わたしはかもめ2021年鴎の便り(11月)

便

11月16日

ロッテ安田に福浦2軍ヘッド指摘「下半身、もっと使えてた」フォーム固めへ[ニッカン]

ロッテ安田尚憲内野手が打撃フォーム固めを今オフのテーマに掲げた。ZOZOマリンでの秋季練習第1クールが終了。「全て課題と思って取り組んでますけど、その中でも打撃。今から尻に火をつけてやっていかないと」。大卒の同世代が加入してくる来季を前に、危機感を増している。

開幕4番から始まった今季、終盤は出番が減った。20発が目標だった本塁打は8本止まり。練習を見てくれた福浦2軍ヘッド兼打撃コーチには「浦和の時の方が飛距離出てたよ。下半身、もっと使えてた」と、2軍で本塁打王になった19年の方が力強いスイングができていたと指摘された。

実際にあと5メートル伸びれば柵越え、という打球が多かった。中堅から逆方向に強い打球を飛ばすことと、好不調の波を減らすことがカギになる。「フォームがころころ変わるのも自分のよくないところと分かっている。12月、1月でフォームの軸づくりをもう1回やっていきたい」。球春より早く、1年間戦える土台を固める。

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ロッテ河合克美オーナー代行「戦いぶり見事」2年連続2位井口資仁監督評価[ニッカン]

ロッテ河合克美オーナー代行兼球団社長(69)が16日、ZOZOマリンでシーズン総括会見を行い、ブランドン・レアード内野手(34)の残留に自信を見せた。

この日、米国に帰国した助っ人との交渉は順調で「できるだけ早い段階でご報告できるようになると思う」と契約延長に手応え。アデイニー・エチェバリア内野手(32)についても「継続で契約できるように進んでいます」と話した。チームは2年連続2位も、若手を積極的に起用するなど井口資仁監督(46)の手腕を評価。「今年の戦いぶりは見事だった。来年、再来年につながる采配だったと思う」と話し、就任5年目となる来季の続投を明言した。

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「幕張スシ!サイGO!」ロッテ・レアードが米国に帰国、残留交渉は順調[ニッカン]

ロッテのブランドン・レアード内野手(34)が16日、成田空港発の航空機で米国に帰国した。

2年契約の2年目だった今季は136試合に出場して打率2割6分2厘、29本塁打、95打点で打線を支えた。リーグ優勝と日本シリーズ進出を逃し、球団を通じて「最後は本当に残念な結果で終わりましたが、チームとしていい戦いができたシーズンだったと思います。マリーンズファンの皆さん、今年1年ご声援ありがとうございました。幕張スシ!サイGO!」とコメント。球団との残留交渉は順調に進んでいるという。

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ロッテ、12・4ファン感謝デーはオンライン開催、公式メディアでも生配信[ニッカン]

ロッテは12月4日に、ファン感謝デー「MARINES FANFEST(マリーンズ・ファンフェスト)2021」をオンラインで開催すると16日、発表した。

CS「日テレNEWS24」で生放送する他、パ・リーグ6球団公式メディア「パーソル パ・リーグTV」と球団公式ファンメディア「MARINES PLUS(マリーンズ・プラス)」で生配信する。参加選手やプログラムなどの詳細は後日発表される。

放送は12月4日午後1時から同3時までの予定。球団広報室は「今年もファンの皆さまへ感謝の気持ちを込めて、12月4日にファン感謝デーを開催させていただきます。本年もオンラインでの開催となります。様々なプログラムを企画し、盛り上げていけたらと思いますので、ぜひご視聴ください」とコメントした。

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ロッテ・井口監督続投、河合オーナー代行兼社長が明言、来季就任5年目[サンスポ]

ロッテ・河合克美オーナー代行兼社長が16日、ZOZOマリンスタジアムで今季を総括し、チームを2位に導いた井口監督について「監督として全うしてもらわなければいけない」と続投を明言。井口監督は来季が就任5年目となる。

所属する外国人選手とは来季も契約する方針。河合オーナー代行は2年契約の最終年だったレアードについて「残留の方向で話は進めてもらっています。できるだけ早い段階で報告できるようになる」と明かした。ともに加入1年目のエチェバリア、ロメロにも残留を要請している。

他球団でFA権を取得した選手の補強には消極的で、若手の成長に期待。ロッテで10月に国内FA権を取得した石川とは今後、話し合う。

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ロッテ・レアードが帰国、2年契約の最終年も球団側は残留に自信[サンスポ]

