わたしはかもめ2021年鴎の便り(11月)

便

11月19日

ロッテ理念が100ページに詰まる「ブランドブック」選手も球団職員も1つ[ニッカン]

ロッテの選手、首脳陣、球団職員のバイブルがある。「ブランドブック」と名付けられた一冊は、シーズン中にチーム内の全員に配られた。

ページをめくると「このBRANDBOOKは千葉ロッテマリーンズが勝利と頂点を目指す集団であるために球団の方針と想いをまとめたものである」と大きめのフォントで、横書きでしたためられている。その裏には井口監督ほか15選手のモノクロ写真が。ZOZOマリン正面入り口にある写真と同じものだ。

井口監督や選手会長の益田直也投手(32)にキャプテンの中村奨吾内野手(29)のインタビューに加え、球団職員達の座談会の様子も掲載されている。今春にはスローガン「この1点を、つかみとる。」の礎となった“チームボイス”が約100ページの随所に表現されている。

河合克美オーナー代行兼球団社長(69)は「理念やビジョンを“自分ごと化”するのは1番難しいところだと思います。絵に描いた餅ではなく、壁に貼ってある標語ではなく、1人1人の自分ごととして、チームを作る一員という自覚を持ってもらうのが目的でした。あれを作ったから終わりではダメ。最初の1歩だと考えています」と、常勝軍団への道筋の1つであることを強調する。

ある見開きページには、今季初めて盗塁王に輝いた和田康士朗外野手(22)が一塁でリードをとる写真が大きく掲載されている。その横に4人のコメントが添えられている。和田と、チケット部門の社員と、法人営業部の社員と、グッズ販売部門の社員。チーム一丸を象徴するような1冊で、より結束を高める1年になった。

ページトップ

ロッテがサポートトレーナーを募集、理学療法士、柔道整復師などの有資格者[ニッカン]

ロッテは19日、選手をサポートするトレーナーを募集すると発表した。書類選考後、面接と実技試験を実施する。

業務委託契約でトレーナー1人を募集する。勤務開始は22年1月で、理学療法士、鍼灸マッサージ、柔道整復師などの国家資格を有することが条件。trainer-recruit2022@marines.co.jpのメールアドレスへ11月27日まで必要書類を送付することで応募となる。詳細は球団ホームページにて。

ページトップ

ロッテ育成森遼大朗が高校時代オリックス山本由伸と対戦、忘れられない感触[ニッカン]

ロッテ森遼大朗投手(22)は会心の感触を、6年たっても覚えている。

「自分、センターオーバーに2ベース打ったっていうのだけ覚えています。多分真っ直ぐを。センターがめちゃくちゃ前に来てて、たまたま当たったら、たまたま飛んでいったような」。

それでも、とても嬉しそうに話した。都城商(宮崎)の1年生が新人戦で安打した相手は、同じ市内で快速球で有名だった都城高の2年生エース。日本シリーズ第1戦の先発が予想されるオリックス山本由伸投手(23)のことだ。

「すごかったです。絶対的エースで。これ打てる高校生、いるのかなって。直球と思って振りに行ったら、フォークで」。

美しいフォームで知られた森も、追うように育成選手としてプロ入りした。入団直後、2軍戦を終えたZOZOマリンに、ナイターに備えた山本がやって来て「都城商業から入りました森です」とあいさつした。その後は、テレビ画面の向こうの人になっている。

プロか大学か。迷った末にプロを選び、大学進学したと同じだけの時間が過ぎた。今季は初めて2軍ローテーションで1年を過ごし、10勝をマーク。「そこは収穫があったなというふうには思っています」。一方で、シーズン終盤は失点がやや増えた。疲れもたまる時期。「試合にうまく入っていけなかった時もありました」と明かす。

フォームも固まり、イメージ通りの球を投げられるようになってきた。それでも直球は山本より10キロ前後遅い。「すごいとか言えないですね」。数イニングとはいえ同じマウンドで投げた由伸さんと、また−。

