わたしはかもめ2021年鴎の便り(12月)

便

12月13日

ロッテ小島和哉&岩下大輝が踏んだ「ピッチャープレート」に見た工夫と苦悩[ニッカン]

◇潜入

ロッテは2年連続2位でシーズンを終えた。近未来の常勝軍団構築へ、若手の台頭は必須になる。楽あれば、その倍の苦あり。今季ももがきながら、パの猛者達に立ち向かった。先発陣の軸になった小島和哉投手(25)と岩下大輝投手(25)。同世代の2人が踏んだ「ピッチャープレート」に見えた工夫、苦悩に“潜入”する。


小島のマウンド姿に違和感を覚えたのは3月16日、札幌ドームのオープン戦でのこと。何か違う。隣の日本ハム担当も首をひねる。

「あれ?小島って、三塁側でしたっけ?」。

それだ。ピッチャープレートの最も三塁側を踏んでいる。前年は一塁側だったはず。映像も使って前後の登板も注視する。三塁側を踏む日もあれば、真ん中を踏む日も。開幕後の初先発前に明かしてくれた。

「三塁側は景色が変わりすぎたので、一塁側と真ん中でうまく使い分けて投げられたら。ゾーンに入っていく角度や軌道が、プレート半足分でも変わってくるので、そのへんまでうまく使えるように」。

プロ2年目の昨季は7勝8敗。立ち上がりや大事な局面に弱かった。3年目を前に試行錯誤を重ね、引き出しを増やそうとした。

開幕から5登板連続で白星がつかなかった。小島は動いた。プレートの最も一塁側にあった左つま先を、人知れず5センチほど三塁側に動かした。半足分どころか指1本分。外角の制球が安定し、一気に飛躍した。「常に変化を求めて色々やっています」。メンタルも強くなり、2桁勝利と規定投球回を達成した。

いつも小島とキャッチボールする岩下は、前半戦だけで8勝した。猪突(ちょとつ)猛進の裏で彼もまた、模索した。6月2日の中日戦(バンテリンドーム)。いつもプレート一塁側を踏む岩下が三塁側を踏んだ。時には同じ打者に対し1球目、2球目に一塁側を踏み、3球目でいきなり三塁側へ。その逆も。位置を変えた直後の痛打もあった。「何というか迷いがありまして」。

勢いも前半戦最後の7月13日西武戦(メットライフドーム)で止まった。勝利投手にはなったが5回7安打、奪三振はゼロだった。

「普通に合わせられたイメージが。それが強く残って拭い切れなかったというか、怖いものが多く見えちゃったのかなと」。

めっきり勝てなくなり、再調整後、先発復帰戦ではプレート真ん中を踏んだ。「何も証明できていないマウンドがずっとなので。何か変えなければいけないっていうのが強くて」。

明るい岩下が迷い続けた1年間。「正直、まだ吹っ切れてないですけど僕の中で終わり切れてない部分があるので。しっかりと気持ちの入った投球ができれば」。最終登板となったCSファイナル。一塁側を踏みしめ、オリックス相手に本来の力強さを見せた。

もがいた足跡が、明るい未来につながる。

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NPBが今季のコロナ対策を総括、陽性率0.08%に「かなり低いと思う」[ニッカン]

日本野球機構(NPB)は13日、Jリーグとの新型コロナウイルス対策連絡会議と臨時12球団代表者会議を行い、今季のコロナ対策について総括した。

選手などチーム関係者計61人の陽性事例があった。3月から11月まで、選手や監督、審判員らにPCR検査などをのべ3万6123人に行った。選手も含めたチーム関係者の陽性率は0.08%。専門家の東北医科薬科大・賀来満夫特任教授は「日本全国で陽性率がだいたい1.4%くらい。それから見るとかなり低い陽性率ではないかと思う」と管理態勢を評価した。観客は13件17人の陽性事例が報告されたが、球場内での感染はなく、濃厚接触者もなしと判断された。また来年2月からの春季キャンプは現状では有観客で実施される方針が確認された。

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ロッテ1位松川虎生が意外「将来は首位打者を狙いたい」高校通算43発[ニッカン]

