]

ロッテは5日、ZOZOマリンスタジアムで6日から始まるクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージの楽天戦全試合を対象としてロゴボール付きリモート応援チケットの販売を開始したと発表した。

リモート応援チケットはZOZOマリンスタジアムに来場できないファンに気分をより一層楽しめるように、観戦グッズや公式ファンクラブTEAM26会員限定のピンバッジなどを特典内容にしたチケットとなっている。

詳細は次の通り。

ロッテ広報室は「いよいよ明日からクライマックスシリーズがスタートします。ファーストステージを勝ち抜き、ファイナルステージを突破して日本シリーズに進出し日本一を目指していきますので、球場に来られる人も来られない人も熱い、熱い応援宜しくお願いします」とコメントした。

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清田氏、ロッテを提訴 契約解除は「違法で無効」、球団側「コメントは控える」[デイリー]

新型コロナウイルス禍で不要不急の外出をしたことなどを理由に、ロッテから契約を解除された清田育宏氏(35)が「処分は違法で無効」として、球団選手としての地位確認や計約9700万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしたことが分かった。4日の第1回口頭弁論で球団側は請求棄却を求めた。

清田氏側は、球団のルールは外出の自粛を求めたものだとして「外出禁止は定められていなかった」と指摘。労働組合の日本プロ野球選手会が清田氏の処遇などの協議を望んだのに球団が応じず、一方的に契約を解除したのは「解雇権の乱用だ」と主張している。

その上で「不当な処分の影響で他球団と契約できず、プロの選手生命を断たれたと言っても過言ではない」としている。

訴状によると、清田氏は昨年9月、遠征先の札幌で女性と会食をし、球団に事実と異なる説明をした。その後、チームで新型コロナの集団感染が判明。清田氏も陽性となり、球団は今年1月、無期限謹慎処分とした。

5月1日に処分は解除されたが、その後、女性と複数回外出をしたことが発覚。球団は同23日、チームへの背信行為に当たるなどとして選手契約を解除したと発表した。

ロッテは「係争中のためコメントは控える」としている。

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ロッテに心強いデータ?日曜7連勝中、楽天戦は今季6回終了時にリードしていれば10勝0敗[BASEBALL KING]

◇楽天戦に強い投手が多い!

6日からクライマックスシリーズがスタートする。2位のロッテは本拠地・ZOZOマリンスタジアムで、3位・楽天とファーストステージを戦う。

先に2勝した方がファイナルステージの切符を掴むことができるファーストステージ。土曜日の第1戦に勝利すれば、日曜日は8月29日の楽天戦に1−0で勝利してから引き分けを挟んで現在7連勝中だ。何としても初戦に勝利して勢いに乗りたい。

ロッテは今季、楽天戦に15勝9敗1分と大きく勝ち越し、7月3日の試合から9月12日の試合にかけて対楽天戦9連勝した。

特に楽天戦は6回終了時点でリードしていた試合は10勝0敗と、1度も負けなかった。先制点を奪い、主導権を握る展開に持ち込みたい。ロッテ投手陣の楽天戦の対戦成績をみると、佐々木朗希が3試合・20イニングを投げて1勝0敗、防御率1.35で、マリンで先発した楽天戦の2試合はいずれも7イニング以上を投げ、9月10日の試合では8回を2安打9奪三振2失点の好投を見せた。

小島和哉は楽天戦、7試合に先発して3勝2敗、防御率3.11ではあるが、後半戦は楽天戦に3試合・24イニングを投げて2勝0敗、防御率0.75。ZOZOマリンでは9月11日の試合で、プロ初完投勝利を挙げている。ちなみに小島は現在日曜日の登板は自身7連勝中だ。

リリーフ陣も国吉佑樹が4試合に登板して防御率0,00、佐々木千隼は10月27日の試合で同点の8回に決勝打を浴びたが、勝利の方程式で投げるようになった6月後半から楽天戦で許した失点はこの1試合だけ。守護神の益田直也も球団別では今季最も多い7セーブを挙げた。

さらに唐川侑己も5試合・5イニングを投げ、許した安打はわずかに1本のみで、打点王の島内宏明に対しては3打数0安打と完璧に抑え込んだ。比較的に楽天戦に相性の良い投手が多い印象だ。

◇荻野、レアードが楽天キラー!