「まずは支配下にならないとそういう舞台にも立てないですし、まずはそこを目指して頑張っていきたいなと」。

プロでの投げ合いを夢見る。

ページトップ

ロッテが南昌輝投手の引退記念グッズ販売、Tシャツ、パーカなど[ニッカン]

ロッテは19日、今季限りで現役を引退した南昌輝投手(32)の引退記念グッズを受注販売すると発表した。

ラインアップはTシャツ、タオル各種、パーカなど。球団オンラインストアで11月28日まで受注販売する。発送は22年1月中旬以降の見込み。

南はプロ11年目の今季限りでの引退を決断。10月30日の日本ハム戦(ZOZOマリン)で引退登板を行った。

ページトップ

ロッテ・国吉佑樹、第4子の三女が誕生していたことを報告、「優勝争いの最中でタイミングが分からず…」[スポニチ]

ロッテの国吉佑樹投手(30)が19日、自身のSNSを更新し、第4子の三女が生まれていたことを報告した。

国吉は「ご報告」と題して「実はシーズン中に第4子となる三女が我が家に産まれていました」と報告した。

この日の報告となったことに「優勝争いの最中でなかなかタイミングが分からずシーズン後のこのタイミングになってしまいました」とし「一男三女の父親として更に頑張らないと」と決意を示した。

ハッシュタグには「#一男三女」「#4人兄妹」「#妻に感謝」「#ママは偉大なり」と添えていた。

国吉は今年6月に有吉優樹投手(30)との交換トレードでDeNAからロッテに移籍。今季DeNAで18試合に登板し、1勝1敗の防御率5.16だったが、移籍後のロッテでは25試合に登板し、2勝0敗17ホールド2セーブで防御率1.44だった。

国吉佑樹(くによし・ゆうき)
1991年(平3)9月24日生まれ、大阪府出身の29歳。秀岳館から09年育成ドラフト1位で横浜(現DeNA)に入団。11年7月に支配下登録され、同年10月4日巨人戦でプロ初勝利をマーク。今年6月に交換トレードでDeNAからロッテに移籍。1メートル96、106キロ。右投げ右打ち。

ページトップ

ロッテで支配下に1番近い投手−育成・森が山本由伸との投げ合い目指す[スポニチ]

ロッテの育成4年目・森遼大朗投手(22)が19日、ZOZOマリンで行われた秋季練習に参加し、来季は支配下登録されて、都城商時代に対戦した経験がある1学年上のオリックス・山本由伸との投げ合いを目標に掲げた。

「1年の秋ぐらい。向こうは、2年生エースって感じで、これを打てる高校生っているのかなと思った」。

当時の山本はすでにプロからも注目される都城の絶対エースで、「打席にも立ちました。凄く速くて、フォークが来たときに、真っ直ぐと思って振りにいったら、バットに当たっていなかった」との思い出がある。

一方で、二塁打もマークした。「センターオーバーを打った。センターがめちゃくちゃ前に来ていて、たまたま当たったら、たまたま飛んでいった」と笑う。

来季は支配下登録されて、1軍での対戦を目指す。「まずは支配下を目指して頑張っていきたい。今、日本で1番いい投手。凄いとしか言えない。自分は特に気負うこともないと思うし、自分の力を出せればいいかな」。今季は2軍で10勝5敗、防御率3.20。チームで支配下登録に1番近い選手だ。

ページトップ

ロッテ南、引退グッズ発売、一礼する姿をデザイン[スポニチ]

ロッテはマリーンズオンラインストア限定で南昌輝投手の現役引退を記念したグッズの受注販売を開始した。

南昌輝投手引退記念フェイスタオルは引退登板を行った今季最終戦の10月30日の日本ハム戦後、グラウンドに深く一礼する姿に、「THANKS MASAKI MINAMI」というメッセージがデザインされている。

商品は次の通り。フェイスタオル:1800円、Tシャツ:3500円、パーカー:6000円、バスタオル:4500円、アクリルキーホルダー:600円、全て税込。

ページトップ

国吉佑樹、9月に第4子の三女誕生していた「更に頑張らないと」[報知]