ロッテのブランドン・レアード内野手(34)が16日、成田空港発の航空機で米国に帰国した。日本球界7年目(日本ハム4年、ロッテ3年)の今季は136試合出場で打率.262、いずれもリーグ2位の29本塁打、95打点。ロッテと2年契約の最終年だったが、球団側は来季残留に自信を持っている。

レアードは球団を通じて「最後は本当に残念な結果で終わりましたが、チームとしてよい戦いができたシーズンだったと思います。マリーンズファンの皆さん、今年1年ご声援ありがとうございました。幕張スシ!サイGO!(最高とさあ、行こう≠ェ合体したレアード独自の言葉)」とコメントした。

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ロッテ・河合オーナー代行兼社長、井口監督続投を明言「全うしてもらわなきゃいけない」[サンスポ]

ロッテ・河合克美オーナー代行兼社長が16日、千葉市美浜区のZOZOマリンスタジアムでシーズンの総括を行った。今季チームを2位に導いた井口資仁監督について「僕たちはどういうチームになりたいか。それを監督に委ねているわけですから。監督として全うしてもらわなきゃいけない」と来季の続投を明言した。

他球団で国内フリーエージェント(FA)権の資格条件を満たした選手の獲得については「理想的にはFAで補強しないで、下が育ってきてという形になっていくのが1番いい。(FAは)一切しないかというと分からない。ただ、基本的には今の若手を鍛え上げて強くしたい」と現有戦力のアップを強調した。

現時点で所属している外国人選手とは来季も契約する方針。ロッテと2年契約の最終年だったブランドン・レアード内野手とは交渉中で「基本的には残留の方向で話は進めてもらっています。できるだけ早い段階で報告できるようになる」と残留に自信をみせた。来年1年目のアデイニー・エチェバリア内野手、6月に入団したエンニー・ロメロ投手にも残留を要請している。

10月に国内FA権の取得条件を満たした石川歩投手とは、これから話し合う予定だ。

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ロッテ・安田尚憲「尻に火をつけてやっていかないと」、秋季練習第1クール終了[サンスポ]

ロッテが16日、千葉市美浜区のZOZOマリンスタジアムで行っている秋季キャンプ第1クールを終えた。キャンプは14日午後からスタートして猛練習の日々。安田尚憲内野手(22)は「今から尻に火をつけてやっていかないといけない」と必死の形相でバットを振り続けた。

履正社高(大阪)から2018年ドラフト1位で入団した安田は4年目の今季、球団史上最年少21歳9ヶ月で開幕4番。5月中旬まで48試合「4番・三塁」でスタメン出場し続けた。だが、打率は.213まで下がって4番を外れると、5月下旬から主に6、7番と代打での出場が多くなった。今季成績は115試合出場で打率.242、8本塁打、55打点。

大砲候補として期待される22歳は「力強い打球を飛ばすというのがこの秋のテーマでもあるので、今はセンターから逆方向へ強い打球を打つテーマでやっています」と福浦和也2軍ヘッド兼打撃コーチらのアドバイスを耳を傾けながら、来季の活躍を目指す。秋季練習は17、22日に休日をはさむ3クール制で25日に打ち上げる。

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ロッテ・安田、福浦2軍コーチからマンツーマン指導、「全部が課題。尻に火」[スポニチ]

ロッテの安田がZOZOマリンでの秋季練習で、福浦2軍ヘッド兼打撃コーチのマンツーマン指導を受けた。スイングでの肘、手首の使い方など細かい指導を受け、「浦和(2軍の時)の方が飛距離出てたよ、と言われる」と明かした。

今季は115試合に出場したが8本塁打に終わった。来季5年目となる安田は「全部が課題。尻に火をつけないといけない」と引き締めた。

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ロッテ、レアード&エチェバリア&ロメロと残留前提に交渉中[スポニチ]

ロッテの河合克美オーナー代行が、今季で契約終了するレアード、エチェバリア、ロメロの3外国人選手に対し、残留を前提に交渉中であると明かした。

ZOZOマリンでのシーズン総括会見で「残留の方向で代理人を通し話を進めている」と説明。「レアード、マーティン、エチェバリアの活躍がなければ、このポジション(2位)は維持できなかった」と重要な戦力とした。レアードはこの日、米国へ帰国した。

また来季が5年目となる井口監督についても終盤までの優勝争いを高く評価し「来年、再来年につながる采配だった」と改めて続投を明言した。

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ロッテ・レアードが帰国「ご声援ありがとう」、球団と残留交渉中[スポニチ]

