わたしはかもめ2021年鴎の便り(11月)

便

11月8日

ロッテ佐々木朗希、中6日でCS第4戦へ、対オリックス防御率1.64[ニッカン]

163キロ右腕は第4戦に備える。ロッテが、オリックスとのCSファイナルステージ(京セラドーム大阪)に向けて大阪入り。

6日のファーストステージ楽天戦で先発した佐々木朗希投手について、井口資仁監督は「まあまあ、中6日になると思います。(コンディションの)報告を受けてから」と話し、体調に問題がなければ13日に先発させる可能性が高いと明かした。

佐々木朗は楽天との初戦を6回1失点と好投。プロ入り後実戦最速の159キロ、2ケタ三振を奪う内容に、指揮官は「エースに近い投球」とたたえていた。1ヶ月前には1軍で初めて中6日登板を経験。その10月14日にオリックス打線を6回5安打無失点に封じ、チームに51年ぶりの優勝マジックを点灯させた。対オリックスは2試合、計11回で防御率1.64と安定しており、相性も申し分ない。

10日の初戦は、ファーストステージが第3戦までもつれた場合に先発予定だった石川が濃厚。シーズン終盤からリリーフ待機していた岩下も先発調整に戻っており、ファイナルステージでのスターター起用が有力になっている。日本シリーズ進出には4勝が必要。下克上へ、一気にたたく。

ページトップ

日本シリーズのタイブレーク、通算記録に反映なしもMVP表彰の選考対象[ニッカン]

日本野球機構(NPB)は8日、理事会と実行委員会を開いた。

20日開幕の日本シリーズで30日の試合で決着が着かない場合に行われるタイブレークについて、通算記録などには反映しないが、MVPなど表彰の選考対象とすることを確認した。支配下選手への参稼報酬期間は30日までで12月に試合はできないが、タイブレークが深夜に及び、日付が12月1日に入った場合について、井原事務局長は「許容範囲ということで選手会にもご理解をいただこうと思っています」と話した。またトライアウトは12月8日に関東(非公表)で無観客で開催することも決まった。

ページトップ

ロッテ、CSファイナルステージ進出決めた瞬間の動画3.9万回再生と好評[ニッカン]

ロッテが公式YouTubeチャンネルに7日夜にアップした、CSファイナルステージ進出を決めた瞬間の動画が好調だ。

ベンチの様子などを撮影したもので、7日午後8時から8日午後4時までで再生回数は3万9000回。視聴者からは「勝ちゲームの試合後の雰囲気を感じられるのはいいね」「ナイスアングル」「涙出た」「日本シリーズまでぶっちぎれ」「大阪に行く。我慢できない」など96件のコメントが寄せられた。

6日にアップした「パーソル CS・パでサヨナラタイムリー!劇的勝利にカメラが接近」動画は5万回、「パーソル CS・パ 初先発の佐々木朗希がスタンドに発見したものとは…」は7万1000回再生されている。

ページトップ

ロッテ・佐々木朗希、中6日解禁!CSファイナルS第4戦勝ち抜けば日本Sも開幕投手[サンスポ]

クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージを勝ち上がったロッテが8日、佐々木朗希投手(20)を中6日で13日のCSファイナルステージ第4戦、さらに再び中6日で20日の日本シリーズ第1戦に先発起用する方針を固めたことが分かった。コンディション次第ながら、井口監督が「中6日になると思います」と明言した。

佐々木朗は楽天とのファーストステージ第1戦に先発し、6回を4安打1失点(自責点0)。プロ入り最速の159キロをマークし、10奪三振でCS史上最年少2桁奪三振も記録した。これで10月以降は4試合計25回で自責点1の防御率0.36。大舞台でも抜群の安定感を継続する高卒2年目右腕を、指揮官は「エースに近い投球。そういう星の下に生まれてきたと思う」と評する。

佐々木朗の中6日登板はレギュラーシーズンで1度しかないが、ポストシーズンではそのリミッターを解除。日本シリーズ開幕戦先発で勝利投手となれば、1957年の稲尾和久(西鉄)の20歳4カ月を抜くシリーズ史上最年少記録。稲尾は翌58年の巨人との同シリーズで3連敗後の第4戦から4連投4勝し、「神様、仏様、稲尾様」と呼ばれた。まさにロッテファンも、「神様、仏様、朗希様」との思いで日本一の夢を託す。

