わたしはかもめ2021年鴎の便り(11月)

便

11月14日

ロッテ小島和哉「朗希さんがいるんで厳しいんですけど」開幕投手目指す[ニッカン]

2桁勝利を挙げたロッテ小島和哉投手(25)が、来季へスタートした。この日開始したZOZOマリンでの秋季練習に参加。

ダッシュなどで体を動かし「来年が、去年と今年やってきたことが生かさせるかどうか一番大事な年と思います」と強い意識を示した。開幕投手候補の1人になるとみられる。「(佐々木)朗希さんがいるんで厳しいんですけど」と笑いながら「(春の)キャンプ1日目から、今年もやってくれそうだな、って思ってもらえるように」と、前向きに意気込んでいた。

ページトップ

ロッテが初日から6時間練習、最後は平沢大河、佐藤都志也、安田尚憲が特打[ニッカン]

CSファイナルで敗退したロッテの秋季練習が14日、ZOZOマリンの室内練習場で行われた。

全ての練習が終了したのは午後6時半近くで、初日から約6時間の練習になった。

野手陣は4時間近く、打撃練習を行った。最後は平沢大河内野手(23)佐藤都志也捕手(23)安田尚憲内野手(22)の3人が特打。井口資仁監督(46)もボール拾いに参加しながら、熱気ある打ち込みを行っていた。

ページトップ

ロッテ松中信彦臨時コーチの契約満了、来季所属「要請があれば前向き検討」[ニッカン]

ロッテ松中信彦臨時コーチ(47)が14日までに、同職を契約満了となった。

今季は石垣島春季キャンプで臨時コーチを務め、シーズン中も継続的に若手打者らを指導してきた。

来季所属は未定となっているが、所属事務所は「NPB各球団より要請があれば、前向きに検討させていただく所存です」としている。

ページトップ

ロッテが秋季練習開始、抜てき育成の山本大斗らに「もっと育って」井口監督[ニッカン]

ロッテは14日、ZOZOマリンの室内練習場で秋季練習を開始した。岩下大輝投手(25)藤岡裕大内野手(28)ら29人が参加し、休日を挟みながら25日まで行う予定となっている。

練習前には井口資仁監督(46)が各担当コーチと面談を行い、選手個別の練習方針などを確認。詳細データも本人に提示し「彼らと共有しながら、率を上げるためにはどうしたらいいかなども考えながらやっていきたいです」と話した。

2年続けてCSファイナルで敗退し、来季は得点力増強が求められる。安田尚憲内野手(22)や山口航輝外野手(21)、今回の練習に抜てきされた育成選手の山本大斗外野手(19)らについて「もっと育っていかないと」と名前を挙げた。

1軍首脳陣に加え、2軍から小野投手コーチと福浦ヘッド兼打撃コーチも秋季練習に参加。この日は午後からの練習となったが、井口監督は「明日からは、朝からびっちりと。ひたすら、ひたすら」と予告していた。

ページトップ

ロッテ育成3位の立花学園・永島田が契約「佐々木朗希さんのような速球を」[ニッカン]

ロッテは14日、育成ドラフト3位指名の立花学園・永島田輝斗投手(17)と、横浜市内のホテルで支度金300万円、年俸230万円で契約を結んだ。

高校入学後に投手に転向し、投球の回転数などを計測できる「ラプソード」などを活用し、直球の球速を150キロにまで伸ばした。契約を終え、永島田は「まずは支配下登録を目指して、応援してくださる皆さんの期待に応えられるよう1日1日の練習をしっかりものにしていきたいです。1年目から2軍でローテーションに食い込めるよう先輩方からたくさん吸収し、勉強したいです。佐々木朗希さんのような速い球を自分も投げたいです」と抱負を口にした。(金額は推定)

ページトップ

ロッテが秋季練習スタート、井口監督「暗くなるまでひたすら。本当にキャンプです」[サンスポ]

ロッテが14日、千葉市美浜区のZOZOマリンスタジアム室内練習場で秋季練習を開始した。井口資仁監督(46)は幕張秋季キャンプ≠ニ位置づけ、リーグ優勝を逃してクライマックスシリーズ(CS)・ファイナルステージで敗退した悔しさを胸に、初日から濃密なメニューを組んだ。