ロッテのブランドン・レアード内野手が16日、成田空港発の便で米国に帰国した。

来季もロッテでのプレーを希望しており、ロッテの河合克美オーナー代行兼社長も「残留の方向で代理人を通して話を進めている」と明かした。

レアードはチームトップの29本塁打、95打点で終盤までの優勝争いと2年連続の2位に貢献した。

レアード
「最後は本当に残念な結果で終わりましたがチームとして良い戦いができたシーズンだったと思います。マリーンズファンの皆さん、今年1年ご声援ありがとうございました。幕張スシ!サイGO!(最高とさあ、行こうが合体したレアード独自の言葉)」

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ロッテがファン感謝デー「MARINES FANFEST 2021」12・4にオンラインで開催へ[スポニチ]

ロッテは12月4日のファン感謝デー「MARINES FANFEST 2021(マリーンズ・ファンフェスト2021)」をオンラインで開催すると発表した。

有料CS放送「日テレNEWS24」で生放送、パ・リーグ6球団公式メディア「パーソル パ・リーグTV」(有料サービス)と球団公式ファンメディア「MARINES PLUS(マリーンズ・プラス)」で生配信する。また、球団公式ファンメディア「MARINES PLUS」での生配信は無料で視聴できる(要無料会員登録)。参加選手やプログラムなどの詳細は後日発表する。

球団広報室は「今年もファンの皆さまへ感謝の気持ちを込めて12月4日にファン感謝デーを開催させていただきます。本年もオンラインでの開催となります。様々なプログラムを企画し盛り上げていけたらと思いますのでぜひご視聴ください」とコメントした。

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レアードが米国に帰国「いい戦いが出来たシーズンだった」[報知]

ロッテは16日、ブランドン・レアード内野手がアメリカに帰国したことを発表した。

今季チーム最多の29本塁打をマークするなどチームを牽引したレアードは「最後は本当に残念な結果で終わりましたがチームとして良い戦いができたシーズンだったと思います。マリーンズファンの皆さん、今年1年ご声援ありがとうございました。幕張スシ!サイGO!」とコメント。

今季で契約が切れるが、球団とは来季も残留の方向で前向きに交渉が進められている。

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河合克美オーナー代行が井口監督続投を正式発表、レアードとの残留交渉も手応え[報知]

ロッテの河合克美代表取締役オーナー代行兼球団社長が16日、ZOZOマリンで今季の総括会見を行った。

チームは今季141試合目で惜しくもリーグ優勝を逃し、2年連続の2位が決定。それでも「去年の2位と今年の2位は選手1人1人の中で残っている悔しさが全く違う物だったと思う。僕たちはどうあるべきか、どういうチームになりたいかというところからスタートして、それを監督に委ねている。それを実現しない限り、監督としての役割を全うしてもらわないといけないと思う」と今季から2年契約を結んでいる指揮官の来季続投を正式に発表した。

さらには今季で契約が切れるレアードについても「できるだけ早い段階で報告ができると思う」と残留交渉が前向きに進んでいることを明かし、来季も強力な戦力をそろえ、リーグVを目指す。

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秋季練習第1クールが終了、安田尚憲「尻に火を付けてやっていかないと」[報知]

14日から行われたZOZOマリンでの“秋季キャンプ”第1クールが16日、終了した。

連日の打撃練習などで手のひらのマメも潰れている選手たちだが、4年目の安田尚憲内野手は「来季に向けて今から尻に火を付けてやっていかないと」と気を引き締めた。

今季は球団最年少となる開幕4番を勝ち取り、自己最多の115試合に出場。8本塁打、55打点、打率.242といずれもキャリアハイとなる成績を残したが「悔しいシーズンというか自分の実力不足だなと感じることは多かった。最後は試合にもなかなか出る機会がなかったのでその辺の悔しさもありつつ、自分の不甲斐なさも感じつつっていうシーズンだった」と振り返った。

5年目となる来季はレギュラー定着へ燃える。「来年はチャンスは今年ほど多くないと思うので、しっかりと限られたところで活躍できるように」。この秋で成長を遂げてみせる。

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ファン感謝デー「MARINES FANFEST 2021」を12月4日にオンラインで開催[報知]

ロッテは16日、今年のファン感謝デー「MARINES FANFEST 2021(マリーンズ・ファンフェスト2021)」を12月4日にオンラインで開催することを発表した。

有料CS放送「日テレNEWS24」で生放送、パ・リーグ6球団公式メディア「パーソル パ・リーグTV」(有料サービス)と球団公式ファンメディア「MARINES PLUS(マリーンズ・プラス)」でも生配信する。なお、球団公式ファンメディア「MARINES PLUS」の生配信は無料で視聴が可能(要無料会員登録)となる。