京セラドームでの9日の全体練習に備え、佐々木朗はこの日、大阪入り。球団公式ツイッターに「大阪でも頑張ります!」と投稿した。

データBOX
今月3日に20歳の誕生日を迎えたロッテ・佐々木朗は日本シリーズ開幕戦時点での年齢が20歳0カ月。シリーズ開幕戦の最年少先発は1987年の巨人・桑田真澄の19歳6ヶ月で、パでは52年の南海・大神武俊と54年の西鉄・西村貞朗の19歳11ヶ月。先発勝利に限れば、57年の西鉄・稲尾和久(9回9安打2失点、11奪三振)の20歳4ヶ月が最年少。勝てば、シリーズ開幕戦の最年少先発勝利となる。

ページトップ

ロッテ・ハーマンが米国に帰国[サンスポ]

ロッテは8日、ハーマンが成田空港から米国に帰国したと発表した。今季は45試合に登板して1勝1敗、防御率5.19だった。

ページトップ

来季は制限撤廃が目標、オーナー会議で報告へ[サンスポ]

日本野球機構(NPB)の理事会と12球団による実行委員会が8日、オンラインで開かれ、来季は観客数制限なしでの開催を目指すという方針を22日のオーナー会議で報告することを決めた。

政府が1日に大規模イベントの入場制限を緩和したことを受け、現在は定員の50%を上限とした上で、一部の試合では新型コロナウイルスワクチン接種済証などを活用した行動制限緩和のための技術実証としてさらに多くの観客を入れている。

また、日本シリーズが30日の試合を終えて決着しなかった場合に実施するタイブレークについて、表彰選手の選考材料とはするが通算成績には加算しないことを確認した。

ページトップ

日本シリーズのタイブレークは通算個人成績に加算せず[サンスポ]

日本野球機構(NPB)と12球団による実行委員会が8日、オンラインで開かれ、日本シリーズで30日にタイブレーク制による試合が行われた場合、最高殊勲選手(MVP)など表彰の対象に含むものの、シリーズの通算個人成績には加算しないことを確認した。

今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮し、クライマックスシリーズ、日本シリーズともに当初の日程から1週間繰り下げられた。

日本シリーズは20日に開幕するが、引き分け、天候などによる中止で30日にもつれ込む可能性がある。勝敗がタイで並んだ場合は11月中の決着を目指し、30日の試合終了直後に無死一、二塁からのタイブレーク制を導入して日本一を決めることになっている。

ページトップ

ロッテD2位指名の国士舘大・池田来翔が最終戦で4打数1安打、「今までにない感覚で打てた」[サンスポ]

ロッテからドラフト2位指名された国士舘大・池田来翔(らいと)内野手(4年)が、大学生活最後の試合に「4番・二塁」で先発出場。4打数1安打に終わった。

「やり切った思い。この試合に関しては自分の持っているものを全て出した。今までにない感覚の打ち方ができた」。

6回の第3打席。140キロの内角直球を「体重移動をなるべく小さく、思いきり振ることを意識した」とコンパクトにフルスイングすると、打球は中堅フェンス直撃の二塁打となり、リーグ戦では6試合ぶりにHランプを灯した。

180センチ、95キロの強打が魅力の大型二塁手。ロッテの二塁には全143試合に出場し、打率.283を残した中村奨がおり「やわらかくてシュアな打撃で自分の目指しているスタイル。軽く振ってスタンドに届かせる部分は学んでいきたい」と弟子入りを志願した。

また、越えないといけない大きな壁でもあり「今のままではダメ。体づくりから見直して土台をまずはつくっていきたい」と意気込んだ。

なお、東都2部は拓大が8勝2分けで優勝。国士舘大は2勝6敗2分けで全日程を終了。

ページトップ

ロッテ・朗希、中6日で13日の4戦目先発有力、シーズン中に一度経験、不安なし[スポニチ]

オリックスと激突するCSファイナルSで、佐々木朗は13日の4戦目に先発することが有力だ。最速159キロを記録し6回1失点と好投した6日のファーストS初戦からは中6日。井口監督は「中6日になるかもしれないが、まだコンディションが分からない。その報告を受けてからになる」と起用を示唆した。

