わたしはかもめ2021年鴎の便り(12月)

便

12月16日

ロッテ福浦和也コーチ背番号9“継承者”求む「思いは常に持っている」[ニッカン]

ロッテ福浦和也1軍打撃コーチが“継承者”を求めた。19年の現役引退後、自身が付けていた背番号9は空いたまま。「つけたいと言ってくれる選手が出てきて欲しい思いは常に持っていますし、近い将来誰かがつけてくれると嬉しいです」と願った。

来季から1軍を担当する。「2年連続2位と悔しい思いをしている。少しでも選手、チームの力になれるように頑張っていきたいです」と話した。

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ロッテ谷川唯人&山本大斗、山陰出身19歳育成野手コンビのプロ1年目[ニッカン]

ロッテ森遼大朗投手(22)が9日に、球団と支配下選手契約を結んだ。4年間の育成契約を経て、2桁の背番号「62」を手に入れた。

森と同じように高校を卒業して育成選手としてロッテ入りした2人も、プロ1年目を終えた。

育成1位の谷川唯人捕手(19=立正大淞南)は予期せぬスタートになった。キャンプインから間もなく、腰に痛みが走った。「お尻に力が入って、そこから動いた時は電気がビリビリって走って…ストレッチとかもきつかったですね」。いきなりの別メニュー調整を余儀なくされた。経験のない痛みだった。

同期がどんどん試合に出る。「うらやましいですし、育成という立場で1年目からアピールしようという中で、他の捕手の方も活躍されているので…落ち込むしかなかったです、正直」と明かした。寮長や先輩のアドバイスもあり、ヘルニア手術を受け、シーズン最後で実戦に出場した。

1歳下のドラフト1位・松川虎生捕手(18=市和歌山)らも入団する。「自分、負けず嫌いなんで。負けてられないというのはありますね」。フェニックス・リーグにも出場。盗塁は7度企図され、3つ刺した。戦う準備は十分だ。

育成ドラフト3位の山本大斗外野手(19=開星)は華やかにスタートした。イースタン・リーグ開幕戦DeNA戦で、初打席初球本塁打デビュー。しかし、シーズンが進むにつて、三振が目立ち始めた。

「なかなか簡単には打てないし。結構悩んでいたので」。

スイングで手と足が同時に動いてしまう傾向を、福浦コーチに指摘され「足から打つ」を意識したフォームを作り直した。足で我慢しながら、少しずつ調子を戻していった。

良きお手本もいる。2歳上の山口航輝外野手(21)だ。同じ右のスラッガー候補、追うべき背中になる。ただ、谷川と同じことを口にする。「クライマックスでの本塁打も見てましたし、年も近くて、タイプも似てるので。自分も負けず嫌いなので、負けたくないなと思います」。

シーズンで5本塁打すると、秋にはフェニックス・リーグだけで5発放った。全て左翼へ引っ張っての本塁打。「自分は逆方向に強い打球を打てるのが長所だったので、そこはもっと逆方向のホームランを打てる打者を目指していきたいです」と満足はしない。

山本はオフの楽しみに「特にないですけど…雪が見たいですね」と笑った。谷川も同じ山陰出身。17日からは天気予報に雪マークが目立ち始める。冷気を吸い、気持ち新たに2年目へ向かう。

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ロッテ、マスコット「謎の魚」の引退記念グッズを受注販売[ニッカン]

ロッテは16日、球団公式マスコット「謎の魚」の引退記念グッズを受注販売すると発表した。

ラインアップはTシャツ各種、タオル各種、手帳型スマホケース、不織布立体マスクなどで、球団オンラインストアで12月26日まで受け付ける。発送は22年2月上旬以降の見込み。

17年に上陸した謎の魚は4度の変身(?)を経て、今年4月に最終形態に進化。CDデビューやラジオ出演など行動範囲を徐々に広げていたが、すでに今季限りの引退を発表。17日夜には無観客のZOZOマリンで引退セレモニーが開かれる。

謎の魚は球団を通じて「どうも、ビッグフィッシュです。引退セレモニーではZOZOマリンスタジアムの天井から登場予定です。グフフフ」と謎のコメントを残した。

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[プロ野球番記者コラム]ミス連発で崩れかけたロッテ佐藤都志也、シーズン最後の最後で肝据わった[ニッカン]

契約更改後の会見は、その選手の1年の総括の場にもなる。ロッテ佐藤都志也捕手(23)に最後の試合のことを尋ねた。

11月12日、CSファイナルのオリックス第3戦(京セラドーム大阪)で、7回に代打で同点適時打を放ち、そのままマスクをかぶった。国吉佑樹投手(30)とバッテリーを組んだ。