放送日時は12月4日午後1時から3時まで。球団広報は「今年もファンの皆さまへ感謝の気持ちを込めて12月4日にファン感謝デーを開催させていただきます。本年もオンラインでの開催となります。様々なプログラムを企画し盛り上げていけたらと思いますのでぜひご視聴ください」とコメントした。

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ロッテ、「ブランドブック」作成でワンチームに、監督、選手、球団職員の思いまとめる[デイリー]

ロッテの河合オーナー代行は16日、監督、選手、球団全職員の思いをまとめて1冊の本にした「ブランドブック」の作成で、球団、チームのまとまりができたことを評価した。

ブランドブックには球団の理念や、行動方針や、職員1人1人の思いが本に記載され、井口監督や中村奨、益田らのインタビューなども掲載された職員向けの冊子。今季中に、全職員に配布した。

河合オーナー代行は「チームボイスにしろ球団理念にしろ、フロントだけの考えではなくて、監督、一般職員が考えてのもの。こういうチームを作ってもらう、最初の一歩となる」と説明した。

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ロッテ・河合オーナー、佐々木朗に期待「ローテの柱に」レアードには残留示唆[デイリー]

ロッテの河合克美オーナー代行兼球団社長(69)が16日、井口資仁監督(46)の続投を正式発表し、5年目を迎える指揮官のもと、伸び盛りの若手の活躍と、現有助っ人の融合で来季の優勝を期待した。

2年連続2位となったが「監督が選手全員を分かった上での采配だった。来年、再来年につながる」と指揮ぶりを評価。来季は佐々木朗、藤原、安田らの成長で戦力が上がることを期待した。「もう一皮、二皮むけて、抜けて欲しい」。

契約交渉中のレアードについては「基本的には残留の方向で話は進んでいる」と手応えを明かし、エチェバリアも残留交渉を進めていることを明言。後半戦、活躍した佐々木朗については「ローテーションの1番の柱に入ってもらいたい」と活躍を願った。

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ロッテ・レアード帰国、河合オーナー代行「残留の方向で」交渉中[デイリー]

ロッテのブランドン・レアード内野手が16日、成田空港発の航空機で米国へ帰国した。

今季は136試合に出場し、打率.262、29本塁打、95打点の成績を残した。チームはシーズン2位に終わり、CSファイナルSではオリックスに敗れた。「最後は本当に残念な結果で終わりましたが、チームとして良い戦いができたシーズンだったと思います。今年1年、ご声援ありがとうございました。幕張スシ!サイGO!」とファンに感謝し、日本を旅立った。

今季で複数年契約が切れるため、球団は代理人と残留交渉中。河合オーナー代行兼球団社長は「残留の方向で今、話は進めてもらっています。できるだけ、早い段階でお話はできるのでは」と、来季のマリーンズでのプレーする手応えを明かした。

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ロッテ、井口監督が続投河合オーナー代行発表[デイリー]

ロッテの河合克美オーナー代行兼球団社長が16日、ZOZOマリンスタジアムで、井口資仁監督が5年目となる来季も続投すると発表した。「どういうチームになりたいかを監督に委ねている。実現に向けて全うしてもらわないといけない」と期待した。

今季はオリックスと最後まで優勝争いを演じたが、67勝57敗19分けで2年連続の2位だった。河合オーナー代行は「本当に強いチームになるための半歩はさらに進めた。悔しさはある。これを乗り越えない限り優勝はできない」と語った。

また2年目の佐々木朗希投手について「来季以降はローテーションに1番の柱として入ってもらう」と飛躍を願った。

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ロッテ・井口監督の来季続投、河合オーナー代行が表明「監督の采配は見事」[デイリー]

ロッテの河合克美オーナー代行兼球団社長が16日、ZOZOマリンスタジアムでシーズン総括会見を行い、来季も井口資仁監督(46)に指揮を執ってもらうことを正式に表明した。

今季は2年連続2位と、05年以来のリーグ優勝を逃したが、若手の積極起用など采配面を高く評価。「我々が強いチームになるために、監督が全員が分かった上で振るう采配は見事だった。来年、再来年につながる」と、監督就任5年目を迎える来季のV奪回を期待した。

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ロッテ、12・4にファン感謝デー、オンラインで生配信[デイリー]

ロッテは16日、12月4日にファン感謝デーをオンラインで開催し、有料CS放送「日テレNEWS24」で生放送、パ・リーグ6球団公式メディア「パーソル パ・リーグTV」(有料サービス)と球団公式ファンメディア「MARINES PLUS(マリーンズ・プラス)」で生配信すると発表した。