今季は5月のプロ初登板から登板間隔を10日以上空けて先発してきたが、激しい優勝争いを展開したシーズン終盤の10月14日のオリックス戦では自身初の中6日で6回5安打無失点と好投。登板後には「(中6日でも)思い切り投げることはできた」と話しており、一度経験したことで不安もない。ファイナルSを突破すれば中6日で20日の日本シリーズ初戦にも登板することが可能。投げる度に成長を遂げる高卒2年目の怪物が日本一への道を切り開く。

ページトップ

ロッテドラ2の国士舘大・池田来、清々しく「やり切った」“有終”二塁打[スポニチ]

国士舘大のロッテからドラフト2位指名を受けた池田来が、大学最後の試合で左翼フェンス直撃の二塁打を放った。

0−4の6回1死から内角の直球を捉えて「初めてインコースをさばけてあそこまで飛んだ。今までにない感覚の打ち方だった」と手応えを口にした。

大学4年間を振り返り「やり切ったという感じです」と清々しい表情で語った。

ページトップ

日本シリーズ、タイブレークの成績は参考記録に、NPB実行委[スポニチ]

日本野球機構(NPB)と12球団は8日、オンラインで理事会、実行委員会を開き、日本シリーズのレギュレーションなどを協議。30日までに決着がつかない場合に実施されるタイブレークが行われた場合、タイブレークでの成績は表彰選手選考の対象とするが、参考記録として個人通算成績などには加算しないことを決めた。

また、来季は観客数制限なしでの開催を目指す方針を22日のオーナー会議で報告することと、12月8日の12球団合同トライアウトは一般観覧者の入場は行わないことも確認された。

ページトップ

ロッテCS突破直後の映像公開、「ナイスアングル」「大阪に行く。我慢できない」[スポニチ]

ロッテ公式YouTubeチャンネルが、11月7日午後8時にパーソルCSパファイナルステージ進出を決めた瞬間のベンチの様子などを撮影した動画をアップした。

8日午後4時点で3万9000再生回数、コメントは96件、寄せられている。

視聴者からは「勝ちゲームの試合後の雰囲気を感じられるのはいいね」、「ナイスアングル」、「涙出た」、「日本シリーズまでぶっちぎれ」、「大阪に行く。我慢できない」などのコメントが寄せられている。

動画URLは次の通り。https://www.youtube.com/watch?v=K5IULXPhnRo&t=80s なお、6日には「パーソル CS・パでサヨナラタイムリー!劇的勝利にカメラが接近」「パーソル CS・パ 初先発の佐々木朗希がスタンドに発見したものとは…」の2本の動画をアップしている。

ページトップ

ロッテドラ2、国士舘大・池田来翔がフェン直二塁打締め「やりきったという感じです」[スポニチ]

ロッテからドラフト2位指名を受けた国士舘大・池田来翔(らいと)内野手(4年・習志野)が、大学最後の試合で左翼フェンス直撃の二塁打を放った。

0−4の6回1死での第3打席。2ボール1ストライクからの4球目、内角直球を捉え「インコースに苦しんできたけど、初めてインコースをさばけてあそこまで飛んだ。今までにない感覚の打ち方だった」と手応えを口にした。最後の試合を神宮で終え「やりきったという感じです」と清々しい表情で語った。

前日にはパ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージをテレビで観戦。「中村さんのプレーを見ていた。今のままじゃダメだなと、もっと頑張ろうと思った。右打者で柔らかくてシュア。僕が目指しているスタイルです」と目に焼きつけた。

東都2部で過ごした大学4年間。「野球に対する取り組み、1人の人間としての行動だったり、細かいことを学べた。これからの野球人生、勝ちにこだわってやっていきたい。冬はランニングや体幹、土台をしっかりつくりたい」と決意を新たにした。

池田来翔(いけだ・らいと)
1999年(平11)12月11日生まれ、千葉県出身の21歳。習志野では1年秋からベンチ入り。甲子園出場はなし。国士舘大では1年春にリーグ戦デビュー。趣味は映画観賞。1メートル80、90キロ。右投げ右打ち。

ページトップ

石川歩、CS最終S開幕戦先発が決定的、第2戦美馬、第3戦岩下、第4戦佐々木朗、第5戦小島[報知]

ロッテの石川歩投手(33)が10日のCS最終S初戦のオリックス戦(京セラD)で開幕投手を務めることが8日、決定的となった。当初は楽天とのCS第1S第3戦に先発予定だったが、2試合で突破を決めたため、スライド登板することになった。