ロッテのドラフト1位・松川虎生捕手(18=市和歌山)が「打てる捕手」像を膨らませた。

高校通算43発を誇るだけに「ホームラン打者と思われるんですが、将来は首位打者を狙いたいのがあります」と意外な一言。「三振の数を少なくしたいです。しつこい打者になれるようにやっていきたい」と未来図を描いた。

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中日がロッテ自由契約の大嶺祐太と育成契約「感謝したい」背番号211[ニッカン]

中日は13日、ロッテを自由契約となった大嶺祐太投手(33)と育成契約を交わした。背番号は「211」。同日、名古屋市内の球団事務所で契約を終えた同投手は「体も元気。野球もできる。機会を与えてくれた球団に感謝したい。1日でも早く支配下になれるように元気よくやっていきたい」と意気込みを話した。

大嶺は沖縄・八重山商工から06年高校生ドラフト1巡目でロッテに入団し、先発、救援で通算129試合に登板して29勝35敗、防御率4.72。19年に右肘手術を受け、今季は8試合に登板して1勝1敗だった。

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「千葉ロッテマリーンズおせち2022」の販売期間が12・24まで延長[ニッカン]

ロッテは13日、「千葉ロッテマリーンズおせち2022」の販売期間を延長すると発表した。球団オンラインストア限定での予約販売を、12月24日まで行う。

和洋中合わせて47品目の3〜4人前で、重箱や風呂敷がマリーンズデザインとなっている。オリジナル保冷バッグでの冷蔵発送となるため、千葉県、東京都、埼玉県、神奈川県限定での発送となる。詳細は球団オンラインストアで。

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ロッテD1位・松川、目指せ「野村克也さん」、親戚から「金言集」贈られ「1つ1つの話が心に残りました」[サンスポ]

ロッテのドラフト1位・松川虎生(こう)捕手(18)=市和歌山高=が13日、故野村克也さんの金言≠胸にプロでの大成を誓った。

「1つ1つの話が心に残りました。僕も野村さんみたいなプレーができるようになりたいです」。

高校通算43本塁打を誇る右の長距離砲は、野村さんの著書を1冊持っている。親戚から贈られた『野村克也金言集』で「コミュニケーションを大事にして信頼関係をつくれるように」と、バッテリー間での相互理解の重要性を学んだ。

市和歌山高ではDeNAの同1位・小園健太投手とコンビを組み、全国に名をとどろかせた松川。かつてロッテでもプレーした野村さんの教え≠胸に、日本一の捕手を目指す。

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NPB、来年2月の春季キャンプ「有観客の方針に変わりない」[サンスポ]

日本野球機構(NPB)と12球団は13日、オンラインで代表者会議を開いた。国内でも新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染が確認される中、NPBの井原敦事務局長は来年2月の春季キャンプは「開催地の3県(沖縄、宮崎、高知)とも有観客で実施の方針に変わりない」とした。今年は全球団が無観客でキャンプインした。

キャンプの練習日は、5000人未満のイベントとして、感染対策のチェックリストをキャンプ地の施設や球団公式サイトに掲示。日本ハム・新庄監督の初陣となる2月8日の阪神戦(沖縄・宜野座)など練習試合は、5000人以上で定員の50%を超えるイベントとして、政府が11月に示した方針に従い感染防止安全計画を県に提出する。

また、ワクチンの3回目接種について、同局長は「来年3月のオープン戦期間中に、選手がブースター接種できるのが理想的」との見通しを示した。

◇今季観客の球場内感染なし

年内最後となった「新型コロナウイルス対策連絡会議」で、NPBは今季の総括を報告した。新型コロナウイルスの陽性事例として、選手などチーム関係者は29件61人、観客は13件17人。観客については、いずれも球場内での感染および濃厚接触者はなしと判断された。また、選手や監督、審判員らを対象としたPCRなど検査総数は3万6123人だった。

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来春キャンプ中の練習試合は観客5000人以上の可能性も、プロ野球12球団代表者会議[サンスポ]

プロ野球の12球団代表者会議が13日、オンラインで開かれ、来年2月に沖縄宮崎、高知の3県で有観客で行うキャンプについて、県レベルの情報などを共有した。

日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は会見で「練習日は5000人未満、練習試合は5000人を超えることもありうる」とし、各球団は事前に県へ新型コロナウイルス感染防止のための安全計画を提出するほか、感染防止チェックリストの球団公式サイトへの掲載やキャンプ施設での掲示が必要になる。

