わたしはかもめ2021年鴎の便り(11月)

便

11月13日

ロッテ佐々木朗希が飛躍の1年振り返る、大事な試合で登板「思い出深い」[ニッカン]

ロッテ佐々木朗希投手(20)が13日、プロ2年目のシーズンを振り返った。

チームは12日、CSファイナル3戦目での敗退が決まり、13日に先発予定だった佐々木朗は投げずに終わった。気持ちはもう切り替えている。

今季は5月16日の西武戦(ZOZOマリン)でプロ初登板を果たし、最終的にはシーズンで11試合に先発登板。3勝2敗、防御率2.27の成績だった。「CSファーストステージや51年ぶりに優勝マジックが点灯する試合など、大事な試合で投げることができたのが思い出深いです」。コンディション不良もあり、1年目は実戦登板なし。球団の育成プログラムに沿って肉体強化をし、今季は飛躍の1年となった。

プロ初勝利、10試合以上の1軍登板の2つを目標に掲げていたことも明かした。「その目標をクリアできたことも良かったと思いますし、今後もしっかりと自分なりの段階を踏んで成長していけたらと考えています」と見すえた。

岩手・大船渡高時代には最速163キロをマークした。今季は159キロが最速も、安定して150キロ台中盤をマークできる投手になってきた。来季へは「開幕から1年間を通してチームに貢献できるよう頑張りたいと思います」と話す。14日からZOZOマリンでの秋季練習に参加し、土台を築く。

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ロッテ・佐々木朗、今季は及第点!プロ初勝利&10戦以上1軍登板クリア[サンスポ]

ロッテの佐々木朗希投手(20)が13日、全日程を終了した2年目の今季を振り返り「自分の中で掲げていた目標はプロ初勝利、そして10試合以上の1軍登板だった。その目標をクリアできたことは良かった」と及第点をつけた。

5月16日の西武戦(ZOZOマリン)で1軍デビューし、27日の阪神戦(甲子園)でプロ初勝利を挙げた。今季は11試合に登板して3勝2敗、防御率2.27、68奪三振。2つの目標を達成した。

クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージは登板がなくチームは敗退。だが、ファーストステージ第1戦で6回1失点と好投し、レギュラーシーズンでは10月14日のオリックス戦に6回無失点で勝利し、51年ぶりに優勝へのマジックナンバーを点灯させた。「大事な試合で投げることができたのが思い出深い」とした。

14日からの秋季練習に参加する。「今後もしっかりと自分なりの段階を踏んで成長していけたら。来年は開幕から1年間を通してチームに貢献できるよう頑張りたい」。悔しさを忘れず、来季に向けて始動する。

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ロッテ・朗希の2年目「目標クリアできて良かった」初勝利&10戦登板目指すも11戦登板3勝達成[スポニチ]

CS敗退から一夜明け、ロッテ・佐々木朗が2年目を振り返った。オリックスとのCSファイナルSは4戦目先発予定で登板機会は巡ってこなかったが、今季は11試合に先発し、3勝2敗、防御率2.27。

「ファーストSや、51年ぶりに優勝マジックが点灯する試合などで投げる経験ができて良かった。自分の中で掲げた目標はプロ初勝利、10試合以上の1軍登板。その目標をクリアできて良かったです」と自己採点した。

今季は5月の1軍デビューだった。3年目の来季へ「開幕から1年間を通してチームに貢献できるよう頑張りたい」と誓う。14日から本拠地で行われる秋季練習にも参加予定。「このオフの期間が大事になると思う。しっかり準備をしていきたい」と誓った。

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ロッテ・ハーマン退団へ、今季45戦登板もCS前に帰国、フローレスも今季限り[スポニチ]

ロッテのフランク・ハーマン投手(37)とホセ・フローレス投手(32)が今季限りで退団することが13日、分かった。

楽天時代を含め、来日5年間で通算113ホールドをマークしたハーマンは今季も45試合に登板したが、自己ワーストとなる防御率5.19。シーズン終盤にはコンディション不良で出場選手登録から外れ、ポストシーズンを前に米国へ帰国していた。

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佐々木朗希、来年は先発ローテ守ります[報知]

ロッテの佐々木朗希投手(20)が13日、来季の先発ローテ死守を誓った。チームは12日のCS最終S第3戦でオリックスに“サヨナラドロー”で屈しシーズンが終了。1勝でもすれば第4戦先発予定の佐々木朗に回るはずだったが、登板機会はなかった。

「自分の中で掲げていた目標はプロ初勝利、そして10試合以上の1軍登板だったので、その目標をクリアできたのはよかった」。プロ2年目は11試合に登板し3勝2敗、防御率は2.27をマークし、10月には球団51年ぶりとなる優勝マジック点灯にも貢献。リーグ最年少でCS開幕投手にも抜擢されるなど、V争いに欠かせない存在となった。

今季は登板後に抹消するなど中10日程度の調整が多く、中6日は後半戦の1度だけ。「来年は開幕から1年間を通してチームに貢献できるように」とフル回転が目標だ。

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ロッテ・佐々木朗、来季は開幕からフル回転でVだ!大事な試合での登板「思い出深い」[デイリー]

ロッテの佐々木朗希投手(20)が13日、CSファイナルS敗退から一夜明け、来季は開幕ローテ入りを果たし、フル回転で優勝に貢献する意気込みを明かした。チームは14日からZOZOで秋季練習を開始。参加メンバーにも選ばれた右腕は今オフ、みっちり鍛えて来季へと向かう。

