わたしはかもめ2021年鴎の便り(12月)

便

12月5日

ロッテ国吉佑樹「振り返ればいいシーズン」DeNAから移籍「7回の男」に[ニッカン]

ロッテ国吉佑樹投手(30)にとって、人生が大きく動く1年になった。6月14日、入団12年目を迎えていたDeNAからのトレードが発表された。

「環境も変わりましたし、想像してたシーズンとは全く違うシーズンになった…というか想像できないですけど、こういうケースは。振り返ればいいシーズンだったかなと思います」。

左脇腹の痛みを抱えながらの新天地。コンディションを戻してから、五輪中断期間中に1軍に合流し、後半戦からは「7回の男」に定着。25試合で2勝2セーブ17ホールド、防御率1.44。リリーフ唐川の故障離脱で苦しい台所事情の中、救世主になった。

全てがうまくいった訳ではない。「抑えた試合より、良くなかった時の方が、僕は印象に残りますね」とし、11月6日のCS楽天戦(ZOZOマリン)を挙げた。打者5人に3四球。自身の失策も重なり3失点。チームは勝ったが、不安を残す登板になった。

トレーナーらの意見も聞きながら、全体の動きを微修正。「悪かったところをしっかり夜見直して、しっかり次の日に修正できたのは良かったかと思います」。翌7日に打者2人をしっかり抑えると、同12日のCSファイナル・オリックス戦でも役目を果たした。

働きぶりは「沢村に重なる」とも言われた。レッドソックス沢村拓一投手(33)は昨季9月、巨人からロッテに電撃移籍。150キロ台の剛球とスプリットで、チームの2位躍進に貢献した。国吉は「沢村さんはすごく実績があるし、僕と一緒にされたら沢村さんに失礼かなと思ってるんですけど…」と恐縮しながら「そういう意図をもってロッテに来たと思っているので」と奮起し、後半戦を投げ抜いた。

この2年、ロッテのトレードや補強が活発になり、いずれも成功している。予期せず当事者となった国吉の目にも「去年の沢村さんだったり、今年なら僕とか加藤とか、エチェバリアとかもそうですけど、補強ポイントを的確に補っている印象は去年からありました」と映っていた。

国吉は脇腹痛で2軍から入ったが、沢村は移籍当日にいきなり大事な場面で投げた。井口監督も「いいから取っているので、すぐ使いますよ」と迷いがなかった。これを意気に感じるのか。国吉は「やりやすい環境を、どんどん用意してくれているなというのはすごいありますね」と話す。

入団時にはパ・リーグについて「すごい選手が多いですし、かわしていくような投球だとたぶん通用しないなという印象です」と話していたが、実際に投げてみると「セとパの違いはどうですかって聞かれますけど、そこまで感じてないですね」という結論だ。オフもやるべきことは同じ。

「同じことが来年もできるとは限らないので」。

ホッとせず、大きな体を動かす。

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超異例!ロッテ「謎の魚」電撃引退でセレモニーを年内実施で検討[ニッカン]

今季限りでマスコット生活を電撃引退することを表明したロッテの公式マスコット「謎の魚」に、球団が超異例の引退セレモニー実施を検討していることが5日、明らかになった。

この日、「謎の魚」は本拠地のZOZOマリンで「最近は体力の限界を感じるようになりましたのでユニホームを脱ぐことを決意しました」と今季限りでの引退を表明した。関係者の話を総合すると、前例のとらわれない活動で球団を支えたマスコットの苦渋の決断を受け、球団側も引退セレモニーを年内に実施する方向で検討しているという。12月中旬にZOZOマリンスタジアムのグラウンドから、オンライン形式で行われる模様だ。

球団マスコットの引退セレモニーが実現すれば球団では初めて。球団関係者も「球界でも前例を私は聞いたことはありません」と、話した。

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選手会がロッテに抗議、下交渉で「一律25%ダウンから」、やり直し求める[ニッカン]