しかし3球で1死二塁の勝ち越し機を作られると、2死二塁のカウント2−1からフォークがワンバウンドになっての暴投で、2死三塁に。カウントは2−2。国吉の制球が荒れ、苦しい局面になった−。

佐藤都には苦い記憶がある。5月28日の広島戦、盗塁悪送球や暴投、振り逃げなど自身が絡む失点が短いイニングで立て続けに起こり、スタンドからの厳しい声も耳に届いた。

「正直に言うと、やっぱり出るのも本当に嫌だったっていう時期もあったくらいだったんで」。

19年ドラフト2位で東洋大から入団。「打てる捕手」の評判も、ディフェンス面の不安からか本来の力を発揮しきれずにいた。

「自分がこれから正捕手になるって決めた以上は、通らなきゃいけない道だったのかなと思います」。

前向きに捉えて経験を重ねたが、CSファイナルで直面したのは「失点したら終わり」に近い絶体絶命の状況だった。次のフォークが明らかなボールで、カウントは3−2に。もう選択肢は直球しかないのか。

しかし、最後もフォークだった。紅林は空振りし、佐藤都はしっかり止めた。絶体絶命でフォークのサインは怖くなかったのか。

「あの時は、逆に怖くなかったかもしれないです。ヒットを打たれてバント、ワンバウンドのワイルドピッチで3塁。これで点取られても不思議じゃないなって逆に思ってたんで。だったら、やることやれば、これで0点だったら良しだなという割り切りじゃないですけど。真っ直ぐのサイン出して打たれた方が悔いが残るなと思ったんで」。

もがいてもがいて、結果が出て終われば、もがいた価値も高まる。来季の佐藤都志也が楽しみになるフォークボールと、契約更改会見だった。

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ロッテ・福浦コーチ、出てこい9番付ける新星!準永久欠番≠目指す若手の台頭に期待[サンスポ]

ロッテは16日、新任の福浦打撃コーチが、選手時代の背番号9について「若い選手で付けたいと言ってくれる選手が出て欲しいという思いは、常に持っています」と準永久欠番≠目指す若手の台頭に期待した。自身は現役引退の翌20年から2年間、2軍ヘッド兼打撃コーチを務め、来季は1軍昇格。今季リーグ5位だったチーム打率.239を上昇させ、優勝を狙う。

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ロッテ、36歳・荻野の衰えない走攻守、最多安打に盗塁王、記録づくしの1年[スポニチ]

◇データで振り返る21年12球団記録レビュー

36歳のロッテ・荻野が躍動した。今季は全143試合に先発1番で出場しリーグ最多の169安打。シーズン最多安打の年長記録としては84年谷沢健一(中)の37歳シーズンに次ぎ、パでは68年アルトマン(ロ)ら5人の35歳シーズンを抜く最年長になった。内野安打はリーグ最多タイの25本。36歳以上でリーグ最多内野安打は83年福本豊(阪急=24本)が36歳でマークして以来38年ぶりだ。

走っては24盗塁を決め和田(ロ)、源田(西)、西川(日)とともに自身初の盗塁王を手にした。36歳シーズンの盗塁王は82年福本豊(阪急)、93年大石大二郎(近鉄)、16年糸井嘉男(オ)の35歳シーズンを更新するこちらも最年長記録になった。

通算では296度試み244盗塁で盗塁死は52。盗塁成功率は.824と高い。盗塁企図数300以上の成功率1位は西川の.847だが、荻野は来季早々にも広瀬叔功(南海=.829)に次ぐ歴代3位で顔を出すだろう。

守備でも機敏に動いた。今季外野手としてリーグ最多の316守備機会。うち、フライ捕球時に記録される刺殺は310と多く、両リーグで唯一300を超えた。シーズン刺殺300以上の外野手が盗塁王になったのは福本の6度を最多に9人目(14度目)。ロッテでは荻野が初めてだ。

さらに失策は0。外野手守備機会300以上でシーズン無失策は70年池辺巌(ロ)、11年岡田幸文(ロ)、16年秋山翔吾(西)に次ぎ史上4人目。走攻守にハイレベルな数字を残した。

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ロッテ・福浦打撃コーチが「逆方向」の技術伝授、来季から1軍担当へ配置転換[スポニチ]

来季から1軍へ配置転換となるロッテの福浦打撃コーチが春季キャンプのテーマに「逆方向」を掲げた。

「反対方向にしっかりと打てるように取り組みたい」。安田、藤原、山口、佐藤都ら有望な若手も多く、現役時代に通算2000安打を達成した技術を伝授する。

「背番号9をつけたいという選手が出てきて欲しいとの思いも持っている」と後継者出現も求めた。

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謎の魚、引退グッズ発売、セレモニーはマリン天井から登場!?[スポニチ]