球団公式ファンメディア「MARINES PLUS」での生配信は無料で視聴できる(要無料会員登録)。参加選手やプログラムなどの詳細は後日発表する。

「MARINES FANFEST 2021」の詳細は次の通り。放送日時:12月4日13時〜15時予定、視聴方法:有料CS放送「日テレNEWS24」、パ・リーグ6球団公式メディア「パーソルパ・リーグTV」(有料サービスとして配信)、球団公式ファンメディア「MARINES PLUS」(無料会員向けコンテンツとして配信)。

ロッテ広報室コメント「今年もファンの皆さまへ感謝の気持ちを込めて12月4日にファン感謝デーを開催させていただきます。本年もオンラインでの開催となります。様々なプログラムを企画し盛り上げていけたらと思いますのでぜひご視聴ください」とコメントした。

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[千葉魂]逃した頂点、募る悔恨、CSファイナル敗退、夢は来季へ[千葉日報]

11月12日午後9時35分。10月に優勝マジックを点灯させた京セラドーム大阪でマリーンズの2021年は突然の終わりを迎えた。まさかのサヨナラ引き分け。最終回、必死の防戦も1点リードを守り切ることはできなかった。歓喜に沸くバファローズナインの姿をただ、ただ呆然と見つめるしかなかった。

「これが優勝チームと2位の違いではないでしょうか。自分達は『いい試合ができました』ではいけない。勝ち切って、勝ち上がらないといけない」。

試合後の記者会見。井口資仁監督は厳しい口調で試合を振り返った。その表情は悔しさであふれていた。

チームスローガン「この1点を、つかみ取る。」の下、戦った1年だった。チーム打率こそリーグ5位だったが、得点はリーグトップの584得点を叩き出した。どんな形でもいい。出塁をして次の塁を狙う野球を実践し、貪欲に得点を重ねていった。一方で失点は570点。ライオンズに続くリーグワースト2位の数値となった。

「得点はみんなで勝ち取ったもの。よくやってくれた。一方で失点を何とか抑えていかないといけない。投手だけではなくてディフェンスをする全員で無駄な点を与えない意識を徹底していかないと、さらに上にはいけない」と指揮官は唇をかんだ。

試合後、ホテルに戻ると全員集合してのミーティングが開かれた。まずは慰労し、今年の課題を伝え、来年への想いを話した。クライマックスシリーズ(CS)で敗れ、ミーティングを開く。それは昨年も福岡で経験したこと。さらなる悔しさが指揮官の胸に到来した。

「自分達は141試合目で優勝を逃した。悔しい。そして2年連続でCSに出て、相手に負けた。この悔しさを絶対に生かさないといけない。来年は絶対に全員でまずリーグ優勝をつかみ取り、千葉でCSファイナルステージを戦い、勝ち抜かないといけない」。

スピーチは熱を帯びた。帰りのバスの中で呆然とした表情で時折、天を仰ぎ、車窓から外景を見ていた指揮官は1年間一緒に魂を削りながら戦った戦士達の顔を目にすると、さらなる悔しさが湧き上がり、それが言葉となって表れた。

CSファイナルステージで日本シリーズの切符を手に入れられなかったことはもちろん悔しいが、最大の目標であったリーグ優勝を逃した悔恨の想いが募る。9月には首位に立った。51年ぶりの優勝マジックを点灯させた。9月15日時点でバファローズとは最大4ゲーム差をつけてトップを走っていた。そして最後は残り3試合でマジック3。あと3勝だった。残り3試合全勝で前後期、プレーオフ制を除くと51年ぶりとなるリーグ優勝が見えた中でそれは儚い夢として消えた。蜃気楼のごとく、目標はスッとどこかに消えていった。

悔しさを胸に、2022年のマリーンズはすでに始動をしている。14日から若手中心の練習を再開。朝早くから長時間、身体をいじめ抜いている。「若い選手達はもっと必死になって目の色を変えて強くならないといけない」。井口監督は期待をしているがゆえ、若手に厳しい言葉を投げ掛ける。若手の成長なくしてリーグ優勝という山の頂にはたどり着かない。

幸い、センスあふれる有望な人材は投打にいる。あとはこの冬を越えた時、どれくらい伸びているか。今年、味わった経験をどれほど生かせるかだ。苦と幸は表裏一体。苦難なくして幸せはない。乗り越えた後に幸せはやってくる。来年こそは秋に輝く。だから苦しい練習をひたすら続ける。希望の春から飛躍の夏、そして激戦を繰り広げた秋と季節はあっという間に移り替わった。風は冬の匂いがした。苦難に負けない強いチームづくりが始まった。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)