12日にCSでオリックスに敗退し、前日13日は大阪から戻ってきた移動日休み=B井口監督は「やるしかないでしょ。特に若手はやるしかないんで。他球団は(11月)あたまから(秋季キャンプが)始まってます」と早くも来季に向けて、選手29人(投手15人、野手14人)を鍛え出した。

14日はZOZOマリンが使えなかったが、15日から使用し「午前9時からびっちり。暗くなるまでひたすら。守備も含めて。投内(連係)とかシートノックもやろうと思っているんで。本当にキャンプです」。秋季幕張キャンプ≠ヘ17、22日に休日をはさむ3クール制で25日に打ち上げる。

ページトップ

ロッテ、育成D3位の立花学園高・永島田と合意[サンスポ]

ロッテが育成ドラフト3位指名した神奈川・立花学園高の永島田輝斗投手(17)=180センチ、85キロ、右投げ右打ち=の入団が14日、決まった。支度金300万円、年俸230万円で合意した。球団を通じ「佐々木朗希さんのような速い球を自分も投げたい」とコメントした。(金額は推定)

ページトップ

ロッテ育成3位・永島田が契約「佐々木朗希さんのような速い球を投げたい」[サンスポ]

育成ドラフト3位でロッテに指名された永島田輝斗(ながしまだ・きらと)投手(17)=立花学園高=が14日、横浜市の新横浜プリンスホテルで入団交渉に臨み、支度金300万円、年俸230万円で契約した。

捕手から転向した最速150キロ右腕の永島田は「本日契約をさせていただき、実感がわいてきました。まずは支配下登録を目指し、応援してくださる皆さんの期待に応えられるよう、1日1日の練習をしっかりものにしていきたいです」と決意表明した。

目標は「佐々木朗希さんのような速い球を自分も投げたいです」と令和の怪物で、好きなお菓子はロッテ製品「コアラのマーチ」。1年目から2軍の先発ローテーション入りを目指す。

ページトップ

ロッテ・小島、来季開幕投手に名乗り!強敵の後輩「朗希さん」との競争に勝つ[スポニチ]

チームトップの10勝をマークしたロッテの3年目左腕・小島が来季開幕投手に意欲を示した。

「朗希さんがいるので(競争も)厳しいけど…」と後輩・佐々木朗に「さん」を付けて敬意を示した上で「キャンプの初日から“今年もやってくれそうだな”と思ってもらえるように、自主トレからしっかりとやっていきたい」と気合十分だ。

CSファイナルSでオリックスに敗れたチームは、14日から本拠地で秋季練習を開始。約6時間の猛練習を行った井口監督は「やるしかない」と短い言葉に決意をにじませた。

ページトップ

ロッテ「幕張キャンプ」スタート、井口監督「やるしかない、もう!」[スポニチ]

ロッテがCS敗退から、わずか1日のオフを挟んだだけで、ZOZOマリンで秋季練習をスタートさせた。

井口監督は「やるしかないでしょう、もう!」と笑った。

「特に若手はやるしかない。他球団はもう始まっていますから。来季に向けて早く始動したい」。

2年連続リーグ2位と一定の結果を残したが、目標としたリーグ優勝を果たせなかった現実を受け止めている。各担当コーチと面談し、今季の反省点、来季の課題も洗い出した。

この日は室内練習場しか使用できなかったことから、野手陣は打ち込みがメインとなった。昼過ぎから始まった練習は午後7時近くまで行われた。

「今日に関しては打ち込みだけ。明日からは守備も含めて、投内連係とかシートノックもやろうと持っている。本当にキャンプです」。

新たな戦いを視野に入れ、事実上の「幕張キャンプ」がスタートした。

ページトップ

ロッテ、秋季練習スタート、朗希、安田、藤原ら参加[スポニチ]

ロッテが14日から本拠地で秋季練習を開始した。参加メンバーは以下の通り。

佐々木千隼、佐々木朗希、東妻勇輔、鈴木昭汰、小野郁、小島和哉、岩下大輝、中村稔弥、本前郁也、中森俊介、河村説人、横山陸人、土居豪人、小沼健太、森遼大朗、佐藤都志也、加藤匠馬、植田将太、柿沼友哉、藤岡裕大、安田尚憲、平沢大河、小川龍成、藤原恭大、岡大海、高部瑛斗、山口航輝、和田康士朗、山本大斗。