ロッテはマリーンズオンラインストア限定で球団公式マスコット「謎の魚」の引退記念グッズを12月17日から26日まで受注販売することを発表した。

謎の魚引退記念グッズは第一形態から最終形態までの進化の過程が引退記念ロゴと「THANKS NAZONOSAKANA 2017−2021」というメッセージとともにデザインされている。

謎の魚は可変型キャラクターとして2017年に登場。5月26日に第一形態が登場し5月28日に第二形態。6月11日に第三形態となった。18年6月12日に第四形態。6月26日に第五形態。その後は進化が止まったかと思われたが、今年4月6日のオリックス戦で最終形態に進化した。

4月24日には「ナゾノサカナ」でCDデビューを果たし、引退セレモニー「THE LAST MYSTERY(ザ・ラスト・ミステリー)」を12月17日19時00分からZOZOマリンにて無観客で行い、球団公式YouTubeチャンネルにて生配信する。

引退記念グッズ 商品一覧
フェイスタオル:1800円、Tシャツ:3500円、長袖Tシャツ:3800円、パーカー:6800円、スウェット:6000円、スウェットパンツ:6000円、バスタオル:4500円、ハンドタオル:600円、アクリルキーホルダー:600円、巾着:900円、トートバッグ:3500円、レザーマウスパッド:1500円、クッション:6800円、マグカップ:1500円、iPhoneケース:3800円、手帳型スマホケース:3500円、スマートフォンリング:1000円、不織布立体マスク:800円。商品は全て税込。

謎の魚は「どうも、ビッグフィッシュです。引退セレモニーではZOZOマリンスタジアムの天井から登場予定です。グフフフ」とコメントしている。

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謎の魚現役引退グッズを受注販売、17日は引退セレモニーを生配信[報知]

ロッテは16日、マリーンズオンラインストア限定で「謎の魚引退記念グッズ」を26日まで受注販売することを発表した。

謎の魚引退記念グッズは第一形態から最終形態までの進化の過程が引退記念ロゴと「THANKS NAZONOSAKANA 2017−2021」というメッセージとともにデザインされている。17日にはZOZOマリンで引退セレモニー「THE LAST MYSTERY(ザ・ラスト・ミステリー)」を行う予定で、球団公式YouTubeチャンネルにて生配信。謎の魚引退記念グッズはフェースタオル(1800円)やTシャツ(3500円)パーカー(6800円)など全18種類で謎の魚は「どうも、ビッグフィッシュです。引退セレモニーではZOZOマリンスタジアムの天井から登場予定です。グフフフ」とコメントした。

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ロッテ・福浦打撃コーチ、“2000安打打法”伝授だ、若手に熱血指導[デイリー]

ロッテの福浦和也1軍打撃コーチ(46)が16日、来季は若手に“2000安打打法”を伝授していく考えを明かした。

2軍ヘッドから配置転換された中、打撃陣の底上げへ来春キャンプから熱血指導を施す。秋季練習でも1軍を指導しており「自主トレを行ってきた中での体の状態、どういう意識を持っているか、どれくらい振れているかなどをじっくり見たい。その中で反対方向にしっかりとした打球を打てるように取り組めたら」と、広角に打つ意識を植え付ける。

現役時代は背番号9を付け、18年に球団史上3人目の2000安打を達成。まだ背番号の後継者が現れていないだけに「若い選手が近い将来、誰か付けてくれると嬉しい」と相応しい選手を育成していく。

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ロッテが謎の魚引退記念グッズを販売、引退セレモニーでは「天井から登場」と謎予言[デイリー]

ロッテは16日、マリーンズオンラインストア限定で球団公式マスコット謎の魚の引退記念グッズを17日から12月26日まで受注販売すると発表した。フェイスタオル、バスタオル、Tシャツ、マグカップなど。

謎の魚引退記念グッズは第一形態から最終形態までの進化の過程が引退記念ロゴと「THANKS NAZONOSAKANA 2017−2021」というメッセージとともにデザインされている。謎の魚は可変型キャラクターとして2017年に登場。5月26日に第一形態が登場し同月28日に第二形態。6月11日に第三形態となった。翌2018年6月12日に第四形態。6月26日に第五形態。その後は進化が止まったかと思われたが、本年4月6日のオリックス戦(ZOZOマリンスタジアム)で最終形態に進化をした。

4月24日には「ナゾノサカナ」でCDデビューを果たした。引退セレモニー「THE LAST MYSTERY(ザ・ラスト・ミステリー)」を17日19時からZOZOマリンスタジアムにて無観客で行い、球団公式YouTubeチャンネルにて生配信する。