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[ロッテ]河合オーナー代行兼社長が今季を総括[BASEBALL KING]

ロッテの河合克美オーナー代行兼球団社長が16日、今季の総括を行った。

河合オーナー代行兼球団社長は「クライマックスシリーズが終わったところで、選手に言ったのは、選手の戦いぶりは見事だった。昨年も同じようにクライマックスにいけた訳ですけど、その前のレギュラーシーズンに関していうと、去年は2位といいながら2位、3位争いでのクライマックス。今年目指すのは優勝争い。2位、3位に残ってクライマックスに出るという考えは捨ててくれということで、実際にシーズンに入って選手達は最後の最後141試合目でレギュラーシーズンを残念ながら2位になってしまった訳ですけど、昨年の2位と今年の2位という意味では、1人1人の中に残っている悔しさみたいなものというのは全く違うものだったんだろうなと。我々も含めてそういう風に思っています」と振り返った。

今季のロッテはシーズン最終盤までオリックスとリーグ優勝を争ったが、67勝57敗19分の2位でシーズンを終えた。今季は開幕5連敗スタートも、前半戦は岩下大輝がチームトップの8勝をマークし、救援陣でも5年目の佐々木千隼が開幕直後ロングリリーフを務め、6月からは勝ちパターンに組み込まれる働きを見せ、野手陣も荻野貴司、マーティン、中村奨吾、レアードが打線を引っ張り、前半戦を終えた時点でリーグトップの384得点を挙げた。

後半戦に入り、打線の状態が下降したことに加え、マーティンが右足の骨折で離脱した時期もあった。9月以降は得点力が落ちたなかで、投手陣がカバー。先発では小島和哉、佐々木朗希が安定した投球を見せ、救援陣もシーズン途中にトレードで加入した7回・国吉佑樹、8回・佐々木千隼、9回・益田直也の勝利の方程式を確立した。

9月としては球団51年ぶりにリーグ首位に立ち、10月14日には2位ながら球団としては51年ぶりに優勝マジックが点灯。10月24日の日本ハム戦にサヨナラ勝ちし優勝マジックを「3」まで減らすも、翌25日のソフトバンク戦に大敗。この日が最終戦となっていたオリックスが勝利したため、ロッテは優勝するために残り3試合を3勝、もしくは2勝1分で終えなければいけない状況となった。最後は10月27日の楽天戦に敗れリーグ優勝とはならなかった。

2年連続2位とチームは着実に力をつけてきており、リーグ優勝が手に届くところまできている。河合オーナー代行兼社長は会見の最後に「来年こそは優勝したい」という言葉を残し会見場を去っていった。

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救援防御率「3.24」ロッテを支えたリリーフ陣[BASEBALL KING]

リーグ優勝を逃したが2年連続2位でシーズンを終えたロッテ。そのなかでも、リリーフ陣の貢献度が非常に大きかった。

13年ぶりの2位に入った昨季は唐川侑己、ハーマン、澤村拓一(現レッドソックス)、益田直也の“勝利の方程式”に加え、小野郁、東條大樹といったビハインドゲームで登板の多かったリリーフ陣も1週間の登板管理がされていたこともあり、3連投、1週間に4試合以上登板が非常に少なく、チーム救援防御率はリーグ2位の3.30をマークした。

今季に向けて、澤村が海外FA権を行使して大リーグ・レッドソックスへ移籍したが、救援陣の大きな補強はなく2021年シーズンが始まった。

◇開幕直後は不安定だった救援陣

開幕直後はハーマンが初登板から3試合連続失点、守護神・益田も初登板から2試合連続失点、昨季ビハインドゲームを中心に自己最多の40試合に登板した小野も“勝ち試合”を任されるも本来の投球を披露することができず、4月終了時点のチーム救援防御率は4.15。昨季は6回終了時点でリードしていた試合は、44勝3敗1分だったが、今季は4月が終了した時点で、6回終了時にリードしていながら逆転され敗れた試合は3度あった。

それでも、チームが大きく崩れなかったのは打線に加え、救援陣もセットアッパーの唐川が開幕から13試合連続無失点、イニング途中にピンチでマウンドに上がり何度も火消しをした田中靖洋、ビハインドゲームで流れを呼び込む投球で逆転を手繰り寄せた佐々木千隼が、安定した投球を披露していたことが大きい。