日本プロ野球選手会はロッテに対して契約交渉に関する抗議を行ったことを5日、発表した。

ロッテの多数の選手から、下交渉で査定担当に「一律25%ダウンからスタートする」と説明されたと報告があったという。選手会は昨年、コロナ禍による球団経営悪化を理由に、一律の減額を一方的に決めないよう12球団側に申し入れている。

選手会は11月26日にロッテに抗議文を送付し、下交渉のやり直しを求めた。球団側からは、説明の方法が誤解を生んだことについて謝罪があったが、一律ダウンの説明はしていないと否定された。しかし多数の報告があることから事実と考えているとし、「虚偽の説明を用いて球団の提示した年俸を受け入れさせようとする極めて不誠実なものであり、選手と球団の信頼関係を大きく損なうものと捉えています」と示した。

選手会はここ数年、契約更改で選手に十分な事前説明をするよう要求。昨年12月には中日に対し、査定方法の説明が不十分として抗議文を送った。

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ロッテ謎の魚が電撃引退表明「最近は体力の限界、カスピ海に行ってみたい」[ニッカン]

ロッテの球団公式マスコット「謎の魚」が5日、電撃引退を表明し

た。

「体力の限界」が理由だという。17年シーズンから突如、表舞台に登場。公式マスコットとして認定された後は、5度も姿を変えながら最終形態まで進化。CDデビューも果たすなど、5年間のマスコット生活を全うした。

「謎の魚」はこの日、本拠地のZOZOマリンで引退会見に臨んだ。引退会見全文は以下の通り。

謎の魚 稚魚の時から17年間、本当にお世話になりました。グフフフ。幕張の浜辺のあたりはとても居心地がよく、毎日、気持ちよく泳がせてもらっていました。しかし、最近は体力の限界を感じるようになりましたのでユニホームを脱ぐことを決意しました。グフフフフ。応援していただいた皆様、本当にありがとうございます。稚魚の時はまったく目立ちませんでしたが、ビッグフィッシュとなった2017年からの日々は本当に充実していました。悔いはありません。最後にこの場を借りて応援してくださった皆様、支えてくれた家族、いつも治療をしてくれたトレーナーの方々に感謝の気持ちを伝えさせてもらいます。本当にありがとうございました。当分はゆっくりと色々な海を旅してまわりたいと思います。カスピ海に行ってみたいです。グフフフフフ。それではアディオス。GOOD NIGHT。

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ロッテ・国吉、中継ぎでの活躍に「全うできたというのは励みになる」[サンスポ]

後半戦に中継ぎで活躍したロッテ・国吉が5日、「ポジション(中継ぎ)をしっかり任せてもらって、全うできたというのは励みになる」と満足げに振り返った。6月中旬にトレードでDeNAから移籍。主にリードしている7回に登板し、25試合で2勝2セーブ17ホールド、防御率1.44の結果を残した(ほかにDeNAで1勝)。来季はフルシーズンでの活躍を目指す。

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選手会、ロッテに抗議文、「一律ダウン」を問題視[サンスポ]

日本プロ野球選手会は5日、ロッテが今年の契約更改交渉を一律25%ダウンから始めると選手に説明しているとして抗議文を送ったと発表した。選手会は昨年、新型コロナウイルス禍による球団経営を理由に一律の減額を一方的に決めないよう12球団側に申し入れている。

選手会によると、ロッテの多くの選手から、下交渉の段階で査定担当者に「一律で25%ダウンからスタートする」と説明されたと報告があったという。球団は一律ダウンとの説明はしていないと否定したが、多数の報告があることから事実と考えているとし「虚偽の説明を用いて球団の提示した年俸を受け入れさせようとする極めて不誠実なもの」として、下交渉のやり直しなどを求めた。

選手会はここ数年、契約更改で選手に十分な事前説明をするよう要求している。昨年12月には中日に対し、査定方法の説明が不十分として抗議文を送った。

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ロッテの球団公式マスコット「謎の魚」が引退…「悔いはありません」[サンスポ]