前夜CSファイナルS敗退が決まり、この日の先発登板がなくなった佐々木朗。3年目へと気持ちを切り替え「今年は試合でしっかりと投げることができてまずは、良かったと思っています。来年は開幕から1年間を通して、チームに貢献できるように頑張りたい」と目標を立てた。

今季はプロ初勝利を挙げ、自身に課していた10試合以上の登板数ノルマも達成。「自分の中で掲げていた目標をクリアできたことは良かった」と自信を深めた。印象に残る試合には、3勝目を挙げて51年ぶりの優勝マジックを点灯させた10月14日・オリックス戦と、6日のCSファーストS開幕戦と明かした。

「大事な試合で投げることができ、思い出深いですし、経験できて良かった」と語った右腕。シーズン終盤には初めて中6日先発も経験した。「このオフの期間が大事になる。しっかりと準備をしていきたい」。22年シーズンはフル稼働で、リーグVへと導く。

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ロッテ、日本S進出ならず…今季課題として残った“エース”と“和製大砲”[BASEBALL KING]

◇日本シリーズ進出ならず

ロッテがリーグ優勝したオリックスとのクライマックスシリーズ ファイナルステージを3敗1分に終わり、2010年以来の日本シリーズ進出が叶わず、2021年の戦いが終わった。

日本シリーズ進出に向けもう1敗も許されないロッテは12日の第3戦、3回に中村奨吾の犠飛で幸先よく先制。先発・岩下大輝も5回までオリックス打線をわずか1安打に抑える好投を見せた。しかし、6回1死走者なしから福田周平にライト前に弾き返されると、続く宗佑磨に逆転の一発を食らう。引き分けも許されないロッテは7回に代打・佐藤都志也の適時打で同点に追いつくと、8回に中村の一発で勝ち越しに成功する。

1点リードの8回はセットアッパー・佐々木千隼が2死一、二塁のピンチを招くも、杉本裕太郎をスライダーで空振り三振に仕留めた。1点リードの9回は、守護神・益田直也が登板。益田は先頭のT−岡田を2球で追い込んだが、1ボール2ストライクから4球目のシンカーをライト前に運ばれる。続く安達了一にレフト前に安打を許すと、小田裕也に適時二塁打を浴び、ここでロッテの勝ちがなくなり試合が終了となった。

最後は益田が打たれたが、責めることはできない。今季は9回打ち切りで、セーブがつく場面だけでなく、同点の9回にもマウンドにあがり、何度もチームを勝利、引き分けに持ち込む投球を見せてきた。シーズンで67試合に登板し、CSでも3試合に登板と、シーズンとCS合わせて今季は70試合にマリーンズの勝利のために腕を振り続けた。益田で逃げ切るのがマリーンズの形。その益田が打たれて引き分けならば、仕方がない。

◇エースの存在

2年連続2位でチームとして成長を見せているが、さらに上にいくためにも日本人の“エース”と“和製大砲”の存在が必要不可欠だろう。

日本シリーズ進出を果たしたオリックスは、エース・山本由伸が初戦に完封勝利し、2戦目は4番・杉本の一発で勝利した。短期決戦で、チームを勝利に導く“エース”と勝負所で一振りで仕留める“4番”の重要性を改めて感じた。

一方のロッテは石川歩、美馬学、佐々木朗希、小島和哉、岩下大輝など先発の名前は出てくるが、山本のように投げれば勝ちが計算できる“絶対的なエース”が今季に限っていえば出てこなかった。

ただ、佐々木朗希は東京五輪の中断明け6試合に先発して、9月10日の楽天戦以降の4試合は全てクオリティ・スタート(6回以上3自責点以内)をクリアするなど、東京五輪明けに限ると6試合・37イニングを投げて、イニング数を上回る44奪三振、2勝0敗、防御率1.22。今季シーズン自己最多の10勝をマークした小島も、後半戦に限っていえば3完投(2完封)するなど、5勝1敗、防御率は2.67と安定した投球を見せた。佐々木朗希と小島が来季、シーズン通して後半戦のような働きを見せれば、先発の軸として十分に期待がもてる。昨年9月にトミー・ジョン手術した種市篤暉も、故障前はエースに近い位置までのぼりつめており、順調に復帰することができれば心強い存在となりそうだ。

◇出てこい和製大砲

問題は“和製大砲”だろう。レアードがリーグ2位の29本塁打、95打点、マーティンも27本塁打、75打点をマークしているが、日本人のチーム最多本塁打が荻野の10本、打点は中村の67だった。“4番打者”に限らず、“長打の打てる日本人打者”という部分がロッテ打線の長年の課題だ。

長打を打てる日本人選手が全くいない訳ではない。今季9本のアーチを描いた山口航輝、左打者ではマーティンに次ぐ8本の本塁打を放った安田尚憲、さらには今季不本意な成績に終わったが、18年と19年にシーズン24本塁打を放った井上晴哉などがいる。今季32本塁打を放った杉本は昨季2本塁打だったことを考えれば来季、何かのきっかけを掴み井上、山口、安田が30本塁打近く打っても不思議ではない。

チーム盗塁数リーグトップの107を決め、1本の安打で一塁走者が三塁、本塁に生還するといった“足を絡めた攻撃”、さらにはノーヒットで1点を奪うなど、打てないなかでも1点をつかみとり勝利してきた。攻撃の質は年々上がってきている。この先、チームが安定して勝ち続けるためにも、日本人の長距離砲は絶対に必要だ。

この2年はチームの“総合力”で2位となったが、来年は“総合力”にプラス“個”の力を今季以上に高めていきたい。来年の秋こそ悔し涙ではなく、歓喜の涙を流すためにも、選手個々のレベルアップは必須だ。

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