開幕直後は左のリリーフが1軍に不在のなかで、田中は左打者に抜群の強さを発揮し、“左打者”に打順が巡ってきたところでマウンドに上がる機会が多かった。

4月3日の日本ハム戦では、1−2の6回に先発・美馬学が先頭の浅間大基に中安、2死後、中島卓也を左安で一、三塁とピンチを作り、3回に適時三塁打などこの日2安打されている左打者の西川遥輝の打順のところで田中がマウンドへ。2球目に一塁走者の中島卓也に盗塁を決められたが、西川をインコースやや高めの135キロのカットボールで投手ゴロに打ちとり無失点。直後の7回に5点を奪い逆転に成功し、6回のピンチをしのいだ田中靖が勝利投手になった。

◇5月に入り安定

5月に入ると、救援陣も安定していき、5月の救援防御率は「2.94」と改善。特に5月は6回終了時点でリードしていた試合は8勝0敗2分と、6回までリードしていれば1度も負けなかった。勝ち試合の7回を投げるハーマンが5月12日のソフトバンク戦で5失点を喫したものの、8回の唐川が5月は10試合・10回を投げて7ホールド、防御率2.70、守護神・益田が10試合・10回を投げて8セーブ、防御率0.90の成績を残した。

ビハインドゲームで投げることの多かった佐々木も5月7試合・6回1/3を投げ防御率0.00、4月終了時点で防御率9.35だった小野も5月は10試合・10回を投げて防御率1.80と調子を取り戻した。

5月14日の西武戦では2−4とリードを許す展開も7回・小野、8回・河村説人、9回・土居豪人が無失点に抑えると、9回にレアードが同点2ランを放ち引き分けに持ち込んだ。5月25日の阪神戦では1−3の5回から2番手で登板した大嶺祐太が2回を無失点、7回から登板した佐々木が1回を無失点に抑え、2−3の8回にマーティンの逆転2ランが飛び出し、佐々木が白星を手にした。

“勝利の方程式”の形が見え始め、ビハインドゲームで投げる投手も4月に続き無失点に抑えていれば、試合終盤に逆転、あるいは負け試合を引き分けに持ち込むことができた。

◇佐々木がセットアッパーへ

6月は開幕からビハインドゲームを中心に存在感を示していた佐々木への信頼度がさらに上がった。6月4日に勝ち試合の7回を担当していたハーマンが1軍登録抹消されると、佐々木が勝ち試合の7回を担当。

27歳の誕生日となった6月8日のヤクルト戦では、6−3の7回に登板し、三塁・安田尚憲、二塁・中村奨吾の好守備にも助けられ、三者凡退に抑えた。

さらに、6月13日の巨人戦で勝ち試合の8回に登板すると、唐川が6月17日に1軍登録抹消されてからは、本格的に勝ち試合の8回を任されるようになった。

佐々木は勝ち試合を担当するようになっても、ビハインドゲームで投げていたときと変わらず、テンポの良い投球で打者を封じていき、6月6日のDeNA戦から7月7日のソフトバンク戦にかけて12試合連続で無失点に抑えた。

故障や不調で1軍を離脱した投手は出たが、しっかりとその穴を埋め、ロッテの救援陣は前半戦終了時点で、チーム救援防御率「3.24」と安定した数字を残した。

◇勝利の方程式が確立

前半戦は守護神・益田以外の勝ちパターンは、故障者や成績不振による離脱が相次ぎ流動的だったが、後半戦に入ってから6月14日に有吉優樹とのトレードでDeNAから加入した国吉佑樹が勝ち試合の7回を担当し、前半戦の終盤は勝ち試合の7回や8回を務めていた佐々木が8回に固定。7回・国吉、8回・佐々木、9回・益田という形が確立された。

後半戦2戦目となった8月14日のオリックス戦、4−2の7回に国吉が移籍後公式初登板を果たし、一、二塁のピンチを招くもT−岡田を見逃し三振、安達了一を投ゴロで無失点。8回・佐々木、9回・益田はいずれも三者凡退に抑えるパーフェクトリリーフを見せた。

国吉は益田が3連投中だった8月21日のソフトバンク戦、8−5の9回に登板し、三森大貴に適時打を浴びるも、移籍後初セーブをマークした。

また、東妻も後半戦に入ってから欠かせない戦力となった。イニングの頭から1イニングを投げるときもあれば、イニング途中に走者を背負った場面でマウンドを上がることもあった。

8月22日のソフトバンク戦では先発・ロメロが同点に追いつかれ、2−2の5回1死二、三塁で登板し、デスパイネ、中村晃を連続三振でピンチを脱した。東妻は「本当に何とかなると思って投げているので、ランナーが出ていようが出ていなかろうが、自分のピッチングをするだけだと思って投げています」とイニングの頭、走者を置いた場面の登板でも“自分の投球”をすることだけを考えマウンドに上がり続けた。