ロッテの国吉佑樹投手は19日、9月に第4子となる三女が誕生していたと自身のインスタグラムで報告した。

国吉は「実はシーズン中の9月に第4子となる三女が我が家に産まれていました。優勝争いの最中でなかなかタイミングが分からずシーズン後のこのタイミングになってしまいました。一男三女の父親として更に頑張らないと」と記して、新生児を抱く写真を掲載した。

コメント欄では広島・小園海斗や日本ハム育成の姫野優也から「おめでとうございます」と祝福の声が寄せられている。

ページトップ

育成・森遼太朗がオリックス・山本との投げ合い誓う[報知]

ロッテの育成4年目右腕・森遼太朗投手が19日、ZOZOマリンでの秋季練習に参加し、オリックス・山本との投げ合いに目を輝かせた。

今季は2軍でローテを担い10勝5敗、防御率3.20。ファームの最多勝のタイトルも獲得した。都城商時代は、1学年上の山本と対戦した経験があり、「2年生エースという感じで、これ打てる高校生いるのかなと思った。真っ直ぐだと思って振りにいったら(フォークで)ボールが当たってなくてびっくりしました」と振り返った。プロ入り後に1度、山本と挨拶を交わしたことはあるが、その後山本は球界を代表する投手に成長。2人の距離は少し遠ざかった。 

「すごいしか言えないですね。負ける気がしないというか負ける要素がない。今日本で1番良いんじゃないかな」と森。再びマウンドで投げ合うためにまずは支配下登録を勝ち取ることが条件。「負けて当然ではないけどそんなに何も背負う物はないかなと思うので自分の力出せれば良いかなと思っている」と憧れの舞台での対戦を目指す。

ページトップ

ロッテ、南昌輝の引退記念グッズを販売開始[デイリー]

ロッテは19日、マリーンズオンラインストア限定で南昌輝投手の現役引退を記念したグッズの受注販売を開始したと発表した。期間は11月28日まで。

引退記念フェイスタオルは引退登板を行った今季最終戦の10月30日・日本ハム戦(ZOZOマリンスタジアム)の試合終了後、ファンが帰った後のZOZOマリンスタジアムでグラウンドに深く一礼する南投手と「THANKS MASAKI MINAMI」というメッセージがデザインされている。通算成績は190試合に登板し、11勝8敗、37ホールド、防御率3.59。

引退記念グッズの商品一覧は次の通り。

ページトップ

ロッテの新人右腕・河村が女房役の加藤に感謝「配球の面ですごく助かっていました」[BASEBALL KING]

「プロ野球というのをよく知れたシーズンだったかなと思います」。

ロッテの河村説人は、プロ1年目を終えた今季をこのように振り返った。“よく知れた”部分について「何も分からない状態で入ったので、それでCSまでいけましたし、1年目にしては学べたものが多かったのかなと思います」と話し、「技術的にももちろん学んだんですけど、試合の流れであったり、毎日の生活の流れ、移動、色々と知れましたね」と、自分のなかでもルーティンのようなものが確立できたようだ。

◇開幕1軍を掴むも

星槎道都大からドラフト4位でプロ入りした河村は、プロ入り後初の対外試合登板となった2月16日の広島との練習試合から3月7日の西武戦にかけて6試合連続で無失点に抑えるなどアピールし、開幕1軍入りを掴む。

開幕当初の役割は主にビハインドゲームでのリリーフ。「最初は勝ちパターンではない部分で投げていたので、何とか抑えるのはもちろんなんですけど、もっともっと投げる機会が多くなるように、しっかり投げたいなと思って投げました」。登板機会が増えるように、チームのために腕を振った。5月14日の西武戦では2−4の8回に登板し、わずか9球で三者凡退に終えると、9回裏にレアードの2ランで引き分けたという試合もあった。

しかし、5月18日のオリックス戦、5月21日の楽天戦で2試合連続失点を喫すると、5月22日に1軍登録を抹消された。

「ファームでうまく相手のバッターとの考え方というか、1軍から落ちてきて“2軍の選手に打たれてたまるか!”という思いで投げていました。この投げる感じがすごくよかったなと今では思っているので、バッターに対する意識、考え方を2軍で大切にしていました」。