ページトップ

ロッテ、150キロ右腕の育成3位・永島田と契約「佐々木朗希さんのような球を投げたい」[スポニチ]

ロッテは14日、育成ドラフト3位の立花学園・永島田輝斗(きらと)投手(17)と新横浜プリンスホテルで契約を行った。支度金は300万円、年俸230万円(推定)。

永島田
「本日契約をさせて頂き、実感が湧いてきました。まずは支配下登録を目指して、応援して下さる皆さんの期待に応えられるよう1日1日の練習をしっかりものにしていきたいです。1年目から2軍でローテーションに食い込めるよう先輩方からたくさん吸収し、勉強したいです。佐々木朗希さんような速い球を自分も投げたい。『球速を上げる方法は人生を犠牲にする』という内田聖人さんの言葉が自分のモットーです。好きなお菓子は『コアラのマーチ』。しっかりプロの舞台にしがみ付いていけるように入団するまでに体力をつけていきたい。」

ページトップ

育成3位・永島田輝斗と契約合意「佐々木朗希さんのような速い球を投げたい」[報知]

ロッテに育成3位で指名を受けた立花学園高の永島田輝斗(ながしまだ・きらと)投手が14日、横浜市内のホテルで支度金300万円、年俸230万円(金額はいずれも推定)で契約に合意した。

150キロのストレートを武器に多彩な変化球も持ち合わせる右腕は「まずは支配下登録を目指して、応援して下さる皆さんの期待に応えられるよう1日1日の練習をしっかりものにしていきたいです。1年目から2軍でローテーションに食い込めるよう先輩方からたくさん吸収し、佐々木朗希さんような速い球を自分も投げたいです。しっかりプロの舞台にしがみ付いていけるように入団するまでに体力をつけていきたい」と意気込んだ。

ページトップ

ロッテ・小島、来季は初の開幕投手目指す[デイリー]

ロッテ・小島が14日、秋季練習に参加し、来季は初の開幕投手を目指すことを明かした。 今季は開幕からローテ入りし、自己最多の10勝をマーク。開幕候補は佐々木朗も挙がるとみられるが「朗希“さん”がいるので厳しいかもしれないですけど、キャンプ初日から『今年もやってくれそうだ』と思わせるようにしたい」と闘志を燃やした。

ページトップ

ロッテ、松中臨時コーチ契約任期満了[デイリー]

ロッテの松中信彦臨時コーチ(47)が契約任期満了により、同職を退くことが14日、決まった。

松中氏はダイエー時代の04年に、平成では唯一の三冠王を獲得。今季は石垣島春季キャンプから臨時コーチを務め、「少しでも選手の成績があがるように手助けをしていきたい」とシーズン中も継続的に若手打者らを中心に指導を行ってきた。

ページトップ

ロッテ秋季練習みっちり6時間、井口監督、和製大砲台頭に期待[デイリー]

ロッテは14日、ZOZOマリン室内で秋季練習をスタート。野手陣は6時間、打撃、守備練習などを行った。

12日のCSファイナルS敗退から2日後、濃密なメニューで各自が追い込んだ。井口監督は「141試合目に優勝を逃してもっとやるべきことはいっぱいあったんじゃないかと。やるしかないので、ひたすら長くなると思います。もう、キャンプですよ」。25日までの期間、ハードメニューで鍛える。

長打力アップへマーティン、レアードら外国人頼みからの脱却を目指し、和製大砲育成に力を入れる。候補の山口、安田、佐藤都らはスイング漬けの日々を送ることになるが、井口監督は「1年間、通して力を出せるようにしたい。レギュラー取れるように頑張ってほしい」と台頭を望んだ。

ページトップ

ロッテが猛特訓開始、井口監督「やるしかない、彼らは」安田、藤原、山口らにゲキ[デイリー]