謎の魚は「どうも、ビッグフィッシュです。引退セレモニーではZOZOマリンスタジアムの天井から登場予定です。グフフフ」とコメントした。

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益田はビハインドでの登板なし!登板管理が徹底されていたロッテの“勝利の方程式”[BASEBALL KING]

◇徹底した登板管理

9回打ち切りだった今季のプロ野球。ロッテは“勝利の方程式”と呼ばれる投手達をチームの勢いをつけるために、1点、2点を追う展開で投げさせるということがほとんどなかった。

ロッテのリリーフ陣は、昨季と同じように3連投、1週間に4試合以上の登板が非常に少なく、1週間の登板管理がされていた。その中で、守護神の益田直也は、ビハインドゲームでの登板は1度もなし。つまり、9回裏の攻撃に勢いをつけるため1点、2点を追う展開でも、無理に9回表に登板させることがなかったのだ。今季3連投が5度あったが全て、セーブ機会、もしくは同点の場面だった。

セーブがつかない4点差以上の登板というのも、今季初登板から2試合連続失点し、今季3試合目の登板となった4月1日の楽天戦(16−5の9回に登板)、登板間隔が空いていた4月10日の西武戦(6−2の9回に登板)の2試合だけで、イニングまたぎも1度もなかった。

益田の登板数はリーグトップの67試合だったが、そのほとんどがセーブシチュエーション、同点の9回でのマウンドで、チームが勝利するため、引き分けるために投げなければいけない場面での登板だった。

◇唐川のビハインドでの登板は?

7回、8回を投げる“セットアッパー”を見ても、ビハインドでの登板はあったが、そう多くはない。

唐川侑己は、7回、8回の“勝ちパターン”の役割を担った開幕から1軍登録抹消となった6月17日までを見ると、ビハインドでの登板は開幕4連敗中だった3月31日の楽天戦、0−2の7回に登板した1試合のみ。ホールドが記録されない場面での登板も、4月3日の日本ハム戦(6−2の7回に登板)、6月8日のヤクルト戦(7−3の8回に登板)の2試合だけだった。

開幕直後はチームが連敗し、勝利の方程式の一角を期待されたハーマンの不振などで、やや不安定だったリリーフ陣だが、唐川は投げる場面が勝ちパターンの7回から8回に変更した以外、大切に登板管理されていた。

◇月以降勝利の方程式を担当した千隼

益田とともにシーズン通して1軍で投げ抜いた佐々木千隼は、今季初めて“勝利の方程式”で投げた6月3日の中日戦以降、負けている展開で投げたのは6月6日のDeNA戦(1−3の7回に登板)、6月24日のソフトバンク戦(2−3の8回に登板)、9月3日の日本ハム戦(4−5の8回に登板)の3試合。勝ち試合の8回を任された後半戦に限っていえば、わずかに1試合しかない。

8月29日の楽天戦以来の登板となった9月3日の日本ハム戦は、4−5の8回に登板し四球で走者を出したが、1回を無失点に抑えると、その裏に打線が藤岡裕大の適時打、角中勝也の犠飛などで3点を奪い逆転。7−5の9回に益田が締めて、佐々木は8勝目を手にした。

今季初めてリリーフでシーズンを過ごした佐々木だが、1週間に4試合以上の登板、3連投が1度もなく、夏場以降は8回に固定された。首脳陣が佐々木を大事に起用したことも、シーズン通して安定した投球に繋がったといえそうだ。

◇7回の男に定着した国吉

シーズン途中にトレードでDeNAから加入した国吉佑樹は、東京五輪明けの後半戦から“7回の男”に定着。

益田が連投中のときには勝ち試合の9回を任され、佐々木が連投中のときには8回で投げることもあった。国吉は移籍後25試合に登板したが、17ホールド、2セーブと、25試合中19試合でホールド、セーブがついた。10月10日の日本ハム戦は2−2の7回に登板し、2点を失ったためホールドがつかなったが、無失点に抑えていれば、ホールドがつく場面だった。

ビハインドでの登板は9月3日の日本ハム戦(4−5の7回に登板)、9月24日の西武戦(4−5の7回に登板)の2試合だけで、4点リードの場面での登板も6−2の7回に登板した9月12日の楽天戦の1試合のみだった。DeNAから移籍後、安定した投球を披露していたのも、投げる場所が決まっていたことも大きいのではないだろうか。

また、“勝ち試合”を担当する投手がリードを許す展開で投げさせずにすんだのも、東妻勇輔、小野郁、田中靖洋などが自身の役割を果たしていたことも大きい。徹底したリリーフ陣の管理というのも、マリーンズの強みといえる。

来季は木村龍治コーチ、今季までファームで投手コーチを担当していた小野晋吾コーチが1軍を担当するが、どのようにリリーフ陣を運用していくのか注目していきたい。

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