プロ野球、ロッテは5日、球団公式マスコット「謎の魚」が引退することを発表した。『謎の魚』は可変キャラクターとして2017年に登場。同年5月26日に第一形態が登場すると、5月28日に第二形態、6月11日に第三形態となった。翌18年6月12日に第四形態、6月26日に第五形態となり、その後は進化が止まったかと思われたが、21年4月6日のオリックス戦で最終形態に進化をした。

球団の公式サイトでは『謎の魚』のコメントも紹介。「稚魚の時はまったく目立ちませんでしたが、ビッグフィッシュとなった2017年からの日々は本当に充実していました。悔いはありません。最後にこの場を借りて応援してくださった皆さま、支えてくれた家族、いつも治療をしてくれたトレーナーの方々に感謝の気持ちを伝えさせてもらいます。本当にありがとうございました」などと記した。今後については「当分はゆっくりと色々な海を旅してまわりたいと思います。カスピ海に行ってみたいです。グフフフフフ」としている。

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選手会がロッテに抗議文、今オフ契約更改の下交渉で不適切対応「一律25%ダウンから開始」[スポニチ]

労組・日本プロ野球選手会(炭谷銀仁朗会長=楽天)は5日、ロッテに対し、今オフの契約更改の下交渉で不適切な対応があったとして抗議文を送った上で、下交渉のやり直しを求めたことを明らかにした。

選手会によると、下交渉の際、査定担当者から複数の選手に「今オフの契約更改は一律25%ダウンからスタートする」旨の説明があったという。選手会は昨年、コロナ禍による球団経営を理由に一律減額を一方的に決めないよう12球団側に申し入れ。ロッテは説明の方法が不適切で誤解を生んだとして謝罪する一方、一律ダウンという説明はなかったと否定。これに対し、選手会は多数の報告があったことから事実と判断し「虚偽の説明を用いて球団の提示した年俸を受け入れさせようとする極めて不誠実なもの」と非難した。

これまで選手会は12球団に対し、年俸金額の事前通知や査定方法の十分な事前説明を求めており、昨年12月には中日に対し「査定方法の説明が不十分」として抗議文を送った。6日の選手会総会でも、今後の契約交渉について意見交換されることになる。

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プロ野球選手会がロッテに抗議文、「一律25%ダウンからスタート」の説明を問題視[スポニチ]

日本プロ野球選手会は5日、ロッテが今年の契約更改交渉を一律25%ダウンから始めると選手に説明しているとして抗議文を送ったと発表した。選手会は昨年、新型コロナウイルス禍による球団経営を理由に一律の減額を一方的に決めないよう12球団側に申し入れている。

選手会によると、ロッテの多くの選手から、下交渉の段階で査定担当者に「一律で25%ダウンからスタートする」と説明されたと報告があったという。球団は一律ダウンとの説明はしていないと否定したが、多数の報告があることから事実と考えているとし「虚偽の説明を用いて球団の提示した年俸を受け入れさせようとする極めて不誠実なもの」として、下交渉のやり直しなどを求めた。

選手会はここ数年、契約更改で選手に十分な事前説明をするよう要求している。昨年12月には中日に対し、査定方法の説明が不十分として抗議文を送った。

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ロッテ「謎の魚」が謎の引退会見、理由は「体力の限界」[スポニチ]

ロッテは球団公式マスコット「謎の魚」が、今季限りで引退することを発表した。5日、ZOZOマリンで引退会見!?を行った。

「稚魚の時から17年間、本当にお世話になりました。グフフフ。幕張の浜辺のあたりはとても居心地がよく、毎日、気持ちよく泳がせてもらっていました。しかし、最近は体力の限界を感じるようになりましたのでユニホームを脱ぐことを決意しました。グフフフフ。応援していただいた皆様、本当にありがとうございます。稚魚の時はまったく目立ちませんでしたが、ビッグフィッシュとなった2017年からの日々は本当に充実していました。悔いはありません。最後にこの場を借りて応援してくださった皆様、支えてくれた家族、いつも治療をしてくれたトレーナーの方々に感謝の気持ちを伝えさせてもらいます。本当にありがとうございました。当分はゆっくりと色々な海を旅してまわりたいと思います。カスピ海に行ってみたいです。グフフフフフ。それではアディオス。GOOD NIGHT」。