◇登板管理

後半戦はリリーフ陣の投球管理をしながら、勝負所でムチを入れて起用するメリハリがあった。

昨年、益田は3連投が1度だけだったが、今季は1点を争う試合が多いことに加え、9回で打ち切りということも関係していたのか、3連投が5度あった。国吉も9月3日からの日本ハム3連戦、9月14日からの日本ハムとの3連戦で2度3連投した。

特に益田は9月3日からの日本ハム戦との3連戦で3連投した後、2日間登板間隔が空いて、9月8日・9日のオリックス戦、10日の楽天戦で3連投。さらに、9月14日からのソフトバンクとの3連戦で3連投と、9月1日の西武戦からの16日のソフトバンク戦までの13試合で9試合に登板した。そして、凄いのがこの間に許した失点は1度もなかったことだ。

9月前半に3連投があった益田と国吉だが、9月後半は登板数が少なく、益田は9月18日の日本ハム戦から9月30日のオリックス戦にかけての11試合で2登板だった。また、9月24日には離脱していた唐川が1軍に復帰。

唐川が戻ってきたことで、勝ちパターンの層が厚くなった。9月25日の西武戦では先発・河村が3−0の6回に1点を失い、2死満塁のピンチとなったところでマウンドにあがり、栗山巧を二ゴロに仕留めれば、10月5日の西武戦では、この日ベンチ外だった佐々木に代わって2−0の8回に登板し1回を無失点に抑える好リリーフを見せた。

佐々木はシーズン通して1度も3連投、1週間に4試合以上の登板がなく、フレッシュな状態で登板することができた。ベンチ外だった10月5日の西武戦だけでなく、佐々木が連投中だった9月5日の日本ハム戦、9月16日のソフトバンク戦は、いずれも8回のマウンドに国吉があがった。シーズン通して安定した投球ができたのも、首脳陣が佐々木を大事に起用してきたことも関係しているだろう。

◇絶対的守護神の益田

そして、マリーンズのブルペンを語る上で忘れてはならないのが守護神・益田の存在だ。

初登板となった3月27日のソフトバンク戦から2試合連続で敗戦投手と躓いてしまったが、4月1日の楽天戦から10日の西武戦にかけて6試合連続無失点投球。5月は10試合に登板したが安打を許した試合はわずかに2試合、月間リーグトップタイの8セーブを挙げ、月間防御率は0.90をマークした。

6月に入ってからその安定感はさらに増していった。6月8日のヤクルト戦から9月25日の西武戦にかけて、30試合連続でセーブ機会、同点の場面での失敗がなく、この間の投球成績は30試合・30回を投げて、1勝20S、防御率は0.90。

勝ち試合はもちろんのこと、同点の場面で登板し、1イニングを無失点に抑え、引き分けで終えることができているからこそ、2年連続で2位になったといえる。

6回終了時点でリードした試合の試合は49勝5敗6分で、4月24日のソフトバンク戦から9月5日の日本ハム戦にかけて引き分けを挟んで28連勝ということもあった。8月まで先発陣が不安定だったなかで、5月以降大きく崩れることなく救援陣をやりくりし、その中でフロントもシーズン途中に国吉をトレードで補強した。首脳陣、選手、フロントが機能したことで、安定したブルペンを作り上げたといいっていいだろう。

主な救援陣の投球成績
益田直也:67試 3勝6敗0H38S 防2.24
佐々木千隼:54試 8勝1敗26H1S 防1.26
国吉佑樹:25試 2勝0敗17H2S 防1.44
唐川侑己:38試 4勝2敗22H0S 防2.72
東妻勇輔:37試 1勝0敗4H0S 防2.88
ハーマン:45試 1勝1敗24H0S 防5.19
小野郁:49試 0勝3敗8H0S 防3.48
田中靖洋:38試 1勝2敗10H0S 防4.54
3連投した投手(移動日挟む3連投は含まない)
益田直也(8月18・19日西武戦・20日ソフトバンク戦、9月3日〜5日 日本ハム戦、9月8・9日オリックス戦・10日楽天戦、9月14日〜16日ソフトバンク戦、10月5・6日西武戦・7日楽天戦)
国吉佑樹(9月3日〜5日 日本ハム戦、9月14日〜16日ソフトバンク戦)
1週間に4登板以上した投手
益田直也(4月13日〜の週、8月24日〜の週、10月5日〜の週)
田中靖洋(4月20日〜の週)
東妻勇輔(8月17日〜の週、8月31日〜の週)

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