今季、オリックス戦は4試合に先発して2勝1敗、防御率3.86。京セラDでは10月13日に先発し、97球を投げ無四球の9回6安打2失点で完投勝利を挙げるなど好相性だ。

ページトップ

CS第1ステージ突破の瞬間などを撮影した動画がファンに好評[報知]

ロッテが「マリーンズ公式YouTubeチャンネル」にアップした、楽天とのCS第1ステージ突破を決めた瞬間などの様子を撮影した動画が評判を呼んでいる。8日午後4時時点での再生回数は3万9000、視聴者からは「勝ちゲームの試合後の雰囲気を感じられるのはいいね」、「ナイスアングル」、「涙出た」、「日本シリーズまでぶっちぎれ」、「大阪に行く。我慢できない」などのコメントが寄せられている。

6日には「パーソル CS・パでサヨナラタイムリー!劇的勝利にカメラが接近」、「パーソル CS・パ 初先発の佐々木朗希がスタンドに発見したものとは」の2本の動画もアップし、球団広報によると、こちらも話題となっている。

ページトップ

ロッテ・佐々木朗希あるぞ!日本Sも開幕投手、井口監督、中6日先発プラン検討[デイリー]

ロッテは8日、佐々木朗希投手(20)を残りのポストシーズン、中6日先発で回すプランを検討していることが明らかになった。次回CSファイナルSは13日の第4戦での先発が有力。勝ち進めば、日本シリーズ開幕戦に先発する可能性も出てきた。

“サタデー朗希”で勝ち上がる。CS初登板6日・楽天戦では6回を4安打1失点(自責0)。プロ最速159キロをマークし10奪三振の快投を演じた佐々木朗。次回について井口監督は「コンディションの報告を受けてから」と前置きしながらも「(問題なければ)中6日になると思う」と希望を込めて明かした。

佐々木朗もシーズンの借りを返すとばかりに意気込んでいる。今季は対オリックス2試合の先発で1勝0敗、防御率1.64。許盗塁は0と申し分ない。ファイナル初戦は石川が有力で3戦までに1勝すれば、佐々木朗の登板が可能。20歳と10日で先発する次回登板はCS史上最年少先発勝利の期待も膨らむ。

オリックスを撃破しての中6日となれば日本シリーズ開幕戦。本拠地・ZOZOがその舞台だ。「我々は失うものはない」と井口監督。指揮官が言う後半戦の“エース佐々木朗”をフル活用して下克上日本一を目指す。

ページトップ

プロ野球、来季は制限撤廃が目標オーナー会議で報告へ[デイリー]

日本野球機構(NPB)の理事会と12球団による実行委員会が8日、オンラインで開かれ、来季は観客数制限なしでの開催を目指すという方針を22日のオーナー会議で報告することを決めた。

政府が1日に大規模イベントの入場制限を緩和したことを受け、現在は定員の50%を上限とした上で、一部の試合では新型コロナウイルスワクチン接種済証などを活用した行動制限緩和のための技術実証としてさらに多くの観客を入れている。

また、日本シリーズが30日の試合を終えて決着しなかった場合に実施するタイブレークについて、表彰選手の選考材料とはするが通算成績には加算しないことを確認した。

ページトップ

ロッテがCSファイナルS進出決定時の動画を公開、ファンは「涙が出た」[デイリー]

ロッテは8日、公式YouTubeチャンネルでアップした7日のクライマックスシリーズファイナルステージ進出を決めた瞬間のベンチの様子などを撮影した動画が、16時時点で3万9000の再生回数があり、コメント96件が寄せられたと発表した。

動画を見た視聴者から「勝ちゲームの試合後の雰囲気を感じられるのはいいね」、「ナイスアングル」、「涙出た」、「日本シリーズまでぶっちぎれ」、「大坂に行く。我慢できない」などのコメントが寄せられている。

6日には「パーソル CS・パでサヨナラタイムリー!劇的勝利にカメラが接近」(8日16時時点で5万再生再生回数)、「パーソル CS・パ 初先発の佐々木朗希がスタンドに発見したものとは…」(8日16時時点で7万1000再生回数)の2本の動画をアップしている。