来季のシーズン特例については、年明けに小委員会の協約・ドラフト改定委員会で改定を行い、実行委員会で決定する。また、ワクチンの3回目の接種について、同事務脚長は「3月のオープン戦期間中にできれば理想的」と語るにとどめた。

代表者会議に先立って開かれた「第45回新型コロナウイルス対策連絡会議」では、NPBとサッカーJリーグから今季の検査実績やその影響などの総括が報告された。

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NPB来年2月春季キャンプ協議、宮崎、沖縄、高知観客受け入れへ[スポニチ]

日本野球機構(NPB)と12球団は13日、オンラインで代表者会議を開き、観客の見学を認める方針の来年2月の春季キャンプについて協議。新型コロナウイルス対策について、キャンプ地となる宮崎、沖縄、高知の3県とも観客の受け入れを確認した。今年は全球団が無観客でキャンプインしていた。

試合実施日は5000人以上で定員の50%を超えるイベントとみなし政府が11月に示した方針に従い感染防止安全計画を県に提出。練習日は5000人未満のイベントとして感染対策のチェックリストをキャンプ施設や球団公式サイトに掲示する。来季の特例については、来年1月の実行委員会などで議論する予定。また、Jリーグと合同の新型コロナウイルス対策連絡会議では今季のコロナ対策の統括を行った。

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中日がロッテ自由契約の大嶺と育成契約「1日も早く支配下になれるよう頑張る」[スポニチ]

中日は13日、ロッテを自由契約になった大嶺祐太投手(33)を育成契約で獲得したと発表した。年俸800万円で背番号は211。球団事務所で会見した大嶺は「1日も早く支配下になれるよう頑張りたい」と意気込みを語った。八重山商工(沖縄)から07年高校生ドラフト1巡目で入団。15年に8勝も、19年に右肘を手術し、今季は8試合登板だった。ロッテで指導を受けた落合ヘッド兼投手コーチからの推薦もあり「また一緒に野球ができる喜びはある。どこでもできるように準備したい」と話した。

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大好評!ロッテの「スペシャルおせち」、販売期間を24日まで延長[スポニチ]

ロッテはマリーンズオンラインストア限定で予約販売を実施してきた「千葉ロッテマリーンズスペシャルおせち2022」に関し、大好評につき当初の12月15日から24日まで販売期間を延長することになった。

「千葉ロッテマリーンズスペシャルおせち2022」は和洋中合わせて全47品目で3〜4人前のおせちで、重箱や風呂敷などのアイテムがブラックを基調としたマリーンズデザインで製作されている。

オリジナルの保冷バッグに入れて冷蔵で届けるため、一都三県(千葉県、埼玉県、神奈川県)限定として販売受付中。細は次の通り。

12月31日に冷蔵で配送のため一都三県(千葉県、埼玉県、神奈川県)限定販売。詳細はマリーンズオンラインストアで確認のこと。

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中日、ロッテ戦力外の大嶺と育成契約、「機会を与えてくれて感謝したい。1日も早く支配下に」[スポニチ]

中日は13日、ロッテを戦力外となった大嶺祐太投手(33)と育成契約を結んだ。推定年俸800万円。背番号は211に決まった。

大嶺は名古屋市内の球団事務所での契約交渉後に会見を行い「体も元気だし、まだやれる。機会を与えてくれた球団に感謝したい。期待に応えられるように、1日も早く支配下になれるように頑張りたい」と再起を誓った。

大嶺は沖縄・八重山商工高から06年高校生ドラフト1巡目でロッテに入団。先発、救援で通算129試合に登板して29勝35敗、防御率4.72。19年に右肘の靱帯再建手術を受け、今季は8試合の登板で1勝1敗、防御率4.09だった。

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ドラ1松川虎生捕手、ノムさん+岡本和真流で「首位打者狙いたい」[報知]

ロッテにドラフト1位で入団した松川虎生捕手(18=市和歌山)が野村克也さん(享年84)、巨人・岡本和真から学んだ力を生かし、「首位打者を狙いたい」と最強捕手への決意を示した。