打線も楽天戦のチーム打率.263と、パ・リーグの対戦別では最も高いチーム打率だ。

不動のリードオフマン荻野貴司は打率.354(99−35)、3本塁打、11打点、3盗塁、2番や3番を打つことが多かった中村奨吾も打率.356(87−31)、4本塁打、15打点、中軸を打つレアードも打率.326(92−30)、9本塁打、27打点と、打線の軸となる3人が楽天戦に強いのは好材料だ。

楽天戦では荻野が出塁して、レアードで還すということが多く、10月3日の試合では先発・田中将大に対し、初回荻野がライト前安打で出塁すると、1死後、中村の左安でチャンスを広げレアードが先制の適時打を放った。10月27日の試合でも先発・則本昂大から1番・荻野がライト前安打を放ち、2死二塁からレアードが先制の適時二塁打。

打線の状態が落ちた9、10月以降の試合で、荻野がチャンスメイクし、レアードが還すという形ができていたのは心強い。

不安点があるとすれば、10月以降4試合楽天と対戦しているが、4試合で奪った得点がわずかに6点しかないこと。10月3日の試合は小島が完封勝利を収め勝利しているが、そのほかの3試合は敗れている。レアードが還したあと、もう一押ししたい。ただ楽天には好投手が多く、冒頭にも述べたように先取点を奪い、そのリードを投手陣で逃げ切るというのが理想的だろう。

ロッテ目線でいえば良いデータばかりが並ぶが、短期決戦は何が起こるか分からない。目の前の試合に勝利し、オリックスが待つファイナルステージへと駒を進めたい。

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ロッテ活躍の裏に“噛む力”あり?!勝利を掴み取るため特別ムービー公開[BASEBALL KING]

◇ロッテの好調を支える“噛む力”とは?

“噛むこと”にフォーカスし、1948年の創業以来ガムをつくり続けてきた株式会社ロッテは、クライマックスシリーズ出場を決めた千葉ロッテマリーンズが勝利を掴み取るためのスペシャルムービーを制作・公開した。

同社は2018年から「噛むこと研究部」を設立。様々な自治体や研究機関・企業と連携し、“噛むこと”を通じて世の中への貢献、最適な“噛む”を提供することで力になるという思いを掲げて活動してきた。

活動の一環としてアスリートサポートも行っており、2019年からロッテとJリーグの川崎フロンターレをサポート。東京歯科大学スポーツ歯学研究室教授であり、日本スポーツ協会公認スポーツデンティストでもある武田友孝教授が監修したトレーニングガムの提供をしている。

トレーニングガムは選手の噛合力に合わせて、硬さや好みに応じた形状、フレーバーをカスタマイズしたものを提供。専用ガムがベンチ内にも常設されている。

ガムの作製に協力した中村奨吾は、「普段からウォーミングアップや練習の合間などにガムを噛んでいます。噛むことで、心身ともにリフレッシュできますね。試合において最も重要なのが、普段通りのプレーをすることです。試合中にガムを噛んでいると、自分の中でリズムができます」と効果を感じているようで、「今シーズンもいよいよクライマックスです。投打と攻守、若手とベテラン、そしてチームとファンが<噛み合う力>で一体となって突き進みましょう」と、意気込みを示している。

プロジェクトの中心人物の武田教授も、「咀嚼能力を整えるのにはそれなりに時間がかかります。今年、噛むこと取り入れておおよそ3年が経過する川崎フロンターレと千葉ロッテマリーンズが好成績を収めているのは、偶然ではないかもしれないですね」と、2021年に好成績をおさめたチームの原動力の1つに“噛む力”の存在があると自信のコメントを残している。

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ロッテ・佐々木朗希の実力を解説者5人が分析。「プロ2年目の大谷翔平より明らかにすごい」[Sportiva]

ロッテ2年目の佐々木朗希が11月6日から始まるクライマックス・シリーズ(CS)ファーストステージの初戦に登板する。今シーズンは11試合の登板で、3勝2敗、防御率2.27の成績を残し、とくにシーズン終盤は圧倒的なパフォーマンスを披露した。はたして、「令和の怪物」の実力はいかに?気鋭の評論家5人に聞いてみた。

◇内竜也氏(元ロッテ)