謎の魚は可変キャラクターとして2017年に登場。5月26日に第一形態が登場し5月28日に第二形態。6月11日に第三形態となった。翌18年6月12日に第四形態。6月26日に第五形態。その後は進化が止まったかと思われたが、4月6日のオリックス戦最終形態に進化した。

4月24日には「ナゾノサカナ」でCDデビューも果たした。

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謎の魚「体力の限界」で引退、12月中旬にオンラインでセレモニー[報知]

17年間の現役生活に幕を閉じた。ロッテは5日、球団公式マスコット「謎の魚」が今年限りで引退することを発表した。可変キャラクターとして17年に登場し、18年までに5度の進化を経て今年の4月6日に最終形態へと進化。同24日にはCDデビューも果たすなど、子供達にも人気のキャラとして活躍してきた。

この日、ZOZOマリンで引退会見を行い「稚魚の時から17年間本当にお世話になりました。最近は体力の限界を感じるようになりユニホームを脱ぐ決意をしました。当分はゆっくりと色々な海を旅してまわりたいと思います」などとコメント。球団は12月中旬にオンラインでの引退セレモニーを予定している。

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プロ野球選手会、ロッテに抗議、契約下交渉で「一律25%減から」やり直し求める[報知]

日本プロ野球選手会は5日、ロッテが今年の契約更改交渉を一律25%ダウンから始めると選手に説明しているとして抗議文を送ったと発表した。選手会は昨年、新型コロナウイルス禍による球団経営を理由に一律の減額を一方的に決めないよう12球団側に申し入れている。

選手会によると、ロッテの多くの選手から、下交渉の段階で査定担当者に「一律で25%ダウンからスタートする」と説明されたと報告があったという。球団は一律ダウンとの説明はしていないと否定したが、多数の報告があることから事実と考えているとし「虚偽の説明を用いて球団の提示した年俸を受け入れさせようとする極めて不誠実なもの」として、下交渉のやり直しなどを求めた。

ロッテ側はこの日、抗議文についてコメントしなかった。

選手会はここ数年、契約更改で選手に十分な事前説明をするよう要求している。昨年11月には中日に対し、査定方法の説明が不十分として抗議文を送った。

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ロッテの「一律25%減」に選手会が抗議文、下交渉で査定担当者が発言か[デイリー]

労組・日本プロ野球選手会(炭谷銀仁朗会長=楽天)は5日、今オフのロッテの契約更改交渉に関する方法に対して、抗議文を送ったことを発表した。

選手会側はロッテの多数の選手から、下交渉で査定担当者から「今オフの契約更改は一律25%ダウンからスタートする」という旨の説明を受けたとの報告があったと主張。選手会が事前に球団と確認した方針と異なるとし、11月26日に球団側へ抗議文を送付した。

12月3日にロッテ球団からの説明を受け、球団側は査定担当者の説明方法に誤解を生む表現があったことを認めて謝罪。ただ、一律25%ダウンの発言はなかったと説明したという。ロッテ球団は4日の「FANFESTA2021」の際に、選手たちへ交渉方法などの説明を行った。

選手会側は「多数の選手から同様の報告を受けていることから、査定担当者が一律25%ダウンからスタートするという説明を行ったことは事実であると考えており、千葉ロッテの弁解については到底納得できるものではありません」と主張。今後の交渉の行方を見守っていく方針だ。

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プロ野球選手会「10人以上の選手から報告」、ロッテ球団の事実関係否定を非難[デイリー]

日本プロ野球選手会は5日、ロッテ球団が下交渉の席で複数の選手に対して、査定を一律25%ダウンからスタートすると説明したとして抗議文を送付したことを明らかにした。

同選手会は同日、公式ツイッターを更新。この件について改めて、「10人以上の選手から同様の報告を受けているにもかかわらず、球団は事実関係を否定しています。記憶違いでは説明がつかず、選手が嘘をつく理由もありません」と厳しく批判した。