ロッテはCSファイナルS敗退から2日後の14日、ZOZOマリンスタジアム室内練習場で秋季練習をスタートさせた。安田、藤原、山口、佐藤都ら若手野手陣は初日から6時間のハードメニューをこなした。

シーズン全日程終了から2日ということで、この日は正午過ぎから練習を開始。練習前には井口監督が自ら「レギュラーを取れるように頑張ってくれ」とハッパをかけた。

小島、佐々木千ら今シーズンフルで活躍した投手は体のケアを含めてのメニューを組んだが、若手野手陣はキャンプさながらのメニューで徹底的に鍛え上げていく方針。安田、山口、佐藤都ら若手の強打者候補はティー打撃、フリー打撃、マシン打撃後、ゴロ捕球練習など、日没まで練習に明け暮れた。みっちり振りこんだ若手に「特に若手はやるしかないでしょう。彼らは。1年間通して、力を出せるように。(手に)マメができないで、うまくなるやつはいないので」。本塁打は外国人頼みから脱却し、和製長距離砲育成へみっちり振りこませる。

ページトップ

ロッテが秋季練習スタート井口監督「やるしかない」[デイリー]

ロッテは14日、ZOZOマリンスタジアムで秋季練習を開始した。12日にクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージで敗退したばかりだが、若手中心のメンバーで早速、再スタートを切った。井口監督は「やるしかない。何とか来季に向けて早く始動したい」と表情を引き締めた。

藤原、山口らは初日からバットを振り込んだ。今季はレアード、マーティンの両外国人選手が打線をけん引したが、2年連続2位に終わった。リーグ優勝するためには日本選手の成長が欠かせない。25日まで行う予定で、井口監督は「この中から何人かレギュラーが出てくれれば、チームはもっと良くなる」と期待した。

ページトップ

ロッテ育成3位・永島田「佐々木朗希さんのように」好きなお菓子は「コアラのマーチ」[デイリー]

ロッテの育成ドラフト3位・永島田輝斗投手=立花学園=が14日、横浜市内のホテルで支度金300万円、年俸230万円で契約合意した。(金額は推定)。

永島田は球団を通じ「本日、契約をさせて頂き、実感が湧いてきました。まずは支配下登録を目指して、応援して下さる皆さんの期待に応えられるよう1日1日の練習をしっかりものにしていきたいです」とコメントした。

さらに続けて「1年目から2軍でローテーションに食い込めるよう先輩方からたくさん吸収し、勉強したいです。佐々木朗希さんような速い球を自分も投げたい。『球速を上げる方法は人生を犠牲にする』という内田聖人さんの言葉が自分のモットーです。好きなお菓子は『コアラのマーチ』。しっかりプロの舞台にしがみ付いていけるように入団するまでに体力をつけていきたい」と飛躍を誓った。

ページトップ

春の安田、夏の藤原、秋の山口と佐藤…若鴎よ、来季こそレギュラーを掴め![BASEBALL KING]

◇2年連続の2位

シーズン最終盤までリーグ優勝を争いながら悔しい結果に終わったロッテ。2年連続2位に入り年々チーム力は上がってきているが、あと一歩のところでリーグ優勝に届かなかった。

選手個々を見れば、荻野貴司は全143試合にトップバッターとして最多安打、盗塁王、3番を打つ中村奨吾も打率.283、9本塁打、67打点、レアードはリーグ2位の29本塁打、95打点、マーティンがチーム2位の27本塁打、75打点、さらに“代走の切り札”として起用されることの多かった和田康士朗も盗塁王に輝いた。

投手陣も小島和哉がチームトップの10勝、岩下大輝が8勝、石川歩と美馬学が6勝、救援陣も国吉佑樹、佐々木千隼、益田直也の勝利の方程式が形成され、守護神の益田が最多セーブのタイトルを獲得し、佐々木も8勝1敗26ホールド、防御率1.26と抜群の安定感を誇った。