球界を代表する名捕手から、心構えを学んだ。二塁送球1.8秒の強肩を誇るドラ1は野村さんの著書を熟読し「コミュニケーションを大事にして、信頼関係を作られるように僕からしっかりやっていきたい」。リードはもちろん、ノムさんのように、投手との絆を深める。

球界を代表する4番・岡本和からは右打ちを学んだ。高校通算43本塁打を誇るドラ1は「ユーチューブでは岡本和真さんだったり、そういうのはすごく見ている。ライトに本塁打を打っていたので」とその長打力に加えバットコントロールにも着目。「僕は本塁打打者だと思われると思うが、首位打者というのはちょっと狙っている」と率も残せる“打てる捕手”を目指す。

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[中日]ロッテ戦力外の大嶺祐太が育成で入団「機会を与えてくれた球団の方に感謝」[報知]

中日は13日、ロッテから戦力外となった大嶺祐太投手を育成選手として獲得した。名古屋市内の球団事務所で契約を結び、年俸800万円(推定)、背番号211。入団会見を開いた大嶺は「体も元気だし、野球はできる。機会を与えてくれた球団の方に感謝しています。期待に応えられるように、1日でも早く支配下選手になれるように」と意気込みを語った。

06年高校生ドラフト1巡目で沖縄・八重山商工からロッテに入団。15年間で通算129試合に登板し、29勝35敗、防御率4.72。19年に右肘のトミー・ジョン手術を受けたが、今年6月に約4年ぶりの白星を挙げた。7月以降は1軍登板がなかったが「肘が痛くなることもなかったし、体は万全です。ケガをした後の方がいい感じ。真っ直ぐで押していけたら。新しい球団でアピールできるように元気よくやりたい」と誓った。

15年から17年までロッテのコーチを務めた落合ヘッド兼投手コーチからの推薦もあったようで、加藤球団代表は「落合コーチがよく知っていて、十分に戦力として使えるということなので」と獲得に至った経緯を説明した。

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「千葉ロッテマリーンズスペシャルおせち2022」販売期間延長、12月24日まで[報知]

ロッテは、マリーンズオンラインストア限定で予約販売を行ってきた「千葉ロッテマリーンズスペシャルおせち2022」を当初の12月15日から12月24日まで販売期間を延長することを発表した。

「千葉ロッテマリーンズスペシャルおせち2022」は和洋中合わせて全47品目で3〜4人前のおせちとなっており、重箱や風呂敷などのアイテムがブラックを基調としたマリーンズデザインで製作されている。オリジナルの保冷バッグに入れて冷蔵で届けるため、一都三県(千葉県、埼玉県、神奈川県)限定として販売受付中。

「千葉ロッテマリーンズスペシャルおせち」の詳細は以下の通り。

12月31日に冷蔵で配送のため一都三県(千葉県、埼玉県、神奈川県)限定販売。詳細は、マリーンズオンラインストアにて確認。

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ロッテ・佐々木朗「個人的にも負けられなかった」宮城との初対決力に10・14M点灯導く[デイリー]

デイリースポーツ記者が今年を振り返る企画「番記者ワイドEYE」は、ロッテ担当・水足丈夫記者(47)が、佐々木朗希投手(20)が3勝目を挙げ、球団51年ぶりの優勝マジック点灯に導いた10月14日・オリックス戦(京セラドーム大阪)を回顧。同級生の宮城とプロ入り後、初めての投げ合いを掘り下げます。


これまでにないほど鬼気迫る表情で投げていた。首位・オリックスとの直接対決。本塁打王の杉本から空振り三振を奪ったシーンでは何度も手をたたいた。シーズンを通してみると、冷静に投げる姿が印象に残っているが、この日に限っては珍しくあふれる感情を表現していた。

重圧をはねのけ、6回5安打無失点8奪三振。51年ぶりの優勝マジック9を点灯させる3勝目を挙げた。「勝ったら優勝マジックという中で、なかなかつかなかった。チームとしても負けられない試合で、勝ててよかった」。力の抜けた表情で達成感に浸っていた。

試合前の時点で、残り11試合で首位・オリックスとは1.5ゲーム差。この試合の重要さを登板前から感じ、重圧と戦っていた。

今季の開幕前からの合言葉は、1970年以来のシーズン1位でのリーグ優勝。佐々木朗は2010年の下克上日本一を知らないが、リーグ優勝の重みは井口監督からも伝えられていた。絶対に負けられない戦いに向け、期する思いがあった。