ページトップ

最上級肉&巨大エビが特盛り、ロッテの豪華すぎる夕食が話題「もりもり食べて牛退治」[Full-Count]

◇ロッテ公式ツイッターが夕食メニュー公開「日本一への旅路は続きます」

ロッテの豪華な食事メニューが話題となっている。国吉佑樹投手が楽天とのクライマックスシリーズ・ファーストステージ突破後にZOZOマリンスタジアム内で夕食をとる写真を公開。ファンの間で話題になっている。

夕食メニューは実に豪華。シャトーブリアン、オマール海老などが、フォーク・ナイフを手にする国吉の前に並んでいる。球団ツイッターは「ディナーを召し上がるクニ様こと国吉佑樹投手。『パワーをつけて大阪で頑張ります!』と闘志を燃やしていました。いざ大阪へ。マリーンズ出陣!日本一への旅路は続きます」と説明を加えた。

ファンからは「めっちゃ豪華じゃんかw」「今日の夕飯豪華すぎない?」「選手が食べてる物がやたら美味そうに見えてたまらない」「シャトーブリアン&オマール海老もりもり食べて檻牛退治しましょう」「これはすごい」と羨む声が殺到している。

ページトップ

打つだけじゃない!“1つ先の塁”を狙う走塁が光ったロッテの攻撃[BASEBALL KING]

2位・ロッテは、3位・楽天との『2021 パーソル クライマックスシリーズ パ』のファーストステージを1勝1分で、リーグ優勝したオリックスの待つファイナルステージに駒を進めた。

第1戦は8回にエチェバリアの同点ソロ、9回に代打・佐藤都志也のサヨナラ打、第2戦ではマーティンの値千金の同点ソロも素晴らしかったが、この2戦を通してロッテの“1つ先を狙った走塁”が光った。

まずは第1戦、2−1の3回1死一、三塁から安田尚憲が放ったレフトへの浅い打球で、三塁走者の中村奨吾は迷うことなくタッチアップし、3点目のホームを踏んだ。

第2戦でも、0−2の2回無死一塁から山口航輝が放ったセンター左への当たりで、一塁走者のエチェバリアは二塁でストップすることなく三塁へ。続く岡大海の二塁併殺の間に三塁走者のエチェバリアが生還した。

続く藤岡裕大がセンター前に安打を放っており、仮に山口の中安でエチェバリアが二塁でストップしていたとしても、岡の二併で2死三塁となり、藤岡の中安で1点を返していたかもしれない。

ただ、2死走者なしと2死三塁では状況も違い、楽天バッテリーもまた藤岡に対し違った攻めをしてきたはずだ。そう考えると、山口の中安でエチェバリアが三塁に進み、岡のダブルプレーの間に1点を奪えたのはチームにとっても大きい。

1−2の4回は1死一塁の場面で、山口が3ボール2ストライクから6球目のチェンジアップをレフトへ安打を放つと、スタートを切っていた一塁走者のエチェバリアが長駆ホームインした。

得点にこそ結びつかなかったが第1戦では、0−0の初回1死一、二塁からレアードの打席中に先発・則本昂大の暴投で、すかさず二塁走者のマーティンが三塁を陥れば、3−1の3回2死一塁で山口のセンターへの当たりで一塁走者のレアードが三塁に進塁し、3−1の4回は先頭の藤岡裕大がライト右の当たりで、スピードを緩めることなく一気に二塁を陥れた。

今季は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、試合前練習を10月30日の日本ハム戦だけしか見られていないので、説得力にかけてしまうが、試合前の走塁練習を見ていても、打撃練習をする打者が打った打球に対し、二塁ベース上や三塁ベース上で何となくスタートを切っているのではなく、試合を想定して練習しているように見えた。オンライン取材で1つ先の塁を狙う意識についてある選手に質問すると「普通にやっているだけです」と話すなど、チーム全体で浸透し、日々の積み重ねにより先の塁を狙う意識が普通の感覚になってきているのだろう。

9、10月はチーム全体で当たりが止まっていたこともあり、連打が少なくなかなか1本の安打で一、三塁、一気にホームに還ってくるという形を作れなかった。この2試合では久々に“足を絡めた”マリーンズらしい攻撃で、得点することができた。ファイナルステージに向けて、足を使った攻撃で得点できたことはチームにとって大きいのではないだろうか。そんなことを感じさせる2試合だった。

ページトップ