同選手会によると、ロッテに所属する多数の選手から、球団との下交渉で査定担当者に「今オフの査定は一律25%ダウンからスタートする」と説明されたとの報告を受けたという。これを受けて12月3日に球団側と話し合いをもったところ、ロッテ側は、査定担当者の説明の方法が誤解を生む不適切なものだったとの謝罪はあったが、説明内容自体は否定したという。

これに対して選手会は5日に発表した声明文で「一律25%ダウンからスタートするという説明を行ったことは事実と考えており、今回のロッテ側の説明は到底納得できるものではない。このような千葉ロッテの弁解については、選手の間にも球団に対するさらなる失望と不信感を生んでいます」と球団側の対応について非難した。

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ロ野球選手会がロッテに抗議文、球団が契約一律25%ダウンから始めると選手に説明[デイリー]

日本プロ野球選手会は5日、ロッテ球団に対して抗議文を送付したことを明らかにした。またその後の経過についても説明した。

同選手会によると、ロッテに所属する多数の選手から下交渉の際、査定担当者に「今オフの査定は一律25%ダウンからスタートする」と説明されたとの報告があったという。同選手会は「事前に千葉ロッテ側と確認していた方針と明らかに異なる」として、11月26日に抗議文を送付し、下交渉のやり直しを求めたという。

12月3日にロッテ側から直接、説明を受ける機会を設けたところ、ロッテ側は、一律25%ダウンからスタートする方針は球団として採用していないといい、査定担当者の説明の方法が誤解を生む不適切なものだったとして謝罪はあったものの、説明の内容自体については否定したという。

これに対して同選手会は「一律25%ダウンからスタートするという説明を行ったことは事実と考えており、今回のロッテ側の説明は到底納得できるものではない。このような千葉ロッテの弁解については、選手の間にも球団に対するさらなる失望と不信感を生んでいます」と反発。さらには「今回問題となっている契約交渉の方法は、保留制度下において契約を拒否し他球団でプレーすることのできない選手の弱い立場につけこみ、虚偽の説明を用いて球団の提示した年棒を受け入れさせようとする極めて不誠実なものであり、選手と球団の信頼関係を大きく損なうものと捉えています」と厳しい表現で非難した。

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ロッテ・謎の魚が引退「最近は体力の限界を感じるように」今後はカスピ海行きたい[デイリー]

ロッテの球団公式マスコット「謎の魚」が5日、ZOZOマリンスタジアムで引退会見を行った。

謎の魚は可変キャラクターとして2017年に登場後、成長を重ね、本年4月6日のオリックス戦(ZOZOマリンスタジアム)で最終形態に進化をしていた。会見では「稚魚の時から17年間、本当にお世話になりました。グフフフ。幕張の浜辺のあたりはとても居心地がよく、毎日、気持ちよく泳がせてもらっていました。しかし、最近は体力の限界を感じるようになりましたのでユニホームを脱ぐことを決意しました。グフフフフ。応援していただいた皆様、本当にありがとうございます」と神妙な表情で話した。

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釣って、さばいて、握って、食べさせた!“幕張スシ”を徹底分析[BASEBALL KING]

来季もロッテでプレーすることが決まったレアードは今季、チームトップとなる29本塁打、95打点をあげるなど、その貢献度は非常に高かった。

5月14日の西武戦で2−4の9回裏に値千金の同点2ランを放てば、6月10日のヤクルト戦では1−1の8回にセットアッパーの清水昇からレフトへ決勝ソロ。7月7日のソフトバンク戦では1点を追う4回に逆転3ランを放ち、河村説人のプロ初勝利をアシストした。

さらに9月10日の楽天戦では、2−2の9回2死走者なしの場面で、酒居知史が1ストライクから投じたスライダーをレフトスタンド中段に放り込むサヨナラ本塁打を放った。

ロッテには一発が打てる選手が少ないなかで、一振りで試合を決めることができるレアードの本塁打は大きな魅力だ。

◇スシパフォーマンスを振り返る

レアードといえば、本塁打後にベンチ前で行う“寿司パフォーマンス”がおなじみとなっている。大将であるレアードが自ら魚を釣って、さばいて、握って、食べさせるというのが“幕張スシ”の営業スタイルだ。