あれだけの身長があって、手足も長くて、普通なら自分の身体をコントロールするのに苦労するものですが、佐々木くんにはそのイメージがありません。しっかり使いこなせています。まだ7、8割の力で投げていると思うのですが、それでも150キロを超えるストレートを投げるのですから、とんでもない投手です。

ストレートの速さはもちろんですが、フォーク1つとってもカウントを取りにいくのと、空振りを取りにいく球を使い分けている。ダイナミックな投球フォームゆえ大胆なイメージがありますが、ピッチングはとても繊細。ピッチングだけなら、プロ2年目の大谷翔平選手(エンゼルス)よりも明らかにすごいと思います。

来年は開幕からローテーション投手として、1年間投げることが求められます。何勝という目標よりも、まずは1年を通して投げきること。そうすれば自ずと勝ち星はついてくるでしょう。とにかく、まだ成長途上ですし、どんな投手になっていくのか楽しみでしかありません。

◇岩本勉氏(元日本ハム)

今シーズン、成績こそ3勝2敗とこれといって目立った数字は残していませんが、内容は圧巻のひと言です。球持ちが素晴らしく、角度がある。ストレートはわかっていても攻略が難しく、間違いなく12球団トップクラスです。そのストレートがあるから変化球も生きてくる。しかも変化球の精度も高く、バッターは的を絞れない。打ち込まれるイメージが湧きません。

ピッチングに関しては、今のまま続けていけば大エースになります。あとは経験だけ。だからこそ、今回CSで投げるというのは佐々木くんにとってすごくいいこと。ここで素晴らしい投球をすれば自信にもなるでしょうし、あと2、3年もすれば名前だけで相手を圧倒できる投手になっているでしょうね。

◇吉見一起氏(元中日)

鳴り物入りで入団しましたが、正直、最初は「そこまですごいかな…」という印象だったのですが、今年のピッチングを見て、やっぱり怪物だと。とにかくストレートが強いから、コーナーギリギリを狙わなくてもストライクゾーンにさえいけばファウルを取れる。これはピッチャーとして大きな武器です。

さらに佐々木くんはカットボール、フォークといった変化球もよく、全ての球種がカウント球にも勝負球にもなる。だから、例えば1つのボールの調子が悪くても、ほかの球種で勝負できる。ピッチングに幅がありますから、バッターにしてみれば打ち崩すのは困難でしょうね。

将来的に身体はまだまだ大きくなるでしょうし、ボールの質もさらに上がっていくと思います。個人的には、体格、ピッチングスタイルも含め、大谷翔平選手のようになるのではないかと思っています。

◇田中幸雄氏(元日本ハム)

以前は不安定な投球もあったのですが、今シーズン、とくに後半戦のピッチングは圧巻でした。おそらく体幹が強くなったことでフォームが安定し、コントロールもよくなった。自滅するイメージが浮かばなくなりました。

彼の魅力は何といってもストレート。常時150キロを超える投手なんてなかなかいないですからね。それだけでも貴重ですが、腕が長く、ホーム寄りの位置でリリースできるから打者はタイミングが取りづらく、想像以上に手元でボールが伸びていると思います。

イメージとしては、全盛期の伊良部(秀輝)に近い。ストレートが速く、フォークのキレも一級品。しかも伊良部よりもコントロールは安定しているので、打者にとっては厄介な投手です。近い将来、チームはもちろん、球界を代表する投手になるのも時間の問題でしょう。

◇藤田宗一氏(元ロッテなど)

昨年よりも身体が強くなったことで、コントロールがよくなり、勝負どころでギアを上げたり、ピッチングに緩急をつけることができるようになった。すごくマウンドで落ち着きを感じます。

ストレートの球速自体はそこまで大きく変わった訳ではありませんが、キレが増した分、バッターは表示速度以上に速く感じていると思います。ストレートだけでなく、変化球でもしっかりストライクを取れるようになり、不利なカウントになっても慌てるところがない。隙がなくなってきましたよね。

ピッチャーは、ストライクをほしがるとどうしても腕の振りが緩んでしまうのですが、それがない。自信満々に投げていますよね。ロッテは佐々木くんのような本格派が少ないので、チームにとってとても貴重な存在。とにかくケガなく、大きく育って欲しいですね。

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