実は大一番の朝には異変があった。起きようとしても起きられず、金縛り状態になっていたのだ。「体が思うように動かなかった」と大阪の宿舎でスタッフに打ち明けている。アマチュア時代を通じてもこれまでにない経験だった。

決して良くない状態で、当時の最速158キロを連発した。なぜか。同級生の宮城との投げ合いが、気持ちを奮い立たせていた。

佐々木朗にとって、宮城は高校日本代表のチームメートで一目置く存在だ。グラウンドでは表だって会話は交わさないが、今季はベンチ裏では会話を交わすこともあった。「個人的にも意地でも負けられない試合だった」。よき友でもあるライバルとの初対決をエネルギーに変えた。

シーズン終了後、佐々木朗はこの試合を「優勝マジックが点灯する試合で投げられたのはよかった」と思い出の試合に挙げ、「すごく緊張して、投げ終わっていいピッチングができた時、勝った時の達成感、やりきった感は今までにないぐらいあった」と語った。

最終的にはリーグ優勝を逃し、チームの悲願達成は来季以降へ持ち越しとなった。ただ、佐々木朗としては大一番での勝利で、来季への自信と手応えをつかんだ。大船渡を離れ関東圏での生活も来季で3年目。移動時の渋滞が多いことに「大変ですね」と笑うが「慣れてきた部分はある」と言う。大きく飛躍した2年目の経験が、来季の飛躍へとつながると確信している。

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ロッテ・ドラ1松川、目指すは野村氏のプレー、名言集記された本読み「すごく心に残った」[デイリー]

ロッテ・ドラフト1位・松川(市和歌山)が13日、野村克也氏のような配球術、洞察力を身につける目標を立てた。

野村氏の名言集が記された本を読んでおり、「1つ1つの話がすごく心に残った。僕も野村さんみたいなプレーをできるように頑張っていきたい」。同氏のような超一流捕手へ頭もフル回転させる。

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NPB、外国人枠拡大来季も継続へ、その他特例は来年1月実行委員会で決定[デイリー]

日本野球機構(NPB)と12球団は13日、臨時12球団代表者会議をオンラインで開催。新型コロナウイルスに対応する来季の特例に関して、来年1月の実行委員会で決定することを確認した。

コロナ禍に対応するため、今季は出場選手登録枠、外国人選手登録枠やベンチ入り人数の拡大、試合の9回打ちきりなどの特例が認められた。外国人選手などの登録枠拡大は来季も継続される見込み。その他の特例については、関係の委員会などで議論を進める。

また来春キャンプについてキャンプ地となる宮崎、沖縄、高知の3県ともに有観客でのキャンプ開催方針であることを確認。試合開催日は定員の50%を超えるイベントとして県に安全計画を提出するなど、安全なキャンプ開催へ準備を進める。

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プロ野球、新型コロナ今季陽性率0.08%、専門家評価「しっかり管理されている」[デイリー]

NPBとJリーグの合同による「第45回新型コロナウイルス対策連絡会議」が13日、オンラインで開かれ、両リーグからの今季における新型コロナ感染対策の総括が行われた。

今季は陽性率がプロ野球で0.08%、Jリーグで0.06%という数値も示され、専門家チームの東北医科薬科大・賀来教授は「日本全国で陽性率は大体1.4%。単純比較はできないが、しっかり管理されている」と評価。プロ野球の斉藤コミッショナーも「来年は観客数の制限のない運営をしたい」とした。

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中日、元ロッテ・大嶺と育成契約、名古屋市内で記者会見[デイリー]

中日は13日、ロッテを自由契約となった大嶺祐太投手(33)を育成契約で獲得したと発表した。年俸800万円で背番号は211。(金額は推定)

名古屋市内で記者会見し「まだ体も元気で野球ができる。1日も早く支配下になれるように頑張りたい」と意気込んだ。沖縄・八重山商工高から2007年に高校生ドラフト1巡目で入団。15年には8勝と活躍したが、今季はわずか8試合の登板だった。

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ロッテ、「マリーンズスペシャルおせち」好評につき販売期間延長[デイリー]