投打ともに故障者や不振による離脱をカバーし、その時々で活躍する選手もあらわれた。ただ、リーグ優勝はできなかった。

◇若手の今季を振り返る

チームとしてワンランク上がるためにも野手でいえば、“和製大砲”とともに、若手野手の“継続的”な活躍が必要になってくるだろう。

プロ3年目の昨季規定打席に到達し、今季はさらなる飛躍が期待された安田尚憲は、3月26日のソフトバンク戦で球団史上最年少の開幕4番を任され、4月1日の楽天戦でプロ入り後自己最多の5打点を挙げると、4月16日のオリックス戦では7回に失点に繋がる失策をしてしまったが、直後の8回に値千金の同点3ラン。5月21日に島内宏明(楽天)に抜かれるまで、リーグトップの打点数を誇った。

開幕1軍を掴んだ高卒3年目の藤原恭大は、打率.161(56−9)、4打点の成績で4月22日に1軍登録抹消となったが、チームが停滞した7月3日に再昇格。昇格即スタメンとなった同日の楽天戦に『2番・センター』で出場しマルチ安打をマークすると、翌4日の楽天戦では史上70人目(75度目)となるサイクル安打は逃したが、今季初本塁打を含む3安打4出塁の大暴れ。7月の月間打率.400(35−14)、1本塁打、5打点の成績を残し、東京五輪明けとなった8月も打率.316(57−18)、3本塁打、10打点の活躍で7・8月度の月間MVPに輝いた。

藤原と同学年で今季1軍デビューを果たした山口航輝は、シーズン最終盤に存在感を高めた。マーティンが9月下旬に骨折で離脱するとライトでの先発出場が増え、10月16日のソフトバンク戦で第9号ソロ、10月30日の日本ハム戦でプロ初となる猛打賞を達成した。クライマックスシリーズでも楽天とのファーストステージ第2戦で、ライトポール直撃の本塁打を含む3安打2打点と、来季に向けて期待が持てるシーズン最終盤での働きぶりだった。

大卒2年目の佐藤都志也も、山口と同じようにシーズン最終盤に頼りになった。9、10の2ヶ月の月間打率は.264(53−14)だったが、勝負所での一打が多く、9月26日の西武戦では2点を追う5回に同点の2点適時打、クライマックスシリーズでも11月6日の楽天戦でサヨナラ適時二塁打、11月12日のオリックス戦でも同点の適時打を放った。9月に行った取材で、勝負所での一打が多いことについて質問すると、佐藤は「そこは自信をもってやっているところでもありますし、変にどうしようとか、打たなきゃという気持ちよりも、きた球に素直に何とかしたいなという気持ちでやっています」と力強く話していた。

◇継続的な活躍を!

春先に安田、夏場に藤原、秋口に山口と佐藤と、“短期的”には活躍しており、全く若手野手が育っていない訳ではない。1人1人の成績はやや物足りないが、4選手の合計成績は打率.223、28本塁打、115打点とまずまず。活躍した期間がそれぞれ異なっており、4選手の働きがチームにプラスになったことは間違いない。ただレギュラーとの“差”があるのも事実。好不調の波を少なくし、スタメンで使い続けたいと思わせるような“信頼”を勝ち取る必要がある。

荻野が来年で37歳、キャプテンの中村も来年で30歳を迎える事を考えれば、若手の野手から1人でも多く、一人前と呼べる選手が出てきて欲しいというのが本音だ。この4人以外にも、盗塁王の和田、夏場以降は1軍に帯同した小川龍成、ファームにも盗塁王の高部瑛斗など期待の若手はいる。

若手選手がきっかけを掴み大ブレイクした例は過去にも、14年の山田哲人(ヤクルト)、16年の鈴木誠也(広島)、18年の岡本和真(巨人)など何例もある。来年の今頃、若手選手達の中から○○と○○がレギュラーに定着したから勝率1位でリーグ優勝することができたと、いえるようなシーズンにしたいところ。そのためにも、このオフから目的意識を明確に持って練習に取り組んでいって欲しい。来季に向けた戦いは、はじまっている。

安田、藤原、山口、佐藤の今季成績
安田尚憲:115試 率.242(351−85)本8 点55 盗0 OPS.685
藤原恭大:78試 率.217(217−47)本5 点22 盗7 OPS.651
山口航輝:78試 率.207(203−42)本9 点20 盗0 OPS.658
佐藤都志也:62試 率.205(132−27)本6 点18 盗3 OPS.670

ページトップ