ファームでは3試合リリーフ登板した後、6月13日のヤクルト戦から3試合連続で先発し、6月26日の楽天戦では6回・106球を投げ、5安打、7奪三振、0失点に抑え、7月7日に再昇格。プロ初先発となった7月7日のソフトバンク戦で5回を2安打1失点にまとめ、プロ初勝利を挙げた。

◇加藤と好相性

後半戦に入ってからはファームで先発登板を重ね、9月12日の楽天戦で1軍先発し5回1失点で2勝目、チームが3連敗中だった9月25日の西武戦では、走者を出しながらも5回2/3・111球、6安打、4奪三振、1失点の粘りのピッチングで3勝目を手にした。

9月25日の西武戦で印象に残ったのが3−0の4回1死二、三塁で山川穂高を迎えた場面。相手の裏をかいたような初球115キロのカーブでストライクを取った。

河村は「ランナーが二、三塁とかで、自分も投げる気はなかったんですけど、加藤さんが要求してくれて、すごくいいタイミングで挟んでくれたかなと思いますね。今年、カーブのなかでは1番使い所がよかったかなと思います」と振り返る。

加藤とは相性がよく、河村は加藤がマスクを被った登板は4試合・21回2/3を投げて自責点5、防御率にすると「2.08」だった。

河村は加藤と好相性だった要因に「カーブの使い方がすごくうまいなと自分も思っています。配球の面ですごく助かっていました」と話し、「また、あまり走られる機会も多くないので、そこも嬉しいなと思います」と感謝した。

◇自信を持って投げられた球種

1、2軍を含めて先発転向後の投球を見ていて、変化球が低めに集まっていると抑え、変化球が高めにくると打たれ出すように見えた。本人はどのように感じていたのだろうか−。

「高い、低いの問題ではないと思うんですけど、変化球がうまく制球できているときは、良いピッチングができているとき。後半は先発になって投げ出したとき変化球の手応えがよかったので、そこは繋がったかなと思います」。

その中で、自信を持って投げられた変化球について河村は「リリーフのときはフォークボールを使う事が多かったんですけど、先発になってスライダーをフォークより気持ち多めに投げていた。それがうまく制球もできていた。有効になったボールかなと思います」と、大学時代から自信を持っていたフォークではなく、スライダーを挙げた。

河村のスライダーを見ると横に曲げるだけでなく、10月29日の日本ハム戦では高濱祐仁に対し1ボール1ストライクから3球目に縦に落ちるスライダーで空振りを奪うなど、縦に落ちるスライダーも投げていた。

「感覚の問題なんですけど、より大きく曲げたいときとちょっと小さめに抑えたいときは多少変化が変わるかもしれないです。種類は1種類です」。

「空振りを取りたいときもそうですし、ある程度そのときの理想の変化量があると思う。それに近づけられるように投げられればと思います」。

◇来季に向けて

後半戦は4試合に先発し3勝1敗、防御率2.08と来季に期待のもてる投球内容で終えた。

振り返れば、春季キャンプ中に行ったオンライン取材では「今の実力では先発に回れないと思っています」と自己評価していたが、シーズン最終盤は先発に欠かせない戦力の1人に成長した。

「球速自体はリリーフのときよりも出ていないと思うんですけど、それでも真っ直ぐでファウルが取れたりすることが多かった。自分の球を色々再認識できた。しっかり投げれば何とか試合を作れるくらいになっているのかなと思います」。

収穫と課題がみつかったプロ1年目を終え、この秋は「まずは体をゼロまで戻して、そこから入れたいなという気持ちがあるんですけど、あとは球速を1番あげたいなと思っているので、そこを意識して取り組んでいます」と、ストレートアップを目指しトレーニングを積む。

「(来年は)開幕ローテーションに入って、そこから1年間回れるように投げたいと思います」。プロ野球選手としてのリズムを覚えた来季は、今季以上のパフォーマンスを見せて欲しいところだ。

ページトップ