ロッテは13日、マリーンズオンラインストア限定で予約販売を実施してきた「千葉ロッテマリーンズスペシャルおせち2022」を、当初の予定から12月24日まで販売期間を延長すると発表した。

「千葉ロッテマリーンズスペシャルおせち2022」は和洋中合わせて全47品目で3〜4人前のおせちとなっている。重箱や風呂敷などのアイテムがブラックを基調としたマリーンズデザインで製作。オリジナルの保冷バッグに入れて冷蔵で届ける。

一都三県(千葉県、埼玉県、神奈川県)限定として販売受付中。「千葉ロッテマリーンズスペシャルおせち」の詳細は次の通り。

12月31日に冷蔵で配送のため一都三県(千葉県、埼玉県、神奈川県)限定販売。詳細はマリーンズオンラインストアにて。

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ロッテ戦力外の大嶺祐太、中日が獲得発表[デイリー]

プロ野球の中日が13日、ロッテを戦力外になった大嶺祐太投手(33)を獲得すると発表した。

06年高校生ドラフト1巡目指名で、八重山商工からロッテに入団。19年に右肘の靱帯再建手術、通称トミー・ジョン手術を受け、今季は8試合に登板し1勝1敗だった。プロ通算では29勝35敗。

大嶺は11月26日に戦力外通告がなされたことがロッテから発表されていた。

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[新助っ人通信簿]ロッテの左腕ロメロは4試合のみも実力の片鱗[SPAIA]

◇途中帰国も4試合中3試合でQSのロメロ

2021年もプロ野球界に多くの新外国人選手が加入した。期待に応えた新助っ人もいれば、期待外れだった選手もいる。そこで球団毎に通信簿を作成してみた。惜しくも優勝を逃したロッテを見ていこう。

投手の新助っ人はエンニー・ロメロ。「球威」「制球力」「奪三振」「総合」の4項目を5段階評価した。

球威はリーグの平均球速、制球力は同BB%(対戦打者に占める与四球の割合)、奪三振は同K%(対戦打者に占める奪三振の割合)、総合は同FIP(投手の責任である被本塁打、与四死球数、奪三振数のみで投手の能力を評価した指標)から算出した。昨季から在籍した外国人選手や、新加入でも一軍出場のない外国人選手は対象外としている。

ロッテの新助っ人通信簿
[E.ロメロ]
4試合、1勝0敗、防御率1.54
球威:3
制球力:3
奪三振:3
総合:3
[A.エチェバリア]
79試合、打率.203、4本塁打、24打点
パワー:2
選球眼:2
走力:2
貢献度:1

ロメロは2019年に中日入りし、先発で8勝を挙げた左腕。今季はメキシカンリーグでプレーしていたが、6月にロッテに加入した。4試合登板して1勝を挙げたのみで、家族の病気のため10月3日にドミニカに帰国。先発4試合中3試合でQS(6回以上自責点3以下)をマークした安定感を評価され、すでに来季の残留が決まっている。

体重100キロ以上の巨体から投げ込むストレートは平均149.6キロ。BB%は9.5、K%は21.1、FIPは3.45で全て「3」評価となった。来季は開幕からフル回転が期待される。

◇エチェバリアは守備で魅せる

野手の新助っ人はアデイニー・エチェバリア。「パワー」「選球眼」「走力」「貢献度」の4項目を5段階評価した。

パワーはリーグの平均ISO(長打力を示す指標)、選球眼は同BB%(打席数に占める四球の割合)、走力は同spd(走力を示す指標)、貢献度は同wRC(特定の打者が生み出した得点を示す指標)から算出している。

メジャー通算922試合出場、778 安打、打率.253の実績を持つエチェバリアは新型コロナの影響で来日が遅れ、右肩痛で登録抹消されるなど79試合の出場にとどまった。打率.203、4本塁打、24打点の成績に終わり、選球眼と走力は「2」、パワーと貢献度は「1」の低評価となった。

守備は評価項目に入れていないが、ショートの守備では8失策。それでも届かないと思われたライナーをダイビングキャッチでつかむなど数々のファインプレーも披露し、メジャーリーガーの実力の片鱗を見せた。

来季も残留濃厚と報じられており、悲願の優勝を果たすためにも、日本の投手に慣れて打撃成績のアップが期待される。

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