“幕張スシ”が開店したのは2019年。日本ハム時代は三塁ベースを回ったときにスシポーズを披露し、ロッテに加入してからもオープン戦ではベンチに戻ってからスシポーズを行っていたが、ZOZOマリンスタジアムで行われた4月9日のオリックス戦で、三木亮に食べさせたのをきっかけに営業がスタートした。

同年は三木が常連客として何度も来店。その光景を見て、スタンドにいるマリーンズファンを楽しませた。ちなみに同年8月7日のソフトバンク戦では、三木が同試合で死球を受けたこともあり、レアードが本塁打を放ったあとベンチ前で自ら魚を釣って、さばいて、握り、そのまま食べるということもあった。

昨年はレアードが腰椎椎間板ヘルニアの手術を行ったため8月4日のオリックス戦を最後に出場がなく、三木もレアードが1軍にいた期間はファームにいたこともあり、来店は1度もなかった。昨年の最多来店は和田康士朗の5回で、次いで藤岡裕大の1回。恥ずかしながらも、笑顔で寿司を食べる和田を見たファンも多かったのではないだろうか。

そして今年は、4月1日の楽天戦で今季初本塁打を放つと、公式戦では三木が19年9月8日のソフトバンク戦以来となる“幕張スシ”に来店。その後も、来店しては大将の握る寿司を食べ続けること今季は19貫。三木が30歳の誕生日を迎えた10月25日のソフトバンク戦では、レアードが本塁打を放ちベンチ前で寿司をプレゼントされた。

今年の“幕張スシ”の来店客の特徴としては、エチェバリア、ハーマンといったこれまで1度もなかった外国人が来店したこと。というのも、三木が4月30日に1軍登録抹消されていたこともあり、6月1日に再昇格するまでの1ヶ月間不在。その間にエチェバリア、ハーマンといった外国人が“幕張スシ”に来店し、寿司を食べたというのが理由だ。この間にもっとも寿司を食べたのが、エチェバリアの5貫。三木がベンチにいるときは基本的に三木が寿司を食べるが、7月7日のソフトバンク戦では、宗接唯人が寿司を食べるという珍しいパターンもあった。

またオールスターでは松田宣浩(ソフトバンク)が“幕張スシ”に来店すれば、ファームでも、3月25日の日本ハム戦ではベンチにいたトレーナー、3月27日の楽天戦で宗接、7月28日の巨人との2軍戦では先発の育成・森遼大朗が寿司を食べ、オールスター、ファームといった場所でも幕張スシの営業が行われた。

交流戦あたりからは本塁打を放った後の談話で、“今日のネタ”も披露するようになり、中トロ、タコ、エビ、いくらを握った。ちなみに、三木は中トロを今年3回食べている(※10月12日のオリックス戦は食べたと見せかけて食べていない可能性もあったため含まない)。

本塁打を放つだけでなく、パフォーマンスでもファンを楽しませるレアード。来年に向けてレアードは球団を通じて、「来年は今年以上にチームに貢献し、皆さんのために沢山スシを握りたいと思っています。幕張スシ!サイGO!(『最高』と『さあ、行こう』が合体したレアードオリジナルの言葉)」と決意を述べている。来季も、1本でも多く“幕張スシ”を握って欲しい。

今季“幕張スシ”に来店し寿司を食べた選手
1位:19回 三木亮
2位:5回 エチェバリア
3位:3回 宗接唯人
4位:2回 柿沼友哉
5位:1回 ハーマン、森遼大朗、トレーナー

※ファームの公式戦も含む
※1、2軍の公式戦に限る

[番外編]
オールスター:松田宣浩(ソフトバンク)
年度別“幕張スシ”最多来店者
19年:三木亮
20年:和田康士朗
21年:三木亮

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